JP2015056134A - 自律走行制御システム - Google Patents

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Yuko Okada
祐子 岡田
幸彦 小野
Yukihiko Ono
幸彦 小野
渡邊 淳
Atsushi Watanabe
淳 渡邊
石本 英史
Hidefumi Ishimoto
英史 石本
佐藤 隆之
Takayuki Sato
隆之 佐藤
藤田 浩二
Koji Fujita
浩二 藤田
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Abstract

【課題】オペレータの乗降途中や車両から離れる退避行動中に、車両の自動運転が開始されないようにすることができる自律走行制御システムを提供する。【解決手段】自律走行制御システムは、鍵を認証する第1の鍵認証部2、自律走行車両の手動モードと自動モードを切替える手動/自動切替部3、鍵を認証する第2の鍵認証部10、手動走行開始と自動走行開始を切替える手動/自動開始選択部11、自律走行車両の駆動を制御する車体制御装置15を備える。車体制御装置15は、第1の鍵認証部2によって鍵が認証され、手動/自動切替部3によって手動モードから自動モードに切り替えられ、第2の鍵認証部10によって鍵が認証され、手動/自動開始選択部11によって手動走行開始から自動走行開始へ切り替えられた場合、自律走行車両を自動走行させる。【選択図】図3

Description

本発明は、手動運転と自律運転を切り替えて運転可能な鉱山用ダンプトラックなどの自律走行車両を制御する自律走行制御システムに関する。
鉱山では、掘削した土砂をショベルがダンプトラック(以下ダンプと略す)へ積込み、ダンプが放土場へ搬送し、放土場にて排出した後、ダンプは再び積込み場へ戻るという作業を繰り返す。また、露天掘り鉱山では、すり鉢状に掘り進んだ掘削面に搬送路が設けられるため、搬送路は片側が切羽、片側が崖となることが多い。
このような環境でダンプのオペレータが運転を誤ると、切羽への衝突や崖からの落下などの大事故につながる危険がある。さらに、鉱山用ダンプのオペレータは、採掘現場と放土場を繰り返し往復するという単調な作業を長時間行うため、居眠り運転や疲労の蓄積などによる運転ミスが発生するリスクが高い。これらの事情に鑑み、近年、オペレータを必要とせずに走行が可能な自律走行ダンプが注目されている。
このような自律走行ダンプでは、通常は無人で自動運転されるが、保守点検などではオペレータがダンプへ乗車して手動運転にて各種作業を行い、その後自動運転へ切り替えて無人走行させる。この時、オペレータは、自動運転開始前にダンプから下車し、安全な場所へ退避する。
一方、自律走行車両のモード切替に関し、不正な手段によってセルフモードから手動走行モードに移行してしまうのを阻止することができる走行モード切替装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、特許文献1には、キースイッチのキー位置がセルフ位置から移動してセルフ位置と他のキー位置との間に位置付けられた後は手動走行モードへの切替えを阻止する不正操作阻止手段(異常検出判断処理部)を備えることが記載されている。
また、工事現場等の共通のフィールド内で作業機と作業者が所定範囲内に接近したのを自動検知して警報を出力し、作業機のオペレータもしくは作業者に注意を促すようにして接触事故等を未然に防ぐことができる接近警報システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
ここで、特許文献2には、作業者もしくは作業機の一方には、所定の出力レベルで長波または中波の周波数帯の信号を無線出力する発信手段を備え、他方の作業機もしくは作業者では、前記発信手段と誘導的な結合関係を有し前記信号を受信する手段を備えて、該受信手段で受信した信号の強度が所定の基準強度を上回るものであれば警報を出力するようにし、また、作業者と作業機の双方に通話手段を備えて、接近に伴いお互いに注意や指示を交わすことができることが記載されている。
特開2000−207024号公報 特開平7−168987号公報
鉱山用ダンプは巨大であるため乗降に時間がかかり、また車体から離れるのにも時間がかかることから、オペレータがダンプ乗降途中や退避中に自動運転が開始されないようにする必要がある。
特許文献1に開示された走行モード切替装置では、不正な手段によって自動走行から手動走行モードに移行してしまうのを阻止することができる。しかしながら、手動走行モードから自動走行モードまたは自動走行モードから手動走行モードへの切替時に、切替と同時に作業車が走行動作することを未然に防ぐことについては考慮されていない。
また、特許文献2に開示された接近警報システムでは、オペレータと作業車との接触事故等を未然に防ぐことができる。しかしながら、オペレータが作業車へ乗降途中に作業車が動作することを防ぐことについては考慮されていない。
本発明の目的は、オペレータの乗降途中や車両から離れる退避行動中に、車両の自動運転が開始されないようにすることができる自律走行制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、鍵を認証する第1の鍵認証部と、自律走行車両の手動モードと自動モードを切替える手動/自動切替部と、前記鍵を認証する第2の鍵認証部と、手動走行開始と自動走行開始を切替える手動/自動開始選択部と、前記自律走行車両の駆動を制御する車体制御装置と、を備え、前記車体制御装置は、前記第1の鍵認証部によって前記鍵が認証され、前記手動/自動切替部によって前記手動モードから前記自動モードに切り替えられ、前記第2の鍵認証部によって前記鍵が認証され、前記手動/自動開始選択部によって手動走行開始から自動走行開始へ切り替えられた場合、前記自律走行車両を自動走行させるようにしたものである。
