JP2016169591A - 回転圧入鋼管杭の施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献1に示すように積極的に鋼管杭の開口部分に締め固めた土砂を詰めた状態とし、軟弱地盤の土砂の鋼管杭内への進入を抑制する方法があるが、この場合、鋼管杭の閉塞断面積が大きくなることから、貫入抵抗が大きくなる。そのため、施工性が低下するという問題があり、その点で改善の余地があった。
このように鋼管杭の貫入抵抗を低減することで、支持層において鋼管杭の杭到達目標深度に確実に到達させることが可能となる。さらに、鋼管杭の貫入抵抗を低減させることにより、圧入速度が増し、施工効率を向上させることができるうえ、回転圧入を行うための装置の小型化が可能となり、施工コストの低減を図ることができる。また、装置の小型化によって施工スペースを縮減することができ、狭隘地での施工も可能になる。
また、接地面積の大きな先端部を有する第2振動ロッドを鋼管杭の内部から振動させたまま引き抜くことで、交換前の前記振動ロッドの場合に比べて振動による締め固めの促進効率を向上させることができる。
図1に示すように、本実施の形態による回転圧入鋼管杭の施工方法は、鋼管杭1(回転圧入鋼管杭)を回転圧入装置10を用いて圧入する施工において、この施工時に鋼管杭1内に加振装置20によって振動ロッド2を挿入し、振動ロッド2を振動させながら鋼管杭1を支持層G1に貫入するまで圧入させる方法である。
ここで、図1の符号G0は地盤における軟弱層を示し、符号G1は中間層G0の下層に位置する支持層を示している。また、鋼管杭1及び振動ロッド2において、それぞれ下端を先端1a、2aという。
回転圧入装置10は、鋼管杭1を外周側から把持するジャッキ(不図示)を備え、ジャッキで把持した鋼管杭1を管軸を中心にして回転させ、かつ下方に向けて押圧する機能を有している。
先ず、図1に示すように、回転圧入装置10を鋼管杭1の打設位置となる地盤上に設置し、最初に打設する鋼管杭1をセットする。続いて、振動ロッド2を装着した加振装置20をクレーンによって吊り下げ、振動ロッド2の先端2aが鋼管杭1の先端1aに対して所定の位置(ここでは、振動ロッド2の先端2aが鋼管杭1の先端1aより深い位置)になるように鋼管杭1内に挿入して圧入準備が完了となる。
そして、振動ロッド2を鋼管杭1から完全に引き上げることで、施工が完了となる。
このように鋼管杭1の貫入抵抗を低減することで、支持層G1において鋼管杭1の杭到達目標深度P1に確実に到達させることが可能となる。さらに、鋼管杭1の貫入抵抗を低減させることにより、圧入速度が増し、施工効率を向上させることができるうえ、回転圧入装置10の小型化が可能となり、施工コストの低減を図ることができる。また、回転圧入装置10の小型化によって施工スペースを縮減することができ、狭隘地での施工も可能になる。
この場合には、振動ロッド2によって鋼管杭1の内部に進入する土砂Gaのみが緩みの対象となるので、鋼管杭1内の土砂Gaによる貫入抵抗を効果的に低減することができる。また、鋼管杭1内に進入する土砂Gaの貫入抵抗は、鋼管先端と、この先端から上方に前記2Dだけ離れた位置との間で卓越することが知られており、振動ロッド2の先端2aの上限値は鋼管杭1の先端1aから鋼管杭1の外形寸法Dの2倍(2D)だけ離れた位置とされることが効果的である。
第2の実施の形態による回転圧入鋼管杭の施工方法は、上述した第3工程において、振動ロッド2がロッド最深目標深度P2に到達した後に、図4(a)に示すように地盤中の地下水Wを振動ロッド2の先端2aから吸水しながら振動を加えつつ、図4(b)に示すように鋼管杭1内から引き抜く方法となっている。この場合には、振動ロッド2の先端2aに吸水用の孔(不図示)が形成されるとともに、吸い上げ用のパイプが振動ロッド2の内側又は外側に設けられている。
本第2の実施の形態では、振動ロッド2を振動させたまま鋼管杭1の内部から引き抜く際に、振動ロッド2の先端2aから地下水Wを吸水することによって振動ロッド2の先端2a付近の地盤の間隙水圧が低下し、締め固めを促進させることができる。そのため、鋼管杭1の支持力をより向上させることができる。
第3の実施の形態による回転圧入鋼管杭の施工方法は、上述した第3工程において、振動ロッド2がロッド最深目標深度P2に到達した後に、図5(a)に示すように振動ロッド2の先端2aから地盤中および鋼管杭1内に進入した土砂に向けて砂Sを投入しながら振動を加えつつ、図5(b)に示すように鋼管杭1内から引き抜く方法となっている。この場合には、振動ロッド2の先端2aに砂噴射孔(不図示)が設けられ、鋼管杭1の外方から前記砂噴射孔に向けて砂Sを高圧で送るパイプが振動ロッド2の内側又は外側に設けられている。
