JP6152027B2 - 軟弱砂質土地盤締固め工法及び該工法に用いる地盤締固め装置 - Google Patents

軟弱砂質土地盤締固め工法及び該工法に用いる地盤締固め装置 Download PDF

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本発明は、軟弱砂質土地盤締固め工法及び該工法に用いる地盤締固め装置に関する。
この種の軟弱砂質土地盤締固め工法としては、バイブロハンマーによりロッドを軟弱砂質土地盤中に貫入させ、偏心体(振動体)により軟弱砂質土地盤中での振動により該軟弱砂質土地盤を締固める工法(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
特開平1−127716号公報
しかしながら、前記特許文献1記載の工法では、軟弱砂質土地盤を締固める施工機は大型であり、例えば、ロッドの先端に振動体を設置しようとすると、工夫が必要であり、コストが高いという問題点があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、磁力を用いた小型の装置により、軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる軟弱砂質土地盤締固め工法及び該工法に用いる小型の地盤締固め装置を提供することを目的とする。
本発明の軟弱砂質土地盤締固め工法は、軟弱砂質土地盤中に、先端側に永久磁石や電磁石等の磁力発生源を設けた軸を貫入し、の磁力発生源を振動させることで、磁力発生源を貫入した周辺地盤の密度を高めて締固めることを要旨とする。
また、本発明の軟弱砂質土地盤締固め工法用いる地盤締固め装置は、軟弱砂質土地盤中に中空管や二重中空管等の軸を所定深度まで貫入して、該軸を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置において、先端側に永久磁石や電磁石等の磁力発生源を設けた軸を備え、この磁力発生源を設けた軸を昇降機構で前記軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にしたことを要旨とする。
本発明の軟弱砂質土地盤締固め工法によれば、軟弱砂質土地盤中に貫入した軸の先端側の磁力発生源を振動子として振動させることで、磁力発生源を貫入した周辺地盤の密度を高めて締固めるようにしたので、磁力を用いた小型の装置により、軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。
また、本発明の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置によれば、先端側に永久磁石や電磁石等の磁力発生源を設けた軸を備え、この磁力発生源を設けた軸を昇降機構で軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にしたので、軸の先端側が振動する小型の地盤締固め装置を低コストで提供することができる。これにより、軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。また、中空管や二重中空管等の軸の先端側に電磁石とバッテリー及び受信器等を装備したことにより、油圧等の動力の供給管等を設置しなくて済み、中空管や二重中空管等の軸に継ぎ足し用の中空管や二重中空管等の軸を継ぎ足したり、取り外す着脱作業が容易となる。
本発明の第1実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図である。 本発明の第3実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる軸の要部の断面図である。 図3中X−X線に沿う断面図である。 上記軸を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図である。 上記軸を引き抜いて軟弱地盤を締固める状態を示す説明図である。 上記第3実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置を示す側面図である。 本発明の第4実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる軸の断面図である。 上記軸に設けられた電磁石を作動させた状態を示す断面図である。 上記軸を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図である。 本発明の第5実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる中空管の要部の断面図である。 上記中空管に設けられた電磁石を作動させた状態を示す断面図である。 上記中空管を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図である。 上記貫入した中空管で軟弱砂質土地盤を締固める状態を示す説明図である。 上記中空管を引き抜く状態を示す説明図である。 上記中空管を再貫入する状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図である。