本発明によれば、オペレータの乗降途中や車両から離れる退避行動中に、車両の自動運転が開始されないようにすることができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態である自律走行制御システムに用いられる自律走行ダンプの使用状況を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプを制御する自律走行制御システムの全体概要を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプを制御する自律走行制御システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態である自律走行制御システムに用いられるモード切替キーボックスの構成図である。 手動モードから自動モードへ切り替える際の、本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプを制御する自律走行制御システムの動作を説明するための図である。 図5に示した自律走行制御システムの動作状態を整理した表である。 自動モードから手動モードへ切り替える際の、本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプを制御する自律走行制御システムの動作を説明するための図である。 図7に示した自律走行制御システムの動作状態を整理した表である。 本発明の第2の実施形態である自律走行ダンプを制御する自律走行制御システムの構成図である。 本発明の第2の実施形態である自律走行ダンプを制御する自律走行制御システムに用いられるデータベースの構成図である。 モード切替パネルから走行開始選択管理パネルへ送信される無線データの例を示す図である。 走行開始選択管理パネルからモード切替パネルへ送信される無線データの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態である自律走行ダンプを制御する自律走行制御システムの動作を示すフローチャートである。 第1の変形例である自律走行制御システムに用いられる自律走行ダンプと自律支援車両を説明するための図である。 第2の変形例である自律走行制御システムの構成図である。 第3の変形例である自律走行制御システムの構成を説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図8を用いて、本発明の第1の実施形態である自律走行車両を制御する自律走行制御システムの構成及び動作を説明する。ここで、自律走行車両は、例えば、鉱山用ダンプトラック(以下、自律走行ダンプという)である。
最初に、図1を用いて、自律走行ダンプ14の使用状況を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態である自律走行制御システムに用いられる自律走行ダンプ14の使用状況を説明するための図である。
図1に示すように、鉱山には、大型ショベルEXで表土や鉱石を掘削して自律走行ダンプ14へ積込む積込場S1、積込んだ土砂を排出する放土場S2、自律走行ダンプ14が待機する駐機場S3、それらの間を結ぶ搬送路CSがある。鉱山運行管制局50(以下、管制局という)は鉱山内を運行する車両の管理を行う。
鉱山の各場所には、ショベルEXや自律走行ダンプ14の他に、路面を整備する作業車WL、水を撒く散水車、鉱山内を巡回するパトロール車などが走行している。各車両は無線を備え、管制局50の無線システム51と通信し、管制局50から運行を管理される。
次に、図2を用いて、自律走行制御システムの全体概要を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムの全体概要を説明するための図である。ここでは、自動運転と手動運転の切替えに関する基本的な構成を説明する。
自律走行制御システムは、管制局50、無線システム51、自律走行ダンプ14の車両本体14B、車体制御装置15を備える。車両本体14Bは、エンジンや操舵機構を含む。管制局50は、鉱山内を運行する車両を管理する。
車体制御装置15は、無線システム52、案内機53、手動運転操作部54、自動運転操作指令生成部55、センサ56、自動/手動切替部57、車両ドライブ部58を備える。
無線システム52は、無線送受信機と制御部から構成される。案内機53は、オペレータへ管制局50からの指令情報を画像や音声で提示する。手動運転操作部54は、ステアリング、アクセル、ブレーキ、荷台などの操作機構などから構成される。
センサ56は、速度計、舵角計、自車位置を測定するGPS(Global Positioning System)機器、車体周囲の障害物との距離を測るレーダ、などの測定機器とその制御装置から構成される。自動/手動切替部57は、自動運転と手動運転を切替える。車両ドライブ部58は車両本体14Bのエンジンや操舵機構などを駆動させる。
無線システム51は自律走行ダンプ14の無線システム52と通信を介して接続される。無線システム52は案内機53と自動運転操作指令生成部55に接続される。自動運転操作指令生成部55はセンサ56と自動/手動切替部57に接続され、自動/手動切替部57を介して車両ドライブ部58に接続される。
また、手動運転操作部54は、自動/手動切替部57を介して車両ドライブ部58に接続する。車両ドライブ部58は車両本体14Bに接続される。また、センサ56は自動運転操作指令生成部55に接続される。
また、図2において破線で囲った部分が、手動運転と自動運転を制御する車体制御装置15で、車両本体14Bに搭載される。
管制局50は、無線を介して車体制御装置15へ運行情報と自動運転時の走行経路指令を送る。手動運転時は、オペレータは、案内機53を介して管制局50から送られる運行情報を受け取り、それに応じて手動運転操作部54を操る。そして手動運転操作部54の操作が車両ドライブ部58へ伝達され、車両本体14Bが駆動される。
自動運転時は、自動運転操作指令生成部55が、管制局50から送られる走行経路指令と、センサ56が測定した車両本体14Bの現在の速度や位置や周囲障害物との距離などの情報から、車両本体14Bのステアリングやアクセルなどの駆動指令を生成する。そして生成した駆動指令が車両ドライブ部58へ伝達され、車両本体14Bが駆動される。
次に、図3を用いて、自律走行制御システムの特徴的な構成を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムの構成図である。ここでは、1つの鍵を用いて自動運転と手動運転の切替えを行うための特徴的な構成を説明する。
自律走行制御システムは、モード切替キーボックス1、モード切替制御部4、無線部5、走行開始選択スイッチボックス9、手動/自動開始選択制御部12、無線部13、自律走行ダンプ14の車両本体14B、車体制御装置15を備える。
