JP2015052504A - 圧力検出装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重検出素子に予め予荷重を印加した構成を有する圧力検出装置において、荷重検出素子に印加する予荷重を保持するための高強度な構成とダイヤフラムの高感度な構成とを両立する。
【解決手段】圧力検出装置1は、印加される荷重を検出する荷重検出素子21と、荷重検出素子21を挟み込むと共に荷重検出素子21に所定の予荷重を印加することで荷重検出素子21に圧接された予荷重印加部22と、を有する予荷重保持部20を備えている。また、圧力検出装置1は、燃焼室に配置されると共に予荷重印加部22に当接しており、燃焼室の燃焼圧に基づく荷重を予荷重印加部22を介して荷重検出素子21に伝達させるダイヤフラム30を備えている。このように、荷重検出素子21に予荷重を印加する予荷重保持部20と、圧力を受圧するダイヤフラム30と、が分離されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼室の燃焼圧を検出する圧力検出装置及びその製造方法に関する。
従来より、燃焼室の燃焼圧を検出する燃焼圧センサが、特許文献1で提案されている。具体的には、燃焼圧センサは、筒状の本体の前端部に設けられたダイヤフラムと、ダイヤフラムと一体的に形成された電極部と、電極部に当接した荷重検出素子と、荷重検出素子のうち電極部とは反対側に当接したリード電極と、を備えている。
また、燃焼圧センサは、リード電極のうち荷重検出素子とは反対側に絶縁部を介して設けられたインナーボディ及び予圧ねじを備えている。予圧ネジは、本体の内周面に設けられたネジ部にネジ止めされることで、インナーボディに対して予圧を作用させている。
上記の構成により、ダイヤフラムと予圧ネジとの間に位置する電極部、荷重検出素子、リード電極、絶縁部、及びインナーボディに予め予荷重が掛かる。これにより、ダイヤフラムに印加される衝撃によってダイヤフラムと予圧ネジとの間の部品が跳ね上がって破壊されないようになっている。
特開2008−191059号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ダイヤフラムは受圧だけでなく予荷重のための支持の機能も担っているので、ダイヤフラムが予荷重に耐えられるようにダイヤフラムを高強度及び高バネ定数とする必要がある。ここで、ダイヤフラムを高感度にするためにはダイヤフラムのバネ定数を小さくする必要がある。このため、圧力検出装置において荷重検出素子に印加する予荷重を保持するための高強度な構成とダイヤフラムの高感度とを両立することができないという問題があった。
本発明は上記点に鑑み、荷重検出素子に予め予荷重を印加した構成を有する圧力検出装置において、荷重検出素子に印加する予荷重を保持するための高強度な構成とダイヤフラムの高感度な構成とを両立することを第1の目的とする。また、当該圧力検出装置の製造方法を提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、燃焼室を構成する燃焼機構に取り付けられると共に、燃焼室の燃焼圧を検出する圧力検出装置であって、以下の点を特徴としている。
まず、圧力検出装置は、印加される荷重を検出する荷重検出素子(21)と、荷重検出素子(21)を挟み込むと共に荷重検出素子(21)に所定の予荷重を印加することで荷重検出素子(21)に圧接された予荷重印加部(22)と、を有する予荷重保持部(20)を備えている。
さらに、圧力検出装置は、燃焼室に配置されると共に予荷重印加部(22)に当接しており、燃焼室の燃焼圧に基づく荷重を予荷重印加部(22)を介して荷重検出素子(21)に伝達させるダイヤフラム(30)を備えていることを特徴とする。
