JP2015061967A - 構造要素及びその製造プロセス - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも2つのコンクリートユニットが接着によって組み立てられる構造要素の製造プロセスの提供。【解決手段】コンクリートの圧縮強度が80MPaよりも大きい、少なくとも2つのユニットのコンクリートは、熱処理を施さずに、又は、約100℃未満の温度での熱養生を施すことによって得られる。【選択図】図1

Description

本発明は、構造要素及びその製造プロセスに関する。
構造要素には、ボルトによって互いに組み立てられた金属製部分を有するものがあるが、接着によって互いに組み立てられた木製部分を有するものもある。非特許文献1には、構造物における破損した古代コンクリートユニットに対して、超高性能繊維コンクリートユニットを接着することによって、古代コンクリート構造物を修復したことに関する2003年のアラー(Alaee)とカリハロー(Karihaloo)の業績が記載されている。
カトリン・ヘーベル,エマニュエル・デナリエ,ユーゲン・ブリュウィラー著,「超高性能繊維補強コンクリート(UHPFRC)と鉄筋コンクリートとを混合したスラブの構造応答」,2005年7月
他のタイプの構造要素及び構造要素の製造プロセスが必要とされている。
技術的課題は、大きい応力を受ける構造物の構造要素を作ることにある。本出願人は、驚くべきことに、コンクリートのパーツを接着することにより、この種の構造要素を作ることができることに気が付いた。本発明は、少なくとも2つのコンクリートユニットが接着によって組み立てられる構造要素の製造プロセスに関する。ここで、コンクリートの圧縮強度は、80MPaよりも大きい。
変形例では、コンクリートの圧縮強度は、90MPaよりも大きく、好ましくは100MPaよりも大きい。
変形例では、製造プロセスは、ユニットを接着する前に、少なくとも1つのユニットを平坦にする工程を備えている。
変形例では、製造プロセスは、少なくとも1つのユニットを熱処理する工程を備えている。
変形例では、ユニットは、対向する面で互いに接着され、製造プロセスは、少なくとも1つのユニットの少なくとも1つの面を処理する工程を備えている。
変形例では、少なくとも1つのユニットの少なくとも1つの面を処理する工程は、サンドブラスト処理、グリットブラスト処理または抑制剤を使用し、ユニット製造後に洗浄する処理が実行される。
変形例では、製造プロセスは、少なくとも1つのユニットの外部又は内部の補強により、構造要素を補強する工程を備えている。
変形例では、コンクリートは、非常に高性能のコンクリートである。
変形例では、コンクリートは、超高性能コンクリートである。
変形例では、コンクリートは、繊維を含んでいる。
変形例では、コンクリートは、以下に記載されているように使用される。
本発明は、少なくとも2つの接着されたユニットを有する構造要素にも関する。ここで、コンクリートの圧縮強度は、80MPaよりも大きい。
変形例では、コンクリートの圧縮強度は、90MPaよりも大きく、好ましくは、100MPaよりも大きい。
変形例では、コンクリートは、非常に高性能のコンクリートである。
変形例では、コンクリートは、超高性能コンクリートである。
変形例では、コンクリートは、繊維を含んでいる。
変形例では、繊維は、金属材料、無機材料、又は有機材料を含むグループから選択された材料から作られる。
変形例では、接着剤は、構造用接着剤である。
変形例では、ユニットは、内部又は外部の補強材を有している。
変形例では、ユニット間の界面は、断面図中の折れ線である。
変形例では、前記構造要素は、前記製造プロセスによって得られる。
変形例では、コンクリートは、さらに以下に記載されるように使用される。
本発明は、上記製造プロセスによって得られた構造要素にも関する。
本発明の他の特徴及び利点は、以下の図面を参照しつつ、例として挙げられた以下の本発明の実施形態の詳細な説明を読むことによって明らかになるであろう。
図1は、構造要素の例である。 図2は、構造要素の他の例である。 図3は、構造要素における界面の例である。
本発明は、少なくとも2つのコンクリートユニットが接着により組み立てられる構造要素の製造プロセスに関する。ここで、コンクリートの圧縮強度は、80MPaよりも大きい。この製造プロセスは、公知の製造プロセスに代わるものである。この製造プロセスでは、特に、単位モジュールから作るほど、より容易に製造可能であるから、構造要素をより容易に製造することができる。さらには、80MPaよりも大きい強度を有するコンクリートを使用することによって、自重がより軽いユニットを製造することができる。このことにより、接着剤の永久応力を低減させることができる。従って、本発明の構造要素の強度は、従来のコンクリートから構成される構造要素の強度よりも大きくなっている。
図1には、構造要素10が示されている。この構造要素10は、接合用接着剤13で互いに接着された少なくとも2つのユニット12を有している。ユニット12は、好ましくはコンクリートから成り、そのコンクリートの圧縮強度は、80MPaよりも大きい。例えば、コンクリートは、非常に高性能のコンクリート又は超高性能繊維コンクリートであり、その定義は、以下にされている。ユニット12が容易に作ることができる形状であるので、構造要素10も、容易に作ることができる。事実、ユニット12は、簡単な形状を有しており、そのことが個々の作成を容易にする。ユニット12は、例えば、型枠によって容易に作ることができる平行六面体である。
構造要素によると、組み立て作業が構造物の建造において行われることが理解される。構造要素は、特に、梁であってもよい。構造要素は、装飾要素であってもよく、特別な機能を備えたコンクリートの独立要素であってもよい。構造要素は、ユニットと呼ばれているモジュールを接着することにより組み立てられたものである。これらのユニットは、別々に作られてもよい。構造要素は、一般的に、非常に大きい応力を受ける。