モード切替キーボックス1は、鍵認証部2、手動/自動切替部3を備える。モード切替側の無線部5は、無線信号の受信部6、無線信号の送信部7、無線のアンテナ8を備える。
走行開始選択スイッチボックス9は、鍵認証部10、手動/自動開始選択部11を備える。走行開始選択側の無線部13の構成要素はモード切替側の無線部5と同じである。
車両本体14Bは、エンジンや操舵機構を含む。車体制御装置15は、車両本体14のエンジンと操舵と無線などの制御機能を含み、手動運転と自動運転を制御する。
モード切替制御部4と手動/自動開始選択制御部12と無線部5と無線部13および車体制御装置15は、例えば、中央演算処理装置と記憶素子とI/O回路と無線送受信回路から構成される組込用コントローラである。
モード切替キーボックス1はモード切替制御部4に接続され、モード切替制御部4はモード切替側の無線部5に接続される。また、走行開始選択スイッチボックス9は手動/自動開始選択制御部12に接続され、手動/自動開始選択制御部12は走行開始選択側の無線部13に接続される。
モード切替側の無線部5と走行開始選択側の無線部13は、車体制御装置15とそれぞれ無線通信を行う。車体制御装置15は車両本体14Bと接続され、走行動作を制御する。
モード切替キーボックス1は、例えば、自律走行ダンプ14の運転席内に設置され、走行開始選択スイッチボックス9は、例えば、自律走行ダンプ14から離れた管制局50に設置される。なお、設置場所は上記に限るものではない。また、走行開始選択スイッチボックス9、手動/自動開始選択制御部12、無線部13は、携帯可能な操作卓として所定のハウジングに取り付けてもよい。
なお、図3では、モード切替側の無線部5と車体制御装置15を、無線を介して接続する構成を示したが、モード切替側の無線部5と車体制御装置15を有線のI/O接続とする構成でも構わない。
次に、図4を用いて、モード切替キーボックス1の構成を説明する。図4は、本発明の第1の実施形態である自律走行制御システムに用いられるモード切替キーボックス1の構成図である。
モード切替キーボックス1は、鍵16の差込口17、差し込んだ鍵16によって駆動する駆動機構18、駆動機構18のストッパー部材19を備える。鍵16は差込口17に差し込こめるものが正当な鍵と認証され、認証された鍵のみが駆動機構18を動かすことができる。本実施形態では、鍵16は棒状であり、その形状(鍵溝、ディンプル等)によって認証される鍵である。このような鍵16を用いることにより、オペレータは運転モードの切替え操作を確実に行うことができる。
駆動機構18は、差し込んだ鍵16を回転することにより、鍵16の回転角度を、図4に示す「手動」または「自動」の位置に切り替える。ストッパー部材19は、例えば電磁石で駆動機構18と接合/離合するように構成された構造体であり、モード切替制御部4からの信号によって接合/離合を制御される。
駆動機構18は、ストッパー部材19が接合している時はロックON状態となり、認証された鍵16を差し込んでも動かせない。ストッパー部材19が離合している時はロックOFF状態であり、認証された鍵16で駆動機構18を動かせる。手動/自動切替部3は、手動または自動の位置を切り替えることによって、モード切替制御部4を介して手動または自動を区別するI/O信号を生成する。
ここで、鍵16の差込口17、駆動機構18及びモード切替制御部4は、協働することにより、鍵認証部2及び手動/自動切替部3として機能する。また、駆動機構18、ストッパー部材19及びモード切替制御部4は、協働することにより、手動/自動切替部3による切り替えをロックオン又はロックオフするロック部として機能する。
なお、走行開始選択スイッチボックス9の鍵認証部10は、上記の鍵認証部2と同様の構成とすることでよい。また、手動/自動開始選択部11も、手動/自動切替部3と同様の構成とすることでよい。手動/自動開始選択部11は、手動または自動の位置を切り替えることによって、手動/自動開始選択制御部12を介して手動用または自動用のI/O信号を生成する。
ここで、走行開始選択スイッチボックス9の差込口17、駆動機構18及び手動/自動開始選択制御部12は、協働することにより、鍵認証部10及び手動/自動開始選択部11として機能する。また、走行開始選択スイッチボックス9の駆動機構18、ストッパー部材19及び手動/自動開始選択制御部12は、協働することにより、手動/自動開始選択部11による切り替えをロックオン又はロックオフするロック部として機能する。
次に、図5を用いて、自律走行制御システムの動作を説明する。図5は、手動モードから自動モードへ切り替える際の、本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムの動作を説明するための図である。
図5では、鍵16を用いて手動モードから自動モードへ切り替えて走行させる場合の、モード切替キーボックス1と走行開始選択スイッチボックス9の動作を模式的に示している。
図5のA-(1)からA-(4)はモード切替キーボックス1側の状態を時系列に表わした図、B-(1)からB-(4)は走行開始選択スイッチボックス9側の状態を時系列に表わした図である。ここで、モード切替キーボックス1に備えた鍵認証部2と、走行開始選択スイッチボックス9に備えた鍵認証部10は、同一の鍵16を認証する。
まずA-(1)で鍵16をモード切替キーボックス1に差し込み、モードを自動モードへ切り替える。この時、走行開始選択スイッチボックス9は、B-(1)に示すように手動走行開始を選択した状態でロックONされている。
A-(2)でモード切替キーボックス1から鍵16を抜き取り、当該鍵16をB-(2)の走行開始選択スイッチボックス9へ差し込む。走行開始選択スイッチボックス9は鍵16を差し込まれると、手動/自動開始選択制御部12で鍵を認証したことを示すI/O信号を生成し、無線部13を介して車体制御装置15へ送信する。
車体制御装置15は、鍵の認証信号に応じて自動走行の制御演算を開始し、自動走行開始準備が完了したならば自動走行開始可能の信号を生成し、無線で送信する。B-(3)で、手動/自動開始選択制御部12は、無線部13を介して車体制御装置15から自動走行開始可能の信号を受信すると、ストッパー部材19を離合させて駆動機構18をロックOFFの状態にする。
モード切替キーボックス1側はA-(2)からA-(3)まで同じ状態を維持する。B-(4)で走行開始選択スイッチボックス9を自動走行開始に切り替え、手動/自動開始選択制御部12で切り替え完了のI/O信号を生成し、無線部13を介して車体制御装置15へ送信する。
