JP2015056348A - ヘリックス型進行波管およびヘリックス型進行波管の製造方法 - Google Patents

ヘリックス型進行波管およびヘリックス型進行波管の製造方法 Download PDF

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Risui Kanbara
理水 蒲原
浅野 啓行
Hiroyuki Asano
啓行 浅野
一嘉 七日市
Kazuyoshi Nanokaichi
一嘉 七日市
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Abstract

【課題】ヘリックス型進行波管において装荷素子付き外囲器の寸法精度を向上する。【解決手段】筒状の外囲器8、外囲器8の一方の端部に取り付けられて、外囲器8の内部に電子ビームを照射する電子銃、および、外囲器8の他方の端部に取り付けられて、電子ビームの電子を捕捉するコレクタを備える。外囲器8の内面に、外囲器8の軸に平行に外囲器8と一体に複数のベイン11が形成される。外囲器8の内部には、ヘリックス2が外囲器8と同軸に配置される。ヘリックス2は、ベイン11と離隔して、ヘリックス2の外周面と外囲器8の内面の間に介在する3以上の支持体9で、外囲器8から離隔して支持される。そして、外囲器8の軸方向に所定の間隔で外囲器8の外面に接着固定された、複数の環状のポールピース4を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘリックス型進行波管およびヘリックス型進行波管の製造方法に関する。
一般に進行波管等のマイクロ波管は、カソードより電子ビームを発射し、螺旋型伝送線路(へリックスと呼ばれる)等からなる相互作用部(進行波管では遅波回路部)においてマイクロ波を増幅させ、出力窓よりマイクロ波を取り出す。その際電子ビームは、遅波回路部の外周にあるポールピースと呼ばれる磁性体部品と永久磁石からなる磁気回路部によって集束され、一定のビーム径を保ちながら相互作用部内を透過し、最後にコレクタ部にて回収される。
ヘリックス型進行波管において、進行波管に入力した電磁波は導電性ヘリックス(螺旋型伝送線路)の遅波回路に沿って伝播する。電磁波は遅波回路にて電子ビームとの間で相互作用を行い増幅されて出力される。ヘリックスは誘電体のヘリックス支持体によって、内部が真空に保持される金属製の外囲器から絶縁された状態で電子管内に固定されている。ヘリックス型遅波回路を広帯域化する場合には、遅波回路が広い周波数に対し一定の位相速度をもつ必要がある。外囲器の内側にベインなどと称される段のついた構造物(装荷素子)を設置することで、周波数に対して遅波回路を伝播する電磁波の位相速度が一定となり広帯域化に効果がある。
一般に進行波管の広帯域性能を担保する方法として、装荷素子と呼ばれる金属体を、バレルと呼ばれる真空外囲器にロウ付け等の方法で接合する方法がある。しかしながら装荷素子とバレルを別々に用意し、それを接合するプロセスが必要となり、製造コストが大きくなる。
これを解決する方法として、特許文献1のヘリックス型進行波管では、外囲器の内面に、外囲器の軸に平行に外囲器と一体に複数のベインが形成される。また、特許文献2では、複数の凸部を外側からの押出しにより外囲器の壁を内側に凸状に突起させてベインを形成する。
特開2013−30377号公報 実開平4−85637号公報
しかしながら、特許文献1のヘリックス型進行波管では、装荷素子が外囲器の円筒の断面における径の方向に長く、円筒の断面における周の方向に短いと、押し出し成型や切削加工での製造が困難であり、寸法精度が低くなる。また、特許文献2のように複数の凸部を外側からの押出しにより外周器の壁を内側に凸状に突起させて形成したヘリックス型進行波管では、精度の良い広帯域化用凸部を形成するのが困難である。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、ヘリックス型進行波管において装荷素子付き外囲器の寸法精度を向上することを目的とする。
本発明の観点に係るヘリックス型進行波管は、円筒状の外囲器、外囲器の一方の端部に取り付けられて、外囲器の内部に電子ビームを照射する電子銃、および、外囲器の他方の端部に取り付けられて、電子ビームの電子を捕捉するコレクタを備える。外囲器の内面には、外囲器の軸に平行に外囲器と一体に複数の装荷素子が形成される。外囲器の内部には、螺旋型伝送線路が外囲器と同軸に配置される。螺旋型伝送線路は、装荷素子と離隔して、螺旋型伝送線路の外周面と外囲器の内面の間に介在する3以上の支持体で、外囲器から離隔して支持される。そして、外囲器の軸方向に所定の間隔で外囲器の外面に接着固定された、複数の環状の磁性体を備える。
