JP2015044170A - 噴霧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴霧停止操作が容易に行えるガンタイプの噴霧器を提供する。
【解決手段】メインレバー5を初期位置から把持部3の側へ回動させることにより、メインレバー5に取り付けた係止片26が把持部3に設けた係止部25に係止されて、メインレバー5が液体供給路9の途中に設けた開閉弁18の弁体21を閉弁ばね22の弾力に抗して押圧したまま、すなわち液体供給路9が開いたまま保持されるロック状態となり、このロック状態でサブレバー28の一端部28aを把持部3に近づく方向に操作することにより、サブレバー28が係止ばね27の弾力に抗して係止片26を回動させて係止部25から外し、閉弁ばね22の弾力によってメインレバー5が初期位置に復帰し、弁体21が閉方向に移動して液体供給路9が閉じるようにした。これにより、把持部3を握った方の手だけで噴霧開始操作および噴霧停止操作を容易に行うことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、液体供給路の途中に設けた弁体を操作して噴霧状態と停止状態の切り替えを行うようにしたガンタイプの噴霧器に関する。
農業用の薬液等の液体の噴霧に使用される噴霧器は、通常、本体の先端にノズル部を有しており、そのノズル部への液体供給路の途中に設けた弁体を操作することにより、噴霧状態と停止状態の切り替えを行うようになっている。
例えば、筒状の本体の後端側にその外周から突出するように把持部を設けたガン(ピストル)タイプの噴霧器では、弁体を操作して液体供給路を開閉する開閉機構として、弁体を閉方向に付勢する閉弁ばねを設け、弁体に連結されたレバーを本体に回動可能に取り付け、レバーにリング等の係止片を設けて、この係止片が掛けられる係止部を把持部に設けたものが採用されることが多い(例えば、特許文献1参照。)。この開閉機構によれば、作業者が閉弁ばねの弾力に抗してレバーを把持部と一緒に握り込んで、弁体を開方向に移動させ、レバーの係止片を係止部に掛けることにより、液体供給路が開いた状態でレバーを保持して液体の噴霧を行うことができ、係止片を係止部から外すと、閉弁ばねの弾力によってレバーが初期位置に復帰するとともに、弁体が閉方向に移動して液体供給路が閉じた状態となり、噴霧を停止することができる。
特開2010−110717号公報
ところで、上述したような従来の開閉機構を有するガンタイプの噴霧器では、噴霧作業中に噴霧を停止しようとする際に、一方の手で把持部を握ったまま、他方の手で係止片を係止部から外すことになる。このため、噴霧状態と停止状態の切り替えを頻繁に行う場合には、噴霧停止ごとに両手での操作が必要となり、作業者が面倒に感じることが多い。
そこで、本発明は、噴霧停止操作が容易に行えるガンタイプの噴霧器を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、先端にノズル部を有し、後端側に把持部を有する本体と、前記本体のノズル部への液体供給路の途中に設けられた弁体と、前記弁体を操作して液体供給路を開閉する開閉機構とを備えた噴霧器において、前記開閉機構は、前記弁体を閉方向に付勢する閉弁ばねと、前記本体に回動可能に取り付けられたメインレバーと、前記メインレバーに回動可能に取り付けられた係止片と、前記本体に設けられた係止部と、前記係止片を前記係止部に当接させる方向に付勢する係止ばねと、前記本体またはメインレバーに中央部を回動可能に取り付けられたサブレバーとを備え、前記メインレバーを初期位置から前記把持部の側へ回動させることにより、前記メインレバーが前記閉弁ばねの弾力に抗して前記弁体を押圧し、前記液体供給路が開くとともに前記係止片が前記係止部に係止されて、前記メインレバーが弁体を押圧したまま保持されるロック状態となり、前記ロック状態で前記サブレバーを所定の方向に回動させることにより、前記サブレバーが前記係止ばねの弾力に抗して前記係止片を回動させて前記係止部から外し、前記閉弁ばねの弾力によって前記メインレバーが初期位置に復帰し、前記弁体が閉方向に移動して前記液体供給路が閉じるようにしたものを採用した。
