JP2015074924A - 鋼管柱構造 - Google Patents

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冨永 知徳
Noriyoshi Tominaga
知徳 冨永
寺田 好男
Yoshio Terada
好男 寺田
洋司 山本
Yoji Yamamoto
洋司 山本
塩原 秀夫
Hideo Shiobara
秀夫 塩原
将基 佐野
Masaki Sano
将基 佐野
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Yoshimoto Pole Co Ltd
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Abstract

【課題】柱基部の耐力を効率よく向上させることができるうえ、変断面柱を構成することができる。【解決手段】複数の鋼管を管軸O方向に継ぎ合わせて一体とした鋼管柱構造であって、端部をテーパー状に拡管した拡管部11を有する第1鋼管10と、第1鋼管10とは強度または板厚、鋼管径の異なる端部をテーパー状に縮管するとともに第1鋼管10よりも強度の大きい縮管部21を有する第2鋼管20とが突っ込み接合により接合され、第1鋼管10と第2鋼管20とを突っ込み接合する際に、第2鋼管20の縮管部21に嵌合する第1鋼管10の拡管部11には第1鋼管10の自重を超える軸力Pが導入された構成の鋼管柱構造1を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の鋼管を例えば建設現場において継ぎ合わせて一体とした構成の鋼管柱構造に関する。
この種の鋼管柱として、電信柱などの下端で固定する構造が知られている。このような下端固定構造では、作用する断面力は基部で大きくなる。また、建築の柱梁接合、ラーメン式橋脚のようにフレーム状として使用された場合においては、基部および上端部にある梁との接合部近傍で作用する断面力が大きくなる。つまり、柱構造は、変断面にした方が本質的に効率の良い構造である。さらに、変断面の柱構造として、断面力の大きい部分のみを板厚、径、または強度を大きくして構造としての重量を減らすと、地震力が作用した場合の断面力は構造の質量に依存することから、断面力を低下させることとなり、さらに構造の効率を上げることができる。加えて、変断面とすると構造の固有振動数が大きくなり、その結果として地震力の周波数から遠くなるために、多くの場合さらに断面力が低減する。そして、柱を変断面構造にするためには、溶接またはボルトを用いているのが一般的である。
ところが、鋼管柱の場合には、閉断面構造となることから、溶接による接合およびボルト接合の場合ともに施工が困難である。具体的に、突合せ溶接が行われる場合、一方の片面側から溶接をする必要があるために裏当て金を用いているが、疲労性能が低いことから、長期的な耐久性が得られないという課題があった。そして、裏当て金を使用しない場合であっても,特殊な技能を持った溶接工を要するため、製作コストが高くなるうえ、裏面側のビードの品質を確認することができないため、裏当て金を使用する場合と同様に疲労性能が著しく低くなってしまう。また、溶接にかかるコストは、柱が高強度鋼になった場合にはより高くなる。
また、ボルト接合の場合には、裏面側からナットを設置することができず、コストの高いワンサイドボルトを使うしか方法が無いため、摩擦接合は使用されていない。そのため、一旦、鋼管をフランジプレートに溶接し、そのフランジプレート同士を引張接合ボルトで接合している。しかし、この方法は鋼管の外側に大きくフランジプレートが突出するため、機能上、または美観上の点で不適な場合があった。さらに、突合せ溶接の場合と同様に溶接でフランジプレートを接合するため、疲労の問題も残っている。
