JP2015066163A - スリットパイプ及びそのスリットパイプを用いたガイドワイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】時計方向及び反時計方向の双方の回転において充分な押し込みトルクの伝達性を容易に確保することが可能なスリットパイプ及びそのスリットパイプを用いたガイドワイヤを提供する。
【解決手段】スリットパイプ10は、長手方向に沿って螺旋状に設けられ、所定間隔をおいて桁13により分断されている第1スリット15と、長手方向に沿って第1スリット15とは逆方向へ螺旋状に設けられ、桁13を横断しつつ第1スリット15に対して傾斜するように配置されている第2スリット16とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】スリットパイプ10は、長手方向に沿って螺旋状に設けられ、所定間隔をおいて桁13により分断されている第1スリット15と、長手方向に沿って第1スリット15とは逆方向へ螺旋状に設けられ、桁13を横断しつつ第1スリット15に対して傾斜するように配置されている第2スリット16とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、治療や検査を目的として体腔内に挿入される医療器具に用いられるスリットパイプ、及びそのスリットパイプを用いたガイドワイヤに関する。
従来、治療や検査のために、血管、消化管、尿管等の管状器官や体内組織に挿入して使用される医療器具として、様々なものが提案されている。
例えば特許文献1には、管状部材に複数の溝による切り込みが螺旋状に形成されてなるハイポチューブを備える医療器具が開示されている。管状部材に設けられた複数の溝のうち、一部の溝は、管状部材の軸線に対して鋭角をなして延びる第1の部分と、その第1の部分に略直交に接続して設けられている第2の部分とから形成されている。
例えば、ガイドワイヤ等の医療器具が慢性完全閉塞病変に進入した際に、操作者がガイドワイヤの基端側を時計方向及び反時計方向の双方に回転させつつ、内奥側へと押し込み操作を行ったとしても、ガイドワイヤの先端が慢性完全閉塞病変の内部へと充分に進行していかない場合がある。これは、ガイドワイヤを軸方向に押し込んだ際に、その先端側を内奥まで適切に進入させるための押し込みトルクの伝達性が充分に発揮されていないことが要因であると考えられている。
上述した特許文献1に記載の医療器具においても、充分な押し込みトルクの伝達性を確保することが困難であり、この点において依然として改善の余地があった。
上述した特許文献1に記載の医療器具においても、充分な押し込みトルクの伝達性を確保することが困難であり、この点において依然として改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、時計方向及び反時計方向の双方の回転において充分な押し込みトルクの伝達性を容易に確保することが可能なスリットパイプ及びそのスリットパイプを用いたガイドワイヤを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るスリットパイプ及びそのスリットパイプを用いたガイドワイヤは、以下のような特徴を有する。
本発明の態様1に係るスリットパイプは、長手方向に沿って螺旋状に設けられ、所定間隔をおいて桁により分断されている第1スリットと、長手方向に沿って螺旋状に設けられ、前記桁を横断しつつ前記第1スリットに対して傾斜するように配置されている第2スリットと、を備えるものであることを特徴とする。
本発明の態様2は、態様1に記載のスリットパイプであって、前記第1スリットと前記第2スリットとは、軸線に対して線対称に配置されているものであることを特徴とする。
本発明の態様3は、態様1又は態様2に記載のスリットパイプであって、前記桁は、一端から他端に向かって軸線に沿って直線状に連繋されているものであることを特徴とする。
本発明の態様4は、態様1〜態様3のいずれか一つに記載のスリットパイプであって、前記第1スリットの幅及び前記第2スリットの幅は、一端から他端に向かって徐々に大きくなっているものであることを特徴とする。
本発明の態様5は、態様1〜態様3のいずれか一つに記載するスリットパイプであって、前記第1スリットのピッチ及び前記第2スリットのピッチは、一端から他端に向かって徐々に小さくなっているものであることを特徴とする。
本発明の態様6は、態様1〜態様5のいずれか一つに記載するスリットパイプであって、断面形状が略真円であることを特徴とする。
本発明の態様7は、コアシャフトと、そのコアシャフトの先端部を覆う態様1〜態様6の何れかに記載のスリットパイプとを備えたことを特徴とするガイドワイヤである。
本発明の態様8は、コアシャフトと、そのコアシャフトの先端部を覆うコイル体と、そのコイル体の内部に収容され、前記コアシャフトの先端部を覆う請求項1〜請求項6の何れかに記載のスリットパイプと、を備えたことを特徴とするガイドワイヤである。
