JP2015040971A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】高倍率でありながらコンパクトなズームレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】複数のレンズ群を有すズームレンズ鏡筒1は、縦溝筒18と、縦溝筒18の内側に順次、直進筒24、フォーカスカム筒26、及びカム筒28が配置され、縦溝筒18の外側に順次、第1レンズ群Aが取り付けられた第1群摺動筒20及び外筒22が配置されている。【選択図】図1

Description

本発明はズームレンズ鏡筒に関し、特に一眼レフ用のズームレンズ鏡筒に関する。
高倍率ズームレンズ鏡筒には、よりズーム倍率を大きくすることが望まれている。ズーム倍率を大きくするためには、レンズの繰り出し量を大きくする必要がある。レンズの繰り出し量を大きくするためには、レンズを繰り出すための筒を複数段重ねることが考えられる。
このようにレンズを繰り出すための筒を複数段重ねたズーム鏡筒として、例えば、特許文献1には、固定筒と、固定筒の内側にフォーカスカム筒、直進筒、及び第1カム筒を配置し、固定筒の外側にズーム連動リング、第2カム筒、外筒、及び第1レンズ群摺動筒を配置したズームレンズ鏡筒が開示されている。
特開2010−44102号公報
ここで、近年、高倍率ズームレンズ鏡筒には、ズーム倍率を高倍率に保ちながら、携帯性を向上するためにコンパクト化することが求められている。しかしながら、上記のようにレンズを繰り出すための筒を複数段重ねると、鏡筒の径が大きくなってしまい、コンパクト化という課題を達成することができない。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、高倍率でありながらコンパクトなズームレンズ鏡筒を提供することである。
本発明のズームレンズ鏡筒は、複数のレンズ群を有すズームレンズ鏡筒であって、固定筒と、固定筒の内側に順次、直進筒、フォーカスカム筒、及びカム筒を配置し、固定筒の外側に順次、第1レンズ群が取り付けられた第1群摺動筒及び外筒を配置したことを特徴とする。
また、本発明のズームレンズ鏡筒は、複数のレンズ群を有すズームレンズ鏡筒であって、固定筒と、固定筒の内側に順次、直進筒、フォーカスカム筒、及びカム筒を配置し、固定筒の外側に順次、第1レンズ群が取り付けられた第1群摺動筒及び外筒を配置したズームレンズ鏡筒であって、外筒とカム筒とは、カム筒連動コマを介して接続されており、連動して固定筒に対して回転可能であるとともに、光軸方向に移動可能であり、直進筒は、固定筒に対して周方向の回転が拘束されるとともに、カム筒と連動して光軸方向に移動可能であり、第1群摺動筒は、直進筒に対して周方向の回転が拘束されるとともに、光軸方向に移動可能であり、カム筒連動コマは固定筒に形成されたカム筒カム溝に係合し、これにより、固定筒に対して外筒が回転すると、外筒及びカム筒は固定筒に対して回転しながら光軸方向に移動し、かつ、直進筒はカム筒に連動して光軸方向に移動し、第1群摺動筒に植設された第1群摺動筒コマが、外筒に形成された第1群摺動筒カム溝に係合し、これにより外筒が第1群摺動筒に対して回転すると、第1群摺動筒が外筒に対して光軸方向に移動して、第1レンズ群が光軸方向に移動する、ことを特徴とする。
本発明において、好ましくは、カム筒の内側に配置され、外周に第2群摺動枠コマを備えた第2群摺動枠を備え、第2群摺動枠は、カム筒に対して回転が拘束されるとともに、カム筒に対して光軸方向に移動可能であり、第2群摺動枠コマは、直進筒に形成された第2群摺動枠カム溝に係合し、これにより直進筒に対してカム筒が回転すると、第2群摺動枠が光軸方向に移動し、第2群摺動枠の光軸方向移動が、フォーカスカム筒を介して第2レンズ群を保持する第2レンズ群枠に伝達され、第2レンズ群が光軸方向に移動する。