車体制御装置15は、切り替え完了信号を受信した後、自動運転で自律走行ダンプ14を走行させる。またこの時、A-(4)に示すように、車体制御装置15からモード切替キーボックス1側へ信号を送り、駆動機構18をロックON状態にして、走行中に何らかの要因で駆動機構18が手動モードへ戻ることを防ぐ構成にしておいても良い。
換言すれば、モード切替キーボックス1のロック部は、自律走行ダンプ14が自動走行するときに、手動/自動切替部3による切り替えをロックオンするようにしても良い。
図4に示したモード切替キーボックス1において、ストッパー部材19は鍵の回転をロックするための部材であるが、ここにさらに、ダンプ走行中の鍵16の滑落や間違いによる鍵16の抜差しを防止するために、差込口17(鍵穴)への鍵16の抜き差しを禁止する機構を設けても良い。
なお、自動運転から手動運転へ切り替える時は、前述した図5の流れを逆に辿れば良い。自動運転から手動運転へ切り替える動作については、図7を用いて後述する。
次に、図6を用いて、図5に示した自律走行制御システムの動作状態を整理する。図6は、図5に示した自律走行制御システムの動作状態を整理した表である。
図6では、図5に示した手動から自動への切替時の鍵の移動動作を、ダンプの動作状態の遷移順に表形式でまとめて示している。図6に示す表は、ダンプの動作状態を示す列C1、イベントを示す列C2、「ダンプ側」と表示された列C3、「操作卓側」と表示された列C4を備える。
「ダンプ側」と表示された列C3は、自律走行ダンプ14の運転席に設けたモード切替キーボックス1の鍵16の状態を示す。詳細には、「ダンプ側」と表示された列C3は、鍵穴の位置、ロックの有無、鍵16の有無、鍵16の抜差しの可否をそれぞれ示す列から構成される。
「操作卓側」と表示された列C4は、自律走行ダンプ14から離れた管制局50にある操作卓に設けた走行開始選択スイッチボックス9の状態を示す。詳細には、「操作卓側」と表示された列C4は、鍵穴の位置、ロックの有無、鍵16の有無、鍵16の抜差しの可否をそれぞれ示す列から構成される。
安全のため、鍵穴は回転ロック機構と鍵抜差禁止機構付きとしてある。手動運転から自動運転の切替は、必ずダンプ停車時に行うこととして、ダンプ走行中は鍵の抜き差し禁止機構を働かせて、鍵の抜差しを禁止とした。図6のNo.1からNo.20までの各行に従って、モード切替と鍵移動と走行開始選択をさせることで、確実にオペレータが降車してから自動運転へ移行できる。
次に、図7を用いて、自律走行制御システムの動作を説明する。図7は、自動モードから手動モードへ切り替える際の、本発明の第1の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムの動作を説明するための図である。
図7では、鍵16を用いて自動モードから手動モードへ切り替えて走行させる場合の、モード切替キーボックス1と走行開始選択スイッチボックス9の動作を模式的に示している。
図7のC-(1)からC-(4)はモード切替キーボックス1側の状態を時系列に表わした図、D-(1)からD-(4)は走行開始選択スイッチボックス9側の状態を時系列に表わした図である。
D-(1)で走行開始選択スイッチボックス9を手動走行開始に切り替えると、切り替えたことを示すI/O信号が無線部13を介して車体制御装置15へ送信される。車体制御装置15は、当該信号の受信によって、管制局50から手動切り替えの要求が出されたことを知り、自動運転を停止させオペレータの乗車を待つ。
D-(2)で鍵を抜き、当該鍵をC-(2)のモード切替キーボックス1へ差す。鍵が差されると、モード切替制御部4が認証信号を生成し、無線部5を介して車体制御装置15へ送信する。車体制御装置15は、当該信号を受信すると手動走行開始準備を行い、準備が完了したならば手動走行開始可能の承認信号を生成し、無線で送信する。
C-(3)で無線部5を介して車体制御装置15から承認信号を受信すると、モード切替制御部4が駆動機構18をロックOFFする。そしてC-(4)で手動モードに切り替えると、モード切替制御部4が切替完了信号を生成し、無線部5を介して当該信号が車体制御装置15へ送信される。走行開始選択スイッチボックス9側はD-(4)に示すように、車体制御装置15からの信号に従ってロックONする。
換言すれば、走行開始選択スイッチボックス9のロック部は、自律走行ダンプ14が手動走行するときに、手動/自動開始選択部11による切り替えをロックオンする。
上記において、ストッパー部材19は駆動機構18の駆動を抑制する機構としたが、ここで、差込口17への鍵16の差し込みを抑制するようにしてもよい。すなわち差し込みが抑制された状態では、鍵16の抜き差しができない。このような構造とすると、上記D-(1)で手動走行開始へ鍵を戻しても、車体制御装置15が自動運転を停止して差し込み抑制解除信号を送信し、モード切替制御部4が当該解除信号を受け取るまでD-(2)で鍵の抜き差しができなくなる。
換言すれば、自律走行ダンプ14が自動走行を開始してから停止するまで、鍵認証部10への鍵16の抜き差しを抑制する抜き差し抑制部を備えるようにしてもよい。これにより、鍵16の抜き差しの可否によって、遠隔の管制局50にいるオペレータが車体側の自動運転停止を把握できる。
次に、図8を用いて、図7に示した自律走行制御システムの動作状態を整理する。図8は、図7に示した自律走行制御システムの動作状態を整理した表である。
図8では、図7に示した自動から手動への切替時の鍵の移動動作を、ダンプの動作状態の遷移順に表形式でまとめて示している。図8に示す表の構成は、図6に示す表と同じである。
なお、保守点検時にオペレータが自律走行ダンプ14に乗車したまま自動から手動への切替を確認する場合などは、管制局50からの指示を経由せずにNo.1からNo.5のシーケンスへ飛び、操作卓側の鍵16を手動走行開始に回し、ダンプ側へ手動走行開始信号を送信し、自律走行ダンプ14を停車させ、手動走行への切替を実行することも可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、オペレータの乗降途中や車両から離れる退避行動中に、車両の自動運転が開始されないようにすることができる。
(第2の実施形態)
以下、図9〜図12を用いて、本発明の第2の実施形態である自律走行車両を制御する自律走行制御システムの構成及び動作を説明する。本実施形態では、ひとりのオペレータが複数台の車両の手動運転と自動運転を切り替える例を説明する。
