JP2015037804A - クランクプレス機 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランクプレス機において、簡単な構成でスライドとコラムとの間の隙間を適切に調整して製品の完成精度を向上させる。【解決手段】複数のコラム15を有するフレーム本体にスライド14を昇降可能に支持し、コラム15とスライド14との間の隙間にそれぞれ前後スライドガイド及び左右スライドガイド21を設ける。そして、前後スライドガイド及び左右スライドガイド21の少なくとも1つにコラム15側からスライド14へ突出してスライド14に当接し、その傾きを修正するピストン部材23を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、スライドガイドを有するクランクプレス機に関するものである。
従来より、フレーム本体の4本のコラム間に昇降可能に支持されたスライドの各角部と各コラムとの間の隙間にスライドガイドを設けたクランクプレス機は知られている。スライドガイドとスライドとの隙間が大きすぎると、特にプレス時(成形時)にスライドがぐらついて上金型と下金型との間のクリアランスが変化して精度のよいプレス作業が行えない。逆に隙間を小さくしすぎると、熱膨張時に隙間がなくなって、スライドの昇降動作が滑らかに行われない。
そこで例えば、特許文献1では、非接触センサによってスライドガイドとスライドとの変位を検出し、この検出結果を基にスライドガイドとコラムとの間に設けた圧電アクチュエータを駆動してスライドガイドの位置を補正するようにしている。
一方、特許文献2では、スライド側にモータを利用してウェッジを遠隔操作可能なギブクリアランス調整装置を設け、スライドの熱膨張を吸収するようにしている。
実公平7−15675号公報 特開2011−152553号公報
圧電アクチュエータとして、小型のものは広く用いられている。しかしながら、大型のスライドを有するクランクプレス機では、スライドガイドに大きな荷重が加わるので、特許文献1のように圧電アクチュエータを用いる方法は、現実的には難しい。さらにスライドガイドとスライドとのクリアランスを調整するには運転状況の監視や制御等が複雑になってしまう。
また、特許文献2では、上下に昇降して大きな振動や熱を受けるスライド側に複雑な構成のギブクリアランス調整装置を設けているので、配線など組立に手間がかかるという問題がある。さらに特許文献1と同様に運転状況の監視や制御等が複雑になってしまう問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成でスライドのぐらつきを防止して製品の完成精度を向上させることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、スライドガイドにスライドに当接し、その傾きを修正するピストン部材を設けた。
具体的には、第1の発明では、複数のコラムを有するフレーム本体と、このフレーム本体に昇降可能に支持されて複数のコラム間を昇降するスライドと、各コラムにおける、スライドとの間の隙間にそれぞれ設けられるスライドガイドとを有するクランクプレス機を前提とする。
そして、複数の上記スライドガイドの少なくとも1つには、先端が上記コラム側から上記スライド側へ突出して該スライドに当接し、その傾きを修正するピストン部材が設けられている。
上記の構成によると、圧力流体の力を利用できるピストン部材を用いるため、ピストン部材の断面積、圧力流体の圧力等を調整することで、大型のクランクプレス機にも対応できる。ピストン部材はコラム側に設けるので、昇降運動するスライド側に設ける場合に比べて配管などの構造を簡単にすることができると共に、故障もしにくくなる。またスライドガイドは従来通りコラムに固着するので、大きな荷重がかかった場合の安全性も高い。
第2の発明では、第1の発明において、
上記ピストン部材は、上記スライドガイドにおける上記スライドの昇降方向の複数箇所に配置されている。
上記の構成によると、複数設けることで、各ピストン部材に加わる力を分散できると共に、スライドの可動範囲の全てにおいて傾き防止可能に設定することができる。
第3の発明では、第2の発明において、
上記ピストン部材は、少なくとも上記スライドのプレス位置において該スライドに当接する位置に設けられている。
上記の構成によると、最もスライドの水平度が要求されるプレス位置及びその近傍においてピストン部材がスライドに当接してぐらつきを防止するので、製品の仕上がりがよくなる。なお、プレス位置はスライドの下死点近傍にある。
第4の発明では、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、
上記ピストン部材の先端は、上記スライドガイドの表面を覆う金属と同じ金属で構成されている。
上記の構成によると、ピストン部材の先端を摺動性と適度な柔らかさを有するスライドガイドの材料と同じにすることで、スライドの損傷を防ぎながら、スライドの滑らかな昇降運動を達成することができる。
第5の発明では、第1乃至第4のいずれか1つの発明において、
上記ピストン部材の圧力源と該ピストン部材との間に設けられ、該ピストン部材からの戻りを規制するストップバルブと、
上記ストップバルブを制御する制御装置とを備え、