これによると、荷重検出素子(21)に予荷重を印加する予荷重保持部(20)と、圧力を受圧するダイヤフラム(30)と、が分離されているので、荷重検出素子(21)に予荷重を与えるための性能をダイヤフラム(30)に持たせる必要がない。すなわち、ダイヤフラム(30)を高強度にするためにダイヤフラム(30)のバネ定数を大きくする必要がない。このため、荷重検出素子(21)に印加する予荷重を保持するために予荷重印加部(22)を高強度な構成とすることができる。一方、ダイヤフラム(30)のバネ定数を小さくすることができるので、ダイヤフラム(30)を高感度に構成することができる。したがって、圧力検出装置において荷重検出素子(21)に予荷重を印加するための高強度な構成とダイヤフラム(30)の高感度な構成との両立を図ることができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る圧力検出装置の一部断面図である。 圧力検出装置の製造工程のうちのエージング工程を示した図である。 予荷重と荷重検出素子の破損との関係を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る予荷重保持部の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る予荷重保持部の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る予荷重保持部の断面図である。 本発明の第5実施形態に係る予荷重保持部の断面図である。 本発明の第6実施形態に係る予荷重保持部の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る圧力検出装置は、燃焼室を構成する燃焼機構に取り付けられると共に、燃焼室の燃焼圧を検出する装置である。燃焼機構は、例えば車両に搭載されたエンジンである。そして、図1に示されるように、圧力検出装置1は、筐体10、予荷重保持部20、及びダイヤフラム30を備えて構成されている。
筐体10は、圧力検出装置1のうち燃焼室に配置される棒状の部品である。筐体10は例えば金属材料で形成されている。筐体10は、燃焼室側に凹部11を有している。筐体10は、この凹部11に予荷重保持部20を収容している。また、筐体10のうち凹部11とは反対側に金属製の胴体部12が設けられている。胴体部12の側壁には図示しないネジ部が形成されていると共に、胴体部12がエンジンブロックにネジ止めされる。
予荷重保持部20は、ダイヤフラム30から分離された部品であると共に、ダイヤフラム30から伝わる荷重の大きさを検出するように構成されている。このような予荷重保持部20は、荷重検出素子21及び予荷重印加部22を有している。
荷重検出素子21は、印加される荷重を検出するための板状の素子である。具体的に、荷重検出素子21は、荷重が印加されることで荷重の大きさに応じた電荷を発生させるものであり、例えば圧電体で構成されている。したがって、荷重検出素子21は、印加された荷重の大きさを例えば電圧に変換して出力する。
なお、荷重検出素子21は、筐体10の中心軸方向に電荷を発生させるように構成されていても良い。一方、荷重検出素子21は、筐体10の中心軸方向に垂直な方向に電荷を発生させるように構成されていても良い。
予荷重印加部22は、荷重検出素子21を挟み込むと共に荷重検出素子21に所定の予荷重を印加することで荷重検出素子21に圧接された構造を有する。具体的に、予荷重印加部22は、筒部23、台座24、電極部25、絶縁材26、及び荷重部27を有している。
筒部23は、中空部23aを有する中空筒状の部品である。筒部23は、中空部23aを構成する壁面23bから離間するように、中空部23aに荷重検出素子21を収容している。
台座24は、筒部23のうちの一方の開口部23cに固定された板状の部品である。また、台座24は、荷重検出素子21に当接すると共に荷重検出素子21の一方の電極として機能する。すなわち、台座24は、荷重検出素子21の保持と電極との両方を兼ねている。そして、台座24は筒部23の内径と同じサイズであり、筒部23の一方の開口部23cのうちの開口端付近で溶接によって筒部23に固定されている。
電極部25は、筒部23の中空部23aに壁面23bから離間して配置されると共に、荷重検出素子21の他方の電極として機能する部品である。電極部25は、筒部23の中空部23aにおいて荷重検出素子21のうち台座24とは反対側に当接している。これにより、電極部25は台座24と共に荷重検出素子21を挟んでいる。
絶縁材26は、筒部23の中空部23aに配置されていると共に、電極部25と荷重部27とを絶縁するためのリング状の部品である。絶縁材26は、電極部25のうち荷重検出素子21とは反対側に当接している。絶縁材26は、例えばアルミナ等のセラミックスで形成されている。なお、絶縁材26の中空部分は電極部25から信号を取り出すためのスペースとして利用されている。
