JPH08301637A - セメントコンクリート類用接着剤、接着方法及び接着硬化体 - Google Patents

セメントコンクリート類用接着剤、接着方法及び接着硬化体

Info

Publication number
JPH08301637A
JPH08301637A JP7934096A JP7934096A JPH08301637A JP H08301637 A JPH08301637 A JP H08301637A JP 7934096 A JP7934096 A JP 7934096A JP 7934096 A JP7934096 A JP 7934096A JP H08301637 A JPH08301637 A JP H08301637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
cement concrete
curing
parts
pts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7934096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Saito
仁 齋藤
Kiichi Mano
基一 真野
Teruhisa Inoue
照久 井上
Shigeru Mogi
繁 茂木
Satoru Koike
了 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP7934096A priority Critical patent/JPH08301637A/ja
Publication of JPH08301637A publication Critical patent/JPH08301637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/08Slag cements
    • C04B28/082Steelmaking slags; Converter slags
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/0045Polymers chosen for their physico-chemical characteristics
    • C04B2103/0053Water-soluble polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/10Accelerators; Activators
    • C04B2103/14Hardening accelerators
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/40Surface-active agents, dispersants
    • C04B2103/408Dispersants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/44Thickening, gelling or viscosity increasing agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00663Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 as filling material for cavities or the like
    • C04B2111/00672Pointing or jointing materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】割れやひび割れの生じたセメントコンクリート
類を接着して補修するのに有用な接着剤及び該接着剤を
用いた高強度の接着硬化体を提供すること。 【解決手段】高炉水砕スラグ、超微粉、分散剤、硬化刺
激剤、水を含有してなるセメントコンクリート類用接着
剤及びこの接着剤とセメントコンクリート類とを接着し
てなる接着硬化体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、建築・建設材料の
内セメントコンクリート類を接着するのに有用な接着
剤、それを用いる接着方法及び該接着方法により得られ
る硬化体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セメント、モルタル、コンク
リート、ALC(軽量気泡コンクリート)等のセメント
コンクリート類は建築・建設材料として多用されてい
る。これらセメントコンクリート類は空気中の炭酸ガス
を吸収したり、吸湿、乾燥を繰り返したりすることによ
り、時間の経過とともにひび割れが生じる。従来は、エ
ポキシ樹脂等の有機高分子接着剤を高圧をかけてひび割
れの中に充填し、これを補修(接着)する方法が採られ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エポキシ樹脂
