JP2015041415A - 差込プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性の向上を図ることができる差込プラグ1を提供することを目的とする。
【解決手段】導体33を絶縁被覆32で被覆した2本の被覆電線31と、被覆電線の長手方向Xに所定の長さ露出させた導体33の接続を許容する導体圧着部42を一端に有する略平板状の2本の栓刃40と、栓刃40の厚み方向で平面部分を対面させて並置した栓刃40における導体圧着部42をそれぞれ保持する第1保持部51及び第2保持部52、並びに厚み方向に第1保持部51と第2保持部52を連結する連結部53を一体形成した栓刃保持部材50と、栓刃保持部材50を被覆する軟質樹脂製の外皮部材20とを備えた差込プラグ1であって、連結部53における幅方向Yの略中央に、長手方向Xの肉厚を薄肉に形成した薄肉部56を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線と、被覆電線を接続した2本の栓刃とを絶縁性樹脂の外皮部材で被覆したような差込プラグに関する。
従来、被覆電線を束ねた電線コードの一端が接続された差込プラグを、壁面などに設置されたコンセントなどのプラグ受けに接続することで、電線コードの他端に接続された電気機器に対して電力を供給している。
このような差込プラグは、世界各国で使用されているが、栓刃の形状や配置、アース端子の有無など各国、あるいは地域ごとに異なる仕様となっている。例えば、日本国内における差込プラグは、一端に電線コードが接続された略平板状の2つの栓刃と、栓刃の厚み方向に平面部分を対面させて並置した栓刃及び電線コードを被覆する外皮部材とで構成され、外皮部材から露出した栓刃がプラグ受けに接続可能に形成している。
ところで、差込プラグは、プラグ受けから引抜かれる際、稀に乱暴に取り扱われることがある。例えば、電線コードを持ってプラグ受けから引抜かれる、あるいは差込プラグを大きく揺すりながらプラグ受けから引抜かれることがある。さらに、プラグ受けに差込プラグを介して接続された重量のある電気機器、例えば電気工具などを誤って落下させてしまう、もしくは電源コードに足などを引っ掛けるなどして、プラグ受けから差込プラグが意図せず強引に引き抜かれることがある。
このようにプラグ受けから乱暴に引き抜かれると、例えば、栓刃に過度な曲げ応力が加わる、あるいは電線コードに過度な張力が加わるなど、栓刃あるいは電線コードに意図しない入力荷重が加わることがあった。このため、差込プラグは、意図しない入力荷重によって、導体の断線や、導体と栓刃との接触不良などの不具合が生じるおそれがあった。
そこで、意図しない入力荷重による不具合が生じることを阻止する様々な差込プラグが提案されている。
例えば、特許文献1に記載の差込プラグは、電線コードの絶縁心線(被覆電線に相当)の導体が接続される接続部を有する2つの栓刃と、絶縁心線と接続部とを被覆固定する被覆固定部、及び被覆固定部を互いに屈曲可能に接続するブリッジとを有する硬質樹脂製内部成形体と、絶縁心線をブリッジの周りに巻き掛けた硬質樹脂製内部成形体を被覆固定する軟質樹脂製外部成形体とで構成している。
これにより、特許文献1に記載の差込プラグは、電線コードに加わった張力をブリッジで受け止めることができ、接続部に作用する荷重を低減することができる。このため、特許文献1に記載の差込プラグは、過度な張力が電線コードに加わっても接続部の破損や導体の断線を防止して導電性を確保することができるとされている。
しかしながら、特許文献1に記載の差込プラグは、電線コードに加わった張力に耐えうる強度がブリッジに要求されるため、ブリッジの肉厚を厚肉にする必要がある。すなわち、特許文献1に記載の差込プラグにおけるブリッジは、屈曲可能であるもののその可撓性が低いといえる。このため、電線コードをブリッジに巻き掛ける際、特許文献1に記載の差込プラグは、被覆固定部の間隔を広げると、ブリッジが破損するおそれがあった。
特開2003−178835号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性の向上を図ることができる差込プラグを提供することを目的とする。