構造要素10は、互いに接着された2つ又はそれ以上のユニット12を有していてもよい。ユニットを接着することにより、構造要素10によって支えられた応力をあるユニットから他のユニットに伝達することができる。ユニット間を接着によって組み立てることにより、剪断によって作用する引張応力又は圧縮応力を接着箇所を介して伝達することができる。従って接着は、あるユニットから他のユニットへの応力の伝達を、確実に連続的にする。図1では、構造要素10は、4つのユニット12を有しており、それぞれ121,122,123,124の参照番号が付されている。例えば、横断面である図1において、構造要素10は、梁である。ユニット12は、複数の側面を有する平行六面体であってもよく、その際、ユニットは、各々の1つの側面で互いに接着されている。ユニット12は、その一部が他の単位ユニット12と接着された側面を少なくとも1つ有している。ユニット12は、その一部が他のユニット12と接着された複数の側面を有していてもよい。例えば図1において、ユニット121は、ユニット122の方を向いた側面を1つ有しており、ユニット121の側面は、その一部がユニット122に接着されている。ユニット122は、その2つの側面がそれぞれユニット121及び123に接着されている。ユニット121及び123は、接着によってユニット124に取り付けられている。詳細には、ユニット121及び123は、凹部フィッティングにより取り付けられている。ユニット124の一つの側面には、2つの溝が形成されており、ユニット121及び123は、これらの溝に挿入されると共に、接着されている。
使用された接着剤13は、例えば、構造用接着剤(例えば、高性能又は超高性能のコンクリート用のもので、特に、エポキシ、ポリウレタン、又は無機バインダー)である。好ましくは、無機バインダーをベースとする接着剤が使用される。変形例では、エポキシ接着剤が好んで使用される。構造用接着剤は、構造接合部を作ることができるだけの十分な強度を有している。構造用接着剤で接着された組み立て物は、かなりの応力を支えることができる。ユニットと接着剤との間に予めプライマーを添加してもよく、このプライマーは、ユニットへの接着性を改善する。
構造要素の製造プロセスは、ユニットを接着する工程を備えている。この工程は、2つのユニットのうち、少なくとも1つのユニットの面に接着剤を塗ることにより行われる。接着される2つのユニットの面のうち、1つのユニットの面に接着剤(及び、必要であればプライマー)が使用されてもよい。好ましくは、接着される2つのユニットの面それぞれに接着剤(及び、必要であればプライマー)が使用される。そうして、2つのユニットが互いに合わされて加圧される。例えば、ユニットの1つは、接着に好都合な無重量状態の利益を得ることができるように、他のユニットに対して設置される。別の方法として、ユニットが垂直に組み立てられ、それから水平方向の圧力が加えられる。2つの場合において、圧力は、全ての余分な接着剤を除去するように作用する。ユニットを扱い易いサイズの範囲内で小さく作ることができるので、組み立て作業が容易であるという利点がある。事実、80MPaよりも大きい強度を有するコンクリートを使用することにより、体積が小さいユニットを作ることができる。これにより、ユニットの重量を低減することができる。このことは、持ち上げ手段を使用せずに、ユニットを扱うことを可能にする。このことは、圧縮強度が20から40MPaまででかつ、補強が必要な従来のコンクリートよりも利点がある。このような従来のコンクリートを使用すると、より大きい体積及び重量となり、このことが、この種のコンクリートユニットを扱いづらくする。さらに、製造プロセスでは、構造要素を局所的に補強することができる。事実、製造プロセスでは、構造要素の特定の箇所に、補足的に、ユニットを追加することができる。例えば、図1において、ユニット124は、補足的なユニットを接着することにより、局所的に補強されてもよい。こうすることで、構造要素の大きい応力を受ける箇所を従来よりも薄くすることができる。さらに、複雑な型枠を使用せずに、簡単な方法で、構造要素の厚さを変えることができる。このことは、最終的な構造要素の形状を最適化することができるという利点も示している。
製造プロセスは、ユニットを接着する前に、コンクリートユニットの少なくとも1つを平坦にする工程をさらに備えている。コンクリートが繊維を含む場合には、平面において、直交異方向性の繊維方向とすることができ、そのことにより、接着によって組み立てられる構造要素のデザインを価値のあるものとしてもよい。例えば、図1において、繊維は、ユニット124の水平面に配向され、そのことにより、ユニット124の曲げ強度が増加する。好ましい繊維方向は、繊維コンクリート混合デザイン、ユニットの形状、及び流し込みの仕方、の兼合いによって決まる。薄い要素、つまり、混合物を有する平面を縦方向に延びるように流し込むことにより、繊維は、平面に配置されると共に、直交異方向性を有することになる。また、大きい寸法のユニットを作ることができると共に、必要に応じて、このユニットをより小さいサイズのカスタマイズユニットにカットすることができる。このことにより、例えば、所定の場所に大きいサイズのユニットを作り、一旦必要な寸法にカットして小さいサイズのユニットにすることで、容易にユニットを移動させることができる。ユニットは、他の方法で作ってもよい。例えば、ユニットは、任意の場所で、閉じられた金型内に注入されることにより、又は押し出し成形により、作られてもよい。
製造プロセスは、少なくとも1つのユニットを熱処理する工程を備えていてもよい。このことは、バインダーの水和反応を加速させると共に、材料の収縮を十分に安定させるという利点がある。従って、ユニットの最終的な寸法を早期に認識することができる。このことにより、接着による構造要素の製造を加速させることができる。これにより、コンクリートの本来の、遅れて発生し、しかも制限された変形による応力の影響下での接着箇所の疲労や破損を回避することができる。