荷重部27は、絶縁材26のうち電極部25とは反対側に当接した部品である。荷重部27は筒部23の中心軸に平行な方向の断面が凸形状をなしている。そして、荷重部27は、筒部23の中心軸に垂直な方向において幅が狭い凸部分が筒部23のうち他方の開口部23dに差し込まれている。なお、荷重部27は筒部23の中心軸に沿って設けられた貫通孔27aを有している。この貫通孔27aが電極部25から信号を取り出すためのスペースとして利用されている。
また、荷重部27は、台座24との間に位置する荷重検出素子21、電極部25、及び絶縁材26に所定の予荷重を印加した状態で筒部23のうちの他方の開口部23dに溶接によって固定されている。所定の予荷重は、150N以上である。このように所定の予荷重を印加する目的の1つは、燃焼室は正圧だけでなく負圧も発生するため、予荷重印加部22に負圧が作用しても荷重検出素子21が台座24または電極部25から浮き上がって計測不能になることを避けるためである。もう1つの目的は、エンジンで異常燃焼が生じると衝撃波が発生するので、この衝撃波によって荷重検出素子21が浮き上がって台座24や電極部25に衝突することにより破損してしまうことを防止するためである。
予荷重印加部22のうち、筒部23、台座24、電極部25、及び荷重部27は、例えば同じ金属材料で形成されている。圧力検出装置1は高温に晒されることになるため、各部品の熱膨張率に差を生じさせないようにするべく、各部品が同じ金属材料で形成されていることが好ましい。また、予荷重印加部22は高耐圧性や高ヤング率(硬い)であることも要求される。このようなことから、筒部23、台座24、電極部25、及び荷重部27は、例えばSUS630で形成されている。なお、SUH660等の他の金属材料が用いられても良い。
そして、予荷重保持部20が筐体10の凹部11に収容されると、筒部23の外壁面及び荷重部27の外壁面のいずれかが当該凹部11に接触する。これにより、筒部23、台座24、及び荷重部27は、エンジンブロックと同じ電位に固定される。エンジンブロックの電位は例えば接地電位である。
ダイヤフラム30は、燃焼室の燃焼圧に基づく荷重を予荷重印加部22を介して荷重検出素子21に伝達させる部品である。ダイヤフラム30は予荷重印加部22の台座24に当接していると共に、筐体10の凹部11の開口端付近に溶接によって固定されている。なお、ダイヤフラム30は、台座24に接触しているが、台座24に接合されていない。
上記の構成において、絶縁材26、荷重部27、筐体10、及び胴体部12の内部に信号線13が通されている。信号線13の一端は電極部25に電気的に接続され、他端は胴体部12に設けられた図示しないコネクタ部に電気的に接続されている。これにより、台座24と電極部25との間の電圧が信号線13を介して外部に取り出される。また、信号線13の一部は筐体10に設けられた樹脂部14によって筐体10に固定されている。
以上が、本実施形態に係る圧力検出装置1の全体構成である。上記の構成によると、燃焼室で発生した衝撃がダイヤフラム30に印加される。これにより、ダイヤフラム30の衝撃が台座24を介して荷重検出素子21に伝わる。荷重検出素子21は印加された荷重の大きさに応じて電荷を発生させる。これにより、台座24と電極部25との間の電圧が変化する。したがって、当該電圧の変化が信号線13を介して外部に出力される。
次に、圧力検出装置1の製造方法について説明する。まず、エージング工程を行う。具体的には、図2に示されるように、荷重検出素子21、筒部23、台座24、電極部25、絶縁材26、及び荷重部27を用意する。そして、固定治具40に台座24を乗せると共に、台座24の上に荷重検出素子21、電極部25、絶縁材26を順に乗せる。
また、筒部23に荷重部27の一部を差し込むと共に、筒部23の中空部23aに台座24、荷重検出素子21、電極部25、及び絶縁材26を配置する。すなわち、荷重検出素子21を予荷重印加部22で挟み込む。
続いて、荷重部27の上に荷重治具41を乗せて荷重を掛ける。これにより、荷重治具41を固定治具40側に押し込む。具体的には、燃焼室に発生するであろう衝撃に基づく荷重よりも高い荷重を予荷重印加部22に印加した状態で予荷重印加部22を荷重検出素子21に圧接する。
ここで、荷重検出素子21に荷重を印加するためには、筒部23のバネ定数(K1)を、台座24、荷重検出素子21、電極部25、絶縁材26、及び荷重部27で構成されるバネ定数(K2)よりも小さくする必要がある。つまり、筒部23はバネ定数(K2)よりも小さいバネ定数(K1)のものが採用されている。
