JP2015066514A - 基板処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】排液管に屈曲部を設けたとしても効率よく処理液を排出することができる基板処理システムを提供すること。【解決手段】本発明では、基板処理システム(1)において、基板(W)に処理液を供給するノズル(41)と、前記ノズル(41)から吐出された処理液を受ける液受部本体(43)と、前記液受部本体(43)で受けた処理液を排出する排液管(45)と、前記排液管の内部に存在する空気層(48)を前記排液管(45)の外部へ排出する空気抜き管(46)とを備え、前記排液管(45)は、前記排液管(45)が略鉛直から略水平方向に屈曲する第1屈曲部(47a)と略水平から略鉛直方向に屈曲する第2屈曲部(47b)とを有し、前記空気抜き管(46)は、吸気口(46a)を第1屈曲部(47a)と第2屈曲部(47b)の間または第2屈曲部(47b)に設け、排気口(46b)を前記吸気口(46a)よりも高い位置であって排液管(45)の外に設けることにした。【選択図】図4

Description

本発明は、基板処理システムに関するものである。
従来、半導体ウェハやガラス基板などの基板に対して処理液を供給することによって基板を処理する基板処理システムが知られている。
このような基板処理システムにおいては、処理室の内部で処理液を吐出するノズルがウェハを処理する処理位置とウェハ外方の待機位置の間で移動可能に設けられている。また、待機位置においてノズルから吐出された処理液を受けるために液受部が設けられており、基板へ処理液が供給される前に所定量の処理液を吐出するプリディスペンスが行われる。液受部で受けた処理液は排液管を介して排出され、回収して再利用されるか基板処理システム外へ廃棄される(例えば特許文献1参照)。
特開2007−258462号公報
上記従来の基板処理システムにおいて、ノズルから吐出された処理液が液受部から溢れると処理室を汚染してしまうおそれがある。処理室が汚染された状態で基板処理を行うと、基板が汚損されるおそれがある。液受部から処理液が溢れないようにするためには、ノズルから液受部への処理液の吐出量よりも排液管での排出量が多くなるように処理液を効率よく排出する必要がある。
また、液受部で受けた処理液を効率よく排出するには、排液管は直線であることが好ましい。しかしながら、基板処理システムの内部に存在する機器類を避けるため、排液管に屈曲部を設けて機器類を避ける必要がある。この場合、処理液が流れにくくなり液受部から処理液が溢れるおそれがある。
本発明では、排液管に屈曲部を設けたとしても効率よく処理液を排出することができる基板処理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、基板に処理液を供給するノズルと、前記ノズルから吐出された処理液を受ける液受部本体と、前記液受部本体で受けた処理液を排出する排液管と、前記排液管の内部に存在する空気層を前記排液管の外部へ排出する空気抜き管とを備え、前記排液管は、前記排液管が略鉛直から略水平方向に屈曲する第1屈曲部と略水平から略鉛直方向に屈曲する第2屈曲部とを有し、前記空気抜き管は、吸気口を第1屈曲部と第2屈曲部の間または第2屈曲部に設け、排気口を前記吸気口よりも高い位置であって排液管の外に設けたことを特徴とする基板処理システムを提供する。
本発明では、排液管に屈曲部を設けたとしても効率よく処理液を排出することができる。
本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る処理ユニットの概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る処理ユニットの概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る処理ユニットの概略構成を示す拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る処理ユニットの動作を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る処理ユニットの概略構成を示す図である。
