JP2015065924A - 食材ほぐし部材および食材撹拌装置 - Google Patents

食材ほぐし部材および食材撹拌装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015065924A
JP2015065924A JP2013204480A JP2013204480A JP2015065924A JP 2015065924 A JP2015065924 A JP 2015065924A JP 2013204480 A JP2013204480 A JP 2013204480A JP 2013204480 A JP2013204480 A JP 2013204480A JP 2015065924 A JP2015065924 A JP 2015065924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
pair
food material
portions
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013204480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6256940B2 (ja
Inventor
育冶 小根田
Ikuya Oneda
育冶 小根田
中野 達也
Tatsuya Nakano
達也 中野
健太郎 竹下
Kentaro Takeshita
健太郎 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzumo Machinery Co Ltd
Original Assignee
Suzumo Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzumo Machinery Co Ltd filed Critical Suzumo Machinery Co Ltd
Priority to JP2013204480A priority Critical patent/JP6256940B2/ja
Publication of JP2015065924A publication Critical patent/JP2015065924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6256940B2 publication Critical patent/JP6256940B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

【課題】食材を短時間で均一に混合させることのできるラックを得る。【解決手段】ドラムの回転に伴って転動する食材をほぐすラック30は、平面視において略四角枠状のフレーム部30aと、フレーム部30aの相互に対向する2辺に形成された一対の固定部30bと、フレーム部30aの内側に配置され、フレーム部30aの長辺方向または短辺方向に延在する複数本のシャリ切り部30cとで構成されている。シャリ切り部30cは、ラック30を側面方向から見たとき、フレーム部30aの上方および下方に突出する部分がない平面的な一段構造となっている。また、ラック30の中央部分におけるシャリ切り部30cの密度は他の部分よりも粗くなっている。【選択図】図6

Description

本発明は、複数種類の食材を撹拌容器に投入して撹拌混合する際に用いられる食材ほぐし部材、およびこの食材ほぐし部材を備えた食材撹拌装置に関するものである。
例えば米飯などの主食材と食酢、合わせ酢などの副食材とを撹拌混合する装置として、食材撹拌装置が知られている。
この食材撹拌装置は、傾倒可能な回転軸を中心にして回転するドラム(撹拌容器)を備えている。また、ドラム内の撹拌空間には、投入された食材をほぐすために、当該撹拌空間を横断するようにして、格子状などの形状をしたラック(食材ほぐし部材)が取り付けられている。
このような食材撹拌装置を用いて米飯(主食材)と食酢(副食材)とを撹拌混合する際は、まず、回転軸を垂直近くにしたドラム内に米飯と食酢とを投入し(より詳しくは、ドラム内に米飯を投入しておき、そこへ回すようにして食酢を注ぎ)、次に、回転軸を傾けてドラムを回転させる。これにより、塊状の米飯が撹拌空間を転動しながらラックを通過して細かくほぐされ、米飯と酢とが混合される。
なお、上記のような食材撹拌装置が記載された技術文献としては、例えば特開2004−267134号公報や特開2005−312401号公報などがある。
特開2004−267134号公報 特開2005−312401号公報
