JP2015059339A - 軟弱砂質土地盤締固め工法及び該工法に用いる地盤締固め装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軟弱砂質土地盤1中に軸30を所定深度まで貫入した後、軸30を所定高さまで引き抜き、軸30の引き抜きと再貫入を繰り返して、該軸30を貫入した周辺地盤2を締固める軟弱砂質土地盤締固め工法において、先端部に電磁石35を設けた軸30を用い、この軸30を電磁石35を作動させずに軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで貫入した後、軸30を電磁石35を作動させずに所定高さまで引き抜き、次に、電磁石35を作動させて軸30を軟弱砂質土地盤1中に再貫入し、軸30を再貫入した周辺地盤2中の鉄分4を含む土粒子3を電磁石35の磁力で引き付けると共に、鉄分を含まない土粒子3も電磁石35の近傍に移動させた状態で、これらを下方に移動させることにより周辺地盤2の密度を高めて締固める。
【選択図】図9
Description
図1は本発明の第1実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図である。
図2は本発明の第2実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図である。
図3は本発明の第3実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図である。
図4は本発明の第3実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図、図5は同工法に用いる地盤締固め装置を示す側面図である。
図6は本発明の第5実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる中空管の要部の断面図、図7は同中空管を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図、図8は同中空管を引き抜く状態を示す説明図、図9は同中空管を再貫入する状態を示す説明図である。
図10は本発明の第6実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる二重中空管の要部の断面図、図11は同二重中空管を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図、図12は同二重中空管を引き抜く状態を示す説明図、図13は同二重中空管を再貫入する状態を示す説明図である。
2 周辺地盤
3 土粒子
4 鉄分
5 砂(杭材料)
6,7,8 電磁石(磁力発生源)
9 中空管(軸)
10 地盤締固め装置
15 昇降機構
20 中空管
25 永久磁石(磁力発生源)
29 ワイヤーロープ(吊り部材)
30 中空管(軸)
30a 先端部
35 電磁石
36 バッテリー
37 受信器
40 二重中空管
41 内管
42 外管
45 電磁石
46 バッテリー
47 受信器
Claims (13)
- 軟弱砂質土地盤中に磁力発生源を貫入して、該磁力発生源を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法であって、
前記軟弱砂質土地盤中で前記磁力発生源の磁力を発生させて、前記周辺地盤中の鉄分を含む土粒子を該磁力発生源の磁力で引き付けると共に、鉄分を含まない土粒子も前記磁力発生源の近傍に移動させることで、前記周辺地盤の密度を高めて締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。 - 軟弱砂質土地盤中に磁力発生源を貫入して、該磁力発生源を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法であって、
前記軟弱砂質土地盤中で前記磁力発生源で磁力を発生させると共に該磁力発生源を移動させて、前記周辺地盤中の鉄分を含む土粒子を該磁力発生源の磁力で引き付けると共に、鉄分を含まない土粒子も前記磁力発生源の近傍に移動させた状態で、これらを移動させることで、前記移動させた磁力発生源の周辺地盤の密度を高めて締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。 - 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入して、該軸を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法であって、
磁力発生源を設けた軸を用い、この軸を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入し、次に、前記磁力発生源で前記軸の略全周より磁力を発生させて、この磁力により前記軸を貫入した周辺地盤中の鉄分を含む土粒子を引き付けると共に、鉄分を含まない土粒子も前記軸の近傍に移動させることで、前記周辺地盤の密度を高めて締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。 - 軟弱砂質土地盤中に中空管を所定深度まで貫入して、該中空管を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法であって、
内部に磁力発生源を設けた中空管を用い、この磁力発生源を内設した中空管を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入し、次に、前記磁力発生源を前記中空管内で上下方向に移動させて、前記中空管を貫入した周辺地盤中の鉄分を含む土粒子を前記磁力発生源の磁力で引き付けると共に、鉄分を含まない土粒子も前記磁力発生源の近傍に移動させた状態で、これらを移動させることにより前記周辺地盤の密度を高めて締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。 - 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入した後、前記軸を所定高さまで引き抜き、前記軸の引き抜きと再貫入を繰り返して、該軸を貫入した周辺地盤を締固める軟弱砂質土地盤締固め工法において、
