JP2015056198A - メモリチップ、記憶装置および読み出し方法 - Google Patents

メモリチップ、記憶装置および読み出し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】読み出し時間を短縮することができるメモリチップを得ること。
【解決手段】メモリチップは、複数のワード線および複数のビット線と、ワード線およびビット線に接続される複数のメモリセルとを備えるメモリセルアレイと、第1のコマンドを受信した場合に、電源電位の供給点から接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中のピーク値が第1の値となる第1のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、リード動作期間中のオペレーション電流のピーク値が第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する制御回路と、を備える。
【選択図】図3

Description

実施形態は、メモリチップ、記憶装置および読み出し方法に関する。
半導体記憶装置の1つとして、メモリセルを複数個直列に接続してブロックを構成するNAND型フラッシュメモリ(以下、NANDメモリという)がある。NANDメモリは、高集積化及び大容量化を実現することができる不揮発性半導体記憶装置として、注目されている。
NANDメモリにおいて、データの書込みおよび読み出しは、ページとよばれる一定データ量単位で行われる。NANDメモリでは、データの読み出し時には、ページ単位で、メモリセルに格納されたデータをセンスアンプによって確定させてデータレジスタに格納し、その後、データレジスタからデータを読み出して外部に転送する。
特開2012−198949号公報
NANDメモリでは、メモリセルを直列に接続している。このため、読み出し時に、ビットラインに接続するセルの数が多くなるとセル電流が小さくなり、ビット線の電位をセンスアンプが検出する時間が長くなり、読み出し時間が長くなる。また、微細化が進むにつれ、ワード線(WL)への電圧印可時間が長くなり、そのセットアップ時間が長くなるため、読み出し時間が長くなる。
本発明の一つの実施形態によれば、メモリチップは、複数のワード線および複数のビット線と、ワード線およびビット線に接続される複数のメモリセルとを備えるメモリセルアレイと、第1のコマンドを受信した場合に、電源電位の供給点から接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中のピーク値が第1の値となる第1のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、リード動作期間中のオペレーション電流のピーク値が第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する制御回路と、を備える。
図1は、第1の実施の形態の半導体記憶装置の構成例を示す図である。 図2は、実施の形態のメモリパッケージの構成例を示す図である。 図3は、メモリチップの構成例を示すブロック図である。 図4は、メモリチップのメモリセルアレイの構成例を示す図である。 図5は、センスアンプ回路(SA)の構成例を示す図である。 図6は、選択セルが“1”の値のデータを保持している場合のビット線およびセンスノードのプリチャージの様子を示す図である。 図7は、選択セルが“1”の値のデータを保持している場合のセンス電圧の放電の様子を示す図である。 図8は、選択セルが“1”の値のデータを保持している場合のセンス電圧の放電の様子を示す図である。 図9は、選択セルが“1”の値のデータを保持している場合のセンスの様子を示す図である。 図10は、選択セルが“0”の値のデータを保持している場合のセンスの様子を示す図である。 図11は、ファストリードのコマンドシーケンスの一例を示す図である。 図12は、ピーク電流Ipの概念を示す模式図である。 図13は、実施の形態のファストリードにより読み出しを行う場合の動作手順の一例を示す図である。 図14は、第2の実施の形態の読み出し時のタイミングチャートの一例を示す図である。 図15は、ワード線電圧Vwlとビット線電圧Vblの変化の様子の一例を示す図である。 図16は、ワード線電圧Vwlとビット線電圧Vblの変化の様子の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかるメモリチップ、記憶装置および読み出し方法を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施の形態の半導体記憶装置(記憶装置)の構成例を示す図である。本実施の形態の半導体記憶装置1は、メモリコントローラ2と半導体メモリ部(不揮発性メモリ)3を備える。半導体記憶装置1は、ホスト4と接続可能であり、図1ではホスト4と接続された状態を示している。ホスト4は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末などの電子機器である。
半導体メモリ部3は、データを不揮発に記憶するNANDメモリである。半導体メモリ部3は、それぞれ並列にアクセス制御される複数(ここでは3つ)のメモリパッケージ31−1〜31−3を有し、メモリパッケージ31−1〜31−3はそれぞれ独立に信号線群(チャネルch#0〜ch#2)を介してメモリコントローラ2に接続されている。なお、ここでは、半導体メモリ部3が有するメモリパッケージの数を3としたが、半導体メモリ部3が有するメモリパッケージの数は3に限定されず、1以上であればよい。