この第1実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法では、図1に示すように、まず、軟弱砂質土地盤1中に所定手段(例えば後述する小型の地盤締固め装置10等)を介して電磁石(磁力発生源)4及び振動子としての磁性体(磁力発生源)5を所定深度まで貫入する。尚、電磁石4を図示しない固定手段により軟弱砂質土地盤1中の所定位置にて固定する。
次に、固定側の電磁石4を作動(ON)させたり、作動を停止(OFF)させて、この電磁石4の磁力の反発・吸着により、可動側の磁性体5に振動を発生させる。この磁性体5の振動による衝撃により、電磁石4と磁性体5を貫入した周辺地盤2の軟弱地盤の体積を圧縮して、その密度を高めて軟弱地盤を締固める。
このように、固定側の電磁石4の磁力発生の入り切りにより、可動側の振動子としての磁性体5を振動させ、磁性体5が周辺地盤2に振動を与えて、周辺地盤2の軟弱地盤を締固めるようにしたので、磁力を用いた小型の装置により、周辺地盤2の軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。
また、固定側の電磁石4の磁力発生の入り切りで、可動側の振動子としての磁性体5の振動の周波数や振幅を変えることができる。そして、磁性体5の振動により粒子の大きさの揃った均一な砂地盤等の軟弱地盤を特に有効に締固めることができる。
<第2実施形態>
図2は本発明の第2実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による地盤締固め状態を示す説明図である。
この第2実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法では、図2に示すように、まず、軟弱砂質土地盤1中に所定手段(例えば後述する小型の地盤締固め装置10等)を介して電磁石(磁力発生源)4と振動子としての永久磁石(磁力発生源)6を所定深度まで貫入する。尚、電磁石4を図示しない固定手段により軟弱砂質土地盤1中の所定位置にて固定する。
次に、固定側の電磁石4を作動(ON)させたり、作動を停止(OFF)させて、この電磁石5の磁力の反発・吸着により、可動側の永久磁石6を図2中矢印のように変位させる。この永久磁石6の変位により軟弱地盤に衝撃を与えることにより、電磁石4と永久磁石6を貫入した周辺地盤2の軟弱地盤の体積を圧縮して、その密度を高めて軟弱地盤を締固める。
このように、固定側の電磁石4の磁力発生の入り切りにより、可動側の振動子としての永久磁石6を変位させ、永久磁石6が周辺地盤2に衝撃を与えることで、周辺地盤2の軟弱地盤を締固めるようにしたので、磁力を用いた小型の装置により、周辺地盤2の軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。
また、固定側の電磁石4の磁力発生の入り切りで、可動側の振動子としての永久磁石6の変位量や振幅を変えて微振動よりも衝撃を発生させて、その衝撃を礫分を含んだ軟弱地盤等に与えることにより、礫分を含んだ軟弱地盤等の締固めの効果をより一段と向上させることができる。
<第3実施形態>
図3は本発明の第3実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる軸の要部の断面図、図4は図3中X−X線に沿う断面図、図5は同軸を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図、図6は同軸を引き抜いて軟弱地盤を締固める状態を示す説明図、図7は同工法に用いる地盤締固め装置を示す側面図である。
まず、この第3実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置10を説明する。
図7に示すように、地盤締固め装置10は、軟弱砂質土地盤1を締固めする施工機であり、前側にリーダー12を立設した施工機本体11を備えている。このリーダー12の前面12aには、二重中空管(軸)20の上端側を保持した状態で該前面12aに沿って上下動する移動保持体13を設けてある。また、リーダー12の前面12aの下端側には、二重中空管20を保持する固定保持体14を取り付けてある。さらに、リーダー12の側面側には、二重中空管20を昇降動させる昇降機構15を設けてある。また、移動保持体13の下側には、二重中空管20を正、逆方向に回転させる回転駆動機構19を設けてある。
昇降機構15は、リーダー12の側面の上端部に設けられた駆動スプロケット16と、リーダー12の側面の下端部に設けれた従動スプロケット17と、これら各スプロケット16,17に張設されたチェーン18とで構成されている。このチェーン18の一部には移動保持体13が固定されており、該チェーン18の回転により、移動保持体13がリーダー12の前面12aに沿って上下方向に移動することで、二重中空管20が軟弱砂質土地盤1中に無振動・無騒音で貫入・引き抜きされるようになっている。