まず、図9を用いて、自律走行制御システムの構成を説明する。図9は、本発明の第2の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムの構成図である。
自律走行制御システムは、自律走行ダンプ14毎のモード切替パネル20、管制局50の走行開始選択管理パネル27を備える。モード切替パネル20は、手動モードボタン21、自動モードボタン22、IDカード認証部23、表示部24、制御部25、無線部26を備える。
ここで、IDカード認証部23及び制御部25は、協働することにより、鍵認証部として機能する。また、手動モードボタン21、自動モードボタン22及び制御部25は、協働することにより、手動/自動切替部として機能する。
IDカード認証部23は、例えばバーコードリーダであって、カードに印字されたバーコードを読み取る読取部と、読み取ったバーコードからIDを解析する電子回路と、データ入出力回路が含まれる。表示部24は、例えば液晶表示装置であって、液晶表示部と表示制御回路と入出力回路が含まれる。
制御部25は、図3のモード切替制御部4と同様の組込コントローラであって、モード切替パネル20に固有の番号を記憶する固有番号記憶部40と、照合ID記憶部41を備える。無線部26は図3のモード切替側の無線部5と同様の構成要素からなる。
一方、走行開始選択管理パネル27は、走行開始選択部28、IDカード認証部31、表示部32、制御部33、無線分配部34、無線部35を備える。走行開始選択部28は、手動走行開始ボタン29、自動走行開始ボタン30を備える。
ここで、IDカード認証部31及び制御部33は、協働することにより、鍵認証部として機能する。また、手動走行開始ボタン29、自動走行開始ボタン30及び制御部33は、協働することにより、手動/自動開始選択部として機能する。
IDカード認証部31は、IDカード認証部23と同様の構成要素からなる。表示部32は、表示部24と同様の構成要素からなる。
制御部33は、図3のモード切替制御部4と同様の組込コントローラであって、データベース42が備わる。無線分配部34は制御部33と同様の装置によって構成してもよく、また、制御部33の機能として組み込む構成にしてもよい。無線部35は図3の無線部5と同様の構成要素からなる。
走行開始選択管理パネル27には、それぞれの自律走行ダンプ14に対応する走行開始選択部28が複数備わる。手動モードボタン21と自動モードボタン22とIDカード認証部23と表示部24とは、モード切替パネル20の制御部25に接続される。
モード切替パネル20の制御部25は、モード切替パネル無線部26に接続される。走行開始選択部28と表示部32とIDカード認証部31は、走行開始選択管理パネル27の制御部33に接続される。走行開始選択管理パネル27の制御部33は、無線分配部34に接続され、無線分配部34は無線部35に接続される。モード切替パネル20の無線部26と、走行開始選択管理パネル27の無線部35とは、無線の送受信を介して接続される。
データベース42は、複数のモード切替パネル20と走行開始選択部28を関連付けるデータを記憶する。
次に、図10を用いて、データベース42の構成を説明する。図10は、本発明の第2の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムに用いられるデータベース42の構成図である。
図10では、データベース42に格納されるデータ例を示している。最左欄C11は走行開始選択部28の番号であり、例えば、図9の一番上の走行開始選択部28から順番に番号1、2、3と付ける。中央欄C12は切替パネル固有番号記憶部40に記憶されている番号、最右欄C13は照合ID記憶部41に記憶された照合IDである。
図10の例では、固有番号10、11、25の3台のモード切替パネル20が、それぞれ走行開始選択管理パネル27上の走行開始選択部1、2、3に割り当てられる。そして、固有番号10と11のモード切替パネル20は同一のID0491001で手動/自動の走行動作を管理され、固有番号25のモード切替パネル20は別のID0492002で走行動作を管理される。
次に、図11(11A、11B)を用いて、本発明の第2の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムに用いられる無線データを説明する。図11Aは、モード切替パネル20から走行開始選択管理パネル27へ送信される無線データの例を示す図である。図11Bは、走行開始選択管理パネル27からモード切替パネル20へ送信される無線データの例を示す図である。
図11Aに示すように、モード切替パネル20から走行開始選択管理パネル27へ送信される無線データは、モード切替パネル20からの送信を示すヘッダC21(C21の値:01)、切替パネルの固有番号C22、認証ID(C23)、モード切替パネル20側のモード切替入力ロック状態C24、現在のモードC25、走行開始選択管理パネル27への走行開始選択入力のロック指示C26、を示す数値を並べたひと固まりのデータ列である。
図11Aの例では、送信データは、固有番号10(C22の値:10)のモード切替パネル20がモード切替ロック解除中(C24の値:0)、自動モード選択中(C25の値:1)、走行開始選択管理パネル27側へ走行開始選択入力ロック解除(C26の値:0)を指示する信号となる。
一方、図11Bに示すように、走行開始選択管理パネル27からモード切替パネル20へ送信される無線データは、走行開始選択管理パネル27からの送信を示すヘッダC31(C31の値:02)、走行開始選択部28の番号C32、認証ID(C33)、選択部28の走行開始選択入力ロック状態C34、現在の手動/自動走行開始選択状態C35、走行開始選択部28の番号に対応するモード切替パネル20の固有番号C36、を示す数値を並べたひと固まりのデータ列である。
図11Bの例では、送信データは、固有番号11(C36の値:11)のモード切替パネル20に対応する番号2(C32の値:2)の走行開始選択部28について、自動走行開始選択はロック中(C34の値:1)、現在の手動/自動走行開始選択は手動選択中(C35の値:0)、の状態にあることを示す信号となる。
走行開始選択管理パネル27の無線部35は、複数のモード切替パネル20の無線部26から無線信号を受信する。そして、受信信号から図11Aに示したひとつのモード切替パネル20用の信号データ列を分離し、順次、走行開始選択管理パネル27の制御部33へ送る。
