JP2015065460A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願発明は、アクティブセル領域内から外部に突出するように設けられた複数のゲート電極および、同領域外部において前記複数のゲート電極を連結するゲート電極連結部を有し、このゲート電極連結部上が、同領域上を覆うメタル電極によって覆われている絶縁ゲート型パワー系半導体装置である。
【選択図】図2
Description
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。
(a)第1及び第2の主面を有する半導体チップ;
(b)前記半導体チップの前記第1の主面上のアクティブセル領域内から外部に突出するように、ゲート絶縁膜を介して設けられた複数のゲート電極;
(c)前記半導体チップの前記第1の主面上の前記アクティブセル領域の外部において、前記複数のゲート電極の中間部分同士を一体的に連結するゲート電極連結部;
(d)前記半導体チップの前記第1の主面上において、前記複数のゲート電極および前記ゲート電極連結部上を覆う層間絶縁膜;
(e)前記層間絶縁膜上において、前記アクティブセル領域およびその周辺部を覆う第1のメタル電極、
ここで、前記複数のゲート電極の間の前記ゲート電極連結部上は、前記第1のメタル電極によって覆われており、前記第1のメタル電極は、以下を有する:
(e1)バリアメタル膜;
(e2)前記バリアメタル膜上に設けられた前記バリアメタル膜よりも厚いアルミニウムを主要な成分とするメタル電極膜。
1.本願において、実施の態様の記載は、必要に応じて、便宜上複数のセクションに分けて記載する場合もあるが、特にそうでない旨明示した場合を除き、これらは相互に独立別個のものではなく、単一の例の各部分、一方が他方の一部詳細または一部または全部の変形例等である。また、原則として、同様の部分は繰り返しを省略する。また、実施の態様における各構成要素は、特にそうでない旨明示した場合、理論的にその数に限定される場合および文脈から明らかにそうでない場合を除き、必須のものではない。
実施の形態について更に詳述する。各図中において、同一または同様の部分は同一または類似の記号または参照番号で示し、説明は原則として繰り返さない。
このセクションでは、本願の一実施の形態のパワー系半導体装置の一例であるパワーMOSFETの属性をより明確にするために、その代表的な応用回路を例示して説明するが、本願に説明するパワーMOSFET等のパワー系半導体装置(特に絶縁ゲート型パワー系能動素子)は、そのような特定の用途のものに限定されないことはいうまでもない。
このセクションでは、セクション1で説明したパワーMOSFETの簡素化されたレイアウトを例にとり、前記一実施の形態の半導体装置に対応するゲート電極レイアウトの概要を説明する。なお、以下の図2の例のレイアウトは、図5から図9のものと基本的に同様であるが、説明の都合上、より簡素な形態としている。
このセクションでは、セクション2で説明したセル近傍ダム構造およびゲート端部近傍ダム構造の変形例を説明する。以下では、セル近傍ダム構造について説明するが、同様にゲート端部近傍ダム構造にも適用できる。
このセクションでは、前記一実施の形態のパワー系半導体装置の一例であるパワーMOSFETにおけるデバイス構造をより具体的に示した。なお、このセクションでは、断面図に関しては、比較的模式的に示すこととし、より詳しい説明は、プロセスの説明の部分ですることとする。
このセクションでは、これまでに説明したゲート電極構造体の各部分の幅相互の関係について説明する。
このセクションでは、セクション1、4等に対応して、ソースドレイン耐圧が数十ボルト程度、または、それよりも若干低い程度のものを例に取り具体的に説明する。なお、一般のプレーナ型バーティカルMOSFETの製造プロセスでは、フィールドプレート等のエッジターミネーション(Edge Termination)構造を作るため、ゲート電極よりも下層に比較的厚いフィールド絶縁膜を有するが、以下に説明するプロセスでは、プロセスの簡素化のため、このようなゲート電極よりも下層にゲート酸化膜よりも厚い絶縁膜を有していない(以下、「ノンフィールド絶縁膜構造」)。しかし、本願発明は、このようなノンフィールド絶縁膜構造のものに限定されるものではないことはいうまでもない。ただ、このような構造であるために、不要な容量を抑えるため、ゲート引き出し部を開口のない一体の積層体とべき体という課題を有している(スプリットゲート構造も、同様の理由から来ている)。
(1)第1ステップ:イオン種はボロン、打ち込みエネルギーは、たとえば、150から250KeV程度、ドーズ量(4回分の合計)は、たとえば2x1012/cm2から2x1013/cm2程度、
(2)第2ステップ:イオン種はボロン、打ち込みエネルギーは、たとえば、70から170KeV程度、ドーズ量(4回分の合計)は、たとえば3x1012/cm2から3x1013/cm2程度、
(3)第3ステップ:イオン種はボロン、打ち込みエネルギーは、たとえば、30から130KeV程度、ドーズ量(4回分の合計)は、たとえば4x1012/cm2から4x1013/cm2程度である。
