JP2015071038A - ハンマートゥインプラントおよび方法 - Google Patents

Abstract

【課題】ハンマートゥを治療するためのインプラントの設置に関するシステムと方法を提供する。【解決手段】インプラント１００は、第１中央縦方向軸と溝１０９とを規定する細長ネジ部１０２を含む。溝は、第１中央縦方向軸と同じ方向に延びる第２中央縦方向軸を規定する。ブレード部１０４は、細長ネジ部から延び、尖点１１８で終端するテーパー状を有する。【選択図】図１

Description

開示されているシステムと方法は、インプラントに関するものである。より具体的に、開示されているシステムと方法は、ハンマートゥを治療するためのインプラントの設置に関するものである。

ハンマートゥは、近位指節間関節（ｐｒｏｘｉｍａｌ ｉｎｔｅｒｐｈａｌａｎｇｅａｌ（ＰＩＰ）ｊｏｉｎｔｓ）に隣接する骨の並びに影響を与える足趾の奇形である。ハンマートゥは、痛みを誘発し、歩いたり靴を履くことが困難になり得る。ハンマートゥは、しばしば足に開放性の傷や開放性の損傷を起こし得る。一部の事例においては、かかる奇形を矯正するために、近位指節間関節と遠位指節間関節（ｄｉｓｔａｌ ｉｎｔｅｒｐｈａｌａｎｇｅａｌ（ＤＩＰ）ｊｏｉｎｔｓ）の一関節または両関節を融合する手術が必要になることもある。向上したインプラントと手術用装置が好ましい。

一部の実施例において、インプラントは、第１中央縦方向軸と溝を規定する細長ネジ部を含む。前記溝は、前記第１中央縦方向軸と同じ方向に延びる第２中央縦方向軸を規定する。ブレード部は、前記細長ネジ部から延び、尖点で終端するテーパー状を有する。

一部の実施例において、方法は、切開部を形成し、第１骨と第２骨との間の関節に接近するステップと、前記第１骨と前記第２骨とを屈曲させ、前記第１骨と前記第２骨とが互いに対して傾斜して配置されるステップと、手術用装置の後端部が前記第１骨の第１端部に隣接して配置されるまで前記第１骨の前記第１端部内に前記手術用装置を挿入させるステップとを含む。前記手術用装置が前記第１骨内で収容される位置に隣接する前記第１骨の前記第１端部内にスロットが形成され、前記第２骨の第１端部うちにインプラントのネジ部が前進する。前記第１骨と再配置され、前記第１骨内に形成された前記スロットが前記第２骨の前記第１端部から延びる前記インプラントのブレード部と整列する。前記第１骨は前記インプラントの前記ブレード部と結合させ、前記第１手術用装置は、前記関節を横切って前記インプラントの前記ネジ部によって規定された溝と結合する。

方法は、第１骨の第１端部に隣接し、手術用装置の後端部が配置されるまで、前記第１骨の露出した前記第１端部内に前記手術用装置の先端部を挿入するステップを含む。第２骨の露出した第１端部うち内にインプラントのネジ部が前進し、前記第１骨は再配置され、前記手術用装置に隣接する前記第１骨内に形成されたスロットが前記第２骨の前記第１端部から延びた前記インプラントのブレード部と整列する。前記第１骨と前記インプラントのブレード部とが結合し、前記手術用装置の前記後端部は、前記第１骨と前記第２骨との間の関節を横切って前進し、前記インプラントの前記ネジ部によって規定された溝内に前進する。

本発明の様々な特徴と利点は、同様の参照番号が同様の部分を指称する添付図面と共に考慮される好ましい実施例の以下の詳細な記載において完全に開示されるか明確になるであろう。

