JP2015072370A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2015072370A5
JP2015072370A5 JP2013208127A JP2013208127A JP2015072370A5 JP 2015072370 A5 JP2015072370 A5 JP 2015072370A5 JP 2013208127 A JP2013208127 A JP 2013208127A JP 2013208127 A JP2013208127 A JP 2013208127A JP 2015072370 A5 JP2015072370 A5 JP 2015072370A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
optical system
lens group
positive
object side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013208127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015072370A (ja
JP6214311B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2013208127A priority Critical patent/JP6214311B2/ja
Priority claimed from JP2013208127A external-priority patent/JP6214311B2/ja
Priority to US14/492,190 priority patent/US9417436B2/en
Publication of JP2015072370A publication Critical patent/JP2015072370A/ja
Publication of JP2015072370A5 publication Critical patent/JP2015072370A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6214311B2 publication Critical patent/JP6214311B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、フォーカシングに際して光軸上を移動する正の屈折力の第2レンズ群より構成され、
前記第2レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、前群、開口絞り、正の屈折力の後群より構成され
前記第1レンズ群最も物体側に物体側に凸面を向けた負レンズが配置され、
前記第1レンズ群は3枚以上の正レンズを有し、
前記第1レンズ群に含まれる正レンズのうち像側から数えて2番目に配置された正レンズの物体側のレンズ面から前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をPL、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をD1とするとき、
0.15<PL/D1<0.50
なる条件式を満足することを特徴としている。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、フォーカシングに際して光軸上を移動する正の屈折力の第2レンズ群より構成されている。第2レンズ群は物体側から像側へ順に配置された、前群、開口絞り、正の屈折力の後群より構成されている。
レンズ断面図において、LAは光学系である。光学系LAは物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1と正の屈折力の第2レンズ群L2よりなっている。第2レンズ群L2は物体側より像側へ順に配置された、正又は負の屈折力の前群L2a、開口絞りSP、正の屈折力の後群L2bよりなっている。IPは像面であり、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が位置し、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面が位置する。
各実施例の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群より構成される単焦点距離の光学系である。第1レンズ群L1最も物体側に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズを配置している。負の屈折力を第1レンズ群L1内の物体側寄りに集中させて、所謂レトロフォーカスタイプの屈折力配置を構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2と合せた全系においてもレトロフォーカスタイプの屈折力配置を構成してレンズ全長(第1レンズ面から像面までの距離)に比べて焦点距離が短い光学系を構成している。
これにより、像側に例えばクイックリターンミラーを配置する長いバックフォーカスを必要とする撮像装置に有用な撮像光学系を実現している。第2レンズ群L2は、物体側から像側へ順に配置された、正又は負の屈折力の前群L2a、開口絞りSP、正の屈折力の後群L2bにより構成している。大口径比の光学系は、Fナンバーを決定する軸上光束(Fno光束)の径を決める開口絞りSPの径(内径)が大きくなる。
そこで、その光束幅が大きくなったところにサジタル方向に発散した光線を収斂させる作用を持つ正レンズを多数設けることで、高次のサジタルコマ収差までも良好に補正している。そのため各実施例の光学系では、全体としては負の屈折力のレンズが先行するレトロフォーカスタイプである第1レンズ群L1内に3枚以上の正レンズを配置している。そしてそのうち、像側から数えて2番目に配置された正レンズは、第1レンズ群L1内の像側寄りの範囲に集中して配置する構成としている。
具体的には、第1レンズ群L1に含まれる正レンズのうち像側から数えて2番目に配置された正レンズの物体側のレンズ面から第1レンズ群L1の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をPLとする。第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をD1とする。このとき、
0.15<PL/D1<0.50 ・・・(1)
なる条件式を満足している。
0.22<PL/D1<0.40 ・・・(1a)
大口径比の光学系でありながら球面収差やサジタルコマフレアーが良好に補正された高性能な広画角の光学系を得るには、上記の構成要件によって成されるが、より好ましくは次の構成のうち1以上をとるのが良い。一つは第1レンズ群L1に3以上の負レンズを配置することである。第1レンズ群L1全体をレトロフォーカスタイプの屈折力配置とするため、最も物体側に負レンズを配置しているが、大口径比化による収差の増大を抑制するためにも、3以上の負レンズを配置して負の屈折力を分担させることが望ましい。