本発明において、好ましくは、直進筒には、第2レンズ群カム溝が形成され、フォーカスカム筒には、第2群挿通溝が形成され、第2レンズ群枠の外周に植設された第2群枠コマが、第2レンズ群カム溝及び第2群挿通溝と係合することにより、フォーカスカム筒が回転すると、第2レンズ群が光軸方向にフォーカス移動する。
本発明において、好ましくは、カム筒の内側に配置されたレンズ群枠ガイド部材を備え、レンズ群枠ガイド部材は、直進筒と直進筒ガイドコマを介して接続されており、直進筒に対して回転が拘束されているとともに、直進筒と連動して光軸方向に移動可能であり、第3乃至第5レンズ群を保持する第3乃至第5レンズ群枠は、カム筒に配置され、第4レンズ群枠はレンズ群枠ガイド部材に固定され、直進筒がカム筒に連動して光軸方向に移動することにより、第4レンズ群が光軸方向に移動する。
本発明において、好ましくは、カム筒には、第3群カム溝及び第5群カム溝が形成されており、第3レンズ群枠及び第5レンズ群枠は、レンズ群枠ガイド部材に対して回転が拘束されているとともに、レンズ群枠ガイド部材に対して光軸方向に移動可能であり、第3レンズ群枠の外周に植設された第3群枠コマがカム筒に形成された第3群カム溝に係合し、これによりカム筒が回転すると第3レンズ群が光軸方向に移動し、第5レンズ群枠の外周に植設された第5群枠コマがカム筒に形成された第5群カム溝に係合し、これによりカム筒が回転すると第5レンズ群が光軸方向に移動する。
本発明によれば、一つのカム筒でレンズの繰り出しを行うことができる。さらに、従来用いられていたズーム連動リングを用いることなく、レンズの繰り出しを行うことができる。これにより、レンズを繰り出すための筒を減らすことができ、高倍率でありながらコンパクトな鏡筒を実現できる。
本発明によれば、高倍率でありながらコンパクトなズームレンズ鏡筒を提供することができる。
本発明の一実施形態のズームレンズ鏡筒の光軸を通る面の広角時における断面図である。 本発明の一実施形態のズームレンズ鏡筒の光軸を通る面の望遠時における断面図である。 図1及び図2に示すズームレンズ鏡筒の外筒の展開図である。 図1及び図2に示すズームレンズ鏡筒の縦溝筒の展開図である。 図1及び図2に示すズームレンズ鏡筒の直進筒の展開図である。 図1及び図2に示すズームレンズ鏡筒のフォーカスカム筒の展開図である。 図1及び図2に示すズームレンズ鏡筒のカム筒の展開図である。
以下、本発明のズームレンズ鏡筒の一実施形態を図面を参照しながら説明する。本実施形態では、焦点距離28〜300mm、F値3.5〜6.3のオートフォーカス機構及び手振れ補正機構を備えた5レンズ群構成のズームレンズ鏡筒について説明する。
(構成)
図1及び図2は、それぞれ、本発明の一実施形態のズームレンズ鏡筒の光軸を通る面の断面図であり、それぞれ、広角時及び望遠時における断面を示す。
インナーフォーカスズームレンズ1は、図1及び図2に示すように、光軸O上に配置された第1レンズ群A、フォーカスレンズ群である第2レンズ群B、第3レンズ群C、第4レンズ群D、及び第5レンズ群Eを有する。また、第4レンズ群Dは手振れ補正用の補正レンズ群を構成している。各レンズ群におけるレンズはほぼ等しい径を有し、第1レンズ群Aから第5レンズ群Eに進むに従って小径なレンズが用いられている。第1〜5レンズ群A、B、C、D、Eは、それぞれ、円環状に形成された第1〜5レンズ群枠2、3、4、5、6に保持されている。
