JP2015060800A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の意匠面への水垂れを防ぐことができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】灯具本体1Aの下部を覆うベゼル3を備えた車両用灯具1において、前記ベゼル3の上面を前後方向に傾斜させるとともに、該上面に、幅方向に延びるリブ3e(3e1〜3e4),3f(3f1〜3f3)を少なくとも前後2列に亘って迷路状に複数立設し、該ベゼル3に、その上面の傾斜方向下流側端部に開口する水抜き孔11を形成する。また、前記リブ3e,3fを前記水抜き孔に向かって凹となる円弧曲面形状とする。さらに、前記水抜き孔11を前記ベゼル3の幅方向に複数形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、灯具本体の下部を覆うベゼルを備えた車両用灯具に関するものである。
図4に従来の車両用灯具の側断面を示すが、図示の車両用灯具101は、車両のフロントバンパ102の左右に形成された凹部102a(図4には一方のみ図示)に組み込まれており、その灯具本体101Aの下部は水平に配置されたプレート状のべセル103によって覆われている(例えば、特許文献1参照)。
上記灯具本体101Aは、ハウジング104とその前面開口部を覆うアウタレンズ105によって画成された灯室106内に、光源であるLED107とこれを実装するLED基板108、これらの前方(図4の左方)に配置されたインナレンズ109、該インナレンズ109の前方に配されたエクステンション110などを収容して構成されている。
特開2013−152896号公報
図4に示す従来の車両用灯具101においては、灯具本体101Aとベゼル103との間の隙間に水が溜まり、例えば走行中の車両のブレーキが踏み込まれた場合に、溜まった水が慣性によって図4に矢印にて示すように灯具本体101Aとベゼル103との間の隙間から漏れ出し、車両前面の意匠面に垂れるという問題があった。特に、溜まった水が泥水である場合には、車両の意匠面が泥水によって汚れてしまうという不具合が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、車両の意匠面への水垂れを防ぐことができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、灯具本体の下部を覆うベゼルを備えた車両用灯具において、前記ベゼルの上面を前後方向に傾斜させるとともに、該上面に、幅方向に延びるリブを少なくとも前後2列に亘って迷路状に複数立設し、該ベゼルに、その上面の傾斜方向下流側端部に開口する水抜き孔を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記リブを前記水抜き孔に向かって凹となる円弧曲面形状としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記水抜き孔を前記ベゼルの幅方向に複数形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ベゼルの上面に溜まった水が例えば車両のブレーキが踏み込まれたときの慣性によって車両前方へと流れようとしても、この水の流れはベゼルの上面に立設された迷路状のリブによって受け止められる。そして、リブによって受け止められた水は、ベゼルの上面の傾斜に沿って流れて水抜き孔から排出されるため、泥水が車両前面の意匠面に垂れて意匠面を汚すという不具合の発生が防がれる。
請求項2記載の発明によれば、ベゼルの上面に立設されたリブを水抜き孔に向かって凹となる円弧曲面形状としたため、車両の意匠面方向への水の流れがリブによって確実に防がれ、リブによって受け止められた水がベゼルの上面の傾斜に沿って水抜き孔へと効率よく導かれて水抜き孔から外部へと排出される。
請求項3記載の発明によれば、ベゼルに水抜き孔を幅方向に複数形成したため、ベゼルの上面に溜まった水を複数の水抜き孔から効率よく排出することができる。
本発明に係る車両用灯具が組み込まれた車両用バンパの部分正面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係る車両用灯具のベゼルの平面図である。 従来の車両用灯具の側断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具が組み込まれた車両用バンパの部分正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本発明に係る車両用灯具のベゼルの平面図である。
本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両のフロントバンパ2の左右に形成された凹部2a(図1には一方のみ図示)に組み込まれており、その灯具本体1Aの下部は略水平に配置された横方向に細長いプレート状のべセルによって覆われている。
