JP2015040556A - 圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リード弁を取付ける場合に、リード弁の弁頭部が吐出孔に対して位置ズレすることを抑制する。【解決手段】吐出弁装置は、圧縮された作動流体が吐出される吐出孔22aが形成された吐出孔形成部材18aにおける吐出孔22aの周囲に形成された凹部25aと、凹部25a内に収容されて一端に吐出孔形成部材18aに固定される固定支持部33を有して他端に吐出孔22aを開閉する弁頭部34を有するリード弁27aと、リード弁27aに対向させて設けられ、一端側がリード弁27aの固定支持部33とともに吐出孔形成部材18aに固定されて他端側が吐出孔22aから離反する向きに立ち上がった弁押えとを有し、リード弁27aは、固定支持部33と弁頭部34とを繋いだ長尺状のリード弁本体35と、一端側が固定支持部33側に繋がり、他端側がスリット37を介してリード弁本体35の長手方向の側面に対向して延出したガイド部36と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、圧縮機及び冷凍サイクル装置に関する。
従来、ガス冷媒等の作動流体を圧縮する圧縮機構部と、圧縮された作動流体が吐出される吐出孔を開閉する吐出弁装置とを備えた圧縮機が知られており、例えば、下記特許文献1に記載されている。
このような圧縮機の吐出弁装置では、吐出孔が形成された吐出孔形成部材における吐出孔の周囲に凹部が形成され、この凹部内にリード弁が収容されている。リード弁は、一端側に固定支持部を有し、他端側に吐出孔を開閉する弁頭部を有し、固定支持部が吐出孔形成部材にリベット締めして取付けられている。
リード弁を凹部内に収容してリベット締めする場合、リード弁がリベット締めされる固定支持部側を中心として回転し、弁頭部が吐出孔に対して位置ズレする場合がある。そこで、弁頭部が吐出孔に対して位置ズレしても弁頭部が吐出孔を確実に閉弁できるようにするため、弁頭部の径を大きめに形成している。
特開2004−116413号公報
しかしながら、弁頭部の径を大きめに形成することにより弁頭部の重量が増大する。そして、弁頭部の重量が増大することにより、リード弁の開閉応答性が低下して圧縮損失が生じたり、開閉に伴う弁頭部の弁座への衝突時衝撃力が増大して弁割れが生じたりするという問題がある。
本発明の実施形態の目的は、リード弁を吐出孔形成部材に取付ける場合において、リード弁の弁頭部が吐出孔に対して位置ズレすることを抑制し、弁頭部の径を小さく形成することができる吐出弁装置を有する圧縮機及びこの圧縮機を含む冷凍サイクル装置を提供することである。
実施形態の圧縮機は、作動流体を圧縮する圧縮機構部と、圧縮された作動流体が吐出される吐出孔を開閉する吐出弁装置とを有する圧縮機において、吐出弁装置は、吐出孔が形成された吐出孔形成部材における吐出孔の周囲に形成された凹部と、凹部内に収容されて一端に吐出孔形成部材に固定される固定支持部を有して他端に吐出孔を開閉する弁頭部を有するリード弁と、リード弁に対向させて設けられ、一端側がリード弁の固定支持部とともに吐出孔形成部材側に固定されて他端側が吐出孔から離反する向きに立ち上がった弁押えとを有し、リード弁は、固定支持部と弁頭部とを繋いだ長尺状のリード弁本体と、一端側が固定支持部側に繋がり、他端側がスリットを介してリード弁本体の長手方向の側面に対向して延出したガイド部と、を有することを特徴とする。
第1の実施形態における、断面で示した圧縮機を含む冷凍サイクル装置の構成図である。 主軸受へのリード弁の取付構造を示す平面図である。 凹部に収容されたリード弁を示す平面図である。 凹部に収容されたリード弁を示す断面図である。 第2の実施形態における、リード弁を示す平面図である。 凹部に収容されたリード弁を示す平面図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について、図1ないし図4に基づいて説明する。図1に示す冷凍サイクル装置1は、圧縮機本体2とアキュムレータ3とを有して作動流体であるガス冷媒を圧縮する圧縮機4と、圧縮機本体2に接続されて圧縮機本体2から吐出された高圧のガス冷媒を凝縮して液冷媒にする凝縮器5と、凝縮器5に接続されて液冷媒を減圧する膨張装置6と、膨張装置6とアキュムレータ3との間に接続されて液冷媒を蒸発させる蒸発器7とを有している。アキュムレータ3と圧縮機本体2とは、ガス冷媒が流れる吸込管8により接続されている。