上記のような食材攪拌装置において、主食材と副食材とを均等に撹拌混合するためには、ドラム内を転動する食材が塊状になったままにならないよう、ラックで効率よくほぐす必要がある。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、食材を効率よくほぐすことのできる食材ほぐし部材および食材撹拌装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の食材ほぐし部材は、撹拌容器の撹拌空間内に設けられ、前記撹拌容器の回転に伴って前記撹拌空間を転動する食材をほぐす食材ほぐし部材であって、枠状のフレーム部と、前記フレーム部の相互に対向する2辺に形成された一対の固定部と、前記フレーム部の内側に配置された複数本のほぐし部とを有し、前記複数本のほぐし部は、前記フレーム部によって囲まれた平面の外側に突出する部分を有しない1段構造で構成され、且つ前記フレーム部の中央部分における密度が他の部分における密度よりも粗い、ことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明の食材ほぐし部材は、請求項1に記載の本発明において、前記複数本のほぐし部のそれぞれは、前記食材をほぐす箇所の断面形状が鋭角となっている、ことを特徴とする。
請求項3に記載の本発明の食材ほぐし部材は、請求項1または2に記載の本発明において、前記フレーム部、前記一対の固定部および前記複数本のほぐし部は、一体成形された合成樹脂からなる、ことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の食材撹拌装置は、回転軸を中心にして回転可能、且つ前記回転軸が傾倒可能とされ、撹拌対象となる食材が投入される開口部を備えた撹拌容器と、請求項1、2または3記載の食材ほぐし部材とを有し、前記食材ほぐし部材は、前記一対の固定部が前記撹拌容器の内周壁に固定され、前記撹拌容器の撹拌空間を横断するように配置されている、ことを特徴とする。
請求項5に記載の本発明の食材撹拌装置は、請求項4に記載の本発明において、前記撹拌容器は、撹拌容器本体と、前記撹拌容器本体に着脱自在に取り付けられ、その一部に前記開口部が形成された蓋とを有し、前記撹拌容器本体の内周壁には、前記撹拌容器本体の中心方向に突出し、前記食材ほぐし部材の前記一対の固定部がそれぞれ固定される一対の凸部が形成されており、前記一対の凸部は、前記撹拌容器本体の径方向で相互に対向位置となるように配置されている、ことを特徴とする。
請求項6に記載の本発明の食材撹拌装置は、請求項4または5に記載の本発明において、前記撹拌容器本体の底面周辺部には、前記食材ほぐし部材と対向する傾斜面が形成されている、ことを特徴とする。
請求項7に記載の本発明の食材撹拌装置は、請求項5または6に記載の本発明において、前記蓋は、その中心方向に突出する一対のストッパ部を有し、前記蓋を前記撹拌容器本体に取り付けて閉めたときに、前記一対のストッパ部の一方は、前記撹拌容器本体の内周壁に設けられた前記一対の凸部の一方側の前記フレーム部の上方に位置するように配置され、前記一対のストッパ部の他方は、前記一対の凸部の他方側の前記フレーム部の上方に位置するように配置されている、ことを特徴とする。
請求項8に記載の本発明の食材撹拌装置は、請求項5、6または7に記載の本発明において、前記撹拌容器本体の底面には、その両端部が前記撹拌容器本体の上部方向に突出すると共に、その中央部に凹溝を備えた凸部が形成されている、ことを特徴とする。
本発明では、食材ほぐし部材のフレーム部の中央部分におけるほぐし部の密度が他の部分における密度よりも粗いことにより、この食材ほぐし部材が装着された撹拌容器の底部側の食材が食材ほぐし部材を通過し易くなり、食材が撹拌容器の底部側に偏在、滞留する不具合が抑制されるので、食材を効率よくほぐすことが可能となる。
また、本発明では、食材ほぐし部材のほぐし部がフレーム部によって囲まれた平面の外側に突出する部分を有しない1段構造で構成されていることにより、洗浄や撹拌容器への装着を容易に行うことができる。
さらに、本発明では、食材ほぐし部材を成形するための金型の構造が単純になり、金型を安価に製造できるので、製造コストを低減することができる。
本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の側面図である。 図1に示す食材撹拌装置の平面図である。 本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置のドラムを示す平面図である。 (a)は、図3のA−A線に沿った概略断面図、(b)は、図3のB−B線に沿った概略断面図である。 図3に示すドラムの蓋を取り外した状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の食材ほぐし部であるラックを示す平面図である。 図6のC−C線に沿った断面図である。 本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の食材ほぐし部であるラックの長辺方向に沿った側面図である。 本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の食材ほぐし部であるラックの長短辺方向に沿った側面図である。 本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の食材ほぐし部であるラックを示す斜視図である。 (a)および(b)は、本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の食材ほぐし部であるラックをドラムに装着する方法を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の食材ほぐし部であるラックをドラムに装着する方法を示す平面図である。 (a)および(b)は、本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の食材ほぐし部であるラックをドラムに装着する方法を示す概略断面図である。 回転軸の傾倒角度を水平に近づけたドラムの概略断面図である。 ドラムの底面周辺部に傾斜面を設けた効果を説明する概略断面図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る食材撹拌装置の側面図、図2は、図1に示す食材撹拌装置の平面図である。
