JP2015037189A - 薄膜インダクタ用コイルユニット及びその製造方法、並びに薄膜インダクタ及びその製造方法 - Google Patents

薄膜インダクタ用コイルユニット及びその製造方法、並びに薄膜インダクタ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】全体的な厚さを最小化して小型化及び薄型化を図ると共に、薄膜インダクタの特性をより自由に設計し、製造工程を単純化して大量生産ができる、薄膜インダクタ用コイルユニット及びその製造方法、並びに薄膜インダクタ及びその製造方法を提供する。【解決手段】薄膜インダクタ用コイルユニット100は、異なる材質の二重絶縁層111、112を有する絶縁材110と、この絶縁材110の上下面に各々組み込まれて形成されるコイルパターン120とを含み、コイルパターン120は、複数のメッキ層122a、122b、122cによって形成されたコイルパターンを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、薄膜インダクタ用コイルユニット及びその製造方法、並びに薄膜インダクタ及びその製造方法に関する。
最近、電子産業の発展に伴って、携帯電話のような電子製品の小型化及び高機能化が急速に進められてきている。そのため、電子製品に使われる部品も軽量化、小型化及び高機能化が不可欠に求められている。そこで、該電子製品に使われるインダクタの開発分野においても、も小型化及び薄型化がさらに重要な課題になっている。
このような傾向に応じて、高機能化に加えて小型化及び薄型化の特性も両立することができるインダクタの開発に焦点が合わせられている。そのようなインダクタとして、最近には、薄膜インダクタが開発されて実用化されている。
現状の薄膜インダクタは、図1に示すように、絶縁基板の上下にコイルパターンを形成したコイルユニットを主に採用している、
韓国公開特許第1999−0066108号公報
しかし、そのような構造の薄膜インダクタ用コイルユニットは、絶縁基板の上下にコイルパターンを形成するため、コイルユニットの全体的な厚さが厚くなるだけでなく、メッキ厚さのバラツキ、絶縁材の塗布などの問題によって、薄膜インダクタの特性などを設計するに当たって難しさが発生するようになる。
そこで、小さく薄い機器を好む最近の流れに対応すると共に、薄膜インダクタの特性などをより自由に設計することができる、薄膜インダクタ用コイルユニット及びこれを備える薄膜インダクタの開発が必要になる。
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであって、その目的は、全体的な厚さを最小化して小型化及び薄型化を図ることができる、薄膜インダクタ用コイルユニット及びその製造方法、並びに薄膜インダクタ及びその製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、薄膜インダクタの特性をより自由に設計することができると共に、製造工程を単純化して大量生産が可能になる、薄膜インダクタ用コイルユニット及びその製造方法、並びに薄膜インダクタ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を解決するために、本発明の一実施形態によれば、異なる材質の二重絶縁層を有する絶縁材と、前記絶縁材の上下面に各々組み込まれて形成されるコイルパターンとを含むものであって、前記コイルパターンが、複数のメッキ層によって形成されたコイルパターンを備える薄膜インダクタ用コイルユニットが提供される。
本発明の一実施形態において、前記コイルパターンは、前記絶縁材の下面から組み込まれて形成される第1のコイルパターンと、前記絶縁材の上面から組み込まれて形成される第2のコイルパターンとを含み、前記第2のコイルパターンは複数のメッキ層によって形成される。
本発明の一実施形態において、前記絶縁材は、前記第1のコイルパターンを内蔵する第1の絶縁層と、前記第2のコイルパターンを内蔵する第2の絶縁層とを含む。
本発明の一実施形態において、前記第1の絶縁層は、プリプレグとレジンとの混合物によって形成され、前記第2の絶縁層はレジンによって形成される。
本発明の一実施形態において、前記第1の絶縁層はレジンによって形成され、前記第2の絶縁層はプリプレグとレジンとの混合物によって形成される。
本発明の一実施形態において、前記第1のコイルパターンと前記第2のコイルパターンとを電気的に連結する導電性ビアホールをさらに含む。
本発明の一実施形態において、前記第1のコイルパターンにおける前記絶縁材の下面から露出する部分及び前記第2のコイルパターンにおける前記絶縁材の上面から露出する部分に、絶縁レジストを形成する。
本発明の一実施形態において、本発明の薄膜インダクタ用コイルユニットと、前記薄膜インダクタ用コイルユニットの上面及び下面のうちの少なくともいずれか一つに接合される磁性体とを含んで、薄膜インダクタを構成する。
また、上記目的を解決するために、本発明の他の実施形態によれば、接着層を介して基材層の両面に各々接着される一対の金属層の各々に第1のコイルパターンを形成するステップと、前記第1のコイルパターンを内蔵するように第1の絶縁層を形成するステップと、複数のメッキ層によって形成された第2のコイルパターンを内蔵するように、前記第2のコイルパターン及び第2の絶縁層を形成するステップと、前記基材層から一対の金属層を分離するステップとを含むものであって、前記第1の絶縁層及び前記第2の絶縁層は、異なる材質によって形成される、薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法が提供される。