そこで、溶接接合やボルト接合によらない他の接合構造として、例えば特許文献1に記載されるように、接合する一方の鋼管の端部を縮管部とし、他方の鋼管の端部を拡管部とし、双方の縮管部と拡管部とを突っ込み接合によって接合する構造も知られている。このような突っ込み接合構造は、住宅地等で電柱の施工を行うために、施工単重を小さく抑える場合に採用され、電線等のあまり大きな荷重が作用しないものを懸架するためのもので、また鋼管(柱)の高さが多少変化しても何ら問題のない場合に採用されている。
特開平6−257325号公報
しかしながら、従来の鋼管柱では、以下のような問題があった。
すなわち、特許文献1に記載される鋼管柱による突っ込み接合による構造では、施工時に先行して配設した鋼管に対して上方から別の鋼管をその自重によって被せることのみで施工される構造である。そのため、双方の鋼管の縮管部と拡管部とが密着してない場合があり、水平荷重の載荷時に接合部での変位が大きくなるという問題があった。
また、鋼管柱に地震力が作用した場合には、その際の鉛直力の変動に伴って、上側の鋼管の突っ込み量が増加し、柱全体の高さが低くなるという問題があった。
さらに、この接合部を持つ構造の破壊試験をすると、互いに同径、同厚、同強度の鋼管同士を接合した場合には、縮管側の鋼管の一般部で座屈が生じ、そのときの断面力は降伏時断面力の1.14倍程度に低下してしまうことから、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、柱基部の耐力を効率よく向上させることができるうえ、変断面柱を構成することができる鋼管柱構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る鋼管柱構造では、複数の鋼管を管軸方向に継ぎ合わせて一体とした鋼管柱構造であって、端部をテーパー状に拡管した第1鋼管と、該第1鋼管とは強度または板厚、鋼管径の異なる端部をテーパー状に縮管するとともに前記第1鋼管よりも強度の大きい第2鋼管とが突っ込み接合により接合され、前記第1鋼管と第2鋼管とを突っ込み接合する際に、前記第2鋼管の縮管部に嵌合する前記第1鋼管の拡管部には該第1鋼管の自重を超える軸力が導入されていることを特徴としている。
本発明に係る鋼管柱構造では、強度または板厚、鋼管径を第1鋼管と異なるものとし強度を大きくした第2鋼管を縮管し、その第2鋼管を断面力の大きい部位に配置した柱構造とすることで、施工時において部材重量よりも大きな軸力を作用させることができる。
そして、鋼管柱構造の強度を大きくする場合には、第2鋼管の強度や板厚を大きくすることで対応することができるうえ、耐力(強度)を選択的に設定することが可能となる。この場合、高耐力化を図ることで総重量を小さくすることができ、発生する外力を低減することができるという利点がある。
また、本鋼管柱構造では、強度または板厚、鋼管径を第1鋼管と第2鋼管とで異なるように構成するといった低コストで、且つ簡単な構成によって変断面柱を設けることができる。
また、拡管部と縮管部との接合面間の形状が座屈強度に影響することから、拡管部を有する第1鋼管側で破壊を生じさせ得る構造となり、鋼管柱構造としての最大耐力を効率よく向上させることができ、例えば降伏時断面力の1.35倍の強度が得られることになる。
また、本発明では、鋼管同士の接合時に第1鋼管の自重を超える軸力を予め導入しておくことで、施工後の挙動を安定させることができ、第1鋼管と第2鋼管とがオーバーラップして接合する鋼管接合部で拡管部と縮管部とが互いに密着して剛性が高くなることから、地震力等で大きな軸力が作用した場合であっても管軸方向の変位を抑制することができる。そのため、管軸方向の負荷の変動に伴って鋼管柱の高さが低くなるのを防止することができる。
また、本発明に係る鋼管柱構造では、前記拡管部の軸力導入時における前記縮管部とのオーバーラップ長は、前記拡管部の設定オーバーラップ長に、前記第1鋼管の前記拡管部の基端側における鋼管一般部の鋼管外径の0.1倍を加えた長さ寸法以上となることが好ましい。