ズームレンズ鏡筒1は、マウント8から順に、第1基部筒10、第2基部筒12が固着連結されている。第2基部筒12の結像側の端部の外周には、フォーカスリング14が回転可能に取り付けられている。また、第2基部筒12の対物側の端部には、ズームリング16が回転可能に取り付けられている。また、第1基部筒12の半径方向中心側には、第2基部筒12内に収容されるように、縦溝筒18が固着されている。なお、この縦溝筒18が、本発明の固定筒に相当する。
縦溝筒18の半径方向外側には、第1群摺動筒20が配置されている。第1群摺動筒20の対物側先端部には、第1レンズ群枠2が取り付けられており、第1レンズ群枠2により第1レンズ群Aが保持されている。第1群摺動筒20の半径方向外側、かつ、ズームリング16の半径方向内側には、外筒22が配置されている。
縦溝筒18の半径方向内側には、直進筒24が配置されている。直進筒24の内側には、フォーカスカム筒26が配置されている。また、フォーカスカム筒26の内側には、カム筒28が配置されている。さらに、カム筒28の結像側の内側には、レンズ群枠ガイド部材29が配置されている。第2〜第5レンズ群枠3〜6はカム筒28内に配置されており、第4レンズ群枠5はレンズ群枠ガイド部材29に固定されている。また、第2群レンズ群枠3の結像側には、第2群摺動枠27が配置されている。
第3レンズ群枠4には、第3レンズ群Cの被写体側前方に絞り機構32が設けられている。
また、第1基部筒10内の結像側の空間には、光軸を中心として回転可能なフォーカシングリングと、フォーカシングリングを回転させる、例えば、超音波モータからなる合焦用モータとが配置されている。これらフォーカシングリング及び合焦用モータは、例えば、赤外線などを利用した被写体までの距離を測定する測距手段と、合焦用モータにフォーカシングリングの回転角度に応じた制御信号を送る制御手段と、ともにオートフォーカス機構を構成する。制御手段は、測距手段により測定された被写体までの距離に基づき、合焦に必要な第2レンズ群Cの移動距離に応じたフォーカシングリングの回転角を算出する。
フォーカシングリングは、フォーカス連動レバー30が接続されている。このフォーカス連動レバー30は縦溝筒18の結像側に形成された開口18Aを挿通し、縦溝筒18の内側に光軸方向に延びている。フォーカス連動レバー30の先端には、フォーカス連動コマ76が取り付けられている。
また、マニュアルフォーカスを行うため、フォーカスリング14の回転はフォーカシングリングに伝達可能となっている。
第4レンズ群Dを保持する第4レンズ群枠5には手振れ補正機構が組み込まれており、この手振れ補正機構はジャイロ(図示せず)によりズームレンズ鏡筒1の加速度を検出し、検出した加速度に応じて第4レンズ群Dを光軸に対して垂直な平面内で並進及び回動移動させる。
図3〜図7は、それぞれ、外筒22、縦溝筒18、直進筒24、フォーカスカム筒26、及びカム筒28の展開図であり、各図において、上側が被写体側、下側が結像側である。また、図中、右方向が結像側から被写体側に向かって時計周り方向、左方向が反時計方向を示す。
図1及び2に示すように、ズームリング16には内面側表面に光軸方向に延びる外筒ガイド溝40が形成されている。
図3に示すように、外筒22には、第1群摺動筒カム溝34と、ズーム連動コマ36と、カム筒連動コマ44Aと、短尺コマ44Bとが形成されている。第1群摺動筒カム溝34は、外筒22の内面側に形成されており、光軸方向に対して周方向に傾斜している。第1群摺動筒カム溝34内には、第1群摺動筒20の結像側端部の外周に植設された第1群摺動筒コマ42が係合している。
ズーム連動コマ36は、外筒22の外面側に植設されており、ズームリング16の外筒ガイド溝40内に収容されている。これにより、外筒22はズームリング16に対して光軸方向に移動可能であるとともに、ズームリング16が回転した際には、ズームリング16の回転が外筒22に伝達される。