図3〜図6に示すように、二重中空管(軸)20は、円筒状の内管21と、この内管21を覆う円筒状の外管22とから構成されている。そして、内管21の先端(下端)と外管22の先端(下端)との間には円板状の底板23により閉塞されている。この円板状の底板23の周縁には、一対の掘削ビット24,24を突設してある。
また、図3,図4に示すように、内管21と外管22との間の先端より少し上側には、円環状の電磁石25を設けてある。さらに、この電磁石25に相対向する外管22には矩形の切欠き22aを形成してあり、この切欠き22aより外側には、永久磁石26(磁性体でも良い)を設けてある。この永久磁石26の外面には板状の振動子27を貼り付けてある。これら電磁石25と永久磁石26及び振動子27は所定距離隔てて複数組(この実施形態では、図4に示すように、90度間隔で4組)それぞれ設けられており、外管22の外周面22bより外側に位置する振動子27を伸縮性のゴム体(弾性体)28でシールするように被覆してある。尚、永久磁石26は、外管22の外周面22bの切欠き22aの周りに突設されたガイド22cにより水平方向に往復動自在に取り付けてある。
さらに、図3に示すように、二重中空管20の内管21と外管22の間の電磁石25の上方には、円環板状の仕切板29Cを介して電磁石25に電源を供給するバッテリー29Aと、電磁石25を作動・作動停止させる受信器29Bとを設けてある。この受信器29Bは、地盤締固め装置10の施工機本体11の運転席等に設けられた図示しない操作盤により無線で遠隔操作されるようになっている。
そして、地盤締固め装置10の施工機本体11のリーダー12に装着された二重中空管20は、昇降機構15を介して軟弱砂質土地盤1中に無振動・無騒音で貫入・引き抜きされるようになっている。また、二重中空管20を軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで貫入した後で引き抜く際に、或いは、所定深度まで貫入した後の定位置で、電磁石25の作動による永久磁石26の反発と電磁石25の作動停止による永久磁石26の該電磁石25への吸着により振動子27に水平方向の振動Gを発生させるように構成してある。
次に、第4実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による軟弱砂質土地盤1の締固め工程を、図5と図6の図面に基づいて説明する。
まず、電磁石25と永久磁石26及び振動子27を複数組に設けた二重中空管20を、地盤締固め装置10の施工機本体11のリーダー12に設置する。次に、施工機本体11の昇降機構15及び回転駆動機構19を介して二重中空管20を、図5に示すように、軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで回転させながら貫入する。この際、電磁石25は作動しないOFF状態にしておく。
そして、図6に示すように、電磁石25の作動(ON)、作動停止(OFF)を繰り返しながら、二重中空管20を施工機本体11の昇降機構15及び回転駆動機構19を介して所定高さまで逆回転させながら引き抜く。この二重中空管20を引き抜く際に、電磁石25の作動による永久磁石26の反発と電磁石25の作動停止による永久磁石26の該電磁石25への吸着により振動子27に水平方向の振動Gを発生させて、二重中空管20を引き抜きながらその周辺地盤2の体積を振動子27の水平振動により圧縮して、その密度を高めて該周辺地盤2の軟弱地盤を締固める。
また、二重中空管20を軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで貫入した後の定位置で、電磁石25の作動による永久磁石26の反発と電磁石25の作動停止による永久磁石26の該電磁石25への吸着により振動子27に水平方向の振動Gを発生させて、二重中空管20を貫入した周辺地盤2の体積を振動子27の水平振動により圧縮して該周辺地盤2を締固めても良い。
このように、施工機本体11の強制昇降機構15を介して二重中空管20を軟弱砂質土地盤1中に貫入した後で引き抜く際に、或いは、所定深度まで貫入した後の定位置で、電磁石25のON、OFFによる永久磁石26の反発と吸着とにより、振動子27に水平方向の振動を発生させて、その水平振動により周辺地盤2の軟弱地盤を圧縮してその密度を高めて締固めるようにしたので、電磁石25の磁力を用いた小型の地盤締固め装置10により、周辺地盤2の軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。
即ち、先端側の外側から順に振動子27と永久磁石26及び電磁石25を複数組設けてゴム体28で覆った二重中空管20を備え、この二重中空管20を昇降機構15で軟弱砂質土地盤1中に貫入・引き抜き自在にしたので、二重中空管20の先端側が振動する小型の地盤締固め装置10を低コストで提供することができる。これにより、軟弱砂質土地盤1の二重中空管20を貫入した周辺地盤2を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。
