JP2015074512A - 巻き芯 - Google Patents

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村角 英彦
Hidehiko Murakado
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Abstract

【課題】強度が高く、軽量で、且つ大量の帯状製品を巻回して外筒部が変形しにくく、仮に変形しても変形量が極めて小さいので、変形後の形状が円形に近くなり、その形状が実質的に帯状製品に転写されず商品価値の高い帯状製品を与える巻き芯を提供する。【解決手段】外筒部2と中筒部3と内筒部4を有し、前記外筒部2と前記中筒部3の間が外リブで接続されており、前記中筒部3と前記内筒部4の間が内リブ6で接続されており、前記外リブ5の本数が内リブ6の本数よりも多いことを特徴とする巻き芯1である。【選択図】図1

Description

本発明は、帯状に形成されたテープ、フィルム、シート、紙、布等(以下、帯状製品と称する)を巻回してロール体にするための巻き芯に係り、詳しくは、強度が高く、軽量で、且つ大量の帯状製品を巻回しても外筒部が変形しにくく、仮に変形した場合でも外筒部の形状が帯状製品に転写されにくい巻き芯に関する。
従来より、帯状製品を保存、運搬する際には、例えば図6や引用文献1の図2に記載されているような、外筒部P1と内筒部P2の二重構造とされ、この外筒部P1と内筒部P2の間にリブP3が設けられた巻き芯Pが用いられている。
しかしながら、図6のように外筒部P1と内筒部P2の間にリブP3を設けた場合、リブP3を設けた部分では強度が高くなるがリブP3とリブP3の間の部分では強度が高くならず、繰り返して使用するうちに、図7に示すように、リブP3とリブP3の間の部分で外筒部P1がへこんで多角形状(図7の場合は8角形状)に変形し、巻回した帯状製品にその形状が転写され、帯状製品の商品価値を低下させる場合がある。
この問題を解決するためには、外筒部P1を厚くしたり、外筒部P1と内筒部P2の間を中実にすることも考えられるが、この場合は、多量の樹脂が必要でコストが上昇するばかりでなく、重量が大きくなり、取り扱い性が悪化する。
このような問題を解決するために、特許文献2に示すように、リブの外筒部側が分枝されたY字形のリブを設けた巻き芯が提案されている。しかしながら、特許文献2に示されるようなY字形のリブは、外筒部2を支える力が必ずしも十分でなく、外筒部2の変形を十分に抑えることができないおそれがある。
特開2013−23290号公報 特開2013−23291号公報
本発明はかかる実情に鑑み、強度が高く、軽量で、たとえ大量の帯状製品を巻回しても外筒部が変形しにくく、仮に変形したとしても変形量が極めて小さいため、その形状が実質的に帯状製品に転写されず、商品価値を低下させない巻き芯を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、本発明の特徴は、外筒部と中筒部と内筒部を有し、前記外筒部と前記中筒部の間が外リブで接続されており、前記中筒部と前記内筒部の間が内リブで接続されており、前記外リブの本数が内リブの本数よりも多い巻き芯を内容とする。
本発明の他の特徴は、外リブの数が内リブの数の倍以上である上記の巻き芯を内容とする。
本発明の更に他の特徴は、内リブの数が6〜10本であり、外リブの数が内リブの数の2倍、3倍、又は4倍である上記の巻き芯を内容とする。
本発明の更に他の特徴は、外リブが、内リブと中筒部との接線とは異なる位置から延設されている上記の巻き芯を内容とする。
本発明の巻き芯は、外筒部と中筒部と内筒部を有し、前記外筒部と前記中筒部の間が外リブで接続されており、前記中筒部と前記内筒部の間が内リブで接続されており、前記外リブの本数が内リブの本数よりも多く、この多数の外リブで外筒部を支持しているので変形しにくく、たとえ繰り返し使用することにより外筒部が多角形状に変形した場合でも一角あたりの曲げ角が小さくなるので角の形状が帯状製品に転写されにくくなる。従って、本発明の巻き芯に巻回した帯状製品の品質悪化を防ぐことができる。
外リブの数を内リブの数の倍以上とすれば、多数のリブが必要な外リブは多数のリブで支持することができ、リブが集中する内筒部の近辺ではリブの数を減らして軽量化を図ることができる。具体的な数は内リブの数を6〜10本とし、外リブの数を内リブの数の2倍、3倍、又は4倍とするのが好ましい。
外リブを、内リブと中筒部との接線とは異なる位置から延設すれば、外リブにかかる荷重が中筒部で弾力的に吸収されるため、繰り返し使用した場合でも外筒部の多角形状への変形が生じにくくなる。
図1は本発明の巻き芯の一例を示す正面図である。 図2は本発明の巻き芯の別例を示す正面図である。 図3は本発明の巻き芯の更に別例を示す正面図である。 図4は本発明の巻き芯の更に別例を示す正面図である。 図5は本発明の巻き芯の更に別例を示す正面図である。 図6は従来の巻き芯を示す斜視図である。 図7は図6の巻き芯を繰り返し使用した状況を示す正面図である。
本発明の巻き芯1は、例えば図1に示したように、外筒部2と中筒部3と内筒部4を有し、前記外筒部2と前記中筒部3の間が外リブ5で接続されており、前記中筒部3と前記内筒部4の間が内リブ6で接続されており、前記外リブ5の本数が内リブ6の本数よりも多いことを特徴とする。
外筒部2は、その外面に帯状製品を巻回するための円筒状部材である。外筒部2の長さや径は特に限定されず、巻回する帯状製品の幅や変形の転写され易さ等に応じて適宜定めればよい。
内筒部4は内部にシャフトを挿通させるための円筒状部材である。本発明においては当該内筒部4に挿通されたシャフトを中心にして巻き芯1を回転させながら外筒部2に帯状製品を巻回してロール体としたり、また、帯状製品を巻回したロール体を回転させながら帯状製品を繰り出して使用に供される。
