JP2015068739A - 外観検査装置、外観検査方法およびプログラム - Google Patents

外観検査装置、外観検査方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より簡便に溶着状態の良否判定を可能にした外観検査装置を提供する。【解決手段】表面に照射された光が部分的に透過する性質をもつ2枚のシートの間に板状物を挟み、周囲を溶着して袋詰めする工程における溶着の良否を判定する装置であって、検査対象に均一な拡散光を照射した状態で撮影して画像データに変換する撮影手段と、基準輝度として、1枚のシートの表面に拡散光を照射して撮影した画像による第1の基準輝度と、2枚のシートが重ねられ正常に溶着された状態で拡散光を照射して撮影した画像による第2の基準輝度とを予め保持する保持手段と、検査領域の輝度である判定対象輝度を第1および第2の基準輝度と比較し、判定対象輝度と第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、検査領域の溶着状態が正常と判定し、判定対象輝度と第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、検査領域の溶着状態が不良と判定する判定手段と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、シート状物の溶着状態を検査するための外観検査装置、外観検査方法、およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
シート状物の溶着については、主にレトルト食品や薬剤の包装を目的に、1枚または2枚の樹脂製の薄膜の端部を溶着して容器の形態にすることが行われている。溶着部が正常か否かを検査する方法の一例が特許文献1および2に開示されている。特許文献1には、透明チューブを外周に沿って溶着し、変質または変形したエッジを正確に検出する方法が提案されている。特許文献2には、検出したエッジを基準にして検査位置を設定し、溶着部の透過光または反射光を観察して溶着状態の良否を判定する方法が提案されている。
加熱することで透過率が変化するシートを用いることで、目視でも溶着状態の良否判定を可能にした方法が特許文献3に開示されている。特許文献3に開示された方法では、通常は不透明だが加熱すると透明になる性質をもつ多孔質のシートを用いている。この性質により、シートを袋状にして内容物を包んだ後にシートの破れや溶着部からの漏れなどの不良を起こしにくい溶着条件を明確化することが特許文献3で提案されている。
ここで、特許文献3に開示されたシートの性質を利用した、溶着状態の良否判定方法を、図を参照して説明する。ここでは、2枚のシートを重ねて部分的に加熱した場合で説明する。
図8(a)は溶着状態が正常な場合のシート表面を示す平面図であり、図8(b)は溶着状態が不良である場合のシート表面を示す平面図である。
図8(a)に示すように、シート6の一部を加熱して溶融部80が透明になると、光が溶融部80を透過して背景7で反射するため、溶融部80で背景7の色を目視できるようになる。これにより、溶融部80の溶着状態が良好であることがわかる。一方、図8(b)に示す場合、溶融部81が不透明で、光の透過が不十分なため溶融部81に背景7を見ることができない。その結果、溶融部81の溶着状態が不良であることがわかる。
このように、シートの性質を利用し、2枚のシートの溶着部に光を照射し、溶着部を観察することによって、溶着状態の良否を容易に判定することができる。
また、筒状のフィルムの両端を重ねて接着する工程で、接着状態を検査する方法が特許文献4に開示されている。特許文献4に開示された方法では、フィルムの一枚部、フィルムの接着部、フィルムが重なっているが未接着部、および外耳部の4箇所のそれぞれの明るさを検出し、検出した明るさに基づいて接着不良の判定を行っている。
特許第2877291号公報 特許第2915785号公報 特開平10−55795号公報 特許第5138430号公報
特許文献2に開示された方法では、加熱シールを撮影した画像に対してライン状に検査して、一定光度レベル以下の画素数をカウントし、カウントした画素数が予め設定された画素数と異なる場合に不良と判定しており、検査領域が広い場合に時間がかかるという問題がある。以下に、具体的に説明する。
特許文献2に開示された方法を一般的な溶着部の検査に適用する場合、撮影の分解能を溶着痕の大きさのおよそ数十分の1まで上げなければならない。そのため、溶着痕が2mm程度であれば分解能は数十μm、撮影視野は数十mmとなるため、内容物の大きさが100mm角以上の場合もある現状では撮影に必要な時間だけでも膨大なものとなる。その結果、特許文献2に開示された方法をインラインで適用するのは困難であり、溶着工程の事前評価やロット変動確認の目的に限定されてしまう。
