JP2015076182A - 電気素子および電気素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明が解決しようとする課題の他の一例は、複数の素子が互いに直列に接続され、且つ、第1固体電極層と第2固体電極層との接触が抑制された構造すなわち製造安定性に優れた構造の、電気素子(全固体型リチウムイオン電池等)を提供することである。
また、本発明が解決しようとする課題のさらに他の一例は、より簡易且つコンパクトな構造で複数の素子を互いに並列に接続することにより、電気素子(全固体型リチウムイオン電池等)を製造することが可能な、電気素子の製造方法を提供することである。
また、本発明が解決しようとする課題のさらに他の一例は、第1固体電極層と第2固体電極層との接触を抑制しつつ(すなわち優れた製造安定性を確保しつつ)、複数の素子を互いに直列に接続することにより、電気素子(全固体型リチウムイオン電池等)を製造することが可能な、電気素子の製造方法を提供することである。
発電または蓄電を行う素子部をそれぞれ含み、互いに電気的に並列に接続されている複数の素子本体と、
第1導電層と、
第2導電層と、
を備え、
前記素子部は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記第1導電層は、前記複数の素子本体の一方の面にそれぞれ接合されて、前記複数の素子本体の一方の面を相互に電気的に接続しており、
前記第2導電層は、前記複数の素子本体の他方の面にそれぞれ接合されて、前記複数の素子本体の他方の面を相互に電気的に接続している電気素子を提供する。
よって、電気素子を、より簡易且つコンパクトに複数の素子本体が互いに並列に接続された構造のものとすることができる。
互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、導電性不織布または導電性織布からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子を提供する。
つまり、電気素子を、複数の素子部が互いに直列に接続され、且つ、第1固体電極層と第2固体電極層との接触が抑制された構造すなわち製造安定性に優れた構造のものとすることができる。
互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、金属からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子を提供する。
つまり、電気素子を、複数の素子部が互いに直列に接続され、且つ、第1固体電極層と第2固体電極層との接触が抑制された構造すなわち製造安定性に優れた構造のものとすることができる。
互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、高剛性で且つ電気抵抗が低く、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子を提供する。
つまり、電気素子を、複数の素子部が互いに直列に接続され、且つ、第1固体電極層と第2固体電極層との接触が抑制された構造すなわち製造安定性に優れた構造のものとすることができる。さらに、第1層の電気抵抗が第2層および前記第3層の電気抵抗よりも低いため、直列接続用導電層の電気抵抗を抑制することができる。
互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、弾性率が大きく且つ電気抵抗が低く、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子を提供する。
つまり、電気素子を、複数の素子部が互いに直列に接続され、且つ、第1固体電極層と第2固体電極層との接触が抑制された構造すなわち製造安定性に優れた構造のものとすることができる。さらに、第1層の電気抵抗が第2層および前記第3層の電気抵抗よりも低いため、直列接続用導電層の電気抵抗を抑制することができる。
発電または蓄電を行う素子部をそれぞれ含む複数の素子本体を準備する工程と、
前記複数の素子本体を互いに電気的に並列に接続する工程と、
を備え、
前記素子部は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記並列に接続する工程は、
第1導電層を、前記複数の素子本体の一方の面にそれぞれ接合することにより、前記複数の素子本体の一方の面を相互に電気的に接続する工程と、
第2導電層を、前記複数の素子本体の他方の面にそれぞれ接合することにより、前記複数の素子本体の他方の面を相互に電気的に接続する工程と、
を含む電気素子の製造方法を提供する。
よって、より簡易且つコンパクトな構造で複数の素子本体を互いに並列に接続して、電気素子を製造することができる。
第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、導電性不織布または導電性織布からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法を提供する。
よって、第1固体電極層と第2固体電極層との接触を抑制しつつ(すなわち優れた製造安定性を確保しつつ)、複数の素子部を互いに直列に接続することにより、電気素子を製造することができる。
第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、金属からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法を提供する。