上記制御装置は、少なくとも上記スライドが鍛造品を押圧して成形するときに上記ストップバルブを閉じるように構成されている。
すなわち、スライドが鍛造品をプレスして成形するときにスライドは反力を受けるので傾きやすいが、上記の構成によると、少なくとも成形時には、ストップバルブが閉じられ、ピストン部材が押し戻されにくくなり、スライドが安定して精度のよい鍛造品が得られる。
第6の発明では、第5の発明において、
上記圧力源は、空気圧を発生し、
上記ストップバルブと上記圧力源との間には、上記空気圧を液圧に変換する空液圧コンバータが設けられ、
上記ピストン部材は、上記液圧によって作動されるように構成されている。
上記の構成によると、ピストン部材は、液圧で押されるので、過負荷に対する安全性に優れ、ストップバルブを閉じたときにほとんど戻りしろがなく、スライドが傾かない。一方で、空液圧コンバータと圧力源との間は空気圧で制御されるので、低圧での制御やエネルギーの蓄積が容易であり、高速作動や短時間に高出力を得ることができ、戻り配管が不要で、配管や装置化が容易というメリットがある。
以上説明したように、本発明によれば、複数のスライドガイドの少なくとも1つにコラム側からの突出量を調整可能なピストン部材を設け、その先端をスライドに摺接させるようにしたことにより、簡単な構成でスライドのぐらつきを防止して製品の完成精度を向上させることができる。
ピストン部材及びその周辺を拡大して示し、(a)が図4のIa部拡大図で、(b)が(a)のIb−Ib線断面図であり、(c)が(a)のIc−Ic線断面図である。 待機位置にある、本発明の実施形態に係るクランクプレス機の主要部を一部破断して示す側面図である。 図2のIII−III線拡大断面図である。 図3のIV方向矢視図である。 本発明の実施形態の変形例に係る油圧回路図である。 スライドの動きの時間的変化を示すグラフである。 スライドとシリンダ部材との関係を説明するための説明図であり、(a)がスライドが傾いていないときの様子を示し、(b)がスライドが傾いたときの様子を示す。 本発明の実施形態の変形例に係るストップバルブの配置例を示す油圧回路図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の実施形態のクランクプレス機10の主要な部分を示す側面図であり、このクランクプレス機10は、地面に固定される下部フレーム11a、その上側の中間フレーム11b及びその上側の図示しない上部フレームとを有するフレーム本体11を備えている。上部フレームには、図示しないメインモータと、このメインモータに回転されるフライホイールとが設けられている。上部フレームには、フライホイールの回転エネルギーをクラッチを介して伝達可能なクランク軸12が回転可能に支持されている。また、クランク軸12は、ブレーキにより停止可能となっている。
そして、クランク軸12の下方には、コンロッド13及びリストピン13aを介してスライド14が連結されている。スライド14は、クランクプレス機10の中間フレーム11bに設けた4本の断面矩形枠状のコラム15の間に上下に昇降運動可能に吊り下げられている。図3に示すように、コラム15内には、丸棒状で、フレーム本体11のほぼ上下全体に延びるタイロッド16が収容されている。スライド14は、クランク軸12に連動して上側の待機位置と下側のプレス位置との間で往復昇降運動可能に構成され、その下面に鍛造プレスのための金型の上型を取付可能となっている。上型は、鍛造品に合わせて取替可能となっている。ここで、待機位置は、スライド14の昇降移動範囲の上死点付近にあり、プレス位置は、下死点付近にある。スライド14は、コンロッド13以外の構成でクランク軸12に上下運動可能に連結されていてもよい。スライド14の下方には、上面に下型を取付可能なボルスタプレート17が対向して配置されている。この下型も鍛造品に合わせて取替可能となっている。
図3及び図4にも示すように、各コラム15の左右内面には、上下に延びる前後スライドガイド20が設けられ、前後スライドガイド20の前後内側には、これら前後スライドガイド20よりも厚さの薄い左右スライドガイド21が設けられている。それぞれの前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21は、ガイド取付ボルト18にてコラム15の左右内面に締結されている。前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21は、スライド14の角部と摺接する部分に例えば銅合金などの摺動性が高く適度に柔らかい金属がコーティングされた鋼板よりなる摺接部材22が貼り付けられている。摺接部材22の表面には、油溝22aが形成され、この油溝22a内に冷却油が流通するように構成されている。