本実施の形態に係る食材撹拌装置10は、例えば主食材である米飯(シャリ)と、副食材である食酢または合わせ酢とを自動で撹拌混合(酢合わせ)する装置であり、自動シャリ切り機、あるいは自動酢合わせ機とも呼ばれる。
食材撹拌装置10は、図1に示す回転軸Rを中心にして回転可能なドラム(撹拌容器)11を備えている。ドラム11の回転軸Rは、第1の傾倒方向(矢印A)およびこれと逆向きの第2の傾倒方向(矢印B)にそれぞれ所望の角度で傾倒可能になっている。
図2に示すように、ドラム11の近傍には、ドラム11の内部に送風を行うブロワ(送風機)18が設置されている。また、ドラム11の内部には、ドラム11の撹拌空間を横断するようにしてラック30が装着されている。このラック30は、ドラム11の回転に伴って撹拌空間を転動する米飯をほぐすために使用される食材ほぐし部材である。
ドラム11の周囲には、所定の間隔を空けて環状保持体12が設置されている。また、この環状保持体12の4箇所には、ドラム11に接触するローラ13が回転自在に設けられている。図示は省略するが、ドラム11の直下には、ドラム11を回転させる第1のモータと、ドラム11を傾倒させる第2のモータとが設置されている。すなわち、ドラム11は、ローラ13を介して環状保持体12に保持され、第1のモータによって回転軸Rの回りで回転すると共に、第2のモータによって所望の角度で傾倒される。
ドラム11の下方には、水平方向に延びる水平ロッド14aと垂直方向に延びる垂直ロッド14bとが適宜組み合わされて構成されるフレーム14が設置されている。
フレーム14には、ドラム11を3方向から取り囲む3枚の壁板15(15a、15b、15c)が固定されている。これらの壁板15のうち、壁板15cには、作業者がシャリ切りパターンなどの動作内容を入力したり、作業者に必要な情報を報知したりするための入力操作部16が設置されている。また、壁板15cには、前述したモータなどを制御して食材の撹拌・混合動作を実行させるための制御部(図示せず)が内蔵されている。さらに、フレーム14の底部の4箇所には、食材撹拌装置10を容易に移動することができるように、キャスタ17が取り付けられている。
なお、前述した環状保持体12は、径方向で相互に対向位置となった一対の軸受(図示せず)を介して、フレーム14に固定された壁板15a、15cに回転可能に取り付けられている。
図3は、ドラム11の平面図、図4(a)は、図3のA−A線に沿った概略断面図、図4(b)は、図3のB−B線に沿った概略断面図、図5は、蓋を取り外したドラム11の平面図である。
ドラム11は、食材の撹拌・混合が行われる中空の撹拌空間を備え、上部が開口された略円筒形のドラム本体11aと、ドラム本体11aの開口を覆い、中央部に食材を自動排出するための円形の開口部27が設けられた蓋11bとで構成されている。ドラム本体11aおよび蓋11bのそれぞれは、一体成形された合成樹脂からなり、それらの内壁に米飯などが付着し難くなるよう配慮されている。なお、ドラム本体11aおよび蓋11bは、合成樹脂以外の材料、例えば耐食性、耐水性の高いステンレスなどの金属板をプレス成形し、内壁にフッ素樹脂コーティングを施したものなどで構成することもできる。
蓋11bの外周部の4箇所には、断面J字状の係合爪20が設けられている。また、ドラム本体11aの開口近傍の4箇所には、係合突起21が設けられている。したがって、蓋11bを閉めるときは、係合爪20が係合突起21と接触しないように蓋11bをドラム本体11aに重ね合わせた後、係合爪20が係合突起21と噛み合うまで蓋11bを回せばよい(図4参照)。また、蓋11bをドラム本体11aから取り外すときは、蓋11bを上記と逆の方向に回し、係合爪20と係合突起21とを非接触にすればよい。
ドラム本体11aの底部の4箇所には、ドラム11を食材撹拌装置10の本体に固定するためのドラムロック22が取り付けられている。そして、ドラム11を取り付ける板であるドラム固定板(図示せず)に当該ドラムロック22を差し込んでドラム11を所定位置まで回し、ロック機構でロックすることにより、ドラム11が固定される。
ドラム本体11aの内周壁には、ドラム本体11aの中心方向に突出し、内周壁の中途部から底面に達する略半円筒形状の壁面凸部23が一対形成されている。これら一対の壁面凸部23は、ドラム本体11aと一体に形成されており、ドラム本体11aの径方向で相互に対向位置となるように配置されている。