この発明は、導電性の導体を絶縁性の絶縁被覆で被覆した2本の被覆電線と、該被覆電線の長手方向に所定の長さ露出させた前記導体の接続を許容する導体接続部を一端に有する略平板状の2本の栓刃と、該栓刃の厚み方向で平面部分を対面させて並置した前記栓刃における少なくとも前記導体接続部をそれぞれ保持する保持部、及び前記厚み方向で前記保持部を連結する連結部を一体形成した栓刃保持部材と、少なくとも前記栓刃保持部材を被覆する軟質樹脂製の外皮部材とを備えた差込プラグであって、前記連結部における前記厚み方向の略中央に、前記長手方向の肉厚を薄肉に形成した薄肉部分を備えたことを特徴とする。
上記栓刃保持部材は、絶縁性を有する合成樹脂製であって、例えばポリプロピレンなどで形成することができる。
上記軟質樹脂製の外皮部材は、絶縁性を有するとともに、栓刃保持部材よりも軟質樹脂製であることが好ましく、例えばポリ塩化ビニルなどで形成することができる。
この発明により、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性の向上を図ることができる。
具体的には、薄肉部分を設けたことにより、連結部は、例えば、長手方向における肉厚が一定の屈曲可能な連結部に比べて、より高い可撓性を有することができる。
これにより、差込プラグは、連結部の高い可撓性によって、入力荷重に対する変形の自由度を高くすることができ、かつ対面する栓刃の間隔を容易に広げることができる。このため、差込プラグは、意図しない入力荷重によって栓刃保持部材が容易に破損することを防止するとともに、組付け作業における作業性を向上することができる。
例えば、連結部に対して被覆電線を巻き掛ける場合、薄肉部分が撓むことで、栓刃保持部材は、栓刃の間隔を広げても連結部が破損することを防止できる。このため、栓刃保持部材は、栓刃の間隔を広げながら被覆電線を連結部に巻き掛けることができる。
あるいは、外皮部材を成形する金型などに栓刃保持部材で連結された栓刃を組み込む際、栓刃保持部材は、連結部の薄肉部分が撓むことで金型との寸法誤差を吸収することができる。
これにより、差込プラグは、薄肉部分の高い可撓性によって、栓刃保持部材における変形の自由度が高くなることで、組付け作業性の向上を図ることができる。
さらに、2本の栓刃、あるいは2本の被覆電線に加わった意図しない入力荷重は、栓刃あるいは被覆電線を介して栓刃保持部材の保持部に作用することとなる。この際、栓刃保持部材は、保持部に作用する入力荷重にバラツキによって生じる連結部の曲げや捩れなどを、薄肉部分の可撓性によって吸収することができる。
加えて、可撓性が低い連結部の場合、栓刃保持部材における変形の自由度が低くなるため、栓刃保持部材を介して伝達された意図しない入力荷重に対して、外皮部材は、栓刃保持部材によって、その変形を阻害される。このため、意図しない入力荷重が外皮部材に伝達、分散され難くなり、導体の断線などの不具合が生じるおそれがある。
これに対して、薄肉部分による高い可撓性によって栓刃保持部材における変形の自由度が高くなるため、意図しない入力荷重に対して、外皮部材は、栓刃保持部材によって、その変形を阻害されことなくより容易に変形することができる。このため、差込プラグは、栓刃保持部材に作用する入力荷重を、栓刃保持部材を介して外皮部材に確実に伝達、分散することができる。
これにより、差込プラグは、栓刃あるいは被覆電線に加わった意図しない入力荷重による栓刃保持部材の破損や栓刃の変形を防止することができる。つまり、差込プラグは、栓刃の導体接続部や、被覆電線の導体に曲げ応力や張力が集中して作用することを阻止して、導体の断線などの不具合を防止することができる。
従って、差込プラグは、連結部に薄肉部分を設けたことにより、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性の向上を図ることができる。
この発明の態様として、前記連結部を、前記保持部における前記被覆電線側に形成し、前記薄肉部分を、前記長手方向に沿って、前記連結部の前記栓刃側から前記被覆電線側に向けてスリット状に凹設したスリットによって形成することができる。
この発明により、薄肉部分の形成を容易にするとともに、組付け作業性の向上を図ることができる。
