JP2015059442A - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い燃料濾過性能を維持しつつ、プレフィルタを廃止可能にするとともに、燃料フィルタに対する耐圧性能の要求レベルを低下可能にする。
【解決手段】燃料タンク4とフィードポンプ5との間に燃料フィルタ8を配置し、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部を、還流燃料通路9を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻すように構成する。これによると、燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻された燃料は、燃料フィルタ8にて再度濾過されるため、高い燃料濾過性能が得られる。そして、フィードポンプ5の上流側に燃料フィルタ8を配置しているため、プレフィルタを廃止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のインジェクタに燃料を供給して噴射させる燃料噴射装置に関するものである。
従来、この種の燃料噴射装置として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された燃料噴射装置は、燃料タンクから燃料を汲み上げて圧送するフィードポンプ、フィードポンプの上流側に配置されて燃料を濾過するプレフィルタ、フィードポンプの下流側に配置されて燃料を濾過する主燃料フィルタ等を備えている。
なお、主燃料フィルタは、プレフィルタよりも濾過性能に優れ、プレフィルタで除去できない小さな異物を取り除くことができる。
そして、主燃料フィルタを通過した燃料の一部を、フィードポンプの上流側に戻すようにしている。これにより、フィードポンプの上流側に戻された燃料は、主燃料フィルタにて再度濾過され、インジェクタ等の高圧系部品に供給される燃料中の異物濃度が低下する。
特開2006−207499号公報
しかしながら、従来の燃料噴射装置は、フィードポンプの下流側に主燃料フィルタが配置されているため、フィードポンプを保護するためにプレフィルタを設ける必要がある。
また、従来の燃料噴射装置は、フィードポンプの下流側に主燃料フィルタが配置されていて、フィードポンプの吐出圧が主燃料フィルタに作用するため、主燃料フィルタには高い耐圧性能が要求される。
さらに、インジェクタのリーク燃料等を燃料フィルタに還流させることにより、燃料のワックス化による燃料フィルタの目詰まりを防止する技術も知られているが、従来の燃料噴射装置は、主燃料フィルタの上流側は正圧になるため、インジェクタのリーク燃料等を主燃料フィルタに直接還流させることができない。
また、従来の燃料噴射装置は、フィードポンプの吐出量を制限することにより、主燃料フィルタを通過する燃料の量を低減させて、主燃料フィルタの大型化を抑制している。具体的には、フィードポンプの吐出圧を上げてフィードポンプの内部リークを増加させることにより、フィードポンプの吐出量を制限しているため、エネルギーを損失している。
さらに、フィードポンプ吐出燃料の一部を、内燃機関の排気系に設置された触媒に供給する排気添加弁システムも知られているが、従来の燃料噴射装置は、フィードポンプの吐出量を制限しているため、排気添加弁システムの設計自由度を制限してしまう。
本発明は上記点に鑑みて、高い燃料濾過性能を維持しつつ、プレフィルタを廃止可能にすること、および燃料フィルタに対する耐圧性能の要求レベルを低下可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、燃料タンク(4)から燃料を汲み上げて圧送するフィードポンプ(5)と、フィードポンプの下流側に配置されて燃料を内燃機関に噴射するインジェクタ(2)と、燃料タンクとフィードポンプとの間に配置されて燃料を濾過する燃料フィルタ(8)と、フィードポンプから吐出された燃料の一部を燃料タンクと燃料フィルタとの間に戻す還流燃料通路(9)と、フィードポンプから吐出された燃料の圧力が所定圧を超えたときに還流燃料通路を開く還流制御手段(10、20)とを備えることを特徴とする。
これによると、燃料タンクと燃料フィルタとの間に戻された燃料は、燃料フィルタにて再度濾過されるため、高い燃料濾過性能が得られる。
そして、フィードポンプの上流側に燃料フィルタを配置しているため、プレフィルタを廃止することができる。
また、フィードポンプから燃料フィルタに戻される燃料は略大気圧になるため、燃料フィルタに対する耐圧性能の要求レベルを下げることができる。
さらに、燃料フィルタの上流側は略大気圧になるため、インジェクタのリーク燃料等を燃料フィルタに直接還流させることができる。