等の有機高分子接着剤は長い年月の経過とともに分解
し、樹脂自体がひび割れしたり、樹脂とセメント類との
界面が剥離するなど、耐久性に問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高炉水砕
スラグ、超微粉、分散剤、硬化刺激剤、水を含有する水
硬性組成物が流動性が良く狭い隙間にも良く浸透し、さ
らにセメントコンクリート類と非常に良く接着すること
を見い出し、この水硬性組成物をセメントコンクリート
類の接着剤(補修剤)として使用することにより前述の
ような課題を解決することができることを見出し本発明
に到達した。即ち本発明は、
【0005】(1)高炉水砕スラグ、超微粉、分散剤、
硬化刺激剤、水を含有してなるセメントコンクリート類
用接着剤、(2)超微粉がシリカヒュームである上記
(1)記載のセメントコンクリート類用接着剤、(3)
分散剤が、分子中にカルボン酸基又はその塩を有する水
溶性高分子である上記(1)又は(2)記載のセメント
コンクリート類用接着剤、(4)硬化刺激剤が、アルカ
リ金属の水酸化物、炭酸塩、又はケイ酸塩である上記
(1)、(2)又は(3)記載のセメントコンクリート
類用接着剤、(5)増粘剤を含有してなる上記(1)、
(2)、(3)又は(4)記載のセメントコンクリート
類用接着剤、(6)増粘剤が、ポリアクリル酸塩、ポリ
アクリルアミド、アクリル酸アクリルアミド共重合物
塩、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロヒシプロピルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ポリビニルアルコールから選ばれる1種以上で
ある上記(5)記載のセメントコンクリート類用接着
剤、(7)上記(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)又は(6)記載の接着剤を混合、混練しこれを複
数のセメントコンクリート類の接着しようとする面間に
流し込んであるいは塗布して得られる成形体を養生硬化
することを特徴とする面を有するセメントコンクリート
類の接着方法、(8)上記(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)又は(6)記載の接着剤を混合、混練し
これをセメントコンクリート類の成形物の間隙に充填し
て得られる成形体を養生硬化することを特徴とするセメ
ントコンクリート類の接着方法、(9)上記(7)又は
(8)記載の接着方法により得られる接着硬化体に関す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明で用いる高炉水砕スラグは、ブレー
ン比表面積が2000cm2 /g以上のものが好ましく、
特に3000cm2 /g以上のものが好ましい。
【0008】本発明の接着剤は超微粉を含有する。超微
粉としては本発明で使用する高炉水砕スラグの平均粒径
よりも1オーダー以上小さいものが好ましく、2オーダ
ー以上小さいものがさらに好ましい。超微粉の好ましい
平均粒径は1μm以下であり、0.01〜5μmがさら
に好ましい。用いうる超微粉の具体例としては、例えば
シリカヒューム、フライアッシュ、珪石粉、クレー、タ
ルク、カオリン、アレロジル、徐冷スラグ粉末、チタニ
ア、ジルコニア、シリカ、アルミナ等が挙げられるが、
接着剤の流動性やセメントコンクリート類に充填接着補
修したときの強度等を考慮すると、シリカヒュームが最
も好ましい。超微粉の使用量は高炉水砕スラグの大きさ
(粒径)や種類、必要に応じて添加する他の種々の混和
材の種類や量によっても異なるが、通常、高炉水砕スラ
グに対し2〜50重量%であり、5〜30重量%使用す
るのが好ましい。
【0009】本発明の接着剤は分散剤を含有する。分散
剤としては分子中にカルボン酸基、アミド基又はカルボ
ン酸基の塩を有する高分子であれば特に限定されない
が、ポリ(メタ)アクリル酸及びその塩、ポリ(メタ)
アクリル酸アミド等を挙げることができる。
【0010】用いうる分散剤の別の具体例としては(メ
タ)アクリル酸、無水マレイン酸、イタコン酸、スチレ
ン、ビニルエーテル等と共重合可能な単量体との共重合
物であっても良い。共重合可能な単量体としては、ヒド
ロシキエチル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリ
ドン、スチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリ
ルスルホン酸、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリロニ
トリル、アクリルアミド、エチレン、プロピレン、イソ
ブチレン等が挙げられる。これらの共重合物は塩とした
ものも使用でき、塩の種類としてアルカリ金属塩、例え
ばリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩が挙げられ、
アンモニウム塩も使用できる。