図1に示すように、本発明では外筒部2と内筒部4の間に中筒部3が設けられる。そしてこの中筒部3と外筒部2の間に外リブ5が設けられ、中筒部3と内筒部4の間に内リブ6が設けられる。本発明において外リブ5の本数は内リブ6の本数よりも多いので、外リブ5のうち少なくとも一部は内リブ6に直接支持されず、中筒部3を介して弾力的に支持される。図1において、内リブ6に直接支持される外リブを5a、中筒部3を介して弾力的に支持される外リブを5bとして示す。なお、中筒部3の形状は円筒状には限定されず、多角形筒状であってもよい。
外リブ5の数は内リブ6の本数よりも多ければよいが、内リブ6の数の倍以上とするのが好ましい。外筒部2の円周の長さは内筒部4の円周の長さよりもはるかに長いので、外リブ5の数を内リブ6の数の倍以上とすることにより、外筒部2を支持するリブの密度を、内筒部4を支持するリブの密度と同程度にすることができる。
詳しくは、内リブ6の数を6〜10本とし、外リブ5の数をその整数倍、より好ましくは2倍、3倍、又は4倍とすれば、内筒部4と外筒部2の両方をバランスよく支持することができる。
外リブ5と内リブ6の位置関係は特に限定されない。図1に示すように、外リブ5のうち幾つかを内リブ6と中筒部3の接線から延設してもよいし、図2に示すように、全ての外リブ5が内リブ6と中筒部3の接線とは異なる位置から延設してもよい。
図1に示すように、外リブ5のうち幾つかを内リブ6と中筒部3の接線から延設する場合、射出成形にて巻き芯1を成形する際、樹脂が内リブ6から外リブ5に流れやすくなるので、成形が容易になる。但し、内リブ6と中筒部3の接線から延設される外リブ5aは内リブ6に直接支持されているため内側に変形しにくい一方、内リブ6と中筒部3の接線とは異なる位置から延設される外リブ5bは中筒部3を介して弾性的に支持されているため内側に変形しやすい。従って、各外リブ5a、5bが外筒部4を支持する力が不均一になるので、外筒部4の変形を防ぐ効果がやや弱くなる。
図2に示すように、全ての外リブ5を内リブ6と中筒部3の接線とは異なる位置から延設する場合、外リブ5が外筒部4を支持する力が均等に近くなるなるので、繰り返し使用した場合でも、外筒部2は多角形状には変形しにくくなる。なお、図2に示すように、外リブ5の数を内リブ6の数の2倍とし、それぞれの外リブ5から内リブ6までの距離を全て同じにすれば、外リブ5が外筒部4を支持する力が均等になるので好ましい。
リブの形状は特に限定されない。一般的にリブの形状は中心軸から外側に向かう放射線状であり、図1及び図2に示した例では、内リブ6及び外リブ5はこの一般的な放射線状である。但し、本発明における内リブ6及び外リブ5の形状は、これに限定されず、例えば図3に示すような円形状でもよいし、図4に示すような三角形状にしてもよい。また、図5に示すように、内リブ6及び外リブ5の両方を放射線状とは異なる形状にしてもよい。
本発明において、巻き芯1の材質は特に限定されず、帯状製品を巻回しても壊れない程度の強度を得られる材料であれば特に限定されないが、造形性、軽量性に優れている点で、合成樹脂が好ましい。具体的には、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン- スチレン共重合樹脂)、AAS樹脂(アクリロニトリル/アクリルゴム/スチレン樹脂)、AES樹脂(アクリロニトリル/エチレンプロピレンゴム/スチレン樹脂)、AS樹脂(アクリロニトリル/スチレン樹脂)、PS樹脂(ポリスチレン樹脂)、PMMA樹脂(ポリメチルメタクリレート樹脂)、PVC樹脂(ポリ塩化ビニリデン樹脂)、MS樹脂(メチルメタクリレート/スチレン樹脂)、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)、PE樹脂(ポリエチレン樹脂)、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)およびPC樹脂(ポリカーボネート樹脂)等が好適に使用でき、ポリ乳酸樹脂、ポリブチレンサクシネート、ポリアミド11、ポリヒドロキシ酪酸等の生分解性プラスチックやバイオマスプラスチックも使用できる。
上記したとおり、外筒部と中筒部と内筒部を有し、外筒部と中筒部の間が外リブで接続されており、中筒部と内筒部の間が内リブで接続されており、外リブの本数が内リブの本数よりも多いので、大量の帯状製品を巻回しても外筒部が変形しにくく、仮に変形したとしても変形量が極めて小さいので変形後の形状が円形に近くなる。従って、その形状が実質的に帯状製品に転写されることはなく、商品価値の高い帯状製品を提供することが可能である。
1 巻き芯
2 外筒部
3 中筒部
4 内筒部
5、5a、5b 外リブ
6 内リブ
P 従来の巻き芯
P1 外筒部
P2 内筒部
P3 リブ

Claims (4)

  1. 外筒部と中筒部と内筒部を有し、
    前記外筒部と前記中筒部の間が外リブで接続されており、
    前記中筒部と前記内筒部の間が内リブで接続されており、
    前記外リブの本数が内リブの本数よりも多いことを特徴とする巻き芯。
  2. 外リブの数が内リブの数の倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の巻き芯。
  3. 内リブの数が6〜10本であり、外リブの数が内リブの数の2倍、3倍、又は4倍であることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻き芯。
  4. 外リブが、内リブと中筒部との接線とは異なる位置から延設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の巻き芯。
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