またそれら3以上の負レンズを、第1レンズ群L1内の像側から数えて2番目に配置された正レンズよりも物体側に配置することが、第1レンズ群L1をレトロフォーカスタイプの屈折力配置にする観点から効率的である。また、像側に配置した2つの正レンズに光束幅の大きい光線を導きサジタルコマ収差を補正しやすくするためにも、この3以上の負レンズを第1レンズ群L1内の物体側寄りに配置することが効率的である。
Fナンバーを決定する軸上光束のマージナル光線の光軸からの高さは、全系のうち第1レンズ群L1に含まれるレンズにおいて最も高くなるように構成するのが良い。これにより、第2レンズ群L2に十分に収斂した光線を導くことが容易となる。第1レンズ群L1は、物体側から像側へ順に、物体側に凸面を向けた負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズより構成され、さらに像側に正レンズを有するように構成するのが良い。これにより、第1レンズ群L1を比較的少なくレンズ枚数で実現することができる。
第1レンズ群L1の像側から数えて1番目に配置された正レンズと、2番目に配置された正レンズの内、少なくとも一方は、負レンズと接合して接合レンズより構成するのが良い。このとき、接合レンズの接合面は、物体側に凹面を向けるのが良い。これにより、上記2の正レンズの近くに適切な負の屈折力を配置することができ、サジタルコマフレアーをより良好に補正することが可能となる。
本発明の光学系を、撮像素子を有する撮像装置に適用するときは、次のような構成にするのが良い。撮像素子の撮像面の最大像高に達する光束の主光線の光軸からの高さが、軸上光束のマージナル光線の光軸からの高さよりも低くなる領域に、前記第1レンズ群L1に含まれる2枚以上の正レンズが配置されるように構成するのが良い。これにより、軸上光線から軸外光線まで画面全域においてサジタルコマフレアーを良好に補正することが可能となる。

Claims (13)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、フォーカシングに際して光軸上を移動する正の屈折力の第2レンズ群より構成され、
    前記第2レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、前群、開口絞り、正の屈折力の後群より構成され
    前記第1レンズ群最も物体側に物体側に凸面を向けた負レンズが配置され、
    前記第1レンズ群は3枚以上の正レンズを有し、
    前記第1レンズ群に含まれる正レンズのうち像側から数えて2番目に配置された正レンズの物体側のレンズ面から前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をPL、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をD1とするとき、
    0.15<PL/D1<0.50
    なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
  2. 前記第1レンズ群の後側主点は、前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面よりも像側に位置することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面から前記第1レンズ群の後側主点までの距離をok1とするとき、
    1.0<ok1/D1<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学系。
  4. 前記第1レンズ群は、3以上の負レンズを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記第1レンズ群に含まれる正レンズのうち像側から数えて2番目に配置された正レンズよりも物体側に以上の負レンズが配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 上光束のマージナル光線の光軸からの高さは、全系のうち前記第1レンズ群に含まれるレンズにおいて最も高くなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. 無限遠から近距離へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は光軸上を物体側に移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。
  8. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、1.5<f1/f2<5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学系。
  9. 前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、物体側に凸面を向けた負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズ、正レンズを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学系。
  10. 前記第1レンズ群の像側から数えて1番目に配置された正レンズと、2番目に配置された正レンズの内、少なくとも一方は、負レンズと接合されて接合レンズを構成していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光学系。
  11. 前記接合レンズの接合面は、物体側に凹面を向けていることを特徴とする請求項10に記載の光学系。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光学系と、該光学系によって形成される像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
  13. 前記撮像素子の撮像面の最大像高に達する光束の主光線の光軸からの高さが、軸上光束のマージナル光線の光軸からの高さよりも低くなる領域に、前記第1レンズ群に含まれる以上の正レンズが配置されていることを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
JP2013208127A 2013-10-03 2013-10-03 光学系及びそれを有する撮像装置 Active JP6214311B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013208127A JP6214311B2 (ja) 2013-10-03 2013-10-03 光学系及びそれを有する撮像装置
US14/492,190 US9417436B2 (en) 2013-10-03 2014-09-22 Optical system and image pickup apparatus including the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013208127A JP6214311B2 (ja) 2013-10-03 2013-10-03 光学系及びそれを有する撮像装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015072370A JP2015072370A (ja) 2015-04-16