この場合には、オーバーラップ長を拡管部の設定オーバーラップ長に拡管部の鋼管径の0.1倍を加えた長さ寸法とすることで、作用する軸力が予想し難い場合であっても、予め鋼管に導入される軸力を1.4N/mm×鋼管断面積以上に設定することができる。ここで、鋼管断面積は、第1鋼管の拡管部の基端側における鋼管一般部の断面積である。つまり、導入軸力が1.4N/mm×鋼管断面積以上であれば、その後に生じる管軸方向の縮み量(変位)を数ミリのオーダーに抑制することが可能となる。また、1.4N/mm×鋼管断面積以上の軸力を予め導入しておくことで、拡管部と縮管部の接合面で生じる変位は小さい側で安定するという利点がある。
また、本発明に係る鋼管柱構造では、接合された前記第1鋼管及び前記第2鋼管の内部の一部または全部に固化材料が充填されていることが好ましい。
この場合には、第1鋼管と第2鋼管とが接合された鋼管の内部に例えばコンクリートの固化材料が充填されると、コンクリート充填鋼管となることから、高耐力化を図ることができるうえ、管軸方向の縮み量がほぼ無くなるように抑制することができる。
また、固化材料を第1鋼管と第2鋼管の全部に充填することで、鋼管全体の剛性を高めることができる。そして、固化材料を第1鋼管と第2鋼管の例えば基部のみに充填することで、鋼管全体の重量が大きくなるのを抑えることができ、重量が大きくなることに伴う地震力の増加を防止することができる。
本発明の鋼管柱構造によれば、発生断面力の大きくなる柱基部の耐力を効率良く向上させることができるとともに、重量の低減と固有振動数の変化によって発生する曲げモーメントを低減させることができ、変断面柱を構成することができる。そして、拡管部に縮管部を突っ込み接合することで、縮管部を有する第2鋼管側の板厚、鋼管径、強度を大きくすることで耐力を向上させることができる。
本発明の実施の形態による鋼管柱構造を示す側面図である。 図1に示す鋼管柱構造の縦断面図である。 図2に示す鋼管柱構造で第1鋼管と第2鋼管の接合前の状態を示す図である。 (a)、(b)は、D3<D1において、第1鋼管と第2鋼管の接合時の各寸法を説明するための図である。 (a)、(b)は、D3>D1において、第1鋼管と第2鋼管の接合時の各寸法を説明するための図である。 実施例による軸力の影響を示す図であって、オーバーラップ長と軸力の関係を示す図である。 実施例による接合面のずれ量を示す図であって、ずれ変位と水平荷重の関係を示す図である。 第1変形例による鋼管柱構造を示す縦断面図である。 第2変形例による鋼管柱構造を示す縦断面図である。 第3変形例による鋼管柱構造を示す縦断面図である。 第4変形例による鋼管柱構造を示す縦断面図である。 第5変形例による鋼管柱構造を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態による鋼管柱構造について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の鋼管柱構造1は、例えば電信柱やゴルフ場のネット用のポール等の複数(本実施の形態では2本)の鋼管を鋼管接合部Tを介して管軸方向に直列に継ぎ合わせて一体とした構造となっている。
鋼管柱構造1は、一端部又は両端部(本実施の形態では下端部)をテーパー状に拡管した第1鋼管10と、第1鋼管10とは強度または板厚、鋼管径の異なる一端部又は両端部(本実施の形態では上端部)をテーパー状に縮管するとともに第1鋼管10よりも強度の大きい第2鋼管20とを備え、第1鋼管10と第2鋼管20とが突っ込み接合により接合されている。ここで、第2鋼管20は、支持地盤4に埋設されている。第1鋼管10は、下端部を第2鋼管20の上端部に接合させて立設されている。そして、鋼管柱構造1は、第1鋼管10と第2鋼管20とを突っ込み接合する際に、第2鋼管20の縮管部21に嵌合する第1鋼管10の拡管部11には該第1鋼管10の自重を超える軸力Pが導入された構成となっている。