【0011】また、これら分散剤は単独又は2種以上を
併用することもできる。分散剤の分子量は特に限定され
ないが、通常平均分子量1,000〜200,000の
ものが使用でき、2,000〜100,000のものが
好ましい。
【0012】さらに、分散剤としてはここに挙げたもの
に限定されず、セメントコンクリートの減水剤として使
用される例えばナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合
物の塩、リグニンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩を
併用することもできる。これらの分散剤は組成物を混練
する時に速やかに接着剤中に均一に混練される事が好ま
しく、固形状のものではこれら分散剤を予め水に溶解さ
せた水溶液や細かく粉砕したパウダー状、ビーズ状のも
のを用いることが好ましい。
【0013】分散剤の使用量は分散剤の種類、材料の混
練性、セメントコンクリート類との接着強度や接着後の
材料強度等の要求特性等によって異なり特に限定されな
いが、通常高炉水砕スラグに対して0.1〜15重量
%、好ましくは0.3〜10重量%である。分散剤の使
用量が0.1重量%未満であると、混練物が混練できな
かったり、混練できてもセメントコンクリート類に充填
できなかったり、接着後の強度が不十分であったりする
ことがある。また、15重量%を超える量使用しても材
料の要求特性や接着後の物性が大きく向上することはな
く、経済的に不利である。
【0014】本発明の接着剤は硬化刺激剤を含有する。
硬化刺激剤としては水に溶解したときにアルカリ性を示
す物質が使用できるが、ナトリウム、カリウム、リチウ
ム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、珪酸塩が好ま
しい具体例として挙げられ、これらのうちアルカリ金属
の水酸化物が更に好ましく、水酸化ナトリウムが特に好
ましい。硬化刺激剤の使用量は、高炉水砕スラグの粒
径、更に必要に応じて添加する種々の混和材の種類や
量、及び水の量によっても異なるが、概ね高炉水砕スラ
グと種々の混和材の合計量100重量部に対して0.1
〜5重量部が好ましく、特に好ましくは0.2〜3重量
部である。これらの硬化刺激剤は固形でも水溶液でも使
用できるが混練時に容易にしかも均等に分散させること
ができるという理由から、水溶液として用いることが好
ましい。
【0015】本発明の接着剤は、流動性の改善及び接着
剤成分が保存又は使用中に固液分離しないように必要に
応じて増粘剤を添加することができる。増粘剤としては
一般に使用されている増粘剤を使用することができ、例
えばポリアクリル酸塩、ポリアクリルアミド、アクリル
酸アクリルアミド共重合物塩、メチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロヒシプロピルメチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルア
ルコール等が好ましい具体例として挙げられる。増粘剤
の分子量は使用する増粘剤の種類によって異なり特に限
定されないが平均分子量30,000以上のものが好ま
しい。これらの増粘剤は単独あるいは2種以上を併用す
ることもできる。増粘剤の使用量は、高炉水砕スラグ1
00重量部に対して、通常1重量部以下である。
【0016】本発明の接着剤は必要に応じて種々の混和
材を混合せしめることが出来る。例えば、本発明の接着
剤で接着(または補修)したセメントコンクリート類
(以下接着硬化体という)の物理的強度を確保する目的
で使用する混和材の具体例としては、粉砕された徐冷ス
ラグ、フェロクロムスラグ、ワラストナイト、アルミ
ナ、フライアッシュ、タルク、硅砂、硅石粉、クレー、
カオリン、炭酸カルシュウム、陶磁器粉砕物、チタニ
ア、ジルコニア、砂利等の無機充填材等が挙げられる。
また、接着硬化体の靭性を向上させる目的で使用する混
和材の具体例としては、カーボン繊維、ガラス繊維、パ
ルプ、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル等
の繊維材が挙げられる。また、本発明の接着剤を得る際
の混練、または混練後の作業時間(接着剤の可使用時
間)を確保する目的で使用する混和材の具体例として
は、ブドウ糖、果糖、ショ糖等の硬化遅延剤が挙げられ
る。また、接着硬化体の接着強度の向上や安定性を向上
させる目的で使用する混和材の具体例としてはシランカ
ップリング剤のような表面処理剤が挙げられる。また、
硬化接着体の硬化収縮を減少させる目的で使用する混和
材の具体例としては発泡剤等の膨張剤が挙げられる。更
に着色を目的として顔料等を使用することも出来る。こ
れらの混和材は単独、または2種以上を併用することが
出来る。
【0017】これらの混和材の使用量は、その混和材の
種類、及び使用する目的によって異なる。例えば、無機
充填材の場合には高炉水砕スラグ100重量部に対して
通常10〜100重量部用いられる。また繊維材の使用
量は高炉水砕スラグ100重量部に対して通常0.2〜