カム筒連動コマ44Aは、外筒22の内周面に植設され、直進筒24のカム筒ガイド溝58と、縦溝筒18のカム筒カム溝48を挿通し、先端がカム筒22の外周面に固着されている。短尺コマ44Bは、外筒22の内周面に植設され、直進筒24のカム筒ガイド溝58と、縦溝筒18のカム筒カム溝48を挿通している。短尺コマ44Bは、フォーカスカム筒26の突出部26Bとの干渉を避けるため、カム筒連動コマ44Bよりも短く形成されている。本実施形態では、外筒22は、カム筒連動コマ44Aを1本、短尺コマ44Bを2本備えている。
図4に示すように、縦溝筒18には、直進筒ガイド溝46と、カム筒カム溝48とが形成されている。直進筒ガイド溝46は、縦溝筒18の内周面に光軸方向に延びるように形成されている。直進筒ガイド溝46には、直進筒24の外周面に植設された直進筒ガイドコマ50が係合している。
カム筒カム溝48は、縦溝筒18を表裏貫通し、光軸方向に対して周方向に傾斜している。カム筒カム溝48には、カム筒28の外周面に植設されたカム筒連動コマ44A及び短尺コマ44Bが挿通している。
図5に示すように、直進筒24には、第1群直進ガイドコマ52と、第2群摺動枠カム溝54と、第2群カム溝56と、カム筒ガイド溝58と、直進筒ガイドコマ50と、第4群コマ60とが形成されている。
第1群直進ガイドコマ52は、直進筒24の被写体側先端部の外周に立設されており、第1群摺動筒20の内周面に形成された光軸方向に延びる第1群直進ガイド溝62に係合している。これにより、第1群摺動筒20は、直進筒24に対して光軸方向に移動可能であるとともに、周方向の回転が拘束される。
第2群摺動枠カム溝54は、直進筒24の内周面に形成され、光軸方向に対して周方向に傾斜している。第2群摺動枠カム溝54には、第2群摺動枠27の外周に立設された第2群摺動枠コマ64が係合している。
第2群カム溝56は、直進筒24の内周面の第2群摺動枠カム溝54に対して被写体側の部分に形成され、第2群摺動枠カム溝54と異なる角度で光軸方向に対して周方向に傾斜している。第2群カム溝56には、第2レンズ群枠3の外周に立設された第2群枠コマ66が係合している。
カム筒ガイド溝58は、直進筒24を表裏貫通し、結像側端部に周方向に延びるように形成されている。カム筒ガイド溝58には、カム筒28の外周面に植設されたカム筒連動コマ44A及び短尺コマ44Bが挿通している。
直進筒ガイドコマ50は、直進筒24の結像側端部の外周面に植設されており、縦溝筒18の直進筒ガイド溝46に係合している。これにより、直進筒24は縦溝筒18に対して、光軸方向に移動可能であるとともに、周方向の回転が拘束される。なお、上述の通り、第1群摺動筒20は、直進筒24に対して光軸方向に移動可能であるとともに、周方向の回転が拘束されているため、第1群摺動筒20は、縦溝筒18に対して、光軸方向に移動可能であるとともに、周方向の回転が拘束される。
第4群コマ60は、直進筒24の結像側端部の内周面に植設されている。第4群コマ60は、カム筒28に形成された第4群ガイド溝68を挿通し、先端がレンズ群枠ガイド部材29に固定されている。このため、直進筒24とレンズ群枠ガイド部材29とは固定されている。
図6に示すように、フォーカスカム筒26は、円筒状に形成された円筒部26Aと、円筒部26Aから結像側に延びる突出部26Bとを備え、第2群摺動枠ガイド溝70と、第2群挿通溝72と、フォーカス連動コマガイド溝74とが形成されている。
第2群摺動枠ガイド溝70は、フォーカスカム筒26の円筒部26Aの結像側の部分を表裏貫通し、概ね周方向に延びており、一端が結像側に傾斜している。第2群摺動枠ガイド溝70には、第2群摺動枠27の外周に立設された第2群摺動枠コマ64が挿通している。