特許文献4に開示された方法は、接着の良否判定に関するものであり、接着の問題は溶着で起こり得る問題とは異なり、溶着状態の検査にそのまま適用できない。例えば、溶着の場合では浮き上がりにより、2枚のシートの上側と下側の間に隙間が生じると不良になるが、接着の場合には2枚のシートの間に接着剤があれば、シート間の距離は問題にならず、正常と判定されてしまう。
本発明は上述したような技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、より簡便に溶着状態の良否判定を可能にした外観検査装置、外観検査方法、およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の外観検査装置は、表面に照射された光が部分的に透過する性質をもつ2枚のシートの間に板状物を挟み、周囲を溶着して袋詰めする工程における溶着の良否を判定する外観検査装置であって、
前記溶着された検査対象に均一な拡散光を照射した状態で撮影して画像データに変換する撮影手段と、
1枚の前記シートの表面に前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第1の基準輝度と、2枚の前記シートが重ねられ正常に溶着された状態で前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第2の基準輝度とを予め保持する保持手段と、
前記拡散光が照射される前記検査対象を前記撮影手段が撮影した画像における検査領域の輝度である判定対象輝度を前記第1および第2の基準輝度と比較し、該判定対象輝度と該第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が正常と判定し、該判定対象輝度と該第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が不良と判定する判定手段と、
を有する構成である。
また、本発明の外観検査方法は、表面に照射された光が部分的に透過する性質をもつ2枚のシートの間に板状物を挟み、周囲を溶着して袋詰めする工程における溶着の良否を判定する外観検査方法であって、
1枚の前記シートの表面に均一な拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第1の基準輝度と、2枚の前記シートが重ねられ正常に溶着された状態で前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第2の基準輝度とを準備し、
前記シートが重ねられ溶着された検査対象に前記拡散光を照射した状態で撮影したものを画像データに変換し、
前記拡散光が照射される前記検査対象を撮影した画像における検査領域の輝度である判定対象輝度を前記第1および第2の基準輝度と比較し、該判定対象輝度と該第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が正常と判定し、該判定対象輝度と該第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が不良と判定するものである。
さらに、本発明のプログラムは、表面に照射された光が部分的に透過する性質をもつ2枚のシートの間に板状物を挟み、周囲を溶着して袋詰めする工程における溶着の良否を判定する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータに、
1枚の前記シートの表面に均一な拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第1の基準輝度と、2枚の前記シートが重ねられ正常に溶着された状態で前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第2の基準輝度とを格納する手順と、
前記シートが重ねられ溶着された検査対象に前記拡散光を照射した状態で撮影したものを画像データに変換する手順と、
前記拡散光が照射される前記検査対象を撮影した画像における検査領域の輝度である判定対象輝度を前記第1および第2の基準輝度と比較し、該判定対象輝度と該第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が正常と判定し、該判定対象輝度と該第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が不良と判定する手順を実行させるものである。
本発明によれば、より簡便に溶着状態の良否を判定することができる。