製造プロセスは、接着前に、少なくとも1つの接着されるユニットの少なくとも1つの面を処理する工程を備えていてもよい。好ましくは、接着されるユニットの対向する面が処理される。その処理により、ユニットに対する接着剤の接着性を改善することができる。事実、その表面処理により、ユニット成形時に作られた皮膜層を取り除くことによって、表面状態を変化させることができる。この処理により、ユニットの型枠を取り出したときに現れるような滑らかな表面に接着剤が塗られることを回避することができる。表面処理は、接着剤が塗られる表面をより粗くすることができる処理である。例として、表面処理は、グリットブラスト又はサンドブラストにより行われる。サンドブラストの利点は、処理されたユニット表面が良好な平面に保たれる点である。グリットブラストの利点は、より粗い表面が得られる点である。ユニットの製造中に、水和抑制剤を使用することもできる。この抑制剤は、金型内で、接着される表面に相当する平面に広がる。ユニットの型枠を取り除いた後には、高圧ウォータージェットで洗浄されることにより、成形された表面層を取り除くと共に、良好な接着のための十分な粗さを有する表面を得ることができる。
1つ又はそれ以上のユニットは、補強材16を備えていてもよい。このことにより、ユニットの強度を増加させることができ、それによって構造要素の強度を増加させることができる。補強材16は、金属製(金属製の補強材)又は複合材(エポキシ樹脂で覆われたガラス繊維や炭素繊維)であってもよい。この補強材16は、少なくとも1つのユニットの内部にあってもよい。ユニット内でまとめられたこの補強材16は、受動的であっても能動的(プレテンション方式によるプレストレス)であってもよい。補強材16は、少なくとも1つのユニットの外部にあってもよい。この場合には、接着によって組み立てるときに、コンクリートから成る外部補強材を挿入することによって、構造要素を補強することができる。金属製の板又は複合材の板が、このようにして接着されてもよい。外部補強材16は、コンクリートユニットの接着後に取り付けられてもよい。ポストテンション方式によりプレストレスが加えられたケーブルが、接着された構造要素(その外側又は製造中のユニットにできる孔)に沿って縦方向に挿入されてもよい。
コンクリートには、繊維が含まれていてもよい。コンクリート中に使用される繊維は、金属製、有機又は無機の繊維であってもよい。その繊維により、コンクリートと連続的な補強材との間の荷重伝達を改善することができ、特に、コンクリートの厚みが薄いときに改善することができる。使用される繊維の性質は、各々に求められる性能により、1つのユニットと他のユニットとで異なっていてもよい。異なるタイプの繊維を組み合わせることも可能である。
組み立て作業中に、最終的な構造物に作用する機械的応力によって、構造要素に配置するユニットの数を変えてもよい。
図2には、構造要素10の他の実施形態が示されている。構造要素10は、より小さい寸法のユニットから得られる梁の他の例である。構造要素10は、ユニット121,122,123,124,125,126を備えている。ユニット124,125,126は、例えば、ユニット121,122,123よりも薄くされている。ユニット121,122,123は、接着箇所13で互いに接着されている。ユニット124,125,126もまた、接合箇所13で互いに接着されているが、同時に接着箇所13でユニット121,122,123に接着されている。好ましくは、ユニット121,122,123間の接着箇所13は、ユニット124,125,126間の接着箇所13に対してオフセットしている。このことにより、ユニット121,122,123間の接着ゾーンを強化することができる。ユニット121,122,123により、長さが短い単位ユニットを有する、例えば、所定の長さの梁を作ることができ、このことが、梁の建造を容易にする。ユニット124,125,126は、ユニット121,122,123によって構成された梁を補強すると共に、堅固にすることができる。ユニット124,125,126を使用することにより、接着作業中にそれらを容易に扱うことができるから、容易に接着して梁にすることができる。補強材16は、1つ又は複数のユニットに設置されてもよい。
ユニットは、80MPaよりも大きい又は等しい圧縮強度のコンクリートから作られている。好ましくは、圧縮強度は、90MPaよりも大きく、より好ましくは、100MPaよりも大きい。コンクリートは、例えば、非常に高性能のコンクリート(VHPCと略される)である。ユニット12は、超高性能コンクリート、特に、超高性能繊維コンクリート(UHPFCと略される)から作られていてもよい。ユニット12は、例えば、少なくとも2cm、好ましくは、2ないし10cm、より好ましくは2ないし4cmの厚さを有している。このことにより、補強材を、埋め込むことができると共に、できる限り密にユニット表面の内部に配置することができる。このことは、流し込みの間に、直交異方向性の繊維方向とする助けとなる。
超高性能コンクリートは、以下に記載するような、セメントマトリックスを有する。その圧縮強度は、80MPaよりも大きく、好ましくは90MPaよりも大きく、より好ましくは、100MPaよりも大きい。
超高性能繊維コンクリートは、以下に記載したような、繊維を含むセメントマトリックスを有するコンクリートである。「道路及び高速道路に関する技術研究所」(Setra)及び「土木工学フランス協会」(AFGC)による文献「超高性能繊維コンクリート」を参照するとよい。これらのコンクリートの圧縮強度は、120MPaよりも大きく、一般的には、150MPaよりも大きい。その繊維は、金属製、有機物又はその混合物である。バインダーの量は、多くなっている(W/Cは小さい。一般的に、W/Cは、最大でもおおよそ0.3である。)。
セメントマトリックスは、一般的に、セメント(ポルトランド)、ポゾラン反応を伴う要素(特に、シリカフューム)及びファインサンドを備えている。それぞれの寸法は、性質及びそれぞれの量に基づいて、範囲をもって決定される。例えば、セメントマトリックスは、以下のものを備えていてもよい。
− ポルトランドセメント
− ファインサンド
− シリカフュームタイプの要素
− 適宜、石英粉末及び/又は石灰石フィラー