本発明の一実施形態において、前記第1のコイルパターンを形成するステップは、前記金属層に前記第1のコイルパターンに対応する第1のメッキレジストを形成し、前記金属層の所定領域を露出させるステップと、前記金属層の該露出領域に前記第1のコイルパターンを形成するステップと、前記第1のメッキレジストを除去するステップとを含む。前記第1の絶縁層を形成するステップは、前記第1のメッキレジストの除去された前記金属層及び前記第1のコイルパターン上に前記第1の絶縁層を形成する。
本発明の一実施形態において、前記第2のコイルパターン及び前記第2の絶縁層を形成するステップは、前記第1の絶縁層上に前記第2のコイルパターンの第1のメッキ層を形成するステップと、前記第1のメッキ層及び前記第1の絶縁層にビアホールを加工するステップと、前記ビアホールをメッキして導電性ビアホールを形成するステップと、前記第1のメッキ層に第2のメッキレジストを形成し、前記第1のメッキ層の所定領域を露出させるステップと、前記第1のメッキ層の該露出領域に前記第2のコイルパターンの第2のメッキ層を形成するステップと、前記第2のメッキレジスト及びその下部の第1のメッキ層を除去して前記第1の絶縁層の所定領域を露出させるステップと、前記第1の絶縁層の該露出領域及び前記第2のメッキ層上に第2の絶縁層を形成するステップと、前記第2のメッキ層上に形成された第2の絶縁層の部分を除去して前記第2のメッキ層を露出させるステップと、前記第2のメッキ層の該露出領域に前記第2のコイルパターンの第3のメッキ層を形成するステップとを含む。
本発明の一実施形態において、前記分離するステップは、前記金属層をエッチングによって除去するステップを含む。
本発明の一実施形態において、前記金属層をエッチングによって除去するステップの後に、前記第1のコイルパターンにおける前記第1の絶縁層から露出する部分と、前記第2のコイルパターンにおける前記第2の絶縁層から露出する前記第3のメッキ層とに、絶縁レジストを形成するステップをさらに含む。
本発明の一実施形態において、前記第1の絶縁層は、プリプレグとレジンとの混合物によって形成され、前記第2の絶縁層は、レジンによって形成される。
本発明の一実施形態において、前記第1の絶縁層はレジンによって形成され、前記第2の絶縁層はプリプレグとレジンとの混合物によって形成される。
本発明の一実施形態において、本発明の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法によって形成された薄膜インダクタ用コイルユニットの上面及び下面のうちの少なくともいずれか一つに磁性体を接合するステップを含んで、薄膜インダクタを製造する。
本発明によれば、絶縁材の上下面の両面にコイルパターンを組み込まれて形成することによって、薄膜インダクタ用コイルユニットの全体厚さを最小化すると共に、該薄膜インダクタ用コイルユニットを備える薄膜インダクタを小型化及び薄型化することができるという効果が奏する。
また、本発明によれば、異なる材質の二重構造を有する絶縁材を形成することによって、単一構造の絶縁材に比べてその厚さの調節が自由になると共に、静電容量などの薄膜インダクタの特性をより自由に設計することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、複数のメッキ層によって形成されたコイルパターンを組み込むことができ、複数層のメッキによってコイルパターンの断面積を自由に調節すると共に、インピーダンスなどの薄膜インダクタの特性をより自由に設計することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、接着層を介して基材層の両面に各々接着される一対の金属層の各々に回路パターンを形成してから、これらを分離する工程を行うことによって、一度の工程によって2個の薄膜インダクタ用コイルユニットを製造することができる。これによって、製造工程を単純化して大量生産が可能になるという利点がある。
現状の薄膜インダクタに採用されているコイルユニットの断面を概略的に示す写真である。 本発明の一実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの概略的な断面図である。 本発明の一実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法を説明するための流れ図である。 本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法に用いられるキャリアの概略的な断面図である。 図3中の第1のコイルパターンの形成ステップ及び第1の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第1のコイルパターンの形成ステップ及び第1の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第1のコイルパターンの形成ステップ及び第1の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。 図3中の金属層の分離ステップ及び絶縁レジストの形成ステップを示す工程図である。 図3中の金属層の分離ステップ及び絶縁レジストの形成ステップを示す工程図である。 図3中の金属層の分離ステップ及び絶縁レジストの形成ステップを示す工程図である。 本発明の一実施形態による薄膜インダクタの概略的な断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態は図面を参考にして詳細に説明する。次に示される各実施の形態は当業者にとって本発明の思想が十分に伝達されることができるようにするために例として挙げられるものである。従って、本発明は以下示している各実施の形態に限定されることなく他の形態で具体化されることができる。そして、図面において、装置の大きさ及び厚さなどは便宜上誇張して表現されることができる。明細書全体に渡って同一の参照符号は同一の構成要素を示している。