また、フィードポンプの吐出量を制限する必要がないため、エネルギーの損失を少なくすることができるとともに、排気添加弁システムの設計自由度を増すことができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置の構成を示す図である。 第1実施形態の還流弁の構成を示す断面図である。 第1実施形態の還流弁の特性を示す図である。 第1実施形態の調圧弁の構成を示す断面図である。 第1実施形態の調圧弁の特性を示す図である。 第1実施形態における各部の流量を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料噴射装置の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る燃料噴射装置の構成を示す図である。 第3実施形態における各部の流量を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る燃料噴射装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、燃料噴射装置は、高圧燃料を蓄えるコモンレール1、コモンレール1内の高圧燃料を図示しない圧縮着火式内燃機関(以下、エンジンという)の各燃焼室に噴射するインジェクタ2、コモンレール1に高圧燃料を供給する燃料供給装置3、さらには制御装置100(以下、ECUという)を備えて構成されている。
ECU100は、図示しないCPU、ROM、EEPROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備え、マイクロコンピュータに記憶したプログラムに従って演算処理を行うものである。
コモンレール1は、燃料供給装置3より供給された高圧燃料を目標レール圧に保持して蓄えるようになっている。なお、目標レール圧は、例えば、アクセル開度信号、エンジン回転数信号といったエンジンの運転状態に基づいて、ECU100によって決定される。
さらに、コモンレール1には、コモンレール1内の燃料圧力が予め定めた上限値を超えたときに開弁してコモンレール1の燃料圧力を逃がすプレッシャリミッタ1aが取り付けられている。プレッシャリミッタ1aより流出した燃料は、戻し燃料通路1bを介して、後述する燃料供給装置3の燃料タンク4に戻される。
インジェクタ2には、レール高圧通路1cを介してコモンレール1の高圧燃料が供給され、コモンレール1から供給された燃料のうち噴射されない余剰燃料は、戻し燃料通路2aを介して燃料タンク4へ戻される。なお、このインジェクタ2はECU100に接続されており、ECU100の制御信号によって、燃料の噴射時期および噴射量が制御される。
燃料供給装置3は、燃料を溜めておく燃料タンク4、燃料タンク4から燃料を汲み上げて圧送するフィードポンプ5、フィードポンプ5から供給される燃料を加圧してコモンレール1へ圧送する高圧ポンプ6、フィードポンプ5から高圧ポンプ6へ供給される燃料流量を調整する調量弁7等を有して構成される。
燃料タンク4は、吸入燃料通路4aにてフィードポンプ5と接続されている。また、フィードポンプ5は、フィード燃料通路5aにて調量弁7と接続されている。そして、フィードポンプ5は、吸入燃料通路4aを介して燃料タンク4から汲み上げた燃料を、フィード燃料通路5aを介して調量弁7側に吐出するようになっている。
本実施形態では、フィードポンプ5として内接歯車ポンプであるトロコイドポンプを採用しており、後述する高圧ポンプ6のカム軸61に連結され、このカム軸61から回転駆動力が伝達される。このカム軸61は、エンジンによって駆動されてエンジンの回転に同期して回転する。したがって、フィードポンプ5は、エンジンの回転に同期して作動する。
調量弁7は、調量燃料通路7aにて高圧ポンプ6と接続されている。この調量弁7は、弁開度を連続的に変更可能に構成されたリニアソレノイド式の電磁弁であり、換言すると、調量弁7は、フィードポンプ5から高圧ポンプ6に至る燃料通路の面積を調整して燃料の流量を調節するものであり、エンジンの運転状態に基づいてECU100から出力される制御信号によって弁開度(すなわち燃料通路の面積)が制御される。
燃料タンク4とフィードポンプ5との間(すなわち、吸入燃料通路4aの途中)には、燃料を濾過する燃料フィルタ8が配置されている。
吸入燃料通路4aにおける燃料タンク4と燃料フィルタ8の間と、フィード燃料通路5aは、還流燃料通路9にて接続されている。
この還流燃料通路9には、還流燃料通路9を開閉する還流制御手段としての還流弁10(詳細後述)が配置されている。この還流弁10は、フィードポンプ5から吐出される燃料の圧力(以下、フィード圧という)が所定圧を超えると開弁し、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が、還流燃料通路9を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻される。
吸入燃料通路4aにおける燃料フィルタ8とフィードポンプ5の間と、フィード燃料通路5aは、調圧燃料通路5bにて接続されている。
この調圧燃料通路5bには、調圧燃料通路5bを開閉する調圧弁11(詳細後述)が配置されている。この調圧弁11は、フィード圧が所定圧を超えると開弁し、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が、調圧燃料通路5bを介して燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に戻される。なお、還流弁10および調圧弁11の開弁圧は、等しく設定されている。