また、二重中空管20の先端側の外側から順に振動子27と永久磁石26及び電磁石25と、この電磁石25の上側にバッテリー29Aと受信器29Bをそれぞれ装備したことにより、油圧等の動力の供給管等を設置しなくて済み、二重中空管20に継ぎ足し用の中空管を継ぎ足したり、取り外す着脱作業が容易となり、さらに、小型の地盤締固め装置10でも二重中空管20に継ぎ足し用の中空管を継ぎ足していくことで、二重中空管20を地中深く貫入させて軟弱地盤の締固めを簡単かつ低コストで行うことができる。
さらに、二重中空管20の内側から外側にかけて電磁石25と永久磁石26及び振動子27を90度間隔で4組それぞれ設け、二重中空管20の外管22の外周面22bより外側に位置する振動子27を伸縮性のゴム体28で被覆したことにより、二重中空管20の内部に水が浸入することがなくて確実にシールすることができ、かつ、水平振動を効率良く発生させることができる。
<第4実施形態>
図8は本発明の第4実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる軸の断面図、図9は同軸に設けられた電磁石を作動させた状態を示す断面図、図10は同軸を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図である。
この第4実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法では、第3実施形態の場合と同様に、図7に示す地盤締固め装置10を用いて地盤の締固めを行う。
図8〜図10に示すように、中空管(軸)30は円筒状に形成してあり、その先端の周縁には一対の掘削ビット33,33を突設してある。
また、中空管30の内部には、先端から順に、中空管30の内面に突出したガイド30aと凹部34bとにより突出量が規制された先端面34aが円錐状で全体が円柱状の振動子(磁性体)34と、この振動子34を下方に付勢させる圧縮コイルバネ(弾性体)35と、仕切板37を介して中空管30内に固定された円柱状の電磁石36と、この電磁石36に電源を供給するバッテリー38と、電磁石36を作動・作動停止させる受信器39とを備えている。この受信器39は、地盤締固め装置10の施工機本体11の運転席等に設けられた図示しない操作盤により無線で遠隔操作されるようになっている。
そして、地盤締固め装置10の施工機本体11のリーダー12に装着された振動子34と圧縮コイルバネ35及び電磁石36を内設した中空管30は、昇降機構15を介して軟弱砂質土地盤1中に無振動・無騒音で貫入・引き抜きされるようになっている。この中空管30を軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで貫入した後で、電磁石36の作動による振動子34の圧縮コイルバネ35の付勢力に抗しての該電磁石36側への移動(図9に示す状態)と、電磁石36の作動停止による圧縮コイルバネ35の弾性力での振動子34の反発(図8に示す状態)とを順次繰り返すことにより該振動子34に鉛直方向の振動Hを発生させるように構成してある。
次に、第4実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による軟弱砂質土地盤1の締固め工程を、図10の図面に基づいて説明する。
まず、先端より振動子34と圧縮コイルバネ35と電磁石36とバッテリー38及び受信器39を内部に設けた中空管30を、地盤締固め装置10の施工機本体11のリーダー12に設置する。次に、施工機本体11の昇降機構15及び回転駆動機構19を介して中空管30を、図10に示すように、軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで回転させながら貫入する。この貫入の際、電磁石36は作動しないOFF状態にしておく。
そして、図10に示すように、中空管30を軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで貫入した後で、電磁石36の作動(ON)による振動子34の該電磁石36側への移動と電磁石36の作動中止(OFF)による圧縮コイルバネ35の弾性力での振動子34の反発の繰り返しにより該振動子34に鉛直方向の振動Hを発生させて、中空管30を貫入した周辺地盤2の体積を振動子34の鉛直振動により圧縮して、その密度を高めて周辺地盤2の軟弱地盤を締固める。
このように、施工機本体11の強制昇降機構15を介して中空管30を軟弱砂質土地盤1中に貫入した後で、電磁石36のONとOFFの繰り返しにより振動子34に鉛直方向の振動Hを発生させ、この振動子34の鉛直振動により周辺地盤2の軟弱地盤を締固めるようにしたので、電磁石36の磁力を用いた小型の地盤締固め装置10により、周辺地盤2の軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。
