JP2015076353A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 放電灯に駆動電力を供給する放電灯駆動部と、
   前記放電灯駆動部を制御する制御部と、
   を備え、
   前記制御部は、前記放電灯の点灯開始から所定時間までの立上期間と、前記立上期間の後に設けられ、前記放電灯に第１駆動電力が供給される定常点灯期間と、が設けられるように前記放電灯駆動部を制御し、
   前記立上期間は、前記放電灯に供給される前記駆動電力が前記第１駆動電力よりも大きい第２駆動電力に向けて増加する第１立上期間と、前記第２駆動電力が前記放電灯に供給される第２立上期間と、を含み、
   前記第２立上期間において前記放電灯に供給される駆動電流の周波数は、前記第１立上期間における前記駆動電流の周波数よりも小さいことを特徴とする放電灯駆動装置。
2. 請求項１に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記制御部は、前記放電灯の劣化の程度に応じて、前記第１立上期間における前記周波数および前記第２立上期間における前記周波数のうち少なくともいずれかを変化させることを特徴とする放電灯駆動装置。
3. 請求項１または請求項２に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記制御部は、前記定常点灯期間において、前記放電灯の定格電力が前記放電灯に供給されるモードと、前記定格電力よりも小さい駆動電力が前記放電灯に供給される低電力モードと、を実行可能であり、
   前記第１駆動電力は、前記低電力モードにおける駆動電力であることを特徴とする放電灯駆動装置。
4. 請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記制御部は、前記第２立上期間において、前記駆動電流の基本波形パターンである第１波形パターンよりも前記放電灯への負荷が強い第２波形パターンを間欠的に挿入することを特徴とする放電灯駆動装置。
5. 請求項４に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記制御部は、前記第２波形パターンの挿入時間、前記第２波形パターンの挿入間隔、前記第２波形パターンの挿入回数、および前記第２波形パターンの構成のうちの少なくとも一つを、前記放電灯の劣化の程度に応じて変化させることを特徴とする放電灯駆動装置。
6. 請求項４または請求項５に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記第２波形パターンは、周波数が５００Ｈｚ以下の交流電流であるパターン、もしくは直流電流と交流電流とを組み合わせたパターンを含むことを特徴とする放電灯駆動装置。
7. 請求項１から請求項６のいずれか一項に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記制御部は、前記定常点灯期間における前記放電灯の電極間電圧を参照することにより前記放電灯の劣化の程度を検出することを特徴とする放電灯駆動装置。
8. 請求項７に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記制御部は、前記第１立上期間における電極間電圧を参照し、前記電極間電圧の参照結果から前記定常点灯期間における電極間電圧を推定することを特徴とする放電灯駆動装置。
9. 請求項７に記載の放電灯駆動装置であって、
   前記制御部は、前回の放電灯点灯時に参照して記憶しておいた電極間電圧を次回の放電灯点灯時に読み出し、前記電極間電圧の読み出し結果から前記定常点灯期間における電極間電圧を推定することを特徴とする放電灯駆動装置。
10. 請求項１から請求項９のいずれか一項に記載の放電灯駆動装置であって、
    前記第１立上期間における前記駆動電流の周波数は、５００Ｈｚ以上であることを特徴とする放電灯駆動装置。
11. 光を射出する放電灯と、
    請求項１から請求項１０のいずれか一項に記載の放電灯駆動装置と、
    を備えることを特徴とする光源装置。
12. 請求項１１に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出される光を映像信号に応じて変調する光変調素子と、
    前記光変調素子により変調された光を投射する投射光学系と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
13. 放電灯に駆動電力を供給して前記放電灯を駆動させる放電灯駆動方法であって、
    前記放電灯の点灯開始から所定時間までの立上期間と、前記立上期間の後に設けられ、前記放電灯に第１駆動電力が供給される定常点灯期間と、を有する駆動電力を前記放電灯に供給するステップを備え、
    前記立上期間は、前記放電灯に供給される前記駆動電力が前記第１駆動電力よりも大きい第２駆動電力に向けて増加する第１立上期間と、前記第２駆動電力が前記放電灯に供給される第２立上期間と、を含み、
    前記第２立上期間において前記放電灯に供給される駆動電流の周波数は、前記第１立上期間における前記駆動電流の周波数よりも小さいことを特徴とする放電灯駆動方法。