JP2015054158A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手が良く、掃除忘れ、装着忘れ等がない糸くず回収装置を提供すること。
【解決手段】底面部に排水経路口16を設けた外槽2と、外槽2内に設けた内槽4と、内槽4を臨む温風噴出口22を設けた外槽カバー19と、排水経路口16から温風噴出口22へと連通する循環経路41と、内槽4および循環経路41内に空気を送風する送風手段14と、ヒータ25と、送風手段14の吸気側に設けられた糸くずなどを捕集するフィルターユニット28と、フィルターユニット28を着脱自在に収納するフィルター収納箱18とを備え、フィルターユニット28は、一次フィルター32と二次フィルター34から成り、二次フィルター34は、一次フィルター32の上部に位置し、後部は一次フィルター32後方に形成された支持軸部33にて一次フィルター32に回動自在に連結され、前部は一次フィルター32の受け部51に載置される構成とした洗濯乾燥機である。
【選択図】図1

Description

本発明は、温風を循環させて衣類などに当てて、乾燥や脱臭などを行う洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種の洗濯乾燥機は、衣類の乾燥により発生する糸くず、ほこりなどを回収するために、糸くず回収装置を備えた構成が提案されてきた(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の洗濯乾燥機の縦断面図、図7は、同洗濯乾燥機の糸くず回収装置の拡大断面図である。
図6、図7において、乾燥用送風機85は、ヒータ61により加熱された温風を温風噴出口62より内槽64内に送風するもので、筺体61の略上方に設けている。熱交換ダクト84は、湿った温風の除湿を行なうもので、一端を外槽62の排水経路口74に接続した接続ダクト75に接続し、他端を乾燥用送風機85に接続している。
糸くず回収装置82は、循環除湿経路83を構成する熱交換ダクト84と乾燥用送風機85との間に連結し、熱交換ダクト84と乾燥用送風機85とを介して筺体61に鉛直方向に配設している。
この糸くず回収装置82は、循環除湿経路83に連結する糸くず回収体86と、この糸くず回収体86に上方向に着脱自在なフィルター体87とで構成し、フィルター体87に複数のフィルター88,89を設けている。糸くず回収体86は、吸気口86aを乾燥用送風機85に連結し、吸気口86bを乾燥用送風機85に連結し、フィルター88,89を乾燥用送風機85の吸気側に配置するよう構成している。ここで、フィルター88は面状に形成してメッシュを密とし、フィルター89は開口部を下方にした袋状に形成してメッシュを粗としている。
フィルター体87は、袋状のフィルター89の下方の開口部近傍に糸くず受け部90を形成し、この糸くず受け部90は、気密用シール材91一体に形成している。また、フィルター体87は、フィルター88,89を挟んで気密用シール材91と反対側にシール材92を設け、糸くず回収体86内に取り付けたとき、循環除湿経路83内にフィルター88,89を保持するように構成している。また、フィルター体87は把手93を有している。
以上の構成にて、乾燥行程では、まず回転翼65を正逆回転させることにより、衣類を内槽64内で攪拌する。同時に、ヒータ71により加熱された温風を乾燥用送風機85により温風噴出口72に送る。内槽64に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽62の下部に設けた排水経路口74、接続ダクト75、熱交換ダクト84、糸くず回収装置82、乾燥用送風機85、ヒータ71、温風噴出口72などで形成する循環除湿経路83を循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿空気は、外槽62および熱交換ダクト84を通過する際に、冷却用送風機(図示せず)の送風により冷却されて除湿し、その後、再び、乾燥用送風機85、ヒータ71に戻る。
乾燥行程で発生した糸くず、ほこりなどは、循環除湿経路83を循環する循環風とともに循環し、糸くず回収装置82でフィルター88,89により回収して除去する。
特開2001−300192号公報