また、中空管30の先端から順に振動子34と圧縮コイルバネ35と電磁石36とバッテリー38及び受信器39をそれぞれ装備したことにより、油圧等の動力の供給管等を設置しなくて済み、中空管30に継ぎ足し用の中空管を継ぎ足したり、取り外す着脱作業が容易となり、さらに、小型の地盤締固め装置10でも中空管30に継ぎ足し用の中空管を継ぎ足していくことで、中空管30を地中深く貫入させて軟弱地盤の締固めを簡単かつ低コストで行うことができる。
<第5実施形態>
図11は本発明の第5実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる中空管の要部の断面図、図12は同中空管に設けられた電磁石を作動させた状態を示す断面図、図13は同中空管を軟弱砂質土地盤に貫入する状態を示す説明図、図14は同貫入した中空管で軟弱砂質土地盤を締固める状態を示す説明図、図15は同中空管を引き抜く状態を示す説明図、図16は同中空管を再貫入する状態を示す説明図である。
この第5実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法では、第3実施形態の場合と同様に、図7に示す地盤締固め装置10を用いて地盤の締固めを行う。
図11〜図16に示すように、二重中空管(ケーシングパイプ)40は、砂を供給する円筒状の内管41と、この内管41を覆う円筒状の外管42とから構成されている。そして、外管42の先端の周縁には、一対の掘削ビット43,43を突設してある。また、二重中空管40の内管41と外管42の間には、先端から順に、外管42の内面に突出したガイド42aと凹部44bとにより突出量が規制された先端面44aが円錐環状で全体が円柱環状の振動子(磁性体)44と、この振動子44を下方に付勢させる圧縮コイルバネ(弾性体)45と、仕切板47を介して内管41と外管42間に固定された円柱環状の電磁石46と、この電磁石46に電源を供給するバッテリー48と、電磁石46を作動・作動停止させる受信器49とを備えている。この受信器49は、地盤締固め装置10の施工機本体11の運転席等に設けられた図示しない操作盤により無線で遠隔操作されるようになっている。
そして、地盤締固め装置10の施工機本体11のリーダー12に装着された振動子44と圧縮コイルバネ45及び電磁石46を内設した二重中空管40は、昇降機構15を介して軟弱砂質土地盤1中に無振動・無騒音で貫入・引き抜きされるようになっている。この二重中空管40を軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで貫入した後及び再貫入する際に、電磁石46の作動による振動子44の圧縮コイルバネ45の付勢力に抗しての該電磁石46側への移動(図12に示す状態)と、電磁石46の作動停止による圧縮コイルバネ45の弾性力での振動子44の反発(図11に示す状態)とを順次繰り返すことにより該振動子44に鉛直方向の振動Hを発生させるように構成してある。また、二重中空管40の内管41には、図示しない砂供給管等を介して砂(杭材料)3が供給されるようになっている。
次に、第5実施形態の軟弱砂質土地盤締固め工法による軟弱砂質土地盤1の締固め工程を、図11〜図13の図面に基づいて説明する。
まず、先端側より振動子44と圧縮コイルバネ45と電磁石46とバッテリー48及び受信器49を内管41と外管42の間に設けた二重中空管40を、地盤締固め装置10の施工機本体11のリーダー12に設置する。次に、施工機本体11の昇降機構15及び回転駆動機構19を介して二重中空管40を、図13に示すように、軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで回転させながら貫入する。この際、二重中空管40の内管41内に所定量の砂3を投入しておく。また、電磁石46は作動しないOFF状態にしておく。
そして、図14に示すように、二重中空管40を軟弱砂質土地盤1中の所定深度まで貫入した後で、電磁石46の作動(ON)による振動子44の該電磁石46側への移動と電磁石46の作動中止(OFF)による圧縮コイルバネ45の弾性力での振動子44の反発の繰り返しにより該振動子44体に鉛直方向の振動Hを発生させて、二重中空管40を貫入した周辺地盤2の体積を振動子44の鉛直振動により圧縮して、その密度を高めて周辺地盤2の軟弱地盤を締固める。
次に、図15に示すように、電磁石46を作動させずに二重中空管40を施工機本体11の強制昇降機構15及び回転駆動機構19を介して所定高さまで逆回転させて引き抜き、二重中空管40の内管41内の砂3を排出する。次に、図16に示すように、電磁石46のONとOFFを繰り返して、振動子44の鉛直方向に振動Hさせながら、二重中空管40を軟弱砂質土地盤1中に再貫入して、排出した砂3を締固めて砂杭(材料杭)Sを造成すると共に、二重中空管40を再貫入した周辺地盤2の体積を振動子44の鉛直振動により圧縮して周辺地盤2の軟弱地盤を締固める。この二重中空管40の引き抜きと再貫入とを地表まで順次繰り返して、二重中空管40を貫入した周辺地盤2中に砂杭Sと振動子44の鉛直振動により軟弱地盤をより一段と締固める。