例えば、K1:K2=2:1の関係の場合には、最終的に予荷重印加部22で保持したい予荷重を300Nとすると、3倍の900Nの荷重を荷重検出素子21に印加しながら、筒部23に対して台座24及び荷重部27を溶接する。これにより、バネ定数比によるスプリングバックで予荷重印加部22に300Nが残される。
本実施形態では、荷重部27と台座24との間に位置する荷重検出素子21、電極部25、及び絶縁材26に印加される所定の予荷重が150N以上となるように、予荷重印加部22に荷重を印加した状態で、荷重検出素子21と予荷重印加部22とを一体化する。すなわち、筒部23の一方の開口部23cと台座24とを溶接で固定すると共に、筒部23の他方の開口部23dと荷重部27とを溶接で固定する。なお、例えば先に筒部23の一方の開口部23cと台座24とを溶接で固定しておいても良いし、先に筒部23の他方の開口部23dと荷重部27とを溶接で固定しておいても良い。
これにより、実使用時よりも高い荷重が予荷重保持部20に予め印加されるので、充分なエージングを行うことができる。さらに、予荷重保持部20とダイヤフラム30とが分離された構成であるので、予荷重保持部20を製造する際に予荷重保持部20に高い荷重を印加できるという利点もある。
この後、筐体10の凹部11に予荷重印加部22を収容し、ダイヤフラム30を筐体10に溶接する。また、信号線13を電極部25に取り付け、筐体10に樹脂部14を形成することで信号線13を筐体10に固定する。さらに、筐体10に胴体部12を固定すると共に、信号線13を胴体部12のコネクタ部に接続する。こうして、圧力検出装置1が完成する。
発明者らは、所定の予荷重を変化させて燃焼圧を測定したときの荷重検出素子21の破損について調べた。その結果を図3に示す。図3に示されるように、予荷重を50Nや100Nとした場合は荷重検出素子21は破損したが、200N以上とした場合は荷重検出素子21は破損しなかった。
また、発明者らは、予荷重を100N〜200Nの範囲としたときの荷重検出素子21の破損を調べたところ、150N以上では破損がなかった。したがって、所定の予荷重を150N以上とすることで、燃焼室の燃焼圧による衝撃で荷重検出素子21が破壊されてしまうことを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態では、圧力検出装置1は、荷重検出素子21に予荷重を印加する予荷重保持部20と、圧力を受圧するダイヤフラム30と、が分離された構造を備えていることが特徴となっている。このように、予荷重が印加される部分と圧力が印加される部分とが分離されているので、ダイヤフラム30を高強度にするためにダイヤフラム30のバネ定数を大きくしなくても良いという利点がある。すなわち、ダイヤフラム30のバネ定数を小さくすることができるので、ダイヤフラム30を高感度に構成することができる。これに対し、荷重検出素子21に印加する予荷重を保持するために予荷重印加部22を高強度な構成とすることができる。したがって、圧力検出装置1において高強度と高感度との両立を図ることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図4に示されるように、本実施形態では、予荷重印加部22は、有底筒部28、電極部25、絶縁材26、及び荷重部27を有して構成されている。このうち、電極部25、絶縁材26、及び荷重部27は第1実施形態で示されたものと同じである。
有底筒部28は、中空部28aを有する有底筒状の部品である。また、有底筒部28は、荷重検出素子21の一方の電極として機能する。有底筒部28は、中空部28aを構成する壁面28bから離間するように荷重検出素子21を底面28cに収容している。有底筒部28は、例えばSUS630やSUH660等の金属材料によって形成されている。
電極部25は、有底筒部28の中空部28aに壁面28bから離間して配置されている。また、電極部25は、荷重検出素子21のうち有底筒部28の底面28cとは反対側に当接している。絶縁材26は、有底筒部28の中空部28aに配置されている。また、絶縁材26は、電極部25のうち荷重検出素子21とは反対側に当接している。
