JP2015052198A5 - - Google Patents

Claims (30)

1. 横断面を含んでいて、少なくとも前記横断面の１番目の領域にポリウレタンまたはポリウレタン尿素組成物が含まれており、かつ、ポリウレタンまたはポリウレタン尿素組成物が含まれている２番目の領域も含む弾性多成分繊維であって、
   前記１番目の領域と前記２番目の領域は、境界を有する組成の異なる領域であることを特徴とする繊維。
2. 多成分を同じ毛細管に通して押出し加工して単一のフィラメントにした繊維である請求項１記載の繊維。
3. 多成分を個別の毛細管に通して押出し加工して個別のフィラメントにして合体させて単一の融合繊維にした繊維である請求項１記載の繊維。
4. 前記１番目の領域と前記２番目の領域の間に位置していて前記１番目の領域と前記２番目の領域の混合物を含有する境界領域を含む３番目の領域も有する請求項１から３のいずれかに記載の繊維。
5. 溶液紡糸された繊維である請求項１から４のいずれかに記載の繊維。
6. 前記横断面に同心芯鞘、偏心芯鞘、並列および融合ストランドから成る群より選択される形態が含まれる請求項１から５のいずれかに記載の繊維。
7. 前記横断面が非円形である請求項１から６のいずれかに記載の繊維。
8. 前記２番目の領域にポリウレタン尿素組成物が含まれている請求項１から７のいずれかに記載の繊維。
9. 前記２番目の領域に非ポリウレタン尿素組成物が含まれている請求項１から７のいずれかに記載の繊維。
10. 前記非ポリウレタン尿素組成物が熱可塑性重合体および可溶重合体の中の１つで作られたものである請求項９記載の繊維。
11. 前記１番目の領域および前記２番目の領域に少なくとも１種の異なる添加剤が含まれているか或は同じ添加剤が異なる濃度で含まれている請求項１から１０のいずれかに記載の繊維。
12. 前記１番目の領域および前記２番目の領域の各々に組成が異なるポリウレタン尿素が含まれている請求項１から１０のいずれかに記載の繊維。
13. 前記１番目の領域および前記２番目の領域の各々に異なる組成物が含まれている請求項１から１０のいずれかに記載の繊維。
14. 少なくとも１つの領域に繊維製品用繊維の機能性または特性を向上させる組成物が含まれている請求項１から１０のいずれかに記載の繊維。
15. 少なくとも１つの領域に、染料、顔料、ポリオレフィン、ナノ粘土、キトサン、ナイロン、ポリエステル、セルロース、ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）、相変化物質およびこれらの組み合わせから成る群より選択される添加剤が含まれている請求項１から１０のいずれかに記載の繊維。
16. 前記ポリウレタンまたはポリウレタン尿素組成物がセグメント化ポリウレタンを含有する請求項１から１５のいずれかに記載の繊維。
17. 芯鞘型横断面を含み、かつ、芯領域と鞘領域の組成が異なる請求項１から１６のいずれかに記載の繊維。
18. 前記鞘領域にナイロン、セルロース、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリオレフィンおよびこれらの組み合わせから成る群より選択される添加剤が含まれている請求項１７記載の繊維。
19. 請求項１から１８のいずれかに記載の繊維を含有する製品。
20. 布である請求項１９記載の製品。
21. 前記布が織物、不織物および編物から選択される請求項２０記載の製品。
22. 繊維製品である請求項１９記載の製品。
23. 衣類である請求項１９記載の製品。
24. 靴下である請求項１９記載の製品。
25. （ａ）重合体組成物の中の少なくとも１つにポリウレタン尿素溶液が含まれている少なくとも２種類の重合体組成物を準備し、
    （ｂ）前記重合体組成物を分配板およびオリフィスに通して一緒にすることで横断面を有するフィラメントを生じさせ、
    （ｃ）前記フィラメントを共通の毛細管に通して押出し、
    （ｄ）前記フィラメントから溶媒を除去する、
    ことを含む方法であって、前記横断面に前記重合体組成物間の境界が含まれている方法。
26. 熱い不活性ガスを用いて前記溶媒を前記フィラメントから除去する請求項２５記載の方法。
27. ２本以上の多成分繊維を同時に生じさせる請求項２５又は２６記載の方法。
28. 前記重合体組成物に組成が異なる２種類のポリウレタン尿素溶液を含有させる請求項２５から２７のいずれかに記載の方法。
29. 前記重合体組成物に少なくとも１種のポリウレタン尿素溶液および少なくとも１種の非ポリウレタン尿素組成物を含有させる請求項２５から２７のいずれかに記載の方法。
30. 前記横断面を同心芯鞘、偏心芯鞘、並列および融合ストランドから成る群より選択する請求項２５から２９のいずれかに記載の方法。