第3の実施の形態では、振動ロッド2を振動させたまま鋼管杭1の内部から引き抜く際に、振動ロッド2の先端2aから砂Sを投入することによって振動ロッド2の先端2a付近の地盤中および鋼管杭1内に進入した土砂Gaの密度が高まり、締め固めを促進させることができる。そのため、鋼管杭1の支持力をより向上させることができる。
図6及び図7に示す第4の実施の形態による回転圧入鋼管杭の施工方法は、上述した第3工程において、図6(a)、(b)に示すように振動ロッド2がロッド最深目標深度P2に到達した後に、図6(c)に示すように振動ロッド2を鋼管杭1の内部から引き抜く。次に、図6(d)に示すように、引き抜いた振動ロッド2よりも接地面積がより大きい先端部21を有する第2振動ロッド2Aを鋼管杭1に挿入する。
そして、図7(a)、(b)に示すように、第2振動ロッド2Aの先端部21から水などの流体Eを噴射させながら、先端部21を鋼管杭1の先端1aよりも深い位置まで貫入させる。その後、図7(c)に示すように、第2振動ロッド2Aを振動させたまま鋼管杭1の内部から引き抜く方法となっている。
図8(a)〜(d)に示すように、第5の実施の形態による回転圧入鋼管杭の施工方法では、図8(a)に示す振動ロッド2のロッド最深目標深度P2に到達して引き抜くタイミングは鋼管杭1が支持層G1に到達する前であって、図8(b)に示すように、振動ロッド2を鋼管杭1が杭到達目標深度P1に到達する時点よりも先に引き抜く方法である。この場合、ロッド最深目標深度P2は、図8(b)に示すように施工途中の鋼管杭1の先端1aより浅い位置であってもよいし、鋼管杭1の先端1aよりも深い位置であってもよい。振動ロッド2を引抜くタイミングは、例えば鋼管杭1の先端1aが支持層G1に到達する1〜2D手前であり、その深度がロッド最深目標深度P2になる。
図9(a)、(b)および図10に示すように、第6の実施の形態による回転圧入鋼管杭の施工方法では、鋼管杭1の先端1a内面において、管径方向の内側に向けて突出するとともに、開口部の投影面積を縮小する板部材12が設けられている。本実施の形態では、板部材12は、周方向の全周にわたってリング状に設けられている。
また、板部材12は、本実施の形態のように全周にわたって設けられることに限定されることはなく、周方向に部分的に配置されていてもよい。
図11〜図14に示す第7の実施の形態による第1〜第4施工方法は、上述した施工中において、杭到達目標深度に到達する前まで振動ロッドを使用した補助施工を行い、振動ロッドを引き抜き(又は、引き抜かず)、鋼管杭を回転させた状態(又は、回転させない状態)で鋼管杭の押し込みと引き抜きを繰り返しながら、徐々に鋼管杭の先端深度を深くしていき(又は、浅くしていき、又は深くしたのちに浅くし)、杭到達目標深度P1に到達させるようにした施工方法であって、鋼管杭の先端(下端)の位置を示している。なお、振動ロッドを引き抜いた場合には、圧入のみで鋼管杭を一定の深度を施工した後に、鋼管杭の押し込みと引き抜きを繰り返し行うこともある。なお、押し込みと引き抜き量としては、例えば杭径の10〜20%とされる。
先ず、振動ロッドを使用した補助施工によって地表面から中間層の途中まで、すなわち支持層に到達する前まで施工する。これにより図2(a)、(b)に示すように鋼管杭1内に進入する土砂Ga及び鋼管杭1の直下の地盤Gbが緩んだ状態となる。その後、振動ロッドを引き抜き(又は、引き抜かず)、鋼管杭を回転させた状態(又は、回転させない状態)で鋼管杭の押し込みと引き抜きを繰り返しながら(以下、押し引き工程という)、徐々に鋼管杭の先端深度を深くしていき、杭到達目標深度P1に到達させる。このとき、鋼管杭の押し引きによって、補助施工によって緩んだ鋼管杭1内に進入する土砂Ga及び鋼管杭1の直下の地盤Gbの圧縮が蓄積されて、締め固めることができる。
このように、第1施工方法では、中間層の途中までは補助施工により貫入抵抗を低減して効率的に施工することができ、この区間で緩んだ鋼管杭1内に進入する土砂Ga及び鋼管杭1の直下の地盤Gbを押し引き工程において締め固め支持力を高めることができる。また、押し引き工程における施工機械の負荷は補助工程より大きくなるため、施工機械に余力がある場合に好適である。
先ず、補助施工によって地表面から支持層に到達させ、さらに杭到達目標深度P1よりも深い所定停止位置P3まで施工する。その後、振動ロッドを引き抜き(又は、引き抜かず)、鋼管杭を回転させた状態(又は、回転させない状態)で鋼管杭の押し込みと引き抜きを繰り返しながら押し引き工程を行い、徐々に鋼管杭の先端深度を浅くしていく。これにより、上述した所定停止位置P3よりも浅い範囲で緩んだ鋼管杭1内に進入する土砂Ga及び鋼管杭1の直下の地盤Gbを締め固めることができる。
