JP6413335B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

この発明は、導光部材を備える車両用灯具に関するものである。
導光部材、導光部材を備える車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。以下、従来の車両用灯具について説明する。従来の特許文献1の車両用灯具は、ライン状導光体と、エクステンションと、を備え、ライン状導光体に舌片状延出部を設け、エクステンションに係合孔を設け、舌片状延出部を係合孔に係合することにより、ライン状導光体をエクステンションに保持するものである。従来の特許文献2の車両用灯具は、導光体と、取付部材と、を備え、導光体にランスを設け、取付部材に取付孔を設け、ランスを取付孔に係止することにより、導光体を取付部材に保持するものである。
特開2012−48845号公報 特開2014−7098号公報
ところが、従来の特許文献1の車両用灯具は、ライン状導光体に舌片状延出部を出射面と反対方向に設けるので、ライン状導光体中において導かれた光が舌片状延出部から出射面と反対方向の外部に抜ける場合があるので、ライン状導光体のうち舌片状延出部に対応する部分にダーク部(暗部)が発生する場合がある。従来の特許文献2の車両用灯具は、導光体にランスを出射面と反対方向に設けるので、導光体中において導かれた光がランスから出射面と反対方向の外部に抜ける場合があるので、導光体のうちランスに対応する部分にダーク部(暗部)が発生する場合がある。
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用灯具では、ライン状導光体や導光体においてダーク部が発生する場合がある、という点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、導光部材と、保持部材と、を備え、導光部材が、内部での全反射を利用して光を導く棒形状をなし、導光部本体と、当接部と、から構成されていて、導光部本体が、光を入射させる入射面と、入射した光を出射させる出射面と、を有し、当接部が、当接面と、円弧面と、を有し、保持部材が、当接面に当接して導光部材を保持する保持部を有し、導光部材が、断面円形を基本形状となし、当接面が、出射面と、出射面の円弧よりも大きい円弧の円弧面との間の段差面に設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、当接面が、導光部材を成形する合わせ金型の分割線において形成される、ことを特徴とする。
この発明(請求項にかかる発明)は、保持部材には、反射面が設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項にかかる発明)は、保持部材が、導光部材を収容する収容部を有し、収容部のうち出射面が位置する部分には、開口部が設けられていて、開口部の縁部の一部分には、フック形状の保持部が設けられている、ことを特徴とする。
この発明の車両用灯具は、導光部材中において導かれた光が当接部に達した場合であっても、その光が当接部の円弧面で反射して導光部材中において導かれるので、当接部の当接面側から見て当接面が光って見える。このために、導光部材のうち当接部に対応する部分にダーク部が発生する場合がない。
図1は、この発明にかかる車両用灯具の実施形態1を示す正面図(ランプレンズを除いた正面図)である。 図2は、導光部材および保持部材の一部を示す斜視図である。 図3は、導光部材および保持部材を示す縦断面図(図1におけるIII−III線断面図)である。 図4は、導光部材および保持部材を示す縦断面図(図1におけるIV−IV線断面図)である。 図5は、導光部材の光路および導光部材からの出射光を示す横断面説明図(図1におけるV−V線断面説明図)である。 図6は、導光部材中の光路および導光部材からの出射光を示す縦断面説明図(図1におけるIII−III線断面説明図)である。 図7は、導光部材中の光路および導光部材からの出射光を示す縦断面説明図(図1におけるIV−IV線断面説明図)である。 図8は、この発明にかかる車両用灯具の実施形態2を示す縦断面図(図1におけるIII−III線断面図に対応する縦断面図)である。
以下、この発明にかかる車両用灯具の実施形態(実施例)のうちの2例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。この明細書および別紙の特許請求の範囲において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用灯具を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。なお、図3〜図8において、導光部材のハッチングを省略する。
(実施形態1の構成の説明)