よって、第1固体電極層と第2固体電極層との接触を抑制しつつ(すなわち優れた製造安定性を確保しつつ)、複数の素子部を互いに直列に接続することにより、電気素子を製造することができる。
第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、高剛性で且つ電気抵抗が低く、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法を提供する。
よって、第1固体電極層と第2固体電極層との接触を抑制しつつ(すなわち優れた製造安定性を確保しつつ)、複数の素子部を互いに直列に接続することにより、電気素子を製造することができる。
さらに、第1層の電気抵抗が第2層および前記第3層の電気抵抗よりも低いため、直列接続用導電層の電気抵抗を抑制することができる。
第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、弾性率が大きく且つ電気抵抗が低く、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法を提供する。
よって、第1固体電極層と第2固体電極層との接触を抑制しつつ(すなわち優れた製造安定性を確保しつつ)、複数の素子部を互いに直列に接続することにより、電気素子を製造することができる。
さらに、第1層の電気抵抗が第2層および前記第3層の電気抵抗よりも低いため、直列接続用導電層の電気抵抗を抑制することができる。
また、本発明によれば、電気素子を、複数の素子部が互いに直列に接続され、且つ、第1固体電極層と第2固体電極層との接触が抑制された構造すなわち製造安定性に優れた構造のものとすることができる。
また、本発明によれば、より簡易且つコンパクトな構造で複数の素子本体を互いに並列に接続して、電気素子を製造することができる。
また、本発明によれば、第1固体電極層と第2固体電極層との接触を抑制しつつ(すなわち優れた製造安定性を確保しつつ)、複数の素子部を互いに直列に接続することにより、電気素子を製造することができる。
以下に説明する各実施形態では、電気素子が全固体型リチウムイオン電池100であり、電気素子の製造方法が全固体型リチウムイオン電池の製造方法である例を説明する。
図1(a)は第1の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100の断面図、図1(b)は第1の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100の平面図である。図1(a)は図1(b)のA−A線に沿った断面図である。
図2は第1の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100を構成する部品の平面図であり、このうち図2(a)は枠体30を、図2(b)は電池本体(素子本体)1を、図2(c)は集電体層(第1集電体層51、第2集電体層52)を、図2(d)は導電層(例えば第1導電性粘着フィルム41、第2導電性粘着フィルム42)を、それぞれ示す。
より具体的には、例えば、第1導電層及び第2導電層は、それぞれ導電性粘着フィルムである。すなわち、第1導電層は、第1導電性粘着フィルム41であり、第2導電層は、第2導電性粘着フィルム42である。
同様に、これら電池本体1の他方の面1aに、共通の第2導電性粘着フィルム42がそれぞれ貼り付けられることにより、これら電池本体1の他方の面1bが相互に電気的に接続されている。すなわち、第2導電性粘着フィルム42は、各電池本体1の負極層13を相互に電気的に接続している。
こうして、これら電池本体1は相互に電気的に並列に接続されている。
ただし、貫通孔33に電池本体1が収容された状態で、電池本体1の側面(周面)が貫通孔33の内周壁面33aに当接していることが好ましい。
ここで、貫通孔33の一端を封止(閉塞)するとは、貫通孔33の一端側の開口を封止(閉塞)することを意味する。同様に、貫通孔33の他端を封止(閉塞)するとは、貫通孔33の他端側の開口を封止(閉塞)することを意味する。
同様に、第2導電層(例えば第2導電性粘着フィルム42)は、貫通孔33の他端を完全に閉塞することが可能な形状及び寸法であることが好ましいが、その平面形状は、任意の形状とすることができる。
第1導電層および第2導電層の平面形状は、例えば、枠体30の外形形状と同等の形状とすることができる(図2(d)参照)。
図3(a)〜(d)および図4(a)〜(c)は第1の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池の製造方法における一連の工程を示す断面図である。
この製造方法は、発電を行う素子部(電池素子10)をそれぞれ含む複数の素子本体(電池本体1)を準備する工程と、複数の素子本体を互いに電気的に並列に接続する工程と、を備える。素子部は、第1固体電極層(例えば正極層11)と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層12と、第2固体電極層(例えば負極層13)と、がこの順に積層されることにより構成されている。
並列に接続する工程は、第1導電層を、複数の素子本体の一方の面1aにそれぞれ接合することにより、複数の素子本体の一方の面1aを相互に電気的に接続する工程と、第2導電層を、複数の素子本体の他方の面1bにそれぞれ接合することにより、複数の素子本体の他方の面1bを相互に電気的に接続する工程と、を含む。