このように、施工機本体11の昇降機構15を介して二重中空管40を軟弱砂質土地盤1中に貫入したり、引き抜きして、二重中空管40を再貫入する際に、周辺地盤2中に砂杭Sを造成すると共に、振動子44の鉛直振動により周辺地盤2の軟弱地盤を締固めるようにしたので、電磁石46の磁力を用いた小型の地盤締固め装置10により、周辺地盤2の軟弱地盤を簡単かつ確実に振動させて効率良く低コストで締固めることができる。
また、二重中空管40の内管41と外管42との間に、先端から順に振動子44と圧縮コイルバネ45と電磁石46とバッテリー48及び受信器49をそれぞれ装備したことにより、油圧等の動力の供給管等を設置しなくて済み、二重中空管40に継ぎ足し用の中空管を継ぎ足したり、取り外す着脱作業が容易となり、さらに、小型の地盤締固め装置10でも二重中空管40に継ぎ足し用の中空管を継ぎ足していくことで、二重中空管40を地中深く貫入させて軟弱地盤の締固めを簡単かつ低コストで行うことができる。
尚、前記実施形態によれば、中空管等を昇降動させる昇降機構を、駆動スプロケットと従動スプロケット及びチェーンで構成したが、ラックと駆動ピニオン等で昇降機構を構成しても良い。また、地盤中に貫入する軸は、中空管や二重中空管等に限らず、金属棒等の棒状体でも良い。さらに、杭材料として砂を用いたが、杭材料は砂に限るものではない。
また、前記第3実施形態によれば、中空管に水平振動を発生させる振動子と永久磁石及び電磁石等を90度間隔に4組設けたが、180度間隔で2組でも120度間隔で3組でも良く、さらに、上下方向に複数段設けても良い。
1 軟弱砂質土地盤
2 周辺地盤
3 砂(杭材料)
4 電磁石(磁力発生源)
5 磁性体(磁力発生源)
6 永久磁石(磁力発生源)
9 中空管(軸)
10 地盤締固め装置
15 昇降機構
20 二重中空管(軸、中空管)
22b 外周面
25 電磁石
26 永久磁石
27 振動子
28 ゴム体(弾性体)
29A バッテリー
29B 受信器
30 中空管(軸)
34 振動子(磁性体)
35 圧縮コイルバネ(弾性体)
36 電磁石
38 バッテリー
39 受信器
40 二重中空管(中空管)
41 内管
42 外管
44 振動
45 圧縮コイルバネ(弾性体)
46 電磁石
48 バッテリー
49 受信器
S 砂杭(材料杭)

Claims (11)

  1. 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入して、該軸を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法において、
    外側に振動子を備える永久磁石或いは磁性体と電磁石とを周面側に設けた軸を用い、この軸を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後の定位置で、前記電磁石の作動による前記永久磁石或いは磁性体の反発と前記電磁石の作動停止による前記永久磁石或いは磁性体の該電磁石への吸着により前記振動子に水平方向の振動を発生させて、前記軸を貫入した周辺地盤の体積を前記振動子の水平振動により圧縮して該周辺地盤を締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。
  2. 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入して、該軸を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法において、
    外側に振動子を備える永久磁石或いは磁性体と電磁石とを周面側に設けた軸を用い、この軸を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後で引き抜く際に、前記電磁石の作動による前記永久磁石或いは磁性体の反発と前記電磁石の作動停止による前記永久磁石或いは磁性体の該電磁石への吸着により前記振動子に水平方向の振動を発生させて、前記軸を引き抜きながらその周辺地盤の体積を前記振動子の水平振動により圧縮して該周辺地盤を締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。
  3. 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入して、該軸を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法において、
    先端側より磁性体と弾性体と電磁石を設けた軸を用い、この軸を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後で、前記電磁石の作動による前記磁性体の該電磁石側への移動と前記電磁石の作動中止による前記弾性体の弾性力での前記磁性体の反発により該磁性体に鉛直方向の振動を発生させて、前記を貫入した周辺地盤の体積を前記磁性体の鉛直振動により圧縮して該周辺地盤を締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。