また、ドラム本体11aの内部の底面には、両端部がドラム本体11aの上部方向、すなわち開口方向に突出すると共に、中央部に凹溝24aが形成された略M字状の側面形状(図4(b)参照)を有する一対の底面凸部24が形成されている。これら一対の底面凸部24は、前記一対の壁面凸部23と同じくドラム本体11aと一体に形成されており、図5に示すように、平面視において、それぞれの凹溝24aが前記一対の壁面凸部23を結ぶ線上に位置するように配置されている。
また、ドラム本体11aの底面周辺部には、ラック30と対向する一対の傾斜面25が設けられている。これら一対の傾斜面25は、ドラム本体11aと一体に形成されており、ドラム本体11aの径方向で相互に対向位置となるように配置されている。なお、壁面凸部23、底面凸部24および傾斜面25は、ドラム本体11aとは異なる部材で構成することもできる。
一方、蓋11bの外周部近傍には、蓋11bと一体に形成され、蓋11bの中心方向に突出する一対のストッパ部26が設けられている。図4(a)に示すように、これら一対のストッパ部26は、蓋11bをドラム本体11aに取り付けて閉めた状態にしたとき、その一方がドラム本体11aに形成された壁面凸部23の一方側のフレーム部30a(後述する)の上方に位置し、もう一方が壁面凸部23の他方側のフレーム部30a(後述する)の上方に位置するように配置されている。
ドラム本体11aに形成された壁面凸部23および底面凸部24と、蓋11bに形成されたストッパ部26は、次に説明するシャリ切り用のラック30をドラム本体11aに装着、保持するための部材である。
また、ドラム本体11aに形成された壁面凸部23は、ドラム11を回転させながら米飯と食酢とを撹拌混合する際に、米飯を持ち上げる機能も備えている。さらに、ドラム本体11aに形成された傾斜面25は、ドラム11を回転させながら米飯と食酢とを撹拌混合する際に、米飯がドラム本体11a内の底面周辺部に滞留するのを防ぐための部材である。
図6は、ラック30の平面図、図7は、図6のC−C線に沿った断面図、図8は、ラック30の長辺方向に沿った側面図、図9は、ラック30の短辺方向に沿った側面図、図10は、ラック30の斜視図である。
ラック30は、前記ドラム11のドラム本体11aに装着され、ドラム11の回転に伴って撹拌空間を転動する米飯をほぐすために使用される部材である。
図6に示すように、ラック30は、平面視において略四角枠状のフレーム部30aと、フレーム部30aの相互に対向する2辺(短辺)に形成された一対の固定部30bと、フレーム部30aの内側に配置され、フレーム部30aの長辺方向または短辺方向に延在する複数本のシャリ切り部(ほぐし部)30cとで構成されている。これらのフレーム部30a、固定部30bおよびシャリ切り部30cは、一体成形された合成樹脂からなる。なお、フレーム部30a、固定部30bおよびシャリ切り部30cのそれぞれを耐食性、耐水性の高いステンレスなどの金属棒で形成し、それらを溶接または接着などにより接合してラック30を形成してもよい。
ラック30のシャリ切り部30cは、フレーム部30aによって囲まれた平面の外側、すなわち図8および図9に示すように、ラック30を側面方向から見たとき、フレーム部30aの上方および下方に突出する部分がない平面的な一段構造となっている。そのため、シャリ切り部の一部がフレーム部の上方または下方に突出した立体的な多段構造のラックに比べて、洗浄やドラム11への装着を容易に行うことができる。また、シャリ切り部30cを平面的な一段構造としたことにより、ラック30を成形するための金型の構造が単純になり、金型を安価に製造できるので、立体的な多段構造のラックに比べて製造コストを低減することができる。
ラック30をドラム11に装着するときは、まず、図11および図12に示すように、蓋11bを取り除いたドラム本体11aの壁面凸部23にラック30の固定部30bを上方から差し込み、ラック30の下端がドラム本体11の底面凸部24の凹溝24aに接触するまでラック30を押し下げる。
次に、図13に示すように、ドラム本体11aに重ね合わせた蓋11bを回して閉じた状態にする。このようにすると、壁面凸部23と底面凸部24とによって支持されたラック30の真上、且つ直近に蓋11bのストッパ部26が位置する。すなわち、前述のように、ストッパ部26の一方がドラム本体11aに形成された壁面凸部23の一方側のフレーム部30aの上方に位置し、もう一方が壁面凸部23の他方側のフレーム部30aの上方に位置する。
これにより、ラック30は、ドラム本体11aの底面凸部24と蓋11bのストッパ部26とによって上下方向の移動が規制され、ドラム本体11aの壁面凸部23によって横方向の移動が規制されるので、ドラム11に確実に装着される。また、ドラム11を回転させながら米飯と食酢とを撹拌混合する際に、ドラム11の回転軸Rを大きく傾倒させても、ラック30が壁面凸部23や底面凸部24から脱落することもない。
他方、ラック30をドラム11から取り外すときは、蓋11bをドラム本体11aから取り外した後、ラック30を真上に引き上げ、固定部30bを壁面凸部23から抜き取るだけでよい。