具体的には、例えば、連結部における長手方向の略中央に略帯状の薄肉部分を形成した場合、対面する栓刃の間隔を狭める方向、及び広げる方向に同程度、連結部が容易に屈曲する。このため、栓刃保持部材で連結された栓刃を金型に組み込む、あるいは被覆電線を連結部に巻き掛ける際、対面する栓刃の間隔が安定せず、組付け作業性を低下させる要因となる。
これに対して、栓刃保持部材は、連結部の栓刃側に形成したスリットによって薄肉部分を容易に構成するとともに、対面する栓刃の間隔を狭める方向への連結部の屈曲を規制することができる。
より詳しくは、対面する栓刃を互いに接近させると、スリットの間隔が詰まるため、栓刃保持部材は、対面する栓刃の間隔を狭める方向への連結部の屈曲を規制することができる。
一方、対面する栓刃の間隔を広げると、スリットの間隔が広がるため、栓刃保持部材は、対面する栓刃の間隔を広げる方向への連結部の屈曲を規制することがない。
これにより、栓刃保持部材は、スリットによる薄肉部分の形成と、連結部における屈曲の規制とを容易にすることができる。このため、例えば、被覆電線を連結部に巻き掛ける際、栓刃保持部材は、栓刃の間隔を広げる方向へのみ連結部を屈曲でき、被覆電線の巻き掛けをより容易にすることができる。あるいは、例えば、外皮部材を形成する金型に組み込む際、栓刃保持部材は、栓刃を容易に略平行にして組み込むことができる。
さらに、例えば、被覆電線を連結部に巻き掛けた場合、万一被覆電線の導体が露出しても、差込プラグは、対面する栓刃の間隔を狭める方向への屈曲が規制されるため、導体同士が接触することを防止できる。
従って、差込プラグは、連結部の栓刃側に形成したスリットによって薄肉部分を容易に構成するとともに、組付け作業性の向上を図ることができる。
また、この発明の態様として、前記連結部において、前記保持部と薄肉部分との間に介在する部分を、第1基部、及び第2基部とし、前記保持部から露出した2本の前記被覆電線を、前記第1基部、及び前記第2基部にそれぞれ巻き掛け、前記外皮部材を、少なくとも前記栓刃保持部材と巻き掛けた前記被覆電線とを被覆する構成とすることができる。
この発明により、被覆電線に加わった張力を連結部で受け止めることができる。この際、差込プラグは、連結部の薄肉部分が撓むことで、連結部に作用する張力を吸収することができる。このため、差込プラグは、栓刃の導体接続部と被覆電線の導体との接続箇所に直接的に張力が作用することをより確実に阻止できる。
これにより、万一、被覆電線に過大な張力が加わった場合においても、差込プラグは、栓刃と被覆電線との良好な接続状態を安定して確保することができる。
従って、差込プラグは、被覆電線を連結部に巻き掛けることで、意図しない入力荷重が加わってもより安定した導電性を確保することができる。
また、この発明の態様として、前記第1基部、及び前記第2基部における前記栓刃側に、前記被覆電線の外径と略同等の略半円状で前記長手方向に凹設した半円凹部を備えることができる。
この発明により、半円凹部をガイドにして被覆電線を巻き掛けることができる。この際、被覆電線が半円凹部に嵌まり込むため、差込プラグは、巻き掛けた被覆電線が保持部の間を移動することを規制できる。このため、差込プラグは、万一被覆電線の導体が露出しても、導体同士が接触することをより確実に防止できる。
従って、差込プラグは、半円凹部によって被覆電線の移動を規制することができ、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性を向上できる。
また、この発明の態様として、前記保持部に、周面から凸設した凸部、または/および周面に凹設した凹部を備えることができる。
上記凸部は、保持部の一部分を拡幅した形状、あるいは突起形状などとすることができる。
上記凹部は、所定の大きさで凹設した孔形状、あるいは溝形状などとすることができる。
この発明により、外皮部材と保持部との接触面積をより大きくすることができる。さらに、凸部または/および凹部によって外皮部材と栓刃保持部材とが係止されるため、差込プラグは、外皮部材と栓刃保持部材との密着状態をより強固にすることができる。
これにより、差込プラグは、曲げ応力や張力が加わった際、保持部に伝達された曲げ応力や張力を、より確実に外皮部材に伝達、分散することができる。