本明細書で使われた用語は、実施形態を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は文句で特別に言及しない限り複数形も含む。明細書で使われる「含む」 とは、言及された構成要素、ステップ、動作及び/又は素子は、一つ以上の他の構成要素、ステップ、動作及び/又は素子の存在または追加を排除しないことに理解されたい。

<薄膜インダクタ用コイルユニット>
まず、図2は、本発明の一実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニット100の概略的な断面図を示す。
図2に示すように、本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニット100は、絶縁材110及びコイルパターン120から構成される。
絶縁材110は、異なる材質の二重絶縁層を有するもので、本実施形態では、図2に示すように、第1の絶縁層111及び第2の絶縁層112を含む。
第1の絶縁層111は、プリプレグ(PPG)とレジンとの混合物によって形成される。図2に示すように、絶縁材110の下面で第1のコイルパターン121を組み込む。
第2の絶縁層112は、レジンタイプによって形成される。図2に示すように、絶縁材110の上面で第2のコイルパターン122を組み込む。
本実施形態では、第1の絶縁層111をプリプレグとレジンとの混合物によって形成し、第2の絶縁層112をレジンタイプによって形成することと示したが、これに限定するものではない。第1の絶縁層111及び第2の絶縁層112が異なる材質を有するものならいずれも構わない。
例えば、第1の絶縁層111をレジンタイプで、第2の絶縁層112をプリプレグとレジンとの混合物で形成してもよい。また、第1及び第2の絶縁層111、112は、アクリル系ポリマー、フェノール系ポリマー及びポリイミド系ポリマーよりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの混合物によって形成されてもよく、異なる材質によって形成されてもよい。
前述のように、本発明によれば、異なる材質の二重絶縁層111、112の構造を有する絶縁材110を形成することによって、単一絶縁層を有する構造に比べて絶縁材110の厚さを自由に調節することができる。
したがって、前述のような本発明の構造は、上下層のコイルを内蔵する絶縁材の厚さの調節が自由で、これによってコイルパターンと後述する磁性体との間の絶縁距離も自由に調節することができ、薄膜インダクタの静電容量特性をより自由に設計することができる。
また、本発明によれば、上下層のコイルを内蔵する絶縁材の自由な厚さ調節によって、コイル間の間隔(長さ)を自由に設計することができ、静電容量などの薄膜インダクタの特性の設計自由度をより一層向上させることができる。これは、静電容量は誘電率に比例し、コイル間の間隔に反比例するからである。
コイルパターン120は、図2に示すように、絶縁材110の上下面に各々組み込まれて形成される。
本発明は、前述のように、絶縁材110の上下面両面にコイルパターン120を組み込まれて形成することによって、絶縁材の上下面上にコイルパターンを形成したコイルユニットに比べて、その全厚さを最小化することができる。これによって、コイルユニットを備える薄膜インダクタの小型化及び薄型化を図ることができるようになる。
また、コイルパターン120は、複数のメッキ層によって形成されたコイルパターン122を含むことができる。本実施形態では、図2に示すように、絶縁材110の上面に組み込まれて形成された第2のコイルパターン122を複数のメッキ層によって形成しているが、これに限定するものではない。例えば、絶縁材110の下面に組み込まれて形成された第1のコイルパターン121も複数のメッキ層によって形成されてもよい。
前述のように、本発明によれば、薄膜インダクタ用コイルの形成に当たって、複数のメッキ層によって形成されたコイルパターン122を含むことによって、複数層のメッキによって上下層コイルパターンの断面積を異ならせて調節することができる。これによって、インピーダンスなどの薄膜インダクタの特性の設計自由度を向上させることができる。
また、コイルパターン120は、図2に示すように、第1のコイルパターン121及び第2のコイルパターン122を含むことができる。
第1のコイルパターン121は、図2に示すように、絶縁材110の下面で組み込まれて形成されるもので、絶縁材110の第1の絶縁層111に組み込まれて形成される。
第2のコイルパターン122は、図2に示すように、絶縁材110の上面で組み込まれて形成されるもので、絶縁材110の第2の絶縁層112に組み込まれて形成される。