本実施形態の外観検査方法の原理を説明するための図である。 本実施形態の外観検査方法の原理を説明するための断面模式図である。 本実施形態の外観検査装置の一構成例を示すブロック図である。 本実施形態の外観検査方法の手順を示すフローチャートである。 本実施形態の外観検査方法の具体例を説明するための図である。 本実施形態の外観検査方法の具体例を説明するための図である。 本発明の一実施形態の外観検査装置の一構成例を示すブロック図である。 溶着状態の良否判定について、関連する方法の一例を示す図である。
本実施形態の外観検査方法の原理を説明する。本実施形態において、シートとは、樹脂フィルム等のシート状物を意味するものとする。
また、本実施形態において、検査対象となるシートは、多孔質の薄膜であり、シート表面に照射された光が部分的に透過する性質があるものとする。その性質により、天井灯に代表される拡散光のもとでシートを撮影したときの表面の輝度は、シートが1枚のみの状態、2枚のシートが重なった状態、3枚以上のシートが重なった状態で異なる。
ここでは、シートが1枚のみの場合と、シートが2枚の場合について説明する。図1(a)はシートが1枚のみの場合であり、図1(b)および図1(c)はシートが2枚の場合である。
図1(b)に示すように、2枚のシートが接触している場合、すなわち上側のシート6aと下側のシート6bが密着している状態では、上側のシート6aを透過した光の一部は下側のシート6bで反射して上側のシート6aを透過して戻ってくる。そのため、図1(b)に示す上側のシート6aにシート表面61は、図1(a)に示す「シートが1枚のみ」の場合のシート表面60に比べて、白っぽく見える。
一方、図1(c)に示すように、上側のシート6aと下側のシート6bとの間にある程度の隙間がある状態では、シート表面62の輝度は、図1(a)に示した場合のシート表面60の輝度と同等になる。2枚のシートの間に隙間ができる場合として、例えば、溶着工程で上側のシート6aが浮き上がってしまう場合が考えられる。
図1(b)および図1(c)の場合に関して、2枚のシートの間に板状物を挟んだ場合で説明する。図2は本実施形態の外観検査方法の原理を説明するための断面模式図である。
2枚のシート6の間に板状物9を挟んで袋化した後のシート表面を撮影し、溶着部の輝度分布を計測する。図2(a)に示すように溶着状態が正常な場合、図1を参照して説明した性質により、溶融部80の輝度はシート表面61の輝度と同等になる。一方、図2(b)に示すように溶着状態が不良である場合、シート間にできた隙間により、溶融部81の輝度はシートが1枚のみの場合のシート表面60の輝度と同等になる。
本実施形態の外観検査方法は、溶着後のシート間の隙間の有無によってシートに照射された光の反射の輝度に差異が生じる性質を利用して、溶着状態の良否を判定するものである。
上述の原理に基づいて、溶着状態の良否を判定する外観検査装置の構成を説明する。
本実施形態の外観検査装置は、製造ラインで、例えば、1枚のシートを折り曲げた、または2枚のシートを重ねたシート状物の端面同士を溶着して袋状にする工程のエリアに設けられ、溶着部の表面輝度に応じて溶着状態の良否を判定するものである。
本実施形態では、2枚のシートの間に板状物を挟み、2枚のシートの外周に沿って内側の複数個所を溶着して袋状にした袋状物が検査対象であるものとする。
図3は本実施形態の外観検査装置の一構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、外観検査装置は、検査対象の袋状物5を撮影するカメラ1と、袋状物5の検査領域に可視光線を照射する照明2と、検査対象の袋状物5を照明下に供給し、位置決めするステージ3と、溶着部の良否を判定する情報処理装置4とを有する。情報処理装置4として、パーソナルコンピュータのような汎用的なコンピュータを用いることが可能である。
情報処理装置4は、外観検査の結果を出力する表示部46と、カメラ1の撮影による画像データが入力されると、画像データに所定の画像処理で外観検査を実行し、その結果を表示部46に出力する検査制御部14とを有する。
カメラ1は、100mm〜300mm程度の撮影距離にて視野角200〜300mm程度で撮影可能な撮影装置である。カメラ1は、レンズ(不図示)および撮像素子(不図示)を有する。カメラ1は、袋状物毎に溶着時間以内に少なくとも1枚以上の画像を撮影し、撮影した画像の映像信号を検査制御部14へ転送する能力を有する。
照明2は検査対象の袋状物5の全面を均一に照射可能であり、かつ拡散性の高い照明装置である。照明2は、例えば、蛍光灯またはLED(Light Emitting Diode)に代表される拡散照明または間接照明である。
続いて、情報処理装置4の構成を詳しく説明する。
表示部46は、ディスプレイ装置およびプリンタ等の出力装置であり、検査制御部14から入力される外観検査の結果を出力する。
検査制御部14は、画像入力部41と、照明制御部42と、メモリ43、画像処理部44と、ステージ制御部45と、結果処理部47と、各部を制御するCPU(Central Processing Unit)40とを有する。