従って、差込プラグは、凸部または/および凹部によって、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保することができる。
本発明により、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性を向上できる差込プラグを提供することができる。
差込プラグにおける外観を示す外観斜視図。 長手方向に沿って横断した差込プラグの断面を示す部分断面図。 栓刃付電線コードの巻き付け状態を側面視で示す側面図。 巻き解き状態における栓刃付電線コードの外観を示す外観斜視図。 長手方向に沿って横断した栓刃付電線コードの断面を示す部分断面図。 栓刃保持部材を形成する工程を説明する説明図。 栓刃保持部材に被覆電線を巻き掛ける工程を説明する説明図。 外皮部材を形成する工程を説明する説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、本実施形態における差込プラグ1について、図1から図5を用いて詳しく説明する。
なお、図1は差込プラグ1における外観斜視図を示し、図2は長手方向Xに沿って横断した差込プラグ1の部分断面図を示し、図3は栓刃付電線コード10の巻き付け状態の側面図を示し、図4は巻き解き状態における栓刃付電線コード10の外観斜視図を示し、図5は長手方向Xに沿って横断した栓刃付電線コード10の部分断面図を示している。
また、図1中において、矢印Xは長手方向を示し(以下「長手方向X」とする)、矢印Yは幅方向を示している(以下、「幅方向Y」とする)。さらに、長手方向Xにおいて、後述する栓刃40側(図1中の左側)を前方とし、栓刃40に対して後述する被覆電線31側(図1中の右側)を後方とする。加えて、図1中の上側を上方とし、図1中の下側を下方とする。
また、図3中において、外皮部材20を二点鎖線で示している。
差込プラグ1は、図1及び図2に示すように、例えば、一端が電動工具など適宜の電気機器(図示省略)に接続された栓刃付電線コード10と、栓刃付電線コード10を被覆する外皮部材20とで構成している。
栓刃付電線コード10は、図2から図5に示すように、2本の被覆電線31を束ねた電線コード30と、被覆電線31の先端にそれぞれ接続された2本の栓刃40と、2本の栓刃40を保持する栓刃保持部材50とで構成している。なお、外皮部材20に被覆された状態において、栓刃付電線コード10は、後述する栓刃保持部材50の電線受け部54a,55aに被覆電線31を巻き掛けている。
被覆電線31は、図2に示すように、絶縁性を有する合成樹脂製の絶縁被覆32で、導電性を有する導体33を被覆して構成している。この導体33は、断面が所定の断面積となるように、複数の素線(図示省略)を束ねる、あるいは撚って構成している。このような構成の被覆電線31を2本束ねて絶縁性の被覆チューブ34で被覆することで、電線コード30を構成している。
栓刃40は、図4及び図5に示すように、図示を省略したプラグ受けに挿入されるブレード部41と、絶縁被覆32から露出した導体33と圧着接続された導体圧着部42とを、長手方向Xの前方からこの順番で一体に構成している。
ブレード部41は、幅方向Yに所定の厚みを有する略矩形の平板状に形成している。
導体圧着部42は、ブレード部41の板圧よりも薄い薄板を、幅方向Yの断面が断面略U字状になるように湾曲させた、所謂オープンバレル形式に形成している。
なお、栓刃40は、絶縁被覆32から所定の長さ露出させた導体33と導体圧着部42とを加締めて圧着接続するとともに、ブレード部41の平面部分(図示省略)が幅方向Yで対面するように配置している。
栓刃保持部材50は、図4及び図5に示すように、絶縁性を有するポリプロピレン製であって、被覆電線31及び栓刃40を保持する第1保持部51及び第2保持部52と、第1保持部51及び第2保持部52の後端近傍を幅方向Yに連結する連結部53とを一体にして平面視略門型形状に構成している。
第1保持部51及び第2保持部52は、長手方向Xに長い略四角柱状であって、栓刃40におけるブレード部41の後端近傍から被覆電線31における絶縁被覆32の前端近傍に至る範囲を囲繞して形成している。
