JP2015066008A - 吸収性物品における吸水性向上方法、及び吸収性物品 - Google Patents
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<請求項1記載の発明>
疎水性又は撥水性の繊維からなる第1のシートの表裏いずれか一方側に、疎水性又は撥水性の繊維からなる第2のシートを接触するよう積層してなる積層部分を備えた吸収性物品における吸水性向上方法であって、 親水化剤を塗布した第1のシートに、親水化剤が塗布されていない第2のシートを積層することにより、前記積層部分を形成した後、 少なくとも前記積層部分を厚み方向に加圧した状態で保持する、 ことを特徴とする吸収性物品における吸水性向上方法。
吸収性物品において吸汗や吸湿が重要となる部分では疎水性又は撥水性の繊維からなる不織布に親水化剤を塗布し、吸水性を向上させることが多い。そのような場合、本発明のように、第1のシート及び第2のシートを積層するのに先立って第1のシート側にのみ親水化剤を塗布しておき、積層後に加圧状態で保持すると、おそらく第1のシートの親水化剤が第2のシートのより奥深く(第1のシート側と反対側)まで転写されることによると思われるが、第2のシートの吸水性が向上し、その結果として両シートの吸水性が向上する。このような親水化剤の加圧転写によると思われる吸水性の向上現象は予期せぬことから発見したものである。本発明はこの現象を利用するため、非常に簡単かつ安価に複数の積層シートの吸水性を向上することができる。つまり、親水化剤を塗布済みのシート原反を購入し利用する場合は、一方のシートのみ親水化剤を塗布したものを購入すればよく、したがって資材コストが嵩まずに済む。また、インラインで親水化剤を塗布するにしても、塗布装置が少なくて済むというメリットがある。しかも、親水化剤の塗布以外には加圧保持を行うだけであり、極めて容易である。
前記加圧を、圧力300kg/m2以上で6時間以上行う、請求項1記載の吸収性物品における吸水性向上方法。
本発明では、第1のシート及び第2のシートの素材や、加圧条件は適宜定めることができるが、通常の吸収性物品で用いられる不織布の場合、上記加圧条件で行うことが望ましい。
前記親水化剤の塗布を行って製造した製品を、製品パッケージ袋内に詰め込むことにより前記加圧状態での保持を行う、請求項1又は2記載の吸収性物品における吸水性向上方法。
加圧は製造ラインにおいてニップロール等の連続加圧装置や、その他のバッチ式プレス装置により行うこともできるが、製造ラインへの加圧装置の追加が必要となることや、加圧にある程度の時間を要するため、インラインでの加圧は好ましくない。これに対して、親水化剤の塗布を行って製造した製品を、製品パッケージ袋内に詰め込み、製品に対して十分な圧力が加わる状態とすると、製造ラインで加圧を行わなくても、そのまま製品を包装して保管、流通するだけで、その過程において十分な時間の加圧がなされるようになり、しかもこの方法であれば設備への加圧装置の追加は不要である。
前記積層部分は、前記第1のシート及び第2のシート間に細長状弾性伸縮部材を伸長状態で接着剤により固定してなるフィット用伸縮部分であり、
前記第1のシートへの親水化剤の塗布にあたり、前記細長状弾性伸縮部材が通る部分には親水化剤を塗布せずにおき、第1のシート及び第2のシートを積層する際に、前記親水化剤を塗布していない部分に細長状弾性伸縮部材を伸長状態で接着剤により固定する、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品における吸水性向上方法。
パンツタイプ使い捨ておむつにおいては、身体へのフィット性を向上させるために、外装体における各所に、糸ゴム等の細長状弾性伸縮部材を伸長状態で固定し、フィット用伸縮部分を構成することが行われており、中でも、ウエスト開口部の縁部において幅方向に沿うウエスト縁部弾性伸縮部材、ならびにウエスト縁部弾性伸縮部材よりも股間側において幅方向に沿うウエスト下部弾性伸縮部材を備えているものは、身体に対するフィット性が比較的に高く、汎用されている。
前記吸収性物品は、液透過性表面シートと液不透過性シートとの間に吸収体が介在されてなり、背側から股間部を通り腹側までを覆うように形成された内装体と、この内装体の外面における少なくとも前後のウエスト縁部に張り付けられ、少なくとも胴回りを覆うように形成された外装体とを備えたパンツタイプ使い捨ておむつであり、
前記外装体を前記第1のシート及び第2のシートの積層により形成するとともに、前記第1のシートへの親水化剤の塗布を、前記外装体における前記内装体の固定領域には行わない、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品における吸水性向上方法。
パンツタイプ使い捨ておむつにおいては、外装体の内側に内装体を取り付けた構造が一般的となっており、従来から外装体における吸汗・吸湿が問題となっている。したがって、外装体の形成に際して本発明の吸水性の向上を行うことが望まれるが、内装体と重なる部分は内装体により被覆されるため、親水化剤を塗布しても吸汗・吸湿への寄与は殆ど期待できないし、内装体を接着剤により外装体に固定する場合はその接着が親水化剤の影響により不十分となるおそれもある。よって、上述のように、第1のシートへの親水化剤の塗布を、外装体における前記内装体の固定領域には行わないことが望ましい。