上記灯具本体1Aは、図2に示すように、ハウジング4とその前面開口部を覆う透明なアウタレンズ5によって画成された灯室6内に、光源であるLED7とこれを実装するLED基板8、これらの前方(図2の左方)に配置された透明なインナレンズ9、該インナレンズ9の前方に配されたエクステンション10などを収容して構成されている。ここで、LED7とこれを実装するLED基板8は、横方向(図2の紙面垂直方向)に6組配置されており、各LED基板8は水平に設置されている。
而して、各LED7に電流が供給されてこれらが発光すると、各LED7から車両前方へと出射する光は、前記インナレンズ9を通過することによって配光が制御された後、アウタレンズ5を通過して車両前方へと出射する。
ところで、灯具本体1Aの下部に配置された前記ベゼル3は、光不透過性の樹脂によって図3に示すように幅方向に細長いプレート状に一体成形されており、図2に示すように、その上面は、車両後方(図2の右方)に向かって下がるように僅かに傾斜した斜面を構成している。ここで、図2に示すように、ベゼル3の前端縁には、上方に向かって円弧状に折り曲げられた前端壁3aが形成されており、後端部には幅方向(図3の左右方向)に沿って後端壁3bが一体に立設されている。そして、図3に示すように、ベゼル3の後端壁3bの幅方向2箇所には円柱状の取付ボス2cが一体に形成されており、ベゼル3の上面には、各ボス3cから車両前方(図3の下方)に直線状に延びる補強リブ3dが一体に立設されている。
また、図3に示すように、ベゼル3の上面には、幅方向に延びるリブ3e,3fが前後2列に亘って迷路状に複数立設されており、ベゼル3の後端部(詳細には、後端壁3bの内側に沿う部分)には、横方向に長い長孔状の3つの水抜き孔11が幅方向に所定の間隔を設けて形成されている。ここで、前側の4本のリブ3e(3e1,3e2,3e3,3e4)は、幅方向に所定の間隔を設けて配置されており、3本のリブ3e2,3e3,3e4は、前記水抜き孔11に向かって(後方に向かって)凹となる円弧曲面状に形成されている。
そして、後側の3本のリブ3f(3f1,3f2,3f3)は、前側の4本のリブ3e(3e1〜3e4)に対して互い違い(すなわち、後側の3本のリブ3f(3f1〜3f3)の間の隙間が前側の4本のリブ3e(3e1〜3e4)の間の隙間と前後方向において重ならないよう互い違い)に配置されており、したがって、前側の4本のリブ3e(3e1〜3e4)と後側の3本のリブ3f(3f1〜3f3)とは迷路状に配置されている。そして、後側の3本のリブ3f(3f1〜3f3)も前記水抜き孔11に向かって(後方に向かって)凹となる円弧曲面状に形成されている。
以上のように構成された車両用灯具1においては、ベゼル3の上面には雨水、洗水、車輪が跳ね上げた泥水など(以下、単に「水」と称する)が溜まるが、このような水が例えば車両のブレーキが踏み込まれたときの慣性によって図3に破線矢印にて示すように車両前方へと流れようとしても、この水の流れはベゼル3の上面に立設された迷路状の前後の複数のリブ3e,3fによって受け止められる。そして、リブ3e,3fによって受け止められた水は、図3に実線矢印にて示すようにベゼル3の上面の傾斜に沿って車両後方へと流れて水抜き孔11から排出されるため、泥水などが車両前面の意匠面に垂れて意匠面を汚すという不具合の発生が防がれる。
そして、本実施の形態では、ベゼル3の上面に立設された前側のリブ3e(3e2〜3e4)と後側のリブ3f(3f1〜3f3)を水抜き孔11(車両後方)に向かって凹となる円弧曲面形状としたため、車両の意匠面方向(車両前方)への水の流れがリブ3e,3fによって確実に防がれ、リブ3e,3fによって受け止められた水がベゼル3の上面の傾斜に沿って複数の水抜き孔11へと効率よく導かれて各水抜き孔11から外部へと排出される。
また、本実施の形態では、ベゼル3に幅方向に沿って3つの水抜き孔11を形成したため、ベゼル3の上面に溜まった水を3つの水抜き孔11から効率よく排出することができる。なお、水抜き孔11は3つに限らず、2つあるいは4つ以上形成してもよい。
1 車両用灯具
1A 灯具本体1A
2 フロントバンパ
2a フロントバンパの凹部
3 ベゼル
3a ベゼルの前端壁
3b ベゼルの後端壁
3c ベゼルの取付ボス
3d ベゼルの補強リブ
3e,3f ベゼルのリブ
4 ハウジング
5 アウタレンズ
6 灯室
7 LED(光源)
8 LED基板
9 インナレンズ
10 エクステンション
11 水抜き孔

Claims (3)

  1. 灯具本体の下部を覆うベゼルを備えた車両用灯具において、
    前記ベゼルの上面を前後方向に傾斜させるとともに、該上面に、幅方向に延びるリブを少なくとも前後2列に亘って迷路状に複数立設し、該ベゼルに、その上面の傾斜方向下流側端部に開口する水抜き孔を形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記リブを前記水抜き孔に向かって凹となる円弧曲面形状としたことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 前記水抜き孔を前記ベゼルの幅方向に複数形成したことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
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