上記の構成によれば、本体に取り付けたメインレバーを初期位置から把持部の側へ回動させることにより、メインレバーが弁体を押圧したまま、すなわち液体供給路が開いたまま保持されるロック状態となり、このロック状態を解除してメインレバーを初期位置に復帰させ、液体供給路を閉じる動作は、本体またはメインレバーに取り付けたサブレバーを所定の方向に回動させることによって行えるので、把持部を握った方の手だけで噴霧開始操作および噴霧停止操作を容易に行うことができる。
ここで、前記係止片とサブレバーは、前記サブレバーの一端部を前記把持部に近づく方向に操作したときに、前記サブレバーの他端部が前記係止片を回動させるように配置することが望ましい。把持部を握った方の手だけで噴霧停止操作(ロック状態の解除)を行う際に、サブレバーの一端部を把持部から遠ざかる方向に操作する(押す)よりも、把持部に近づく方向に操作する(引く)方が楽だからである。
さらに、前記サブレバーを、その一端部が前記メインレバーから前記本体の先端側へ突出する状態でメインレバーに回動可能に取り付け、前記メインレバーが前記初期位置にある状態で前記サブレバーの一端部を前記把持部に近づく方向に操作したときに、前記サブレバーの他端部が前記係止片を回動させた後、前記サブレバーのメインレバーに対する回動が規制され、前記メインレバーがサブレバーと一体に把持部の側へ回動するようにすれば、サブレバーをメインレバーとともに引いている間は係止片が係止部から外れた状態で噴霧を行い、引いていたサブレバーを離すだけで噴霧を停止できるようになるので、一回あたりの噴霧時間が短い場合の操作性は大きく向上する。
本発明の噴霧器は、上述したように、メインレバーを初期位置から回動させることにより液体供給路が開いたまま保持されるロック状態となり、このロック状態でサブレバーを回動させると、メインレバーが初期位置に復帰して液体供給路が閉じるようにしたものであるから、把持部を握った方の手だけで噴霧開始操作および噴霧停止操作を容易に行うことができ、噴霧状態と停止状態の切り替えを頻繁に行う場合には操作性の大幅な向上が図れる。
実施形態の噴霧器の正面図 図1の噴霧器の縦断面図 図1の要部の斜視図 図1の噴霧器のロック状態の要部拡大縦断面図 図1の噴霧器のロック状態を解除する動作の説明図 図1の噴霧器でロック状態とせずに噴霧を行う動作の第1ステップの説明図 同上の動作の第2ステップの説明図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この噴霧器は、図1および図2に示すように、筒状の本体1と、本体1の先端に設けられたノズル部2と、本体1の後端側の外周面から斜め後方に延びる把持部3とを備え、液体を供給するホース(図示省略)を把持部3の下端に接続した状態で、把持部3と開閉機構4のメインレバー5を一緒に握り込む(メインレバー5を引く)ことによってノズル部2から液体を噴出するガンタイプのものである。そして、本体1内の回転軸6に連結された調節つまみ7を回転操作することによって、液体の噴出量を調節できるようになっている。なお、本体1の先端側には、ノズル部2の径方向外側を覆う筒状のフード8が取り付けられている。
前記本体1は、その内周面と回転軸6との間にノズル部2への液体供給路9が形成され、この液体供給路9の途中に流量調節弁10が設けられている。また、本体1の後端側の内周面に設けられた雌ねじ1aに、回転軸6の外周に嵌合固定された雄ねじ部材11と、回転軸6を通して本体1の後端開口を閉塞する蓋部材12がねじ結合されている。
前記流量調節弁10は、本体1の内周面に設けられた環状の弁座13と、回転軸6の先端部に設けられた円錐状の弁体14とからなる。そして、調節つまみ7を回転操作して回転軸6を回転させると、回転軸6外周の雄ねじ部材11と本体1内周面の雌ねじ1aとのねじ結合により、回転軸6が軸方向に移動し、その先端の弁体14の弁座13との間の間隔(弁体14の開度)が変化して、ノズル部2に送られる液体の流量すなわち液体噴出量を調節できるようになっている。
前記ノズル部2は、本体1内の流量調節弁10よりも先端側の液体供給路9に筒状の整流中子15を挿入し、本体1にねじ結合するキャップ16で円錐状の噴板17を整流中子15の先端に固定したもので、噴板17の中央部に設けた噴出口17aから液体が噴出される。