すなわち、鋼管10、20同士の接合部(以下、鋼管接合部T)は、上下方向に接合される一対の第1鋼管10及び第2鋼管20のうち上側に接合される第1鋼管10の下端に形成された拡管部11を、同じく下側に接合される第2鋼管20の上端に形成された縮管部21に嵌合させることにより接合される構造となっており、拡管部11と縮管部21とは、所定のオーバーラップ長Lでオーバーラップしており、このオーバーラップ部において、上述した軸力Pをもって密接している。
ここで、接合された一対の鋼管10、20の中心軸線を管軸Oといい、この管軸Oに直交する方向を径方向とする。なお、本実施の形態では、鋼管柱構造1は管軸Oを上下方向に向けて配置され、上述のように拡管部11を有する第1鋼管10が管軸Oに沿って上側、縮管部21を有する第2鋼管20が管軸Oに沿って下側に位置し、互いに直列に配置されている。
図2及び図3に示すように、第1鋼管10の拡管部11は、管軸方向の下端10a側部分において上方の本体部分から下端10aに向かうに従い漸次、拡径されるテーパー状に形成されている。第2鋼管20の縮管部21は、管軸O方向の上端20a側部分において下方の本体部分から上端20aに向かうに従い漸次、縮径されるテーパー状に形成されている。
そして、上述したように第2鋼管20は、第1鋼管10よりも強度が大きくなるように、第1鋼管10に対して強度または板厚、径の異なる部材が採用されている。
また、本実施の形態の鋼管柱構造1において、第1鋼管10の軸力導入時における拡管部11と縮管部21とが接合するオーバーラップ長Lは、図2に示すように、拡管部11の設定オーバーラップ長Lに前記第1鋼管10の拡管部11の基端側鋼管外径D(鋼管一般部10bの外径)の0.1倍を加えた長さ寸法((1)式で算出される数値)以上となっている。なお、設定オーバーラップ長Lとは、第1鋼管10の拡管部11の内面と、第2鋼管20の縮管部21の外面が最初に接するときの長さである。すなわち、基本的にその時点では、拡管部11と縮管部21による周方向の接合によって発生する応力はゼロである。
Figure 2015074924
ここで、(1)式を、以下、「オーバーラップ長算出式」という。双方の鋼管10、20を上記オーバーラップ長Lで接合することにより、前記軸力Pが導入された鋼管柱構造1を製造、施工することができる。
また、鋼管柱構造1に導入される上述した軸力P(kN)は、設計で想定される最大荷重によって発生する応力σmaxに対して(2)式により算出される数値以上であり、1.4N/mm×鋼管断面積A以上を導入することが好ましい。ここで、(2)式において、Aは第1鋼管10の鋼管一般部10bにおける断面積である。なお、導入される軸力Pとオーバーラップ長Lの関係は(3)式で示される。(3)式において、tは第1鋼管10の板厚(mm)、tは第2鋼管20の板厚(mm)である。
例えば、軸力導入側となる第1鋼管10の鋼管一般部10bの鋼管外径Dが355.6mm、板厚tが6.4mmであり、その第1鋼管10の自重による荷重が5kNの場合には、さらにこの自重による荷重の他に約5kN以上の荷重をかけることで、前記オーバーラップ長Lが確保でき、前記軸力Pを導入することができる。
Figure 2015074924
本実施の形態の鋼管柱構造1では、設計時に柱構造に作用する軸力Pが予想できる場合において、上記(2)式で与える軸力Pを算出することができ、鋼管柱の軸変位を要求値内に収めることができる。
ここで、第1鋼管10と第2鋼管20との接合時の各寸法について、具体的に説明する。
先ず、図4(a)、(b)に示すように、第1鋼管10の拡管部11における基端側の鋼管一般部10bの内径(鋼管内径D1)よりも、第2鋼管20の縮管部21における上端20aの縮管外径D3が小さいケース(D3<D1)について説明する。
鋼管内径D1は、D1=D−2tで表され、縮管外径D3は、D3=D1−2L×αで表される。ここで、式中のαは、鋼管一般部10bと、縮管部21の上端20a、及び拡管部11の下端10aとのそれぞれの間をつなぐ面、すなわち拡管部11及び縮管部21のテーパー角である。
この接合状態において、第1鋼管10における拡管部11の開始位置11aから縮管部21の上端20aまで(縮管外径D3まで)の拡管距離L1は、(4)式で示される。そして、第1鋼管10における拡管部11の全長をLuとすると、設定オーバーラップ長Lは、(5)式により算出することができる。