圧縮機本体2は、円筒状に形成された密閉ケース9を有し、密閉ケース9内には、上部側に位置する電動機部10と、下部側に位置する圧縮機構部11とが収容されている。これらの電動機部10と圧縮機構部11とは、上下方向の中心線を有してその中心線回りに回転する回転軸12を介して連結されている。
電動機部10は、圧縮機構部11を駆動する部分であり、回転軸12に固定された回転子13と、密閉ケース9に固定されて回転子13を囲む位置に配置された固定子14とを有している。回転子13には永久磁石(図示せず)が設けられ、固定子14には通電用のコイル(図示せず)が巻かれている。
圧縮機構部11は、ガス冷媒を圧縮する部分であり、仕切板15を介して上下に位置する第1圧縮要素16aと第2圧縮要素16bとを有している。
上側に位置する第1圧縮要素16aは、第1シリンダ17aを有し、この第1シリンダ17aの下端側が仕切板15により閉塞され、第1シリンダ17aの上端側が回転軸12を回転可能に軸支する第1の吐出弁形成部材である主軸受18aにより閉塞されている。第1シリンダ17a内には、第1シリンダ17aの上下両端が主軸受18aと仕切板15とにより閉塞されることにより第1シリンダ室19aが形成されている。第1シリンダ室19a及び後述する第2シリンダ室には回転軸12が貫通されており、回転軸12における第1シリンダ室19a内に位置する部分に第1偏心部20aが形成され、第1偏心部20aには第1ローラ21aが嵌合されている。第1ローラ21aは、回転軸12の回転時にその外周面を第1シリンダ17aの内周面に線接触させながら偏心回転するように配置されている。第1圧縮要素16aは、これらの第1シリンダ17a、第1偏心部20a、第1ローラ21a、第1シリンダ室19a内を二つの空間(後述する吸込室と圧縮室)に仕切る後述するブレード等により構成されている。
下側に位置する第2圧縮要素16bは、上述した第1圧縮要素16aと同じ構成であり、第2シリンダ17bを有し、この第2シリンダ17bの上端側が仕切板15により閉塞され、第2シリンダ17bの下端側が回転軸12を回転可能に軸支する第2の吐出弁形成部材である副軸受18bにより閉塞されている。第2シリンダ17b内には、第2シリンダ17bの上下両端が仕切板15と副軸受18bとにより閉塞されることにより第2シリンダ室19bが形成されている。第2シリンダ室19bには回転軸12が貫通されており、回転軸12における第2シリンダ室19b内に位置する部分に第2偏心部20bが形成
され、第2偏心部20bには第2ローラ21bが嵌合されている。第2ローラ21bは、回転軸12の回転時にその外周面を第2シリンダ17bの内周面に線接触させながら偏心回転するように配置されている。第2圧縮要素16bは、これらの第2シリンダ17b、第2偏心部20b、第2ローラ21b、第2シリンダ室19b内を二つの空間(後述する吸込室と圧縮室)に仕切る後述するブレード等により構成されている。
吐出孔形成部材である主軸受18aには、第1圧縮要素16aにおいて圧縮されたガス冷媒が吐出される第1吐出孔22aが形成され、吐出孔形成部材である副軸受18bには、第2圧縮要素16bにおいて圧縮されたガス冷媒が吐出される第2吐出孔22bが形成されている。そして、主軸受18aには、第1吐出孔22aを開閉する第1吐出弁装置23aを開閉する第1吐出弁装置23aが設けられ、副軸受18bには、第2吐出孔22bを開閉する第2吐出弁装置23bが設けられている。さらに、主軸受18aには、第1吐出弁装置23aを覆う位置に配置され、第1吐出孔22aから吐出されたガス冷媒が流入する第1マフラ24aが取付けられている。また、副軸受18bには、第2吐出弁装置23bを覆う位置に配置され、第2吐出孔22bから吐出されたガス冷媒が流入する第2マフラ24bが取付けられている。第1マフラ24a内と第2マフラ24b内とは、副軸受18bと第2シリンダ17bと仕切板15と第1シリンダ17aと主軸受18aとを貫通して形成された連通路(図示せず)により連通されている。第1マフラ24aには、第1・第2マフラ24a、24b内に流入したガス冷媒を密閉ケース9内に流入させる連通孔25が形成されている。