前記把持部3は、本体1と一体に形成されており、その内部には前記液体供給路9の一部が通されている。そして、液体供給路9の途中に本体1と平行に円筒穴部9aが形成され、この円筒穴部9aに開閉弁18が設けられている。円筒穴部9aは把持部3の後面(本体1後端側の面)に開口しており、その開口を蓋部材19で閉塞されている。
前記開閉弁18は、円筒穴部9aの内周面に設けられた環状の弁座20と、弁座20に対して接離可能に保持された円錐台状の弁体21とからなる。その弁体21は、前記蓋部材19との間に設けられた閉弁ばね22で弁座20に押し付けられる方向(閉方向)に付勢されている。閉弁ばね22としては、弁体21の大径側端面に設けられた突軸が挿入されるコイルばねが用いられている。また、弁体21の小径側端面には、把持部3の前面(本体1先端側の面)から先端部を突出させた連動軸23の後端部が差し込まれて固定されている。連動軸23は弁体21の開閉方向に延びる姿勢で、把持部3前面の凹部にねじ込まれた筒状の支持部材24にスライド自在に支持されており、この連動軸23と弁体21が一体にメインレバー5に押圧されて開方向に移動するようになっている。
また、前記把持部3の前面には、前記支持部材24がねじ込まれた部位から下向きに突出し、後述するように開閉機構4の一部を構成する係止部25が設けられている。
前記開閉機構4は、前述のメインレバー5、閉弁ばね22および把持部3の係止部25に加え、メインレバー5に回動可能に取り付けられた係止片26と、係止片26を係止部25に当接させる方向に付勢するコイル状の係止ばね27と、メインレバー5に回動可能に取り付けられたサブレバー28とを備え、後述するように開閉弁18の弁体21を操作して液体供給路9を開閉するものである。
図3および図4に示すように、前記メインレバー5は、上端に形成された一対の取付部5aが、把持部3の上端に本体1の先端側で隣接する位置に第1の軸ピン29で回動自在に取り付けられ、その他の部分が略コの字の平面断面に形成された操作部5bとなっている。操作部5bは、前壁から後方に突出する押圧部5cが設けられ、初期位置から把持部3に近づく方向に回動したときに、その押圧部5cで前述の連動軸23と弁体21を一体に閉弁ばね22の弾力に抗して押圧するようになっている。また、操作部5bには、押圧部5cの下方でサブレバー28の一部を通す窓5dが形成されている。
前記係止片26は、メインレバー5のコの字断面の内側に第2の軸ピン30で回動可能に取り付けられる柱状の取付部26aと、把持部3の係止部25に当接する円柱状の当接部26bとが互いに平行に配され、それぞれの径方向に延びる一対の連結板26cで両端を連結されている。そして、この係止片26がメインレバー5の操作部5bと一体に把持部3に近づいたときに、その取付部26aと当接部26bの間に把持部3の係止部25が入り込むようになっている。
係止片26の取付部26aの軸方向中央部には凹部26dが形成され、この凹部26dに係止ばね27が軸方向を取付部26aと平行に向けた姿勢で収納されている。そして、その取付部26aを軸方向に貫通する第2の軸ピン30が、凹部26dに収納された係止ばね27にも通されて、係止ばね27を支持している。その係止ばね27は、一端がメインレバー5の操作部5bの前壁に押し付けられ、他端が係止片26の取付部26aに押し付けられて、係止片26の当接部26bを把持部3の係止部25に当接させる方向に付勢している。また、係止片26の取付部26aには軸方向全長にわたって径方向外側に膨出する膨出部26eが設けられ、この膨出部26eがサブレバー28に当接している。
前記サブレバー28は、略楔状に形成されており、その中央部がメインレバー5に第3の軸ピン31で回動可能に取り付けられ、一端部28aがメインレバー5の操作部5bの窓5dから本体1先端側へ突出し、他端部28bが係止片26の取付部26aの膨出部26eに当接している。これにより、その一端部28aが把持部3に近づく方向に回動すると、他端部28bが係止ばね27の弾力に抗して係止片26を回動させるようになっている。
