JP2015059895A - 液量測定システム及びそれを用いた試料分析システム - Google Patents

液量測定システム及びそれを用いた試料分析システム Download PDF

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Abstract

【課題】
使用する液体ボトルの数に係わらず、一つの重量センサーで液体ボトル内の体積を低コストで簡便に測定することが可能な液量測定システムを提供する。
【解決手段】
本発明に係る液量測定システムは、液体ボトルの重量を測定する重量センサーと、
前記液体ボトル内の液体を送液する送液ポンプと、
前記送液ポンプで前記液体ボトル内の液体を一定量送液し、送液前後の前記液体ボトルの重量差と、送液ポンプで送液した前記液体の体積とから、前記液体の比重を算出する比重算出部と、
前記送液後の液体ボトル内の液体の重量と前記比重とから、前記液体ボトル内の液体の体積を算出する液体ボトル内残量算出部とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、液量測定システム及びそれを用いた試料分析システムに係り、特に液体クロマトグラフ装置等の液体試料の分析を行う試料分析システムにおいて、分析前に試薬液の残量(体積)を測定するシステムに関する。
液体クロマトグラフィーでは、測定中は試薬液ボトル内の試薬液を常に送液ポンプで送液し続ける。測定の途中で試薬液が不足した場合には、それ以降のデータを取得することができなくなる。しかし、試薬液自体にコストがかかることから、測定者は余剰な試薬液を試薬液ボトルに入れない。このため、測定者は測定前に検体数や測定条件から消費する試薬液量を推測して、それよりわずかに多い試薬液が試薬液ボトルに入っていることを確認して測定を開始する。しかし、現在の試薬液量を実際よりも少なく見積もってしまった場合には、測定途中でデータが取得できなくなってしまうことがある。
そのため、現在の(測定前の)試薬液ボトル内の試薬液量を正確に把握することが必要になる。その方法として、光学センサーで試薬液ボトル内の試薬液面を検知して、その高さから試薬液量を算出する方法がある。また、重量センサーの上に試薬液ボトルを設置して重量を量り、事前に計測しておいた試薬液の比重と試薬液ボトル自体の重量から試薬液量を算出する方法もある(特許文献1参照)。
特開2006−313093号公報
液体クロマトグラフィーでは複数の試薬液を混合しながら送液ポンプで送液する測定条件もあるが、その場合、上記のように光学センサーを用いる方法も重量センサーを用いる方法も、使用する試薬液ボトルの数だけ高価なセンサーを設置する必要があり、コストの面で改善の余地があった。
また、重量センサーを用いる方法では温度によって比重が変化するため、試薬液ボトルを設置する場所ごとに比重を把握しておかなければならず、より簡便に試薬液量を算出することが求められていた。
したがって、本発明の目的は、上記事情に鑑みて、使用する液体ボトルの数に係わらず、一つの重量センサーで液体ボトル内の残量を算出することで、低コストで簡便に液体ボトル内の液量(体積)を測定することが可能な液量測定システムを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、
液体ボトルの重量を測定する重量センサーと、
前記液体ボトル内の液体を送液する送液ポンプと、
前記送液ポンプで前記液体ボトル内の液体を一定量送液し、送液前後の前記液体ボトルの重量差と、送液ポンプで送液した前記液体の体積とから、前記液体の比重を算出する比重算出部と、
前記送液後の液体ボトル内の液体の重量と前記比重とから、前記液体ボトル内の液体の体積を算出する液体ボトル内残量算出部とを有することを特徴とする液量測定システムを提供する。
また本発明の他の一態様は、上記目的を達成するため、
試薬を用いて試料の分析を行う試料分析システムにおいて、
試薬液ボトルの重量を測定する重量センサーと、
前記試薬液ボトル内の試薬液を送液する送液ポンプと、
前記送液ポンプから送液された試薬液中に試料を注入する試料注入装置と、
前記送液ポンプで前記試薬液ボトル内の試薬液を一定量送液し、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と、送液ポンプで送液した前記試薬液の体積とから、前記試薬液の比重を算出する試薬液比重算出部と、
前記送液後の試薬液ボトル内の試薬液の重量と前記比重とから、前記試薬液ボトル内の試薬液の体積を算出する試薬液ボトル内残量算出部とを有することを特徴とする試料分析システムを提供する。
また本発明の他の一態様は、上記目的を達成するため、
試薬液ボトルの重量を測定する重量センサーと、
前記試薬液ボトル内の試薬液を送液する送液ポンプと、
前記送液ポンプから送液された試薬液中に試料を注入する試料注入装置と、
前記試料注入装置により注入された試料中の目的成分を分離する分離カラムと、
