JP2017098528A - コイル部品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルをカバーする磁性物質の厚さを充分に確保することができ、高いインダクタンスを具現することができる新しい構造のコイル部品を提供する。【解決手段】コイル部品100は、第1から第4導体層21〜24の間にそれぞれ配置された第1から第3絶縁層31〜33をそれぞれ貫通し、第1から第4導体層の間にそれぞれ配置され、これらを連結する第1から第3ビア層41〜43及び第1から第4導体層を取り囲む第1から第4磁性層11〜14を有する。第1から第4ビア層41〜44は、金属間化合物(IMC)で形成され、第1から第5導体層(21〜25)が電気的に連結され、層間の接続力を高めることができる。従って、第1から第4絶縁層31〜34及び第1から第7磁性層11〜17の全てが一体化することができるため、磁気特性を向上させる。【選択図】図3

Description

本発明は、コイル部品及びその製造方法に関する。
デジタルTV、携帯電話、ノートパソコン等のような電子機器の小型化及び薄型化に伴い、このような電子機器に適用されるコイル部品にも小型化及び薄型化が要求されている。このような要求に符合するために、多様な形態の巻線タイプまたは薄膜タイプのコイル部品の研究開発が活発に行われている。
コイル部品の小型化及び薄型化による主なイシューは、このような小型化及び薄型化にも拘わらず、既存と同等の特性を具現することである。このような要求を満たすためには、磁性物質が充填されるコアの大きさ及び低い直流抵抗Rdcの確保が必要である。このため、パターンの縦横比とコイルの断面積が増加可能な技術、例えば、異方めっき技術が適用される製品が増加している。
なお、異方めっき技術を適用してコイル部品を製造する場合、縦横比の増加により、めっき成長の均一度の低下及びコイル間のショート発生等の不良リスクが高くなっている。また、異方めっき技術を適用するために使用される支持部材は、剛性を維持するために一定の厚さを有する必要があるが、これにより、コイルをカバーする磁性物質の厚さが減るため、高透磁率Lsの具現に限界がある。
本発明の様々な目的の一つは、このような問題を解決することであり、コイルをカバーする磁性物質の厚さを充分に確保することができ、高いインダクタンスを具現することができる新しい構造のコイル部品を提供することである。
本発明を通じて提案する様々な解決手段の一つは、コアレス工法及び一括積層工法を利用してコイル部品を製造することである。
本発明の様々な効果の一つとして、コイルをカバーする磁性物質の厚さを充分に確保することができ、高いインダクタンスを具現することができる新しい構造のコイル部品及びこれを効率的に製造可能な方法を提供することができる。
電子機器に適用されるコイル部品の例を概略的に示す。 コイル部品の一例を示す概略的な斜視図である。 図2のコイル部品の概略的なI−I'面の切断断面図である。 図3のコイル部品のQ1領域の概略的な拡大断面図である。 図2のコイル部品の他の概略的なI−I'面の切断断面図である。 図5のコイル部品のQ2領域の概略的な拡大断面図である。 図2のコイル部品の概略的な製造工程の一例を示す。 図2のコイル部品の概略的な製造工程の一例を示す。 図2のコイル部品の概略的な製造工程の一例を示す。 図2のコイル部品の概略的な製造工程の一例を示す。 異方めっき技術を適用したコイル部品の一例を概略的に示す。
以下では、添付の図面を参照して、本発明についてより詳しく説明する。図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
電子機器
図1は、電子機器に適用されるコイル部品の例を概略的に示す。図面を参照すると、電子機器には、多様な種類の電子部品が使用されることが分かる。例えば、アプリケーションプロセッサを中心として、DC/DC、コミュニケーションプロセッサ、WLAN BT/WiFi FM GPS NFC、PMIC、バッテリー、SMBC、LCD AMOLED、オーディオコーデック、USB 2.0/3.0 HDMI(登録商標)、CAMなどが使用されることができる。この時、このような電子部品間には、ノイズ除去などを目的として多様な種類のコイル部品をその用途によって適宜に適用することができるが、例えば、パワーインダクター(Power Inductor)1、高周波インダクター(HF Inductor)2、通常のビード(General Bead)3、高周波用ビード(GHz Bead)4、共通モードフィルター(Common Mode Filter)5などが挙げられる。
具体的に、パワーインダクター(Power Inductor)1は、電気を磁場形態で貯蔵し、出力電圧を維持して電源を安定させる用途などで使用されることができる。また、高周波インダクター(HF Inductor)2は、インピーダンスをマッチングして必要な周波数を確保したり、ノイズ及び交流成分を遮断するなどの用途で使用されることができる。また、通常のビード(General Bead)3は、電源及び信号ラインのノイズを除去したり、高周波リップルを除去する等の用途で使用されることができる。また、高周波用ビード(GHz Bead)4は、オーディオと関連した信号ライン及び電源ラインの高周波ノイズを除去する等の用途で使用されることができる。また、共通モードフィルター(Common Mode Filter)5は、差動モードでは電流を通過させ、共通モードのノイズのみを除去する等の用途で使用されることができる。
代表的な電子機器はスマートフォン(Smart Phone)であるが、これに限定されるものではなく、例えば、個人用情報端末機(personal digital assistant)、デジタルビデオカメラ(digital video camera)、デジタルスチールカメラ(digital still camera)、ネットワークシステム(network system)、コンピューター(computer)、モニター(monitor)、テレビ(television)、テレビゲーム(video game)、スマートウォッチ(smart watch)であってもよい。これらの他にも、通常の技術者によく知られた他の多様な電子機器などであってもよいことは言うまでもない。