第1のコイルパターン121及び第2のコイルパターン122は、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)の群より選ばれるいずれか一つまたは少なくとも二つの混合物からなり、これに限定するものではない。
また、本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニット100は、図2に示すように、第1のコイルパターン121と第2のコイルパターン122とを電気的に連結する導電性ビアホール130をさらに含む。
絶縁材110内に、機械的な方法やレーザーまたはフォトリソグラフィ工程などによってビアホールを加工し、該ビアホールにディスミア(desmear)、化学銅などの工程を通じてメッキして前記導電性ビアホール130を形成する。
また、本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニット100は、図2に示すように、第1のコイルパターン121における絶縁材110の下面から露出する部分と、第2のコイルパターン122における絶縁材110の上面から露出する部分とにソルダーレジスト140を形成するが、これに限定するものではない。例えば、コイルパターンの露出部分を保護することができる絶縁レジストならいずれも構わない。

<薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法>
図3は、本発明の一実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法を説明するための流れ図である。
図3を参照して、本発明の一実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法は、接着層を介して基材層の両面に各々接着される一対の金属層の各々に第1のコイルパターンを形成するステップ(S110)と、第1のコイルパターンを内蔵するように第1の絶縁層を形成するステップ(S120)と、複数のメッキ層によって形成された第2のコイルパターンを内蔵するように、第2のコイルパターン及び第2の絶縁層を形成するステップ(S130)と、基材層から一対の金属層を分離するステップ(S140)とを含む。第1及び第2の絶縁層は、異なる材質によって形成されてもよい。
本実施形態では、図4に示すキャリアを用いる製造方法を採用している。図4は、本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法に用いられるキャリアの概略的な断面図を示す。
本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法は、図4に示すように、接着層12を介して基材層11の両面に各々接着される一対の金属層13が形成されるキャリア10を用いる。
図4に示すように、キャリア10は基材層11と、該基材層11の両面に各々積層される一対の接着層12と、該一対の接着層12に各々接着される一対の金属層13とを含む。
基材層11は、その両面に形成される接着層12を両分して接着層12に各々接着される金属層13を個別的に分離するようにする。基材層11としては、紙、不織布、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポルリブティルレンなどの合成樹脂が挙げられる。
接着層12は、基材層11の両面に各々積層され、所定の因子によって接着力が低下される。所定の因子には、紫外線または熱が挙げられる。
接着層12に接着される金属層13は、接着層12に接着されている途中、所定の因子によって接着層12の接着力が低下されるにつれ、基材層11から容易に分離しなければならない。
接着層12を形成する接着剤は、所定の因子によって接着剤の物性が変化されて接着力が低下されることによって、金属層13が基材層11から易しく分離するようにする。例えば、接着層12を、紫外線の照射によってガスを発生する材料が配合された接着剤を用いて形成すると、金属層13の分離のために紫外線を照射すると、接着層12内でガスが発生し、接着層12の体積が変化し、これによって接着力が低下してしまう。
また、接着層12を、所定温度の熱によって発砲される材料が配合された発砲性接着剤を使って形成すると、金属層13の分離のために所定温度を与えると、接着層12内で発砲が発生し、接着面が凹凸になり、接着性が低下してしまう。
金属層13は、基材層11の接着層12に接着されている途中、必要によって基材層11から分離される。例えば、本実施形態による製造方法によれば、金属層13に陽刻の第1のコイルパターン121を形成し、該陽刻の第1の回路パターン121が第1の絶縁層111を介して内蔵されるようにし、その上に第2のコイルパターン122及び第2のコイルパターン122を内蔵した第2の絶縁層112を形成する。その後、金属層13を基材層11から分離すると、絶縁材110内の上下面に回路パターンが内蔵された2個の薄膜インダクタ用コイルユニットを一度に製造することができる。
前述のように、本実施形態は、キャリア10を用いる工程、より具体的には、キャリア10の一対の金属層13の各々に回路パターンを形成し、該回路パターンの形成された金属層16を各々分離する工程を採用することによって、一回の工程で2個の薄膜インダクタ用コイルユニットを製造することができ、製造工程を単純化し、大量生産が可能になる。