そして、前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21には、上下に間隔を空けてピストン部材23が設けられている。ピストン部材23は、スライド14が待機位置からプレス位置まで昇降移動する間、常にスライド14に当接できる場所に設けているのが望ましい。図1に拡大して示すように、摺接部材22及び前後スライドガイド20又は左右スライドガイド21には、スライド14側へ貫通する断面円形の貫通孔24が形成されている。ピストン部材23は、この貫通孔24の内径よりも若干小さい外径を有する円柱状のもので、先端は、半球状に丸められ、前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21と同様に銅合金がコーティングされている。ピストン部材23の基端側は外径が大きくなってピストン部材23の突出量が規制されている。この基端側の外周には、Oリング25が嵌められて封止されている。詳しく図示しないが、前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21内には、エアー通路26が連続して形成され、チェックバルブ28や圧力調整用バルブ29を介して図示しないコンプレッサ等に接続されている。貫通孔24には、エアー通路26が連通しており、エアー通路26から適宜圧力空気が供給されるようになっている。貫通孔24の周囲における、前後スライドガイド20又は左右スライドガイド21とコラム15との当接面及び前後スライドガイド20又は左右スライドガイド21と摺接部材22との当接面には、環状のパッキン27が設けられている。これにより、貫通孔24におけるピストン部材23の基端側にエアー通路26と連通する圧力室24aが形成されている。エアー通路26が接続された空気圧回路は、供給空気圧が始め各圧力室24aで等しくなるように設定されており、設定圧力となった後は、圧力が低下しない限りは独立した圧力室24aとなるような回路で構成されている。つまり、スライド14がぐらついてピストン部材23が押し込まれると、圧力室24a内の圧力が上昇して、より強い力でスライド14を押し返すようになっている。
なお、もしスライド14の熱膨張が大きく、スライド14を挟んだ両側のピストン部材23がスライド14に当接することとなっても、より押し込まれた側が、より強く押し返すため、効果が完全に損なわれるわけではない。
本実施形態のクランクプレス機10は、スライド14とスライドガイド21との隙間cを十分とりつつ、スライド14がぐらつくような力が働いた場合でも、ピストン部材23に押し戻され、本来の傾きのない適切な位置に留めることができる。また、スライド14が熱膨張した場合や大きな力が働いた場合にも、摺接部材22がスライド14と摺接することで安全にプレス作業を行うことができる。
また、ピストン部材23を前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21のそれぞれにおける上下方向に間隔を空けて一対配置したことにより、スライド14のぐらつきをなくして傾きを効果的に防止することができる。
また、ピストン部材23を少なくともスライド14のプレス位置においてスライド14に当接する位置に設け、最もスライド14の水平度が要求されるプレス位置においてピストン部材23がスライド14に当接してぐらつきを防止するようにしたので、スライド14の水平度が精度よく保たれて製品の仕上がりを格段に向上させることができる。
さらに、ピストン部材23の先端も、摺動性と適度な柔らかさを有する、摺接部材22の表面を覆う銅合金と同じにすることで、スライド14の損傷を防ぎながら、スライド14の滑らかな昇降運動を達成することができる。
したがって、本実施形態に係るクランクプレス機10によると、簡単な構成でスライド14のぐらつきをなくして製品の完成精度を向上させることができる。
−実施形態の変形例−
図5は、本発明の実施形態の変形例に係る油圧回路を示し、ピストン部材23が油圧で駆動される点が異なる点で上記実施形態と異なる。なお、本変形例では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本変形でも、ピストン部材23の圧力源32は、圧縮空気を作り出すコンプレッサである。圧力源32と空液圧コンバータ33との間は、空気圧回路34で構成され、圧縮空気が通るように構成されている。
空液圧コンバータ33は、空気圧を油圧に変更するものであり、圧力源から供給された圧縮空気を油圧に変更する役割を果たす。空液圧コンバータ33よりも上流は、油圧回路35で構成されている。なお、油圧回路35は、作動油で満たされるが、作動油以外の水等の液体を作動流体としてもよい。
この油圧回路35には、例えば2ポート2位置電磁切換弁よりなるストップバルブ30が設けられている。図5に示すように、合計16個のピストン部材23の下流側に1つのストップバルブ30が設けられ、このストップバルブ30は、例えばクランクプレス機10の全体を制御する制御装置31によって開閉制御されるようになっている。
具体的には、図6に下死点からのスライド14の高さを示すように、成形を行っている期間として、例えば成形開始時が100mmで、その後、下死点に到達して再び上昇した下死点から20mmまでの高さが成形終了時とした場合、高さが150mmの段階からストップバルブ30を閉じ、再び高さ50mmに戻ったときにストップバルブ30を開くように制御装置31が信号を送る。このストップバルブ30を開閉するタイミングは、クランク軸の回転角度により指示したり、リミットスイッチで検出したり、タイマーで検出したりすればよい。本変形例では、ストップバルブ30は、成形を行っている期間よりも長ければよく、それ以外はストップバルブ30は開いているようにすればよい。