また、調圧燃料通路5bには、調圧弁11の上流側から後述する高圧ポンプ6のカム室64へ燃料を導く潤滑燃料通路5cが接続されている。
高圧ポンプ6は、エンジンによって駆動されるカム軸61、カム軸61から駆動力が伝達されてシリンダの内部を往復運動するプランジャ62等を有して構成される。
カム軸61には、カム軸61の回転運動を直線運動に変換してプランジャ62に伝達するカム63が連結されており、カム63はポンプハウジングに形成されるカム室64に配置される。そして、前述の潤滑燃料通路5cを介してカム室64へ導かれる燃料は、カム室64内の摺動部に対して潤滑油として作用する。カム室64からオーバフローした余剰燃料は、戻し燃料通路6aを介して燃料タンク4へ戻される。
シリンダの内部には、プランジャ62の往復運動に応じて容積が変化する加圧室65が形成されている。この加圧室65は、調量燃料通路7aを介して調量弁7に接続されるとともに、ポンプ高圧通路6bを介してコモンレール1に接続されている。そして、調量燃料通路7aには、加圧室65に燃料が吸入される際に開弁する吸入弁66が配置され、ポンプ高圧通路6bには、加圧室65から燃料が吐出される際に開弁する吐出弁67が配置されている。
各戻し燃料通路1b、2a、6aは、戻し燃料分岐通路12を介して、吸入燃料通路4aにおける燃料タンク4と燃料フィルタ8の間に接続されている。また、戻し燃料分岐通路12には、戻し燃料分岐通路12を開閉する感温弁13が配置されている。
この感温弁13は、各戻し燃料通路1b、2a、6aを介して戻される燃料の温度が所定温度以下のときに開弁し、各戻し燃料通路1b、2a、6aを介して戻される燃料の一部が、戻し燃料分岐通路12を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻される。
図2に示すように、還流弁10の弁ハウジング101には、燃料が流入する流入口102、流入口102の下流側に位置するテーパ状の弁座103、燃料が流出する流出口104が形成されている。また、弁ハウジング101の内部には、弁座103と接離して還流燃料通路9を開閉する球状の弁体105、および、弁体105を閉弁向きに付勢するばね106が配置されている。なお、流入口102および流出口104は還流燃料通路9の一部を構成している。
そして、流入口102の通路面積は、還流燃料通路9中で最も小さく、また開弁時の弁座103と弁体105との間の通路面積よりも小さくなっている。換言すると、還流弁10の開弁時における還流燃料通路9中の最小通路面積は、流入口102の通路面積である。そして、流入口102の通路面積は一定であるため、図3に示すように、この還流弁10では、流量の増加に伴って圧力が2次曲線的に上昇する。
図4に示すように、調圧弁11の弁ハウジング111には、燃料が流入する円柱空間のシリンダ孔112、シリンダ孔112から径方向外側に向かって延びる流出口113が形成されている。また、シリンダ孔112には、流出口113を開閉する円柱状の弁体114、および、弁体114を閉弁向きに付勢するばね115が配置されている。なお、シリンダ孔112および流出口113は調圧燃料通路5bの一部を構成している。
そして、弁体114は、流量の増加に伴って開弁向きに変位して、流量の増加に伴って流出口113の開口面積を増加させるように作動する。したがって、図5に示すように、この調圧弁11では、流量が増加しても圧力上昇が小さい。よって、この調圧弁11を用いることにより、エンジンの回転上昇に伴ってフィードポンプ5の吐出量が増加しても、フィード圧を略一定値に制御することができる。
上記構成において、エンジン運転時には、エンジンの作動に伴って高圧ポンプ6のカム軸61が回転する。前述の如く、カム軸61にはフィードポンプ5が連結されているので、カム軸61からフィードポンプ5へ回転駆動力が伝達されてフィードポンプ5が駆動される。
これによって、フィードポンプ5は、吸入燃料通路4aを介して燃料タンク4から燃料を汲み上げた後、フィード燃料通路5aに燃料を吐出する。このとき、フィードポンプ5に吸入される燃料は、燃料フィルタ8を通過する際に濾過される。
フィードポンプ5からフィード燃料通路5aに吐出された燃料の一部は、潤滑燃料通路5cを介して高圧ポンプ6のカム室64へ流入し、この燃料によりカム室64内の摺動部が潤滑される。
また、フィード圧が所定圧を超えると還流弁10が開弁し、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が還流燃料通路9を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻される。この戻された燃料は、燃料フィルタ8にて再度濾過された後に、フィードポンプ5に吸入される。
さらに、フィード圧が所定圧を超えると調圧弁11も開弁し、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が調圧燃料通路5bを介して燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に戻される。そして、この調圧弁11の作用により、フィード圧が略一定値に制御される。