このように、ラック30をドラム11に装着する操作、およびラック30をドラム11から取り出す操作は、極めて簡単に行うことができる。また、ドラム本体11aの壁面凸部23と底面凸部24はドラム本体11aと一体に形成され、蓋11bのストッパ部26は蓋11bと一体に形成されているので、ラック30をドラム11に装着したり、ラック30をドラム11から取り出したりするための部品や工具などを別途用意する必要もない。
次に、上記のようなラック30が装着されたドラム11を使用して実行される食材の撹拌混合動作の一例について説明する。
まず、図1および図2に示す食材撹拌装置10に取り付けたドラム11を定位置(回転軸Rがほぼ垂直となる向き)としておき、ドラム11の蓋11bの開口部27から撹拌空間内に主食材である米飯を投入した後、米飯の上に食酢(または合わせ酢)を注ぐ。
次に、食材が投入されたドラム11を図1に示す第1の傾倒方向(矢印A)に傾け、回転軸Rを所定の角度(例えば垂線を基準にして80°)まで倒す。なお、食材の撹拌混合効率を高めるためには、ドラム11の回転軸Rをできるだけ水平(垂線を基準にして90°)に近づけることが望ましい。但し、ドラム11の回転軸Rが水平に近くなると、ドラム11に投入された米飯が開口部27からドラム11の外にこぼれ落ちる可能性が高くなるので、ここでは、前述のように、垂線を基準にしてドラム11の回転軸Rを80°に設定する。なお、ドラム11の形状や開口部27の径によっては、回転軸Rをさらに水平に近づけても食材が開口部11aからこぼれ落ちる可能性が低い場合もある。その場合は、ドラム11の回転軸Rをさらに水平に近づけてよいことは勿論である。
次に、この状態でドラム11を所定時間(例えば1〜3分)に亘って回転させる。このとき、ドラム11の回転に伴って撹拌空間を転動する米飯は、ドラム本体11aの壁面凸部23によってラック30の上方に持ち上げられた後、ラック30の上に自然落下する。そして、ラック30のシャリ切り部30cに当たってほぐされた米飯は、シャリ切り部30cとシャリ切り部30cとの隙間、あるいはシャリ切り部30cとフレーム部30aとの隙間を通過した後、ラック30の下方に位置するドラム本体11aの内壁に落下する。
ドラム本体11aの内壁に落下した米飯は、壁面凸部23によって再びラック30の上方に持ち上げられてからラック30の上に自然落下し、シャリ切り部30cに当たってさらに細かくほぐされた後、ラック30の下方に落下する。以下、壁面凸部23によってドラム11の上方に持ち上げられた米飯がラック12のシャリ切り部30cに当たってほぐされる動作(いわゆる「シャリ切り」)が繰り返され、米飯と食酢とが次第に混合されて行く。
ところで、ドラム11の回転軸Rを(垂線を基準にして)80°に設定した場合には、図14に示すように、回転するドラム11の底部側が開口部27に近い側よりも常に低くなる。そのため、上記のような撹拌混合動作を続けると、米飯がドラム11の底部側に偏在、滞留する結果、米飯と食酢とを均一に混合させるのに長時間を要することがある。
その対策として、本実施の形態では、図11(a)に示すように、ラック30の中央部分、より好ましくはラック30の中央部分のうち、ドラム11の底部に近い部分(図11(a)の破線で囲んだ部分)におけるシャリ切り部30cの密度を他の部分よりも粗くしている。これにより、ドラム11の底部側の米飯がラック30を通過し易くなるので、米飯がドラム11の底部側に偏在、滞留する不具合を抑制し、米飯と食酢とを短時間で均一に混合させることが可能となる。
なお、ラック30の全体でシャリ切り部30cの密度を粗くした場合も、米飯がラック30を通過し易くなるが、このようにした場合は、ラック30の全体でシャリ切り部30cの本数が減少するので、ラック30の強度が低下する。また、この場合は、米飯がラック12のシャリ切り部30cに当たる回数が減るので、「シャリ切り」に長時間を要することになる。したがって、シャリ切り部30cの密度を粗くする箇所は、米飯がシャリ切り部30cに当たる確率が高い箇所、すなわちラック30の中央部分、より好ましくはラック30の中央部分のうち、ドラム11の底部に近い部分のみとすることが好ましい。
また、本実施の形態では、図4(b)および図5に示すように、ドラム本体11aの底面周辺部に傾斜面25を設けている。そのため、図15に示すように、ドラム本体11aの底面周辺部の米飯40がドラム11の上方に持ち上げられた際、ラック30の上に落下し易い。これにより、米飯がドラム11の底部側に偏在、滞留する不具合を抑制し、米飯と食酢とを短時間で均一に混合させることが可能となる。
さらに、本実施の形態では、図7に示すように、シャリ切り部30cの上部と下部、すなわち米飯をほぐす箇所の断面形状を鋭角にしているので、シャリ切り部30cに当たった米飯を効率よくほぐすことが可能となる。
次に、ドラム11を図1に示す第2の傾倒方向(矢印B)に傾け、回転軸Rを上記と同じ角度(垂線を基準にして80°)に設定した状態でドラム11を所定時間(例えば1〜3分)回転させる。
その後、ドラム11を再び第1の傾倒方向に傾け、回転軸Rを上記と同じ角度(垂線を基準にして80°)に設定した後、ブロワ18によりドラム11の撹拌空間に送風を行いながら、所定時間(例えば1〜3分)に亘ってドラム11を回転させる。この段階でドラム11の撹拌空間に送風を行うのは、本実施の形態のように、米飯と食酢とを撹拌混合する酢合わせの場合、当初の段階では食酢を米飯に含浸させるために送風を行わず、食酢がある程度米飯に含浸した後に送風を行って余分な水分を飛ばすためである。