第2群挿通溝72は、フォーカスカム筒26の円筒部26Aの被写体側の部分において表裏貫通し、概ね周方向に延びており、一端が被写体側に傾斜している。第2群挿通溝72には、第2レンズ群枠3の外周に立設された第2群枠コマ66が挿通している。
フォーカス連動コマガイド溝74は、突出部26Bの外周面に光軸方向に延びるように形成されている。フォーカス連動コマガイド溝74には、フォーカス連動レバー30の先端に取り付けられたフォーカス連動コマ76が係合している。
図7に示すように、カム筒28は、円筒状の円筒部28Aと、円筒部28Aの被写体側端部から光軸方向に延びる突出部28Bとを備える。また、カム筒28には、第2群ガイド溝78と、第3群カム溝80と、第4群ガイド溝68と、第5群カム溝82とが形成されている。
第2群摺動枠ガイド溝78は、カム筒28の突出部28Bに表裏貫通し、光軸方向に延びている。第2群摺動枠ガイド溝78には、第2群摺動枠27の外周に立設された第2群摺動枠コマ64が挿通している。
第3群カム溝80は、カム筒28の円筒部28Aの内周面に形成され、中間部が被写体側に突出するように周方向に湾曲して延びている。第3群カム溝80には、第3群枠コマ84が係合している。
カム筒28の外周面には、外筒22の内周面に植設され、直進筒24のカム筒ガイド溝58と、縦溝筒18のカム筒カム溝48を挿通したカム筒連動コマ44Aの先端が固着されている。
第4群ガイド溝68は、円筒部28Aの光軸方向中央において、表裏貫通し、周方向に延びている。第4群ガイド溝68には、レンズ群枠ガイド部材29の外周に植設された第4群コマ60が挿通している。この第4群コマ60の先端は、直進筒24に固着されている。
第5群カム溝82は、円筒部28Aの結像側の内周面に形成され、光軸方向に対して周方向に傾斜している。第5群カム溝82には、第5レンズ群枠6の外周面に植設された第5群枠コマ86が係合している。
なお、図1に示すように、第2レンズ群枠3の外周に植設された第2群枠コマ66は突出部28Bの間の隙間に位置しており、カム筒28と干渉することはない。
図1に示すように、レンズ群枠ガイド部材29の被写体側の部分には、表裏貫通し、光軸方向に延びる第3群ガイド溝88が形成されている。第3群ガイド溝88には、第3レンズ群枠4の外周面に植設された第3群枠コマ84が挿通している。なお、第3群枠コマ84の先端は、カム筒28の第3群カム溝80に係合している。
また、レンズ群枠ガイド部材29の結像側の部分には、表裏貫通し、光軸方向に延びる第5群ガイド溝90が形成されている。第5群ガイド溝90には、第5群枠コマ86が挿通している。なお、第5群枠コマ86の先端は、カム筒28の第5群カム溝82に係合している。
(ズーム作動)
ズームリング16をカメラ本体に固定された縦溝筒18に対して回転させると、ズームリング16の回転は、ズーム連動コマ36を介して外筒22に伝達される。さらに、外筒22に形成されたカム筒連動コマ44Aの先端が、カム筒28に固着されているため、外筒22に伝達された回転はカム筒28に伝達されて、カム筒28は外筒22とともに回転する。なお、上述の通り、直進筒24及び第1群摺動筒20は、縦溝筒18に対して周方向の回転が拘束されているおり、ズームリング16が回転されても、回転することはない。
−第1レンズ群−
カム筒連動コマ44A及び短尺コマ44Bは縦溝筒18に形成されたカム筒カム溝48を挿通している。このため、外筒22及びカム筒28が縦溝筒18に対して回転すると、カム筒連動コマ44A及び44Bがカム筒カム溝48に沿って移動することにより、外筒22及びカム筒28は回転しながら被写体側へ繰り出される。また、カム筒連動コマ44A及び短尺コマ44Bは直進筒24に周方向に延びるように形成されたカム筒ガイド溝58を挿通している。このため、直進筒24は、回転することなく、外筒22及びカム筒28とともに被写体側へ繰り出される。