第1吐出弁装置23aは、第1吐出孔22aが形成された主軸受18aにおける第1吐出孔22aの周囲に形成された第1凹部26aと、第1凹部26a内に収容されるとともに主軸受18aに固定されて第1吐出孔22aを開閉する第1リード弁27aと、主軸受18aに固定されて第1リード弁27aの最大開度を規制する第1弁押え28aとを有している。
第2吐出弁装置23bは、上述した第1吐出弁装置23aと同じ構成であり、第2吐出孔22bが形成された副軸受18bにおける第2吐出孔22bの周囲に形成された第2凹部26bと、第2凹部26b内に収容されるとともに副軸受18bに固定されて第2吐出孔22bを開閉する第2リード弁27bと、副軸受18bに固定されて第2リード弁27bの最大開度を規制する第2弁押え28bとを有している。
図2に示すように、第1シリンダ17aには、先端部を第1ローラ21aの外周面に当接させ、第1ローラ21aの回転に伴って第1シリンダ室19a内を容積と圧力とが変化する二つの空間である吸込室29と圧縮室30とに仕切るブレード31が設けられている。吸込室29には、一端に吸込管8が接続される吸込通路32の他端が接続されている。なお、図示は省略するが、第2シリンダ17bにも同様のブレードが設けられ、このブレードにより第2シリンダ室19b内が第2ローラ21bの回転に伴って容積と圧力とが変化する二つの空間である吸込室と圧縮室とに仕切られている。
図2及び図3に示すように、第1リード弁27aは、一端に設けられて主軸受18aに固定される固定支持部33と他端に設けられて第1吐出孔22aを開閉する弁頭部34とを繋いだ長尺状のリード弁本体35と、リード弁本体35の両側に位置する一対のガイド部36とを有している。ガイド部36は、一端側が固定支持部33側に繋がり、他端側がスリット37を介してリード弁本体35の長手方向の側面に対向して延出している。なお、図2及び図3において、第1弁押え28aは省略されている。
第1リード弁27aにおける一対のガイド部36間の幅寸法“Ha”と第1凹部26aにおけるガイド部36が位置する部分の側壁間の幅寸法“Hb”とは略同じ寸法に設定さ
れ、第1リード弁27aを第1凹部26a内に収容した場合にガイド部36の外側面が第1凹部26aの側壁に当接してもよく、又は、僅かな隙間を有してもよい。
第1リード弁27aの主軸受18aへの固定は、第1リード弁27aの固定支持部33に形成された取付孔38にリベット39を挿通してリベット締めすることにより行われている。
図4に示すように、第1弁押え28aは第1凹部26a内に収容され、第1リード弁27aに対向させるとともにリベット39により第1リード弁27aと共締めされている。この第1弁押え28aは、固定支持部33に対向する側が平坦に形成され、他端側が第1吐出孔22aから離反する向きに湾曲して立ち上っている。
ガイド部36と固定支持部33とが接続されている部分であるスリット37の固定支持部33側の端部位置“A”(図3参照)は、第1弁押え28aが平坦部から立ち上がりを開始する位置“B”より、固定支持部33側に位置している。
なお、図2ないし図4では、第1吐出弁装置23aの第1リード弁27aと第1弁押え28aについてのみ説明したが、第2吐出弁装置23bの第2リード弁27bと第2弁押え28bも、第1リード弁27a、第1弁押え28aと同じ構成に形成されている。
このような構成において、この圧縮機4においては、電動機部10に通電することにより回転軸12が中心線回りに回転し、回転軸12の回転により圧縮機構部11が駆動され、第1・第2圧縮要素16a、16bにおいてガス冷媒が圧縮される。
圧縮されたガス冷媒の圧力が設定圧に達すると、第1・第2リード弁27a、27bが開弁されて圧縮されたガス冷媒が第1・第2吐出孔22a、22bから吐出され、吐出されたガス冷媒が第1・第2マフラ24a、24b内に流入する。第1・第2マフラ24a、24b内に流入したガス冷媒は、連通孔25から密閉ケース9内に流入する。
第1リード弁27aは、第1凹部26a内に収容されてリベット締めされることにより主軸受18aに取付けられ、弁頭部34が第1吐出孔22aを閉弁している。