− 量は可変でありかつ、異なる要素の寸法は、最大寸法が通常5mmを超えない範囲で、ミクロン及びサブミクロン領域及びミリメートル単位から選択される。
− 高性能流動化剤は、一般的に、混ぜ水と一緒に添加される。
セメントマトリックスの例として、欧州特許出願公開第518777号明細書、欧州特許出願公開第934915号明細書、国際公開第9501316号パンフレット、国際公開第9501317号パンフレット、国際公開第9928267号パンフレット、国際公開第9958468号パンフレット、国際公開第9923046号パンフレット、国際公開第0158826号パンフレットに記載されたものが挙げられ、そこには、さらに詳細が開示されている。
繊維は、求められる機械的特性を効果的に付与するような長さ及び直径を有する。それらの値は、一般的に小さく、例えば体積では1ないし8%である。
マトリックスの例としては、RPC(反応性粉末コンクリート(Reactive Powder Concretes))がある一方、UHPFCの例としては、エファージュ(Eiffage)社のBSI、ラファージュ(Lafarge)社のDuctal(登録商標)、イタルチェメンティ(Italcementi)社のCimax(登録商標)、及びヴィカー社(Vicat)のBCVがある。
特別の例としては、以下のコンクリートがある。
1)以下の混合物から得られる生成物
a −”CPA”と呼ばれる、通常のポルトランドセメント、”CPA−HP”と呼ばれる高性能ポルトランドセメント、”CPA−HPR”と呼ばれる高性能かつ、早期凝結ポルトランドセメント、及び小量のアルミン酸三カルシウム(C3A)を含む、普通又は高性能かつ、早期凝結タイプのポルトランドセメントから成るグループから選択されたポルトランドセメント
b −ジルコニウム産業における副生成物として得られかつ、その主要部の直径が100Å−0.5ミクロンの粒子であるガラス質のマイクロシリカ。ここで、このシリカの割合は、セメント重量の10ないし30重量%である。
c −全体に対する割合(セメント重量に対する乾燥抽出物の重量)が0.3%ないし3%の高性能減水剤及び/又は流動化剤
d −主要部の直径が0.08mm−1.0mmの石英粒子を含む採石場の砂
e −適宜、他の混和材料。
2)以下の混合物から得られる生成物
a −調和平均径に相当する粒子径が、7μm、好ましくは3ないし7μmの粒子径を有するセメント
b −異なる粒子径を有する焼成ボーキサイト砂の混合物。ここで、最も微細な砂は、1mmよりも小さい平均粒子径を有し、最も粗い砂は、10mmよりも小さい平均粒子径を有する。
c −粒子の40%は1μmよりも小さい寸法を有し、調和平均径が約0.2μm、好ましくは、0.1μmであるシリカフューム
d −消泡剤
e −高性能減水剤
f −適宜、繊維
及び水
ここで、セメント、砂及びシリカフュームは、少なくとも3つ、多くとも5つの異なる粒子径クラスになるような粒子径を有しており、ある粒子径クラスの調和平均径と、そのすぐ上の粒子径クラスの調和平均径との比は、おおよそ10である。
3)以下の混合物から得られる生成物
a −ポルトランドセメント
b −粒状要素
c −ポゾラン反応を伴う微細要素
d −金属繊維
e −分散剤
及び水
粒状要素は、最大粒子径Dが、最大で800マイクロメートルであり、金属繊維は、各々の長さlが4mm−20mmであり、平均繊維長Lと前記粒状要素の最大粒子径Dとの比Rは少なくとも10であり、金属繊維の量は、繊維体積が凝結後のコンクリート体積の1.0%ないし4.0%に相当するような量である。
4)以下の混合物から得られる生成物
a −100p.のポルトランドセメント
b −30ないし100p.又は、より良好には40ないし70p.の、少なくとも150マイクロメートルの粒子径を有するファインサンド
c −10ないし40p.又は、より良好には20ないし30p.の、0.5マイクロメートルよりも小さい粒子径を有するアモルファスシリカ
d −20ないし60p.又は、より良好には30ないし50p.の、10マイクロメートルよりも小さい粒子径を有する粉砕石英
e −25ないし100p.又は、より良好には45ないし80p.のスチールウール
f −流動化剤
g −13ないし26p.又は、より良好には15ないし22p.の水
ここで、熱養生が含まれる。
5)以下の混合物から得られる生成物
a −セメント
b −最大粒子径Dmaxが最大で2mm、好ましくは、最大で1mmの粒状要素
c −最大で1μm、好ましくは、最大で0.5μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
d −最大で1mmの平均径を有する針状又は皿状の要素から選択された、マトリックスの靱性を改善することができると共に、粒状要素(b)と、ポゾラン反応を伴う要素(c)との合計体積の2.5ないし35%の体積割合となる構成要素
e−少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
(1)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントWは、8−24%である。(2)繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(3)平均繊維長Lと粒状要素の最大粒子径Dmaxとの比Rは、少なくとも10である。(4)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の4%よりも、好ましくは3.5%よりも小さくなるような量である。
6)以下の混合物から得られる生成物
a −セメント
b −粒状要素
c −最大で1μm、好ましくは、最大で0.5μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
d −最大で1mmの平均径を有する針状又は皿状の要素から選択された、マトリックスの靱性を改善することができると共に、粒状要素(b)と、ポゾラン反応を伴う要素(c)との合計体積の2.5ないし35%の体積割合となる構成要素