態様1におけるスリットパイプは、長手方向に沿って螺旋状に設けられ、所定間隔をおいて桁により分断されている第1スリットと、長手方向に沿って螺旋状に設けられ、桁を横断しつつ第1スリットに対して傾斜するように配置されている第2スリットとを備えている。これにより、スリットパイプには、Z巻き(右ねじ巻き)のスリットとS巻き(左ねじ巻き)のスリットの双方が、互いに離間して設けられることとなる。
その結果、例えば同スリットパイプを時計方向に回転させつつ血管内部に押し込む場合には、隣接する右ねじ巻きのスリット間の間隔が縮まるように圧縮され、その際に生じる応力が押し込み方向へ作用する。これにより、押し込みトルクの伝達性が向上し、先端側を血管の内奥まで適切に進入させることが可能となる。
一方、同スリットパイプを反時計方向に回転させつつ血管内部に押し込む場合においても、同様に、隣接する左ねじ巻きのスリット間の間隔が縮まるように圧縮され、その際に生じる応力が押し込み方向へ作用する。これにより、押し込みトルクの伝達性が向上し、先端側を血管の内奥まで適切に進入させることが可能となる。
一方、同スリットパイプを反時計方向に回転させつつ血管内部に押し込む場合においても、同様に、隣接する左ねじ巻きのスリット間の間隔が縮まるように圧縮され、その際に生じる応力が押し込み方向へ作用する。これにより、押し込みトルクの伝達性が向上し、先端側を血管の内奥まで適切に進入させることが可能となる。
すなわち、時計方向及び反時計方向の双方にスリットパイプを回転させつつ、
その先端側を血管内部に押し込む場合には、時計方向及び反時計方向の双方において同等に優れた押し込みトルクの伝達性が得られるようになる。従って、例えば慢性完全閉塞病変の内部へのスリットパイプの進行が容易となり、操作性が向上する。
その先端側を血管内部に押し込む場合には、時計方向及び反時計方向の双方において同等に優れた押し込みトルクの伝達性が得られるようになる。従って、例えば慢性完全閉塞病変の内部へのスリットパイプの進行が容易となり、操作性が向上する。
態様2におけるスリットパイプでは、第1スリットと第2スリットとが軸線に対して線対称に配置されている。これによれば、Z巻き(右ねじ巻き)のスリットとS巻き(左ねじ巻き)のスリットの双方が対称且つ均等に設けられる。
その結果、例えば同スリットパイプにおいては、時計方向に回転させた際のトルク伝達性と、反時計方向に回転させた際のトルク伝達性とをほぼ同程度とすることが容易となり、円周断面においてバランスのとれたトルク伝達性を容易に確保することができる。従って、血管の内奥にスリットパイプを挿入する際の操作性を高めることができる。
態様3におけるスリットパイプでは、桁が一端から他端に向かって軸線に沿って直線状に連繋されているため、スリットパイプの軸方向への伸縮が防止され、スリットパイプの押し込みトルクの伝達性を向上させることが可能となる。
態様4におけるスリットパイプでは、第1スリットの幅及び第2スリットの幅が、一端から他端に向かって徐々に大きくなっている。これによれば、スリットパイプの他端側において良好な柔軟性を確保することができ、3次元空間において複雑に分岐する血管内への挿入性(血管選択性)が高められる。
態様5におけるスリットパイプでは、第1スリットのピッチ及び第2スリットのピッチが、一端から他端に向かって徐々に小さくなっている。これによれば、スリットパイプの他端側において良好な柔軟性を確保することができ、3次元空間において複雑に分岐する血管内への挿入性(血管選択性)が高められる。
態様6におけるスリットパイプでは、断面形状が略真円であるため、態様1〜態様5の何れかに記載のスリットパイプの効果に加えて、回転トルクを円周全体に均等に伝達することができる。
態様7のガイドワイヤにおいては、コアシャフトと、そのコアシャフトの先端部を覆う態様1〜態様6の何れかに記載のスリットパイプとを備えている。これによれば、充分な押し込みトルクの伝達性を容易に確保することができ、血管の内奥まで適切に進入させることが可能なガイドワイヤが得られる。
態様8のガイドワイヤにおいては、コアシャフトと、そのコアシャフトの先端部を覆うコイル体と、そのコイル体の内部に収容され、コアシャフトの先端部を覆う態様1〜態様6の何れかに記載のスリットパイプとを備えている。これによれば、充分な押し込みトルクの伝達性を容易に確保することができ、血管の内奥まで適切に進入させることが可能なガイドワイヤが得られる。さらに、コイル体の外径を維持したまま、内部に備えたスリットパイプによってガイドワイヤの良好な柔軟性を確保することができる。
まず、本発明のスリットパイプを図面に示す好適実施形態に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明のスリットパイプの第1実施形態を示す斜視図である。なお、図1及び後述する図2乃至図4では、理解を容易にするため、スリットパイプの長さ方向を短縮し、全体的に模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