図1〜図7は、この発明にかかる車両用灯具の実施形態1を示す。以下、この実施形態1にかかる車両用灯具の構成について説明する。図1中、符号1は、この実施形態1にかかる車両用灯具である。前記車両用灯具1は、たとえば、車両用前照灯やヘッドランプなどのフロントコンビネーションランプのデイタイムランニングランプである。
前記車両用灯具1は、車両(図示せず)の前部の左右両側に搭載されている。以下、車両の左側に搭載される左側の車両用灯具1について説明する。なお、車両の右側に搭載される右側の車両用灯具は、左側の車両用灯具1と左右逆でその他がほぼ同様の構成をなすので、説明を省略する。
(車両用灯具1の説明)
前記車両用灯具1は、図1に示すように、1個の光源としての半導体型光源2と、1個(1本)の導光部材3と、1個(1本)の保持部材4と、その他のランプユニットとしてのロービーム用ヘッドランプ5およびハイビーム用ヘッドランプ6と、ランプハウジング7と、図示しないランプレンズ(たとえば、素通しのアウターカバー、アウターレンズなど)と、インナーパネル(図1中において二点鎖線にて示されている)8と、を備えるものである。
前記半導体型光源2および前記導光部材3および前記保持部材4は、デイタイムランニングランプを構成する。前記半導体型光源2および前記導光部材3および前記保持部材4および前記ロービーム用ヘッドランプ5および前記ハイビーム用ヘッドランプ6および前記インナーパネル8は、前記ランプハウジング7および前記ランプレンズにより区画されている灯室9内に配置されている。前記半導体型光源2および前記導光部材3および前記保持部材4の一部は、前記インナーパネル8により、前記ランプレンズから見て覆い隠されている。
なお、前記灯室9内には、前記デイタイムランニングランプとしての前記半導体型光源2および前記導光部材3および前記保持部材4と、前記他のランプユニットとしての前記ロービーム用ヘッドランプ5および前記ハイビーム用ヘッドランプ6以外に、フォグランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、コーナリングランプなどの他のランプユニット(図示せず)が配置されている場合がある。
(半導体型光源2の説明)
前記半導体型光源2は、図1に示すように、この例では、たとえば、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源である。前記半導体型光源2は、発光部20と、基板21と、から構成されている。前記半導体型光源2は、前記灯室9内の車両の外側(左側)でかつ後側でかつ上側の箇所に配置されている。前記半導体型光源2は、前記ランプハウジング7に直接もしくは他の部材(図示せず)を介して取り付けられている。
(導光部材3の説明)
前記導光部材3は、前記半導体型光源2からの光を入射面30から出射面31に導く部材である。前記導光部材3は、この例では、アクリル樹脂やPC(ポリカーボネート)などの透明樹脂材から構成されている。前記導光部材3は、一端から他端にかけて同等もしくはほぼ同等の断面円形の円柱形状すなわち丸棒形状をなす。すなわち、前記導光部材3は、断面円形を基本形状となす。前記導光部材3は、合わせ金型(図示せず)により成形される樹脂成形品からなる。前記導光部材3の直径は、この例では、約6〜8mmである。
前記導光部材3は、図1に示すように、一端部側の垂直部と、他端部側の水平部とからなる。すなわち、前記導光部材3は、正面視、逆L字形状をなす。なお、前記導光部材3は、この例では、逆L字形状をなすものであるが、前記車両用灯具1の形状に沿わせた形状であれば良いし、特に形状を限定しない。前記導光部材3の前記垂直部は、前記灯室9内の車両の外側(左側)の辺に沿って配置されていて、前記導光部材3の前記水平部は、前記灯室9内の下側の辺に沿って配置されている。前記導光部材3は、図示しないが、平面視において、前記灯室9内の車両の外側(左側)から内側(右側)にかけて車両の後側から前側に傾斜して配置されている。前記導光部材3は、前記ランプハウジング7に前記保持部材4を介して取り付けられている。
前記導光部材3は、内部での全反射を利用して光を導くものである。前記導光部材3は、導光部本体300と、当接部340と、から構成されている。前記当接部340は、前記導光部本体300の任意の部分の両側に、前記導光部材3の導光方向に対して翼形状に一体に設けられている。
前記導光部本体300は、一端面の前記入射面30と、一側面(正面)すなわち前側の前記出射面31と、他側面(背面)すなわち後側の反射面32と、他端面33と、を有するものである。前記当接部340は、一側面(正面)すなわち前側の当接面34と、他側面(背面)すなわち後側の円弧面36と、を有するものである。
(入射面30の説明)
前記入射面30は、前記半導体型光源2の前記発光部20に対向する。前記入射面30は、平面もしくは曲面もしくは平面および曲面の組み合わせからなる。前記入射面30は、前記発光部20から放射される光を前記導光部材3中に入射させるものである。前記入射面30および前記半導体型光源2は、図1に示すように、車両の外側(左側)でかつ後側に配置されている。
(出射面31の説明)