以下に、本発明に係る基板処理システムの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の基板、本実施形態では半導体ウェハ(以下ウェハW)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウェハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウェハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウェハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウェハWを取り出し、取り出したウェハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウェハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウェハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウェハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウェハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウェハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウェハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
<第1の実施形態>
まず第1の実施形態について説明する。図3及び図4は本発明の第1の実施形態に係る処理ユニット16の概略構成を示す図である。処理ユニット16におけるチャンバ20と処理流体供給部40の具体的な構成について図3及び図4を参照して説明する。
処理流体供給部40は、処理液を供給するノズル41を備える。またチャンバ20は、ノズル41から吐出された処理液を受ける液受部42を備える。
ノズル41は、図示しないアームによって水平に支持される。また、アームは、図示しない旋回昇降機構によって旋回および昇降する。具体的には、制御装置4が旋回昇降機構を制御することによって、アームはノズル41からウェハWへ向けて処理液を供給する処理位置とウェハW外方の待機位置との間を移動することができる。
液受部42は、アームが待機位置に移動したときノズル41の下方に設けられている。液受部42は、ノズル41から吐出された処理液を受ける液受部本体43と、液受部本体43で受けた処理液を排出する排液管45と、排液管45の内部に存在する空気層を排液管45の外部へ排出する空気抜き管46を備える。
液受部本体43は、液受部本体43の上部が開放しノズル41から吐出された処理液を受けることができる。また液受部本体43の底部には、排液管45に処理液を排出可能な排出口44を有する。
排液管45は、排出口44を介して液受部本体43に接続されている。また、排液管45は、液受部本体43から下方に向けて延在し基板処理システム1の内部を通過して工場用力に接続されている。さらに、排液管45は、基板処理システム1の内部を通過する過程で周辺に設置されている機器類60を避けるために少なくとも一箇所以上の屈曲部47を備える。
屈曲部47は、配管が所定の角度で変化している箇所であり、L字の継手や曲げた樹脂チューブなどで構成される。
屈曲部47は、排液管45が略鉛直から略水平方向に屈曲する部位である第1屈曲部47a、略水平から略鉛直方向に屈曲する部位である第2屈曲部47b、第1屈曲部47a、第2屈曲部47bの下流側であって略鉛直から略水平方向に屈曲する部位である第3屈曲部47c、略水平から略鉛直方向に屈曲する部位である第4屈曲部47dから構成される。
この屈曲部47によって排液管45は、第1構成管45a〜第5構成管45eに分割される。第1構成管45aは、排出口44と第1屈曲部47aとの間で鉛直下向きに伸延する。第2構成管45bは、第1屈曲部47aにおいて第1構成管45aの伸延方向に対して水平側に向けて上方に屈曲され、第1屈曲部47aと第2屈曲部47bとの間で斜め下向きに伸延する。第3構成管45cは、第2屈曲部47bにおいて第2構成管45bの伸延方向に対して鉛直側に向けて下方に屈曲され、第2屈曲部47bと第3屈曲部cとの間で鉛直下向きに伸延する。第4構成管45dは、第3屈曲部47cにおいて第3構成管45cの伸延方向に対して水平側に向けて上方に屈曲され、第3屈曲部47cと第4屈曲部47dとの間で斜め下向きに伸延する。第5構成管45eは、第4屈曲部47dにおいて第4構成管45dの伸延方向に対して鉛直側に向けて下方に屈曲され、第4屈曲部47dから鉛直下向きに伸延する。
これにより、排液管45の中を流れる処理液の速度は、略水平である第1屈曲部47aと第2屈曲部47bとの間(第2構成管45b)や第3屈曲部47cと第4屈曲部47dとの間(第4構成管45d)では、略垂直である排出口44と第1屈曲部47aとの間(第1構成管45a)や第2屈曲部47bと第3屈曲部47cとの間(第3構成管45c)の処理液の速度よりも遅くなる。