荷重部27は、絶縁材26のうち電極部25とは反対側に当接している。また、荷重部27は、有底筒部28の底面28cとの間に位置する荷重検出素子21、電極部25、及び絶縁材26に所定の予荷重を印加した状態で有底筒部28の開口部28dに溶接で固定されている。
以上のように、有底筒部28に電極としての機能と荷重検出素子21等を収容する容器としての機能とを持たせることもできる。このような構造によると、有底筒部28の電極部分と筒部分とが予め一体化されているので予荷重保持部20を高強度に構成することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図5に示されるように、本実施形態では、予荷重印加部22は、台座24、電極部25、絶縁材26、及び荷重部27を有して構成されている。このうち、台座24、電極部25、及び絶縁材26は第1実施形態で示されたものと同じである。
荷重部27は、中空部27bを有する有底筒状の部品である。また、荷重部27は、絶縁材26が底面27cに当接していると共に、荷重検出素子21及び電極部25が中空部27bを構成する壁面27dから離間するように、絶縁材26、電極部25、及び荷重検出素子21を中空部23aに収容している。
さらに、荷重部27は、台座24との間に位置する荷重検出素子21、電極部25、及び絶縁材26に所定の予荷重を印加した状態で開口部27eが台座24に溶接で固定されている。そして、荷重部27が筐体10に接触することで台座24の電位が筐体10と同じ電位に固定される。
以上のように、荷重部27に荷重検出素子21等を収容する容器としての機能を持たせることができる。このような構造によると、荷重印加部分と筒部分とが予め一体化されているので予荷重保持部20を高強度に構成することができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図6に示されるように、本実施形態では、予荷重印加部22は、筒部23、台座24、電極部25、及び絶縁材26を有して構成されている。このうち、筒部、台座24、及び電極部25は第1実施形態で示されたものと同じである。
本実施形態では、絶縁材26は、筒部23の中心軸に平行な方向の断面が凸形状をなしている。また、絶縁材26は、筒部23の中心軸に垂直な方向において幅が狭い凸部分が筒部23のうち他方の開口部23dに差し込まれている。
そして、絶縁材26は、電極部25のうち荷重検出素子21とは反対側に当接すると共に、台座24との間に位置する荷重検出素子21及び電極部25に所定の予荷重を印加した状態で筒部23のうちの他方の開口部23dに接着剤等で固定されている。なお、絶縁材26が溶接可能な材料で形成されている場合、絶縁材26は筒部23に溶接で固定されていても良い。
さらに、絶縁材26は、筒部23の中心軸に沿って設けられた貫通孔26aを有している。信号線13はこの貫通孔26aを介して電極部25に電気的に接続される。上記の予荷重印加部22の構成では、筒部23が筐体10に接触することで、台座24の電位が固定される。
以上のように、予荷重印加部22は、台座24と絶縁材26とによって荷重検出素子21に所定の予荷重を印加する構造とすることもできる。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図7に示されるように、本実施形態では、荷重検出素子21は第1電極膜21aと第2電極膜21bとを有している。
第1電極膜21aは、荷重検出素子21のうち一方の電極である台座24側に設けられた導電膜である。第1電極膜21aは、台座24に接触している。一方、第2電極膜21bは、荷重検出素子21のうち他方の電極である電極部25側に設けられた導電膜である。第2電極膜21bは電極部25に接触している。
以上の構成によると、荷重検出素子21の表面の凹凸が各電極膜21a、21bによって埋められるので、荷重検出素子21から一方の電極側及び他方の電極側への電気的な接続を確実に行うことができる。言い換えると、荷重検出素子21の平面度に起因した電気的接続不良を防止することができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図8に示されるように、本実施形態では、予荷重印加部22は、筒部23の中空部23aの隙間23eに埋め込まれた埋込部材29を有している。ここで、隙間23eは、中空部23aのうち筒部23の壁面23bと荷重検出素子21及び電極部25との間の空間である。