10重量部、表面処理剤、顔料等の混和材の場合には高
炉水砕スラグ100重量部に対して通常0.1〜20重
量部、また硬化遅延剤の場合には高炉水砕スラグ100
重量部に対して通常0.1〜2重量部である。
【0018】水の使用量は、使用する高炉水砕スラグの
種類と量、分散剤の種類と量、硬化刺激剤の種類と量、
及び必要により添加する種々の混和材の種類と量によっ
て異なり、混合物が良好な混練性、接着性を示すように
決めることが重要だが、通常、高炉水砕スラグと、その
他の種々の混和材(任意成分)の合計量100重量部に
対して8〜80重量部、好ましくは10〜60重量部、
より好ましくは12〜40重量部である。
【0019】本発明の接着剤は各成分を所定の割合で均
一に混合、混練して得ることができる。例えばモルタル
ミキサー、オムニミキサー等を用いて、高炉水砕スラ
グ、超微粉、分散剤、必要により種々の混和材並びに増
粘剤を混合した後これに、硬化刺激剤と水をよく混合、
混練する。
【0020】次に本発明の接着方法につき説明する。接
着方法は接着剤として本発明の接着剤を用いる限り特に
限定されないが、例えば接着しようとする複数のセメン
トコンクリート類を型枠等で固定し、その間に本発明の
接着剤をを流し込んだり、接着しようとするセメントコ
ンクリート類の接着面に本発明の接着剤を塗布してその
上に更にセメントコンクリート類を重ね圧着したり、ひ
び割れに本発明の接着剤を充填したりする方法が挙げら
れる。それらの流し込み方法、塗布方法は特に限定され
ない。また、充填方法は特に限定されないが、接着面
(ひび割れ等)の間隔によってそのまま流し込む方法や
圧力をかけて注入する方法、コーキングガンを用いて注
入する方法等が挙げられる。
【0021】この際に、本発明の接着剤中の水分がセメ
ントコンクリート類に移行するのを防止するため、セメ
ントコンクリート類の乾燥状態により、セメントコンク
リート類をあらかじめ水で濡らしておくとよい場合があ
る。この場合、セメントコンクリート類の表面に霧吹き
等で水を噴霧したり、セメントコンクリート類を水中に
浸漬させておく方法等が挙げられる。また、セメントコ
ンクリート類の接着面を予め研削したりして機械的に加
工したり、シランカップリング剤等で化学的に処理した
り、シーリング材、防水材接着が重要な材料の施工にお
いて、良好な接着性を確保するためにあらかじめ被接着
面に塗布する処理う(プライマー処理)等を行うことに
より、より良好な接着強度が得られる場合がある。
【0022】本発明の接着剤が接着できるセメントコン
クリート類としては、通常使用されるセメントコンクリ
ート類であれば特に限定されないが、例えば普通ポルト
ランドセメント、アルミナセメント、高炉セメント等の
セメントを原料とし、これらに減水剤、発泡剤等の種々
の添加剤を添加したもの、種々の骨材、繊維等の添加材
を添加したもの、ALC(オートクレーブ養生して得ら
れる軽量気泡コンクリート)等が挙げられ、る。また、
本発明においては、通常上記したセメントコンクリート
類のうち硬化しているものを使用するが、未硬化のもの
も使用できる。
【0023】次いで、上記のようにして得られたセメン
トコンクリート類と本発明の接着剤との複合化物を養生
硬化することにより本発明の接着硬化体を得ることがで
きる。養生は、通常成形体の水分が蒸発しない高湿潤状
態で行うのが好ましく、一般的には相対湿度80%以
上、好ましくは90%以上の雰囲気下で行うが、水分を
通さない容器や袋に成形体を入れて行ってもよい。しか
し、接着しようとするセメントコンクリート類の大きさ
が大きかったり、高湿潤状態で養生するのが困難な場合
は、接着面の外周をフィルム等で覆いなるべく高湿度を
保つようにするのが好ましい。
【0024】養生温度は一般的には10〜100℃の範
囲を選ぶことができるが、30〜100℃が好ましい。
また、水蒸気を用いて100℃以上の温度でオートクレ
ーブ養生することもできる。養生時間は養生温度により
異なり特に限定されないが、通常5〜50時間である。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定さ
れるものではない。なお、以下において部は重量部を示
す。また、実施例中のフロー値、接着試験、分散剤の粘
度は以下のようにして測定した。 フロー値:JIS R5201に準じて測定。 接着試験:引張り強度測定用治具に接着面が中央になる
ようにエポキシ樹脂を用いて接着し、24時間後にテン
シロン((株)オリエンテック製)を用い、引張り速度
0.5mm/分の条件で試験を行った。
【0026】製造例1 普通ポルトランドセメント100部、6号珪砂200
部、水65部をモルタルミキサーで混練し、4×4×1
6cmのセメントモルタル用試験体型枠に流し込んだ
後、室温で28日間水中養生して硬化させた成形体(材
料1)を得た。
【0027】製造例2 普通ポルトランドセメント80部、シリカヒューム20
部、珪石粉60部、パルプ4部、分子量15,000の
メチルセルロース2部、水30部をニーダールーダーで
混練し、真空押出成形機で厚さ20mm幅4cm長さ1