一部の実施例に基づいて向上したハンマートゥインプラントの一例の等角図である。 一部の実施例に基づいて図１に図示されたハンマートゥインプラントのまた別の等角図である。 一部の実施例に基づいて図１に図示されたハンマートゥインプラントの側面図である。 一部の実施例に基づいて図１に図示されたハンマートゥインプラントの端部図である。 一部の実施例に基づいて図４で５―５線に沿って切り取った図１に図示されたハンマートゥインプラントの断面図である。 一部の実施例に基づいて手術用装置に結合された図１に図示されたハンマートゥインプラントの等角図である。 一部の実施例に基づいて手術用装置に結合された図１に図示されたハンマートゥインプラントの端部図である。 一部の実施例に基づいて図７で８―８線に沿って切り取った手術用装置に結合された、図１に図示されたハンマートゥインプラントの断面図である。 一部の実施例に基づいて少なくとも２つ以上の骨の間の関節に接近するように形成される切開の一例を図示している。 一部の実施例に基づいて関節の隣接骨の面を切除するのに用いる切削ブレードの一例を図示している。 一部の実施例に基づいてブローチまたは穿孔位置に隣接した骨の中に挿入される手術用装置を図示している。 一部の実施例に基づいて押込工具を用いて骨の中に押し込まれるインプラントの一例を図示している。 一部の実施例に基づいて手術用装置が挿入される骨に隣接して配置された骨の中に挿入される図１に基づくインプラントを図示している。 一部の実施例に基づいて骨の中に前進してインプラントの一部と結合する手術用装置を図示している。 一部の実施例に基づいて骨から外され、インプラントとの結合が分離される手術用装置を図示している。

好ましい実施例の以下の記載は、本発明の明細書全体の一部と見なされる以下の添付図面に関連して共に読まれるように意図されたものである。図面は推測通りである必要はなく、ある特徴は、明確性および簡潔性のために推測で誇張されたり、ほぼ概略的な形で図示されることもあり得る。本明細書で、「水平」、「垂直」、「上向き」、「下向き」、「上端」および「下端」のような相対語だけでなく、その派生語（例えば、「水平に」、「下向きに」、「上向きに」など）は、その後に説明されたり論議中の図面に示すように、方向を指すものと解釈される。上記相対語は説明の便宜性のためのものであり、一般的に特定の方向を求めるように意図されたものではない。 「内側に」と「外側に」、および「縦方向に」と「横方向に」などを含む用語は、互いに相対的にまたは延長軸、あるいは軸または回転中心に関連して、適切に解釈することができる。「連結された」および「相互連結された」などのカップルリングおよび取付などに関する用語は、特に明示的に説明していない限り、移動可能な、あるいは堅固な取付または関係の双方だけでなく、介在する構造物を介して構造物が互いに直接または間接的に固定されたり取付られる関係を称する。「作動的に連結された」という用語は、関連する構造物が、その関係によって意図した通り作動するようにする取付、カップルリングまたは連結のようなものである。

開示されたインプラント、システムおよび方法は、インプラントが中足趾節関節のような関節を安定させる間、小切開を通じてインプラントが有利に設置されるようにする。また、インプラントは患者の足趾内に完全に配置でき、関節状態を治療するために設置するとき、ベッドシートまたは通常のピンのような他の物体にインプラントが引っかからないようにする。

図１乃至８は、一部の実施例に基づいてハンマートゥを治療するための向上したインプラント１００の一例を図示している。図１乃至２で最もよく示されているように、インプラント１００は、結合部１０６で互いに連結されたネジ部１０２とブレード部１０４とを含む。インプラント１００は、実質的に線形での幾何学的構造を有することができ、ブレード部１０４によって規定された縦方向軸がネジ部１０２によって規定された縦方向軸と整列し、または同一線上にあり、略１９ｍｍ（略０.７５インチ）の全長を有する。しかし、一部の実施例において、ブレード部１０４は、ネジ部１０２によって規定された縦方向軸に対して傾斜して配置され、ブレード部１０４によって規定された縦方向軸がネジ部１０２によって規定された縦方向軸と整列せず、同一線上にもない。例えば、一部の実施例において、その角度は０度から４５度の間であり、より具体的には、略５度から１５度の間である。本願で全体が参照として含まれている一般譲渡された２０１１年４月１３日付米国特許出願番号１３/０８６,１３６号は、傾斜した（例えば、非線形）構成を有するインプラントの一例を開示している。当業者は、インプラント１００が、他の寸法を有することができ、他のサイズで提供され得ることを理解するであろう。例えば、インプラント１００は、一部の可能な長さとして１６ｍｍから２２ｍｍの長さで提供され得る。