しかしながら、前記従来の構成においては、二つのフィルターが、独立分離して設けられており、個々に引き出し、掃除し、装着する必要があるため、使い勝手が悪く、一方のフィルターの掃除忘れ、装着忘れ、あるいは不完全装着により、糸くず捕集性能が低下するという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、気密性保持の信頼性が高く、着脱の使い勝手も良く、フィルターの不完全装着や装着忘れ、掃除忘れも防止した高機能なフィルターを備えた洗濯乾燥機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、筐体と、前記筐体の上方に設けた筺体カバーと、前記筐体に垂下防振支持され、底面部に排水経路口を設けた外槽と、前記外槽内に回転自在に内包した洗濯物を収容する内槽と、前記外槽の上部開口端を水密的に覆い、前記内槽を臨む温風噴出口を設けた外槽カバーと、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を回転駆動するモータと、前記排水経路口から前記温風噴出口へと連通する循環経路と、前記内槽および循環経路内に空気を送風する送風手段と、前記循環経路中で前記送風手段の排気側に設けられ乾燥用空気を生成するヒータと、前記循環経路中で前記送風手段の吸気側に設けられ乾燥行程にて発生する糸くずなどを捕集するフィルターユニットと、前記フィルターユニットを前方より略水平方向に着脱自在に収納するフィルター収納箱とを備え、前記フィルターユニットは、一次フィルターと二次フィルターから成り、二次フィルターは、前記一次フィルターの上部に位置し、後部は前記一次フィルター後方に形成された支持軸部にて前記一次フィルターに回動自在に連結され、前部は前記一次フィルターの受け部に載置される構成としたものである。
これによって、使い勝手も良く、一方のフィルターの不完全装着や装着忘れ、掃除忘れも防止した乾燥糸くず捕集用フィルターユニットとすることができる。
本発明の洗濯乾燥機は、気密性保持の信頼性が高く、着脱の使い勝手も良く、一方のフィルターの不完全装着や装着忘れ、掃除忘れも防止した乾燥糸くず捕集用フィルターユニットとすることが出来る。
本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の縦断面図 同洗濯乾燥機の要部断面図 同洗濯乾燥機の要部分解斜視図 同洗濯乾燥機のフィルターユニットの回動時の斜視図 同洗濯乾燥機のフィルターユニットの部分拡大図 従来の洗濯乾燥機の縦断面図 同洗濯乾燥機の糸くず回収装置の拡大断面図
第1の発明は、筐体と、前記筐体の上方に設けた筺体カバーと、前記筐体に垂下防振支
持され、底面部に排水経路口を設けた外槽と、前記外槽内に回転自在に内包した洗濯物を収容する内槽と、前記外槽の上部開口端を水密的に覆い、前記内槽を臨む温風噴出口を設けた外槽カバーと、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を回転駆動するモータと、前記排水経路口から前記温風噴出口へと連通する循環経路と、前記内槽および循環経路内に空気を送風する送風手段と、前記循環経路中で前記送風手段の排気側に設けられ乾燥用空気を生成するヒータと、前記循環経路中で前記送風手段の吸気側に設けられ乾燥行程にて発生する糸くずなどを捕集するフィルターユニットと、前記フィルターユニットを前方より略水平方向に着脱自在に収納するフィルター収納箱とを備え、前記フィルターユニットは、一次フィルターと二次フィルターから成り、二次フィルターは、前記一次フィルターの上部に位置し、後部は前記一次フィルター後方に形成された支持軸部にて前記一次フィルターに回動自在に連結され、前部は前記一次フィルターの受け部に載置される構成とすることにより、使い勝手も良く、一方のフィルターの不完全装着や装着忘れ、掃除忘れも防止した乾燥糸くず捕集用フィルターユニットとすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のフィルターユニットは、二次フィルターが略180度回動すると、前記二次フィルターに形成した止部が一次フィルターの支持軸部近傍の枠体側壁部に当接する構成とすることにより、フィルターユニットを片手で引出して軽く振るだけで、容易に二次フィルターを反転でき、ほこり付着面を上部にすることができるので、掃除が簡単であり、一次フィルターも簡単に掃除することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明のフィルターユニットは、一次フィルターの中段高さに位置する二次フィルターの前方端部よりも前方位置の前記一次フィルターに、フィルター収納箱との間をシールするパッキンを設ける構成とすることにより、循環風の漏れを確実に防止し、気密性保持の信頼性を高くすることができる。