以下、具体的な工程の一例を説明する。なお、以下に説明する工程は、最終的に全固体型リチウムイオン電池100を作製することが可能な順序であれば、以下に例示する以外の順序で行っても良い。
つまり、第1導電性粘着フィルム41と第2導電性粘着フィルム42とによって、複数の電池本体1が互いに電気的に並列に接続された状態となる。
すなわち、第1導電層が複数の電池本体1の一方の面1aにそれぞれ接合されるとともに、第2導電層が複数の電池本体1の他方の面1bにそれぞれ接合されることによって、複数の電池本体1が互いに電気的に並列に接続されている。
よって、全固体型リチウムイオン電池100を、より簡易且つコンパクトに複数の電池本体1が互いに並列に接続された構造のものとすることができる。
図5は第2の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100の断面図である。本実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100は、以下に説明する点で、上記の第1の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と相違し、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と同様に構成されている。
第3導電性粘着フィルム61は、正極層11の外表面11aに貼り付けられている。第4導電性粘着フィルム62は、負極層13の外表面13aに貼り付けられている。第3導電性粘着フィルム61および第4導電性粘着フィルム62を含む電池本体1が、各貫通孔33に収容されている。
図6(a)〜(e)および図7(a)〜(c)は本実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池の製造方法における一連の工程を示す断面図である。
また、第1集電体層51および第2集電体層52を準備し、第1集電体層51の一方の面には、第1集電体層51と同一の形状及び寸法の第1導電性粘着フィルム41を貼り付け、第2集電体層52の他方の面には、第2集電体層52と同一の形状及び寸法の第2導電性粘着フィルム42を貼り付ける。
また、正極層11、固体電解質層12および負極層13をプレスにより一体化する際に、負極層13における固体電解質層12側とは反対側に第4導電性粘着フィルム62を配置した状態でプレスを行うので、このプレスの際に負極層13が崩壊してしまうことを抑制することができる。
図8は第3の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100の断面図である。本実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100は、以下に説明する点で、上記の第2の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と相違し、その他の点では、上記の第2の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と同様に構成されている。
そして、電池本体1を構成する複数の電池素子10は、直列接続用導電性樹脂層(直列接続用導電層)80を介して相互に接合されているとともに電気的に接続されている。すなわち、直列接続用導電性樹脂層80は、電池本体1を構成する複数の電池素子10のうち、互いに隣り合う電池素子10の正極層11と負極層13との間に配置され、これら正極層11および負極層13を相互に接合しているとともに電気的に接続している。
そして、直列接続用導電性樹脂層80は、例えば、1つの電池本体1を構成する2つの電池素子10のうち、一方の電池素子10に貼り付けられた第3導電性粘着フィルム61と、他方の電池素子10に貼り付けられた第4導電性粘着フィルム62と、の間に介装されて、これら第3導電性粘着フィルム61と第4導電性粘着フィルム62とを相互に電気的に接続している。
また、各電池本体1は、相互に直列に接続された複数の電池素子10を有するので、全固体型リチウムイオン電池100が出力する電圧が上記の第2の実施形態よりも増大する。
図10(a)は第4の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100の断面図、図10(b)は図10(a)の部分拡大図である。図11は第4の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100を構成する部品の平面図であり、このうち図11(a)は枠体30を、図11(b)は電池本体1を、図11(c)は集電体層(第1集電体層51、第2集電体層52)を、図11(d)は導電層(例えば第1導電性粘着フィルム41、第2導電性粘着フィルム42)を、それぞれ示す。
図12(a)、(b)および図13(a)〜(c)は本実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池の製造方法における一連の工程を示す断面図である。
この製造方法は、第1固体電極層(例えば正極層11)と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層12と、第2固体電極層(例えば負極層13)と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電を行う複数の素子部(電池素子10)を準備する工程と、複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、を備える。