[第1実施形態]
図1は、本発明のスリットパイプの第1実施形態を示す斜視図である。なお、図1及び後述する図2乃至図4では、理解を容易にするため、スリットパイプの長さ方向を短縮し、全体的に模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
図1に示すように、スリットパイプ10は、管状部材11の長手方向に沿って螺旋状に設けられ、所定間隔をおいて桁13により分断されている第1スリット15を有している。本実施形態では、第1スリット15は、管状部材11の長手方向に沿って右回転方向の螺旋形状を呈している。
さらに、スリットパイプ10は、管状部材11の長手方向に沿って第1スリット15とは逆方向(管状部材11の長手方向に沿って左回転方向)へ螺旋状に設けられ、上述した桁13を横断するように配置されてなる第2スリット16を有している。すなわち、第2スリット16は、第1スリット15には接触していない。この第2スリット16は、第1スリット15に対して傾斜するように配置されている。
これにより、スリットパイプ10には、管状部材11の長手方向に沿って右回転方向に設けられる第1スリット15と、管状部材11の長手方向に沿って左回転方向に設けられる第2スリット16との双方が互いに離間して設けられることとなる。
その結果、例えば後述するような、同スリットパイプ10を備えるガイドワイヤにおいては、その基端部を時計方向に回転させつつ血管内部に押し込む場合には、隣接する右ねじ巻きの第1スリット15間の間隔が縮まるように圧縮され、その際に生じる応力が押し込み方向へ作用する。これにより、押し込みトルクの伝達性が向上し、ガイドワイヤの先端部を血管の内奥まで適切に進入させることが可能となる。
その結果、例えば後述するような、同スリットパイプ10を備えるガイドワイヤにおいては、その基端部を時計方向に回転させつつ血管内部に押し込む場合には、隣接する右ねじ巻きの第1スリット15間の間隔が縮まるように圧縮され、その際に生じる応力が押し込み方向へ作用する。これにより、押し込みトルクの伝達性が向上し、ガイドワイヤの先端部を血管の内奥まで適切に進入させることが可能となる。
一方、同ガイドワイヤを反時計方向に回転させつつ血管内部に押し込む場合においても、同様に、隣接する左ねじ巻きの第2スリット16間の間隔が縮まるように圧縮され、その際に生じる応力が押し込み方向へ作用する。これにより、押し込みトルクの伝達性が向上し、ガイドワイヤの先端部を血管の内奥まで適切に進入させることが可能となる。
すなわち、時計方向及び反時計方向の双方にガイドワイヤの基端部を回転させつつその先端部を血管内部に押し込む場合には、時計方向及び反時計方向の双方において同等に優れた押し込みトルクの伝達性が得られるようになる。従って、例えば慢性完全閉塞病変の内部へのガイドワイヤの進行が容易となり、操作性が向上する。
また、本実施形態では、図1に示すように、第1スリット15と第2スリット16とは、軸線に対して線対称に配置されている。これにより、第1スリット15及び第2スリット16の双方が対称且つ均等に設けられることとなる。
その結果、例えば後述するような、同スリットパイプ10を備えるガイドワイヤにおいては、時計方向に回転させた際のトルク伝達性と、反時計方向に回転させた際のトルク伝達性とをほぼ同程度とすることが容易となり、円周断面においてバランスのとれたトルク伝達性を容易に確保することができる。従って、血管の内奥にガイドワイヤを挿入する際の同ガイドワイヤの操作性を高めることができる。
本実施形態においては、図1に示すように、第1スリット15の幅と第2スリット16の幅とは、略同一となっている。さらに、管状部材11の長手方向に沿って隣接する第1スリット15同士、及び第2スリット16同士は、それぞれ並行に配設されている。
また、本実施形態においては、管状部材11の長手方向に沿って隣接する第1スリット15のピッチP1は全て略同一となっている。加えて、管状部材11の長手方向に沿って隣接する第2スリット16のピッチQ1についても全て略同一となっている。そして、第1スリット15のピッチP1と、第2スリット16のピッチQ1とは、略同一となっている。これにより、スリットパイプ10自体のトルク伝達性を円周断面においてバランス良く向上させることが可能となる。
なお、これら第1スリット15及び第2スリット16の形成方法としては、特に限定されないが、例えばレーザー加工やエッチング等が挙げられる。
スリットパイプ10は、表面にスリット15,16が形成されることにより、柔軟性を向上させることができ、例えば患者の血管に挿入した場合には、血管の穿孔を効果的に防止することができる。