本実施の形態では、半導体メモリ部3は、読み出しに関して、ノーマルリード(第1のリードモード)とファストリード(Fast Read)(第2のリードモード)の2種類のモードを有する。ファストリードは、詳細は後述するが、ノーマルリードよりリード時間の短いモードである。
メモリコントローラ2は、ホスト4からの書込みコマンド(要求)に従って半導体メモリ部3への書き込みを制御し、またホスト4からの読み出しコマンド(要求)に従って半導体メモリ部3からの読み出しを制御する。メモリコントローラ2は、HostI/F21、メモリI/F(メモリインタフェース)22、制御部23、符号化/復号部24を備える。符号化/復号部24は、符号化部25および復号部26を備える。HostI/F21、メモリI/F22、制御部23、符号化部25および復号部26は、内部バス20で接続されている。
HostI/F21は、ホスト4との間のインタフェース規格に従った処理を実施し、ホスト4から受信した命令、ユーザデータなどを内部バス20に出力する。また、HostI/F21は、半導体メモリ部3から読み出されたユーザデータ、制御部23からの応答などをホスト4へ送信する。
メモリI/F22は、制御部23の指示に基づいて、書込みデータを半導体メモリ部3へ書き込む処理および半導体メモリ部3からの読み出し処理を制御する。メモリI/F22は、メモリパッケージ31−1〜31−3とそれぞれ独立して信号線と接続され、チャネルごとに独立して、読み出し処理、書込み処理を実施する。
制御部23は、メモリコントローラ2の各構成要素を統括的に制御する制御部である。制御部23は、ホスト4からHostI/F21経由で命令を受けた場合に、その命令に従った制御を行う。例えば、制御部23は、ホスト4からの命令に従って、半導体メモリ部3への符号語(ユーザデータおよびパリティ)の書き込み、半導体メモリ部3からの符号語の読み出しなどを、メモリI/F22へ指示する。また、制御部23は、半導体メモリ部3からの読み出しを、ノーマルリードにより実施するかファストリードにより実施するかを決定し、復号部26によるユーザデータに誤りがあるか否かの判定結果に基づいて、リトライリードを制御する。
符号化部25は、内部バス20に転送されたユーザデータに基づいて、誤り訂正符号化処理を実施する。誤り訂正符号としては、どのような符号を用いてもよいが、例えば、BCH符号、RS(Reed-Solomon)符号等を用いることができる。符号化部25は、ページ単位で誤り訂正符号化処理を実施してパリティを生成する。すなわち、ページごとにパリティを生成する。なお、符号化部25は、複数ページ単位でパリティを生成するようにしてもよいが、この場合、あるページを読み出す場合、復号時のために、当該ページのデータに対応するパリティを生成するために用いた複数ページを読み出す。
復号部26は、半導体メモリ部3から読み出された符号語(ユーザデータおよびパリティ)に基づいてユーザデータに誤りがあるか否かを判定し、判定結果を制御部23へ通知する。復号部26は、ユーザデータに誤りの無い場合、半導体メモリ部3から読み出されたユーザデータをそのまま内部バス20へ出力する。また、ユーザデータに誤りのある場合、復号部26は、制御部23からの指示に基づいて、パリティを用いて誤り訂正を行った後にユーザデータを内部バス20へ出力する。
本実施の形態では、制御部23は、復号部26からのユーザデータに誤りがあるか否かの判定結果に基づいて、リトライリードを行うか否かを判断する。
次に、本実施の形態のファストリードについて説明する。図2は、本実施の形態のメモリパッケージ31−1の構成例を示す図である。メモリパッケージ31−2,31−3もメモリパッケージ31−1と同様の構成である。メモリパッケージ31−1は、4つのメモリチップ40(Chip#0〜Chip#3)を有する。なお、メモリパッケージ31−1が有するメモリチップの数は、4に限定されず、1以上であればよい。各々のメモリチップ40では、ページと言われるデータ単位でデータの書き込み、および読み出しが行われる。図示するように、メモリパッケージ31−1には、メモリチップ40を制御するための制御信号線と、コマンド、アドレス、およびデータが送信されてくるI/O(Input/Output)信号線と、電位供給線とが接続されている。なお、制御信号線は、チップイネーブル信号(CE)、コマンドラッチイネーブル信号(CLE)、アドレスラッチイネーブル信号(ALE)、ライトイネーブル信号(WE)、リードイネーブル信号(RE)、ライトプロテクト信号(WP)、レディービジー信号(RY/BY)を含む。また、電位供給線は、電源電位Vcc、インタフェース回路用電源電位Vccqおよび接地電位Vssを供給する。図示するように、制御信号線およびI/O信号線はメモリパッケージ31−1内で共通配線となっている。ここでは、I/O信号線は、一例として8ビットの信号線であるとするが、I/O信号線の伝送幅は8ビットに限定しない。
図3は、メモリチップ40の構成例を示すブロック図である。図示するように、メモリチップ40は、I/O信号処理回路41、制御信号処理回路42(制御回路)、チップ制御回路43、コマンドレジスタ44、アドレスレジスタ45、データレジスタ46、メモリセルアレイ(記憶領域)47、カラムデコーダ48、センスアンプ49、ロウデコーダ50、RY/BY生成回路51を備えている。I/O信号処理回路41には、Vccq、Vssが供給され、他の回路には、Vcc、Vssが供給される。