0cmの板状に成形した成形体(材料2)を得た。
【0028】製造例3 製造例2で得られた材料2をビニール袋に入れ、室温で
24時間かけて硬化させた後に180℃のオートクレー
ブで4時間養生して得た硬化体を4cm角に切断した成
形体(材料3)を得た。
【0029】実施例1 ブレーン値4000cm2 /g の高炉水砕スラグ90重量
部と超微粉としてシリカヒューム10重量部、分散剤と
して平均分子量35,000のアクリル酸・マレイン酸
(9:1)共重合物のナトリウム塩1部をモルタルミキ
サーに入れて2分間混合した後、硬化刺激剤として水酸
化ナトリウム2部を含有する水溶液30部を加えてさら
に6分間混練し、本発明の接着剤を得た。こうして得ら
れた本発明の接着剤のフロー値は220mmだった。
【0030】実施例2 上記材料1を2本用いて長辺側の間を1cmあけて平行
に並べその周囲を木板で囲んで固定し、実施例1で得ら
れた本発明の接着剤を少しずつ流し込んだ後軽くたたい
て気泡を抜いた。これをビニール袋に入れて密封し、温
度90℃、湿度98%に調整した恒温恒湿器で15時間
養生し、本発明の接着硬化体を得た。この硬化体を接着
面に対して垂直方向に切断して断面が4×4cmの直方
体とし、これを試験体として接着試験を行ったところ、
接着部分ではなく材料1の部分で破断した。
【0031】実施例3〜8 表1に示す単量体組成(単量体の種類と重合に際しての
重量比)、平均分子量、粘度の分散剤を使用し、表2に
示した硬化刺激剤と水量にかえたほかは実施例1と同様
にして本発明の接着剤を得た。得られた接着剤のフロー
値を表2に示す。
【0032】実施例9〜14 接着剤として実施例3〜8で得られた接着剤を用い、養
生条件を表3に示す温度及び時間にかえたほかは実施例
2と同様にして本発明の接着硬化体を得た。得られた接
着硬化体について接着試験を行ったところ、全てにおい
て接着部分ではなく材料1の部分で破断した。得られた
接着硬化体の接着強度を表3に示す。
【0033】
【表1】 表1 実施例 単量体の種類と重量比 重量平均分子量 a b c d e f g 3 60 20 20 25,000 4 80 10 10 35,000 5 75 10 15 40,000 6 60 20 10 10 45,000 7 70 20 10 39,000 8 30 50 20 18,000 表中a:アクリル酸,b:無水マレイン酸,c:イタコ
ン酸,d:メタクリル酸,e:イソブチルビニルエーテ
ル,f:スチレン,g:酢酸ビニル
【0034】
【表2】 表2 実施例 分散剤 硬化刺激剤 水量 フロー値 添加量 (部) 種類 量(部) (部) (mm) 3 1 NaOH 2 30 190 4 1 NaOH 2 30 200 5 1 NaOH 2 35 200 6 1 KOH 2 35 210 7 1 Na2CO3 3 40 180 8 1 Na2SiO3 3 40 170
【0035】
【表3】 表中、接着剤No.は各実施例において使用した本発明
の接着剤を得た実施例の番号と一致する。
【0036】実施例15 実施例1で得られた本発明の接着剤を上記材料1の2本
の長辺側面のそれぞれ片面に少量塗布し手で圧着した。
余った接着剤を除去した後ビニール袋に入れて密封し、
温度90℃、湿度98%に調整した恒温恒湿器で15時
間養生し、本発明の接着硬化体を得た。この接着硬化体
について実施例2と同様にして接着試験を行ったとこ
ろ、接着した部分ではなく材料1の部分で破断した。
【0037】実施例16 実施例2において、上記材料1の代わりに材料3を使用
した以外は実施例2と同様にして本発明の接着硬化体を
得た。得られた接着硬化体の引っ張り試験を実施例2と
同様にして行った(試験体は切断することなくそのまま
試験に供した)ところ、接着した部分ではなく材料3の
部分で破断した。
【0038】実施例17 実施例1においてシリカヒューム10部の代わりにシリ
カヒューム10部と珪石粉10部を使用した以外は実施
例1と同様にして本発明の接着剤を得た。得られた接着
剤のフロー値は190mmだった。この接着剤を使用し
て実施例2と同様にして本発明の接着硬化体を得た。得
られた接着硬化体について実施例2と同様にして引張り
試験を行ったところ、接着部分ではなく材料1の部分で
破断した。
【0039】実施例18 ブレーン値6000cm2 /g の高炉水砕スラグ90重量
部と超微粉としてシリカヒューム10重量部、分散剤と
して平均分子量35,000のアクリル酸・マレイン酸
(9:1)共重合物のナトリウム塩1部、増粘剤として
平均分子量2,000,000のポリアクリル酸ナトリ
ウム0.1部、硬化調節剤として砂糖0.2部をモルタ
ルミキサーに入れて2分間混合した後、硬化刺激剤とし
て水酸化ナトリウム2部を含有する水溶液30部を加え
てさらに6分間混練し、本発明の接着剤を得た。こうし
て得られた本発明の接着剤のフロー値は250mmだっ
た。
【0040】実施例19 前記材料1をハンマーで叩いて中央部にひび割れを生じ
させたひび割れ部にコーキングガンを用いて実施例18