前記分離カラムにより分離された目的成分を検出する検出器とを有する液体クロマトグラフ装置であって、
前記送液ポンプで前記試薬液ボトル内の試薬液を一定量送液し、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と、送液ポンプで送液した前記試薬液の体積とから、前記試薬液の比重を算出する試薬液比重算出部と、
前記送液後の試薬液ボトル内の試薬液の重量と前記比重とから、前記試薬液ボトル内の試薬液の体積を算出する試薬液ボトル内残量算出部とを有することを特徴とする液体クロマトグラフ装置を提供する。
本発明によれば、使用する液体ボトル(試薬液ボトル)の数に係わらず、一つの重量センサーで、低コストで簡便に液体ボトル内の液量(体積)を測定することができる。また、算出した液体(試薬液)の比重が、液体の組成から推測される比重や過去の計測で得られた比重と大きく異なっている場合には、液体ボトルを誤って設置している可能性を測定者に警告することができる。
また、本発明によれば、あらかじめ試薬液の残量(体積)を正確に把握することで、該試薬液の残量で分析可能な検体数を見積もる(予想する)ことができ、試薬液の不足による測定の中断を防ぐことができる。
本発明に係る液量測定システムの一例を示す模式図である。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置の一例を示す模式図である。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液の比重及び体積を算出するためのデータ処理装置51の設定画面(表示部52に映し出される画面)例である。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内の残量を算出するステップの一例を示すフローチャートである。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、データ処理装置51及び送液ポンプ24の内部で行われる処理のステップを示すフローチャートである。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液の比重が推測比重範囲外であった場合に表示部52に表示される警告画面の一例である。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内残量を算出した後、まだ残量を測定していない試薬液ボトルがある場合に表示部52に表示される画面の一例である。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内残量を算出した後に表示部52に表示される画面の一例である。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置の他の一例を示す模式図である。 本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内の残量を算出するステップの他の例を示すフローチャートである。
本発明に係る液量測定システムは、上述した構成に加えて、以下の態様を任意に含む。
(i)前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記液体ボトル内の液体を一定の体積送液することであり、
前記比重算出部は、送液前後の前記液体ボトルの重量差と前記液体の前記一定の体積とから、前記液体の比重を算出する。
(ii)前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記液体ボトル内の液体を一定の重量送液することであり、
前記比重算出部は、前記一定の重量を送液したときの送液体積を算出して、送液前後の前記液体ボトルの重量差と算出した前記送液体積とから、前記液体の比重を算出する。
(iii)前記比重算出部で算出された前記液体の比重が、あらかじめ前記液量測定システムに設定された推測比重範囲外である場合に、液体ボトルの誤設置を警告する誤設置判断部をさらに有する。
また本発明に係る試料分析システムは、上述した構成に加えて、以下の態様を任意に含む。
(iv)前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記試薬液ボトル内の試薬液を一定の体積送液することであり、
前記試薬液比重算出部は、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と前記試薬液の前記一定の体積とから、前記試薬液の比重を算出する。
(v)前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記試薬液ボトル内の試薬液を一定の重量送液することであり、
前記試薬液比重算出部は、前記一定の重量を送液したときの送液体積を算出して、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と算出した前記送液体積とから、前記試薬液の比重を算出する。