チップ制御回路43は、制御信号処理回路42を介して受信する各種制御信号に基づいて状態(ステート)遷移する状態遷移回路(ステートマシン)であって、メモリチップ40全体の動作を制御する。RY/BY生成回路51は、チップ制御回路43による制御の下でRY/BY信号線の状態をレディー状態(RY)とビジー状態(BY)との間で遷移させる。
I/O信号処理回路41は、I/O信号線を介してメモリコントローラ2との間でI/O信号を送受信するためのバッファ回路である。具体的には、I/O信号処理回路41は、I/O信号をデータ転送装置1に送り出すための出力バッファと、I/O信号をメモリチップ40内部に取り込むための入力バッファ61とを備えている。
図4は、メモリチップ40のメモリセルアレイ47の構成例を示す図である。図4の場合、i個の直列接続されたメモリセルMC0〜MCi−1からなるメモリストリングスMSTRとその両端に接続された選択ゲートトランジスタS0、S1によってメモリセルユニットが構成されている。選択ゲートトランジスタS0のソースは、共通ソース線CE LSRCに接続され、選択ゲートトランジスタS1のドレインはビット線BL(BL0〜 BLj−1)に接続される。メモリセルMC0〜MCi−1の制御ゲートはそれぞれワード線WL(WL0〜WLi−1)に接続され、選択ゲートトランジスタS0、S1のゲートは、選択ゲート線SGS、SGDに接続される。読み出しが行われるメモリセルは、選択ゲート線SGS、SGDとビット線により選択される。センスアンプ49は、図4に示すように複数のセンスアンプ回路(SA:図4のSA0〜SAj−1)を備える。
図5は、本実施の形態のセンスアンプ回路(SA)の構成例を示す図である。図5では、本実施の説明に用いる要素を図示している。ここでは、全てのビット線を同時にセンスするABL(All Bit Line)方式の例を説明する。センスアンプ回路は、nMOSトランジスタT1〜T3、SEN容量(センスノード(図5の黒丸)に接続されるcapacitor)およびラッチ回路を備える。nMOSトランジスタT1,T2,T3のゲート電圧をそれぞれ、BLX、BLC、XXLとする。nMOSトランジスタT1〜T3の閾値をVtとする。
図6は、SAが接続されたビット線に接続されたメモリセルユニットにおける選択セルが“1”の値のデータを保持している場合のビット線およびセンスノードのプリチャージの様子を示す図である。例えば、BLX=Vt+0.9V、BLC=Vt+0.65V、XXL=Vt+1.15Vとして、ビット線に0.65Vをプリチャージし、センスノード(SEN)に2.5Vをプリチャージする。COM電圧はT1でクランプされ、0.9Vである。メモリセルは、データが“1”、すなわちオンの状態であるため、電流を流しながらビット線およびセンスノードをプリチャージする。
図7、8は、選択セルが“1”の値のデータを保持している場合のセンス電圧の放電の様子を示す図である。図6で述べたプリチャージの後、図7(1)に示すように、SENの充電を行う。次に、図7(2)に示すように、電流Aに引っ張られて電流Bが流れる。このため、SEN電圧は、放電により0.9Vとなる。セル電流(電流A)は、流れた状態のままとなるため、ソース線ノイズ(浮き)が大きく、セル電流の流れにくいセルは後述のラッチ動作が正しく行われない可能性がある。このため、通常のセンスでは2回の読み出し(2回のセンス)が必要となる。なお、ソース線は全ブロック共通である。1回目の読み出しでは、セル電流の流れやすいセルを読み出し、2回目の読み出しでは、ソース線ノイズを減らし電流の流れにくいセルを読み出す。
次に、図8(1)に示すように、SEN電圧が0.9Vとなり、電流Aに引っ張られ、COM電圧が0.9Vより低下する。図8(2)に示すように、電流Cが流れ出し、COM電圧を充電する。結果的に図8(3)に示すように、COM電圧は0.9Vに保持される。ビット線電圧は、0.65Vに保持される。すなわち、SEN電圧の放電中にビット電圧の変動は無い。このため、隣接ビット線をシールドする必要がない。
図9は、選択セルが“1”の値のデータを保持している場合のセンスの様子を示す図である。図7、8のセンス電圧の放電の後、SEN電圧は0.9Vより低下すると、図9(1)に示すようにVddに接続するスイッチがONとなるとSAにVddが供給され、ラッチ回路にVddが保持されるラッチされる。ラッチ回路にVddが保持されると、図9(2)に示すように、セル電流のためのVddの供給が停止され、Vssの放電を開始する。これにより、図9(3)に示すように、ビットライン電圧とSEN電圧が放電される。ここまでの動作で、1回目のセンスが終了する。このように、センスアンプ回路は、SEN電圧の低下により、ラッチ回路にVddがラッチされた場合、選択セルの値は“1”であると検出することができる。
図10は、選択セルが“0”の値のデータを保持している場合のセンスの様子を示す図である。選択セルが“0”の値の場合に、図6と同様にプリチャージが行われる。選択セルが“0”の値の場合、すなわちメモリセルがオフであるため、SEN電圧の放電は行われずSEN電圧は2.5Vである。図10(3)に示すように、BL電圧は0.65Vに保持される。この状態で、図10(1)のスイッチをオンにしても、ラッチ回路はVssを保持する。そして、図10(2)に示すように、ラッチ回路はVssを保持していることにより、Vddの供給もされ続け、Vssの放電もされない。センスアンプ回路は、ラッチ回路にVssが保持された場合に、選択セルの値は“0”であると検出することができる。