Figure 2015074924
また、図4(b)に示すように、第2鋼管20の縮管部21の全長Ldが比較的長めに設定されているために、鋼管内径D1よりも縮管外径D3が小さい場合(D3<D1)には、第1鋼管10の鋼管一般部10bに、第2鋼管20の縮管部21の上端部分一部(縮管外径D3の部分)が接触されずに挿入されることになる。また、第1鋼管10の拡管部11の下端内径D2は、(6)式により表される。
そして、図4(a)に示すように、拡管部11の下端内径D2が第2鋼管20の鋼管一般部20bの径Dd以下の場合(D2≦Dd)において、拡管部11と縮管部21のテーパー部分同士が接する長さ寸法(接触長L)は、(7)式により表される。
Figure 2015074924
Figure 2015074924
また、図4(b)に示すように、拡管部11の下端内径D2が第2鋼管20の鋼管一般部径Ddより大きい場合(D2>Dd)において、拡管部11と縮管部21のテーパー部分同士が接する長さ寸法(接触長L)は、(8)式により表される。
Figure 2015074924
また、図5(a)、(b)に示すように、第2鋼管20の縮管部21における上端20aの縮管外径D3が第1鋼管10の拡管部11における基端側の鋼管一般部10bの内径(鋼管内径D1)以上となるケース(D3≧D1)について説明する。
この場合の接合状態において、第1鋼管10における拡管部11の開始位置11aから縮管部21の上端20aまで(縮管外径D3まで)の拡管距離L1は、(9)式で示される。そして、第1鋼管10における拡管部11の全長をLuとすると、設定オーバーラップ長Lは、(10)式により算出することができる。
Figure 2015074924
また、図5(b)に示すように、第2鋼管20の縮管部21の全長Ldが比較的長めに設定されているために、縮管外径D3が鋼管内径D1以上となる場合(D3≧D1)には、第1鋼管10の鋼管一般部10bに、第2鋼管20の縮管部21の上端部分一部(縮管外径D3の部分)が挿入されない。また、第1鋼管10の拡管部11の下端内径D2は、(6)式により表される。
そして、図5(a)に示すように、拡管部11の下端内径D2が第2鋼管20の鋼管一般部20bの径Dd以下の場合(D2≦Dd)において、拡管部11と縮管部21のテーパー部分同士が接する長さ寸法(接触長L)は、(11)式により表される。
Figure 2015074924
また、図5(b)に示すように、拡管部11の下端内径D2が第2鋼管20の鋼管一般部径Ddより大きい場合(D2>Dd)において、拡管部11と縮管部21のテーパー部分同士が接する長さ寸法(接触長L)は、(12)式により表される。
Figure 2015074924
次に、鋼管柱構造1の製造方法および施工方法について説明する。
先ず、図1に示すように、本実施の形態の鋼管柱構造1を工場などで製造する場合においては、1.4N/mm×鋼管断面積の軸力Pを導入して両鋼管10、20を接合する場合、下側の第2鋼管20を所定位置に固定し、その第2鋼管20の縮管部21に対して、上側の第1鋼管10の拡管部11を所定の軸力Pを導入しつつ管軸O方向に嵌合させることで、双方の鋼管10、20同士が接合される。このときの軸力Pの導入方法としては、例えば軸力導入側の第1鋼管10にワイヤを取り付けて、そのワイヤを油圧ジャッキ等で引っ張る方法により行うことができる。さらに、第2鋼管20を管軸Oを上下方向に向けて縮管部21を上にした状態で固定しておき、その縮管部21に第1鋼管10の拡管部11を被せつつ嵌合させる場合には、導入する軸力Pは拡管部11の自重による荷重が作用するので、残りの荷重分を前記油圧ジャッキ等で導入することにより行うことができる。