このように、第2施工方法では、上述した第1施工方法に比べて支持力は小さくなるが、補助施工で杭到達目標深度P1よりも深く貫入させるので、杭到達目標深度P1まで確実に施工することができる。従って、支持層の地盤抵抗が高い場合や、中間層の層厚が厚く途中で管内閉塞が生じてしまい施工性が悪化する場合など、従来の回転圧入鋼管杭の施工方法では貫入が困難な場合に好適である。
先ず、補助施工によって地表面から支持層に到達させ、さらに杭到達目標深度P1に到達するまで施工する。その後、振動ロッドを引き抜き(又は、引き抜かず)、鋼管杭を回転させた状態(又は、回転させない状態)で鋼管杭の押し込みと引き抜きを繰り返す押し引き工程を行いながら、徐々に鋼管杭の先端深度を深くしていき、所定の深さ位置P4に達した後に浅くしていく。これにより、補助施工によって緩んだ鋼管杭1内に進入する土砂Ga及び鋼管杭1の直下の地盤Gbを締め固めるとともに、杭先端よりも深い範囲で緩んでいない地盤をさらに締め固めることができる。
このように、第3施工方法では、杭到達目標深度P1まで確実に到達でき、かつ杭先端より深い範囲まで締め固めることができるので従来の回転圧入鋼管杭の施工方法では貫入が困難な場合においても大きな支持力を得ることができる。
先ず、補助施工によって地表面から前記所定の深度P5まで施工する。その後、振動ロッドを引き抜き(又は、引き抜かず)、鋼管杭を回転させた状態(又は、回転させない状態)で鋼管杭の押し込みと引き抜きを繰り返す押し引き工程を行いながら、鋼管杭の先端深度を深くする打ち下げと、浅くしていく引き上げを繰り返し行う。このように、第4施工方法では、鋼管杭の押し込みと引き抜きの反復回数を増やすことで、補助施工によって緩んだ鋼管杭1内に進入する土砂Ga及び鋼管杭1の直下の地盤Gbを復元するうえに、より一層締め固めることができる。
次に、本第7の実施の形態の効果を裏付けるための実験について詳細に説明する。
本実験では、表1に示すように、上述した第3施工方法に相当する実施例と、比較例を実施した。本実験では、鋼管外径で、実物の約1/10の寸法の鋼管杭を使用し、地盤に対して回転圧入し、補助工法の振動ロッド(バイブロ補助)の代わりにバイブレータを採用した実験を行い、補助施工による貫入抵抗の低減の度合い、及び締め固めによる支持力回復の度合いについて確認した。
押し引き工程を有する実施例では、杭到達目標深度から載荷最終深度まで押し込みと引き抜きを繰り返しながら貫入させた後、載荷最終深度から杭到達目標深度まで引き抜きと押し込みを繰り返しながら杭到達目標深度の位置まで引き上げた。杭到達目標深度から載荷最終深度までの距離は杭径の50%であり、それぞれの押し込み量と引き抜き量は杭径の10%〜20%とした。バイブレータの径は鋼管外径の約27%とし、バイブレータの先端は鋼管先端から杭頭側に鋼管外径の約50%の位置とした。
また、実施例の支持力比は比較例より小さくなっているが、実施例の勾配は比較例より急勾配になっている。この場合、急勾配であるほど性能が良い(すなわち、少ない貫入抵抗で大きな支持力が得られる)ことを意味することから、実施例は比較例よりに性能が向上されていることを確認することができる。
また、振動ロッド2は土砂に対して振動を与えるだけではなく、鋼管杭1内で上下動させるようにしてもよい。このように振動ロッド2を上下動させることにより、鋼管杭1内の土砂をより広範囲で緩めることができる。
この場合には、鋼管杭1の断面内の複数箇所において振動ロッド2による締め固めを行うことができるので、鋼管杭1の断面における締め固め状態がばらつきが無く均一になり、支持力の向上を図ることができる。
なお、図17に示す羽根11は、鋼管杭1の先端1aより上方に配置されているが、羽根11が先端1aの位置に設けられていて、羽根11の内周縁が鋼管杭1の内周側に張り出していてもよい。また、羽根は鋼管杭1の外周に螺旋状に取り付けられており、1枚の羽根が外周のほぼ全周に渡って取り付けられていてもよく、また周方向に複数枚に分割されていてもよい。複数枚に分割される場合、鋼管杭1の先端1aの端面に対して、やや傾斜させた状態で羽根が取り付けられ、隣り合う羽根の始端と終端が異なる高さで設けられていてもよい。
この場合には、振動する内管23が外管22より下方に突出する部分の周囲のみの地盤(鋼管杭1内の土砂Ga)を緩め、かつ締め固めることができる。この場合、内管23の外管22からの突出長さを適宜設定することで、地盤の緩み領域や締め固め領域を調整することができる。