前記実施の形態においては、下層のバリアメタル膜、上層のアルミニウム系電極膜(アルミニウム系電極膜は、バリアメタル膜よりも十分に厚い)等からなるメタル電極を、燐酸を主要な成分として含むウエットエッチング液と等方性ドライエッチングを用いてパターニングする場合を具体的に説明した。この場合、ゲート電極間のアルミニウム系電極膜にボイドがあると、アルミニウム系電極膜のエッチングの際に、ボイドを通して、エッチングすべきでない部分まで、ウエットエッチング液が浸透して、その部分のアルミニウム系電極膜をエッチングしてしまう(異常側方エッチング)。同様に、バリアメタルのエッチングの際にも、同様の不所望なエッチングが発生する。また、このボイド内にウエットエッチング液(燐酸濃度が高いので粘性が高い)が残留し、バリアメタル膜のドライエッチングの際に、エッチングすべき部分に移動すると、エッチング残りが発生する。なお、このような不所望なエッチングやエッチング残りの問題は、ウエットエッチングをドライエッチングに変えた場合も発生する恐れがある。また、等方性ドライエッチングを異方性ドライエッチングに変えた場合にも、発生する恐れがある。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
1a (ウエハ又はチップの)表面(第1の主面)
1b (ウエハ又はチップの)裏面(第2の主面)
1e (ウエハ又はチップの)N−エピタキシャル層
1s (ウエハ又はチップの)N型シリコン単結晶基板部
2 半導体チップ(半導体基体)
2i 半導体チップ表面の内部領域
3 ガードリング
4 (P型)フィールドリミッティングリング
5 ゲートパッド部
6 上層ゲート配線
7 アクティブセル領域
8 メタルソース電極(第1のメタル電極)
9 ゲート電極(ゲート電極構造体)
9i 真性ゲート電極
9p アクティブセル領域端部ゲート電極
9t ゲート電極の引き出し部分
10 アルミニウム系メタル電極膜
11 セル近傍ゲート電極連結部
11a,11b セル近傍ゲート電極連結バー
12 ゲート端部ゲート電極連結部
14 下層ゲート配線
15 ゲート電極−ゲートメタル間接続部
16 P+型ボディコンタクト領域
17 ゲート電極端部
18 アクティブセル領域周辺P型リング領域
19 N−型ドリフト領域
20 バリアメタル膜
21 ゲートスプリット領域
22 N型ソース領域
22a N+型ソース領域
22b N型ソースエクステンション領域
23 ゲート絶縁膜
24 ポリシリコン膜
25 シリサイド膜(WSi膜)
26 酸化シリコン系ハードマスク膜
27 P型ベース領域導入用レジスト膜
28 P型チャネル領域(P型ベース領域)
29 サイドウォール上キャップ膜
30 アクティブ領域内ゲート電極周辺絶縁膜
31 N型ソースエクステンション領域導入用レジスト膜
32 サイドウォール形成用絶縁膜
32w サイドウォールスペーサ
33 サイドウォール形成用レジスト膜
34 接続用事前ホール
35 N+型ソース領域導入用レジスト膜
36 コンタクトホール
37 層間絶縁膜
38 接続ホール
39 ゲート電極積層膜
101 バリアメタルスパッタ成膜工程
102 アニール工程
103 アルミニウム系メタルスパッタ成膜工程
104 メタル電極加工用レジストパターニング工程
105 アルミニウム系メタル膜ウエットエッチング工程
106 バリアメタル膜ドライエッチング工程
107 レジスト除去工程
C コンデンサ
CC 制御回路
DC DC−DCダウンコンバータ
Gnd 接地端子
L インダクタンス素子
LS 対称面に対応する単位セル中心線
Q1 アッパーサイドMOSFET
Q2 ロワーサイドMOSFET
R1 ゲート電極突出方向切り出し部
R2 ゲート電極側方部切り出し部
R3 セル近傍ゲート電極連結部周辺切り出し部
T1 真性ゲート電極およびその延長部の幅
T2 セル近傍ゲート電極連結部の幅
UC 単位セル
UCD ダミーセル部
Vdd 電源出力端子
VS 電圧ソース
Claims (1)
- 以下を含むパワー系半導体装置:
(a)第1及び第2の主面を有する半導体チップ;
(b)前記半導体チップの前記第1の主面上のアクティブセル領域内から外部に突出するように、ゲート絶縁膜を介して設けられた複数のゲート電極;
(c)前記半導体チップの前記第1の主面上の前記アクティブセル領域の外部において、前記複数のゲート電極の中間部分同士を一体的に連結するゲート電極連結部;
(d)前記半導体チップの前記第1の主面上において、前記複数のゲート電極および前記ゲート電極連結部上を覆う層間絶縁膜;
(e)前記層間絶縁膜上において、前記アクティブセル領域およびその周辺部を覆う第1のメタル電極、
ここで、前記複数のゲート電極の間の前記ゲート電極連結部上は、前記第1のメタル電極によって覆われており、前記第1のメタル電極は、以下を有する:
(e1)バリアメタル膜;
(e2)前記バリアメタル膜上に設けられた前記バリアメタル膜よりも厚いアルミニウムを主要な成分とするメタル電極膜。
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