e −少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
(1)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントWは、8−24%の範囲内である。(2)繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(3)平均繊維長Lと全ての構成要素(a),(b),(c)及び(d)の粒子径D75との比Rは、少なくとも5、好ましくは、少なくとも10である。(4)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の4%よりも、好ましくは3.5%よりも低くなるような量である。(5)全構成要素(a),(b),(c)及び(d)は、粒子径D75が、最大で2mm、好ましくは、最大で1mmでかつ、粒子径D50が、最大で200μm、好ましくは、最大で150μmを有する。
7)以下の混合物から得られる生成物
a −セメント
b −最大で2mm、好ましくは、最大で1mmの最大粒子径Dを有する粒状要素
c −最大で20μm、好ましくは、最大で1μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う微細要素
d −少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
(e)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントは8ないし25%である。(f)有機繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(g)平均繊維長Lと粒状要素の最大粒子径Dとの比Rは、少なくとも5である。(h)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の、最大で8%となるような量である。
8)以下の混合物から得られる生成物
a −セメント
b −粒状要素
c −最大で1μm、好ましくは、最大で0.5μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
d −少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
(1)セメント(a)と要素(c)との合計重量Cに対する水Wの重量パーセントは、8−24%の範囲内である。(2)繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(3)平均繊維長Lと全構成要素(a),(b)及び(c)の粒子径D75との比Rは、少なくとも5、好ましくは、少なくとも10である。(4)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の、最大で8%となるような量である。(5)全構成要素(a),(b)及び(c)は、粒子径D75が、最大で2mm、好ましくは、最大で1mmを有すると共に、粒子径D50が、最大で150μm、好ましくは、最大で100μmを有する。
9)以下の混合物から得られる生成物
a −ポルトランドセメント・クラスG(API)、ポルトランドセメント・クラスH(API)及び、小量のアルミン酸塩を有する他の水硬性バインダーから成るグループから選択される少なくとも1つの水硬性バインダー
b −0.1ないし50マイクロメートルの粒子径を有すると共に、水硬性バインダーに対する割合が20ないし35重量%のマイクロシリカ
c −0.5−200マイクロメートルの粒子径を有すると共に、水硬性バインダーに対する割合が20ないし35重量%の割合となる無機及び/又は有機の中間粒子の添加。ここで、前記中間粒子の添加量は、水硬性バインダーに対する割合が1ないし3重量%の、マイクロシリカ、高性能流動化剤及び/又は水溶性流動化剤の量よりも少ないか、又は、等しい。及び、水硬性バインダーの重量の多くとも30重量%の量の水。
10)以下の混合物から得られる生成物
a −セメント
b −最大で10mmの粒子径Dgを有する粒状要素
c −0.1ないし100μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
d −少なくとも1つの分散剤
e −金属繊維及び有機繊維。及び、次の条件を兼ね備える。
(1)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントは、8−24%の範囲内である。(2)金属繊維は、少なくとも2mmの平均長Lmを有すると共に、比Lm/d1は少なくとも20である。ここで、d1は、繊維の直径である。(3)有機繊維の体積Vに対する金属繊維の体積Viの比Vi/Vは、1よりも大きくかつ、有機繊維の長さに対する金属繊維の長さの比Lm/Loは1よりも大きい。(4)金属繊維の平均長Lmと粒状要素の径Dgとの比Rは、少なくとも3である。(5)金属繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の4%よりも小さくなるような量でありかつ、(6)有機繊維は、300℃よりも低い融点を有し、その平均長Loは1mmよりも大きくかつ、その直径Doは大きくとも200μmである。ここで、有機繊維の量は、その体積がコンクリートの体積の0.1ないし3%となるような量である。
上述したように、熱処理(又は養生)がこれらのコンクリートに対してなされる。例えば、熱養生は、水和凝結後に、90℃又はそれ以上の温度で数時間加熱される。具体的には、90℃で48時間加熱される。
例示した繊維は、UHPFCに供給されているものであるが、それらは、前述したコンクリート、特に、非常に高性能のコンクリートに対して付加される。