上述のように、通常(ノーマルモード時)は、セル電流の流れにくいセルを考慮して、センス動作が2回行われる。これに対し、ファストリード時には、センス回数を1回とする。これにより、読み出しの所要時間をノーマルリードより短くすることができる。なお、ここでは、ノーマルリードのセンス回数を2回としファストリードのセンス回数を1回としているが、センス回数は、これに限らずノーマルリードよりファストリードの方が少なければよい。また、ファストリード時には、センス時間(SENの放電時間)を短くすることでも読み出し時間を短くすることができる。
図11は、ファストリードのコマンドシーケンスの一例を示す図である。図11は、半導体メモリ部3のメモリセルとして、2ビット/セルのMLCを用いる例について説明する。なお、図11の上側には、ファストリードのコマンドシーケンスの一例を示し、図11の下側には、ノーマルリードのコマンドシーケンスの一例を示している。図11に示すように、ファストリードでは、ノーマルリードのコマンドシーケンスに対し、先頭にXXh(XXは任意の値)を追加している。ファストリードの場合、先頭のXXhの後に、リードであることを示す00hと30hのコマンドの間に、5サイクルのアドレス(Add)が配置される。30hのコマンドの後に、データの書込み動作(Read Operation)が実施される。データ(ユーザデータおよびパリティ)の読み出し動作では、図11の上側のファストリードの場合は、ファストリード動作(Fast Read Operation)が実施され、下側のノーマルリードの場合は、ノーマルリード動作(Normal Read Operation)が実施される。ファストリード動作の所要時間tR(READ transfer time)は、上述したとおりノーマルリードの場合に比べセンス時間の短縮および/またはセンス回数の低減が実施されるため、ノーマルリード動作の所要時間より短い。SLC(Single Level Cell)の場合、TLC(Triple Level Cell)の場合等も同様に、ファストリードでは、ノーマルリードの場合のコマンドシーケンスの先頭にXXhを追加するようにすればよい。なお、図11のコマンドシーケンスは一例であり、ノーマルリードとファストリードを区別できるようなシーケンスであれば、どのようなものを用いてもよい。
また、ファストリードとノーマルリードのどちらとするか(読み出し方法)の指定は、上記のようにコマンドを用いる例に限定されず、パラメータセット(内部パラメータの変更)により指定するようにしてもよい。ファストリードとノーマルリードのどちらとするか(読み出し方法)の決定は、メモリコントローラ2の制御部23が実施する。メモリコントローラ2の制御部23は、コマンドを用いる場合、読み出し方法をメモリI/F22へ指示する。メモリI/F22は、制御部23からの指示にしたがって対応するコマンドを半導体メモリ部3へ入力する。半導体メモリ部3では、制御信号処理回路42が、受信したコマンドに従って、センスアンプ49等を制御し、ノーマルリードまたはファストリードの動作を実現する。パラメータセットにより指定する場合、制御部23は、読み出し方法を変更する際に、メモリI/F22経由で半導体メモリ部3に対して内部パラメータの変更を指示する。
本実施の形態のファストリードでは、センスアンプ回路によるセンス時間を短くしているため、VccからVssへ流れる電流Ioperation(オペレーション電流)のリード動作期間中のピーク電流Ip(ピーク値)がノーマルリードより大きくなる。図12は、ピーク電流Ipの概念を示す模式図である。ファストリードでは、このようなピーク電流Ipが、ノーマルリードの場合より大きくなる。また、VccからVssへ流れる電流Ioperation(オペレーション電流)のリード動作期間中の平均電流Iave(平均値)もノーマルリードより大きくなる。
以上のように、ファストリードでは、リード動作のtRを短くするが、一方で、センス時間を短くおよび/またはセンス回数を少なくしているため、ノーマルリードに比べて、読み出したデータの精度が低下する。これについては、以下に示すように読み出したデータに誤りがあった場合に、リトライリードを実施することにより補償する。
図13は、本実施の形態のファストリードにより読み出しを行う場合の動作手順の一例を示す図である。図13に示すように、メモリコントローラ2の制御部23は、ファストリードを行う場合、メモリI/F22へファストリードによるデータ(ユーザデータおよびパリティ)の読み出しを指示する(ステップS1)。メモリI/F22は、半導体メモリ部3へファストリードコマンドを入力し(またはパラメータセットし)、半導体メモリ部3からユーザデータおよびパリティを読み出す。
メモリコントローラ2の制御部23は、復号部26へ復号処理の開始を指示し、復号部26は、半導体メモリ部3から読み出されたユーザデータおよびパリティに基づいて、誤り検出処理を実施し、ユーザデータの誤りの有無を制御部23へ通知する(ステップS2)。