一方、金属層13の基材層11からの分離は、基材層11と金属層13との間に介在する接着層12の接着力を低下させて行われる。すなわち、接着剤に所定の因子を加えて接着層12の接着力が低下すると、金属層13を基材層11から分離することができる。
金属層13は、伝導性金属からなる。この伝導性金属は、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)及び白金(Pt)よりなる群から選ばれる少なくとも一つによって構成され、これに限定するものではない。例えば、これらの金属のうちのいずれか一つによって金属層13を形成してよく、これらを組み合わせて形成してもよい。
図5〜図7は各々本発明の一実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法を示す工程図である。これらの図面を参照して、前記製造方法の各ステップについて詳記する。
まず、図5は、図3中のステップS110及びステップS120、即ち、第1のコイルパターンの形成ステップ及び第1の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。
図3及び図5に示すように、本実施形態による第1のコイルパターンの形成ステップ(S110)は、金属層に第1のコイルパターンに対応する第1のメッキレジストを形成し、金属層の所定領域を露出させるステップ(S111)と、このステップS111で露出した金属層の領域に第1のコイルパターンを形成するステップ(S112)と、ステップS111で形成された第1のメッキレジストを除去するステップ(S113)とを含む。
本実施形態による第1の絶縁層の形成ステップ(S120)は、図3及び図5に示すように、第1のメッキレジストが除去された金属層及び第1のコイルパターン上に第1の絶縁層を形成するステップ(S121)を含む。
本実施形態による第1のコイルパターンの形成ステップ(S110)について詳記する。図5aに示すように、キャリア10の一対の金属層13の各々に第1のコイルパターンに相応する第1のメッキレジスト14を形成し、金属層13の所定領域(第1のコイルパターンの領域)を露出させる(S111)。
第1のメッキレジスト14としては、ドライフィルムレジスト(Dry Film Resist:DFR)が挙げられるが、これに限定するものではない。例えば、コイルパターンを形成するためのものなら、フォトレジストなど如何なる形態のレジストパターンも構わない。
また、図5bに示すように、金属層13を電極として電解メッキを行って一対の金属層13の各々において、ステップS111で露出した領域(第1のメッキレジスト14が形成されていない金属層の領域)を導電性物質で充填して第1のコイルパターン121を形成する(S112)。また、第1のメッキレジスト14を露光、現象などの工程を通じて除去して(S113)、一対の金属層13の各々に第1のコイルパターン121を形成する。
また、本実施形態による第1の絶縁層の形成ステップ(S120)について詳記する。図5cに示すように、第1のメッキレジスト14が除去された金属層13の領域及びステップS110で形成された第1のコイルパターン121上に第1の絶縁層111を形成し(S121)、第1のコイルパターン121が第1の絶縁層111に内蔵されるようにする。
図6は、図3中のステップS130、即ち、第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップを示す工程図である。
図3及び図6に示すように、本実施形態による第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップ(S130)は、ステップS120で形成された第1の絶縁層上に第2のコイルパターンの第1のメッキ層を形成するステップ(S131)と、第1のメッキ層及び第1の絶縁層にビアホールを加工するステップ(S132)と、ステップS132で加工されたビアホールにメッキを行って導電性ビアホールを形成するステップ(S133)と、ステップS131で形成された第1のメッキ層に第2のメッキレジストを形成し、第1のメッキ層の所定領域を露出させるステップ(S134)と、ステップS134で露出した第1のメッキ層領域に第2のコイルパターンの第2のメッキ層を形成するステップ(S135)と、第2のメッキレジスト及びその下部の第1のメッキ層を除去して第1の絶縁層の所定領域を露出させるステップ(S136)と、ステップS136で露出した第1の絶縁層領域及びステップS135で形成された第2のメッキ層上に第2の絶縁層を形成するステップ(S137)と、第2のメッキ層上に形成された第2の絶縁層領域を除去して第2のメッキ層を露出させるステップ(S138)と、ステップS138で露出した第2のメッキ層領域に第2のコイルパターンの第3のメッキ層を形成するステップ(S139)とを含む。
本実施形態による第2のコイルパターン及び第2の絶縁層の形成ステップ(S130)について詳記する。図6aに示すように、ステップS120で形成された第1の絶縁層111上に第1のメッキ層122aを形成する(S131)。
また、図6bに示すように、第1のメッキ層122a及び第1の絶縁層111にビアホールを加工する(S132)。ステップS132において加工されたビアホールにディスミア、化学銅などの工程でメッキして導電性ビアホール130を形成する(S133)。このビアホールhは、機械的な方法やレーザーまたはフォトリソグラフィ工程などによって加工されるが、これに限定するものではない。