(vi)前記比重算出部で算出された前記液体の比重が、あらかじめ前記試料分析システムに設定された推測比重範囲外である場合に、液体ボトルの誤設置を警告する誤設置判断部をさらに有する。
また本発明に係る液体クロマトグラフ装置は、上述した構成に加えて、以下の態様を任意に含む。
(vii)前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記試薬液ボトル内の試薬液を一定の体積送液することであり、
前記試薬液比重算出部は、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と前記試薬液の前記一定の体積とから、前記試薬液の比重を算出する。
(viii)前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記液体ボトル内の試薬液を一定の重量送液することであり、
前記試薬液比重算出部は、前記一定の重量を送液したときの送液体積を算出して、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と算出した前記送液体積とから、前記試薬液の比重を算出する。
(ix)前記試薬液比重算出部で算出された前記試薬液の比重が、あらかじめ前記液体クロマトグラフ装置に設定された推測比重範囲外である場合に、前記試薬液ボトルの誤設置を警告する誤設置判断部をさらに有する。
以下、本発明に係る実施形態について、より具体的に説明する。ただし、本発明は、ここで取り上げた実施の形態に限定されることはなく、要旨を変更しない範囲で適宜組み合わせや改良が可能である。
図1は、本発明に係る液量測定システムの一例を示す模式図である。なお、図1中(A)は送液ポンプ4で液体を送液する前の状態を表しており、図1Bは送液ポンプ4で一定量の液体を送液した後の状態を表している。図1に示したように、本発明に係る液量測定システム10は、液体1を収納する液体ボトル2の重量を測定する重量センサー3と、液体ボトル2内の液体1を送液する送液ポンプ4と、送液ポンプ4で液体ボトル2内の液体1を一定量送液し、送液前後の液体ボトル2の重量差と、送液ポンプで送液した液体1の体積とから、液体1の比重を算出する比重算出部5と、送液後の液体ボトル2内の液体1の重量と、比重算出部5で算出した比重とから、液体ボトル2内の液体1の残量を体積で算出する液体ボトル内残量算出部6とを有する。
比重算出部5と液体ボトル内残量算出部6とは、データ処理装置8の内部に設けられており、比重算出部5から液体ボトル内残量算出部6に比重のデータを送信することができる。
重量センサー3及び送液ポンプ4はデータ処理装置8と接続されており、データ処理装置8には、重量センサー3で測定された液体ボトルの重量と、送液ポンプ4の回転数が入力される。
次に、上述した液量測定システムを用いて、実際に複数の液体ボトル内の液体の残量(体積)を測定する手順について説明する。
(i)測定者は、使用する液体ボトル2自体の重量をデータ処理装置8に入力してから、重量センサー3の上に一つ目の液体ボトル2を設置する。
(ii)データ処理装置8は送液ポンプ4を制御して、液体ボトル2内の液体1を一定量送液する。
(iii)一定量を送液した前後の液体ボトル2の重量差と、一定量送液したときの送液ポンプ4の回転数とから、液体1の比重がデータ処理装置8内の比重算出部5で算出される。なお、送液量(体積)はポンプ4の回転数から求めることができる。
(iv)液体と液体ボトルの合計重量から、予め入力された液体ボトル2自体の重量を引いて、現在の液体1の重量(液体ボトル2内に残った液体1の重量)がデータ処理装置8で算出される。
(v)上記(iii)で算出された比重と、上記(iv)で算出された重量から、液体ボトル2内の液体の体積(液体ボトル2内の液体1の残量)が、データ処理装置8内の液体ボトル内残量算出部6で算出される。次の液体ボトルを設置して上記(i)〜(v)の手順を繰り返す。
本発明に係る液量測定システムでは、複数の液体ボトルがある場合でも、測定したい液体ボトルを重量センサー3に載せ変えればよいので、1つの重量センサーで複数の液体ボトルの残量を算出することができる。言い換えると、液体ボトルの本数に関わらず、設置する重量センサーは1つでよいので、高価なセンサーを複数設置する必要がなく、コストを抑えることができる。
また、液体の比重は温度により変化するため、液体ボトルごとに内部の液体の比重を測定している本発明は、予め比重を入力する方法よりもより正確に体積を測定することができる。
本発明に係る液量測定システムは、誤設置判断部7をさらに有していても良い。測定者は、予め使用する液体1の比重の範囲(推測比重範囲)をデータ処理装置8に入力しておき、比重算出部5で算出された液体の比重が、予めデータ処理装置8に設定された比重の範囲(推測比重範囲)外であるときに、誤設置判断部7が警告を発することで、液体ボトル2の誤設置(液体ボトルの取り違え)を防ぐことができる。