さらに、第1保持部51及び第2保持部52における前方部分には、長手方向Xにおける所定の範囲を、外方に向けて膨出するように突設した外周突部51a,52aをそれぞれ形成している。この外周突部51a,52aは、他方の保持部と対向する面を除く範囲に形成している。加えて、第1保持部51及び第2保持部52における後方部分の上面、及び下面には、上下方向に所定の深さに凹設した平面視略円形状の円形凹部51b,52bをそれぞれ形成している。
連結部53は、第1保持部51から延設した第1基部54と、第2保持部52から延設した第2基部55と、第1基部54及び第2基部55を連結する薄肉部56とを一体にして形成している。
より詳しくは、連結部53は、第1保持部51及び第2保持部52における上下方向の長さより短い上下方向の長さで、幅方向Yに延びる略四角柱状の平面視略中央に、幅方向Yの間隔が一定で前方から後方に向けてスリット状に開口したスリット57によって、第1基部54、薄肉部56、及び第2基部55を形成している。
第1基部54及び第2基部55における前面には、平面視において、後方に向けて略半円状に凹設した電線受け部54a,55aをそれぞれ形成している。この電線受け部54a,55aは、被覆電線31における絶縁被覆32の外径と略同等の直径で形成している。
外皮部材20は、栓刃保持部材50に比べて軟質で絶縁性を有するポリ塩化ビニル製であって、栓刃保持部材50から露出したブレード部41から後方へ所定の長さの範囲を被覆している。より詳しくは、外皮部材20は、栓刃保持部材50から露出したブレード部41から被覆チューブ34の前端に至る長手方向Xの範囲を被覆する外皮本体部21と、外皮本体部21の後端から蛇腹状に形成した蛇腹部22とを一体にして構成している。
次に、上述した差込プラグ1を製造する方法について、図6から図8を用いて詳しく説明する。
なお、図6は栓刃保持部材50を形成する工程を説明する説明図を示し、図7は栓刃保持部材50に被覆電線31を巻き掛ける工程を説明する説明図を示し、図8は外皮部材20を形成する工程を説明する説明図を示している。
まず、被覆電線31における絶縁被覆32を、先端から所定の長さ除去して導体33を露出させる。そして、露出させた導体33を栓刃40の導体圧着部42に載置したのち、所定の圧着工具を用いて導体圧着部42を加締めることで、導体33と導体圧着部42とを圧着接続する。この際、栓刃40におけるブレード部41の平面部分が幅方向Yで容易に対面できるように、被覆電線31に対する栓刃40の相対位置を合せて圧着接続する。
電線コード30と栓刃40とを圧着接続すると、導体圧着部42及び被覆電線31を被覆する栓刃保持部材50を射出成型にて形成する。詳しくは、図6に示すように、上下二分割された第1金型2で栓刃40及び電線コード30を挟持する。この第1金型2は、栓刃40のブレード部41と、絶縁被覆32の前端からやや後方近傍とを挟持可能な内面形状を有するとともに、栓刃保持部材50の外面形状と略同一の内面形状で形成された内部空間S1を有している。
第1金型2で挟持された栓刃40及び電線コード30に対して、溶融したポリプロピレンを第1金型2の内部空間S1に射出して栓刃保持部材50を形成することで、栓刃付電線コード10を構成する。
栓刃付電線コード10を構成すると、栓刃保持部材50の第1基部54及び第2基部55に対して被覆電線31をそれぞれ巻き掛ける。詳しくは、図7(a)に示すように、平面視において、栓刃保持部材50の連結部53が前方に向けて凸するように屈曲させて、第1基部54の前端と第2基部55の前端との幅方向Yの間隔、すなわちスリット57の前端における幅方向Yの間隔を広げながら、栓刃40の前端同士における幅方向Yの間隔を広げる。
そして、栓刃40における幅方向Yの間隔を広げた状態において、図7(b)に示すように、第1保持部51と第2保持部52との間に被覆電線31を通すように、栓刃40とともに栓刃保持部材50を上方から後方に一回転させる。栓刃保持部材50を一回転させると、図7(c)に示すように、連結部53の電線受け部54a,55aに被覆電線31を引掛けるようにして巻き掛ける。