図6cに示すように、ステップS131で形成された第1のメッキ層122aに第2のメッキレジスト16を形成し、第1のメッキ層122aの所定領域を露出させる(S134)。
第2のメッキレジスト16として、ステップS111での第1のメッキレジスト14と同様にドライフィルムレジストが挙げられるが、これに限定するものではない。例えば、後述する第2のメッキ層122bを形成するためのものなら、フォトレジストなどでも構わない。
続いて、図6dに示すように、第1のメッキ層122aを電極として電解メッキを行って第1のメッキ層122aの各々において、ステップS134で露出した領域(第2のメッキレジスト16が形成されていない第1のメッキ層領域)を導電性物質で充填することによって、第2のコイルパターン122の第2のメッキ層122bを形成する(S135)。
また、図6eに示すように、第2のメッキレジスト16を露光、現象などの工程を通じて除去すると共に、第2のメッキレジスト16の下部の第1のメッキ層122aをエッチングなどの工程を通じて除去することによって、第1の絶縁層111の所定領域を露出させる(S136)。
続いて、図6fに示すように、ステップS136で露出した第1の絶縁層111の領域及びステップS135で形成された第2のメッキ層122b上に、第2の絶縁層112を形成する(S137)。
続いて、図6gに示すように、第2のメッキ層122b上に形成された第2の絶縁層112の部分を露光、現象などの工程を通じて除去することによって、前記第2のメッキ層122bを露出させる(S138)。
続いて、図6hに示すように、第2のメッキ層122bを電極として電解メッキを行ってステップS138で露出した第2のメッキ層領域(第2の絶縁層の部分が除去された第2のメッキ層領域)を導電性物質で充填することによって、第3のメッキ層122cを形成する(S139)。これによって、第2のコイルパターン122を第1〜第3のメッキ層122a、122b、122cの複数のメッキ層で形成することができるようになる。
また、本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法によれば、図5に示すように、第1の絶縁層111はプリプレグとレジンとの混合物によって形成される。また、図6に示すように第2の絶縁層112はレジンタイプによって形成されるが、これに限定するものではない。例えば、第1の絶縁層111及び第2の絶縁層112が異なる材質を有する場合ならいずれも構わない。
例えば、第1の絶縁層111をレジンタイプで、第2の絶縁層112をプリプレグとレジンとの混合物で形成してもよく、アクリル系ポリマー、フェノール系ポリマー、ポリイミド系ポリマーよりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの物質の混合物によって形成してもよく、異なる材質で第1及び第2の絶縁層111、112を形成してもよい。
前述のように、本発明の製造方法によれば、異なる材質の二重絶縁層111、112の構造を有する絶縁材を形成することができ、単一絶縁層を有する構造に比べて絶縁材の厚さを自由に調節することができる。
したがって、上下層のコイルを内蔵する絶縁材の厚さ調節が自由になり、コイルパターンと後述する磁性体との間の絶縁距離も自由に調節することができる。これによって、薄膜インダクタの静電容量特性をより自由に設計することができる。
また、前述のように、上下層のコイルを内蔵する絶縁材の自由な厚さ調節を通じて、コイル間の間隔(長さ)を自由に設計することができ、静電容量などの薄膜インダクタの特性の設計自由度をより一層向上させることができる。これは、前述のように、静電容量は誘電率に比例し、コイル間の間隔に反比例するからである。
また、前述のように、絶縁材の上下面両面にコイルパターン121、122を組み込まれて形成することができ、絶縁材の上下面上にコイルパターンを形成したコイルユニットに比べてその全体厚さを最小化することができる。これによって、コイルユニットを備える薄膜インダクタの小型化及び薄型化を図ることができる。
また、前述のように、薄膜インダクタ用コイルの形成に当たって、複数のメッキ層で形成されたコイルパターン122を含むことによって、複数層のメッキを通じて上下層のコイルパターンの断面積を異ならせて調節することができる。これによって、インピーダンスなどの薄膜インダクタの特性の設計自由度を向上させることができる。
図7は、図3中のステップS140及びステップS150、すなわち金属層分離ステップ及び絶縁レジスト形成ステップを示す工程図である。
本実施形態による金属層分離ステップ(S140)は、図3及び図7に示すように、基材層から一対の金属層を分離する。
詳しくは、図7aに示すように、本実施形態による金属層分離ステップ(S140)では、基材層11から一対の金属層13を分離する。これによって、一回の工程で2個の薄膜インダクタ用コイルユニットを製造することができ、製造工程を単純化し、大量生産が可能になる。
また、本実施形態による金属層分離ステップ(S140)では、前述のように、基材層11の両面には所定の因子によって接着力が低下される接着層12が積層され、接着層12には金属層13が各々接着されているため、接着層12に所定の因子を加えて、接着層12の接着力を低下させた後、金属層13を分離する。