  4. 軟弱砂質土地盤中に中空管を所定深度まで貫入した後、前記中空管を所定高さまで引き抜き、前記中空管の引き抜きと再貫入を繰り返して、該中空管を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法において、
    内管の先端部と外管の先端部の間に先端側より磁性体と弾性体と電磁石を設けた二重中空管を用い、この二重中空管の内管内に所定量の杭材料を投入して該二重中空管を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後で、前記電磁石の作動による前記磁性体の該電磁石側への移動と前記電磁石の作動中止による前記弾性体の弾性力での前記磁性体の反発により該磁性体に鉛直方向の振動を発生させて、前記中空管を貫入した周辺地盤の体積を前記磁性体の鉛直振動により圧縮して該周辺地盤を締固め、次に、前記電磁石を作動させずに前記二重中空管を所定高さまで引き抜きながら該二重中空管の内管内の杭材料を排出し、次に、前記電磁石の作動と作動中止を繰り返しながら前記二重中空管を前記軟弱砂質土地盤中に再貫入して、前記排出した杭材料を締固めて材料杭を造成すると共に、前記二重中空管を再貫入した周辺地盤の体積を前記磁性体の鉛直振動により圧縮して該周辺地盤を締固めることを特徴とする軟弱砂質土地盤締固め工法。
  5. 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入して、該軸を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置において、
    内側に電磁石を設けると共に外側に振動子と永久磁石或いは磁性体を設けた前記軸としての中空管を備え、この中空管を昇降機構で前記軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にし、前記中空管を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後で引き抜く際に、前記電磁石の作動による前記永久磁石或いは磁性体の反発と前記電磁石の作動中止による前記永久磁石或いは磁性体の該電磁石への吸着により前記振動子に水平方向の振動を発生させるように構成したことを特徴とする地盤締固め装置。
  6. 請求項記載の地盤締固め装置であって、
    前記中空管の内側から外側にかけて前記電磁石と前記永久磁石或いは磁性体及び前記振動子を所定距離隔てて複数組それぞれ設け、前記中空管の外周面より外側に位置する前記振動子を伸縮性の弾性体で被覆したことを特徴とする地盤締固め装置。
  7. 請求項記載の地盤締固め装置であって、
    前記中空管の内部に、前記電磁石に電源を供給するバッテリーと前記電磁石を作動させる受信器を設けたことを特徴とする地盤締固め装置。
  8. 軟弱砂質土地盤中に軸を所定深度まで貫入し、該を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置において、
    先端側より磁性体と弾性体と電磁石を設けた軸を備え、この軸を昇降機構で前記軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にし、前記軸を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後で、前記電磁石の作動による前記磁性体の該電磁石側への移動と前記電磁石の作動中止による前記弾性体の弾性力での前記磁性体の反発により該磁性体に鉛直方向の振動を発生させるように構成したことを特徴とする地盤締固め装置。
  9. 請求項記載の地盤締固め装置であって、
    前記軸としての中空管の内部に、前記電磁石に電源を供給するバッテリーと前記電磁石を作動させる受信器を設けたことを特徴とする地盤締固め装置。
  10. 軟弱砂質土地盤中に中空管を所定深度まで貫入した後、前記中空管を所定高さまで引き抜き、前記中空管の引き抜きと再貫入を繰り返して、該中空管を貫入した周辺地盤を締め固める軟弱砂質土地盤締固め工法に用いる地盤締固め装置において、
    杭材料を供給する内管と該内管を覆う外管とから成り、これら内管の先端部と外管の先端部の間に先端側より磁性体と弾性体と電磁石を設けた二重中空管を備え、この二重中空管を昇降機構で前記軟弱砂質土地盤中に貫入・引き抜き自在にし、前記二重中空管を前記軟弱砂質土地盤中の所定深度まで貫入した後及び再貫入する際に、前記電磁石の作動による前記磁性体の該電磁石側への移動と前記電磁石の作動中止による前記弾性体の弾性力での前記磁性体の反発により該磁性体に鉛直方向の振動を発生させるように構成したことを特徴とする地盤締固め装置。
  11. 請求項1記載の地盤締固め装置であって、
    前記二重中空管の内管と外管の間に、前記電磁石に電源を供給するバッテリーと前記電磁石を作動させる受信器を設けたことを特徴とする地盤締固め装置。
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