制御部23は、復号部26からの通知に基づいてユーザデータに誤りがあったか否かを判断し(ステップS3)、誤りがあった場合(ステップS3 Yes)、リトライリードとしてノーマルリードによるデータ(ユーザデータおよびパリティ)の読み出し(再読み出し)を指示する(ステップS4)。メモリコントローラ2の制御部23は、復号部26へ復号処理の開始を指示し、復号部26は、半導体メモリ部3からノーマルリードにより読み出されたユーザデータおよびパリティに基づいて、誤り検出処理を実施し、ユーザデータの誤りの有無を制御部23へ通知する(ステップS5)。
制御部23は、復号部26からの通知に基づいてユーザデータに誤りがあったか否かを判断し(ステップS6)、誤りがあった場合(ステップS6 Yes)、リトライリードをN(Nは1以上の整数)回実施したか否かを判断する(ステップS7)。リトライリードをN回実施した場合、復号部26へ誤り訂正処理の実施を指示する(ステップS8)。復号部26は、読み出されたユーザデータおよびパリティに基づいて誤り位置を算出し、算出した位置のビット値を反転させることにより誤り訂正処理を実施する。そして、制御部23は、ユーザデータ(誤り訂正処理後のユーザデータ、または誤りの無い場合には、読み出したユーザデータ)をHostI/F21経由でホスト4へ送信し(ステップS9)、処理を終了する。
ステップS3で誤りが無い場合(ステップS3 No)、およびステップS6で誤りが無い場合(ステップS6 No)は、ステップS9へ進む。ステップS7でリトライリードをN回実施していない場合(ステップS7 No)、ステップS4へ戻る。
なお、図13の例では、リトライリードとして、ノーマルリードを実施するようにしたが、N回のリトライのうち1回以上を、ノーマルリードと異なる読み出し電圧を用いてリードするシフトリードとしてもよい。例えば、1回目のリトライリードをノーマルリードとし、2回目のリトライリードをシフトリードとするようにしてもよい。また、Read時間を延ばすことにより、更に信頼性の高いReadを行うリトライリードをするようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、センスアンプ回路のセンス時間および/またはセンス回数を削減することにより、リード動作のtRをノーマルリードより短くするようにした。このため、リード動作を高速化することができ、ランダムリード性能を向上させることができる。また、読み出しデータに誤りがある場合には、ノーマルリードによるリトライリードを実施することによりデータの読み出し精度の低下を防ぐことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施の形態の読み出し方法について説明する。本実施の形態の半導体記憶装置は、第1の実施の形態の半導体記憶装置1の構成と同様である。以下、第1の実施の形態と異なる点を説明する。第1の実施の形態と同様の機能を有する構成要素については、重複する説明を省略する。第1の実施の形態と同様の機能を有する構成要素は、第1の実施の形態と同一の符号を用いて説明する。
第1の実施の形態では、センスアンプ回路のセンス時間および/またはセンス回数を削減することによりリード動作のtRを短くした。本実施の形態のファストリードでは、BL充電時間および/またはWL充電時間をノーマルリードより短くすることにより、リード動作のtRを短くする。この場合も、ファストリードでは、オペレーション電流のピーク電流Ipおよび平均電流Iave(平均値)が、ノーマルリードの場合より大きくなる。
図14は、本実施の形態の読み出し時のタイミングチャートの一例を示す図である。ここでは、WL66に接続されるメモリセルを読み出すとして説明する。tA100〜tA101は初期状態である。初期状態から、時刻tA101〜tA102の期間で、選択ゲート線SGS及びSGDを電圧Vsg(例えば、3.5V)まで昇圧する。また、ワード線WL3〜WL66を電圧Vread(例えば、6V)まで昇圧する。その結果、ビット線BLと共通ソース線CELSRCが電気的に接続され、メモリセルMCのチャネル電位が初期化される。但し、時刻tA101〜tA102の期間のSGS/SGD/選択WL/非選択WLの電圧印可は省略される、または他のタイミングに変更される場合もある。
続いて、時刻tA102〜tA103の期間で、選択ワード線WL66を例えば電圧Vss(0V)まで放電させる。続いて、時刻tA103〜tA104の期間で、ビット線BLを電圧Vbl(例えば、0.5V)まで充電する。続いて、時刻tA104〜tA105の期間で、選択ワード線WL66にデータの読み出しに必要な電圧Vcg(例えば、0.5V)を印加する。その結果、選択メモリセルMC66に記憶されたデータに応じてビット線BLの電圧が変化する。この電圧の変化をセンスアンプ回路SAで検知することでデータの値を判別する。尚、このtA104〜tA105の期間がセンス時間となり、第1の実施の形態で述べたセンス時間を短縮する例では、Fast Read時にはこのセンス時間を短くすることにより、読み出し時間を短縮する。
続いて、時刻tA105〜tA106の期間で、ビット線BLを例えば電圧Vss(0V)まで放電させる。最後に、時刻tA106〜tAeの期間で、選択ゲート線SGD、SGS及びワード線WL3〜WL66の電圧を放電する。