この場合、接着層12の接着力を低下させる所定の因子は、紫外線や熱が挙げられる。すなわち、接着層12を紫外線の照射によってガスが発生する材料が配合された接着剤を使って形成すると、金属層13の分離のために紫外線を照射するとき、接着層12内でガスが発生し、接着層14の体積が変化し、接着力が低下してしまう。また、接着層12を所定温度の熱によって発砲される材料が配合された発砲性接着剤を使って形成すると、金属層13の分離のために所定温度を加えるとき、接着層12内で発砲が起き、接着面が凹凸になり、接着性が低下してしまう。
本実施形態による金属層分離ステップ(S140)は、図3及び図7に示すように、金属層をエッチングによって除去するステップ(S141)をさらに含む。
詳しくは、図7bに示すように、本実施形態による金属層分離ステップ(S140)では、基材層11から分離された一対の金属層13をエッチングによって除去してもよい。
また、本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法は、図3及び図7に示すように、第1のコイルパターンにおける第1の絶縁層から露出する部分と、第2のコイルパターンにおける第2の絶縁層から露出する第3のメッキ層に、絶縁レジストを形成するステップ(S150)をさらに含む。
すなわち、図7cに示すように、第1のコイルパターン121における第1の絶縁層111から露出する部分と、第2のコイルパターン122における第2の絶縁層112から露出する第3のメッキ層122cとに、ソルダーレジスト140を形成するが、これに限定するものではない。例えば、コイルパターンの露出部分を保護することができる絶縁レジストならいずれも構わない。

<薄膜インダクタ及びその製造方法>
図8は、本発明の一実施形態による薄膜インダクタ200の概略的な断面図を示す。
図8を参照して、本実施形態による薄膜インダクタ200は、図2の本実施形態による薄膜インダクタ用コイルユニット100に接合される磁性体210を含む。
本実施形態では、薄膜インダクタ用コイルユニット100の上下面両方に磁性体210が接合されることと示したが、これに限定するものではない。例えば、薄膜インダクタ用コイルユニット100の上面及び下面のうちのいずれか一つのみに磁性体210が接合されてもよい。
薄膜インダクタ用コイルユニット100に磁性体210を接合する場合、エポキシやポリイミドなどの高分子、または他の接着剤を使って接合してもよい。
また、磁性体210は、既存のフェライト粉末そのままで使ってもよく、ガラスや他の基板上にフェライトを形成させたものを磁性体として用いてもよい。また、薄膜製造工程で形成した軟磁性膜や絶縁膜の積層膜を用いてもよい。
図8に示す薄膜インダクタ200は、図3〜図7に示す製造方法によって形成された薄膜インダクタ用コイルユニット100、すなわち図2に示す薄膜インダクタ用コイルユニット100を形成してから、該薄膜インダクタ用コイルユニット100の上面及び下面のうちの少なくともいずれか一つに磁性体210を接合するステップを含んでもよい。
前述のように、本実施形態によれば、絶縁材の上下面両面にコイルパターンを組み込まれて形成することによって、薄膜インダクタ用コイルユニットの全体厚さを最小化することができる。これによって、該薄膜インダクタ用コイルユニットを備える薄膜インダクタの小型化及び薄型化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、異なる材質の二重構造を有する絶縁材を形成することによって、単一構造の絶縁材に比べてその厚さの調節が自由になり、これによって静電容量などの薄膜インダクタの特性をより自由に設計することができる。
また、本実施形態によれば、複数のメッキ層によって形成されたコイルパターンを含むことによって、複数層のメッキを通じてコイルパターンの断面積を自由に調節することができる。これによってインピーダンスなどの薄膜インダクタの特性をより自由に設計することができる。
さらにまた、本実施形態によれば、接着層を介して基材層の両面に各々接着される一対の金属層の各々に回路パターンを形成した後、これを分離する工程を採用することによって、一回の工程で2個の薄膜インダクタ用コイルユニットを製造することができ、製造工程を単純化し、大量生産が可能になる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 薄膜インダクタ用コイル型ユニット
110 絶縁材
111 第1の絶縁層
112 第2の絶縁層
120 コイルパターン
121 第1のコイルパターン
122 第2のコイルパターン
122a 第1のメッキ層
122b 第2のメッキ層
122c 第3のメッキ層
130 導電性ビアホール
140 ソルダーレジスト(絶縁レジスト)
200 薄膜インダクタ
210 磁性体

Claims (16)

  1. 異なる材質の二重絶縁層を有する絶縁材と、
    前記絶縁材の上下面に各々組み込まれて形成されるコイルパターンとを含み、
    前記コイルパターンは、複数のメッキ層によって形成されたコイルパターンを含む、薄膜インダクタ用コイルユニット。
  2. 前記コイルパターンは、
    前記絶縁材の下面から組み込まれて形成される第1のコイルパターンと、
    前記絶縁材の上面から組み込まれて形成される第2のコイルパターンとを含み、
    前記第2のコイルパターンは複数のメッキ層によって形成される、請求項1に記載の薄膜インダクタ用コイルユニット。
  3. 前記絶縁材は、
    前記第1のコイルパターンを内蔵する第1の絶縁層と、
    前記第2のコイルパターンを内蔵する第2の絶縁層とを含む、請求項2に記載の薄膜インダクタ用コイルユニット。