前記第1のシート及び第2のシートの少なくとも一方が、内面又は外面に露出するシートであり、前記第1のシートにおける第2のシート側の面にのみ前記親水化剤を塗布する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品における吸水性向上方法。 (作用効果)
このようにシート相互の対向面にのみ親水化剤を塗布することにより、装着者や吸収性物品に手を触れる者の肌に親水化剤が付着しにくいものとなる。
第1のシートの表裏いずれか一方側に第2のシートを接触するよう積層してなり、第1のシート及び第2のシート間に細長状弾性伸縮部材を伸長状態で接着剤により固定してなるフィット用伸縮部分を備えた吸収性物品であって、 前記フィット用伸縮部分における第1のシート及び第2のシートの双方が、前記細長状弾性部材が通る部分以外に親水化剤が含有され、前記細長状弾性部材が通る部分には親水化剤が含有されていない、
ことを特徴とする吸収性物品。
請求項4記載の発明と同様の作用効果を奏する。
<パンツタイプ使い捨ておむつの例>
図1〜図9は、パンツタイプ使い捨ておむつの一例を示している。このパンツタイプ使い捨ておむつは、製品外面(裏面)をなす外装体12と、外装体の内面に貼り付けられた内装体200とから構成されているものである。内装体200は、尿等の排泄物等を吸収保持する部分であり、外装体12は着用者に装着するための部分である。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3〜図5に示されるように、身体側となる表面シート30と、液不透過性シート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものである。符号40は、表面シート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、表面シート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側に設けられた、身体側に起立する立体ギャザー60を示している。
表面シート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
表面シート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、表面シート30より液の透過速度が速い、中間シート(セカンドシートとも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止し、表面シート30を乾燥した状態とすることができる。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。このほかにも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
立体ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向全体にわたり延在する帯状部材であり、表面シート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を遮断し、横漏れを防止するために設けられているものである。本実施の形態の立体ギャザー60は、内装体200の側部から起立するように設けられ、付け根側の部分は幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分は幅方向外側に向かって斜めに起立するものである。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子の粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150〜400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系などのものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体などのものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
外装体12は、股間部から腹側に延在する腹側部分Fと、股間部から背側に延在する背側部分Bとを有し、これら腹側部分Fの両側部と背側部分Bの両側部とが接合されて、図8及び図9に示すように、装着者の胴を通すための胴開口部WO及び脚を通すための左右一対の脚開口部LOが形成されているものである。符号12Aは接合部分を示している(以下、この部分をサイドシール部ともいう)。なお、股間部とは装着者の股間と対応する部分を意味し、通常の場合は前後方向中央を含む部分である。また、前後方向中央よりも前側の部分及び後側の部分が腹側部分F及び背側部分Bである。