で得られた本発明の接着剤を注入した。余った接着剤を
ふき取った後ビニール袋に入れて密封し、温度90℃、
湿度98%に調整した恒温恒湿器で15時間養生し、本
発明の接着硬化体を得た。この接着硬化体について実施
例2と同様にして引張り試験を行ったところ、接着剤を
流し込んだ部分ではなく材料1の部分で破断した。
【0041】実施例20 実施例2において材料1のかわりに材料2を長さ10c
mに切断し、その2枚を4×10cm面が向かい合うよ
うにした他は実施例2と同様にして本発明の接着硬化体
を得た。この接着硬化体について実施例2と同様にして
引張り試験を行った(試験体は切断することなくそのま
ま試験に供した)ところ、接着した部分ではなく材料2
の硬化体の部分で破断した。
【0042】製造例4 10リットルのオムニミキサーに普通モルタルセメント
1000部、川砂利2000部を仕込み、空練りを1分
間行った。更に水道水250部、分散剤(商品名:マイ
テイ150(ナフタリンスルホン酸のホルマリン縮合
物、(株)花王製))20部を添加し1.5分間混練を
行った。次いでこの混練物を深さ×縦×横が1cm×3
0cm×30cmの型枠に流し込み振動成形させた後2
4時間後に脱型し更に4週間室温養生を行い材料4を得
た。
【0043】実施例21 撹拌装置の付いた混合機(オムニミキサー)にブレーン
比表面積4000cm2/gの高炉水砕スラグ900部、
シリカフューム100部、フェロクロムスラグ(商品名
NJー7号(日本磁力選鉱(株)製)500部、ポリア
クリル酸ナトリウム30部を仕込み2分間混合した、次
いで砂糖2部を溶解した水132部、25%水酸化ナト
リウム水溶液80部、水溶性高分子としてポリアクリル
酸ナトリウム(商品名パナカヤクB(日本化薬(株)
製)、粘度??)30部を仕込み更に10分間混合混練
を行い本発明の接着剤を得た。得られた接着剤のフロー
値はで210mmであった。
【0044】実施例22 製造例4で得られた材料4を10cm×10cmに切り
出して予め充分に湿らせておいた。更にその表面に実施
例21で得られた本発明の接着剤を4mm程度の厚さに
なるように塗布した後、更にこの接着剤に重ねて、同じ
大きさの材料4を乗せ、接着剤部分が2ミリ程度の厚さ
となるように手で押した後に周囲にはみ出た接着剤を取
り除き周囲をビニールテープで固定し更に全体をビニー
ル袋で包み込み90℃×24時間湿潤養生を行い本発明
の接着硬化体を得た。得られた接着硬化体をダイヤモン
ドソーを用いて3cm×3cmに切り出し試験体として
実施例2と同様にして接着試験を行ったところ材料4と
接着剤の界面で剥がれた。また、この接着硬化体の接着
強度は16kgf/cm2 であった。
【0045】実施例23 被接着物として接着面をブラスト処理(表面の艶消し処
理)した材料4を使った他は実施例22と同様にして本
発明の接着硬化体を得た。この接着硬化体について実施
例22と同様にして接着強度を測定したところ接着面で
はなく材料4の部分が破壊していた。また、この接着硬
化体の接着強度は、47.5kgf/cm2 であった。
【0046】実施例24 被接着物として発泡コンクリート吸音材(商品名ポアセ
ル(大同コンクリート(株)製))を使用した他は実施
例22と同様にして本発明の接着硬化体物を得た。得ら
れた接着硬化体について実施例22と同様にして接着強
度を測定したところ接着面ではなく発泡コンクリート部
分が破壊していることが判った。
【0047】実施例25 撹拌装置の付いた混合機(オムニミキサー)にブレーン
比表面積4000cm2/gの高炉水砕スラグ900部、
シリカフューム100部、フェロクロムスラグ(商品名
Nー7号(日本磁力選鉱(株)製)500部、ポリアク
リル酸ナトリウム30部を仕込み2分間混合した、次い
で砂糖2部を溶解した水132部、25%水酸化ナトリ
ウム水溶液80重量部、水溶性高分子として分散剤(商
品名work500s(2−メチルブテン−1、無水マ
レイン酸、リグニンスルホン酸の共重合物のNa塩、日
本ゼオン(株)製))10部を仕込み更に10分間混合
混練を行い本発明の接着剤を得た。得られた接着剤のフ
ロー値は250mmであった。
【0048】実施例26 実施例25で得られた本発明の接着剤を使用した他は実
施例22と同様に本発明の接着硬化体を得た。得られた
接着硬化体について実施例22と同様にして接着強度を
測定したところ接着剤と材料4の界面で破壊しているこ
とが判った。また、この接着硬化体の接着強度は、1
6.1kgf/cm2 であった。
【0049】実施例27 実施例25で得られた接着剤を使用した他は実施例23
と同様にして本発明の接着硬化体を得た。得られた接着
硬化体について実施例22と同様にして接着強度を測定
したところ接着剤と材料4の界面で破壊していることが
判った。また、この接着硬化体の接着強度は、53.5
kgf/cm2 であった。
【0050】実施例28 被接着物として発泡コンクリート吸音材(商品名ポアセ
ル(大同コンクリート(株)製))を使用し、接着剤と
して実施例25で得られた接着剤を使用した以外は実施
例22と同様にして本発明の接着硬化体を得た。得られ