本発明は、液体クロマトグラフィーやアミノ酸分析装置のように、測定中に液体(試薬液)を送液し続ける分析システムに好適である。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
本発明を液体クロマトグラフ装置に適用した実施例について以下に説明する。図2は本発明に係る液体クロマトグラフ装置の一例を示す模式図である。図2に示したように、本発明に係る液体クロマトグラフ装置20は、試薬液21を収納する試薬液ボトル22と、試薬液ボトル22の重量を測定する重量センサー23と、試薬液ボトル22内の試薬液21を送液する送液ポンプ24と、送液ポンプ24で送液された試薬液中に試料を注入する試料注入装置25と、試料注入装置25により注入された試料中の目的成分を分離する分離カラム27と、分離カラム27により分離された目的成分を検出する検出器28とを有する。分離カラム27は、カラムオーブン26中に設置される。
液体クロマトグラフィーでは、測定中、重量センサー23に設置された試薬液ボトル22内の試薬液21は、送液ポンプ24内の送液部24aで常に試料注入装置25へ送液される。試料注入装置25への流路は、流路長や分離カラム27により圧力がかかるため、高流速で送液することができない。試薬液ボトル22から流路切替部24bまでの流路内の試薬液を短時間で置換するために、測定前には従来から内蔵されている流路切替部24bで流路を廃液側に切り替えて高流速で送液する。
試料注入装置25で注入された試料は、一定温度に保つためのカラムオーブン26内に設置された分離カラム27で目的成分が分離され、該目的成分を検出器28で検知する。データ処理装置51はそれぞれのユニット(重量センサー23、送液ポンプ24、試料注入装置25、カラムオーブン26及び検出器28)と信号ケーブル29で接続され、各ユニットの動作制御だけではなく、検出器の信号強度や重量センサー23の計測値を記録保存することができる。
また、試薬液比重算出部51cと試薬液ボトル内残量算出部51hとがデータ処理装置51内に設けられており、試薬液比重算出部51cで算出された試薬液の比重は、試薬液ボトル内残量算出部51hに送信される。さらに、データ処理装置には表示部52が設けられ、試薬液比重算出部51cで算出された試薬液の比重及び液試薬液ボトル内残量算出部51hで算出された試薬液ボトル内の残量が表示される。
さらに、データ処理装置51内には、試薬液ボトルの誤設置(試薬液ボトルの取り違え)を防ぐための誤設置判断部51eが設けられている。
なお、図2には図示していないが、データ処理装置51内にはさらにポンプ動作指示部(51a)、重量センサー計測値記録部(51b)、推測比重記憶部(51d)、エラー表示指示部(51f)、試薬液ボトル重量記憶部(51g)及び試薬液使用数記憶部(51i)が設けられている。
図3は本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液の比重及び体積を算出するためのデータ処理装置51の設定画面(表示部52に映し出される画面)例である。項目1には、事前に重量センサー23で計測した試薬液ボトル(図3では試薬液A〜D)自体の重量を入力する。使用しない試薬液ボトルの欄には入力を行わない。項目2には、推測される比重が分かっている場合にその値を入力する。項目3には、温度などによって生じる比重変化の許容幅(%)を入力する。推測される比重が分からない場合は項目2および項目3は入力を行わなくても良い。
図4は本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内の残量を算出するステップの一例を示すフローチャートであり、図5は本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、データ処理装置51及び送液ポンプ24の内部で行われる処理のステップを示すフローチャートである。以下、図4及び図5に基づいて、本発明に係る液体クロマトグラフ装置で試薬液ボトル内の試薬液残量を算出する手順について説明する。
測定者が重量センサー23上に試薬液ボトル22を設置することで、データ処理装置51は、図4のフローに従って、比重や試薬液残量の算出を始める。
まず、図5において、ポンプ動作指示部51aが送液ポンプ24内の流路切替部24bを廃液側に切り替える(図4のステップ1)。この時の重量を重量センサー23で計測して重量センサー計測値記録部51bに記録し(ステップ2)、その後、送液部24aが試薬液を一定量送液し(ステップ3)、再び重量を測定して記録する(ステップ4)。ポンプ動作指示部51aが指示した送液量(体積)と、重量センサー計測値記録部51bに記録されている送液前後の重量の差から、試薬液比重算出部51cで比重が算出される(ステップ5)。
例えば5mL/minで2分間の送液を行った前後で、試薬液ボトルの重量が1308gから1300gに減少していた場合に、比重は(1308[g]−1300[g])÷(5[mL/min]×2[min])=0.8[g/mL]となる。