本発明によれば、ヘリックス型進行波管の外囲器と装荷素子が一体に形成され、外囲器の軸方向に所定の間隔で、複数の環状の磁性体が外囲器の外面に接着固定されているので、後の組立工程で歪みや変形が発生しにくくなり、装荷素子付き外囲器の精度を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係るヘリックス型進行波管の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係るヘリックス型進行波管のポールピース部分の断面図である。 実施の形態1に係るヘリックス型進行波管のスペーサ部分の断面図である。 本発明の実施の形態2に係るヘリックス型進行波管の構成を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係るヘリックス型進行波管の構成を示す断面図である。ヘリックス型進行波管20は、電子銃1、外囲器8、螺旋型伝送線路(以下、ヘリックスという)2およびコレクタ6を備える。外囲器8には、入力窓と出力窓が形成されている。外囲器8の外面に、環状の磁性体からなるポールピース4と環状のスペーサ10が交互に配置されて接着固定されている。スペーサ10の外側でポールピース4に挟まれるように永久磁石5が取り付けられている。永久磁石5は、スペーサ10の外側にポールピース4と交互に配置される。
ヘリックス2は、支持体9によって、外囲器8の内部に外囲器8と中心軸が一致するように、外囲器8から離隔して支持される。入力部7から電磁波が入力され、ヘリックス型進行波管20で増幅されて、出力部3から出力される。
図2は、本発明の実施の形態1に係るヘリックス型進行波管のポールピース部分の断面図である。図2は、図1のA−A線で示すポールピース4がある部分におけるヘリックス型進行波管20の断面を示す。押出成型又は切削加工などにより外囲器8の内側に、ベイン(装荷素子)11が外囲器8の中心軸に平行に形成される。図2に示す例では、ベイン11は、外囲器8の断面で互いに120°の間隔で3カ所に形成されている。外囲器8とベイン11は、押し出し成型、切削加工、または押し出し成型後の切削・研磨加工等で、一体に形成される。ベイン11の外囲器8の軸に直交する断面形状は、外囲器8の円筒の断面における径の方向の長さが、円筒の断面における周の方向の長さより短い。
図2に示す例では、ヘリックス2を支持する3つの支持体9が、外囲器8の中心軸に直交する断面で、120°の間隔で設けられている。支持体9は、外囲器8の内面とヘリックス2の外周面の間に介在し、ヘリックス2を外囲器8から離隔して支持する。また、ベイン11は外囲器8より内面に張り出す形であるがヘリックス2からは完全に離れているため、ヘリックス2と外囲器8の間は絶縁が保たれる。
ヘリックス2は、タングステン(W)等の高融点材料で形成される。支持体9は、窒化ボロン(BN)、酸化ベリリウム(BeO)等の誘電体から形成される。ポールピース4は、鉄(Fe)等の磁性体材料で形成され、永久磁石5とともに磁気回路を構成する。
ポールピース4の内径は、外囲器8の外径とほぼ同じである。外囲器8の外面にポールピース4を嵌めると、外囲器8はポールピース4によって補強され、より変形しにくくなる。ポールピース4は、外囲器8の軸方向に所定の間隔で外囲器8の外面に接着固定される。ポールピース4は接着固定されて、外囲器8に対して回転せず、また軸方向にも移動しない。そのため、磁気回路の特性は安定する。特にポールピース4を外囲器8の外面にロウ付けすると、熱伝導度が大きくなり、ヘリックス型進行波管20の放熱特性が向上する。本実施の形態では、ロウ付けは接着固定の一種であるとみなしている。
磁気回路の特性安定化および外囲器8からポールピース4への熱伝導性能向上のため、好ましくは外囲器8とポールピース4をロウ付け等により固定する。通常、ロウ付けの際に外囲器8とポールピース4の熱膨張係数の差により外囲器8に歪みが生じてしまう懸念があったが、ベイン11と外囲器8を一体化させている本構成においては、強度向上により歪みの低減効果も併せて期待できる。所望の磁気回路性能を得るためには、ポールピース4同士の間に一定の空間を設ける必要がある。実施の形態1では、銅ニッケル(Cu−Ni)合金等からなるスペーサ10を合せてロウ付け等により接合する。
図3は、本発明の実施の形態1に係るヘリックス型進行波管のスペーサ部分の断面図である。図3は、図1のB−B線で示すスペーサ10がある部分におけるヘリックス型進行波管20の断面を示す。スペーサ10の内径は、外囲器8の外径とほぼ同じである。外囲器8の外面にスペーサ10を嵌めると、外囲器8はスペーサ10によって補強され、より変形しにくくなる。スペーサ10の外側でポールピース4に挟まれるように永久磁石5が取り付けられる。