被覆電線31を栓刃保持部材50に巻き掛けると、栓刃保持部材50及び電線コード30を被覆する外皮部材20を射出成型にて形成する。詳しくは、図8に示すように、上下二分割された第2金型3で栓刃付電線コード10を挟持する。この第2金型3は、栓刃40のブレード部41及び電線コード30を挟持可能な内面形状を有するとともに、外皮部材20の外面形状と略同一の内面形状で形成された内部空間S2を有している。
第2金型3で挟持された栓刃付電線コード10に対して、溶融したポリ塩化ビニルを第2金型3の内部空間S2に射出して外皮部材20を形成することで、差込プラグ1を構成する。
以上のような構成を実現する差込プラグ1は、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性を向上することができる。
具体的には、薄肉部56を設けたことにより、連結部53は、例えば、長手方向Xにおける肉厚が一定の屈曲可能な連結部に比べて、より高い可撓性を有することができる。
これにより、差込プラグ1は、連結部53の高い可撓性によって、入力荷重に対する変形の自由度を高くすることができ、かつ対面する栓刃40の間隔を容易に広げることができる。このため、差込プラグ1は、意図しない入力荷重によって栓刃保持部材50が容易に破損することを防止するとともに、組付け作業における作業性を向上することができる。
例えば、連結部53に対して被覆電線31を巻き掛ける際、薄肉部56が撓むことで、栓刃保持部材50は、栓刃40の間隔を広げても連結部53が破損することを防止できる。このため、栓刃保持部材50は、栓刃40の間隔を広げながら被覆電線31を連結部53に巻き掛けることができる。
あるいは、外皮部材20を成形する第2金型3に栓刃保持部材50で連結された栓刃40を組み込む際、栓刃保持部材50は、連結部53の薄肉部56が撓むことで第2金型3との寸法誤差を吸収することができる。
これにより、差込プラグ1は、薄肉部56の高い可撓性によって、栓刃保持部材50における変形の自由度が高くなることで、組付け作業性の向上を図ることができる。
さらに、2本の栓刃40、あるいは2本の被覆電線31に加わった意図しない入力荷重は、栓刃40あるいは被覆電線31を介して栓刃保持部材50の第1保持部51及び第2保持部52に作用することとなる。この際、栓刃保持部材50は、第1保持部51及び第2保持部52に作用する入力荷重にバラツキにより生じる連結部53の曲げや捩れなどを、薄肉部56の可撓性によって吸収することができる。
加えて、可撓性が低い連結部の場合、栓刃保持部材における変形の自由度が低くなるため、栓刃保持部材を介して伝達された意図しない入力荷重に対して、外皮部材20は、栓刃保持部材によって、その変形を阻害される。このため、意図しない入力荷重が外皮部材20に伝達、分散され難くなり、導体33の断線などの不具合が生じるおそれがある。
これに対して、薄肉部56による高い可撓性によって栓刃保持部材50における変形の自由度が高くなるため、意図しない入力荷重に対して、外皮部材20は、栓刃保持部材50によって、その変形を阻害されことなくより容易に変形することができる。このため、差込プラグ1は、栓刃保持部材50に作用する入力荷重を、栓刃保持部材50を介して外皮部材20に確実に伝達、分散することができる。
これにより、差込プラグ1は、栓刃40あるいは被覆電線31に加わった意図しない入力荷重による栓刃保持部材50の破損や栓刃40の変形を防止することができる。つまり、差込プラグ1は、栓刃40の導体圧着部42や、被覆電線31の導体33に曲げ応力や張力が集中して作用することを阻止して、導体33の断線などの不具合を防止することができる。
従って、差込プラグ1は、連結部53に薄肉部56を設けたことにより、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性の向上を図ることができる。
また、薄肉部56をスリット57によって構成したことにより、薄肉部56の形成を容易にするとともに、組付け作業性の向上を図ることができる。
具体的には、例えば、連結部における長手方向Xの略中央に略帯状の薄肉部を形成した場合、対面する栓刃40の間隔を狭める方向、及び広げる方向に同程度、連結部が容易に屈曲する。このため、栓刃保持部材で連結された栓刃40を第2金型3に組み込む、あるいは被覆電線31を連結部に巻き掛ける際、対面する栓刃40の間隔が安定せず、組付け作業性を低下させる要因となる。