このように、フィードポンプ5から吐出されて圧力が略一定値に制御された燃料は、フィード燃料通路5aを介して調量弁7へ流入する。調量弁7の弁開度は、ECU100から出力された制御信号によって制御されているので、エンジンの作動に必要十分な流量の燃料が、調量燃料通路7aを介して高圧ポンプ6へ流入する。
そして、カム軸61とともにカム63が回転すると、プランジャ62が往復運動する。この往復運動によってプランジャ62がシリンダの内部をカム軸61側へ移動すると、加圧室65の容積が拡大して加圧室65の圧力が低下する。これにより、吸入弁66が開弁して調量弁7からの燃料が加圧室65に吸入される。
また、プランジャ62がシリンダの内部を反カム軸側へ移動すると、加圧室65の容積が縮小して加圧室65に吸入された燃料が加圧される。加圧された燃料圧力が吐出弁67の開弁圧を超えると吐出弁67が開弁して、加圧室65の燃料がポンプ高圧通路6bを介してコモンレール1へ圧送される。
これにより、コモンレール1に高圧燃料が蓄えられる。そして、コモンレール1に蓄えられた高圧燃料は、ECU100の制御信号によって駆動されるインジェクタ2からエンジンの各燃焼室に噴射される。
一方、各戻し燃料通路1b、2a、6aを介して戻された燃料の温度が所定温度以下のときには感温弁13が開弁し、戻された燃料の一部が戻し燃料分岐通路12を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に還流される。そして、この還流された燃料により、燃料フィルタ8内での燃料のワックス化を防止し、ひいては燃料のワックス化による燃料フィルタ8の目詰まりを防止する。
また、各戻し燃料通路1b、2a、6aを介して戻された燃料の温度が所定温度を超えると感温弁13が閉弁し、燃料タンク4と燃料フィルタ8との間への還流を停止して、燃料フィルタ8を保護する。
次に、各通路を流れる燃料の流量について、図1および図6に基づいて説明する。
ここで、調量弁7に流入する燃料の流量をQp、高圧ポンプ6のカム室64に流入する燃料の流量をQof、燃料タンク4から汲み上げる燃料の流量をQinとする。
また、調圧弁11の開弁により燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に戻される燃料の流量をQr、還流弁10の開弁により燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻される燃料の流量をQk、燃料フィルタ8を通過する燃料の流量をQffとする。
さらに、フィードポンプ5の吐出量をQfとする。ここでは、Qfが一定(すなわち、エンジン回転数が一定)の場合について説明する。なお、Qmaxは燃料フィルタ8の許容最大流量である。
図6に示すように、Qpはエンジンの負荷に応じて変動する。また、潤滑燃料通路5c中の最小通路面積は一定であり、且つ、その最小通路面積部位の前後差圧も略一定であるため、Qofは略一定である。そして、Qin=Qp+Qofであるため、QinはQpと同様の傾向で変動する。
Qrは、Qpが少ないときには多くなり、Qpが多いときには少なくなる。また、還流燃料通路9中の最小通路面積は一定であり、且つ、その最小通路面積部位の前後差圧も略一定であるため、Qkは略一定である。そして、Qff=Qin+Qkであるため、QffはQpと同様の傾向で変動する。
ここで、Qffが多いほど燃料フィルタ8の燃料濾過性能を有効に利用することができる。そこで、Qpの変動を考慮して、QffがQmaxに近く且つQmax以下に収まるようにQkを設定する。
本実施形態によると、還流燃料通路9を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻された燃料は、燃料フィルタ8にて再度濾過されるため、高い燃料濾過性能が得られる。
そして、フィードポンプ5の上流側に燃料フィルタ8を配置しているため、プレフィルタを廃止することができる。
また、フィードポンプ5から燃料フィルタ8に戻される燃料は略大気圧になるため、燃料フィルタ8に対する耐圧性能の要求レベルを下げることができる。
さらに、燃料フィルタ8の上流側は略大気圧になるため、プレッシャリミッタ1aより流出した燃料、インジェクタ2のリーク燃料、カム室64からオーバフローした余剰燃料等を、燃料フィルタ8に直接還流させることができる。
また、フィードポンプ8の吐出量を制限する必要がないため、エネルギーの損失を少なくすることができるとともに、排気添加弁システムの設計自由度を増すことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態は、第1実施形態における還流弁10と調圧弁11の両機能を1つの弁にて発揮する還流調圧弁20を備えている。なお、還流調圧弁20は、本発明の還流制御手段に相当する。
この還流調圧弁20の弁ハウジング201には、調圧燃料通路5bを介して燃料が流入する円柱空間のシリンダ孔202、シリンダ孔202から径方向外側に向かって延びる第1流出口203および第2流出口204が形成されている。
また、シリンダ孔202には、第1流出口203および第2流出口204を開閉する円柱状の弁体205、および、弁体205を閉弁向きに付勢するばね206が配置されている。