上記の例では流路切替部24bを切り替えた直後に試薬液ボトルの重量を計測しているが、試薬液ボトルと送液ポンプ24を繋ぐ配管内に、組成の大きく異なる試薬液が残っている状態や空気が入っている状態などでは重量を正確に計測できないことも考えられる。そのため、流路切替部24bを切り替えた後に、使用する試薬液を少量送液して、使用する試薬液で配管内を満たしてから重量を計測して、この重量と一定量送液後(上記の例では5mL/minで2分間の送液後)の重量から比重を算出しても良い。
先に示した図3において、項目2の推測比重と項目3の許容幅が入力されている場合には、推測比重と実測比重との比較を行う(ステップ6)。試薬液比重算出部51cで算出された実測比重が、推測比重記憶部51dに記録されている推測比重の許容範囲内に入っているかを誤設置判断部51eが判断する。例えば、推測比重が1.0g/mLで許容幅が5%であった場合、推測比重範囲は0.95〜1.05g/mLとなり、実測比重が0.95〜1.05g/mLの範囲内であれば測定者が想定している試薬液ボトルが設置されていると判断される。しかし、先の例のように実測比重が0.8g/mLであった場合には、測定者が取り違えて誤設置していると判断してエラー表示指示部51fが実測比重と推測比重を表示部52に表示し、警告を行う(ステップ7)。図6は本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液の比重が推測比重範囲外であった場合に表示部52に表示される警告画面の一例である。図6では、項目4に実測比重を表示し、項目5に推測比重を表示して警告している。
推測比重と実測比重を比較しない場合や、実測比重が推測比重範囲内にある場合は、試薬液ボトル重量記憶部51gの試薬液ボトルの重量、重量センサー計測値記録部51bの試薬液ボトルと試薬液の合計重量、試薬液比重算出部51cの実測比重から、試薬液ボトル内残量算出部51hが試薬液ボトル内の試薬液量を算出する(ステップ8)。
例えば、試薬液ボトルの重量が500g、試薬液ボトルと試薬液の合計重量が1300g、実測比重が0.8g/mLであった場合、試薬液内の試薬液残量は、(1300[g]−500[g])÷0.8[g/mL]=1000[mL]となる。
使用する試薬液ボトル全ての試薬液残量を算出しておらず、引き続き測定を行う場合には、表示部52が、次に測定する試薬液ボトルの重量センサーへの設置を促すメッセージを表示する(ステップ9)。図7は本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内残量を算出した後、まだ残量を測定していない試薬液ボトルがある場合に表示部52に表示される画面の一例である。試薬液ボトルを重量センサーに設置した後は、ステップ2に戻り、先ほどと同様の手順で比重や試薬液量の算出を行う。
使用する試薬液ボトル全ての試薬液残量を算出し、測定を終了する場合、データ処理装置52は流路切替部24bで試料注入装置25に流路を戻し、試薬液残量の算出結果を表示部52に表示して(ステップ10)試薬液残量算出を終了する。
図8は本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内残量を算出した後に表示部52に表示される画面の一例である。使用する試薬液ボトルが全て設置された場合は、試薬液使用数記憶部51iは、図8のように項目6に実測比重を、項目7に試薬液ボトル内残量の算出結果をそれぞれ表示部に52表示する。
本発明に係る液体クロマトグラフ装置では、上述した構成によって、1つの重量センサーで、低コストで簡便に、より正確に試薬液ボトル内の試薬液の残量を算出するこができる。このため、測定者は測定前に試薬液ボトル内の試薬液量を把握し、測定可能な検体数をより正確に見積もることができるので、試薬液の不足による測定の中断を防ぐことができる。
[実施例2]
本発明に係る液体クロマトグラフ装置で試薬液ボトル内の試薬液残量を算出する手順の第2の態様について説明する。図9は本発明に係る液体クロマトグラフ装置の他の一例を示す模式図であり、図10は本発明に係る液体クロマトグラフ装置において、試薬液ボトル内の残量を算出するステップの他の例を示すフローチャートである。本実施例において実施例1(図2)と異なる点は、重量センサー23上に複数の試薬液ボトル(図9では試薬液ボトル22a及び22b)を設置している点である。
試薬液ボトルが複数ある場合に、実施例1では1つ目の試薬液ボトルを重量センサー23に設置し、試薬液の比重を算出して試薬液ボトル内残量を算出してから、試薬液ボトルを重量センサーから下して次に測定する2つ目の試薬液ボトルを重量センサー23に載せ変えている。本実施例では重量センサー23に1つ目の試薬液ボトルを設置し、重量を計測した後、比重を算出する前に2つ目の試薬液ボトルを設置する。このように、まず全ての試薬液ボトルの重量の計測を行った(図10のステップ2)後に、1つめの試薬液ボトルから順番に比重と試薬液量を算出する。