CPU40は、袋状物5を撮影するためにステージ3の位置を設定した旨の情報をステージ制御部45から受信する度に、照明制御部42に照明2の光量を制御させ、カメラ1に撮影動作を指示する。
ステージ制御部45は、検査対象の袋状物5が搬入されると、袋状物5をステージ3に供給し、ステージ3を制御して袋状物5の端面とカメラ1との位置関係を調整し、ステージ3の位置を設定するとその旨をCPU40に通知する。
画像入力部41は、CPU40の指示にしたがってカメラ1を制御し、カメラ1から入力される映像信号を画像データに変換してメモリ43に格納する。以下では、検査対象の袋状物5の撮影による画像データを検査画像データと称する。照明制御部42は、CPU40の指示にしたがって照明2の光量を制御する。
メモリ43は、例えば、不揮発性メモリである。メモリ43は、1枚のシートの表面に照明2の照射光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第1の基準輝度およびその許容範囲である第1の許容範囲を予め保持している。また、メモリ43は、2枚のシートが重ねられ正常に溶着された状態で照明2の照射光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第2の基準輝度およびその許容範囲である第2の許容範囲を予め保持している。メモリ43は、画像入力部41から順次入力される検査画像データを保持する。
画像処理部44は、検査画像データをメモリ43から順次読み出し、各検査画像データに所定の検査プログラムを実行する。これにより、画像処理部44は、検査画像データについて予め決められた全ての検査領域を特定し、各検査領域の輝度の値を含む認識結果をメモリ43に格納するとともに、認識結果をユーザが視認できる形態で表示部46に表示させる。以下では、検査領域の輝度を「判定対象輝度」と称する。
結果処理部47は、判定対象輝度の情報をメモリ43から読み出し、判定対象輝度を第1および第2の基準輝度と比較することで、次のようにして、溶着状態の良否を判定する。結果処理部47は、判定対象輝度と第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、検査領域の溶着部に隙間がなく、溶着状態が正常と判定する。また、結果処理部47は、判定対象輝度と第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、検査領域の溶着部に隙間があり、溶着状態が不良と判定する。そして、結果処理部47は、溶着状態の良否判定結果を含む検査結果を表示部46に出力する。また、結果処理部47は、各袋状物5について予め決められた全ての検査領域に関して、溶着状態の良否判定を行う。
溶着状態の良否判定方法の一例を具体的に説明する。結果処理部47は、判定対象輝度と第2の基準輝度とを比較し、これらの輝度の差が第2の許容範囲内である場合、溶着状態が正常と判定する。また、結果処理部47は、判定対象輝度と第2の基準輝度との差が第2の許容範囲より大きく、かつ判定対象輝度と第1の基準輝度との差が第1の許容範囲内である場合、溶着状態が不良と判定する。
なお、情報処理装置4に外部機器(不図示)が接続されている場合、結果処理部47は、検査結果を外部機器に送信し、外部機器の出力部に検査結果を出力させてもよい。
また、本実施形態では、画像入力部41、照明制御部42、画像処理部44、ステージ制御部45および結果処理部47のそれぞれが専用の回路で構成される場合で説明した。CPU40がメモリ43に予め格納されたプログラムにしたがって処理を実行することで、画像入力部41、照明制御部42、画像処理部44、ステージ制御部45および結果処理部47の機能が実行されるようにしてもよい。
次に、本実施形態の外観検査装置による外観検査方法の動作手順を説明する。図4は本実施形態の外観検査方法の手順を示すフローチャートである。
検査対象の袋状物5がステージ3に供給されると(ステップS1)、検査制御部14はステージ3を制御して袋状物5の端面とカメラ1との位置関係を調整し、カメラ1および照明2を制御して袋状物5の外観をカメラ1に撮影させる(ステップS2)。カメラ1から出力された映像信号は、画像入力部41を介して画像データに変換され、メモリ43に格納される(ステップS3)。
検査制御部14は、ステップS3で取得したメモリ43上の検査画像データから、袋状物5の輪郭を示すエッジ位置またはコーナ位置を計測し(ステップS4)、その結果に基づいて、溶着状態の検査の対象となる、画像上の検査領域を設定する(ステップS5)。なお、検査領域の数は単数または複数のいずれでもよく、また、検査領域の設定方法も溶着状態の良否と相関が高い箇所であれば、設定までの手順は限定されない。