なお、第1屈曲部47aや第3屈曲部47cは、上流側(第1構成管45aや第3構成管45c)の伸延方向に対して下流側(第2構成管45bや第4構成管45d)の伸延方向を水平側に向けて上方に屈曲させることで、上流側(第1構成管45aや第3構成管45c)よりも下流側(第2構成管45bや第4構成管45d)で処理液の速度が低下する部位であればよい。また、第2屈曲部47bや第4屈曲部47dは、上流側(第2構成管45bや第4構成管45d)の伸延方向に対して下流側(第3構成管45cや第5構成管45e)の伸延方向を鉛直側に向けて下方に屈曲させることで、上流側(第2構成管45bや第4構成管45d)よりも下流側(第3構成管45cや第5構成管45e)で処理液の速度が低下する部位であればよい。そのため、第1構成管45aや第3構成管45cや第5構成管45eは、鉛直下向きに伸延する場合に限られず、鉛直下向きに対して斜め下方側に伸延する場合も含まれる。また、第2構成管45bや第4構成管45dは、斜め下向きに伸延する場合に限られず、水平方向に伸延する場合も含まれる。
機器類60は、基板処理システム1を構成する部品であって、例えば流量計、開閉弁、圧力制御機器などの流体制御機器、またはモーターなどの電装品である。
空気抜き管46は、その外径が排液管45の内径よりも小さく、両先端に開口(吸気口46a、排気口46b)を持つ管である。
空気抜き管46は、排液管45の内部に挿入され液受部本体43に固定されている。また、空気抜き管46の一方側の先端である給気口46aは、第1屈曲部47aと第2屈曲部47bの間に設けられている。または第2屈曲部47bに設けてもよい。
一方、他方側の先端である排気口46bは、給気口46a(一方側の先端)よりも高い位置であって排液管45の外に設けられている。具体的には、排気口46b(他方側の先端)は、液受部本体43の内側であって排出口44よりも高い位置まで突出している。さらに、排気口46b(他方側の先端)は、ノズル41から処理液が吐出される際、排気口46b(他方側の先端)から空気抜き管46の内部へ入らない位置に設けられている。排液管45の内部に存在する空気の溜まりである空気層48(後述する)は、給気口46aから空気抜き管46の内部に入り、排気口46bから排液管45の外へ排出される。
基板処理システム1の動作について説明する。処理ユニット16は、ウェハWを回転させながら処理液を供給し、ウェハWに所定の液処理を施す。
<ダミーディスペンス処理>
次に、ダミーディスペンス処理の動作について図3を参照して説明する。
ダミーディスペンス処理とは、たとえば処理液の劣化を防止するために、ウェハWに処理液を吐出していない待機中にノズル41から処理液を適宜吐出させる処理のことである。
なお、ダミーディスペンス処理は、所定の条件(たとえば、前回のダミーディスペンス処理からの経過時間など)を満たした場合に実行される。
図3に示すように、制御装置4は、ノズル41のダミーディスペンス処理を行う場合には、旋回昇降機構(図示しない)を制御してアームを移動させて、ノズル41を液受部42の上方に配置させる。
そして、制御装置4は、バルブ(図示しない)を所定時間開放して、ノズル41から処理液を所定時間吐出させる。ノズル41から吐出された処理液は、液受部42の排出口44から排液管45に排出される。
本実施形態のように、液受部42に空気抜き管46が設けられているため、処理液を液受部42から素早く排出することができる。
以下に空気抜き管46による排出効果について図5を参照して説明する。
図5(a)に示すように、処理液を吐出開始した時点では、処理液は排液管45の中を流れる。
図5(b)に示すように、次第に排液管45の内部は徐々に処理液で満たされる。これは略水平である第3屈曲部47cと第4屈曲部47bの間流れる処理液の速度が、略鉛直である第2屈曲部47bと第3屈曲部47cの間の処理液の速度よりも遅いため、第2屈曲部47bと第3屈曲部47cとの間に処理液が満たされる。
この際、排液管45内部に元々存在した空気が、排液管45に流れ込む処理液によって上流側へ押し出される。排液管45内部に存在した空気が排液管45の外へ抜ける前に上流側から処理液が流れてくると、空気が抜け切れず第2屈曲部47bにおいて空気の溜まりである空気層48が発生する。時間の経過とともに空気層48は第1屈曲部47aを経由して上流側へ移動し排液管45の外部へ排出される。しかしながら、略水平である第1屈曲部47aと第2屈曲部47bの間では、略鉛直である第2屈曲部47bと第3屈曲部47cの間と比較して空気層48が上流側へ移動する時間はより長く掛かる。この空気層48によって排液管45内の処理液が流れる領域が狭くなる。そのため排液管45内を流れる量よりも排出口44から排液管45へ流れ込む量が多くなり液受部本体43内の液面が上昇し、処理液が液受部42から溢れ出てしまうおそれがある。