1a 先端
2、2B 振動ロッド
2A 第2振動ロッド
2a 先端
10 回転圧入装置
11 羽根
12 板部材
20 加振装置
21 先端部
22 外管
23 内管
P1 杭到達目標深度
P2 ロッド最深目標深度
G0 軟弱層
G1 支持層
Ga 鋼管杭内の土砂
Gb 鋼管杭直下の地盤
E 流体
S 砂
W 地下水
Claims (13)
- 鋼管杭を回転圧入させて地盤の支持層まで貫入させる回転圧入鋼管杭の施工方法であって、
前記鋼管杭の内部に振動ロッドを挿入し、該振動ロッドを振動させた状態で前記鋼管杭を回転圧入させて地盤に貫入させる第1工程と、
前記支持層において前記鋼管杭の杭到達目標深度に到達させる第2工程と、
を有することを特徴とする回転圧入鋼管杭の施工方法。 - 前記振動ロッドの先端の位置は、前記鋼管杭が前記杭到達目標深度に到達するまでは前記鋼管杭の先端よりも浅い深度に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記鋼管杭が前記杭到達目標深度に到達する前、到達時点、又は通過後において、前記鋼管杭を回転させた状態、又は回転させない状態で前記鋼管杭の押し込みと引き抜きとを繰り返しながら、徐々に前記鋼管杭の先端深度を深くすることと、浅くすることと、を適宜選択して行うことで前記杭到達目標深度に到達させることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記振動ロッドがロッド最深目標深度に到達した後に、前記振動ロッドを振動させたまま前記鋼管杭の内部から引き抜く第3工程を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記第3工程は、前記鋼管杭が前記支持層に到達する前のタイミングで行われることを特徴とする請求項4に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記第3工程において、前記振動ロッドが前記ロッド最深目標深度に到達した後に、地盤中の地下水を前記振動ロッドの先端から吸水し、前記鋼管杭内に進入した土砂を締め固めることを特徴とする請求項4又は5に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記第3工程において、前記振動ロッドが前記ロッド最深目標深度に到達した後に、前記振動ロッドの先端から地盤中および前記鋼管杭内に進入した土砂に向けて砂を投入し、前記鋼管杭内に進入した土砂を締め固めることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記第3工程において、前記振動ロッドが前記ロッド最深目標深度に到達した後に、前記振動ロッドを前記鋼管杭の内部から引き抜く工程と、
引き抜いた前記振動ロッドよりも接地面積がより大きい先端部を有する第2振動ロッドを前記鋼管杭に挿入する工程と、
前記第2振動ロッドの前記先端部から流体を噴射させながら、前記先端部を前記鋼管杭の先端よりも深い位置まで貫入させる工程と、
前記第2振動ロッドを振動させたまま前記鋼管杭の内部から引き抜く工程と、
を有することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。 - 前記振動ロッドを引き抜いた後、さらに前記鋼管杭の内部における複数箇所に前記振動ロッドを振動させながら所定深度まで挿入し、振動させたまま引き抜くことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記鋼管杭の先端には、地盤掘削用の切削ビットが設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記鋼管杭の先端には、径方向の外側に突出する羽根が設けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記鋼管杭の先端内面には、管径方向の内側に向けて突出するとともに、開口部の投影面積を縮小する板部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
- 前記振動ロッドは、外管と、該外管より先端が下方に突出する内管と、からなる二重管構造になっており、
前記内管のみを振動させることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の回転圧入鋼管杭の施工方法。
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