上述の通り、第1群摺動筒20は、縦溝筒18に対して周方向の回転が拘束される。そして、外筒22の第1群摺動筒カム溝34内に、第1群摺動筒20の第1群摺動筒コマ42が係合している。これにより、縦溝筒18に対して外筒22が回転すると、第1群摺動筒コマ42が第1群摺動筒カム溝34を移動し、第1群摺動筒20が被写体側へ繰り出される。このようにして、第1レンズ群Aが被写体側に繰り出される。
−第2レンズ群−
上述のように、外筒22は回転すると、カム筒28は外筒22とともに回転しながら被写体側へ繰り出される。
また、第2群摺動枠27の外周に設けられた第2群摺動枠コマ64は、カム筒28に形成された第2群摺動枠ガイド溝78を挿通している。このため、カム筒28が回転すると、第2群摺動枠27もカム筒28とともに回転する。さらに、第2群摺動枠コマ64は、回転が拘束されている直進筒24の第2群摺動枠カム溝54を挿通している。このため、第2群摺動枠27が回転すると、第2群摺動枠カム溝54が第2群摺動枠カム溝54に沿って移動し、第2群摺動枠27はカム筒28に対して結像側に移動される。
また、第2群摺動枠27の第2群摺動枠コマ64は、フォーカスカム筒26に周方向に延びるように形成された第2群摺動枠ガイド溝70を挿通している。このため、第2群摺動枠27が光軸方向に移動すると、フォーカスカム筒26も光軸方向に移動する。
さらに、第2レンズ群枠3に植設された第2群枠コマ66は、フォーカスカム筒26の周方向に延びる第2群挿通溝72を挿通している。これにより、フォーカスカム筒26の移動とともに、第2レンズ群Bもカム筒28に対して結像側に移動される。
−第4レンズ群−
直進筒24の外周面に植設された第4群コマ60は、カム筒28に周方向に延びるように形成された第4群ガイド溝68を挿通して、先端がレンズ群枠ガイド部材29に固定されている。このため、ズームリング16を回転させると、レンズ群枠ガイド部材29は直進筒24とともに回転することなく被写体側へと繰り出される。第4レンズ群枠5はレンズ群枠ガイド部材29内に固定されているため、第4レンズ群Dは、レンズ群枠ガイド部材29とともに被写体側へ繰り出される。
−第3レンズ群−
第3レンズ群枠4の外周に植設された第3群枠コマ84は、レンズ群枠ガイド部材29に形成された光軸方向に延びる第3群ガイド溝88を挿通している。また、レンズ群枠ガイド部材29は直進筒24と一体であるため、ズームリング16が回転しても、レンズ群枠ガイド部材29が回転することはない。このため、第3レンズ群枠4も、ズームリング16が回転しても、回転することはない。
また、第3群枠コマ84は、カム筒28に形成された第3群カム溝80と係合している。そして、ズームリング16が回転すると、カム筒28はレンズ群枠ガイド部材29に対して回転し、第3群枠コマ84は第3群カム溝80に沿って移動する。これにより、第3レンズ群Cは光軸方向に移動する。
−第5レンズ群−
第5レンズ群枠6の外周に植設された第5群枠コマ86は、レンズ群枠ガイド部材29に形成された光軸方向に延びる第5群ガイド溝90を挿通している。また、レンズ群枠ガイド部材29は直進筒24と一体であるため、ズームリング16が回転しても、レンズ群枠ガイド部材29が回転することはない。このため、第5レンズ群枠6も、ズームリング16が回転しても、回転することはない。
また、第5群枠コマ86は、カム筒28に形成された第5群カム溝82と係合している。そして、ズームリング16が回転すると、カム筒28はレンズ群枠ガイド部材29に対して回転し、第5群枠コマ86は第5群カム溝82に沿って移動する。これにより、第5レンズ群Eは光軸方向に移動する。