走行開始選択管理パネル27の制御部33は、モード切替パネル20用の信号データ列からモード切替パネル20の固有番号を抽出し、データベース42から当該固有番号に対応する走行開始選択部番号と照合IDを引き出す。そして、走行開始選択管理パネル27の制御部33は、走行開始選択部番号と照合IDに基づき、IDカード認証部31と走行開始選択部28の動作を制御する。
また、走行開始選択管理パネル27の制御部33は、特定の走行開始選択部28から出力されるデータに対して、データベース42から当該走行開始選択部番号に対応する切替パネル固有番号を引き出し、出力データに引き出した固有番号を付記し、出力データを図11Bに示す形式に整形する。そして、整形した出力データを無線分配部34へ送る。無線分配部34は、出力データ中の固有番号に従って無線を送信するモード切替パネル20を決定し、当該モード切替パネル20に向けて無線部35を介して、出力データを送信する。
次に、図12を用いて、自律走行制御システムの動作を説明する。図12は、本発明の第2の実施形態である自律走行ダンプ14を制御する自律走行制御システムの動作を示すフローチャートである。
図12では、モード切替パネル20の制御部25と、走行開始選択管理パネル27の制御部33の動作フローを示している。図12の例では、モード切替パネル20の制御部25側の動作フローの各処理ブロック101〜115、走行開始選択管理パネル27の制御部33側の動作フローの各処理ブロック201〜216が表示されている。図12中の破線矢印は、モード切替パネル20の制御部25と走行開始選択管理パネル27の制御部33の間の無線を表わす。
まず、モード切替パネル20の制御部25側の動作フローを説明する。ブロック101で、制御部25は、照合ID記憶部41に記憶された照合IDの取得や切替パネル無線送信データの初期化などを行う。
ブロック102で、制御部25は、IDカード認証を行いIDを取得する。ブロック103で、制御部25は、取得したIDを照合IDと比較し、照合IDと等しい正しいIDであるならばブロック104へ分岐する。正しくIDを照合できなければ、制御部25は、ブロック115へ分岐する。
ブロック104で、制御部25は、現在の選択モードデータや入力ロック状態データなどを取得する。ブロック105で、制御部25は、モード選択入力のロック状態を判定し、ロックを示すデータが0でロック解除状態の場合は、ブロック106へ分岐する。データが1でロック状態の場合は、制御部25は、ブロック115へ分岐する。
ブロック106で、自動モードボタン22が押下されると、制御部25は、ボタンが押下されたことを示すI/Oデータを生成する。なお、ここで、手動モードボタン21と自動モードボタン22を同一のボタンスイッチで構成し、ボタンOFFを手動、ボタンONを自動と定め、ブロック106でボタンのON/OFF信号を取得するようにしてもよい。
ブロック107で、制御部25は、現在のモードを1(C25の値:1)として、図11Aに示した形式の送信データを生成する。生成データは、モード切替ロック解除中(C24の値:0)、自動モード(C25の値:1)、走行開始選択ロック中(C26の値:1)を示すデータであり、例えば01・10・0491001・0・1・1、というデータ列となる。
制御部25は、生成したデータ列をブロック108で走行開始選択管理パネル27の制御部33へ向けて送信し、ブロック109で走行開始選択管理パネル27の制御部33からの応答を待つ。走行開始選択管理パネル27の制御部33から応答データを受信したならばブロック110の処理へ進み、制御部25は、ブロック110で応答データ中のIDを判定する。
応答IDが、モード切替パネル20のIDと一致していれば、制御部25は、モード切替パネル20に対応した走行開始選択部28との送受信を確立したと判定し、ブロック111へ分岐する。応答IDが、モード選択パネルのIDと一致していなければ、ブロック115へ分岐する。
ブロック111で、制御部25は、走行開始選択ロック指示データを0(C26の値:0)として送信データを生成する。ここで生成するデータは、モード切替ロック解除(C24の値:0)、自動モード(C25の値:1)、走行開始選択ロック解除(C26の値:0)を示すデータであり、例えば01・10・0491001・0・1・0、というデータ列となる。
制御部25は、生成したデータ列をブロック112で走行開始選択管理パネル27へ向けて送信し、ブロック113で走行開始選択管理パネル27の制御部33からの応答を待つ。走行開始選択管理パネル27の制御部33からの応答を受信したならば、制御部25は、ブロック114で切替パネル側の入力をロックする信号を生成し、ブロック115の終了処理へ進む。
なお、制御部25側の動作フローの途中で、例えばブロック109やブロック113で走行開始選択管理パネル27の制御部33側からの応答待ち状態にあることを表示部32へ表示させ、オペレータの操作を支援する構成にしてもよい。
次に走行開始選択管理パネル27の制御部33側の動作フローを説明する。ブロック201で初期処理を行った後、制御部33は、ブロック202でモード切替パネル20側からの無線信号を待つ。信号を受信したならば、制御部33は、ブロック203へ進み、受信信号から切替パネル固有番号と認証IDを抽出する。また、制御部33は、データベース42から切替パネル固有番号に対応する走行開始選択部の番号を抽出する。
ブロック204で、制御部33は、IDカード認証を行いIDを取得する。
ブロック205で、制御部33は、取得したIDを、ブロック203で抽出したモード切替パネル20側から送信されたIDと比較し、両者が等しく正しいIDであるならばブロック206へ分岐する。両者が異なる場合は、ブロック208へ分岐する。
ブロック206で、制御部33は、切替パネル固有番号と認証IDに対応する走行開始選択部28の現在の走行開始選択入力のロックや手動/自動開始の状態を取得し、図11Bに示した形式の送信データを生成する。生成データは、走行開始選択入力ロック中(C34の値:1)、手動開始(C35の値:0)、を示すデータであり、例えば02・2・0491001・1・0・11、というデータ列となる。
ブロック207で、制御部33は、生成したデータを切替パネルへ向けて応答送信し、ブロック210へ進む。また、ブロック208では、制御部33は、IDを照合できなかったことを示すデータ、例えば−1、を入れて送信データを生成する。この場合の生成データは、例えば02・2・−1・1・0・11、というデータ列となる。そしてブロック209で、制御部33は、生成したデータをモード切替パネル20の制御部25へ向けて応答送信し、ブロック216へ分岐する。