特徴的には、外装体12におけるフィット用伸縮部分であるウエスト下部Uから中間部Lのウエスト側部分までの領域Zにおいて、内側シート12H及び外側シート12Sの両方に親水化剤20が含有されている。これにより、外装体12の吸水性が向上し、外装体12における吸汗・吸湿性が向上する。なお、シート12H,12Sに親水化剤20が含有されている状態には、シート12H,12Sの厚み方向全体に親水化剤20が含有されている形態の他、シート12H,12Sの表裏いずれか一方側にのみ含有されている形態も含まれる。この説明からも分かるように、内側シート12H及び外側シート12Sのいずれか一方が、本発明の第1のシートに相当し、他方のシートが第2のシートに相当する。
次に、図12〜図14に示すパンツタイプ使い捨ておむつの製造例に基づき、吸水性向上方法について説明する。図12〜図14のそれぞれは、上段部分の平面図が図1〜図9に示す形態と略同様のパンツタイプ使い捨ておむつを製造する場合の状態変化を概略的に示し、中段部分の平面図が図10及び図11に示す形態と略同様のパンツタイプ使い捨ておむつを製造する場合の状態変化を示し、下段部分の正面図が設備フローを示しており、工程が対比可能なように並んでいる。
上記例はパンツタイプ使い捨ておむつへの応用例であるが、本発明は、テープタイプ使い捨ておむつや生理用ナプキンにも応用できるものである。例えば、上記例における親水化剤20の塗布部分は、ウエスト下部Uから中間部Lのウエスト側部分までの領域Zとされているが、他のフィット用伸縮部分、例えば吸収性物品全般に広く採用されている立体ギャザー、あるいはテープタイプ使い捨ておむつの背側部分の胴回り部やファスニングテープを対象として親水化剤20を塗布しても良い。また、シートの積層部分である限り、フィット用伸縮部分でない(つまりシート間に弾性伸縮部材を有しなくても良い)部位に親水化剤20を塗布する場合にも応用することができる。したがって、例えば本発明の第1のシート及び第2のシートのいずれか一方をトップシート30とし、他方を中間シート40とすることもできる。
Claims (7)
- 疎水性又は撥水性の繊維からなる第1のシートの表裏いずれか一方側に、疎水性又は撥水性の繊維からなる第2のシートを接触するよう積層してなる積層部分を備えた吸収性物品における吸水性向上方法であって、 親水化剤を塗布した第1のシートに、親水化剤が塗布されていない第2のシートを積層することにより、前記積層部分を形成した後、 少なくとも前記積層部分を厚み方向に加圧した状態で保持する、 ことを特徴とする吸収性物品における吸水性向上方法。
- 前記加圧を、圧力300kg/m2以上で6時間以上行う、請求項1記載の吸収性物品における吸水性向上方法。
- 前記親水化剤の塗布を行って製造した製品を、製品パッケージ袋内に詰め込むことにより前記加圧状態での保持を行う、請求項1又は2記載の吸収性物品における吸水性向上方法。
- 前記積層部分は、前記第1のシート及び第2のシート間に細長状弾性伸縮部材を伸長状態で接着剤により固定してなるフィット用伸縮部分であり、
前記第1のシートへの親水化剤の塗布にあたり、前記細長状弾性伸縮部材が通る部分には親水化剤を塗布せずにおき、第1のシート及び第2のシートを積層する際に、前記親水化剤を塗布していない部分に細長状弾性伸縮部材を伸長状態で接着剤により固定する、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品における吸水性向上方法。 - 前記吸収性物品は、液透過性表面シートと液不透過性シートとの間に吸収体が介在されてなり、背側から股間部を通り腹側までを覆うように形成された内装体と、この内装体の外面における少なくとも前後のウエスト縁部に張り付けられ、少なくとも胴回りを覆うように形成された外装体とを備えたパンツタイプ使い捨ておむつであり、
前記外装体を前記第1のシート及び第2のシートの積層により形成するとともに、前記第1のシートへの親水化剤の塗布を、前記外装体における前記内装体の固定領域には行わない、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品における吸水性向上方法。 - 前記第1のシート及び第2のシートの少なくとも一方が、内面又は外面に露出するシートであり、前記第1のシートにおける第2のシート側の面にのみ前記親水化剤を塗布する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品における吸水性向上方法。
- 第1のシートの表裏いずれか一方側に第2のシートを接触するよう積層してなり、第1のシート及び第2のシート間に細長状弾性伸縮部材を伸長状態で接着剤により固定してなるフィット用伸縮部分を備えた吸収性物品であって、 前記フィット用伸縮部分における第1のシート及び第2のシートの双方が、前記細長状弾性部材が通る部分以外に親水化剤が含有され、前記細長状弾性部材が通る部分には親水化剤が含有されていない、
ことを特徴とする吸収性物品。
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