埋込部材29として、樹脂材料等の絶縁材料が採用される。以上のように、隙間23eに埋込部材29が設けられているので、荷重検出素子21や電極部25と筒部23の壁面23bとの絶縁性を確保することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された圧力検出装置1の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、筐体10や胴体部12の構成は一例であり、他の構成としても良い。また、予荷重印加部22を構成する材料は、全て同じ材料で構成されていなくても良い。
第5実施形態で示された各電極膜21a、21bは、第2〜第4、第6実施形態で示された荷重検出素子21に適用することができる。また、第6実施形態で示された埋込部材29は、第2〜第5実施形態で示された予荷重印加部22に適用することができる。
20 予荷重保持部
21 荷重検出素子
22 予荷重印加部
23 筒部
24 台座
25 電極部
26 絶縁材
27 荷重部
30 ダイヤフラム

Claims (10)

  1. 燃焼室を構成する燃焼機構に取り付けられると共に、前記燃焼室の燃焼圧を検出する圧力検出装置であって、
    印加される荷重を検出する荷重検出素子(21)と、前記荷重検出素子(21)を挟み込むと共に前記荷重検出素子(21)に所定の予荷重を印加することで前記荷重検出素子(21)に圧接された予荷重印加部(22)と、を有する予荷重保持部(20)と、
    前記燃焼室に配置されると共に前記予荷重印加部(22)に当接しており、前記燃焼室の燃焼圧に基づく荷重を前記予荷重印加部(22)を介して前記荷重検出素子(21)に伝達させるダイヤフラム(30)と、
    を備えていることを特徴とする圧力検出装置。
  2. 前記予荷重印加部(22)は、
    中空部(23a)を有する中空筒状であり、前記中空部(23a)を構成する壁面(23b)から離間するように前記荷重検出素子(21)が前記中空部(23a)に配置された筒部(23)と、
    前記荷重検出素子(21)に当接すると共に前記荷重検出素子(21)の一方の電極として機能し、前記筒部(23)のうちの一方の開口部(23c)に固定された台座(24)と、
    前記筒部(23)の中空部(23a)に前記壁面(23b)から離間して配置されると共に、前記荷重検出素子(21)のうち前記台座(24)とは反対側に当接し、さらに前記荷重検出素子(21)の他方の電極として機能する電極部(25)と、
    前記筒部(23)の中空部(23a)に配置されると共に、前記電極部(25)のうち前記荷重検出素子(21)とは反対側に当接した絶縁材(26)と、
    前記絶縁材(26)のうち前記電極部(25)とは反対側に当接すると共に、前記台座(24)との間に位置する前記荷重検出素子(21)、前記電極部(25)、及び前記絶縁材(26)に前記所定の予荷重を印加した状態で前記筒部(23)のうちの他方の開口部(23d)に固定された荷重部(27)と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置。
  3. 前記予荷重印加部(22)は、
    中空部(28a)を有する有底筒状であると共に前記荷重検出素子(21)の一方の電極として機能し、前記中空部(28a)を構成する壁面(28b)から離間するように前記荷重検出素子(21)が底面(28c)に配置された有底筒部(28)と、
    前記有底筒部(28)の中空部(28a)に前記壁面(28b)から離間して配置されると共に、前記荷重検出素子(21)のうち前記底面(28c)とは反対側に当接し、さらに前記荷重検出素子(21)の他方の電極として機能する電極部(25)と、
    前記有底筒部(28)の中空部(28a)に配置されると共に、前記電極部(25)のうち前記荷重検出素子(21)とは反対側に当接した絶縁材(26)と、
    前記絶縁材(26)のうち前記電極部(25)とは反対側に当接すると共に、前記底面(28c)との間に位置する前記荷重検出素子(21)、前記電極部(25)、及び前記絶縁材(26)に前記所定の予荷重を印加した状態で前記有底筒部(28)の開口部(28d)に固定された荷重部(27)と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置。