また、本実施の形態の鋼管柱構造1を現場などで施工する場合においても、鋼管柱構造1の設置位置において、先行して第2鋼管20を管軸Oを上下方向に向けて縮管部21を上にした状態で設置し、その後、縮管部21に第1鋼管10の拡管部11を被せつつ嵌合させる。このとき、導入する軸力Pは拡管部11の自重による荷重が作用するので、残りの荷重分を前記油圧ジャッキ等で導入することにより行うようにする。
次に、上述した鋼管柱構造1の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、本実施の形態の鋼管柱構造1では、強度または板厚、鋼管径を第1鋼管10と異なるものとし強度を大きくした第2鋼管20を縮管し、その第2鋼管20を断面力の大きい部位に配置した柱構造とすることで、施工時において部材重量よりも大きな軸力Pを作用させることができる。
そして、鋼管柱構造1の強度を大きくする場合には、第2鋼管20の強度や板厚を大きくすることで対応することができるうえ、耐力(強度)を選択的に設定することが可能となる。この場合、高耐力化を図ることで総重量を小さくすることができ、発生する外力を低減することができるという利点がある。
また、本鋼管柱構造1では、強度または板厚、鋼管径を第1鋼管10と第2鋼管20とで異なるように構成するといった低コストで、且つ簡単な構成によって変断面柱を設けることができる。
また、拡管部11と縮管部21との接合面間の形状が座屈強度に影響することから、拡管部11を有する第1鋼管10側で破壊を生じさせ得る構造となり、鋼管柱構造1としての最大耐力を効率よく向上させることができ、例えば降伏時断面力の1.35倍の強度が得られることになる。
また、本実施の形態では、オーバーラップ長Lを拡管部11の設定オーバーラップ長Lに拡管部11の鋼管径の0.1倍を加えた長さ寸法とすることで、特に作用する軸力Pが予想し難い場合であっても、予め鋼管に導入される軸力Pを1.4N/mm×鋼管断面積以上に設定することができる。
ここで、図6は、第2鋼管(下管)に第1鋼管(上管)を管軸方向に沿って押し込んで嵌合させときのオーバーラップ長L(mm)と軸力P(kN)荷重を測定した一例を示している。この測定に用いた試験体は、上管及び下管の板厚がそれぞれ6.4mmであり、鋼管径はそれぞれ355.8mmであり、上管の拡管部及び下管の縮管部の長さはそれぞれおおよそ700mmである。1.4N/mm×鋼管断面積のため、荷重としては約10kNとなっている。
図6の結果より、導入する軸力が10kN未満のときには、オーバーラップ長L750mmから略782mmとなって略30mmの変位が生じており、軸力Pを10kNから20kNまで付与したときにはオーバーラップ長Lが略790mmで略8mmの変位であり、さらに軸力Pを20kNから30kNまで付与したときにはオーバーラップ長Lが略793mmで略3mmの変位であり、さらにまた軸力Pを30kNから40kNまで付与したときには、オーバーラップ長Lが略795mmで略2mmの変位となる。このことから、軸力Pが10kN未満の場合には、10kN以上の場合に比べて発生する管軸方向の変位が大きいことが確認できる。
そして、この結果において、上述した本実施の形態のオーバーラップ長算出式(上記(1)式、L+0.1×D)によって計算されるオーバーラップ長Lが略786mmとなり、このときの軸力は図6において10kNを超えていることから、上記(1)式の妥当性も確認することができる。
この図6の結果からもわかるように、導入軸力Pが10kN以上であれば、その後に生じる管軸方向の縮み量(変位)を数ミリのオーダーに抑制することが可能となる。そして、図2に示すように、オーバーラップ長Lを拡管部11の設定オーバーラップ長Lに拡管部11の鋼管径の0.1倍を加えた長さ寸法((1)式のオーバーラップ長算出式)以上で第1鋼管10と第2鋼管20をオーバーラップさせて接合することで、その鋼管接合部Tに10kN以上の軸力Pを導入することができる。
また、10kN以上の軸力Pを予め導入しておくことで、拡管部11と縮管部21の接合面で生じる変位は小さい側で安定するという利点がある。