また、スリットパイプ10においては、表面に複数の螺旋形状のスリット15,16が形成されているため、スリットパイプ10の一端側に加えられた回転力が他端側に伝達される際の遊びが形成され、スリットパイプ10の一端側に多大な力が不意に加えられた場合でも即座にその力が他端側に伝達されることを防止することが可能となる。ひいては、不慮の事故を未然に防ぐことができるようになる。
ここで、図1に示すように、本実施形態のスリットパイプ10においては、第1スリット15を分断する桁13は、一端から他端に向かって軸線に沿って直線状に連繋されている。すなわち、桁13は、平行に配置される一対の仮想直線K1,K2で囲まれる範囲内に設けられている。さらに、第2スリット16を分断する桁14においても同様に、一端から他端に向かって軸線に沿って直線状に連繋されている。
これにより、スリットパイプ10の軸方向への伸縮が防止され、スリットパイプ10の押し込みトルクの伝達性をさらに向上させることが可能となる。
また、本実施形態のスリットパイプ10を形成する管状部材11の断面形状としては、例えば略真円、楕円の他、三角形、四角形、六角形、八角形等の多角形状等が挙げられる。これらの中でも、本実施形態においては、回転トルクを円周全体に均等に伝達することが可能な観点から、管状部材11の断面形状を略真円とすることが好ましい。
なお、本実施形態では、第1スリット15と第2スリット16とを軸線に対して線対称に配置したが、これら第1スリット15及び第2スリット16の配置はこれに限定されない。すなわち、円周断面においてバランスのとれたトルク伝達性を容易に確保することができるのであれば、第1スリット15と第2スリット16とは、軸線に対して線対称に配置されていなくてもよい。
また、本実施形態では、第1スリット15を分断する桁13、及び第2スリット16を分断する桁14を、各々スリットパイプ10の一端から他端に向かって軸線に沿って直線状に連繋した構成を採用したが、桁13及び桁14の配置はこれに限定されない。すなわち、スリットパイプ10の良好な押し込みトルクの伝達性が確保されるのであれば、桁13及び桁14は直線状に連繋されていなくてもよく、例えば千鳥状に配置されていてもよい。
[第2実施形態]
図2は、本発明のスリットパイプの第2実施形態を示す斜視図である。
図2に示すように、本実施形態のスリットパイプ20は、管状部材21を有している。本実施形態においては、第1スリット25の幅が、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって大きくなっている。加えて、第2スリット26の幅についても、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって大きくなっている。
図2は、本発明のスリットパイプの第2実施形態を示す斜視図である。
図2に示すように、本実施形態のスリットパイプ20は、管状部材21を有している。本実施形態においては、第1スリット25の幅が、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって大きくなっている。加えて、第2スリット26の幅についても、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって大きくなっている。
すなわち、スリットパイプ20の他端側(図面上左側)に設けられている第1スリット25の幅X1は、一端側(図面上右側)に設けられている第1スリット25の幅Y1よりも大きい。加えて、スリットパイプ20の他端側(図面上左側)に設けられている第2スリット26の幅X2は、一端側(図面上右側)に設けられている第2スリット26の幅Y2よりも大きい。
これによれば、上述した第1実施形態と同様の効果を得られることができ、さらに、スリットパイプ20の他端側(図面上左側)において良好な柔軟性を確保することができ、例えば同スリットパイプ20を備えるガイドワイヤにおいては、操作性が向上し、3次元空間において複雑に分岐する血管内への挿入性(血管選択性)が高められる。加えて、そうしたガイドワイヤにおいては、患者の血管に挿入した場合に、血管の穿孔を効果的に防止することができるようになる。
また、本実施形態においては、管状部材21の長手方向に沿って隣接する第1スリット25のピッチP2は全て同一となっている。また、管状部材21の長手方向に沿って隣接する第2スリット26のピッチQ2についても全て同一となっている。そして、第1スリット25のピッチP2と、第2スリット26のピッチQ2とは、同一となっている。これにより、スリットパイプ20自体のトルク伝達性を円周断面においてバランス良く向上させることが可能となる。
ここで、本実施形態においては、図2に示すように、スリットパイプ20の一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって、第1スリット25の幅及び第2スリット26の幅が、それぞれ2段階に分けて大きくなっている。しかしながら、これら第1スリット25の幅及び第2スリット26の幅は、それぞれ3段階以上に分けて段階的に大きくなっていてもよい。この場合においても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
