JP2015068121A - 水洗大便器装置 - Google Patents
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Abstract
Description
トイレ洗浄システム100は、充填バルブ114の下流側にジェットノズル118を備え、さらに、フロート120と可動ゲート122とからなる流れ転換器124を備えている。
このように、特許文献1のジェットポンプ作用を用いた水洗大便器装置においては、一連の洗浄動作が給水弁(充填バルブ)の開弁動作によりスタートすることが特徴となっている。
そのため、ジェットポンプ作用を用いた水洗大便器装置においては、使用者の操作時間に依存せずに給水弁を開弁させて洗浄動作を開始することが望ましい。
しかしながら、この例の場合であっても、パイロット穴の開口面積を大きく設定すると、そのパイロット穴を確実に開閉するために大きなフロートを用いる必要があり、そのため、貯水タンクも大形化し、見栄えや設置条件等が悪くなるという問題が発生する。
このように構成された本発明の水洗大便器装置においては、使用者が手動操作部を操作して洗浄を開始するとき、先ず、この手動操作部の操作により第一パイロット弁により第一穴が開き、これにより圧力室が開放され主弁体が主弁座から離間して給水状態となり、これにより、ジェットノズルから洗浄水の噴射が開始される。これに伴い、貯水タンク内の水位が降下するために、フロートも降下し、このフロートの降下と連動して第二パイロット弁により第二穴が開き、その後も、貯水タンク内の水位の降下に伴い第二穴は開状態が維持されるので、使用者の手動操作部の操作時間に依存することなく給水状態を維持することができる。この結果、本発明によれば、従来のように使用者が手で直接フロートを押し下げる動作が不要となり、操作性が向上する。また、使用者が手動操作部を操作して第一穴が開いて給水が開始した後、貯水タンク内の水位の降下に伴って第二穴が開くので、使用者が手動操作部を操作し続けなくとも給水状態を維持することができ、さらに、貯水タンク内の水位が所定の止水水位に到達すると第二穴が閉じて止水状態となるため、使用者の操作に起因する洗浄水のバラつきを最小限とすることができ、安定した便器清浄が可能となる。
このように構成された本発明においては、第一穴の開口面積が第二穴の開口面積より大きいので、使用者の手動操作と連動して圧力室内の洗浄水を第一穴からすばやく排出することができる。そのため、使用者による操作時間が短い場合であっても、十分な量の洗浄水を供給でき、ジェットポンプ作用を誘発するために必要なジェット給水を確保することができる。さらに、第二穴が小さく形成されているので、フロートを小型化することができ、装置全体のコンパクト化に貢献することができる。
このように構成された本発明においては、圧力室に空気が侵入した際に、その空気が上方に設けられた第一穴及び/又は第二穴から外部に抜け易くなる。それにより、主弁体が適切に動作し、安定した便器洗浄が可能となる。
このように構成された本発明においては、切換部材により、ジェットノズルからスロート管の内部に向けて噴射される洗浄水を遮断して切換えて、洗浄水を貯水タンク内に供給するようにしているため、ジェットポンプユニットの構造を簡易化することができる。
このように構成された本発明においては、大小洗浄切換機構により大洗浄と小洗浄を切換えることにより、使用者の好みに応じて、大洗浄と小洗浄を切換えることができるので、便器の使い勝手が向上すると共に、小洗浄により節水化に貢献できる。
先ず、図1及び図2により、水洗大便器装置の基本構造を説明する。図1は本発明の実施形態による水洗大便器装置を示す平面図であり、図2は図1のII−II線に沿って見た断面図である。
給水管路32の上流端には、外部の給水源から供給される洗浄水を止水するための止水栓40が設けられている。この止水栓40は、水洗大便器装置1の据付時などに給水源からの給水を止水するためのものであり、通常使用時は開状態に保持されている。