第1流出口203は、還流燃料通路9を介して吸入燃料通路4aにおける燃料タンク4と燃料フィルタ8の間に接続されている。また、第1流出口203は還流燃料通路9の一部を構成し、第1流出口203の通路面積は還流燃料通路9中で最も小さくなっている。
第2流出口204は、調圧燃料通路5bを介して燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に接続されている。また、第2流出口204は、調圧燃料通路5bの一部を構成している。さらに、第2流出口204の通路面積は、調圧燃料通路5b中で最も大きく、また、第1流出口203の通路面積よりも大きくなっている。
そして、フィード圧が所定圧を超えると、弁体205が第1流出口203および第2流出口204を同時に開くようになっている。
また、弁体205は、流量の増加に伴って開弁向きに変位して、流量の増加に伴って第2流出口204の開口面積を増加させるように作動する。したがって、この還流調圧弁20を用いることにより、フィード圧を略一定値に制御することができる。
因みに、この還流調圧弁20は、第1実施形態における調圧弁11(図4参照)に、第1流出口203を追加した構成になっている。
上記構成において、フィード圧が所定圧を超えると還流調圧弁20が開弁する。すなわち、第1流出口203および第2流出口204が同時に開かれる。
そして、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が、第1流出口203および還流燃料通路9を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻される。この戻された燃料は、燃料フィルタ8にて再度濾過された後に、フィードポンプ5に吸入される。
同時に、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が、第2流出口204および調圧燃料通路5bを介して燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に戻され、これによりフィード圧が略一定値に制御される。
なお、各通路を流れる燃料の流量は、第1実施形態と同様の傾向で変動する。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、還流調圧弁20は、第1流出口203および第2流出口204を1つの弁体205にて開閉する構成であるため、第1流出口203および第2流出口204を同時に開閉することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、還流制御手段としての還流弁10は、第1実施形態における調圧弁11(図4参照)と同様の構成の弁を採用している。そして、還流弁10は、還流弁10を通過する燃料の流量の増加に伴って還流弁10内の流出口の開口面積を増加させるようになっている。換言すると、還流弁10は、還流燃料通路9を通過する燃料の流量の増加に伴って還流燃料通路9の通路面積を増加させるようになっている。したがって、この還流弁10を用いることにより、フィード圧を略一定値に制御することができる。
調圧弁11は、第1実施形態における還流弁10(図2参照)と同様の構成の弁を採用している。そして、調圧弁11における流入口(図示せず)の通路面積は、調圧燃料通路5b中で最も小さく、また開弁時の弁座(図示せず)と弁体(図示せず)との間の通路面積よりも小さくなっている。なお、還流弁10および調圧弁11の開弁圧は、等しく設定されている。
上記構成において、フィード圧が所定圧を超えると還流弁10が開弁し、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が還流燃料通路9を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻される。この戻された燃料は、燃料フィルタ8にて再度濾過された後に、フィードポンプ5に吸入される。そして、この還流弁10の作用により、フィード圧が略一定値に制御される。
また、フィード圧が所定圧を超えると調圧弁11も開弁し、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が調圧燃料通路5bを介して燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に戻される。
次に、各通路を流れる燃料の流量について、図8および図9に基づいて説明する。
図9に示すように、Qpはエンジンの負荷に応じて変動する。また、潤滑燃料通路5c中の最小通路面積は一定であり、且つ、その最小通路面積部位の前後差圧も略一定であるため、Qofは略一定である。そして、Qin=Qp+Qofであるため、QinはQpと同様の傾向で変動する。
調圧燃料通路5b中の最小通路面積は一定であり、且つ、その最小通路面積部位の前後差圧も略一定であるため、Qrは略一定である。また、Qkは、Qpが少ないときには多くなり、Qpが多いときには少なくなる。