図3には、構造要素10における界面の例が示されている。この界面は、参照番号121と122が付された2つのユニット12間のものである。界面は、接着剤13の添加ゾーンである。界面は、異なる形状から構成されていてもよい。界面は、平面であってもよく、互いに向かい合うユニット側面が平坦であってもよい。図1及び2では、ユニット間の界面は、平坦かつ、紙面に対し直交している。界面は、図示されたものに関しては、傾斜していてもよい。図3には、構造要素10の断面図が示されており、界面は、折れ線(剪断キー)で表されている。溝18及びチャネル20を有するユニットはそれぞれ、対向するユニットのチャネル20及び溝18と補完し合う。このことは、機械的効果(噛み合い効果)によって、剪断応力の伝達を可能とし、それにより接触剤13のひずみを和らげる。
異なるタイプの接着剤を用いた試験
Figure 2015061967
試験体の製造
UHPCのユニットは、金属繊維2%を有するベース混合デザイン(プレミックス1:表2参照)で作られる。
Figure 2015061967
使用された金型は、スチール製である。供試体は、7日目に型抜きされた。特別な処理は、行われなかった。70mmの直径を有する供試体を28日目に測定した平均圧縮強度は、シリーズ1ないし3において、152±6MPaであった。サンドブラストによる表面処理は、7日目に型抜きされた後に行われた。
プライマーの添加から24時間後に、ユニットは、接着剤で接着された。双方への接着作業が行われた(組み立てるために、コンクリートの2つの面に接着剤が塗られた)。それから、供試体は、垂直に組み立てられ、全ての余分な接着剤を除去するために水平方向の圧力をかけられた。接合箇所の平均厚さは、シリーズ1と3では0.8mm、シリーズ2では0.5mm及び、シリーズ4では2mmであった。
シリーズ1の供試体は、60±2℃の水中で48時間保存された後、試験に用いられた(28日目)。
シリーズ2の供試体は、20℃で7日間保存され、28日目に試験に用いられた。
シリーズ3の供試体は、7日目にサンドブラスト処理が施された後、接着され、次いで水中で7日間保存され、28日目に試験に用いられた。
最後のシリーズでは、供試体は、7日目にサンドブラスト処理が施され、35日目に接着され、65日目に試験に用いられた。
Figure 2015061967
測定装置
測定装置は、RDP(登録商標)のLVDT(線形可変差動変圧器)誘導変位センサによって、荷重が加えられながら接着箇所の長さに沿った平均滑り量を求めることができる。ここでストロークセンサは、±5mmで、10−3mmの精度をもつ。このセンサは、図1のパーツ123と122との間に配置される。
1000kN、精度±1kNのフォースセンサは、圧力と中央のコンクリートユニットの頂点(図1の要素122の上側)との間に配置される。様々なセンサによって取得された情報は、荷重が加えられている間、1秒当たり1レコードの頻度で、ビシェイ(Vishay)4000取得チェーンによって記録される。
後者は、0.5mm/分の増加荷重速度で変位することによって作動する。
Figure 2015061967
柔軟なポリウレタン接着剤を使用することにより、5倍、柔軟な組み立て体を得ることができたが、エポキシ接着剤よりも9倍低い強度を示した。ポリウレタン接着剤及びエポキシ接着剤の破壊点における平均強度はそれぞれ、1.1MPa及び9.7MPaであった。
プレミックス1から合成される無機接着剤に関しては、破壊点での平均強度は、組み立て体において十分な剛性である5.6MPaであった(エポキシ接着剤の平均強度よりも3倍大きかった)。さらに、組み立て体における弾性−破壊タイプの性質は、注目に値する。
最後のシリーズによると、パーツの流し込みが終わった後、28日後に行われた無機接着は、シリーズ3の性能レベルと同じレベルに達しなかった。それゆえ、パーツの型抜き後、すなわち、パーツの製造後の最初の日から組み立てまでの間に、接着作業を素早く行う必要があるように思われる。
結論として、本発明では、コンクリートユニットを接着することにより、十分な応力に対抗することができる構造要素を作ることができる。さらに、異なるタイプの接着剤を使用することができ、各接着剤は、異なる状況に応じて利点及び欠点を有している。

Claims (16)

  1. 少なくとも2つのコンクリートユニットが接着によって組み立てられる構造要素の製造プロセスであって、
    前記コンクリートの圧縮強度は、80MPaよりも大きく、
    圧縮強度が80MPaよりも大きい、少なくとも2つのユニットのコンクリートは、熱処理を施さずに、又は、約100℃未満の温度での熱養生を施すことによって得られることを特徴とする製造プロセス。
  2. 請求項1に記載の製造プロセスにおいて、
    使用された前記コンクリートは、90MPaよりも大きい、好ましくは100MPaよりも大きい圧縮強度を有することを特徴とする製造プロセス。
  3. 請求項1又は2に記載の製造プロセスにおいて、
    ユニットの接着前に、少なくとも1つのユニットを平坦にする工程を備えていることを特徴とする製造プロセス。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項に記載の製造プロセスにおいて、
    少なくとも1つのユニットを熱処理する工程を備えていることを特徴とする製造プロセス。
  5. 請求項1ないし4の何れか1項に記載の製造プロセスにおいて、
    前記ユニットは、対向する面で互いに接着され、
    少なくとも1つの前記ユニットの、少なくとも1つの面を処理する工程を備えていることを特徴とする製造プロセス。
  6. 請求項5に記載の製造プロセスにおいて、
    前記少なくとも1つのユニットの、少なくとも1つの面を処理する工程は、サンドブラスト処理、グリットブラスト処理又は、抑制剤の使用であり、ユニット製造後に洗浄する処理が実行されることを特徴とする製造プロセス。
  7. 請求項1ないし6の何れか1項に記載の製造プロセスにおいて、
    少なくとも1つのユニットの外部又は内部の補強により、構造要素を補強する工程を備えていることを特徴とする製造プロセス。
  8. 請求項1ないし7の何れか1項に記載の製造プロセスにおいて、
    前記コンクリートは、以下の混合物から得られる生成物であることを特徴とする製造プロセス。