次に、図8乃至図13により、本発明の実施形態の水洗大便器装置1の補給水供給装置80の第1例から第3例を説明する。図8は本発明の実施形態による水洗大便器装置の補給水供給装置の第1例を示す正面図であり、図9は図8の拡大斜視図であり、図10は補給水供給装置の第2例を示す概略正面図であり、図11は補給水供給装置の第3例の低水位時の状態を示す概略正面図であり、図12は補給水供給装置の第3例の高水位時の状態を示す概略正面図であり、図13は低水位時の状態における補給水供給装置の導水管を示す平面図である。
2 便器保体
4 給水装置
6 ボウル部
14 排水口
16 導水路
30 貯水タンク
32 給水管路
34 給水弁装置
36 ポンプユニット
38 手動レバー
42 スロート管
44 ジェットノズル
50 主弁座
52 主弁体
54 圧力室
56 第一穴
58 第二穴
60 第一バイロット弁
62 フロート
64 第二パイロット弁
65 駆動軸
66 繰換弁
68 フロート
70 大小洗浄切換機構
72 仕切壁
74 開口
76 開閉弁
78 鎖
80 補給水供給装置
82 補給水供給パイプ
84 補給水供給口
Claims (5)
- ジェットポンプ作用により洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗大便器装置であって、
汚物を受けるボウル部と、このボウル部に洗浄水を導くための導水路とを備えた便器本体と、
この便器本体に供給する洗浄水を貯水する貯水タンクと、
使用者が手動操作可能な手動操作部と、
少なくともその一部が上記貯水タンク内で水没した状態で配置されたジェットポンプユニットであって、このジェットポンプユニットは、その一端が上記便器本体の導水路の入口に接続され、その他端には吸引口が形成され、この吸引口が貯水タンク内の下部に位置するように配置されたスロート管と、このスロート管の吸引口に向けて洗浄水を噴射してジェットポンプ作用を誘発させるジェットノズルと、を備えた上記ジェットポンプユニットと、
上記ジェットポンプユニットのジェットノズルに給水源から洗浄水を供給するための給水弁装置と、を有し、
上記給水弁装置は、主弁座と、この主弁座に着座して止水する止水状態と主弁座から離間して給水する給水状態とを切り換える主弁体と、その内部の圧力により上記主弁体を上記主弁座に対して移動させる圧力室と、この圧力室の圧力を開放する第一穴及び第二穴と、上記手動操作部における使用者の手動操作と連動して上記第一穴を開閉する第一パイロット弁と、上記貯水タンク内の洗浄水の水位に伴い上下動するフロートと、このフロートの上下動により上記第二穴を開閉する第二パイロット弁と、を備えていることを特徴とする水洗大便器装置。 - 上記第一穴は、その開口面積が上記第二穴の開口面積より大きく形成されている請求項1に記載の水洗大便器装置。
- 上記第一穴及び第二穴の少なくとも何れか一方が上記圧力室の上方に設けられている請求項1又は2に記載の水洗大便器装置。
- 更に、上記貯水タンク内の洗浄水の水位が所定水位まで降下したとき、上記ジェットノズルから上記スロート管の内部に向けて噴射される洗浄水を遮断してその洗浄水を上記貯水タンク内に供給するための切換部材を有する請求項1乃至3の何れかに記載の水洗大便器装置。
- 更に、大洗浄及び小洗浄に必要な洗浄水量を切り換えるための大小洗浄切換機構であって、この大小洗浄切換機構は、上記貯水タンク内を上記ジェットノズル及びスロート管の吸引口を取り囲む空間と他の空間とを仕切りその上方が開放されている仕切壁と、この仕切壁の所定の高さ位置に形成された開口部と、この開口部を開閉するために上記仕切壁に取り付けられた開閉弁と、を備えている上記大小洗浄切換機構を有し、
上記手動操作部は、回転軸を回転させる手動回転操作部であり、使用者による手動回転操作部の回転操作に連動して上記開閉弁の開閉が行われ、大洗浄と小洗浄の切換えが行われるようになっている請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器装置。
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