以上のようにして、ズームリング16を回転させると、第1〜第5レンズ群A〜Eが別個独立に光軸方向に移動し、ズームが行われる。
(フォーカス作動)
オートフォーカス機構を構成する合焦用モータに制御手段から被写体までの距離に応じた制御信号が入力されると、合焦用モータは被写体までの距離に応じた角度だけ、フォーカシングリングを回転させる。フォーカシングリングが回転すると、これとともにフォーカシングリングに固定されたフォーカス連動レバー30が光軸を中心として回転する。
また、フォーカス連動レバー30の先端に取り付けられたフォーカス連動コマ76は、フォーカスカム筒26に形成された光軸方向に延びるフォーカス連動コマガイド溝74に係合している。これにより、フォーカシングリングが回転すると、フォーカスカム筒26が回転する。
第2群摺動枠コマ64は、所定のズーム状態で固定されている。このため、フォーカシングリングが回転すると、第2群摺動枠コマ64が第2群摺動枠ガイド溝70内を移動しながら、フォーカスカム筒26が回転する。
また、第2レンズ群枠3の外周に植設された第2群枠コマ66は、フォーカスカム筒26に形成された第2群挿通溝72を挿通し、さらに、カム筒28に形成された第2群カム溝56に係合している。このため、フォーカスカム筒26が回転すると、第2群枠コマ66は、第2群カム溝56に沿って移動し、光軸方向に移動することとなる。これにより、フォーカス作動が行われる。
従来はレンズの繰り出し操作のために2つのカム筒を用いていたが、本実施形態によれば、一つのカム筒でレンズの繰り出しを行うことができる。さらに、本実施形態によれば、従来用いられていたズーム連動リングを用いることなく、レンズの繰り出しを行うことができる。これにより、レンズを繰り出すための筒を減らすことができ、高倍率でありながらコンパクトな鏡筒を実現できる。
1 ズームレンズ鏡筒
2 第1レンズ群枠
3 第2レンズ群枠
4 第3レンズ群枠
5 第4レンズ群枠
6 第5レンズ群枠
8 マウント
10 第1基部筒
12 第2基部筒
14 フォーカスリング
16 ズームリング
18 縦溝筒
18A 開口
20 第1群摺動筒
22 外筒
24 直進筒
26 フォーカスカム筒
27 第2群摺動筒
28 カム筒
29 レンズ群枠ガイド部材
30 フォーカス連動レバー
32 絞り機構
34 第1群摺動筒カム溝
36 ズーム連動コマ
40 外筒ガイド溝
42 第1群摺動筒コマ
44A カム筒連動コマ
44B 短尺コマ
46 直進筒ガイド溝
48 カム筒カム溝
50 直進筒ガイドコマ
52 第1群直進ガイドコマ
54 第2群摺動枠カム溝
56 第2群カム溝
58 カム筒ガイド溝
60 第4群コマ
62 第1群直進ガイド溝
64 第2群摺動枠コマ
66 第2群枠コマ
68 第4群ガイド溝
70 第2群摺動枠ガイド溝
72 第2群挿通溝
74 フォーカス連動コマガイド溝
76 フォーカス連動コマ
78 第2群摺動枠ガイド溝
80 第3群カム溝
82 第5群カム溝
84 第3群枠コマ
86 第5群枠コマ
88 第3群ガイド溝
90 第5群ガイド溝

Claims (6)

  1. 複数のレンズ群を有すズームレンズ鏡筒であって、
    固定筒と、該固定筒の内側に順次、直進筒、フォーカスカム筒、及びカム筒を配置し、該固定筒の外側に順次、第1レンズ群が取り付けられた第1群摺動筒及び外筒を配置したことを特徴とするズームレンズ鏡筒。
  2. 複数のレンズ群を有すズームレンズ鏡筒であって、
    固定筒と、該固定筒の内側に順次、直進筒、フォーカスカム筒、及びカム筒を配置し、該固定筒の外側に順次、第1レンズ群が取り付けられた第1群摺動筒及び外筒を配置したズームレンズ鏡筒であって、