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の縦断面図を示したものである。
図1において、筐体1は、外槽2をサスペンション3により垂下防振支持している。外槽2の内部に回転中心軸を略鉛直方向に有する内槽4を回転自在に設け、この内槽4の中央内底部に衣類を攪拌する回転翼5を回転自在に設け、内槽4の上方に振動低減用の流体バランサー6を設けている。外槽2の下方にはモータ(駆動手段)7を設け、中空で二軸構造となった洗濯・脱水軸8、および洗濯または脱水時によって回転力の伝達を洗濯・脱水軸8に切り換えるクラッチ9を介して、内槽4または回転翼5に連結している。
筐体カバー10は、筐体1の上部を覆うもので、略中央部に洗濯物出入口11を形成し、また、蓋体30を後方軸支で開閉自在に有し、操作表示兼入力手段12を前方に設けるとともに、内槽4に給水する給水弁(図示せず)を後方内部に設けている。
また、筐体カバー10の後方内部には、内槽4内に乾燥用の温風を送風する送風手段14を配設し、熱交換器15は、湿った温風を除湿するもので、一端を外槽2の排水経路口16に接続した接続ダクト17に接続し、他端はフィルター収納箱18を介して送風手段14に接続している。そして、送風手段14の送風ファン24(図2で後述)の排気側には循環空気を温めるためのヒータ25が設けられている。また、フィルター収納箱18内には、衣類の乾燥で発生する糸くずやほこりを捕集するためのフィルターユニット28が着脱自在に設けられている。フィルターユニット28回りについては、図2以降で詳述す
る。
外槽カバー19は、外槽2の上面を水密的に覆うもので、この外槽カバー19に内蓋20を開閉自在に設け、衣類の出し入れを行うようにしており、この外槽カバー19には伸縮自在の上部蛇腹状ホース21を介し温風を供給する温風噴出口22が開口している。また、この外槽カバー19には供給した温風を排出する排気口23が開口している。
そして、外槽2、排水経路口16、接続ダクト17、熱交換器15、フィルターユニット28、送風手段14、ヒータ25、温風噴出口22、内槽4の順に空気が循環する循環経路41を形成している。
排水弁42は、接続ダクト17と熱交換器15からの排水を、排水ダクト43を通して排水弁42に導き、排水ホース44から機外へ排水するように構成している。
筺体1の背面側に設けた制御装置45は、マイクロコンピュータを具備し、モータ7、クラッチ9、排水弁42、給水弁、送風ファン24、ヒータ25などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御する。
図2は、本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の要部断面図、図3は、同洗濯乾燥機の要部分解斜視図で、送風手段14とフィルターユニット28回りを示すものである。
図2、図3において、送風手段14は、回転軸を略鉛直方向とした送風ファン24と、送風ファン24の排気側にヒータ(加熱手段)25を配設して収納するファンケース26とで構成され、送風ファン24の吸気側は、フィルター収納箱18に接続されており、双方は下流側連通口27にて連通している。
フィルター収納箱18の前面には、着脱自在なフィルターユニット28を装着する装着口29が開口しており、下面後端には熱交換器15に連通する上流側連通口30が設けられている。
フィルターユニット28は、上下二段で構成され、下段には、後方に開口した網目材で袋状の捕集部31を持つ一次フィルター32が設けられ、上段には、フィルター収納箱18からフィルターユニット28を引き出し取り出した状態で、奥側に設けた支持軸部33を中心に回動することができる網目材で面状の二次フィルター34が設けられている。つまり、フィルターユニット28の後部では、この支持軸部33にて、二次フィルター34が一次フィルター32に回動自在に連結されており、また、前部では、一次フィルター32の受け部51に二次フィルター34の当接部52が載置されている。
また、二次フィルター34の網目が一次フィルター32の網目よりも小さくなっている。なお、二次フィルター34の回動動作を含めたフィルターユニット28の動作については、後述する。