JP2015072370A5 true JP2015072370A5 (ja) 2016-11-24
JP6214311B2 JP6214311B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=52776746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013208127A Active JP6214311B2 (ja) 2013-10-03 2013-10-03 光学系及びそれを有する撮像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9417436B2 (ja)
JP (1) JP6214311B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210413A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 コニカミノルタ株式会社 撮像光学系,撮像光学装置及びデジタル機器
JP2017161847A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社ニコン 光学系、光学機器および光学系の製造方法
TWI672536B (zh) 2016-03-29 2019-09-21 佳能企業股份有限公司 光學鏡頭
CN107290841B (zh) * 2016-03-31 2020-11-10 佳能企业股份有限公司 光学镜头
JP6723211B2 (ja) * 2017-09-19 2020-07-15 富士フイルム株式会社 撮像レンズ及び撮像装置
JP7015679B2 (ja) * 2017-11-15 2022-02-03 コニカミノルタ株式会社 撮像レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器
JP7035592B2 (ja) 2018-02-14 2022-03-15 株式会社リコー 撮影レンズ系および撮像装置
JP7140571B2 (ja) * 2018-07-04 2022-09-21 キヤノン株式会社 光学系および撮像装置
JP7074986B2 (ja) * 2018-07-18 2022-05-25 株式会社シグマ 撮像レンズ
JP2020052350A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 富士フイルム株式会社 撮像レンズ及び撮像装置
JP2020052349A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 富士フイルム株式会社 撮像レンズ及び撮像装置
JP7048521B2 (ja) * 2019-01-31 2022-04-05 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
CN110609381B (zh) * 2019-09-27 2021-08-27 浙江大华技术股份有限公司 一种镜头

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1130743A (ja) 1997-07-11 1999-02-02 Canon Inc レトロフォーカス型レンズ
JP2000098222A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Cosina Co Ltd 投射レンズ
JP5111056B2 (ja) 2007-10-30 2012-12-26 キヤノン株式会社 光学系及びそれを有する撮像装置
JP2010266577A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Canon Inc 光学系及びそれを有する光学機器
JP5424745B2 (ja) * 2009-07-02 2014-02-26 キヤノン株式会社 光学系及びそれを有する光学機器
JP5549462B2 (ja) * 2009-08-04 2014-07-16 コニカミノルタ株式会社 光学系及びそれを備えた画像投影装置及び撮像装置
JP2011209377A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Olympus Imaging Corp 結像光学系及びそれを用いた撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015072370A5 (ja)
KR101649467B1 (ko) 촬영 렌즈 광학계
JP6393029B2 (ja) 撮影レンズ及び撮影装置
JP6312518B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP6214311B2 (ja) 光学系及びそれを有する撮像装置
JP2009109723A (ja) 光学系及びそれを有する撮像装置
JP2016048355A5 (ja)
JP6042768B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP6377815B2 (ja) 撮影レンズ及び撮影装置
JP2015072369A5 (ja)
US20170351113A1 (en) Optical system and image pickup apparatus including the same
JP6731899B2 (ja) リアコンバータレンズおよび撮像装置
JP7353876B2 (ja) 光学系およびそれを有する撮像装置
JP2013057802A5 (ja)
JP7077465B2 (ja) 撮像光学系及びそれを用いた撮像装置
JP5546387B2 (ja) テレコンバータ及びそれを有する撮影光学系
KR102378519B1 (ko) 단초점 렌즈 및 이를 포함한 촬영 장치
JP2012047869A5 (ja)
JP2015206976A5 (ja)
JP6921595B2 (ja) 光学系及びそれを有する撮像装置
JP2004029641A (ja) 単焦点レンズのフォーカス方式
JP2022171857A (ja) 光学系およびそれを有する撮像装置
JP6404199B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP6320904B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
US10571651B2 (en) Image pickup optical system, image pickup apparatus having the image pickup optical system, lens apparatus having the image pickup optical system, and image pickup system having the image pickup optical system