そして、Qff=Qin+Qkであり、QinとQkは正反対の傾向で変動するため、Qpの変動に関わらずQffは略一定である。そこで、QffがQmaxに近く且つQmax以下に収まるように設定する。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、Qpの変動に関わらずQffは略一定であるため、QffをQmaxに近い流量に設定することにより、燃料フィルタ8の燃料濾過性能を常に最大限利用することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態は、第1実施形態における還流弁10と調圧弁11の両機能を1つの弁にて発揮する還流調圧弁20を備えている。なお、還流調圧弁20は、本発明の還流制御手段に相当する。
この還流調圧弁20の弁ハウジング201には、調圧燃料通路5bを介して燃料が流入する円柱空間のシリンダ孔202、シリンダ孔202から径方向外側に向かって延びる第1流出口203および第2流出口204が形成されている。
また、シリンダ孔202には、第1流出口203および第2流出口204を開閉する円柱状の弁体205、および、弁体205を閉弁向きに付勢するばね206が配置されている。
第1流出口203は、還流燃料通路9を介して吸入燃料通路4aにおける燃料タンク4と燃料フィルタ8の間に接続されている。また、第1流出口203は還流燃料通路9の一部を構成し、第1流出口203の通路面積は、還流燃料通路9中で最も大きくなっている。
第2流出口204は、調圧燃料通路5bを介して燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に接続されている。また、第2流出口204は、調圧燃料通路5bの一部を構成している。さらに、第2流出口204の通路面積は、調圧燃料通路5b中で最も小さく、また、第1流出口203の通路面積よりも小さくなっている。
そして、フィード圧が所定圧を超えると、弁体205が第1流出口203および第2流出口204を同時に開くようになっている。
また、弁体205は、流量の増加に伴って開弁向きに変位して、流量の増加に伴って第1流出口203の開口面積を増加させるように作動する。換言すると、還流調圧弁20は、還流燃料通路9を通過する燃料の流量の増加に伴って還流燃料通路9の通路面積を増加させるようになっている。したがって、この還流調圧弁20を用いることにより、フィード圧を略一定値に制御することができる。
因みに、この還流調圧弁20は、第1実施形態における調圧弁11(図4参照)に、第1流出口203を追加した構成になっている。
上記構成において、フィード圧が所定圧を超えると還流調圧弁20が開弁する。すなわち、第1流出口203および第2流出口204が同時に開かれる。
そして、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が、第1流出口203および還流燃料通路9を介して燃料タンク4と燃料フィルタ8との間に戻され、これによりフィード圧が略一定値に制御される。また、この戻された燃料は、燃料フィルタ8にて再度濾過された後に、フィードポンプ5に吸入される。
同時に、フィードポンプ5から吐出された燃料の一部が、第2流出口204および調圧燃料通路5bを介して燃料フィルタ8とフィードポンプ5との間に戻される。
なお、各通路を流れる燃料の流量は、第3実施形態と同様の傾向で変動する。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、還流調圧弁20は、第1流出口203および第2流出口204を1つの弁体205にて開閉する構成であるため、第1流出口203および第2流出口204を同時に開閉することができる。
さらに、Qpの変動に関わらずQffは略一定であるため、QffをQmaxに近い流量に設定することにより、燃料フィルタ8の燃料濾過性能を常に最大限利用することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、コモンレール1を備える燃料噴射装置を示したが、本発明は、コモンレール1を備えていない燃料噴射装置にも適用することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
2 インジェクタ
4 燃料タンク
5 フィードポンプ
8 燃料フィルタ
9 還流燃料通路
10 還流弁(還流制御手段)
20 還流調圧弁(還流制御手段)

Claims (2)

  1. 燃料タンク(4)から燃料を汲み上げて圧送するフィードポンプ(5)と、
    前記フィードポンプの下流側に配置されて燃料を内燃機関に噴射するインジェクタ(2)と、
    前記燃料タンクと前記フィードポンプとの間に配置されて燃料を濾過する燃料フィルタ(8)と、
    前記フィードポンプから吐出された燃料の一部を前記燃料タンクと前記燃料フィルタとの間に戻す還流燃料通路(9)と、
    前記フィードポンプから吐出された燃料の圧力が所定圧を超えたときに前記還流燃料通路を開く還流制御手段(10、20)とを備えることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記還流制御手段は、前記還流燃料通路を通過する燃料の流量の増加に伴って前記還流燃料通路の通路面積を増加させる構成であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
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