以上の動作を行う際に、非選択WL(図14では、WL3、WL64)電圧をノーマルリードとファストリードとで異なる値とする。図14のノーマルリード電圧100は、ノーマルリード時の非選択WL電圧のプロファイル例を示し、ファストリード電圧101は、のファストリード時の非選択WL電圧のプロファイル例を示す。図14に示すように、非選択WL電圧Vreadを、ファストリード時にはノーマルリード時より高くする、または、Vreadを転送するトランジスタの供給能力を上げる。これにより、WL充電時間が、ノーマルリードでは、tA101〜tA102であるのに対し、ファストリードでは、tA101〜tA107に短縮することができる。また、tA102〜tA103も短縮することが可能となる。このため、ファストリードでは、図t107の後に、ノーマルリードにおけるtA102以降の処理を実施することができ(図14では、図の共通化のため、ファストリードにおけるtA102以降の処理を前倒ししたプロファイルは省略)、全体として、tA101〜tA103の所要時間を短縮することができる。
以上の動作を行う際に、BL電圧をノーマルリードとファストリードとで異なる値とする。図14のノーマルリードBL電圧102は、ノーマルリード時のBL電圧のプロファイル例を示し、ファストリードBL電圧103は、のファストリード時のBL電圧のプロファイル例を示す。図14に示すように、Vblを、ファストリード時にはノーマルリード時より高くする。これにより、BL充電時間が、ノーマルリードでは、tA103〜tA104であるのに対し、ファストリードでは、tA103〜tA108に短縮することができる。これにより、ファストリードでは、tA108の後に、ノーマルリードにおけるt104以降の処理を実施することができ(図14では、図の共通化のため、ファストリードにおけるtA104以降の処理を前倒ししたプロファイルは省略)、全体として、「tA103〜tA104の所要時間」−「tA103〜tA108の所要時間」だけ読み出し時間を短縮することができる。
また、上記の例では、Vread、Vblの値を変更してWL充電時間の短縮とBL充電時間を短縮するようにしたが、Vread、Vblに昇圧させるための傾き(dV/dt:電圧時間変化率)を増加させることにより、WL充電時間、BL充電時間を短縮するようにしてもよい。また、Vblファストリードにおいて、以上述べたWL充電時間の短縮とBL充電時間の短縮との両方を実施してもよいし、一方を実施してもよい。また、その他のセンス方法でも同様のコンセプトで時短が可能である。例えば、同様に、BL放電時間および/またはWL放電時間を短縮してもよい。BL充電時間および/またはWL充電時間とBL放電時間および/またはWL放電時間の両方を短縮するようにしてもよい。
図15、16は、ワード線電圧Vwlとビット線電圧Vblの変化の様子の一例を示す図である。図15は、MLC(2bit/セル)のupperページを読み出す例を示し、図16はTLC(3bit/セル)の読み出し例である。MLCの読出し閾値をA,B,Cとし、TLCの読出し閾値をA,B,…,Gとしている。本実施例では、選択WL電圧の変更タイミング、BL電圧のリカバリータイミング、または、WL/BL電圧のリカバリータイミングをNormal Readに対して、Fast Readでは時短することにより、読み出し時間を短縮することができる。
以上述べた以外の本実施の形態の動作およびリードコマンドは、第1の実施の形態と同様である。第1の実施の形態の図13で示したように、リトライリードを実施することにより、データの読み出し精度の劣化を防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態では、BL充電時間、WL充電時間、BL放電時間、およWL放電時間のうち少なくともいずれか1つを短くすることにより、ファストリード動作のtRをノーマルリードより短くするようにした。このため、リード動作を高速化することができ、ランダムリード性能を向上させることができる。また、読み出しデータに誤りがある場合には、ノーマルリードによるリトライリードを実施することによりデータの読み出し精度の低下を防ぐことができる。また、ファストリードにおいて、本実施の形態で述べたBL充電時間および/またはWL充電時間の短縮と実施の形態1で述べたセンス回数の削減との両方を行うようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 半導体記憶装置、2 メモリコントローラ、3 半導体メモリ部、22 メモリI/F、23 制御部、25 符号化部、26 復号部、40 メモリチップ、42 制御信号処理回路、47 メモリセルアレイ、49 センスアンプ。

Claims (20)

  1. 複数のワード線および複数のビット線と、前記ワード線およびビット線に接続される複数のメモリセルとを備えるメモリセルアレイと、
    第1のコマンドを受信した場合に、電源電位の供給点から接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中のピーク値が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流のピーク値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する、または、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流のピーク値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する制御回路と、
    を備えることを特徴とするメモリチップ。
  2. 複数のワード線および複数のビット線と、前記ワード線およびビット線に接続される複数のメモリセルとを備えるメモリセルアレイと、