複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程は、複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層90を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含む。
直列接続用導電層90は、導電性不織布または導電性織布からなる第1層91と、それぞれ導電性樹脂からなり第1層91の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層93および第3層92と、を含む積層構造をなしている。
複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを直列接続用導電層90を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の第1固体電極層と他方の素子部の第2固体電極層と、の間に直列接続用導電層90を配置して、当該直列接続用導電層90の第2層93を一方の素子部の第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層90の第3層92を他方の素子部の第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する。
以下、具体的な工程の一例を説明する。なお、以下に説明する工程は、最終的に全固体型リチウムイオン電池100を作製することが可能な順序であれば、以下に例示する以外の順序で行っても良い。
そして、直列接続用導電層90は、導電性不織布または導電性織布からなる第1層91と、それぞれ導電性樹脂からなり第1層91の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層93および第3層92と、を含む積層構造をなしている。第2層93は、一方の電池素子10の正極層11に接合され、第3層92は、他方の電池素子10の負極層13に接合されている。
直列接続用導電層90は、導電性樹脂からなる第2層93および第3層92の間に、導電性不織布または導電性織布からなる第1層91を有する積層構造をなしている。このため、互いに隣り合う電池素子10の正極層11と負極層13とが相互に接触してしまうことを、第1層91によって抑制することができる。
つまり、全固体型リチウムイオン電池100を、複数の電池素子10が互いに直列に接続され、且つ、正極層11と負極層13との接触が抑制された構造すなわち製造安定性に優れた構造のものとすることができる。
加えて、第2層93および第3層92を構成する導電性樹脂を、導電性粘着剤とすることにより、直列接続用導電層90を柔軟性に優れたものとすることができる。このため、電池素子10に作用する応力を、直列接続用導電層90によって緩和することができる。
本実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100は、直列接続用導電層90の第1層91が金属からなる点でのみ、上記の第4の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と相違し、その他の点では、上記の第4の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と同様に構成されている。すなわち、本実施形態の場合、直列接続用導電層90の第1層91は、金属箔からなる。第1層91を構成する金属の種類は特に限定されないが、例えば、Al、Cu、Au、ステンレス、Ni、Ti等とすることができる。
また、第1層91は、第2層93および第3層92よりも高剛性の層であるので、互いに隣り合う電池素子10の正極層11と負極層13とが相互に接触してしまうことを、第1層91によって好適に抑制することができる。また、第1層91は、第2層93および第3層92よりも弾性率が大きい層であるので、互いに隣り合う電池素子10の正極層11と負極層13とが相互に接触してしまうことを、第1層91によって好適に抑制することができる。
図14は第6の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100の断面図である。本実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100は、以下に説明する点で、上記の第4または第5の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と相違し、その他の点では、上記の第4または第5の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100と同様に構成されている。
つまり、本実施形態の場合、第1導電層と第2導電層とによって、複数の電池本体1が相互に並列に接続されている。
より具体的には、例えば、第1導電層は第1導電性粘着フィルム41であり、第1導電性粘着フィルム41は、各電池本体1の一方の面1aに貼り付けられている。また、第2導電層は第2導電性粘着フィルム42であり、第2導電性粘着フィルム42は、各電池本体1の他方の面1bに貼り付けられている。
また、複数の電池本体1が、第1導電層と第2導電層とによって相互に並列に接続されているので、全固体型リチウムイオン電池100全体の容量が上記の第4または第5の実施形態よりも増大する。
図15は第7の実施形態に係る全固体型リチウムイオン電池100の断面図である。