以上の工程により、米飯と食酢とが均等、且つ迅速に撹拌混合される。その後、ドラム11から米飯を排出することにより、本実施の形態による米飯と食酢の撹拌混合動作が完了する。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば、ドラムの回転時間は、食材の種類や量によって自由に設定が可能であり、実施の形態に示す1〜3分に限定されるものではない。
同様に、ラックに設けるシャリ切り部の本数やパターン、およびフレーム部のパターンなども食材の種類や量によって変更が可能であり、実施の形態に示す本数やパターンに限定されるものではない。
また、ドラム本体の内部の底面に形成する底面凸部の数は、実施の形態に示す2個に限定されるものではなく、例えば底面の中央部に1個だけ形成してもよい。
さらに、ドラム本体の底面周辺部に形成する傾斜面の数も、実施の形態に示す2箇所に限定されるものではなく、例えば1箇所だけ形成してもよい。
以上の説明では、本発明の食材撹拌装置を食材としての米飯と酢との酢合わせに用いる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、食材としての米飯と具材とを撹拌混合して得られる混ぜご飯、豆腐を製造する過程で大豆から豆乳を絞った後に残ったおからと具材とを撹拌混合して得られる卯の花など、様々な食材の撹拌混合のための食材撹拌装置に適用することができる。
10 食材撹拌装置
11 ドラム(撹拌容器)
11a ドラム本体(撹拌容器本体)
11b 蓋
12 環状保持体
13 ローラ
14 フレーム
14a 水平ロッド
14b 垂直ロッド
15、15a、15b、15c 壁板
16 入力操作部
17 キャスタ
18 ブロワ
20 係合爪
21 係合突起
22 ドラムロック
23 壁面凸部
24 底面凸部
24a 凹溝
25 傾斜面
26 ストッパ部
27 開口部
30 ラック
30a フレーム部
30b 固定部
30c シャリ切り部(ほぐし部)
40 米飯
R 回転軸

Claims (8)

  1. 撹拌容器の撹拌空間内に設けられ、前記撹拌容器の回転に伴って前記撹拌空間を転動する食材をほぐす食材ほぐし部材であって、
    枠状のフレーム部と、
    前記フレーム部の相互に対向する2辺に形成された一対の固定部と、
    前記フレーム部の内側に配置された複数本のほぐし部とを有し、
    前記複数本のほぐし部は、前記フレーム部によって囲まれた平面の外側に突出する部分を有しない1段構造で構成され、且つ前記フレーム部の中央部分における密度が他の部分における密度よりも粗い、
    ことを特徴とする食材ほぐし部材。
  2. 前記複数本のほぐし部のそれぞれは、前記食材をほぐす箇所の断面形状が鋭角となっている、
    ことを特徴とする請求項1記載の食材ほぐし部材。
  3. 前記フレーム部、前記一対の固定部および前記複数本のほぐし部は、一体成形された合成樹脂からなる、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の食材ほぐし部材。
  4. 回転軸を中心にして回転可能、且つ前記回転軸が傾倒可能とされ、撹拌対象となる食材が投入される開口部を備えた撹拌容器と、
    請求項1、2または3記載の食材ほぐし部材とを有し、
    前記食材ほぐし部材は、前記一対の固定部が前記撹拌容器の内周壁に固定され、前記撹拌容器の撹拌空間を横断するように配置されている、
    ことを特徴とする食材撹拌装置。
  5. 前記撹拌容器は、撹拌容器本体と、前記撹拌容器本体に着脱自在に取り付けられ、その一部に前記開口部が形成された蓋とを有し、
    前記撹拌容器本体の内周壁には、前記撹拌容器本体の中心方向に突出し、前記食材ほぐし部材の前記一対の固定部がそれぞれ固定される一対の凸部が形成されており、
    前記一対の凸部は、前記撹拌容器本体の径方向で相互に対向位置となるように配置されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の食材撹拌装置。
  6. 前記撹拌容器本体の底面周辺部には、前記食材ほぐし部材と対向する傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とする請求項4または5記載の食材撹拌装置。
  7. 前記蓋は、その中心方向に突出する一対のストッパ部を有し、
    前記蓋を前記撹拌容器本体に取り付けて閉めたときに、前記一対のストッパ部の一方は、前記撹拌容器本体の内周壁に設けられた前記一対の凸部の一方側の前記フレーム部の上方に位置するように配置され、前記一対のストッパ部の他方は、前記一対の凸部の他方側の前記フレーム部の上方に位置するように配置されている、
    ことを特徴とする請求項5または6記載の食材撹拌装置。
  8. 前記撹拌容器本体の底面には、その両端部が前記撹拌容器本体の上部方向に突出すると共に、その中央部に凹溝を備えた凸部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項5、6または7記載の食材撹拌装置。