スペーサ10は、ポールピース4と交互にポールピース4の間に、ポールピース4に接して外囲器8の外面に接着固定される。スペーサ10は接着固定されて、外囲器8に対して回転せず、また軸方向にも移動しない。そのため、磁気回路の特性は安定する。特にスペーサ10を外囲器8の外面にロウ付けすると、熱伝導度が大きくなり、ヘリックス型進行波管20の放熱特性が向上する。
ヘリックス型進行波管20は、以下のように製造する。まず、外囲器8とベイン11を、押し出し成型、切削加工、または押し出し成型後の切削・研磨加工等で、一体に形成する。別に切削加工などで製作したポールピース4とスペーサ10を交互に外囲器8に嵌めて、それぞれ位置決めしながら、外囲器8の外面にロウ付けしていく。
タングステン(W)等の高融点材料でヘリックス2を形成し、窒化ボロン(BN)、酸化ベリリウム(BeO)等の誘電体から支持体9を形成する。例えば、ヘリックス2の中心軸に直行する断面において120°の間隔で、ヘリックス2の外径に接着剤を用いて支持体9を仮止めして接合体を構成する。ここで、ヘリックス2の軸に直交する断面で、接合体の支持体9の外周が、外囲器8の内径としまりばめの関係になるような寸法に、それぞれを製作しておく。ここでしまりばめとは、強圧入、焼きばめもしくは冷しばめのしめしろであるはめあいの種類をいう。例えば、穴(外囲器8の内径)の公差域クラスがH6またはH7であって、軸(接合体における支持体9の仮想径)の公差域クラスがr5またはs6、t6、u6もしくはx6であるような場合をいう。
ヘリックス2と支持体9を仮止めした接合体を外囲器8に挿入するには、支持体9の仮想径と外囲器8の内径が同じであることから、外囲器8を高温にして熱膨張を利用して挿入する方法を用いることができる。外囲器8を高温に熱することで、外囲器8が常温と比較して膨張し外囲器8の内径が大きくなる。
外囲器8を高温に保持しておき、ヘリックス2および支持体9の接合体を、常温の外部環境から高温の外囲器8へ挿入する。挿入したのち、外囲器8とヘリックス2の中心軸が一致するように保持したまま、外囲器8の温度を常温に冷却する。支持体9の仮想径は外囲器8内径としまりばめの関係にあることから、外囲器8が常温に冷却されると、しめしろ分の圧力により支持体9と外囲器8が接合される。よって支持体9と外囲器8の間に接着剤を使用せず接合することができる。
ヘリックス2および支持体9を外囲器8の内部に固定したのち、永久磁石5をポールピース4の間に取り付けて、ヘリックス2に入力部7および出力部3を接合する。電子銃1およびコレクタ6を外囲器8の端部にそれぞれ取り付ける。そして、外囲器8の内部を真空にし、入力窓と出力窓を封止すれば(図示せず)、ヘリックス型進行波管20が完成する。
外囲器8は、ポールピース4およびスペーサ10で外面から補強されているので、ヘリックス2および支持体9を内部に固定しても歪みは小さく、外囲器8の精度の低下を抑えられる。さらに、ベイン11の外囲器8の軸に直交する断面形状を、外囲器8の円筒の断面における径の方向の長さが、円筒の断面における周の方向の長さより短く形成することにより、外囲器8の加工精度が向上する。
ヘリックス2および支持体9を外囲器8に固定する方法は、上述のしまりばめには限られない。たとえば、ヘリックス2および支持体9と外囲器8を中間ばめにしておいて、接着を併用したり、ヘリックス2および支持体9と外囲器8をすきまばめにして、接着固定することもできる。
ポールピース4およびスペーサ10と外囲器8の接着固定は、ロウ付けには限られず、その他の接着方法を用いてもよい。その場合、ポールピース4およびスペーサ10の内径の寸法精度を高く加工しておくことが望ましい。ロウ付けは熱伝導以外にも、強度と耐熱安定性に優れている。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係るヘリックス型進行波管の構成を示す断面図である。実施の形態2では、実施の形態1の構成からスペーサ10が省かれている。スペーサ10の部分は空間であり、ポールピース4および永久磁石5の位置関係は、実施の形態1と変わりはない。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2でも、ポールピース4を外囲器8の外面に接着固定する。例えば、ポールピース4と外囲器8をロウ付けする。ポールピース4と外囲器8の接着固定は、ロウ付けには限られず、その他の接着方法を用いてもよい。所望の磁気回路性能を得るためには、ポールピース4同士の間に一定の空間を設ける必要がある。そのため、ポールピース4をロウ付けするときに、ポールピース4の間に空間を空けて一定に保持するように、治具を挟み込んでロウ付けを実施する。治具は、ポールピース4をロウ付けしたのちにとりはずせるよう、分割しておく。ポールピース4の間隔を所定の長さに保てばよいので、治具は全周にわたって外囲器8の外面に密着する必要はない。