周縁封止部70は、第1導電性粘着フィルム41の外周端面41aと、枠体30の外周面34と、第2導電性粘着フィルム42の外周端面42aと、を一括して封止している。
より具体的には、周縁封止部70は、第1集電体層51の外周端面51aと、第1導電性粘着フィルム41の外周端面41aと、枠体30の外周面34と、第2導電性粘着フィルム42の外周端面42aと、第2集電体層52の外周端面52aと、を一括して封止している。
本実施形態の場合、全固体型リチウムイオン電池100は、周縁封止部70を有しているので、大気中の水分が第1導電層(第1導電性粘着フィルム41)および第2導電層(第2導電性粘着フィルム42)を通して貫通孔33の内部に浸入してしまうことを抑制することができる。よって、全固体型リチウムイオン電池100をより安定的な構造のものとすることができる。
第3導電性粘着フィルム61、第4導電性粘着フィルム62は、片面が粘着性を有する導電性粘着フィルムからなる。この導電性粘着フィルムは、厚さ0.05mmのAl箔の一方の面に0.035mmの厚さの粘着性樹脂層が形成されたものであり、その総厚が0.085mmである。粘着性樹脂層は、粘着性樹脂中に導電性微粒子としてNi粒子を分散させることにより構成されており、導電性を有する。第3導電性粘着フィルム61および第4導電性粘着フィルム62は、そのような構造の導電性粘着フィルムを直径13mmの円形に切り取ったものである。
正極層11の材料としては、アモルファスLi6MoS6の粉末と、アセチレンブラックの粉末と、Li11P3S12の粉末と、を重量比1:1:1で混合してなる粉末材料を34mg用いた。
正極層11の粉末材料を導電性粘着フィルム61における粘着剤層側の面に対してプレスすることによって、正極層11を第3導電性粘着フィルム61と一体的に成形した。このプレス成形は室温で行い、プレス圧力は250MPaとした。正極層11は、第3導電性粘着フィルム61と同じ直径(13mm)の円板形とした。
正極層11と第3導電性粘着フィルム61との合計の厚さは150μmとした。
Li11P3S12ガラスの粉末400mgをプレス成形することにより固体電解質層12を作製した。固体電解質層12は、直径14mmの円板形とした。このプレス成形は、室温で行い、プレス圧力は377MPaとした。固体電解質層12の厚さは200μmとした。
負極層13の材料としては、Li22Si5の粉末と、グラファイトの粉末と、Li11P3S12の粉末と、を重量比27:53:20で混合してなる粉末材料を14mg用いた。負極層13の粉末材料を、成形後の固体電解質層12に対して積層プレスすることにより、負極層13を固体電解質層12と一体的にプレス成形した。
このプレス成形は室温で行い、プレス圧力は377MPaとした。負極層13は、固体電解質層12と同じ直径(14mm)の円板形とした。負極層13と導電性粘着フィルム62との合計の厚さは150μmとした。
第3導電性粘着フィルム61、正極層11、固体電解質層12、負極層13および第4導電性粘着フィルム62をこの順に積層する。なお、第4導電性粘着フィルム62は、粘着剤層側の面を負極層13側に配置する。そして、第3導電性粘着フィルム61、正極層11、固体電解質層12、負極層13および第4導電性粘着フィルム62の積層体をプレスすることによって、電池素子10を一体形成する。電池素子10は合計8つ作製した。電池素子10の厚さは、500μmとした。
直列接続用導電性樹脂層80は、両面が粘着性を有する導電性粘着フィルムからなる。この導電性粘着フィルムは、0.035mmの厚さの粘着性樹脂層からなる。この粘着性樹脂層は、粘着性樹脂中に導電性微粒子としてNi粒子を分散させることにより構成されており、導電性を有する。直列接続用導電性樹脂層80は、このような構造の導電性粘着フィルムを直径13mmの円形に切り取ったものである。
直列接続用導電性樹脂層80を間に挟んで2つの電池素子10を積層することによって、直列接続用導電性樹脂層80により2つの電池素子10を直列に接続し、電池本体1を作製した。すなわち、直列接続用導電性樹脂層80を、2つの電池素子10のうちの一方の電池素子10の第3導電性粘着フィルム61と、他方の電池素子10の第4導電性粘着フィルム62とに貼り付けることにより、電池本体1を作製した。電池本体1は合計4つ作製した。電池本体1の厚さは1mmとした。
枠体30としては、一辺40mmの正方形状(角が丸められている)で厚さ1mmのPETフィルムに、直径15mmの貫通孔33を4つ、前後左右対称に形成したものを用いた。
第1集電体層51および第2集電体層52として、それぞれ厚さ8μmのSUS304箔を用いた。第1集電体層51および第2集電体層52の平面形状は、平面視における枠体30の外形形状と等しくした。
第1導電性粘着フィルム41および第2導電性粘着フィルム42は、直列接続用導電性樹脂層80と同じ構造の導電性粘着フィルムを、第1集電体層51および第2集電体層52と同じ平面形状に切り取ったものである。第1導電性粘着フィルム41は第1集電体層51の一方の面に貼り付け、第2導電性粘着フィルム42は第2集電体層52の一方の面に貼り付けた。
枠体30の他方の面32には、第2導電性粘着フィルム42を介して第2集電体層52を貼り付けた。
そして、枠体30の4つの貫通孔33の各々に、電池本体1を挿入した。ここで、各電池本体1の他方の面1bには、第2導電性粘着フィルム42を介して、第2集電体層52を貼り付けた。
そして、枠体30の一方の面31には、第1導電性粘着フィルム41を介して第1集電体層51を貼り付けた。ここで、第1集電体層51は、第1導電性粘着フィルム41を介して、各電池本体1の一方の面1aにも貼り付けた。