また、本実施の形態では、鋼管に軸力Pを予め導入しておくことで、施工後の挙動を安定させることができ、第1鋼管10と第2鋼管20とがオーバーラップして接合する鋼管接合部Tで拡管部11と縮管部21とが互いに密着して剛性が高くなることから、地震力等で大きな軸力Pが作用した場合であっても管軸O方向の変位を抑制することができる。そのため、管軸O方向の変位に伴って鋼管柱の高さが低くなるのを防止することができる。
ここで、図7に示すグラフは、第2鋼管(下管)に第1鋼管(上管)を管軸O方向に沿って押し込んで嵌合させ際に導入する軸力Pの大きさを変えたときの、鋼管接合部Tにおける上管と下管の接合面のずれ量を測定した一例であって、横軸に水平方向のずれ変位(mm)をとり、縦軸に水平荷重(kN)をとったときのずれ量の挙動を示している。測定に使用した試験体による上管及び下管は、上記試験体と同じ寸法のものを使用しているので、ここでは詳しい説明は省略する。
そして、試験では、上記試験体に対して5kN、10kN、40kNの軸力を付与したときの、接合面のずれ変位(mm)と水平荷重(kN)を測定している。
図7の結果より、導入する軸力が10kNのケースと40kNのケースは、ほぼ差が無く同じ挙動を示しており、軸力が5kNのケースよりもずれ変位が小さくなっている。これは、軸力を上記のように10kN以上に大きくすることで、上管の拡管部と下管の縮管部との密着度が大きくなり剛性が高くなるためである。
このように、本実施の形態の鋼管柱構造1では、発生断面力の大きくなる柱基部の耐力を効率良く向上させることができるとともに、重量の低減と固有振動数の変化によって発生する曲げモーメントを低減させることができ、変断面柱を構成することができる。
そして、拡管部11に縮管部21を突っ込み接合することで、縮管部21を有する第2鋼管20側の板厚、鋼管径、強度を大きくすることで耐力を向上させることができる。
なお、鋼管接合部に加えられた軸力は、X線回折法などの金属の応力を絶対値で計測できる方法を用いれば、非破壊でおおまかに推定することも可能である。現在では、小型の可搬式で現場適用が可能なX線応力測定装置が実用化されており、これを用いることができる。
以上、本発明による鋼管柱構造の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態の鋼管柱構造1では、鋼管のみを対象としているが、これに限定されることはなく、接合された第1鋼管10及び第2鋼管20の内部の一部または全部にコンクリート等の固化材料が充填されていてもよい。すなわち、第1鋼管10と第2鋼管20とが接合された鋼管の内部に例えばコンクリートが充填されると、鋼管柱構造がコンクリート充填鋼管となることから、さらに高耐力化を図ることができるうえ、管軸O方向の縮み量(変位)がほぼ無くなるように抑制することができる。
なお、図8に示す第1変形例のように、コンクリート3(固化材料)を第1鋼管10と第2鋼管20の全部に充填することで、鋼管全体の剛性を高めることができる。
一方、図9に示す第2変形例のように、コンクリート3(固化材料)を鋼管柱構造1の支持地盤4に設置される基部のみに充填する構成であってもよい。すなわち、第2鋼管20の内部において、縮管部21の直下の位置から支持地盤4までの領域にコンクリート3が充填されている。第2変形例の構成では、鋼管全体の重量を鋼管柱構造1の全体にコンクリートを充填する場合に比べて小さくすることができ、重量が大きくなることに伴う地震力の増加を防止することができる。