前記出射面31は、前記ランプレンズに対向する。前記出射面31は、図2〜図7に示すように、前記導光部材3の断面円形形状の円弧面からなる。前記出射面31は、前記入射面30から前記導光部材3中に入射した入射光L1を出射光L2として前記導光部材3中から外部に出射させるものである。
(反射面32の説明)
前記反射面32は、前記入射面30から前記導光部材3中に入射した入射光L1を反射光L3として前記出射面31側に反射させるものである。前記反射面32は、図4〜図6に示すように、導光方向すなわち断面円形の円柱形状をなす前記導光部材3の中心線(中心軸線)方向に多数個連続して設けられている。前記反射面32は、前記導光部材3の前記入射面30側の一端部であって、前記インナーパネル8により覆い隠されている部分には、設けられていない。前記反射面32の幅は、この例では、約2mmである。
前記反射面32と前記反射面32との間には、段差面35が介在されている。すなわち、前記反射面32は、前記段差面35を介して多数個連続して設けられている。1個の前記反射面32と1個の前記段差面35とで1個のプリズムを形成する。
(当接面34、円弧面36の説明)
前記当接面34は、図6中の二点鎖線にて示すように、前記導光部材3を成形する合わせ金型の分割線(パーティングライン)PLにおいて形成される。前記当接面34は、図2、図3、図6に示すように、前記出射面31と、前記出射面31の円弧よりも大きい円弧の前記円弧面36との間の段差面に設けられている。前記出射面31の円弧と前記円弧面36の円弧とは、同心円の円弧からなる。
(反射面37の説明)
前記円弧面36の前記出射面31と対向する部分には、前記反射面32と前記段差面35と同様に、反射面37と段差面38とが交互に複数個連続して設けられている。1個の前記反射面37と1個の前記段差面38とで1個のプリズムを形成する。なお、図6中の二点鎖線にて示すように、前記反射面37および前記段差面38を設けずに、前記円弧面36を延長して設けるものであっても良い。また、図5中の二点鎖線にて示すように、前記反射面37および前記段差面38を設けずに、直方体形状の凸部を設けるものであっても良い。
(保持部材4の説明)
前記保持部材4は、光不透過性の樹脂部材から構成されている。前記保持部材4は、保持部40と、収容部41と、を有する。前記保持部材4は、断面凹形状もしくは断面U字形状をなす。すなわち、前記保持部材4は、一側面(正面)が開口し、かつ、他側面(背面)を含む三方の面が閉塞した断面形状をなす。
前記収容部41は、他側面(背面)を含む閉塞した三方の面からなる。前記収容部41は、前記導光部材3を収容する。前記収容部41のうち前記出射面31が位置する一側面(正面)の部分には、開口部42が設けられている。
前記開口部42の縁部の一部分であって前記当接部340と対応する部分の両側には、フック形状の前記保持部40がそれぞれ前記保持部材4の全体に亘って設けられている。前記収容部41および前記開口部42の縁部の両側には、2本のスリット43がそれぞれ設けられている。2本の前記スリット43の間の部分が前記保持部40を構成する。前記保持部40は、図3中の実線矢印44方向に弾性を有する。フック形状の前記保持部40の他側面(背面)側の押え面45が前記当接面34に当接して前記導光部材3を保持する。フック形状の前記保持部40の前記押え面45と反対側の面(正面)には、湾曲面46が設けられている。なお、前記保持部40は、前記保持部材4の全体に亘って設けずに、少なくとも、2本の前記スリット43の間の部分にのみ設けるものであっても良い。
前記収容部41の他側面(背面)側の底には、前記円弧面36を支える(受ける)リブ47と、前記反射面37および前記段差面38を支える(受ける)リブ48とが、それぞれ設けられている。なお、前記リブ47と前記リブ48とのうち少なくともいずれか一方が設けられていれば良い。
前記保持部材4には、反射面が設けられている。前記反射面は、前記保持部材4のうち、少なくとも前記湾曲面46に設けられていれば良い。
(導光部材3と保持部材4との組付の説明)
図2、図3中の実線矢印49方向に、前記導光部材3の前記出射面31および前記当接面34と反対側の前記反射面32、37および前記段差面35、38および前記円弧面36側を、前記保持部材4の前記開口部42から前記収容部41中に収容させる。このとき、前記導光部材3の前記当接部340と前記保持部材4の前記保持部40とを対応させる。
前記導光部材3の前記円弧面36が前記保持部材4の前記湾曲面46に達した時点で、前記保持部材4の前記保持部40が、図3中の実線矢印44方向に、外側に弾性変形する。そして、前記導光部材3の前記当接面34が前記保持部材4の前記押え面45に達した時点で、前記保持部材4の前記保持部40が、図3中の実線矢印44と逆方向に、内側に弾性復帰する。
このとき、前記保持部材4の前記保持部40の前記押え面45が前記導光部材3の前記当接部340の前記当接面34に当接する。このとき、図3に示すように、前記押え面45の開口側の端部が前記当接面34の外側部に当接している。このために、前記押え面45と前記当接面34とが当接している幅T2は、前記当接面34の幅T1よりも小さい。