ブロック210で、制御部33は、モード切替パネル20の制御部25側からの無線信号を待つ。制御部33は、信号を受信したならばブロック211へ進み、受信信号から走行開始選択入力のロック状態を判定する。ロックを示すデータが0でロック解除状態の場合は、ブロック212へ分岐する。データが1でロック状態の場合はブロック214へ分岐する。
ブロック212で、制御部33は、ブロック203で取得した番号の走行開始選択部に備えた自動走行開始ボタン30が押下されると、制御部33は、ボタンが押下されたことを示すI/Oデータを生成する。このボタン押下の処理は、前述のブロック106と同様である。
ブロック213で、制御部33は、自動走行開始選択データを1として応答送信データを生成する。生成データは、走行開始選択入力ロック解除(C34の値:0)、自動走行開始(C35の値:1)、を示すデータであり、例えば02・2・0491001・0・1・11、というデータ列となる。
また、ブロック214では、制御部33は、自動走行開始選択データを0として、走行開始選択入力ロック中(C34の値:1)、手動走行開始(C35の値:0)、を示すデータ、例えば02・2・0491001・1・0・11、というデータ列を生成する。
制御部33は、ブロック213またはブロック214でデータを生成した後、ブロック215へ進み、生成データをモード切替パネル20の制御部25へ向けて応答送信し、ブロック216の終了処理へ進む。
なお、制御部33の動作フローの途中で、例えばブロック205やブロック211の判定処理の結果を表示部32へ表示させ、オペレータの操作を支援する構成にしてもよい。
また、ブロック212で、対象とする走行開始選択部以外のボタンからの入力信号を無視するように制御し、自動走行開始ボタン30を押下する際に、オペレータの操作間違いを未然に防ぐ構成にしてもよい。
なお、固有番号記憶部40に記憶する切替パネル固有番号は、例えば製造番号のような静的な番号とし、管理パネル側のデータベース42にあらかじめ固定値として記憶させておくことができる。また、モード切替パネル20の制御部25側フローのブロック104で正しくIDを照合した処理の中で、一意の番号を動的に生成することも可能である。この場合、生成した番号をブロック104の処理中で固有番号記憶部40に記憶させ、またブロック107の送信データで走行開始選択管理パネル27側へ送信し、走行開始選択管理パネル27の制御部33側はブロック203の処理中でデータベース42を更新すればよい。
上記と同様にして、IDカードを用いて、自動モードから手動モードへ切り替えて走行させる動作フローも実現できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、オペレータの乗降途中や車両から離れる退避行動中に、車両の自動運転が開始されないようにすることができる。また、IDカード(カード型の鍵)を用いることにより、オペレータは運転モードの切り替え操作を容易に行うことができる。
(第1の変形例)
次に、図13を用いて、第1の変形例である自律走行制御システムを説明する。図13は、第1の変形例である自律走行制御システムに用いられる自律走行ダンプ14と自律支援車両SVを説明するための図である。
第1の変形例では、自律支援車両SVを用いる点が第1及び第2の実施形態と異なる。
モード切替キーボックス1は自律走行を行う自律走行ダンプ14の運転席に備えられる。自律走行ダンプ14には、管制局50との無線部52とモード切替側の無線部5が備えられる。走行開始選択スイッチボックス9は、有人の自律支援車両SVの運転席に備えられる。自律支援車両SVには、管制局50との無線部131と、走行開始選択側の無線部13が備わる。
オペレータは、自律走行ダンプ14の運転席で走行モードを切り替えた後、モード切替の鍵16を持って自律走行ダンプ14から降り、自律走行ダンプ14から離れたところに停車してある自律支援車両SVに乗車して、自律支援車両SVの運転席に備えた走行開始選択スイッチボックス9に鍵16を差して、走行を開始させる。
なお上記では、オペレータが自律支援車両SVまで徒歩で移動するように記載したが、自律支援車両SVを自律走行ダンプ14に横付けしておき、オペレータを乗車させることでも良い。この場合、自律支援車両SVが自律走行ダンプ14に接近し過ぎた状態で自律走行ダンプ14が発進すると危険であるので、図5のB-(2)からB-(3)に至る無線によるハンドシェイク過程で、自律支援車両SVと自律走行ダンプ14との位置を送受信し、所定の距離より接近している場合は、B-(3)の鍵駆動機構のロックをOFFしないようにすれば良い。
図13では、無線部13と無線部131、および無線部5と無線部52を別装置としたが、必ずしも別装置である必要はない。管制局との無線装置(52、131)を用いて、無線部13と無線部5の間を接続する、あるいは管制局50を介して無線部13と無線部5の間で送受信する構成にしてもよい。
(第2の変形例)
次に、図14を用いて、第2の変形例である自律走行制御システムを説明する。図14は、第2の変形例である自律走行制御システムの構成図である。
図1では、モード切替制御部4と無線部5を、車体制御装置15と物理的に異なる装置として構成する例を示したが、図14に示すように、これらを車体制御装置15の内部機能として組込み、モード切替キーボックス1を車体制御装置15へI/O接続する構成とすることでも構わない。
(第3の変形例)
次に、第3の変形例である自律走行制御システムを説明する。図15は、第3の変形例である自律走行制御システムの構成を説明するための図である。
モード切替キーボックス1と走行開始選択スイッチボックス9は、自律走行ダンプ14の運転席内に備えられ、有線でI/O接続される。これは、例えば車両の保守点検で、オペレータが乗車した状態でダンプ車両14を自律モードで走行させる場合などに用いる。オペレータはモード切替キーボックス1で走行モードを切り替えた後、鍵16を運転席内にある走行開始選択スイッチボックス9に差し込み、自律走行を開始させる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、上記の図9では、1台の走行開始選択管理パネル27上に走行開始選択部28を物理的に複数備え、異なる走行開始選択部番号を付けることで、複数のモード切替パネル20を同一のIDカードで制御できる構成を示した。ここで、複数のモード切替パネル20に全て異なるID番号を割り当て、異なるIDカードを用いてID毎にモード切替パネル20への応答信号を生成することで、1台の管理パネル33上のひとつの走行開始選択部28を用いて、複数の切替パネル制御する構成にすることも可能である。また、上記第2の実施形態で示したIDカード認証部23、31(鍵認証部)を、静脈認証装置(生体認証装置)に置換えることも可能である。