ネジ部１０２は、その全長に沿って配置された複数のネジ山１０８を含む。一部の実施例において、ネジ部１０２の長さは略１３ｍｍ（略０.５インチ）である。ネジ部１０２は、先端１１０に向かってテーパー状になって、ネジ山１０８の谷への挿入が容易である。一部の実施例において、ネジ山１０８は、略２ｍｍ（略０.０８インチ）の最大外径を有するが、当業者はネジ部１０２が他の寸法を有し、人の指骨に収容されるように構成できることが理解できる。例えば、一部の実施例において、ネジ山１０８は、略１.６ｍｍから４.０ｍｍの間の外径を有し、可能な外径として、例えば、１.６ｍｍ、２.４ｍｍ、３.２ｍｍ、４.０ｍｍである。

下記でより詳細に記載されているように、ネジ部１０２は、キルシュナー鋼線（ｋ―ｗｉｒｅ）、ピンまたは他の手術用装置若しくは機器をその中に収容するようにサイズ設定されて、構成された溝１０９を含む。溝１０９は、ネジ部１０２によって規定された縦方向の長さに平行な方向にネジ部１０２の長さに沿って延びる。一部の実施例において、図１乃至２で最もよく示されているように、溝１０９の中央軸は、ネジ部１０２によって規定された中央縦方向軸に隣接して配置される。言い換えれば、溝１０９によって規定された中央軸は、ネジ部１０２とブレード部１０４の中央を貫通して延びるネジ部１０２によって規定された中央軸と同一線上でなく、平行である。一部の実施例において、溝１０９は、ネジ山１０８の谷径（ｍｉｎｏｒ ｄｉａｍｅｔｅｒ）に接して配置される。示されてはいないものの、一部の実施例において、溝１０９は、ネジ部１０２（およびブレード部１０４）によって規定された中央軸と同一線上にある。図６乃至７は、溝１０９内に配置されたキルシュナー鋼線１０を示している。一部の実施例において、図７に図示された実施例のように、キルシュナー鋼線１０とブレード部１０４の側面１２８との間にギャップＧが提供され、図４と図８に示すように、ブレード部１０４の側面１３０の反対側に配置される。ギャップＧは、手術用装置１０とブレード部１０６との間に骨が収容されるようにする。

図１に最もよく示すように、ブレード部１０４は、第１側面１１４と第２側面１１６上に複数の歯形エッジ１１２を含む。歯形エッジ１１２は、それぞれブレード部１０４の厚さと略同一の大きさの厚さを有する。言い換えれば、図３に最もよく示すように、一部の実施例において、ブレード部１０４は、厚さ方向に沿ってテーパー状ではない。歯形エッジは、図１と図３に示されたバレー（ｖａｌｌｅｙ）またはインデンテーション（ｉｎｄｅｎｔａｔｉｏｎ）１２６によって互いに離れている。図１と図２に最もよく示すように、ブレード部１０４は、その厚さよりもさらに大きい幅を有することができる。例えば、ブレード部１０４は、略０.４ｃｍ（略０.１６インチ）の幅と略０.１ｃｍ（略０.０４インチ）の厚さを有することができ、幅と厚さはそれぞれのブレード部１０４の最遠位端部の尖点１１８に向かってテーパー状になる。一部の実施例において、ブレード部１０４は、図４に示すように、実質的に矩形の断面を有するが、当業者は、ブレード部１０４が他の幾何学的構造の断面を有することができるということを知り得るであろう。