第1リード弁27aを第1凹部26a内に収容して主軸受18aにリベット締めして取付ける場合に、第1リード弁27aが固定支持部33側を中心として回転すると、ガイド部36の他端側が第1凹部26aの側壁に当接し、第1リード弁27aの回転方向の動きが規制される。ここで、ガイド部36は固定支持部33側から弁頭部34側に延出しており、ガイド部36の他端側から第1吐出孔22aまでの距離が短くなっている。このため、第1リード弁27aが固定支持部33側を中心として回転し、ガイド部36の他端側が第1凹部26aの側壁に当接して第1リード弁27aの回転方向の動きが規制された場合、弁頭部34の回転方向への移動量が小さく抑えられる。これにより、第1リード弁27aが固定支持部33側を中心として回転方向に動くことが原因となる弁頭部34の第1吐出孔22aに対する位置ズレを抑制することができる。したがって、弁頭部34の径を小さくすることができ、弁頭部34の径を小さくすることにより弁頭部34を軽量化することができる。そして、弁頭部34を軽量化することにより、第1リード弁27aが第1吐出孔22aを開閉する場合の応答性を向上させることができ、また、開閉に伴う第1吐出孔22aの弁座への衝突時の衝撃力を軽減して第1リード弁27aの弁割れを防止することができ、圧縮機4の性能と信頼性との向上を図ることができる。
また、ガイド部36はその一端側が固定支持部33側に繋がってリード弁本体35から分岐して設けられ、スリット37を介してリード弁本体35の側面に対向している。この
ため、第1吐出孔22aからのガス冷媒の吐出のためにリード弁本体35が上下動してもガイド部36は上下動しない。したがって、ガイド部36が第1凹部26aの側壁に当接しても、第1リード弁27aにより第1吐出孔22aを開閉する性能に関しては何ら問題を生じない。
また、ガイド部36と固定支持部33とが繋がっている部分であるスリット37の固定支持部33側の端部位置“A”が、第1弁押え28aが平坦部から立ち上がりを開始する位置“B”より、固定支持部33側に位置している。このため、第1吐出孔22aからのガス冷媒の吐出のためにリード弁本体35が上下動しても、その上下動に伴ってリード弁本体35に発生する応力の変化は、スリット37の固定支持部33側の端部位置“A”には及ばず、リード弁本体35の上下動に伴ってスリット37の端部位置“A”における亀裂や割れの発生を防止することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について、図5及び図6に基づいて説明する。なお、第1の実施形態で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。また、図6において、第1弁押え28aは省略されている。
第2の実施形態の圧縮機の基本的な構成は第1の実施形態の圧縮機4と同じであり、二つの圧縮要素を有し、主軸受18aと副軸受とにそれぞれの圧縮要素において圧縮されたガス冷媒が吐出される吐出孔を開閉する吐出弁装置が設けられている。
第2の実施形態の圧縮機が第1の実施形態の圧縮機4と異なる点は、吐出弁装置のリード弁40の構成である。図5はリード弁40を示し、図6は主軸受18aに形成された第1凹部26aに収容されてリベット締めされたリード弁40を示している。
リード弁40は、図5及び図6に示すように、一端に設けられて主軸受18aに固定される固定支持部33と他端に設けられて第1吐出孔22aを開閉する弁頭部34とを繋いだリード弁本体35と、リード弁本体35の両側に位置する一対のガイド部41とを有している。ガイド部41は、一端側が固定支持部33側に繋がり、他端側がスリット37を介してリード弁本体35の長手方向の側面に対向して延出している。
ガイド部41の他端側におけるリード弁本体35に対向する面の反対側の面には、リード弁本体35から離反する向きに張り出した張出部42が形成されている。
一対のガイド部41に形成された張出部42間の幅寸法“Hc”は、第1凹部26aにおけるガイド部41が位置する部分の側壁間の幅寸法“Hb”より大きく形成されている。これにより、リード弁40を第1凹部26a内に収容して主軸受18aにリベット締めした場合、図6に示すように張出部42が第1凹部26aの側壁に当接し、ガイド部41の他端側がリード弁本体35側に弾性変形し、各ガイド部41における弾性変形量は略同じになる。
また、ガイド部41のリード弁本体35の長手方向への延出位置は、固定支持部33から弁頭部34までの寸法の略中間位置とされている。