JP2013204480A 2013-09-30 2013-09-30 食材撹拌装置 Active JP6256940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013204480A JP6256940B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 食材撹拌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013204480A JP6256940B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 食材撹拌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015065924A true JP2015065924A (ja) 2015-04-13
JP6256940B2 JP6256940B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=52833395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013204480A Active JP6256940B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 食材撹拌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6256940B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018093829A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 鈴茂器工株式会社 食材ほぐし部材およびそれを備えた食材攪拌装置
WO2020138203A1 (ja) 2018-12-28 2020-07-02 株式会社クボタ 食材混合機
WO2020138220A1 (ja) * 2018-12-28 2020-07-02 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103237A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103239A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103236A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103240A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103241A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103238A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103242A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
CN115364759A (zh) * 2022-08-18 2022-11-22 淮安市造漆厂有限公司 一种油漆制造的树脂反应釜

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03161037A (ja) * 1989-11-21 1991-07-11 Kisaku Suzuki 複数食材の混合装置
JP2004267134A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Tomoe:Kk 酢合わせ装置及び舎利切り部材
JP2007222049A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Iseki & Co Ltd 食材混合装置
JP2013169155A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Audio Technica Corp 米飯撹拌装置用ドラムおよび米飯撹拌装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03161037A (ja) * 1989-11-21 1991-07-11 Kisaku Suzuki 複数食材の混合装置
JP2004267134A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Tomoe:Kk 酢合わせ装置及び舎利切り部材
JP2007222049A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Iseki & Co Ltd 食材混合装置