また、本実施の形態では、鋼管柱構造として、鋼管は上側に拡管部11を下端10a側に配置した第1鋼管10を配置し、下側に縮管部21を上端20a側に配置した第2鋼管20を配置した構成としているが、これに限定されることはなく、他の形態とすることも可能である。例えば、鋼管柱構造として配置される鋼管を上下逆に配置することもできる。すなわち、鋼管柱構造の上下方向の上側に縮管部を下に向けた第2鋼管を配置し、下側に拡管部を上に向けた第1鋼管を配置するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、2本の鋼管(第1鋼管10、第2鋼管20)同士を接合し、1箇所の鋼管接合部Tとしているが、図10に示す第3変形例ように、鋼管接合部T(T1、T2)が2箇所以上(図10では2箇所)であってもかまわない。図10では、管軸O方向に3本の鋼管10A、20A、30Aが直線上に継ぎ合わされて接合されている。その中央に位置する第1鋼管10Aは、下端10aに拡管部11を有し、上端10cに縮管部12を有している。最下部に位置する第2鋼管20Aは、下端が地盤等に固定され、上端20aに縮管部21を有している。そして、最上部に位置する第3鋼管30Aは、上端30aが通常外径をなし、下端30bが第1鋼管10Aの縮管部12に被せられて嵌合する拡管部31を有している。なお、第1鋼管10Aと第2鋼管20Aとの間が第1鋼管接合部T1とし、第2鋼管20Aと第3鋼管30Aとの間が第2鋼管接合部T2とする。
なお、この場合、軸力Pの導入方法は、各鋼管接合部T1、T2においてそれぞれ個別に軸力Pを付与しても良いし、最も下の第2鋼管20A上に第1鋼管10A、第3鋼管30Aを順次自重のみで嵌合させてから、3本同時に所定の軸力Pを付与するようにしてもよい。
さらにまた、本発明の鋼管柱構造は、図11に示す第4変形例ように、建築物の梁5と接合する柱にとして用いることも可能である。この場合、支持地盤4に埋設された第2鋼管20Bの縮管部21に接合される第1鋼管10Bは、管軸O方向の両端が共に拡管部11、13を形成している。そして、第1鋼管10Bの上端側の拡管部13には、第2鋼管接合部T2において管軸O方向の両端が共に縮管部32、33を形成した第3鋼管30Bが接合され、さらにその第3鋼管30Bの上端側の縮管部33には、第3鋼管接合部T3において第1鋼管10Bと同様に管軸O方向の両端が共に拡管部41(図11では下端側の拡管部のみが示されている)を形成した第4鋼管40Bが接合されている。このように管軸O方向の両端が拡管部のみの鋼管と、縮管部のみの鋼管とを交互に接続するように構成することも可能である。
また、図12に示す第5変形例による鋼管柱構造は、上述した図11に示す第4変形例の鋼管柱構造の内部の一部にコンクリート3が充填されている。具体的には、縮管部を形成した第2鋼管20C、及び第3鋼管30Cの内部のみにコンクリート3が充填された構成となっている。
1 鋼管柱構造
3 コンクリート(固化材料)
10、10A、10B、10C 第1鋼管
10a 下端
10b 鋼管一般部
11 拡管部
12 縮管部
20、20A、20B、20C 第2鋼管
20a 上端
21 縮管部
30A、30B、30C 第3鋼管
31 拡管部
40B、40C 第4鋼管
L オーバーラップ長
設定オーバーラップ長
O 管軸
P 軸力
T、T1、T2、T3、T4 鋼管接合部

Claims (3)

  1. 複数の鋼管を管軸方向に継ぎ合わせて一体とした鋼管柱構造であって、
    端部をテーパー状に拡管した第1鋼管と、該第1鋼管とは強度または板厚、鋼管径の異なる端部をテーパー状に縮管するとともに前記第1鋼管よりも強度の大きい第2鋼管とが突っ込み接合により接合され、
    前記第1鋼管と第2鋼管とを突っ込み接合する際に、前記第2鋼管の縮管部に嵌合する前記第1鋼管の拡管部には該第1鋼管の自重を超える軸力が導入されていることを特徴とする鋼管柱構造。
  2. 前記拡管部の軸力導入時における前記縮管部とのオーバーラップ長は、前記拡管部の設定オーバーラップ長に、前記第1鋼管の前記拡管部の基端側における鋼管一般部の鋼管外径の0.1倍を加えた長さ寸法となることを特徴とする請求項1に記載の鋼管柱構造。
  3. 接合された前記第1鋼管及び前記第2鋼管の内部の一部または全部に固化材料が充填されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼管柱構造。
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