二次フィルター34の前方端は、一次フィルター32の中段の高さに位置されており、二次フィルター34の前方端部53よりも前方位置の一次フィルター32には、フィルター収納箱18の装着口29の内面側に当接して、循環風がフィルター収納箱18から漏れないようにするためのパッキン35が設けられている。
また、一次フィルター32は、前方面部も形成しており、その前方面部の下方には引き出す際の取っ手部36が設けられている。また、二次フィルター34には、側面に凸部37が設けられており、装着時にフィルター収納箱18の内側面に設けたガイドレール38
に沿って上方向に持ち上げられ、上段の下流側連通口27に下から圧接するようになっている。
また、一次フィルター32の袋状の捕集部31の開口は、四角形の枠体39で形成されており、この枠体39に二次フィルター34の回動中心である支持軸部33が設けられている。そして、二次フィルター34が略180度回動した時、一次フィルター32の四角形の枠体39の枠体側壁部50(図5参照)に当接する止部40が、二次フィルター34に一体的に設けられている。
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機について、以下、その動作、作用を説明する。
洗い行程では、蓋体30と内蓋20を開けて、内槽4に衣類(洗濯物)を投入し運転を開始すると、給水弁を開いて所定の水位まで給水した後、モータ7を駆動する。この時、伝達機構部のクラッチ9によりモータ7の動力を、洗濯・脱水軸8の洗濯軸を介して回転翼5に伝達し、回転翼5を回転させて衣類を水中で撹拌して洗い、その後、排水弁42を開いて排水し、すすぎ行程では、再度給水して洗い行程と同様の動作にて衣類をすすぐ。
脱水行程では、すすぎ終了後、排水弁42を開いて内槽4内の水を排水した後、伝達機構部のクラッチ9を脱水側に切り換えて、モータ7の動力を、洗濯・脱水軸8の脱水軸を介して内槽4に伝達して回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離する。脱水行程が終了すると、引き続いて乾燥行程に移行する。
乾燥行程に入ると、モータ7を駆動して回転翼5に伝達し、回転翼5をゆっくり回転させることにより、脱水時の遠心力により内槽4の内壁に張り付いた衣類を引き剥がした後、所定の時間だけ内槽4をゆっくりと回転させながら衣類を乾燥する槽回転乾燥行程を行う。さらに、その後、回転翼5を瞬間的に正逆の方向に強力に回転させて、衣類を内槽4内で上方に放り上げるようにして撹拌しながら乾燥する撹拌乾燥行程を行う。
同時に、送風ファン24を駆動することにより、筐体1の内部から吸気し、この吸気された乾燥用の空気は、ヒータ25を通って加熱された温風となって、温風噴出口22より内槽4の内部に送り込まれる。温風噴出口12より内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽2の下部に設けた排水経路口16、接続ダクト17、熱交換器15、フィルターユニット28、送風ファン24、ヒータ25、温風噴出口22などで形成する循環経路41を循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿空気は、外槽2および熱交換器15を通過する際に、自然冷却されて除湿し、その後、再び、送風ファン24、ヒータ25に戻ることになる。これにより、乾燥が進行する。
乾燥行程で、ヒータ25により加熱され、送風ファン24により温風噴出口22より内槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた後、循環経路41内を循環するとき、衣類から発生した糸くず、ほこりなどの大きいものは、フィルターユニット28の一次フィルター32の袋状の捕集部31に捕集され、ほこりなどの小さいものは、二次フィルター34に補集される。
図4は、本発明の実施の形態における洗濯乾燥機のフィルターユニットの、二次フィルター回動時の斜視図、図5は、同フィルターユニットの部分拡大図である。
図4、図5において、片手で一次フィルター32の取っ手部36に指をかけ、フィルター収納箱18から一次フィルター32を引き出すと、二次フィルター34を伴って、フィルターユニット28全体が引き出される。
そのまま、フィルターユニット28を軽く振ると二次フィルター34が後方にある支持軸部33を中心に回転して、枠体39の側壁の枠体側壁部50に二次フィルター34の止部40が当たり、約180度回動した状態で止まり、面状のほこり付着面が上面に現れる。