また、第1の実施形態と同様に、ガイド部41と固定支持部33とが繋がっている部分であるスリット37の固定支持部33側の端部位置“A”が、弁押えが平坦部から立ち上がりを開始する位置“B”(図4参照)より、固定支持部33側に位置している。
このような構成において、リード弁40を主軸受18aにリベット締めするために第1
凹部26a内に収容すると、張出部42間の幅寸法“Hc”が第1凹部26aの側壁間の幅寸法“Hb”より大きく形成されているため、ガイド部41の張出部42が第1凹部26aの側壁に当接するとともにガイド部41がリード弁本体35側に弾性変形し、その弾性変形量は一対のガイド部41で略同じになる。これにより、第1凹部26a内に収容したリード弁40を第1凹部26aの側壁間の幅方向の略中央に容易に位置させることができ、弁頭部34と第1吐出孔22aとの位置ズレを抑制することができる。このため、弁頭部34の径を小さくすることができ、弁頭部34の径を小さくすることにより弁頭部34を軽量化することができる。そして、弁頭部34を軽量化することにより、第1リード弁27aが第1吐出孔22aを開閉する場合の応答性を向上させることができ、また、開閉に伴う第1吐出孔22aの弁座への衝突時の衝撃力を軽減して第1リード弁27aの弁割れを防止することができ、圧縮機4の性能と信頼性との向上を図ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
4…圧縮機、5…凝縮器、6…膨張装置、7…蒸発器、18a…主軸受(吐出孔形成部材)、18b…副軸受(吐出孔形成部材)、22a、22b…吐出孔、23a、23b…吐出弁装置、26a、26b…凹部、27a、27b…リード弁、28a、28b…弁押え、33…固定支持部、34…弁頭部、35…リード弁本体、36…ガイド部、37…スリット、40…リード弁、41…ガイド部、42…張出部

Claims (6)

  1. 作動流体を圧縮する圧縮機構部と、圧縮された前記作動流体が吐出される吐出孔を開閉する吐出弁装置とを有する圧縮機において、
    前記吐出弁装置は、前記吐出孔が形成された吐出孔形成部材における前記吐出孔の周囲に形成された凹部と、前記凹部内に収容されて一端に前記吐出孔形成部材に固定される固定支持部を有して他端に前記吐出孔を開閉する弁頭部を有するリード弁と、前記リード弁に対向させて設けられ、一端側がリード弁の固定支持部とともに前記吐出孔形成部材に固定されて他端側が前記吐出孔から離反する向きに立ち上がった弁押えとを有し、
    前記リード弁は、前記固定支持部と前記弁頭部とを繋いだ長尺状のリード弁本体と、一端側が前記固定支持部側に繋がり、他端側がスリットを介して前記リード弁本体の長手方向の側面に対向して延出したガイド部と、
    を有することを特徴とする圧縮機。
  2. 前記リード弁が前記凹部内に収容されて前記吐出孔形成部材に固定された場合、前記ガイド部が前記凹部の側壁に当接して弾性変形することを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
  3. 前記ガイド部は前記リード弁本体の両側に一対設けられ、前記ガイド部の前記リード弁本体に対向する面の反対側の面に張出部が形成され、前記張出部間の幅寸法Hcは、前記凹部の側壁間の幅寸法Hbより大きく、前記張出部が前記凹部の側壁に当接することにより前記ガイド部が弾性変形することを特徴とする請求項2記載の圧縮機。
  4. 一対の前記ガイド部は、前記張出部が前記凹部の側壁に当接したとき、一対の前記ガイド部の弾性変形量が略同じになるように形成されていることを特徴とする請求項3記載の圧縮機。
  5. 前記スリットの前記固定支持部側の端部は、前記弁押えが立ち上がりを開始する位置より前記固定支持部側に位置していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の圧縮機。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の圧縮機と、前記圧縮機に接続される凝縮器と、前記凝縮器に接続される膨張装置と、前記膨張装置と前記圧縮機との間に接続される蒸発器とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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