検査制御部14は、設定した検査領域における判定対象輝度の情報を画像データから取得する(ステップS6)。続いて、検査制御部14は、ステップS6で取得した判定対象輝度を、正常な溶着状態における基準輝度(第2の基準輝度)およびシート単体の基準輝度(第1の基準輝度)と比較することで、検査領域の溶着状態の良否を判定する(ステップS7)。
具体的には、検査制御部14は、判定対象輝度と第2の基準輝度との差が第2の許容範囲内である場合、判定対象輝度が正常な溶着状態の輝度と同等と判定し、溶着状態が正常であると判定する。一方、検査制御部14は、判定対象輝度と第2の基準輝度との差が第2の許容範囲よりも大きく、かつ、判定対象輝度と第1の基準輝度との差が第1の許容範囲内である場合、判定対象輝度がシート単体の表面輝度と同等と判定し、溶着状態が不良であると判定する。この場合、袋状物5が正常に溶着されず、2枚のうち上側のシートが浮き上がっていると考えられる。
その後、検査制御部14は、ステップS7による検査結果をメモリ43に格納するとともに、表示部46に転送する(ステップS8)。
続いて、検査制御部14は、ステージ上の袋状物5に対して設定された全ての検査領域の判定処理が完了したか否かを判定する(ステップS9)。ステップS9の判定の結果、設定された検査領域の全てについて判定処理が終了していない場合、検査制御部14は、次の検査領域についてステップS6〜S8の判定処理を実行する。一方、ステップS9の判定の結果、設定された検査領域の全てについて判定処理が終了している場合、検査制御部14は、ステージ上の袋状物5を排出し、ステップS1の動作に戻って、ステージ3に供給される、次の検査対象の袋状物5に対してステップS2〜S10の処理を実行する。
なお、検査対象の供給については、袋状物5のみを供給する場合に限らず、シート間に内容物として板状物9を挟んだ状態でステージ3に供給するようにしてもよい。
次に、検査領域の設定および輝度情報の取得動作の詳細例を、図5および図6を参照して説明する。
図5はシートの溶着状態が正常である場合の一例を示す図であり、図6はシートの溶着状態が不良の場合の一例を示す図である。図5および図6のそれぞれは、袋状物5を上から見たときの平面図の他に、袋状物5を図の右側から見たときの側面図(図の右側)と、溶融部80を通る線の位置の断面図(図の下側)を示す。
なお、検査対象の袋状物5は、シート6の上に板状物9を載せ、板状物9の上から板状物9を覆うように別のシート6を重ね、下側と上側のシートのそれぞれの4辺のうち、交差しない2辺または3辺を溶着したものである。
正常な溶着状態の場合、図5に示すように、袋状物5は、2枚重ねとなったシート6の表面部分61の輝度が、シート6単体での表面部分60の輝度にくらべ高く(=白く)なっている。
一方、図6に示すように、袋状物5の右下コーナ付近で不十分な溶融部81がある場合は、2枚のシート6の間に挟まれた板状物9の厚みの分、シート間が空いて浮き上がる。この状態での溶融部81の輝度はシート6単体での表面部分60と同等の輝度となる。
ここで、図6を参照して説明した、シート6の浮き上がりがある場合を考慮し、袋状物5のコーナ位置を求める方法の一例を説明する。画像処理部44は、袋状物5の4辺のエッジを複数の点で検出し、続いて、輪郭として得られた点群をそれぞれ直線近似し、隣接する辺の近似直線の交点をコーナとする。
次に、溶着部の良否判定に用いる判定対象輝度の設定に関する変形例を、図5および図6を参照して説明する。以下では、画像処理部44が、上述のようにして、シート6の輪郭またはコーナを特定した場合で説明する。
(変形例1)
本変形例は、予め設定された領域内の平均輝度を判定対象輝度に設定するものである。
本変形例では、メモリ43は、溶着部とは別に、シート6が重なっている場合のシートの表面の標準的な輝度である標準輝度と、シートのコーナから設計上の溶融部80までの距離の情報である距離情報とを予め保持している。
画像処理部44は、特定したコーナを基準として、設計上の溶融部80までの距離情報から検査画像データの画像における溶着位置を算出し、算出した溶着位置を基準として、2枚のシート6の間に挟まった板状物9の位置を避けた範囲のうち、1つ以上の矩形を特定する。画像処理部44は、特定した矩形のうち、袋状物5の最も入り口に近い矩形53に注目し、矩形53内部の平均輝度を求める。結果処理部47は、平均輝度と標準輝度との差が所定の範囲内であれば、溶着状態は正常と判定し、平均輝度とシート6単体での表面部分60の輝度との差が所定の範囲内であれば、溶着状態は不良と判定する。この矩形53の設定条件、サイズ、個数等は、図5および図6に示す場合に限らず、限定されない。
(変形例2)
本変形例は、予め設定された領域内の輝度分布度数が最大である最頻値を判定対象輝度に設定するものである。