ここで本実施形態では、図5(c)に示すように、空気抜き管46の給気口46a(一方側の先端)を略水平である第1屈曲部47aと第2屈曲部47bの間に設けた。より具体的には、この空気抜き管の46の先端を空気層48が発生する第2屈曲部47bに向けて設けた。これにより空気抜き管46を介して空気層48を排液管45の外へ抜くことが可能になり、排液管45内の処理液が流れる領域が狭くなることがない。したがって排液管45内を流れる量よりも排出口44から排液管45へ流れ込む量が多くなることがないので効率よく処理液を排出することができる。
空気抜き管46の給気口46a(一方側の先端)は、排液管45の内部断面において高い位置に設けることが好ましい。これにより排液管45の上方に存在する空気層48がより確実に空気抜き管によって捕捉され排液管45の外部へ排出される。
空気抜き管46の排気口46b(他方側の先端)は、液受部42の排出口44よりも高い位置に設けることが好ましい。これにより排液管45の上流側へ流れてきた空気層48がより確実に排液管45の外部へ排出される。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。図6は本発明の第2の実施形態に係る処理ユニット16’の概略構成を示す図である。第1の実施形態に係る処理ユニット16と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
第1の実施形態における処理ユニット16は、空気抜き管46を排液管45の中に設けたが、図6に示すように空気抜き管46’の給気口46a’(一方側の先端)は、連結部61を介して排液管45に接続してもよい。この場合、空気抜き管46の連結部61は第2屈曲部47bよりも上流側であればよく、空気抜き管46の排気口46b’(他方側の開口)は液受部42の排出口44よりも高い位置に設けることが好ましい。
本実施例においても、空気層48に向けて空気抜き管46の先端を設け、空気抜き管46を介して空気層48を排液管45の外へ抜くことにより排液管45内の処理液が流れる領域が狭くならない。したがって処理液が流れる領域が狭くなることによる排液効率の低下を防止することができるので効率よく処理液を排出することができる。
以上に説明した各実施形態に係る基板処理システム1において、空気抜き管による排液効率の低下を防止する構成は、回収カップ50の底部に形成された排液口51にも適用することができる。
W ウェハ
41 ノズル
43 液受部本体
44 排出口
45 排液管
46 空気抜き管
47a 第1屈曲部
47b 第2屈曲部
48 空気層

Claims (5)

  1. 基板に処理液を供給するノズルと、
    前記ノズルから吐出された処理液を受ける液受部本体と、
    前記液受部本体で受けた処理液を排出する排液管と、
    前記排液管の内部に存在する空気層を前記排液管の外部へ排出する空気抜き管と、
    を備え、
    前記排液管は、前記排液管が略鉛直から略水平方向に屈曲する第1屈曲部と略水平から略鉛直方向に屈曲する第2屈曲部とを有し、
    前記空気抜き管は、吸気口を第1屈曲部と第2屈曲部の間または第2屈曲部に設け、排気口を前記吸気口よりも高い位置であって排液管の外に設けたことを特徴とする基板処理システム。
  2. 前記液受部本体は、処理液を排出する液受部本体の底部に排出口を有し、
    前記空気抜き管の排気口は、前記液受部の排出口よりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の基板処理システム。
  3. 前記ノズルは、基板の上方位置と基板の外方の待機位置との間で移動可能に設けられ、
    前記液受部は、待機位置に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理システム。
  4. 前記空気抜き管は、排液管の内部に挿入されていることを特徴とする請求項1ないし3に記載の基板処理システム。
  5. 前記空気抜き管は、排液管に連結部を介して接続され、
    前記連結部は、前記第2屈曲部よりも上流側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3に記載の基板処理システム。
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