また、サブレバー28の両側面には、第3の軸ピン31を通す孔の周縁から突出する一対の円筒部28cと、この円筒部28cと平行な一対の円柱状の突起28dが設けられている。その円筒部28cは、端面でメインレバー5の操作部5bの側壁に摺接して、第3の軸ピン31の軸方向に沿ったサブレバー28の移動を規制するものであり、突起28dは、メインレバー5の操作部5bの前壁に当接して、サブレバー28の一端部28aが把持部3から離れる方向の回動を規制するものである。なお、サブレバー28の前面には、指での操作を容易にするため、幅方向に延びる多数のV字溝が形成されている。
この噴霧器は上述したような構成であり、次に、その噴霧状態と停止状態の切り替え動作について説明する。
図1および図2は、開閉機構4のメインレバー5が初期位置にあり、開閉弁18の弁体21が閉弁ばね22の弾力により弁座20に押し付けられて液体供給路9が閉じられた状態、すなわち噴霧器の噴霧が停止された状態(停止状態)を示している。このときには、係止ばね27の弾力によって、係止片26の当接部26bが把持部3の係止部25に引っ掛からない状態で押し付けられている。また、サブレバー28は、係止片26の取付部26aに当接するとともに、両側面の突起28dがメインレバー5の操作部5bの前壁に当接することにより、回動が規制されて一定の姿勢で保持されている。
図1および図2に示す停止状態から、把持部3とメインレバー5を一緒に握り込む(メインレバー5を引く)ことにより、メインレバー5を初期位置から把持部3の側へ回動させると、図4に示すように、その操作部5bの押圧部5cが閉弁ばね22の弾力に抗して連動軸23と弁体21を一体に押圧して開方向に移動させ、液体供給路9が開いて噴霧状態となる。そして、これと同時に、メインレバー5に取り付けられた係止片26の当接部26bが把持部3の係止部25よりも後方へ移動し、係止片26の取付部26aと当接部26bとの間に係止部25が入り込む。これにより、係止片26の当接部26bが係止部25に引っ掛かって、メインレバー5が連動軸23および弁体21を押圧したまま、すなわち液体供給路9が開いたまま保持されるロック状態となるので、メインレバー5から手を離しても、またメインレバー5を強く引いても噴霧が継続される。
そして、上述したロック状態での噴霧中にサブレバー28の一端部28aを把持部3に近づく方向に操作すると(サブレバー28を引くと)、図5に示すように、サブレバー28の他端部28bが係止ばね27の弾力に抗して係止片26を回動させ、これにより係止片26の当接部26bが係止部25から外れてロック状態が解除される。したがって、この後でサブレバー28から手を離すと、閉弁ばね22の弾力によってメインレバー5が初期位置に復帰し、弁体21が連動軸23と一体に閉方向に移動して液体供給路9が閉じ、噴霧が停止される。これと同時に、係止ばね27の弾力によって係止片26およびサブレバー28がサブレバー28を引いたときと逆方向に回動し、停止状態(図1、2の状態)に戻る。
一方、上述した停止状態にあるときに(メインレバー5が初期位置にある状態で)サブレバー28を引くと、まず、図6に示すように、サブレバー28の他端部28bが係止ばね27の弾力に抗して係止片26を回動させることにより、係止片26の当接部26bが係止部25から離れる。その後、サブレバー28の中央部が係止片26の当接部26bに当接するようになると、サブレバー28のメインレバー5に対する回動が規制される。なお、このときのサブレバー28の回動規制は、係止片26の膨出部26eがメインレバー5の前壁に当接することによって行われるようにしてもよい。
そして、図6の状態からさらにサブレバー28を引くと、図7に示すように、メインレバー5が初期位置からサブレバー28と一体に把持部3の側へ回動して、メインレバー5に押圧された連動軸23と弁体21が一体に開方向へ移動し、液体供給路9が開いて噴霧が開始される。ただし、このときには、図4に示した状態と異なり、係止片26の当接部26bが係止部25から外れているので、ロック状態とはならない(図5に示したロック解除の途中の状態と同じになる)。したがって、この後でサブレバー28から手を離すと、ロック状態を解除したときと同じようにして停止状態に戻る。