これに対して、栓刃保持部材50は、連結部53の栓刃40側に形成したスリット57によって薄肉部56を容易に構成するとともに、対面する栓刃40の間隔を狭める方向への連結部53の屈曲を規制することができる。
より詳しくは、対面する栓刃40を互いに接近させると、スリット57の間隔が詰まるため、栓刃保持部材50は、対面する栓刃40の間隔を狭める方向への連結部53の屈曲を規制することができる。
一方、対面する栓刃40の間隔を広げると、スリット57の間隔が広がるため、栓刃保持部材50は、対面する栓刃40の間隔を広げる方向への連結部53の屈曲を規制することがない。
これにより、栓刃保持部材50は、スリット57による薄肉部56の形成と、連結部53における屈曲の規制とを容易にすることができる。このため、被覆電線31を連結部53に巻き掛ける際、栓刃保持部材50は、栓刃40の間隔を広げる方向へのみ連結部53を屈曲でき、被覆電線31の巻き掛けをより容易にすることができる。あるいは、外皮部材20を形成する第2金型3に組み込む際、栓刃保持部材50は、栓刃40を容易に略平行にして組み込むことができる。
さらに、被覆電線31を連結部53に巻き掛けた場合、万一被覆電線31の導体33が露出しても、差込プラグ1は、対面する栓刃40の間隔を狭める方向への屈曲が規制されるため、導体33同士が接触することを防止できる。
従って、差込プラグ1は、連結部53の栓刃40側に形成したスリット57によって薄肉部56を容易に構成するとともに、組付け作業性の向上を図ることができる。
また、第1基部54及び第2基部55に被覆電線31をそれぞれ巻き掛けたことにより、被覆電線31に加わった張力を連結部53で受け止めることができる。この際、差込プラグ1は、連結部53の薄肉部56が撓むことで、連結部53に作用する張力を吸収することができる。このため、差込プラグ1は、栓刃40の導体圧着部42と被覆電線31の導体33との接続箇所に直接的に張力が作用することをより確実に阻止できる。
これにより、万一、被覆電線31に過大な張力が加わった場合においても、差込プラグ1は、栓刃40と被覆電線31との良好な接続状態を安定して確保することができる。
従って、差込プラグ1は、被覆電線31を連結部53に巻き掛けることで、意図しない入力荷重が加わってもより安定した導電性を確保することができる。
また、第1基部54及び前記第2基部55に電線受け部54a,55aを備えたことにより、電線受け部54a,55aをガイドにして被覆電線31を巻き掛けることができる。この際、被覆電線31が電線受け部54a,55aに嵌まり込むため、差込プラグ1は、巻き掛けた被覆電線31が第1保持部51及び第2保持部52の間を移動することを規制できる。このため、差込プラグ1は、万一被覆電線31の導体33が露出しても、導体33同士が接触することをより確実に防止できる。
従って、差込プラグ1は、電線受け部54a,55aによって被覆電線31の移動を規制することができ、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保するとともに、組付け作業性を向上できる。
また、第1保持部51及び第2保持部52に、外周突部51a,52a、及び円形凹部51b,52bを備えたことにより、外皮部材20と第1保持部51及び第2保持部52との接触面積をより大きくすることができる。さらに、外周突部51a,52a及び円形凹部51b,52bによって外皮部材20と栓刃保持部材50とが係止されるため、差込プラグ1は、外皮部材20と栓刃保持部材50との密着状態をより強固にすることができる。
これにより、差込プラグ1は、曲げ応力や張力が加わった際、第1保持部51及び第2保持部52に伝達された曲げ応力や張力を、より確実に外皮部材20に伝達、分散することができる。
従って、差込プラグ1は、外周突部51a,52a及び円形凹部51b,52bによって、意図しない入力荷重が加わっても安定した導電性を確保することができる。
なお、上述した実施形態において、栓刃保持部材50をポリプロピレンで形成したが、これに限定せず、絶縁性を有する合成樹脂製であればよい。
また、外皮部材20をポリ塩化ビニルで形成したが、これに限定せず、絶縁性を有して、栓刃保持部材50よりも軟質樹脂製であれば、適宜の合成樹脂製としてもよい。