すなわち、試薬液ボトルを重量センサーに載せ変えずに、複数の試薬液ボトル内の残量を算出することができる。このような態様とすることで、測定者は試薬液ボトルを設置して重量を計測する時間だけ待って、次の試薬液ボトルを設置することができるので、測定者は各試薬液ボトルの比重算出にかかる時間(一定量送液する時間を含める)を待つ必要が無くなる。
例えば試薬液ボトルAを設置した時に1510g、続いて試薬液ボトルBを設置した時に合計重量が2151gだったとする。事前に計測した試薬液ボトルA自体の重量が500g、試薬液ボトルB自体の重量が300gだったならば、試薬液Aの重量は1510[g]−500[g]=1010[g]、試薬液Bの重量は2151[g]−1510[g]−300[g]=341[g]と算出できる。試薬液Aを2mL/minで5分間送液した後に2151gから2141gに減少していた場合、比重は(2151[g]−2141[g])÷(2[mL/min]×5[min])=1.0[g/mL]で試薬液量は{1010[g]−(2151[g]−2141[g])}÷1.0[g/mL]=1000mLと算出できる。
次に試薬液Bを2mL/minで5分間送液した後に2141gから2130gに減少した場合、比重は(2141[g]−2130[g])÷(2[mL/min]×5[min])=1.1[g/mL]で試薬液量は{341[g]−(2141[g]−2130[g])}÷1.1[g/mL]=300mLと算出できる。その他の点については、上述した実施例1と同様であるので、説明を省略する。
[実施例3]
上述した実施例1及び実施例2では一定の体積を送液した前後の重量差で比重を算出しているが、一定の重量が減少したときの送液した体積から比重を算出しても良い。例えば、送液を開始してから10gの重量減少を重量センサーが確認した時に送液した体積が8mLであるならば、比重は10[g]÷8[mL]=1.25[g/mL]である。送液した体積は、送液部24aに組み込まれているモーターの回転数などから算出することが可能である。
以上の結果から、本発明によれば、使用する液体ボトルの数に係わらず、一つの重量センサーで液体ボトル内の液量を低コストで簡便に測定することが可能な液量測定システムを提供できることが実証された。
本発明に係る液量測定システムは、液体を用いる分析システムに適用することが可能である。上記実施例では液体クロマトグラフ装置について説明したが、その他アミノ酸分析計などにも適用することが可能である。
なお、上述した実施形態や実施例は、本発明の理解を助けるために説明したものであり、本発明は、記載した具体的な構成のみに限定されるものではない。例えば、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。すなわち、本発明は、本明細書の実施形態や実施例の構成の一部について、削除・他の構成に置換・他の構成の追加をすることが可能である。
1…液体、2…液体ボトル、3…重量センサー、4…送液ポンプ、5…比重算出部、6…液体ボトル内残量算出部、7…誤設置判断部、8,51…データ処理装置、10…液量測定システム、20…液体クロマトグラフ装置、21,21a,21b…試薬液、22,22a,22b…試薬液ボトル、23…重量センサー、24…送液ポンプ、24a…送液部、24b…流路切替部、25…試料注入装置、26…カラムオーブン、27…分離カラム、28…検出器、29…信号ケーブル、51a…ポンプ動作指示部、51b…重量センサー計測値記録部、51c…試薬液比重算出部、51d…推測比重記憶部、51e…誤設置判断部、51f…エラー表示指示部、51g…試薬液ボトル重量記憶部、51h…試薬液ボトル内残量算出部、51i…試薬液使用数記憶部、52…表示部。

Claims (12)

  1. 液体ボトルの重量を測定する重量センサーと、
    前記液体ボトル内の液体を送液する送液ポンプと、
    前記送液ポンプで前記液体ボトル内の液体を一定量送液し、送液前後の前記液体ボトルの重量差と、送液ポンプで送液した前記液体の体積とから、前記液体の比重を算出する比重算出部と、
    前記送液後の液体ボトル内の液体の重量と前記比重とから、前記液体ボトル内の液体の体積を算出する液体ボトル内残量算出部とを有することを特徴とする液量測定システム。
  2. 前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記液体ボトル内の液体を一定の体積送液することであり、
    前記比重算出部は、送液前後の前記液体ボトルの重量差と前記液体の前記一定の体積とから、前記液体の比重を算出することを特徴とする請求項1記載の液量測定システム。
  3. 前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記液体ボトル内の液体を一定の重量送液することであり、