    第1のコマンドを受信した場合に、電源電位の供給点から接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中のピーク値が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流の平均値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する、または、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流の平均値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する制御回路と、
    を備えることを特徴とするメモリチップ。
  3. 前記メモリセルに格納されたデータ値を検出するセンスアンプ回路、
    を備え、
    前記第2のリードモードにおける前記センスアンプ回路によるデータ値を検出する動作であるセンス動作の回数が、前記第1のリードモードにおける前記センス動作の回数より少ないことを特徴とする請求項1または2に記載のメモリチップ。
  4. 前記第2のリードモードにおける前記ワード線の充電時間が、前記第1のリードモードにおける前記ワード線の充電時間より短いことを特徴とする請求項1、2または3に記載のメモリチップ。
  5. 前記第2のリードモードにおける非選択ワード線の電圧が、前記第1のリードモードにおける非選択ワード線の電圧より大きいことを特徴とする請求項4に記載のメモリチップ。
  6. 前記第2のリードモードにおける前記ワード線の充電時間時のワード線電圧の時間変化率が、前記第1のリードモードにおける前記ワード線の充電時間時のワード線電圧の時間変化率より大きいことを特徴とする請求項4に記載のメモリチップ。
  7. 前記第2のリードモードにおける前記ビット線の充電時間が、前記第1のリードモードにおける前記ビット線の充電時間より短いことを特徴とする請求項1、2または3に記載のメモリチップ。
  8. 前記第2のリードモードにおける前記ビット線の充電後のビット線電圧が、前記第1のリードモードにおける前記ビット線の充電後のビット線電圧より大きいことを特徴とする請求項7に記載のメモリチップ。
  9. 前記第2のリードモードにおける前記ビット線の充電時間時のビット線電圧の時間変化率が、前記第1のリードモードにおける前記ビット線の充電時間時のビット線電圧の時間変化率より大きいことを特徴とする請求項7に記載のメモリチップ。
  10. 前記第2のリードモードにおける前記ワード線の放電時間が、前記第1のリードモードにおける前記ワード線の放電時間より短いことを特徴とする請求項1、2または3に記載のメモリチップ。
  11. 前記第2のリードモードにおける前記ビット線の放電時間が、前記第1のリードモードにおける前記ビット線の放電時間より短いことを特徴とする請求項1、2または3に記載のメモリチップ。
  12. 1つ以上のメモリチップを有する不揮発性メモリと前記不揮発性メモリを制御するメモリコントローラとを備える記憶装置であって、
    前記メモリチップは、
    複数のワード線および複数のビット線と、前記ワード線およびビット線に接続される複数のメモリセルとを備えるメモリセルアレイと、
    第1のコマンドを受信した場合に、前記メモリチップへの電源電位の供給点から前記メモリチップへの接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中のピーク値が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流のピーク値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する制御回路と、
    を備え
    前記メモリコントローラは、
    前記メモリチップへの書き込み、および前記メモリチップからの読み出しを制御するメモリインタフェースと、
    前記メモリチップからのデータの読み出し時に、前記第1のコマンドまたは前記第2のコマンドを前記メモリチップへ送信するよう前記メモリインフェースへ指示する制御部と、
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  13. 1つ以上のメモリチップを有する不揮発性メモリと前記不揮発性メモリを制御するメモリコントローラとを備える記憶装置であって、
    前記メモリチップは、
    複数のワード線および複数のビット線と、前記ワード線およびビット線に接続される複数のメモリセルとを備えるメモリセルアレイと、
    第1のコマンドを受信した場合に、前記メモリチップへの電源電位の供給点から前記メモリチップへの接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中の平均値が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施し、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流の平均値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施する制御回路と、
    を備え
    前記メモリコントローラは、
    前記メモリチップへの書き込み、および前記メモリチップからの読み出しを制御するメモリインタフェースと、