図3は、本発明のスリットパイプの第3実施形態を示す斜視図である。
図3に示すように、本実施形態のスリットパイプ30は、管状部材31を有している。本実施形態のスリットパイプ30は、第1スリット35のピッチが、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって小さくなっている。加えて、第2スリット36のピッチについても、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって小さくなっている。
図3は、本発明のスリットパイプの第3実施形態を示す斜視図である。
図3に示すように、本実施形態のスリットパイプ30は、管状部材31を有している。本実施形態のスリットパイプ30は、第1スリット35のピッチが、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって小さくなっている。加えて、第2スリット36のピッチについても、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって小さくなっている。
すなわち、スリットパイプ30の他端側(図面上左側)に設けられている第1スリット35のピッチA1は、一端側(図面上右側)に設けられている第1スリット35のピッチB1よりも小さい。加えて、スリットパイプ30の他端側(図面上左側)に設けられている第2スリット36のピッチA2は、一端側(図面上右側)に設けられている第2スリット36のピッチB2よりも小さい。
これによれば、上述した第1実施形態と同様の効果を得られることができ、さらに、スリットパイプ30の他端側(図面上左側)において良好な柔軟性を確保することができ、例えば同スリットパイプ30を備えるガイドワイヤにおいては、操作性が向上し、3次元空間において複雑に分岐する血管内への挿入性(血管選択性)が高められる。加えて、そうしたガイドワイヤにおいては、患者の血管に挿入した場合に、血管の穿孔を効果的に防止することができるようになる。
本実施形態においては、第1スリット35の幅と第2スリット36の幅とを略同一とすることが好ましい。これによれば、スリットパイプ30自体のトルク伝達性を円周断面においてバランス良く向上させることが可能となる。
ここで、本実施形態においては、図3に示すように、スリットパイプ30の一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって、第1スリット35のピッチ及び第2スリット36のピッチが、それぞれ2段階に分けて小さくなっている。しかしながら、これら第1スリット35のピッチ及び第2スリット36のピッチは、それぞれ3段階以上に分けて段階的に大きくなっていてもよい。この場合においても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4実施形態]
図4は、本発明のスリットパイプの第4実施形態を示す斜視図である。
図4に示すように、本実施形態のスリットパイプ40は、管状部材41を有している。
本実施形態のスリットパイプ40においては、近接して平行に配置される3本の第1スリット45aからなる第1スリット群45を分断する桁43が設けられている。そして、その桁43を横断するように、近接して平行に配置される3本の第2スリット46aからなる第2スリット群46が設けられている。第2スリット群46は、第1スリット群45には接触していない。第2スリット群46は、第1スリット群45に対して傾斜するように配置されている。
図4は、本発明のスリットパイプの第4実施形態を示す斜視図である。
図4に示すように、本実施形態のスリットパイプ40は、管状部材41を有している。
本実施形態のスリットパイプ40においては、近接して平行に配置される3本の第1スリット45aからなる第1スリット群45を分断する桁43が設けられている。そして、その桁43を横断するように、近接して平行に配置される3本の第2スリット46aからなる第2スリット群46が設けられている。第2スリット群46は、第1スリット群45には接触していない。第2スリット群46は、第1スリット群45に対して傾斜するように配置されている。
本実施形態においては、第1スリット群45のピッチC1は、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって小さくなっていてもよく、略同一であってもよい。しかしながら、スリットパイプ40の他端側(図面上左側)において良好な柔軟性を確保するといった観点から、第1スリット群45のピッチC1は、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって小さくなっていることが好ましい。なお、第2スリット群46についても同様である。