    前記外筒と前記カム筒とは、カム筒連動コマを介して接続されており、連動して前記固定筒に対して回転可能であるとともに、光軸方向に移動可能であり、
    前記直進筒は、前記固定筒に対して周方向の回転が拘束されるとともに、前記カム筒と連動して光軸方向に移動可能であり、
    前記第1群摺動筒は、前記直進筒に対して周方向の回転が拘束されるとともに、光軸方向に移動可能であり、
    前記カム筒連動コマは前記固定筒に形成されたカム筒カム溝に係合し、これにより、前記固定筒に対して前記外筒が回転すると、前記外筒及び前記カム筒は前記固定筒に対して回転しながら光軸方向に移動し、かつ、前記直進筒は前記カム筒に連動して前記光軸方向に移動し、
    前記第1群摺動筒に植設された第1群摺動筒コマが、前記外筒に形成された第1群摺動筒カム溝に係合し、これにより前記外筒が前記第1群摺動筒に対して回転すると、前記第1群摺動筒が前記外筒に対して光軸方向に移動して、前記第1レンズ群が光軸方向に移動する、
    ことを特徴とするズームレンズ鏡筒。
  3. 前記カム筒の内側に配置され、外周に第2群摺動枠コマを備えた第2群摺動枠を備え、
    前記第2群摺動枠は、前記カム筒に対して回転が拘束されるとともに、前記カム筒に対して光軸方向に移動可能であり、
    前記第2群摺動枠コマは、前記直進筒に形成された第2群摺動枠カム溝に係合し、これにより前記直進筒に対して前記カム筒が回転すると、前記第2群摺動枠が光軸方向に移動し、
    前記第2群摺動枠の光軸方向移動が、前記フォーカスカム筒を介して第2レンズ群を保持する第2レンズ群枠に伝達され、前記第2レンズ群が光軸方向に移動する、
    請求項2に記載されたズームレンズ鏡筒。
  4. 前記直進筒には、第2レンズ群カム溝が形成され、前記フォーカスカム筒には、第2群挿通溝が形成され、前記第2レンズ群枠の外周に植設された第2群枠コマが、前記第2レンズ群カム溝及び第2群挿通溝と係合することにより、前記フォーカスカム筒が回転すると、前記第2レンズ群が光軸方向にフォーカス移動する、
    請求項3に記載されたズームレンズ鏡筒。
  5. 前記カム筒の内側に配置されたレンズ群枠ガイド部材を備え、
    前記レンズ群枠ガイド部材は、前記直進筒と直進筒ガイドコマを介して接続されており、前記直進筒に対して回転が拘束されているとともに、前記直進筒と連動して光軸方向に移動可能であり、
    第3乃至第5レンズ群を保持する第3乃至第5レンズ群枠は、前記カム筒に配置され、
    第4レンズ群枠は前記レンズ群枠ガイド部材に固定され、前記直進筒が前記カム筒に連動して前記光軸方向に移動することにより、前記第4レンズ群が光軸方向に移動する、
    請求項2乃至4に記載されたズームレンズ鏡筒。
  6. 前記カム筒には、第3群カム溝及び第5群カム溝が形成されており、
    前記第3レンズ群枠及び第5レンズ群枠は、前記レンズ群枠ガイド部材に対して回転が拘束されているとともに、前記レンズ群枠ガイド部材に対して光軸方向に移動可能であり、
    前記第3レンズ群枠の外周に植設された第3群枠コマが前記カム筒に形成された第3群カム溝に係合し、これにより前記カム筒が回転すると前記第3レンズ群が光軸方向に移動し、
    前記第5レンズ群枠の外周に植設された第5群枠コマが前記カム筒に形成された第5群カム溝に係合し、これにより前記カム筒が回転すると前記第5レンズ群が光軸方向に移動する、
    請求項5に記載されたズームレンズ鏡筒。
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