た接着硬化体について実施例22と同様にして接着強度
を測定したところ発泡コンクリート部分で破壊している
ことが判った。
【0051】
【発明の効果】本発明の接着剤は、セメントコンクリー
ト類に生じた割れやひび割れの補修剤として使用した
り、種々のセメントコンクリート材料を加工し、小さな
材料から大きな材料や単純な形状の材料から複雑な形状
の材料を製造するのに極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 23/02 E04G 23/02 B //(C04B 28/08 24:24)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高炉水砕スラグ、超微粉、分散剤、硬化刺
    激剤、水を含有してなるセメントコンクリート類用接着
    剤。
  2. 【請求項2】超微粉がシリカヒュームである請求項1記
    載のセメントコンクリート類用接着剤。
  3. 【請求項3】分散剤が、分子中にカルボン酸基又はその
    塩を有する水溶性高分子である請求項1又は2記載のセ
    メントコンクリート類用接着剤。
  4. 【請求項4】硬化刺激剤が、アルカリ金属の水酸化物、
    炭酸塩、又はケイ酸塩である請求項1、2又は3記載の
    セメントコンクリート類用接着剤。
  5. 【請求項5】増粘剤を含有してなる請求項1、2、3又
    は4記載のセメントコンクリート類用接着剤。
  6. 【請求項6】増粘剤が、ポリアクリル酸塩、ポリアクリ
    ルアミド、アクリル酸アクリルアミド共重合物塩、メチ
    ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロヒ
    シプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
    ポリビニルアルコールから選ばれる1種以上である請求
    項5記載のセメントコンクリート類用接着剤。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6記載の接
    着剤を混合、混練しこれを複数のセメントコンクリート
    類の接着しようとする面間に流し込んであるいは塗布し
    て得られる成形体を養生硬化することを特徴とする面を
    有するセメントコンクリート類の接着方法。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5又は6記載の接
    着剤を混合、混練しこれをセメントコンクリート類の成
    形物の間隙に充填して得られる成形体を養生硬化するこ
    とを特徴とするセメントコンクリート類の接着方法。
  9. 【請求項9】請求項7又は8記載の接着方法により得ら
    れる接着硬化体。
JP7934096A 1995-03-09 1996-03-08 セメントコンクリート類用接着剤、接着方法及び接着硬化体 Pending JPH08301637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7934096A JPH08301637A (ja) 1995-03-09 1996-03-08 セメントコンクリート類用接着剤、接着方法及び接着硬化体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-77166 1995-03-09
JP7716695 1995-03-09
JP7934096A JPH08301637A (ja) 1995-03-09 1996-03-08 セメントコンクリート類用接着剤、接着方法及び接着硬化体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301637A true JPH08301637A (ja) 1996-11-19

Family

ID=26418275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7934096A Pending JPH08301637A (ja) 1995-03-09 1996-03-08 セメントコンクリート類用接着剤、接着方法及び接着硬化体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08301637A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371397B1 (ko) * 2000-07-26 2003-02-06 이명규 타일부착용 시멘트 모르타르 조성물
JP2010513761A (ja) * 2006-12-21 2010-04-30 ラファルジュ 構造要素及びその製造プロセス
KR101323343B1 (ko) * 2011-12-30 2013-10-29 한국세라믹기술원 커튼월 내화성 경량보드용 접착 조성물 및 이를 이용한 알루미늄 커튼월 구성방법