図１乃至２で最もよく示すように、結合部１０６は、インプラント１００の反対側面から延び、緩やかな外部エッジ１２２を有する一対の突出部１２０を含む。突出部１２０の側面１２４は、図５に示すように、互いに実質的に平行であり得る。突出部は、インプラント１００の縦方向に対して垂直な方向で互いに離れて延びる。

少なくとも２つ以上の骨の関節内にインプラント１００を設ける方法は、図９乃至１５を参照して記載されている。前記方法として、近位指節間関節（ＰＩＰ）２００、すなわち、基節骨２０２と中節骨３０４との間の関節の骨の中にインプラントを設けることが記載されているが、当業者は、インプラント１００を設けるための方法が、他の関節、例えば、遠位指節間関節（ＤＩＰ）、すなわち、中節骨３０４と末節骨２０６との間の関節２０８に適用可能であることが理解できる。図９に示すように、ＰＩＰ関節２００を開放するために切開が行われる。一部の実施例において、図１０に示すように、基節骨２０２と中節骨２０４の隣接する面を切除するためにブレード３０２を有する切削工具３００が用られる。基節骨２０２と中節骨２０４の切除面は、当業者によって理解されるように表面切除（ｄｅｂｒｉｄｅｄ）できる。

図１１に示すように、キルシュナー鋼線、ピンまたは他の適切な手術用装置１０は、中節骨２０４内に挿入され、末節骨２０６を通り抜けて足趾の端部から外へ出てくる。一部の実施例において、図１１にも示すように、中節骨２０４がブローチされまたは予め穿孔されて開口が形成され、パイロットホール２１２は、ドリル、ブローチまたは他の適切な手術用装置（未図示）を用いて形成される。ブローチによって形成されたホール２１０は、ギャップＧの距離に相応する距離だけキルシュナー鋼線１０から離れて位置する。

キルシュナー鋼線１０は、後端部１０Ｂ（図１１に未図示）が中節骨２０４内に配置されるように挿入されるか、インプラント１００が 基節骨２０２内に押し込まれるように関節２００に対して位置する。一部の実施例において、インプラント１００のネジ部１０２は、押込工具を用いて基節骨２０２内に押し込まれる。例えば、図１２は、全体が本願で参照として含まれる一般譲渡された米国特許番号１３/０８６,１３６号で開示された押込工具のような押込工具４００を用いて、中節骨２０４内にインプラント１００が押し込まれることを示している。当業者は、他の押込工具を用いることができるということを理解するであろう。パイロットホール２１２内にインプラント１００のネジ部１０２を押し込むために、押込工具４００のシャフト４０２はドリル（未図示）のチャック（Ｃｈｕｃｋ）と結合することができる。結合部が骨に接するまで、インプラント１００は骨の中に押し込まれる。Ｏリング４０４を屈曲させ、押込工具４００をインプラント１００から分離させるために、充分な力でハンドル（未図示）をインプラント１００から軸方向に引っ張ることによって、インプラント１００は押込工具４００から分離される。

図１３は、基節骨２０２のような第１骨内に配置されたインプラント１００のネジ部１０２と、中節骨２０４のような第２骨内に配置された手術用装置１０の端部１０Bを示している。中節骨２０２の遠位端部からブレード部が延びると、ブレード部１０４が露出する。

中節骨２０４は、中節骨２０４をブローチ加工して形成されたホール２１０が基節骨２０２の端部から延びるインプラント１００のブレード部１０４と整列するように再配置される。また、中節骨２０４内に配置されたキルシュナー鋼線１０は、基節骨２０２内に配置されたインプラント１００のブレード部１０４によって規定された溝１０９と整列する。図１４に示すように、中節骨２０４は、ブレード部１０４と圧縮結合する。ブレード部１０４の歯形エッジ１１２は、中節骨２０４とインプラント１００のブレード部１０４との間の結合維持に役立つ。