この噴霧器は、上述したように、停止状態からメインレバー5を引くことにより、液体供給路9が開いたまま保持されるロック状態となって噴霧が開始され、このロック状態でサブレバー28を引くと、ロック状態が解除されてメインレバー5が初期位置に復帰し、液体供給路9が閉じて噴霧が停止される。すなわち、把持部3を握った方の手だけで噴霧開始操作および噴霧停止操作を容易に行えるようになっており、噴霧状態と停止状態の切り替えを頻繁に行う場合には、噴霧停止操作を両手で行う必要のある従来のものに対して、操作性の大幅な向上が図れる。また、噴霧中には、メインレバー5から手を離したり、メインレバー5を強く引いたりしてもロック状態は解除されないので、メインレバー5と把持部3の握り方や握る強さを気にすることなく、楽に作業することができる。
さらに、停止状態からサブレバー28を引いてメインレバー5と一体に回動させると、サブレバー28をメインレバー5とともに引いている間は噴霧を行い、引いていたサブレバー28を離すだけで噴霧を停止することができるので、一回あたりの噴霧時間が短い場合は特に優れた操作性が得られる。
なお、開閉機構の係止片とサブレバーは、サブレバーの一端部を把持部から遠ざかる方向に操作したとき(押したとき)に、サブレバーの他端部が係止片を回動させてロック状態が解除されるように配置することもできる。しかし、上述した実施形態のように、サブレバーの一端部を把持部に近づく方向に操作する(引く)ことによりロック状態が解除される配置とする方が、楽に操作することができるし、停止状態からサブレバーを引いて噴霧を行う操作方法も可能となり好ましい。
また、サブレバーは、実施形態ではメインレバーに取り付けたが、本体やその把持部に取り付けることもできる。
1 本体
2 ノズル部
3 把持部
4 開閉機構
5 メインレバー
7 調節つまみ
9 液体供給路
10 流量調節弁
18 開閉弁
20 弁座
21 弁体
22 閉弁ばね
23 連動軸
25 係止部
26 係止片
27 係止ばね
28 サブレバー
29、30、31 軸ピン

Claims (3)

  1. 先端にノズル部を有し、後端側に把持部を有する本体と、前記本体のノズル部への液体供給路の途中に設けられた弁体と、前記弁体を操作して液体供給路を開閉する開閉機構とを備えた噴霧器において、
    前記開閉機構は、前記弁体を閉方向に付勢する閉弁ばねと、前記本体に回動可能に取り付けられたメインレバーと、前記メインレバーに回動可能に取り付けられた係止片と、前記本体に設けられた係止部と、前記係止片を前記係止部に当接させる方向に付勢する係止ばねと、前記本体またはメインレバーに中央部を回動可能に取り付けられたサブレバーとを備え、
    前記メインレバーを初期位置から前記把持部の側へ回動させることにより、前記メインレバーが前記閉弁ばねの弾力に抗して前記弁体を押圧し、前記液体供給路が開くとともに前記係止片が前記係止部に係止されて、前記メインレバーが弁体を押圧したまま保持されるロック状態となり、
    前記ロック状態で前記サブレバーを所定の方向に回動させることにより、前記サブレバーが前記係止ばねの弾力に抗して前記係止片を回動させて前記係止部から外し、前記閉弁ばねの弾力によって前記メインレバーが初期位置に復帰し、前記弁体が閉方向に移動して前記液体供給路が閉じるようにしたものであることを特徴とする噴霧器。
  2. 前記係止片とサブレバーは、前記サブレバーの一端部を前記把持部に近づく方向に操作したときに、前記サブレバーの他端部が前記係止片を回動させるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の噴霧器。
  3. 前記サブレバーを、その一端部が前記メインレバーから前記本体の先端側へ突出する状態でメインレバーに回動可能に取り付け、前記メインレバーが前記初期位置にある状態で前記サブレバーの一端部を前記把持部に近づく方向に操作したときに、前記サブレバーの他端部が前記係止片を回動させた後、前記サブレバーのメインレバーに対する回動が規制され、前記メインレバーがサブレバーと一体に把持部の側へ回動するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の噴霧器。
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