上記実施形態では、モード切替キーボックス1のロック部は、鍵認証部2によって鍵16が認証され、車体制御装置15から所定の信号を受信したときに、手動/自動切替部3による切り替えをロックオフするが、単に鍵16が認証されたときにロックオフとするようにしてもよい。同様に、走行開始選択スイッチボックス9のロック部も、単に鍵16が認証されたときに手動/自動開始選択部11による切り替えをロックオフとするようにしてもよい。
上記第2の実施形態では、バーコードが印刷されたカード型の鍵を用いているが、ICが埋め込まれたカード型の鍵などであってもよい。
1…モード切替キーボックス
2、10…鍵認証部
3…自動/手動切替部
4…モード切替制御部
5、13、26、35、131…無線部
6…受信部
7…送信部
8…アンテナ
9…走行開始選択スイッチボックス
11…手動/自動開始選択部
12…手動/自動開始選択制御部
14…自律走行ダンプ(自律走行車両)
14B…車両本体
15…車体制御装置
16…鍵
17…差込口(鍵穴)
18…駆動機構
19…ストッパー部材
20…モード切替パネル
21…手動モードボタン
22…自動モードボタン
23、31…IDカード認証部
24、32…表示部
25…モード切替パネルの制御部
27…走行開始選択管理パネル
28…走行開始選択部
29…手動走行開始ボタン
30…自動走行開始ボタン
33…走行開始選択管理パネルの制御部
34…無線分配部
35…無線部
40…固有番号記憶部
41…照合ID記憶部
42…データベース
50…管制局
51、52…無線システム
53…案内機
54…手動運転操作部
55…自動運転操作指令生成部
56…センサ
57…自動/手動切替部
58…車両ドライブ部
SV…自律支援車両

Claims (9)

  1. 鍵を認証する第1の鍵認証部と、
    自律走行車両の手動モードと自動モードを切替える手動/自動切替部と、
    前記鍵を認証する第2の鍵認証部と、
    手動走行開始と自動走行開始を切替える手動/自動開始選択部と、
    前記自律走行車両の駆動を制御する車体制御装置と、を備え、
    前記車体制御装置は、
    前記第1の鍵認証部によって前記鍵が認証され、前記手動/自動切替部によって前記手動モードから前記自動モードに切り替えられ、前記第2の鍵認証部によって前記鍵が認証され、前記手動/自動開始選択部によって手動走行開始から自動走行開始へ切り替えられた場合、前記自律走行車両を自動走行させる
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  2. 請求項1に記載の自律走行制御システムであって、
    前記車体制御装置は、
    前記第2の鍵認証部によって前記鍵が認証され、前記手動/自動開始選択部によって自動走行開始から手動走行開始へ切り替えられた場合、前記自律走行車両を停止させ、さらに、前記第1の鍵認証部によって前記鍵が認証され、前記手動/自動切替部によって前記自動モードから前記手動モードに切り替えられた場合、前記自律走行車両を手動走行させる
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  3. 請求項2に記載の自律走行制御システムであって、
    前記手動/自動切替部による切り替えをロックオン又はロックオフする第1のロック部をさらに備え、
    前記第1のロック部は、
    前記自律走行車両が自動走行するときに、前記手動/自動切替部による切り替えをロックオンし、
    前記第1の鍵認証部によって前記鍵が認証されたときに、前記手動/自動開始選択部による切り替えをロックオフする
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  4. 請求項2に記載の自律走行制御システムであって、
    前記手動/自動開始選択部による切り替えをロックオン又はロックオフする第2のロック部をさらに備え、
    前記第2のロック部は、
    前記自律走行車両が手動走行するときに、前記手動/自動開始選択部による切り替えをロックオンし、
    前記第2の鍵認証部によって前記鍵が認証されたときに、前記手動/自動開始選択部による切り替えをロックオフする
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  5. 請求項1に記載の自律走行制御システムであって、
    前記鍵は、その形状によって認証される鍵である
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  6. 請求項5に記載の自律走行制御システムであって、
    前記自律走行車両が自動走行を開始してから停止するまで、前記第2の鍵認証部への前記鍵の抜き差しを抑制する抜き差し抑制部をさらに備える
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  7. 請求項1に記載の自律走行制御システムであって、
    前記自律走行車両が複数あり、
    それぞれの前記自律走行車両に、前記第1の鍵認証部、前記手動/自動切替部、及び前記車体制御装置が設けられる
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  8. 請求項7に記載の自律走行制御システムであって、
    前記鍵は、カード型の鍵である
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
  9. 請求項7に記載の自律走行制御システムであって、
    前記第1の鍵認証部及び前記第2の鍵認証部は、生体認証装置から構成される
    ことを特徴とする自律走行制御システム。
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