先端部に電磁石を設けた軸を用い、この軸を前記電磁石を作動させずに前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後、前記軸を前記電磁石を作動させずに所定高さまで引き抜き、次に、前記電磁石を作動させて前記軸を前記軟弱砂質土地盤中に再貫入し、前記軸を再貫入した周辺地盤中の鉄分を含む土粒子を前記電磁石の磁力で引き付けると共に、鉄分を含まない土粒子も前記電磁石の近傍に移動させた状態で、これらを下方に移動させることにより前記周辺地盤の密度を高めて締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。 - 軟弱砂質土地盤中に中空管を所定深度まで貫入した後、前記中空管を所定高さまで引き抜き、前記中空管の引き抜きと再貫入を繰り返して、該中空管を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法において、
電磁石を内管と外管の間に設けた二重中空管を用い、この二重中空管の内管内に所定量の杭材料を投入して該二重中空管を前記電磁石を作動させずに前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後、前記二重中空管を前記電磁石を作動させずに所定高さまで引き抜きながら該二重中空管の内管内の杭材料を排出し、次に、前記電磁石を作動させて前記二重中空管を前記軟弱砂質土地盤中に再貫入して、前記排出した杭材料を締固めて材料杭を造成すると共に、前記二重中空管を再貫入した周辺地盤中の鉄分を含む土粒子を鉄分を含まない土粒子と共に前記電磁石の磁力で下方に移動させて、前記周辺地盤の密度を高めて締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。 - 請求項6記載の軟弱砂質土地盤締固め工法であって、
前記周辺地盤中の鉄分が少ない場合に、前記杭材料に鉄分の多い材料を充填することを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。 - 軟弱砂質土地盤中に中空管を所定深度まで貫入して、該中空管を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置において、
内部に磁力発生源を設けた中空管を備え、この磁力発生源を内設した中空管を昇降機構で前記軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にしたことを特徴とする地盤締固め装置。 - 請求項8記載の地盤締固め装置であって、
前記磁力発生源を吊り部材で前記中空管内に吊り下げ自在にし、この吊り部材の上下動により前記磁力発生源を前記中空管内の上下方向に移動自在にしたことを特徴とする地盤締固め装置。 - 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入した後、前記軸を所定高さまで引き抜き、前記軸の引き抜きと再貫入を繰り返して、該軸を貫入した周辺地盤を締固める軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置において、
先端部に電磁石を設けた軸を備え、この電磁石を設けた軸を昇降機構で前記軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にしたことを特徴とする地盤締固め装置。 - 請求項10記載の地盤締固め装置であって、
前記軸として中空管を用い、この中空管の内部に、前記電磁石に電源を供給するバッテリーと前記電磁石を作動させる受信器を設けたことを特徴とする地盤締固め装置。 - 軟弱砂質土地盤中に中空管を所定深度まで貫入した後、前記中空管を所定高さまで引き抜き、前記中空管の引き抜きと再貫入を繰り返して、該中空管を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置において、
杭材料を供給する内管と該内管を覆う外管とから成り、これら内管と外管の間に電磁石を設けた二重中空管を備え、この二重中空管を昇降機構で前記軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にしたことを特徴とする地盤締固め装置。 - 請求項12記載の地盤締固め装置であって、
前記二重中空管の内管と外管の間に、前記電磁石に電源を供給するバッテリーと前記電磁石を作動させる受信器を設けたことを特徴とする地盤締固め装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115522529A (zh) * | 2022-11-14 | 2022-12-27 | 山东省国土测绘院 | 一种防凸起型测绘用地基加固设备 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5561614A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-09 | Hiroshi Wada | Tamping machine for forming sand pile |
JPH1176940A (ja) * | 1997-09-04 | 1999-03-23 | Nippon Komushisu Kk | 振動生起装置 |
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2013
- 2013-09-19 JP JP2013193704A patent/JP6145010B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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