また、第1基部54及び第2基部55に電線受け部54a,55aを形成したが、これに限定せず、第1基部54及び第2基部55に電線受け部54a,55aを形成しなくともよい。
また、外周突部51a,52a及び円形凹部51b,52bを第1保持部51及び第2保持部52に形成したが、これに限定せず、外周突部51a,52a、あるいは円形凹部51b,52bのどちらか一方を形成してもよい。さらに、第1保持部51及び第2保持部52に外周突部51a,52a及び円形凹部51b,52bを形成しなくてもよい。
また、第1保持部51及び第2保持部52の所定の範囲を外方に向けて膨出するようにして外周突部51a,52aを形成したが、これに限定せず、外方に向けて突出した突起形状などとしてもよい。
また、円形凹部51b,52bを上下方向に所定の深さを有する平面視略円形状に形成したが、これに限定せず、所定の深さを有する溝形状などとしてもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の導体接続部は、実施形態の導体圧着部42に対応し、
以下同様に、
厚み方向は、幅方向Yに対応し、
保持部は、第1保持部51及び第2保持部52に対応し、
軟質樹脂は、ポリ塩化ビニルに対応し、
薄肉部分は、薄肉部56に対応し、
半円凹部は、電線受け部54a,55aに対応し
凸部は、外周突部51a,52aに対応し、
凹部は、円形凹部51b,52bに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明は、電気工具や生活家電などの電気機器に一端が接続された差込プラグに適用することができる。
1…差込プラグ
20…外皮部材
31…被覆電線
32…絶縁被覆
33…導体
40…栓刃
42…導体圧着部
50…栓刃保持部材
51…第1保持部
51a…外周突部
51b…円形凹部
52…第2保持部
52a…外周突部
52b…円形凹部
53…連結部
54…第1基部
54a…電線受け部
55…第2基部
55a…電線受け部
56…薄肉部
57…スリット
X…長手方向
Y…幅方向

Claims (5)

  1. 導電性の導体を絶縁性の絶縁被覆で被覆した2本の被覆電線と、
    該被覆電線の長手方向に所定の長さ露出させた前記導体の接続を許容する導体接続部を一端に有する略平板状の2本の栓刃と、
    該栓刃の厚み方向で平面部分を対面させて並置した前記栓刃における少なくとも前記導体接続部をそれぞれ保持する保持部、及び前記厚み方向で前記保持部を連結する連結部を一体形成した栓刃保持部材と、
    少なくとも前記栓刃保持部材を被覆する軟質樹脂製の外皮部材とを備えた差込プラグであって、
    前記連結部における前記厚み方向の略中央に、
    前記長手方向の肉厚を薄肉に形成した薄肉部分を備えた
    差込プラグ。
  2. 前記連結部を、
    前記保持部における前記被覆電線側に形成し、
    前記薄肉部分を、
    前記長手方向に沿って、前記連結部の前記栓刃側から前記被覆電線側に向けてスリット状に凹設したスリットによって形成した
    請求項1に記載の差込プラグ。
  3. 前記連結部において、前記保持部と薄肉部分との間に介在する部分を、第1基部、及び第2基部とし、
    前記保持部から露出した2本の前記被覆電線を、
    前記第1基部、及び前記第2基部にそれぞれ巻き掛け、
    前記外皮部材を、
    少なくとも前記栓刃保持部材と巻き掛けた前記被覆電線とを被覆する構成とした
    請求項1または請求項2に記載の差込プラグ。
  4. 前記第1基部、及び前記第2基部における前記栓刃側に、
    前記被覆電線の外径と略同等の略半円状で前記長手方向に凹設した半円凹部を備えた
    請求項3に記載の差込プラグ。
  5. 前記保持部に、
    周面から凸設した凸部、または/および周面に凹設した凹部を備えた
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の差込プラグ。
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