    1)以下のa−eの混合物
    a −”CPA”と呼ばれる、通常のポルトランドセメント、”CPA−HP”と呼ばれる高性能ポルトランドセメント、”CPA−HPR”と呼ばれる高性能かつ早期凝結ポルトランドセメント及び小量のアルミン酸三カルシウム(C3A)を含む、普通又は高性能かつ、早期凝結タイプのポルトランドセメントから成るグループから選択されたポルトランドセメント
    b −ジルコニウム産業における複生成物として得られかつ、その主要部の直径が100Å−0.5ミクロンの粒子であるガラス質のマイクロシリカ。ここで、このシリカの割合は、セメント重量の10ないし30重量%である。
    c −全体に対する割合(セメント重量に対する乾燥抽出物の重量)が0.3%ないし3%の高性能減水剤及び/又は流動化剤
    d −主要部分の直径が0.08mm−1.0mmの石英粒子を含む採石場の砂
    e −適宜、他の混和材料。または、
    2)以下のa−fの混合物
    a −調和平均径に相当する粒子径が、7μm、好ましくは3ないし7μmの粒子径を有するセメント
    b −異なる粒子径を有する焼成ボーキサイト砂の混合物。ここで、最も微細な砂は、1mmよりも小さい平均粒子径を有し、最も粗い砂は、10mmよりも小さい平均粒子径を有する。
    c −粒子の40%は1μmよりも小さい寸法を有し、調和平均径が約0.2μm、好ましくは、0.1μmであるシリカフューム
    d −消泡剤
    e −高性能減水剤
    f−適宜、繊維、及び水
    ここで、セメント、砂及びシリカフュームは、少なくとも3つ、多くとも5つの異なる粒子径クラスになるような粒子径を有しており、ある粒子径クラスの調和平均径と、そのすぐ上の粒子径クラスの調和平均径との比は、おおよそ10である。または、
    3)以下のa−eの混合物
    a −ポルトランドセメント
    b −粒状要素
    c −ポゾラン反応を伴う微細要素
    d −金属繊維
    e −分散剤、及び水
    粒状要素は、最大粒子径Dが、最大で800マイクロメートルであり、金属繊維は、各々の長さlが4mm−20mmであり、平均繊維長Lと前記粒状要素の最大粒子径Dとの比Rは少なくとも10であり、金属繊維の量は、その繊維体積が凝結後のコンクリート体積の1.0%ないし4.0%に相当するような量である。または、
    4)以下のa−gの混合物
    a −100p.のポルトランドセメント
    b −30ないし100p.又は、より良好には40−70p.の、少なくとも150マイクロメートルの粒子径を有するファインサンド
    c −10ないし40p.又は、より良好には20ないし30p.の、0.5マイクロメートルよりも小さい粒子径を有するアモルファスシリカ
    d −20ないし60p.又は、より良好には30ないし50p.の、10マイクロメートルよりも小さい粒子径を有する粉砕石英
    e −25ないし100p.又は、より良好には45ないし80p.のスチールウール
    f −流動化剤
    g −13ないし26p.又は、より良好には15ないし22p.の水
    ここで、熱養生が含まれる。または、
    5)以下のa−eの混合物
    a −セメント
    b −最大粒子径Dmaxが最大で2mm、好ましくは、最大で1mmの粒状要素
    c −最大で1μm、好ましくは、最大で0.5μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
    d −最大で1mmの平均径を有する針状又は皿状の要素から選択された、マトリックスの靱性を改善することができると共に、粒状要素(b)と、ポゾラン反応を伴う要素(c)との合計体積の2.5ないし35%の体積割合となる構成要素
    e −少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
    (1)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントWは、8−24%である。(2)繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(3)平均繊維長Lと粒状要素の最大粒子径Dmaxとの比Rは、少なくとも10である。(4)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の4%よりも、好ましくは3.5%よりも小さくなるような量である。または、
    6)以下のa−eの混合物
    a −セメント
    b −粒状要素
    c −最大で1μm、好ましくは、最大で0.5μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
    d −最大で1mmの平均径を有する針状又は皿状の要素から選択された、マトリックスの靱性を改善することができると共に、粒状要素(b)と、ポゾラン反応を伴う要素(c)との合計体積の2.5ないし35%の体積割合となる構成要素
    e −少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
    (1)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントWは、8−24%の範囲内である。(2)繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(3)平均繊維長Lと全ての構成要素(a),(b),(c)及び(d)の粒子径D75との比Rは、少なくとも5、好ましくは、少なくとも10である。(4)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の4%よりも、好ましくは3.5%よりも低くなるような量である。(5)全構成要素(a),(b),(c)及び(d)は、粒子径D75が、最大で2mm、好ましくは、最大で1mmであり、粒子径D50が、最大で200μm、好ましくは、最大で150μmである。または、