これにより、二次フィルター34の網目に付着した糸くずやほこりを、簡単に除去することができる。
次に、一次フィルター32の袋状の捕集部31に溜まった糸くず、ほこりを除去するとフィルターユニット28全体の掃除が終わり、再度、フィルターユニット28を、元のユニット状態に戻してフィルター収納箱18に装着すると、一次フィルター32に設けたパッキン35がフィルター収納箱18の装着口29内面部に当接し、循環風がフィルター収納箱18から漏れないようにして、次の行程運転に備えることができる。
以上のように、本実施の形態においては、フィルターユニット28は、一次フィルター32と二次フィルター34から成り、二次フィルター34は、一次フィルター32の上部に位置し、後部は一次フィルター32後方に形成された支持軸部33にて一次フィルター32に回動自在に連結され、前部は一次フィルター32の受け部51に載置される構成とすることにより、使い勝手も良く、一方のフィルターの不完全装着や装着忘れ、掃除忘れも防止した乾燥糸くず捕集用フィルターユニットとすることができる。
また、フィルターユニット28は、二次フィルター34が略180度回動すると、二次フィルター34に形成した止部40が一次フィルター32の支持軸部33近傍の枠体側壁部50に当接する構成とすることにより、フィルターユニット28を片手で引出して軽く振るだけで、容易に二次フィルター34を反転でき、ほこり付着面を上部にすることができるので、掃除が簡単であり、一次フィルター32も簡単に掃除することができる。
また、フィルターユニット28は、一次フィルター32の中段高さに位置する二次フィルター34の前方端部よりも前方位置の一次フィルター32に、フィルター収納箱18との間をシールするパッキン35を設ける構成とすることにより、循環風の漏れを確実に防止し、気密性保持の信頼性を高くすることができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、使い勝手も良く、一方のフィルターの不完全装着や装着忘れ、掃除忘れも防止した乾燥糸くず捕集用フィルターユニットとすることが可能となるので、ドラム式洗濯機など乾燥機能を有する他の洗濯機の用途に適用できる。
1 筐体
2 外槽
4 内槽
5 回転翼
7 モータ(駆動手段)
10 筺体カバー
14 送風手段
16 排水経路口
18 フィルター収納箱
19 外槽カバー
22 温風噴出口
25 ヒータ
28 フィルターユニット
32 一次フィルター
33 支持軸部
34 二次フィルター
35 パッキン
40 止部
41 循環経路
50 枠体側壁部
51 受け部
53 前方端部

Claims (3)

  1. 筐体と、前記筐体の上方に設けた筺体カバーと、前記筐体に垂下防振支持され、底面部に排水経路口を設けた外槽と、前記外槽内に回転自在に内包した洗濯物を収容する内槽と、前記外槽の上部開口端を水密的に覆い、前記内槽を臨む温風噴出口を設けた外槽カバーと、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を回転駆動するモータと、前記排水経路口から前記温風噴出口へと連通する循環経路と、前記内槽および循環経路内に空気を送風する送風手段と、前記循環経路中で前記送風手段の排気側に設けられ乾燥用空気を生成するヒータと、前記循環経路中で前記送風手段の吸気側に設けられ乾燥行程にて発生する糸くずなどを捕集するフィルターユニットと、前記フィルターユニットを前方より略水平方向に着脱自在に収納するフィルター収納箱とを備え、前記フィルターユニットは、一次フィルターと二次フィルターから成り、二次フィルターは、前記一次フィルターの上部に位置し、後部は前記一次フィルター後方に形成された支持軸部にて前記一次フィルターに回動自在に連結され、前部は前記一次フィルターの受け部に載置された洗濯乾燥機。
  2. フィルターユニットは、二次フィルターが略180度回動すると、前記二次フィルターに形成した止部が一次フィルターの支持軸部近傍の枠体側壁部に当接する請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. フィルターユニットは、一次フィルターの中段高さに位置する二次フィルターの前方端部よりも前方位置の前記一次フィルターに、フィルター収納箱との間をシールするパッキンを設けた請求項1または2に記載の洗濯乾燥機。
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