JP2013169155A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Audio Technica Corp 米飯撹拌装置用ドラムおよび米飯撹拌装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018093829A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 鈴茂器工株式会社 食材ほぐし部材およびそれを備えた食材攪拌装置
WO2020138203A1 (ja) 2018-12-28 2020-07-02 株式会社クボタ 食材混合機
WO2020138220A1 (ja) * 2018-12-28 2020-07-02 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103237A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103239A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103236A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103240A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103241A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103238A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP2020103242A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社クボタ 食材混合機
JP7077217B2 (ja) 2018-12-28 2022-05-30 株式会社クボタ 食材混合機
JP7077218B2 (ja) 2018-12-28 2022-05-30 株式会社クボタ 食材混合機
JP7086839B2 (ja) 2018-12-28 2022-06-20 株式会社クボタ 食材混合機
JP7086837B2 (ja) 2018-12-28 2022-06-20 株式会社クボタ 食材混合機
JP7086838B2 (ja) 2018-12-28 2022-06-20 株式会社クボタ 食材混合機
JP7086836B2 (ja) 2018-12-28 2022-06-20 株式会社クボタ 食材混合機
CN115364759A (zh) * 2022-08-18 2022-11-22 淮安市造漆厂有限公司 一种油漆制造的树脂反应釜
CN115364759B (zh) * 2022-08-18 2024-04-02 淮安市造漆厂有限公司 一种油漆制造的树脂反应釜

Also Published As

Publication number Publication date
JP6256940B2 (ja) 2018-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6256940B2 (ja) 食材撹拌装置
JP2012533297A (ja) 食品を製造するための方法及び装置
US7740401B2 (en) Food mixing machine and agitator therefor
CN204467876U (zh) 一种料理杯
US20170347833A1 (en) Heating cooker
EP2646138B1 (en) Stirring installation and method
JP2013521045A (ja) 食品混合装置のための撹拌器の解放
US4106118A (en) Food processing apparatus
JP2009232821A (ja) 横型ミキサー
JP5581044B2 (ja) メディア洗浄方法
CN204073992U (zh) 一种防溢出搅拌缸
JP2015181425A (ja) 食材混合機
JP5017533B2 (ja) 廃棄物処理装置
JP5567298B2 (ja) 攪拌槽及び攪拌装置
JP6156921B2 (ja) 食材撹拌装置
US1621277A (en) Stirrer for barrels
JP2002253191A (ja) 食品攪拌装置
US2184085A (en) Drink mixer
CN208275285U (zh) 石墨烯原料搅拌机构
JP3139114U (ja) ケーキ生地用の撹拌羽根
JP6212421B2 (ja) 食材混合機
JP2014236693A (ja) 食材撹拌装置
JP6272100B2 (ja) 食材混合機
US2641387A (en) Mixing machine discharge door
JP6857440B2 (ja) 食材ほぐし部材およびそれを備えた食材攪拌装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6256940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250