    前記比重算出部は、前記一定の重量を送液したときの送液体積を算出して、送液前後の前記液体ボトルの重量差と算出した前記送液体積とから、前記液体の比重を算出することを特徴とする請求項1記載の液量測定システム。
  4. 前記比重算出部で算出された前記液体の比重が、あらかじめ前記液量測定システムに設定された推測比重範囲外である場合に、液体ボトルの誤設置を警告する誤設置判断部をさらに有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液量測定システム。
  5. 試薬を用いて試料の分析を行う試料分析システムにおいて、
    試薬液ボトルの重量を測定する重量センサーと、
    前記試薬液ボトル内の試薬液を送液する送液ポンプと、
    前記送液ポンプから送液された試薬液中に試料を注入する試料注入装置と、
    前記送液ポンプで前記試薬液ボトル内の試薬液を一定量送液し、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と、送液ポンプで送液した前記試薬液の体積とから、前記試薬液の比重を算出する試薬液比重算出部と、
    前記送液後の試薬液ボトル内の試薬液の重量と前記比重とから、前記試薬液ボトル内の試薬液の体積を算出する試薬液ボトル内残量算出部とを有することを特徴とする試料分析システム。
  6. 前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記試薬液ボトル内の試薬液を一定の体積送液することであり、
    前記試薬液比重算出部は、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と前記試薬液の前記一定の体積とから、前記試薬液の比重を算出することを特徴とする請求項5記載の試料分析システム。
  7. 前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記試薬液ボトル内の液体を一定の重量送液することであり、
    前記試薬液比重算出部は、前記一定の重量を送液したときの送液体積を算出して、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と算出した前記送液体積とから、前記試薬液の比重を算出することを特徴とする請求項5記載の試料分析システム。
  8. 前記試薬液比重算出部で算出された前記試薬液の比重が、あらかじめ試料分析システムに設定された推測比重範囲外である場合に、試薬液ボトルの誤設置を警告する誤設置判断部をさらに有することを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の試料分析システム。
  9. 試薬液ボトルの重量を測定する重量センサーと、
    前記試薬液ボトル内の試薬液を送液する送液ポンプと、
    前記送液ポンプから送液された試薬液中に試料を注入する試料注入装置と、
    前記試料注入装置により注入された試料中の目的成分を分離する分離カラムと、
    前記分離カラムにより分離された目的成分を検出する検出器とを有する液体クロマトグラフ装置であって、
    前記送液ポンプで前記試薬液ボトル内の試薬液を一定量送液し、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と、送液ポンプで送液した前記試薬液の体積とから、前記試薬液の比重を算出する試薬液比重算出部と、
    前記送液後の試薬液ボトル内の試薬液の重量と前記比重とから、前記試薬液ボトル内の試薬液の体積を算出する試薬液ボトル内残量算出部とを有することを特徴とする液体クロマトグラフ装置。
  10. 前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記試薬液ボトル内の試薬液を一定の体積送液することであり、
    前記試薬液比重算出部は、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と前記試薬液の前記一定の体積とから、前記試薬液の比重を算出することを特徴とする請求項9記載の液体クロマトグラフ装置。
  11. 前記送液ポンプにより行われる前記一定量送液は、前記液体ボトル内の液体を一定の重量送液することであり、
    前記試薬液比重算出部は、前記一定の重量を送液したときの送液体積を算出して、送液前後の前記試薬液ボトルの重量差と算出した前記送液体積とから、前記試薬液の比重を算出することを特徴とする請求項9記載の液体クロマトグラフ装置。
  12. 前記試薬液比重算出部で算出された前記試薬液の比重が、あらかじめ前記液体クロマトグラフ装置に設定された推測比重範囲外である場合に、前記試薬液ボトルの誤設置を警告する誤設置判断部をさらに有することを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載の液体クロマトグラフ装置。
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