実施の形態2のヘリックス型進行波管20では、スペーサ10がないので、実施の形態1に比べてさらに、スペーサ10の製造と接着固定を省略できる。その分のコストを低減することができる。
1 電子銃、2 ヘリックス(螺旋型伝送線路)、3 出力部、4 ポールピース(磁性体)、5 永久磁石、6 コレクタ、7 入力部、8 外囲器、9 支持体、10 スペーサ(非磁性体)、11 ベイン(装荷素子)、20 ヘリックス型進行波管。

Claims (12)

  1. 円筒状の外囲器と、
    前記外囲器の一方の端部に取り付けられて、前記外囲器の内部に電子ビームを照射する電子銃と、
    前記外囲器の他方の端部に取り付けられて、前記電子ビームの電子を捕捉するコレクタと、
    前記外囲器の内面に、前記外囲器の軸に平行に前記外囲器と一体に形成された複数の装荷素子と、
    前記外囲器の内部に、前記外囲器と同軸に配置される螺旋型伝送線路と、
    前記装荷素子と離隔して、前記螺旋型伝送線路の外周面と前記外囲器の内面の間に介在し、前記螺旋型伝送線路を前記外囲器から離隔して支持する3以上の支持体と、
    前記外囲器の軸方向に所定の間隔で前記外囲器の外面に接着固定された、複数の環状の磁性体と、
    を備える、へリックス型進行波管。
  2. 前記磁性体は、前記外囲器の外面にロウ付けされている、請求項1に記載のへリックス型進行波管。
  3. 前記磁性体の間に、前記磁性体に接して前記外囲器の外面に接着固定された環状の非磁性体を備える、請求項1または2に記載のへリックス型進行波管。
  4. 前記非磁性体は、前記外囲器の外面にロウ付けされている、請求項3に記載のへリックス型進行波管。
  5. 前記装荷素子の前記外囲器の軸に直交する断面形状は、前記外囲器の円筒の断面における径の方向の長さが、前記円筒の断面における周の方向の長さより短い、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のへリックス型進行波管。
  6. 前記装荷素子は、前記外囲器とともに押し出し成型された、または、前記外囲器の内面に切削加工で形成された、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のへリックス型進行波管。
  7. 前記外囲器の内径と前記3以上の支持体が内接する円の外径とが、しまりばめの関係である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のへリックス型進行波管。
  8. 円筒状の外囲器と、前記外囲器の内部に電子ビームを照射する電子銃と、前記電子ビームの電子を捕捉するコレクタと、前記外囲器の内部に前記外囲器と同軸に配置される螺旋型伝送線路と、前記螺旋型伝送線路の外周面と前記外囲器の内面の間に介在し、前記螺旋型伝送線路を前記外囲器から離隔して支持する3以上の支持体と、を備えるヘリックス型進行波管の製造方法であって、
    内径が、前記螺旋型伝送線路の外周面に接合された前記3以上の支持体が内接する円の外径と呼び径が同じである前記外囲器、および、前記外囲器の内面に前記外囲器と一体に、前記外囲器の軸に平行な複数の装荷素子、を形成する外囲器形成工程と、
    前記外囲器の円筒形の軸方向に所定の間隔で前記外囲器の外面に、磁気回路を形成する複数の環状の磁性体を接着固定する磁性体接着工程と、
    前記螺旋型伝送線路および前記螺旋型伝送線路の外周面に接合された前記支持体を、前記螺旋型伝送線路の中心軸と前記外囲器の中心軸が一致するように前記外囲器に挿入して、前記外囲器の内面に前記支持体を固定する工程と、
    を備えるヘリックス型進行波管の製造方法。
  9. 前記磁性体接着工程では、前記磁性体を前記外囲器の外面にロウ付けする、請求項8に記載のヘリックス型進行波管の製造方法。
  10. 前記磁性体接着工程では、前記磁性体の接着固定に加えて、前記磁性体の間に前記磁性体に接して、前記外囲器の外面に環状の非磁性体を接着固定する、請求項8または9に記載のヘリックス型進行波管の製造方法。
  11. 前記磁性体接着工程では、前記非磁性体を前記外囲器の外面にロウ付けする、請求項10に記載のヘリックス型進行波管の製造方法。
  12. 前記外囲器形成工程では、前記装荷素子の前記外囲器の軸に直交する断面形状は、前記外囲器の円筒の断面における径の方向の長さが、前記円筒の断面における周の方向の長さより短い複数の装荷素子を、前記外囲器とともに押し出し成型する、または、前記外囲器の内面に切削加工で形成する、請求項8ないし11のいずれか1項に記載のヘリックス型進行波管の製造方法。
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