本実施形態においては、第1スリット群45を構成する第1スリット45aの幅は、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって大きくなっていてもよく、略同一であってもよい。しかしながら、スリットパイプ40の他端側(図面上左側)において良好な柔軟性を確保するといった観点から、第1スリット群45を構成する第1スリット45aの幅は、一端(図面上右側)から他端(図面上左側)に向かって大きくなっていることが好ましい。第2スリット群46についても同様である。
なお、第1スリット群45を構成する第1スリット45aの数、及び第2スリット群46を構成する第2スリット46aの数は、それぞれ3本に限定されるものではなく、2本でもよく、或いは4本以上でもよい。
[第5実施形態]
図5は、本発明のガイドワイヤの第1実施形態を示す全体図である。図5において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、本図は、ガイドワイヤを模式的に図示したものであり、実際の寸法比とは異なる。
図5は、本発明のガイドワイヤの第1実施形態を示す全体図である。図5において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、本図は、ガイドワイヤを模式的に図示したものであり、実際の寸法比とは異なる。
図5に示すガイドワイヤ101は、例えば、心臓等の血管の治療に使用されるものである。なお、ガイドワイヤ101は、本実施形態の場合、約1900mmの長さを有する。ガイドワイヤ101は、コアシャフト102と、上述した実施形態1〜実施形態4の何れかのスリットパイプ103と、コアシャフト102の先端とスリットパイプ103の先端とを接合する先端ロウ付け部113と、コアシャフト102とスリットパイプ103の基端とを接合する基端ロウ付け部105とからなる。
コアシャフト102は、最先端の第1先端部112と、第1先端部112の基端側に隣接する第2先端部111と、第2先端部111の基端側に隣接する第3先端部110と、第3先端部110の基端側に隣接する第1テーパ部109と、第1テーパ部109の基端側に隣接する第2テーパ部108と、第2テーパ部108の基端側に隣接する第3テーパ部107と、第3テーパ部107の基端側に隣接する第1円筒部106と、第1円筒部106の基端側に隣接する第4テーパ部105と、第4テーパ部105の基端側に隣接する円筒状の基端部104とから形成されている。
コアシャフト102を形成する材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス鋼(SUS304)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線等を使用することができる。
また、ガイドワイヤ101の先端からスリットパイプ103を経てコアシャフト102の第4テーパ部105までの外表面には親水性コーティング剤が施されている。この親水性コーティング剤としては、例えば、セルロース系高分子物質、ポリエチレンオキサイド系高分子物質、無水マレイン酸系高分子物質(例えば、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体等の無水マレイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物質(例えば、ポリアクリルアミド、ポリグリシジルメタクリレート−ジメチルアクリルアミドのブロック共重合体)、水溶性ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ヒアルロン酸塩等が挙げられる。
本実施形態のガイドワイヤ101においては、コアシャフト102の先端部を覆うスリットパイプ103を有しているため、上述したように、時計方向及び反時計方向の双方にガイドワイヤ101の基端部を回転させつつ、その先端部を血管内部に押し込む場合には、時計方向及び反時計方向の双方において同等に優れた押し込みトルクの伝達性が得られるようになる。従って、例えば慢性完全閉塞病変の内部へのガイドワイヤ101の進行が極めて容易となり、操作性が向上する。
なお、実施形態2及び実施形態3のスリットパイプにおいては、スリットパイプの他端をコアシャフト102の先端側に配置することが好ましい。これによれば、同スリットパイプによって、ガイドワイヤ101の先端部分の柔軟性をさらに向上させることができる。
また、コアシャフト102とスリットパイプ103との間には空隙が設けられていることが好ましい。これによれば、ガイドワイヤ101を湾曲させた際の柔軟性をさらに向上させることができ、ひいては血管の端部までガイドワイヤ101を容易に挿入することができる。
[第6実施形態]