    前記メモリチップからのデータの読み出し時に、前記第1のコマンドまたは前記第2のコマンドを前記メモリチップへ送信するよう前記メモリインフェースへ指示する制御部と、
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  14. 前記メモリコントローラは、
    前記メモリチップへ書き込むデータを誤り訂正符号化してパリティを生成する符号化部と、
    前記メモリチップより読み出された前記データおよび前記パリティを復号する復号部と、
    を備え、
    前記メモリインタフェースは、前記データおよび前記パリティを前記メモリチップへ書き込むよう制御し、前記メモリチップから前記データおよび前記パリティを読み出すよう制御し、
    前記復号により前記データに誤りが検出された場合、前記制御部は、前記第1のコマンドまたは第2のコマンドにより誤りが検出されたデータおよび対応するパリティの再読み出しを実施するようメモリインタフェースへ指示することを特徴とする請求項12または13に記載の記憶装置。
  15. 前記復号部が前記再読み出しされた前記データおよび前記パリティを復号して、前記データに誤りが検出された場合、前記制御部は、再読み出しの回数が所定の回数となるまで再読み出しを繰り返すよう制御し、前記再読み出しの回数が所定の回数となった場合、前記復号部に対して前記データの誤り訂正処理を実施するよう指示することを特徴とする請求項14に記載の記憶装置。
  16. 前記制御部は、前記第3のコマンドを前記メモリチップへ送信するよう前記メモリインフェースへ指示し、
    前記制御回路は、前記第3のコマンドを受信した場合に、前記第1のリードモードの読み出し電圧と異なる読み出し電圧を用いる第3のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施し、
    前記所定の回数の再読み出しのうち1回以上を前記第1のコマンドによる再読み出しとすることを特徴とする請求項15に記載の記憶装置。
  17. 前記制御部は、前記第3のコマンドを前記メモリチップへ送信するよう前記メモリインフェースへ指示し、
    前記制御回路は、前記第3のコマンドを受信した場合に、前記第1のリードモードの読み出し電圧と異なる読み出し電圧を用いる第3のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施し、
    前記所定の回数の再読み出しのうち1回以上を前記第3のコマンドによる読み出しとすることを特徴とする請求項15または16に記載の記憶装置。
  18. 前記制御部は、前記第3のコマンドを前記メモリチップへ送信するよう前記メモリインフェースへ指示し、
    前記制御回路は、前記第3のコマンドを受信した場合に、前記第1のリードモードより読み出し時間の長い第3のリードモードによりメモリセルからの読み出しを実施し、
    前記所定の回数の再読み出しのうち1回以上を前記第3のコマンドによる読み出しとすることを特徴とする請求項15または16に記載の記憶装置。
  19. 複数のメモリセルを備える1つ以上のメモリチップを有する不揮発性メモリと前記不揮発性メモリを制御するメモリコントローラとを備える記憶装置における読み出し方法であって、
    前記メモリコントローラが、前記メモリチップからのデータの読み出し時に、第1のコマンドまたは第2のコマンドを前記メモリチップへ送信する第1のステップと、
    前記メモリチップが、第1のコマンドを受信した場合に、前記メモリチップへの電源電位の供給点から前記メモリチップへの接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中のピーク値が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施する第2のステップと、
    前記メモリチップが、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流のピーク値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施する第3のステップと、
    を含むことを特徴とする読み出し方法。
  20. 複数のメモリセルを備える1つ以上のメモリチップを有する不揮発性メモリと前記不揮発性メモリを制御するメモリコントローラとを備える記憶装置における読み出し方法であって、
    前記メモリコントローラが、前記メモリチップからのデータの読み出し時に、第1のコマンドまたは第2のコマンドを前記メモリチップへ送信する第1のステップと、
    前記メモリチップが、第1のコマンドを受信した場合に、前記メモリチップへの電源電位の供給点から前記メモリチップへの接地電位の供給点へ流れる電流であるオペレーション電流のリード動作期間中の平均値が第1の値となる第1のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施する第2のステップと、
    前記メモリチップが、第2のコマンドを受信した場合に、前記リード動作期間中の前記オペレーション電流の平均値が前記第1の値より大きい第2の値となる第2のリードモードにより前記メモリセルからの読み出しを実施する第3のステップと、
    を含むことを特徴とする読み出し方法。
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