KR20180024542A (ko) * 2016-08-30 2018-03-08 드림소재(주) 지오폴리머 조성물 및 이의 제조방법
JP2019532002A (ja) * 2016-10-13 2019-11-07 シーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト ジオポリマーのための可塑剤
CN113955970A (zh) * 2021-12-04 2022-01-21 东莞市金胜混凝土有限公司 一种混凝土掺合料及其制备方法
WO2022125033A1 (en) * 2020-12-08 2022-06-16 Yildiz Teknik Universitesi Geopolymer binder production method

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371397B1 (ko) * 2000-07-26 2003-02-06 이명규 타일부착용 시멘트 모르타르 조성물
JP2010513761A (ja) * 2006-12-21 2010-04-30 ラファルジュ 構造要素及びその製造プロセス
JP2015061967A (ja) * 2006-12-21 2015-04-02 ラファルジュ 構造要素及びその製造プロセス
KR101323343B1 (ko) * 2011-12-30 2013-10-29 한국세라믹기술원 커튼월 내화성 경량보드용 접착 조성물 및 이를 이용한 알루미늄 커튼월 구성방법
KR20180024542A (ko) * 2016-08-30 2018-03-08 드림소재(주) 지오폴리머 조성물 및 이의 제조방법
JP2019532002A (ja) * 2016-10-13 2019-11-07 シーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト ジオポリマーのための可塑剤
US11186520B2 (en) 2016-10-13 2021-11-30 Sika Technology Ag Plasticizer for geopolymers
WO2022125033A1 (en) * 2020-12-08 2022-06-16 Yildiz Teknik Universitesi Geopolymer binder production method
CN113955970A (zh) * 2021-12-04 2022-01-21 东莞市金胜混凝土有限公司 一种混凝土掺合料及其制备方法
CN113955970B (zh) * 2021-12-04 2022-07-12 东莞市金胜混凝土有限公司 一种混凝土掺合料及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101608018B1 (ko) 콘크리트 구조물 표면의 보수 보호 공법
KR101608015B1 (ko) 속경성 모르타르를 이용한 콘크리트 구조물 단면의 보수 보강 공법
EP0220073A1 (en) Cementitious compositions and products
CN111363077A (zh) 一种聚合物水泥基材料及其制备方法与应用
JPH08301637A (ja) セメントコンクリート類用接着剤、接着方法及び接着硬化体
CN107162523B (zh) 瓷砖粘接剂及其制备方法
JP3315523B2 (ja) 無機水硬性組成物用分散剤、水硬性組成物及びその硬化物
JP3142374B2 (ja) 変性ポリビニルアルコ−ルを用いたポリマ−エマルジョン混入セメントの水中養生硬化方法
KR20220134745A (ko) 초속경 콘크리트 포장용 조성물, 이의 제조방법 및 이를 이용한 콘크리트 보수방법
JPH1036161A (ja) 水硬性組成物及びその硬化体
JPH09316371A (ja) 塗装材
JPH10339040A (ja) 構造物の補強方法
CN111302696A (zh) 一种再生骨料砂浆用调节剂及其制备方法
JP2601386B2 (ja) タイル張り曲面用材
JP2002097045A (ja) セメント硬化体用骨材及びセメント硬化体
JPH1045457A (ja) 無収縮硬化性組成物及びその硬化物
JPH0725652A (ja) 混和材、打継ぎ材および組成物
JPH10130585A (ja) タイル類用接着剤
KR102338599B1 (ko) 하이브리드 타일 접착제
JPH08301647A (ja) セメントコンクリート類接着補強材、複合材
JPH09131827A (ja) 複合材、及びその製造法
JPH1087362A (ja) コンクリート構造物の充填補修方法
FI78307B (fi) Foerfarande foer framstaellning av en haerdbar komposition.
JPH0976404A (ja) 複合材、及びその製造法
JPH06278116A (ja) コンクリート工事用永久型枠