電圧:4V
容量:2.6mAh
エネルギー密度:3.3Wh/kg
5.6Wh/L
1a 一方の面
1b 一方の面
10 電池素子(素子部)
11 正極層(第1固体電極層)
11a 外表面
12 固体電解質層
13 負極層(第2固体電極層)
13a 外表面
20 封止樹脂部
30 枠体
31 一方の面
32 他方の面
33 貫通孔
33a 内周壁面
34 外周面
41 第1導電性粘着フィルム(第1導電層)
41a 外周端面
42 第2導電性粘着フィルム(第2導電層)
42a 外周端面
51 第1集電体層
51a 外周端面
52 第2集電体層
52a 外周端面
61 第3導電性粘着フィルム
62 第4導電性粘着フィルム
70 周縁封止部
80 直列接続用導電性樹脂層
90 直列接続用導電層
91 第1層
92 第3層
93 第2層
100 全固体型リチウムイオン電池(電気素子)
Claims (24)
- 発電または蓄電を行う素子部をそれぞれ含み、互いに電気的に並列に接続されている複数の素子本体と、
第1導電層と、
第2導電層と、
を備え、
前記素子部は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記第1導電層は、前記複数の素子本体の一方の面にそれぞれ接合されて、前記複数の素子本体の一方の面を相互に電気的に接続しており、
前記第2導電層は、前記複数の素子本体の他方の面にそれぞれ接合されて、前記複数の素子本体の他方の面を相互に電気的に接続している電気素子。 - 前記第1導電層及び前記第2導電層は、それぞれ導電性樹脂層である請求項1に記載の電気素子。
- 前記第1導電層は、第1導電性粘着フィルムであり、前記複数の素子本体の一方の面にそれぞれ貼り付けられており、
前記第2導電層は、第2導電性粘着フィルムであり、前記複数の素子本体の他方の面にそれぞれ貼り付けられている請求項2に記載の電気素子。 - 前記第1導電性粘着フィルムおよび前記第2導電性粘着フィルムは、それぞれ両面が粘着性を有しており、
当該電気素子は、前記第1導電性粘着フィルムにおける前記素子本体側とは反対側の面に貼り付けられた第1集電体層と、前記第2導電性粘着フィルムにおける前記素子本体側とは反対側の面に貼り付けられた第2集電体層と、を更に備える請求項3に記載の電気素子。 - 樹脂製の枠体であって、その表裏を貫通する複数の貫通孔が形成された枠体を更に備え、
前記複数の貫通孔の各々に、前記複数の素子本体のうちの1つずつが収容され、
前記第1導電層は、前記枠体の一方の面に接合されており、
前記第2導電層は、前記枠体の他方の面に接合されている請求項1乃至4の何れか一項に記載の電気素子。 - 前記第1導電層は、前記複数の貫通孔の各々の一端を一括して封止しており、
前記第2導電層は、前記複数の貫通孔の各々の他端を一括して封止している請求項5に記載の電気素子。 - 前記素子本体は、
互いに積層された状態で電気的に直列に接続された複数の前記素子部と、
互いに隣り合う前記素子部の前記第1固体電極層と前記第2固体電極層との間に配置され、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を備える請求項1乃至6の何れか一項に記載の電気素子。 - 前記直列接続用導電層は、導電性粘着フィルムであり、互いに隣り合う層の前記素子部の前記第1固体電極層と前記第2固体電極層とにそれぞれ貼り付けられることにより、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合している請求項7に記載の電気素子。
- 当該電気素子は全固体型リチウムイオン電池である請求項1乃至8の何れか一項に記載の電気素子。
- 互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、導電性不織布または導電性織布からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子。 - 互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、金属からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子。 - 互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、高剛性で且つ電気抵抗が低く、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子。 - 互いに積層された状態で電気的に直列に接続され、且つ、それぞれ発電または蓄電を行う複数の素子部と、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部を相互に接合しているとともに電気的に接続している直列接続用導電層と、
を含む素子本体を備え、
前記複数の素子部の各々は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記直列接続用導電層は、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に配置されて、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合しているとともに電気的に接続しており、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、弾性率が大きく且つ電気抵抗が低く、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合され、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合されている電気素子。 - 前記導電性樹脂は導電性粘着剤であり、