  4. 前記第1の絶縁層は、プリプレグとレジンとの混合物によって形成され、
    前記第2の絶縁層は、レジンによって形成される請求項2に記載の薄膜インダクタ用コイルユニット。
  5. 前記第1の絶縁層は、レジンによって形成され、
    前記第2の絶縁層は、プリプレグとレジンとの混合物によって形成される請求項2に記載の薄膜インダクタ用コイルユニット。
  6. 前記第1のコイルパターンと前記第2のコイルパターンとを電気的に連結する導電性ビアホールを、さらに含む請求項2に記載の薄膜インダクタ用コイルユニット。
  7. 前記第1のコイルパターンにおける前記絶縁材の下面から露出する部分及び前記第2のコイルパターンにおける前記絶縁材の上面から露出する部分に、絶縁レジストを形成する請求項2に記載の薄膜インダクタ用コイルユニット。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか一つに記載の薄膜インダクタ用コイルユニットと、
    前記薄膜インダクタ用コイルユニットの上面及び下面のうちの少なくともいずれか一つに接合される磁性体とを含む、薄膜インダクタ。
  9. 接着層を介して基材層の両面に各々接着される一対の金属層の各々に第1のコイルパターンを形成するステップと、
    前記第1のコイルパターンを内蔵するように第1の絶縁層を形成するステップと、
    複数のメッキ層によって形成された第2のコイルパターンを内蔵するように、前記第2のコイルパターン及び第2の絶縁層を形成するステップと、
    前記基材層から一対の金属層を分離するステップとを含み、
    前記第1の絶縁層及び前記第2の絶縁層は、異なる材質によって形成される薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法。
  10. 前記第1のコイルパターンを形成するステップは、
    前記金属層に前記第1のコイルパターンに対応する第1のメッキレジストを形成し、前記金属層の所定領域を露出させるステップと、
    前記金属層の該露出領域に前記第1のコイルパターンを形成するステップと、
    前記第1のメッキレジストを除去するステップとを含み、
    前記第1の絶縁層を形成するステップは、
    前記第1のメッキレジストの除去された前記金属層及び前記第1のコイルパターン上に、前記第1の絶縁層を形成する、請求項9に記載の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法。
  11. 前記第2のコイルパターン及び前記第2の絶縁層を形成するステップは、
    前記第1の絶縁層上に前記第2のコイルパターンの第1のメッキ層を形成するステップと、
    前記第1のメッキ層及び前記第1の絶縁層にビアホールを加工するステップと、
    前記ビアホールにメッキして導電性ビアホールを形成するステップと、
    前記第1のメッキ層に第2のメッキレジストを形成し、前記第1のメッキ層の所定領域を露出させるステップと、
    前記第1のメッキ層の該露出領域に前記第2のコイルパターンの第2のメッキ層を形成するステップと、
    前記第2のメッキレジスト及びその下部の第1のメッキ層を除去して前記第1の絶縁層の所定領域を露出させるステップと、
    前記第1の絶縁層の該露出領域及び前記第2のメッキ層上に第2の絶縁層を形成するステップと、
    前記第2のメッキ層上に形成された第2の絶縁層の部分を除去して前記第2のメッキ層を露出させるステップと、
    前記第2のメッキ層の該露出領域に前記第2のコイルパターンの第3のメッキ層を形成するステップとを含む、請求項9に記載の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法。
  12. 前記分離するステップは、
    前記金属層をエッチングによって除去するステップを含む、請求項9に記載の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法。
  13. 前記金属層をエッチングによって除去するステップの後に、
    前記第1のコイルパターンにおける前記第1の絶縁層から露出する部分と、前記第2のコイルパターンにおける前記第2の絶縁層から露出する前記第3のメッキ層とに、絶縁レジストを形成するステップをさらに含む、請求項12に記載の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法。
  14. 前記第1の絶縁層は、プリプレグとレジンとの混合物によって形成され、
    前記第2の絶縁層は、レジンによって形成される、請求項9に記載の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法。
  15. 前記第1の絶縁層は、レジンによって形成され、
    前記第2の絶縁層は、プリプレグとレジンとの混合物によって形成される、請求項9に記載の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法。
  16. 請求項9〜15のうちのいずれか一つに記載の薄膜インダクタ用コイルユニットの製造方法を用いて形成された薄膜インダクタ用コイルユニットの上面及び下面のうちの少なくともいずれか一つに磁性体を接合するステップを含む薄膜インダクタの製造方法。
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