撮影環境の都合上、矩形53内部に含まれる溶着痕の輝度が袋状物5の表面輝度に比べて非常に小さく、変形例1の場合の平均輝度での比較が困難である場合、画像処理部44は、矩形53内部の輝度のヒストグラムを求め、そのピーク(頻度の極大値)となる輝度のうち、溶着痕の輝度を除いたものを判定対象輝度として結果処理部47に提供する。
本変形例では、矩形53内部における代表的な輝度を用いて判定するので、判定の精度は平均値による方法よりも高くなることが期待できる。本変形例においても、矩形53の設定条件、サイズ、個数等は限定されない。
(変形例3)
本変形例は、溶着状態が正常であっても溶着痕周辺の領域の輝度にむらがある場合などに、溶着状態の良否が誤判定されるのを防ぐものである。
溶着痕周辺の領域の輝度にむらがある場合など、予め決められた箇所の輝度値のみで溶着状態を判定するのが困難な場合、画像処理部44は、特定した、シートの輪郭またはコーナに基づいて、溶融部80の設計上の中心位置の座標を基準とし所定の距離離れた線状または帯状領域54を定義する。図5および図6では、帯状領域54の場合を示しているが、ここでは線が設定された場合で説明する。
そして、画像処理部44は、設定した線の走査方向に対する輝度値の変動特性を取得する。図5に示す場合で説明すると、画像処理部44は、図の左右方向の座標範囲で輝度値の変動特性を検査画像データから読み出す。続いて、結果処理部47は、読み出した変動特性と、予めメモリ43に登録された、正常な溶着状態の変動特性との差を算出し、その差の値が所定値以下であれば溶着状態が正常と判定する。
溶着痕周辺の輝度にむらがあった場合、例えば、変形例1や変形例2の方法によって結果処理部47が溶着状態が不良と判定しても、本変形例を実行することで、溶着状態が正常であると判定される。
次に、本実施形態の外観検査方法の効果を説明する。
本実施形態によれば、シート同士の密着性または隙間の有無による、シート表面の輝度の変化を利用することで、溶着痕の形状や特徴を直接見なくても、溶着部のシートが密着しているか否かの判定を実際の製品の溶着状態に即して行うことができる。その結果、溶着痕に惑わされずに、より簡便に溶着状態の良否を判定することができる。また、撮影視野をシート全体が見える範囲まで広げても検査が可能であり、その結果、インラインでの外観検査を実現できる。
さらに、2枚重ね、または折り畳まれたシートが外観上、正常な溶着痕で溶着されていても、溶着時にしわがあったなどの理由で隙間があいている場合、それを不良と判別できるという効果がある。特に、袋の形状を保持し、溶着部のシートの密着性が保持されていれば溶着部の状態については関知する必要のない特徴の製品について、溶着痕に惑わされず、溶着部の形状の相違に起因した誤判定を防止できるという効果がある。
特許文献4に開示された方法では、接着部分が面状であることが検出の前提条件となっているが、溶着の要否が溶着部分の堅牢さよりむしろ、袋状態の保持が重視され、溶着形状が点状であることの多い用途では、本実施形態が有効である。
なお、上述の実施形態では、本発明の外観検査方法を、よりわかり易く説明するために外観検査装置の構成を詳しく説明したが、本発明の外観検査方法を実行する外観検査装置に必要な特徴となる構成を簡単に説明する。
図7は本発明の一実施形態の外観検査装置の一構成例を示すブロック図である。図7に示すように、外観検査装置140は、撮影手段141と、保持手段142と、判定手段143とを有する。
図7に示す外観検査装置と図3に示した外観検査装置とを比較して説明すると、撮影手段141はカメラ1および画像入力部41に相当し、保持手段142はメモリ43に相当し、判定手段143は画像処理部44および結果処理部47に相当する。図7に示す各構成については図3を参照して説明しているので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本発明を、食品や薬剤、電子部品の梱包を目的としたシート状物、フィルム状物同士を熱溶着した状態の良否を外観検査するための装置および方法に適用することができる。
1 カメラ
2 照明
3 ステージ
4 情報処理装置
14 検査制御部
43 メモリ
46 表示部
47 結果処理部
140 外観検査装置
141 撮影手段
142 保持手段
143 判定手段

Claims (7)

  1. 表面に照射された光が部分的に透過する性質をもつ2枚のシートの間に板状物を挟み、周囲を溶着して袋詰めする工程における溶着の良否を判定する外観検査装置であって、
    前記溶着された検査対象に均一な拡散光を照射した状態で撮影して画像データに変換する撮影手段と、
    1枚の前記シートの表面に前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第1の基準輝度と、2枚の前記シートが重ねられ正常に溶着された状態で前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第2の基準輝度とを予め保持する保持手段と、