前記第2層は、前記一方の素子部の前記第1固体電極層に貼り付けられ、
前記第3層は、前記他方の素子部の前記第2固体電極層に貼り付けられている請求項10乃至13の何れか一項に記載の電気素子。 - 当該電気素子は全固体型リチウムイオン電池である請求項10乃至14の何れか一項に記載の電気素子。
- 発電または蓄電を行う素子部をそれぞれ含む複数の素子本体を準備する工程と、
前記複数の素子本体を互いに電気的に並列に接続する工程と、
を備え、
前記素子部は、第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることにより構成され、
前記並列に接続する工程は、
第1導電層を、前記複数の素子本体の一方の面にそれぞれ接合することにより、前記複数の素子本体の一方の面を相互に電気的に接続する工程と、
第2導電層を、前記複数の素子本体の他方の面にそれぞれ接合することにより、前記複数の素子本体の他方の面を相互に電気的に接続する工程と、
を含む電気素子の製造方法。 - 前記第1導電層及び前記第2導電層は、それぞれ導電性樹脂層である請求項16に記載の電気素子の製造方法。
- 前記第1導電層は、第1導電性粘着フィルムであり、
前記第2導電層は、第2導電性粘着フィルムであり、
前記複数の素子本体の一方の面を相互に電気的に接続する工程では、前記第1導電性粘着フィルムを、前記複数の素子本体の一方の面にそれぞれ貼り付けることにより、前記複数の素子本体の一方の面を相互に電気的に接続し、
前記複数の素子本体の他方の面を相互に電気的に接続する工程では、前記第2導電性粘着フィルムを、前記複数の素子本体の他方の面にそれぞれ貼り付けることにより、前記複数の素子本体の他方の面を相互に電気的に接続する請求項16または17に記載の電気素子の製造方法。 - 表裏を貫通する複数の貫通孔が形成された樹脂製の枠体の前記複数の貫通孔の各々に、前記複数の素子本体のうちの1つずつを収容する工程と、
前記第1導電層を前記枠体の一方の面に接合するとともに、前記第1導電層によって前記複数の貫通孔の各々の一端を一括して封止する工程と、
前記第2導電層を前記枠体の他方の面に接合するとともに、前記第2導電層によって前記複数の貫通孔の各々の他端を一括して封止する工程と、
を更に備える請求項16乃至18の何れか一項に記載の電気素子の製造方法。 - 第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、導電性不織布または導電性織布からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法。 - 第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、金属からなる第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法。 - 第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、高剛性で且つ電気抵抗が低く、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法。 - 第1固体電極層と、リチウムイオン伝導性を有する固体電解質層と、第2固体電極層と、がこの順に積層されることによりそれぞれ構成され、発電または蓄電を行う複数の素子部を準備する工程と、
前記複数の素子部を互いに積層した状態で電気的に直列に接続する工程と、
を備え、
前記直列に接続する工程は、
前記複数の素子部のうちの互いに隣り合う素子部どうしを、直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程を含み、
前記直列接続用導電層は、第1層と、それぞれ導電性樹脂からなり前記第1層の一方の面と他方の面とにそれぞれ形成された第2層および第3層と、を含む積層構造をなし、
前記第1層は、前記第2層および前記第3層よりも、弾性率が大きく且つ電気抵抗が低く、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記互いに隣り合う素子部のうち、一方の素子部の前記第1固体電極層と他方の素子部の前記第2固体電極層と、の間に前記直列接続用導電層を配置して、当該直列接続用導電層の前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に接合し、当該直列接続用導電層の前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に接合することによって、これら第1固体電極層および第2固体電極層を相互に接合するとともに電気的に接続する電気素子の製造方法。 - 前記導電性樹脂は導電性粘着剤であり、
前記直列接続用導電層を介して相互に接合するとともに電気的に接続する工程では、前記第2層を前記一方の素子部の前記第1固体電極層に貼り付けるとともに、前記第3層を前記他方の素子部の前記第2固体電極層に貼り付ける請求項20乃至23の何れか一項に記載の電気素子の製造方法。
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