図6は、本発明のガイドワイヤの第2実施形態を示す全体図である。図6において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、本図は、ガイドワイヤを模式的に図示したものであり、実際の寸法比とは異なる。
図6は、本発明のガイドワイヤの第2実施形態を示す全体図である。図6において、左側が体内に挿入される先端側であり、右側が医師等の手技者によって操作される基端側である。なお、本図は、ガイドワイヤを模式的に図示したものであり、実際の寸法比とは異なる。
図6に示すように、ガイドワイヤ131は、コアシャフト102と、そのコアシャフト102の先端を覆う外側コイル135と、外側コイル135の内部に配置されてコアシャフト102の先端を覆う実施形態1〜実施形態4の何れかのスリットパイプ133と、コアシャフト102の先端及び外側コイル135の先端を接合する先端ロウ付け部139と、スリットパイプ133の先端とコアシャフト102とを接合する内側先端ロウ付け部132と、スリットパイプ133の基端とコアシャフト102とを接合する内側基端ロウ付け部134と、コアシャフト102と外側コイル135の基端とを接合する基端ロウ付け部137とから形成されている。本実施形態においては、上述した第5実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態のガイドワイヤ131においては、スリットパイプ133の先端が、コアシャフト102の先端から基端側に所定間隔離間している。これによれば、ガイドワイヤ131の先端部分の柔軟性がより一層高められるため、ガイドワイヤ131の先端部分を容易に屈曲させることができるようになる。さらに、ガイドワイヤ131の血管選択性が向上する。
コアシャフト102とスリットパイプ133との間、及び外側コイル135とスリットパイプ133との間には空隙が設けられていることが好ましい。これによれば、ガイドワイヤ101を湾曲させた際の柔軟性をさらに向上させることができ、ひいては血管の端部までガイドワイヤ101を容易に挿入することができる。
なお、本実施形態では、スリットパイプ133の先端が、コアシャフト102の先端から基端側に所定間隔離間している構成としたが、ガイドワイヤ131の先端部分の柔軟性が確保されるのであれば、スリットパイプ133の先端とコアシャフト102の先端とを離間させない構成としてもよい。すなわち、スリットパイプ133の先端を、先端ロウ付け部139によってコアシャフト102の先端に接合してもよい。
10,20,30,40・・・スリットパイプ
13,14・・・桁
15,25,35,45a・・・第1スリット
16,26,36,46a・・・第2スリット
101,131・・・ガイドワイヤ
102・・・コアシャフト
135・・・コイル体
13,14・・・桁
15,25,35,45a・・・第1スリット
16,26,36,46a・・・第2スリット
101,131・・・ガイドワイヤ
102・・・コアシャフト
135・・・コイル体
Claims (8)
- 長手方向に沿って螺旋状に設けられ、所定間隔をおいて桁により分断されている第1スリットと、
長手方向に沿って螺旋状に設けられ、前記桁を横断しつつ前記第1スリットに対して傾斜するように配置されている第2スリットと、
を備えることを特徴とするスリットパイプ。 - 請求項1に記載のスリットパイプであって、
前記第1スリットと前記第2スリットとは、軸線に対して線対称に配置されていることを特徴とするスリットパイプ。 - 請求項1又は請求項2に記載のスリットパイプであって、
前記桁は、一端から他端に向かって軸線に沿って直線状に連繋されていることを特徴とするスリットパイプ。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載のスリットパイプであって、
前記第1スリットの幅及び前記第2スリットの幅は、一端から他端に向かって徐々に大きくなっていることを特徴とするスリットパイプ。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載のスリットパイプであって、
前記第1スリットのピッチ及び前記第2スリットのピッチは、一端から他端に向かって徐々に小さくなっていることを特徴とするスリットパイプ。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載のスリットパイプであって、
断面形状が略真円であることを特徴とするスリットパイプ。 - コアシャフトと、そのコアシャフトの先端部を覆う請求項1〜請求項6の何れかに記載のスリットパイプと、を備えたことを特徴とするガイドワイヤ。
- コアシャフトと、そのコアシャフトの先端部を覆うコイル体と、そのコイル体の内部に収容され、前記コアシャフトの先端部を覆う請求項1〜請求項6の何れかに記載のスリットパイプと、を備えたことを特徴とするガイドワイヤ。
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