    前記拡散光が照射される前記検査対象を前記撮影手段が撮影した画像における検査領域の輝度である判定対象輝度を前記第1および第2の基準輝度と比較し、該判定対象輝度と該第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が正常と判定し、該判定対象輝度と該第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が不良と判定する判定手段と、
    を有する外観検査装置。
  2. 請求項1記載の外観検査装置において、
    前記保持手段は、
    前記第1の基準輝度の許容範囲である第1の許容範囲と、前記第2の基準輝度の許容範囲である第2の許容範囲とを予め保持し、
    前記判定手段は、
    前記判定対象輝度と前記第2の基準輝度との差が前記第2の許容範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が正常と判定し、前記判定対象輝度と前記第2の基準輝度との差が前記第2の許容範囲より大きく、かつ該判定対象輝度と前記第1の基準輝度との差が前記第1の許容範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が不良と判定する、外観検査装置。
  3. 請求項1または2記載の外観検査装置において、
    前記判定手段は、前記判定対象輝度を、前記シートの輪郭またはコーナを基準として予め設定された領域の平均輝度に設定する、外観検査装置。
  4. 請求項1または2記載の外観検査装置において、
    前記判定手段は、前記判定対象輝度を、前記シートの輪郭またはコーナを基準として予め設定された領域の輝度分布度数が最大である最頻値に設定する、外観検査装置。
  5. 請求項1または2記載の外観検査装置において、
    前記判定手段は、前記検査領域の溶着状態が不良と判定した場合、前記シートの輪郭またはコーナを基準として予め設定された領域の所定の座標範囲における輝度値の変動特性と正常な溶着状態として予め登録された変動特性との差を算出し、算出した差の値が所定値以下であれば、溶着状態は正常であると判定する、外観検査装置。
  6. 表面に照射された光が部分的に透過する性質をもつ2枚のシートの間に板状物を挟み、周囲を溶着して袋詰めする工程における溶着の良否を判定する外観検査方法であって、
    1枚の前記シートの表面に均一な拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第1の基準輝度と、2枚の前記シートが重ねられ正常に溶着された状態で前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第2の基準輝度とを準備し、
    前記シートが重ねられ溶着された検査対象に前記拡散光を照射した状態で撮影したものを画像データに変換し、
    前記拡散光が照射される前記検査対象を撮影した画像における検査領域の輝度である判定対象輝度を前記第1および第2の基準輝度と比較し、該判定対象輝度と該第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が正常と判定し、該判定対象輝度と該第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が不良と判定する、外観検査方法。
  7. 表面に照射された光が部分的に透過する性質をもつ2枚のシートの間に板状物を挟み、周囲を溶着して袋詰めする工程における溶着の良否を判定する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    1枚の前記シートの表面に均一な拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第1の基準輝度と、2枚の前記シートが重ねられ正常に溶着された状態で前記拡散光を照射して撮影した画像におけるシート表面の輝度である第2の基準輝度とを格納する手順と、
    前記シートが重ねられ溶着された検査対象に前記拡散光を照射した状態で撮影したものを画像データに変換する手順と、
    前記拡散光が照射される前記検査対象を撮影した画像における検査領域の輝度である判定対象輝度を前記第1および第2の基準輝度と比較し、該判定対象輝度と該第2の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が正常と判定し、該判定対象輝度と該第1の基準輝度との差が所定の範囲内である場合、前記検査領域の溶着状態が不良と判定する手順を実行させるためのプログラム。
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