一部の実施例において、図１４に示すように、キルシュナー鋼線１０は、関節２００を横切り、中節骨２０２内に挿入され中節骨２０２を貫通して前進し、インプラント１００を貫通して中足骨２１４内に前進する。キルシュナー鋼線１０は溝１０９うちに収容され、インプラント１００は手術用装置１０と結合する。当初は先端部１０Ａ（図１１と図１３）であったものが、とがらないようにしたり、蓋が被せられて、図１４に示すように露出したとがっていない端部１０Ｃを提供する。手術用装置１０は、例えば、分、時間、日、または月の期間の間患者の体ないに残ることがあり、その後図１５に示すように、インプラント１００を残して取り外すことができる。

したがって、一部の実施例において、手術方法は、切開部を形成し、第１骨と第２骨との間の関節に接近するステップと、第１骨の第１端部と第２骨の第１端部のうち少なくとも１つ端部を切除するステップと、第２骨に対して第１骨を屈曲させ、第１骨の第１端部と第２骨の第１端部とを露出させるステップを含む。第１手術用装置の後端部が第１骨の第１端部に隣接して配置されるまで、第１手術用装置は第１骨内に挿入される。第１骨の第１端部は、第１手術用装置が第１骨内に配置された位置に隣接する位置でブローチ加工される。パイロットホールは、第２骨の第１端部内に形成され、インプラントのネジ部は、第２骨内に形成されたパイロットホール内に前進する。第１骨は再配置され、ブローチによって第１骨の第１端部内に形成されたホールが、第２骨の第１端部から延びたインプラントのブレード部と整列する。第１骨はインプラントのブレード部と結合される。第１手術用装置は、関節を横切って前進し、第１手術用装置がインプラントのネジ部によって規定された溝内に収容されるように第２骨内に前進する。第１手術用装置は、第２関節を横切って第３関節内にさらに前進する。一定時間の後、インプラントが第１骨と第２骨内に配置され残っている間、インプラントと第１骨、第２骨、第３骨との結合から解かれる。

前記インプラントは、上述のように小切開を通じて有利に設置することができる。また、キルシュナー鋼線を収容できるようにサイズ設定され構成されたインプラント内に溝を含むことで、関節が安定している間インプラントが設けられるようにする。

記載されたインプラント、システムおよび方法は、例示的な実施形態の観点から説明されているが、これに限定されるものではない。それよりは、添付された請求項は、インプラント、システムおよび方法の均等物の範囲と分布から逸脱することなくに当業者によって作り出すことができるシステム、インプラントおよび方法の他の変形および実施例を含むように広義的に解釈されるべきである。

Claims (19)