本変形例では、1つのストップバルブ30しか設けていない。図7は、説明のために模式的に大げさに示してある。図7(a)に示すように、スライド14が垂直で傾いていない場合には、対向するピストン部材23の先端間の距離はLで一定であり、ほぼ均等にスライド14を押さえ付けている。一方、図7(b)にスライド14がα°傾いたときを大げさに描いたように、対向するピストン部材23間の距離L’は、L’=L/sinαとなってL’>Lとなる。1つのストップバルブ30で押さえている場合、各ピストン部材23の圧力室間で作動油は行き来するが、ストップバルブ30で全体の作動油の量は変わらないようになっている。このため、実際には図7(b)のように傾くことはなく、プレス作業中に反力を受けるスライド14の傾きが油圧に押された16個のピストン部材23で効果的に防止される。
このように、スライドが鍛造品をプレスして成形するときにスライド14は反力を受けるので、傾きやすいが、少なくとも成形時には、ストップバルブ30が閉じられているので、ピストン部材23が押し戻されにくくなり、スライド14が安定して精度のよい鍛造品が得られる。
特に、油圧は、過負荷に対する安全性に優れるので、ストップバルブ30を閉じたときに、ピストン部材23がほとんど押し戻されることがなく、スライド14が傾かないという利点がある。
一方で、空液圧コンバータ33と圧力源32との間は空気圧で制御されるので、低圧での制御やエネルギーの蓄積が容易であり、高速作動や短時間に高出力を得ることができ、戻り配管が不要で、配管や装置化が容易というメリットがある。
なお、図8に示すように、各ピストン部材23の下流側にそれぞれストップバルブ30を設けておけば、部品点数が増えるものの、さらに確実にピストン部材23が押し戻されるのを防ぐことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、合計8箇所の前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21のそれぞれに上下一対のピストン部材23を設けたが、前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21に1箇所ずつピストン部材23を設けたり、3箇所以上にピストン部材23を設けたりしてもよい。また、8箇所の前後スライドガイド20及び左右スライドガイド21のうちの少なくとも1つに1箇所以上のピストン部材23を設けてもよい。
上記実施形態では、ピストン部材23は空気圧でスライド14側へ押し出されるようにしているが、油圧で押し出されるようにしてもよい。この場合には、図示しない油圧ポンプから圧力室24aへ高圧油を供給するようにすればよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、スライドガイドを有する鍛造プレスなどのクランクプレス機について有用である。
10 クランクプレス機
11 フレーム本体
14 スライド
15 コラム
20 前後スライドガイド
21 左右スライドガイド
23 ピストン部材
30 ストップバルブ
31 制御装置
32 圧力源
33 空液圧コンバータ
34 空気圧回路
35 油圧回路

Claims (6)

  1. 複数のコラムを有するフレーム本体と、該フレーム本体に昇降可能に支持されて該複数のコラム間を昇降するスライドと、各コラムにおける、該スライドとの間の隙間にそれぞれ設けられるスライドガイドとを有するクランクプレス機であって、
    複数の上記スライドガイドの少なくとも1つには、先端が上記コラム側から上記スライド側へ突出して該スライドに当接して該スライドの傾きを修正するピストン部材が設けられている
    ことを特徴とするクランクプレス機。
  2. 請求項1に記載のクランクプレス機において、
    上記ピストン部材は、上記スライドガイドにおける上記スライドの昇降方向の複数箇所に配置されている
    ことを特徴とするクランクプレス機。
  3. 請求項2に記載のクランクプレス機において、
    上記ピストン部材は、少なくとも上記スライドのプレス位置において該スライドに当接する位置に設けられている
    ことを特徴とするクランクプレス機。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のクランクプレス機において、
    上記ピストン部材の先端は、上記スライドガイドの表面を覆う金属と同じ金属で構成されている
    ことを特徴とするクランクプレス機。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のクランクプレス機において、
    上記ピストン部材の圧力源と該ピストン部材との間に設けられ、該ピストン部材からの戻りを規制するストップバルブと、
    上記ストップバルブを制御する制御装置とを備え、
    上記制御装置は、少なくとも上記スライドが鍛造品を成形するときに上記ストップバルブを閉じるように構成されている
    ことを特徴とするクランクプレス機。
  6. 請求項5に記載のクランクプレス機において、
    上記圧力源は、空気圧を発生し、
    上記ストップバルブと上記圧力源との間には、上記空気圧を液圧に変換する空液圧コンバータが設けられ、
    上記ピストン部材は、上記液圧によって作動されるように構成されている
    ことを特徴とするクランクプレス機。
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