  4. 前記予荷重印加部(22)は、
    前記荷重検出素子(21)に当接すると共に前記荷重検出素子(21)の一方の電極として機能する台座(24)と、
    前記荷重検出素子(21)のうち前記台座(24)とは反対側に当接し、さらに前記荷重検出素子(21)の他方の電極として機能する電極部(25)と、
    前記電極部(25)のうち前記荷重検出素子(21)とは反対側に当接した絶縁材(26)と、
    中空部(27b)を有する有底筒状であり、前記絶縁材(26)が底面(27c)に当接すると共に前記荷重検出素子(21)及び前記電極部(25)が前記中空部(27b)を構成する壁面(27d)から離間して配置され、さらに、前記台座(24)との間に位置する前記荷重検出素子(21)、前記電極部(25)、及び前記絶縁材(26)に前記所定の予荷重を印加した状態で開口部(27e)が前記台座(24)に固定された荷重部(27)と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置。
  5. 前記予荷重印加部(22)は、
    中空部(23a)を有する中空筒状であり、前記中空部(23a)を構成する壁面(23b)から離間するように前記荷重検出素子(21)が前記中空部(23a)に配置された筒部(23)と、
    前記荷重検出素子(21)に当接すると共に前記荷重検出素子(21)の一方の電極として機能し、前記筒部(23)のうちの一方の開口部(23c)に固定された台座(24)と、
    前記筒部(23)の中空部(23a)に前記壁面(23b)から離間して配置されると共に、前記荷重検出素子(21)のうち前記台座(24)とは反対側に当接し、さらに前記荷重検出素子(21)の他方の電極として機能する電極部(25)と、
    前記電極部(25)のうち前記荷重検出素子(21)とは反対側に当接すると共に、前記台座(24)との間に位置する前記荷重検出素子(21)及び前記電極部(25)に前記所定の予荷重を印加した状態で前記筒部(23)のうちの他方の開口部(23d)に固定された絶縁材(26)と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置。
  6. 前記荷重検出素子(21)は、前記一方の電極側に設けられた第1電極膜(21a)と、前記他方の電極側に設けられた第2電極膜(21b)と、を有していることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1つに記載の圧力検出装置。
  7. 前記予荷重印加部(22)は、前記中空部(23a、27b、28a)の隙間(23e)に埋め込まれた埋込部材(29)を有していることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1つに記載の圧力検出装置。
  8. 前記所定の予荷重は、150N以上であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の圧力検出装置。
  9. 印加される荷重を検出する荷重検出素子(21)と、前記荷重検出素子(21)を挟み込むと共に前記荷重検出素子(21)に所定の予荷重を印加することで前記荷重検出素子(21)に圧接された予荷重印加部(22)と、を有する予荷重保持部(20)と、
    燃焼機構に設けられた燃焼室に配置されると共に前記予荷重印加部(22)に当接しており、前記燃焼室の燃焼圧に基づく荷重を前記予荷重印加部(22)を介して前記荷重検出素子(21)に伝達させるダイヤフラム(30)と、
    を備えた圧力検出装置の製造方法であって、
    前記荷重検出素子(21)を前記予荷重印加部(22)で挟み込むと共に、前記燃焼室に発生するであろう衝撃に基づく荷重よりも高い荷重を前記予荷重印加部(22)に印加した状態で前記予荷重印加部(22)を前記荷重検出素子(21)に圧接することにより、前記荷重検出素子(21)と前記予荷重印加部(22)とを一体化するエージング工程を含んでいることを特徴とする圧力検出装置の製造方法。
  10. 前記エージング工程では、前記所定の予荷重が150N以上となるように前記予荷重印加部(22)に荷重を印加することを特徴とする請求項9に記載の圧力検出装置の製造方法。
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