一方、前記導光部材3の前記円弧面36および前記反射面37、前記段差面38が前記保持部材4の前記リブ47および48にそれぞれ支えられる。これにより、前記導光部材3は、前記保持部材4に保持されて、前記導光部材3と前記保持部材4は、組み付けられる。組み付けられた前記導光部材3および前記保持部材4は、前記ランプハウジング7に直接もしくは他の部材(図示せず)を介して取り付けられている。このとき、前記導光部材3の前記出射面31は、前記ランプレンズに対向している。
(実施形態1の作用の説明)
この実施形態1にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
半導体型光源2の発光部20を点灯する。すると、発光部20から放射された光は、導光部材3の入射面30から導光部材3中に入射する。導光部材3中に入射した入射光L1は、図5に示すように、導光部材3中を、一端の入射面30から他端面33側に、全反射を繰り返しながら導かれる。
導光部材3中を一端から他端に導かれる入射光L1の一部は、反射光L3として反射面32、37で出射面31側に反射される。その反射光L3の一部は、図5、図7に示すように、出射光L2として出射面31から外部に出射する。
入射光L1の残りは、全反射により導光部材3中を他端面33側に導かれて、その一部が前記の通り反射面32、37で反射され、残りが他端面33側に導かれる。また、反射光L3の残りは、出射面31において全反射して導光部材3中を他端面33側に導かれて、その一部が前記の通り反射面32、37で反射され、残りが他端面33側に導かれる。
ここで、入射光L1の一部であって、当接面34に対応する円弧面36に達した入射光L1は、この円弧面36で反射する。その反射光L3の一部は、図6に示すように、出射面31から外部に出射する。なお、円弧面36における反射光L3の残りは、前記の反射光L3と同様に、出射面31において全反射して導光部材3中を他端面33側に導かれて、その一部が前記の通り反射面32、37で反射され、残りが他端面33側に導かれる。
このように、導光部材3の入射面30側の一端部から他端面33側の他端部までの出射面31から出射光L2が出射される。これにより、導光部材3のライン状(図1の正面視逆L字形状のライン状)の出射面31が発光する。導光部材3のライン状の出射面31は、図3、図4に示すように、保持部材4の開口部42の開口範囲と対応する範囲(扇形状の範囲)39において発光する。
(実施形態1の効果の説明)
この実施形態1にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1にかかる車両用灯具1は、導光部材3中において導かれた光(入射光L1)が、図6に示すように、当接部340に達した場合であっても、その光(入射光L1)が当接部340の円弧面36で反射して反射光L3として導光部材3中において導かれ、あるいは、出射光L2として出射面31や当接面34から外部に出射する。このために、当接部340の当接面34側から見て当接面34が光って見える。このために、導光部材3のうち当接部340に対応する部分にダーク部が発生する場合がない。
この実施形態1にかかる車両用灯具1は、当接面34が、図6中の二点鎖線にて示すように、導光部材3を成形する合わせ金型の分割線(パーティングライン)PLにおいて形成される。このために、導光部本体300に当接部340を設けても、導光部材3を成形する金型においてスライド構造を採用する必要がない。その分、金型費用や製造コストを安価にすることができる。
この実施形態1にかかる車両用灯具1は、当接面34が、図2、図3、図6に示すように、出射面31と、出射面31の円弧よりも大きい円弧の円弧面36との間の段差面に設けられていて、かつ、出射面31の円弧と円弧面36の円弧とが、同心円の円弧からなる。このために、出射面31を有する導光部本体300に、当接面34と円弧面36とを有する当接部340を、設けた導光部材3が簡単な構造の金型により成形される。その分、金型費用や製造コストを安価にすることができる。
この実施形態1にかかる車両用灯具1は、保持部材4に反射面を設けるので、導光部材3から出射する光を保持部材4の反射面で反射させることができる。これにより、半導体型光源2からの光を有効に利用することができる。特に、導光部材3の出射面31から出射する出射光L2が保持部材4の湾曲面46で反射制御することにより、半導体型光源2からの光をさらに有効に利用することができる。
この実施形態1にかかる車両用灯具1は、保持部材4の収容部41中に導光部材3を収容することができるので、導光部材3を保持部材4で保護することができる。また、保持部材4の開口部42により、導光部材3を収容部41中に収容しても、導光部材3の出射面31からの光(出射光L2)の外部への出射の妨げとならない。さらに、フック形状の保持部40の押え面45が当接部340の当接面34に当接するので、導光部材3を保持部材4に確実に保持することができる。