1. 第１中央縦方向軸と溝とを規定する細長ネジ部と、
   前記細長ネジ部から延びるブレード部とを含み、前記溝は、前記第１中央縦方向軸と同じ方向に延びる第２中央縦方向軸を規定し、前記ブレード部は尖点で終端するテーパー状を有するインプラント。
2. 前記ブレード部が複数の歯形エッジを含む請求項１に記載のインプラント。
3. 前記ブレード部が前記尖点までその幅と厚さに沿ってテーパー状になる請求項１に記載のインプラント。
4. 前記ネジ部と前記ブレード部との間に配置される結合部をさらに含み、前記結合部は、前記ネジ部によって規定された前記第１中央縦方向軸に直交する方向で互いに反対方向に延びる一対の突出部を含む請求項１に記載のインプラント。
5. 前記第２中央縦方向軸が、前記第１中央縦方向軸と平行であるが同一線上にないように配置される請求項１に記載のインプラント。
6. 前記ネジ部によって規定された前記溝が、前記ネジ部の前記ネジ山の谷径に接する請求項５に記載のインプラント。
7. 切開部を形成し、第１骨と第２骨との間の関節に接近するステップと、
   前記第１骨と前記第２骨とを屈曲させ、前記第１骨と前記第２骨とが互いに対して傾斜して配置されるステップと、
   手術用装置の後端部が前記第１骨の第１端部に隣接して配置されるまで前記第１骨の前記第１端部内に前記手術用装置を挿入させるステップと、
   前記手術用装置が前記第１骨内で収容される位置に隣接する前記第１骨の前記第１端部内にスロットを形成させるステップと、
   前記第２骨の第１端部内にインプラントのネジ部を前進させるステップと、
   前記第１骨を再配置させ、前記第１骨の中に形成された前記スロットが前記第２骨の前記第１端部から延びる前記インプラントのブレード部と整列するようにするステップと、
   前記第１骨と前記インプラントの前記ブレード部とを結合させるステップと、
   前記第１手術用装置を前記関節を横切って前進させ、前記インプラントの前記ネジ部によって規定された溝と結合させるステップとを含む方法。
8. 前記第１骨と前記第２骨とから前記手術用装置を取り外し、前記手術用装置と前記インプラントとの結合を外すステップをさらに含む請求項７に記載の方法。
9. 前記手術用装置を挿入する前に、前記第１骨と前記第２骨の前記第１端部のうち少なくとも１つ端部を切除するステップをさらに含む請求項７に記載の方法。
10. 前記第１骨は足の基節骨または中節骨の一方であり、前記第２骨は足の前記基節骨または前記中節骨の他方である請求項７に記載の方法。
11. 前記手術用装置が第２関節を横切って中足骨内にさらに前進する請求項１０に記載の方法。
12. 前記インプラントの前記ネジ部が前記溝によって規定された第２中央縦方向軸と平行するが同一線上にないように配置される第１中央縦方向軸を規定する請求項７に記載の方法。
13. 前記第２骨の前記第１端部内に前記インプラントの前記ネジ部を前進させる前に、前記第２骨の前記第１端部内にパイロットホールを形成するステップをさらに含む請求項７に記載の方法。
14. 第１骨の第１端部に隣接し、手術用装置の後端部が配置されるまで、前記第１骨の露出した前記第１端部内に前記手術用装置の先端部を挿入するステップと、
    第２骨の露出した第１端部うちにインプラントのネジ部を前進させるステップと、
    前記第１骨を再配置させ、前記手術用装置に隣接する前記第１骨内に形成するスロットが前記第２骨の前記第１端部から延びた前記インプラントのブレード部と整列するようにするステップと、
    前記第１骨と前記インプラントのブレード部とを結合させるステップと、
    前記手術用装置の前記後端部を前記第１骨と前記第２骨との間の関節を横切って前記インプラントの前記ネジ部によって規定された溝内に前進させるステップとを含む方法。
15. 前記第１骨と前記第２骨との間の前記関節に接近するために切開部を形成するステップと、
    前記第２骨に対して前記第１骨を屈曲させ、前記第１骨の前記第１端部と前記第２骨の前記第１端部とを露出させるステップと、
    前記第１骨の前記第１端部と前記第２骨の前記第１端部のうち少なくとも１つ端部を切除するステップとをさらに含む請求項１４に記載の方法。
16. 前記第２骨の前記第１端部内に前記インプラントの前記ネジ部を前進させる前に、前記第２骨の前記第１端部内にパイロットホールを形成するステップをさらに含む請求項１５に記載の方法。
17. 前記第２骨と第３骨との間の第２関節を横切って前記第３骨内に前記手術用装置を前進させるステップをさらに含む請求項１５に記載の方法。
18. 前記第１骨、前記第２骨、および前記第３骨から前記手術用装置を取り外し、前記手術用装置と前記インプラントによって規定された溝との結合を外すステップをさらに含む請求項１７に記載の方法。
19. 前記インプラントの前記ネジ部が前記溝によって規定された第２中央縦方向軸に平行ではあるが同一線上にない第１中央縦方向軸を規定する請求項１４に記載の方法。

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