    7)以下のa−dの混合物
    a −セメント
    b −最大で2mm、好ましくは、最大で1mmの最大粒子径Dを有する粒状要素
    c −最大で20μm、好ましくは、最大で1μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う微細要素
    d−少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
    (e)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントは8ないし25%である。(f)有機繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(g)平均繊維長Lと粒状要素の最大粒子径Dとの比Rは、少なくとも5である。(h)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の、最大で8%となるような量である。または、
    8)以下のa−dの混合物
    a −セメント
    b −粒状要素
    c −最大で1μm、好ましくは、最大で0.5μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
    d −少なくとも1つの分散剤。及び、以下の条件を兼ね備える。
    (1)セメント(a)と要素(c)との合計重量Cに対する水の重量パーセントWは、8−24%の範囲内である。(2)繊維は、各々の長さlが少なくとも2mmであると共に、比l/phiが少なくとも20である。ここで、phiは繊維の直径である。(3)平均繊維長Lと全構成要素(a),(b)及び(c)の粒子サイズD75との比Rは、少なくとも5、好ましくは、少なくとも10である。(4)繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の、最大で8%となるような量である。(5)全構成要素(a),(b)及び(c)は、粒子径D75が、最大で2mm、好ましくは、最大で1mmであり、粒子径D50が、最大で150μm、好ましくは、最大で100μmである。または、
    9)以下のa−cの混合物
    a −ポルトランドセメント・クラスG(API)、ポルトランドセメント・クラスH(API)及び、小量のアルミン酸塩を有する他の水硬性バインダーから成るグループから選択される少なくとも1つの水硬性バインダー
    b −0.1ないし50マイクロメートルの粒子径を有すると共に、水硬性バインダーに対して20ないし35重量%のマイクロシリカ
    c −0.5−200マイクロメートルの範囲内の粒子径を有すると共に、水硬性バインダーに対する割合が20ないし35重量%の割合となる無機及び/又は有機の中間粒子の添加。ここで、前記中間粒子の添加量は、水硬性バインダーに対する割合が1ないし3重量%の、マイクロシリカ、高性能流動化剤及び/又は水溶性流動化剤の量よりも少ないか、又は、等しい。及び、水硬性バインダーの重量の多くとも30%の量の水。または、10)以下のa−eの混合物
    a −セメント
    b −最大で10mmの粒子径Dgを有する粒状要素
    c −0.1ないし100μmの素粒子径を有するポゾラン反応を伴う要素
    d −少なくとも1つの分散剤
    e −金属繊維及び有機繊維。及び、次の条件を兼ね備える。
    (1)セメント(a)と要素(c)との合計重量に対する水の重量パーセントは8−24%の範囲内である。(2)金属繊維は、少なくとも2mmの平均長Lmを有すると共に、比Lm/dlは少なくとも20である。ここで、dlは、繊維の直径である。(3)有機繊維の体積Vに対する金属繊維の体積Viの比Vi/Vは、1よりも大きくかつ、有機繊維の長さに対する金属繊維の長さの比Lm/Loは1よりも大きい。(4)金属繊維の平均長Lmと粒状要素の径Dgとの比Rは、少なくとも3である。(5)金属繊維の量は、その体積が凝結後のコンクリート体積の4%よりも小さくなるような量でありかつ、(6)有機繊維は、300℃よりも低い融点を有し、その平均長Loは1mmよりも大きくかつ、その直径Doは最大で200μmである。ここで、有機繊維の量は、その体積がコンクリート体積の0.1ないし3%となるような量である。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項のプロセスによって得られる構造要素であって、
    少なくとも2つの接着されたコンクリートユニットを備え、
    前記コンクリートの圧縮強度は、80MPaよりも大きいことを特徴とする構造要素。
  10. 請求項9に記載の構造要素において、
    前記コンクリートは、高性能コンクリートであることを特徴とする構造要素。
  11. 請求項9に記載の構造要素において、
    前記コンクリートは、超高性能コンクリートであることを特徴とする構造要素。
  12. 請求項9ないし11の何れか1項に記載の構造要素において、
    前記コンクリートは、繊維を含んでいることを特徴とする構造要素。
  13. 請求項12に記載の構造要素において、
    前記繊維は、金属材料、無機材料又は有機材料を含むグループから選択された材料から作られていることを特徴とする構造要素。
  14. 請求項9ないし13の何れか1項に記載の構造要素において、
    接着剤は、構造用接着剤であることを特徴とする構造要素。
  15. 請求項9ないし14の何れか1項に記載の構造要素において、
    前記ユニットは、内部又は外部の補強材を有することを特徴とする構造要素。
  16. 請求項9ないし15の何れか1項に記載の構造要素において、
    前記ユニット間の界面は、断面図中の折れ線であることを特徴とする構造要素。
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