特に、保持部材4にスリット43を設けて保持部材4の一部に保持部40を設けるものであるから、当接部340の当接面34と保持部40の押え面45との当接による導光部材3と保持部材4との組付性や組付の作業性が向上する。しかも、導光部材3の円弧面36および反射面37、段差面38が保持部材4のリブ47および48にそれぞれ支えられる。このために、当接部340の当接面34と保持部40の押え面45との当接と、導光部材3の円弧面36および反射面37、段差面38と保持部材4のリブ47および48との支えとにより、導光部材3を保持部材4に挟み込んで確実に保持することができる。
(実施形態2の構成作用効果の説明)
図8は、この発明にかかる車両用灯具の実施形態2を示す。以下、この実施形態2にかかる車両用灯具について説明する。図中、図1〜図7と同符号は、同一のものを示す。
前記の実施形態1は、導光部材3の出射面31の円弧と円弧面36の円弧とが、同心円の円弧からなるものである。これに対して、この実施形態2は、導光部材3の出射面31の円弧の中心と円弧面360の円弧の中心とがずれているものである。
この実施形態2は、前記のごとき構成からなるので、前記の実施形態1とほぼ同様の作用効果を達成することができる。特に、この実施形態2は、当接部340を実施形態1の当接部340よりも小型化することができるので、導光部材3の軽量化を図ることができる。
(実施形態1、2以外の例の説明)
なお、前記の実施形態1、2においては、フロントコンビネーションランプのデイタイムランニングランプについて説明するものである。ところが、この発明においては、フロントコンビネーションランプのデイタイムランニングランプ以外の車両用灯具、たとえば、フロントコンビネーションランプのクリアランスランプやターンシグナルランプ、リヤコンビネーションランプのターンシグナルランプやクリアランスランプやテールランプやストップランプなどにも適用することができる。
また、前記の実施形態1、2においては、導光部材3が断面円形の円柱形状をなすものである。ところが、この発明においては、導光部材が断面三角形、断面四角形、断面多角形などの柱形状であっても良い。
さらに、前記の実施形態1、2においては、導光部材3の直径が約6〜8mmであり、反射面32の幅が約6〜8mmである。ところが、この発明においては、導光部材の直径の寸法および反射面の幅の寸法を特に限定しない。
さらにまた、前記の実施形態1、2においては、導光部材3が正面視逆L字形状をなすものである。ところが、この発明においては、導光部材の形状を特に限定しない。
1 車両用灯具
2 半導体型光源
20 発光部
21 基板
3 導光部材
30 入射面
31 出射面
32 反射面
33 他端面
34 当接面
35 段差面
36 円弧面
37 反射面
38 段差面
39 範囲
300 導光部本体
340 当接部
360 円弧面
4 保持部材
40 保持部
41 収容部
42 開口部
43 スリット
44 矢印
45 押え面
46 湾曲面
47 リブ
48 リブ
49 矢印
5 ロービーム用ヘッドランプ
6 ハイビーム用ヘッドランプ
7 ランプハウジング
8 インナーパネル
9 灯室
L1 入射光
L2 出射光
L3 反射光
PL 導光部材を成形する合わせ金型の分割線
T1 当接面の幅
T2 押え面と当接面とが当接している幅

Claims (4)

  1. 導光部材と、保持部材と、を備え、
    前記導光部材は、内部での全反射を利用して光を導く棒形状をなし、導光部本体と、当接部と、から構成されていて、
    前記導光部本体は、光を入射させる入射面と、入射した光を出射させる出射面と、を有し、
    前記当接部は、当接面と、円弧面と、を有し、
    前記保持部材は、前記当接面に当接して前記導光部材を保持する保持部を有し、
    前記導光部材は、断面円形を基本形状となし、
    前記当接面は、前記出射面と、前記出射面の円弧よりも大きい円弧の前記円弧面との間の段差面に設けられている
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記当接面は、前記導光部材を成形する合わせ金型の分割線において形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記保持部材には、反射面が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記保持部材は、前記導光部材を収容する収容部を有し、
    前記収容部のうち前記出射面が位置する部分には、開口部が設けられていて、
    前記開口部の縁部の一部分には、フック形状の前記保持部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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