コイル部品
以下では、本発明のコイル部品を説明する。便宜上、インダクター(Inductor)の構造を例として説明するが、上述したように、他の多様な用途のコイル部品にも本発明のコイル部品が適用可能なことは言うまでもない。また、以下で使用する側部は、便宜上、第1方向または第2方向に向かう方向の意味で使用し、上部は、便宜上、第3方向に向かう方向の意味で使用し、下部は、便宜上、第3方向の反対方向に向かう方向の意味で使用した。さらに、側部、上部、または下部に位置するということは、対象の構成要素が基準となる構成要素と当該方向に直接接触する場合だけでなく、当該方向に位置しても直接接触しない場合も含む概念として使用した。但し、これは、説明の便宜のために方向を定義したものであり、特許請求の範囲の権利範囲がこのような方向に対する記載により特に限定されるものではないことは言うまでもない。
図2は、コイル部品の一例を示す概略的な斜視図である。図面を参照すると、一例によるコイル部品100は、本体10と、本体10上に配置された電極50とを含む。本体10の内部にはコイル20が配置される。本体10の内部に配置されたコイル20は、磁性物質に埋め込まれる。電極50は、本体10上に互いに離隔して配置された第1電極51及び第2電極52を含む。第1電極51及び第2電極52は、それぞれコイル20の互いに異なる端子と連結される。
本体10は、コイル部品100の外観をなし、第1方向に向かい合う第1面及び第2面と、第2方向に向かい合う第3面及び第4面と、第3方向に向かい合う第5面及び第6面とを含む。本体10は、このように六面体状であるが、これに限定されるものではない。本体10は、磁性物質を含み、その内部にはコイル20が配置される。これについては後述する。
電極50は、コイル部品100が電子機器に実装される時、コイル部品100を電子機器と電気的に連結させる役割を行う。電極50は、本体10上に互いに離隔して配置された第1電極51及び第2電極52を含む。電極50は、例えば、伝導性樹脂層と、上記伝導性樹脂層上に形成された導体層とを含むことができる。伝導性樹脂層は、銅(Cu)、ニッケル(Ni)及び銀(Ag)からなる群から選択されたいずれか一つ以上の導電性金属と熱硬化性樹脂を含むことができる。導体層は、ニッケル(Ni)、銅(Cu)及び錫(Sn)からなる群から選択されたいずれか一つ以上を含むことができ、例えば、ニッケル(Ni)層と錫(Sn)層が順次に形成されることができる。
図3は、図2のコイル部品の概略的なI−I'面の切断断面図である。図4は、図3のコイル部品のQ1領域の概略的な拡大断面図である。図面を参照すると、本体10は、第1から第4導体層21、22、23、24、第1から第4導体層21、22、23、24の間にそれぞれ配置された第1から第3絶縁層31、32、33、第1から第3絶縁層31、32、33をそれぞれ貫通し、第1から第4導体層21、22、23、24の間にそれぞれ配置され、これらを連結する第1から第3ビア層41、42、43、及び第1から第4導体層21、22、23、24を取り囲む第1から第4磁性層11、12、13、14を含む。また、第4導体層24の下側に配置される第5導体層25、第4及び第5導体層24、25の間に配置された第4絶縁層34、第4絶縁層34を貫通し、第4及び第5導体層24、25の間に配置され、これらを連結する第4ビア層44、及び第5導体層25を取り囲む第5磁性層15を含む。また、第1から第5導体層21、22、23、24、25の上部及び下部をカバーする第6及び第7磁性層16、17を含む。
第1から第4導体層21、22、23、24は、それぞれ平面スパイラル状のパターンを有する。第1から第3ビア層31、32、33も、それぞれ平面スパイラル状のパターンを有する。これらは、上下に連結され、同一方向に回転し、水平方向にターン数が増加するコイル20を構成する。従って、コイル20は、図面のように、線幅に対する厚さの比であるアスペクト比(Aspect Ratio:AR)が、例えば、2以上(例えば、2から10程度)と高い。従って、微細線幅の維持及び高いインダクタンスの具現に有利である。第1から第4導体層21、22、23、24及び第1から第3ビア層31、32、33の一側部は、上下に連結され、第1電極51と連結される。即ち、コイル20の一側部には、第1端子27aが配置される。第5導体層25及び第4ビア層44は、第1から第4導体層21、22、23、24及び第1から第3ビア層31、32、33の下部に配置され、第2電極52と連結される。即ち、コイル20の下部には、第2端子27bが配置される。但し、これに限定されるものではなく、コイル20の上部に第2端子26bが配置されてもよい。コイル部品100は、コイル20から発現する特性を通じて、この電子機器内で多様な機能を行うことができる。例えば、コイル部品100はパワーインダクターであってよく、コイルは、電気を磁場形態で貯蔵し、出力電圧を維持して電源を安定させる役割などを行うことができる。また、線幅は、第1及び第3方向の断面におけるパターンの幅を意味し、厚さは、第1及び第3方向の断面におけるパターンの厚さを意味する。
第1から第4導体層21、22、23、24のそれぞれのパターンは、線幅Wに対する厚さHの比H/Wであるアスペクト比(Aspect Ratio:AR)が0.5〜1.5程度であることができる。従って、ショート発生などの不良リスクは少なく、コイルの均一度及び低い直流抵抗Rdcの確保が可能である。第5導体層25は、長い板状であるが、これに限定されるものではない。第1から第5導体層21、22、23、24、25は、別途のシード層を有しない。即ち、後述する工程から分かるように、シード層の役割を行う金属層は除去される。第1から第5導体層21、22、23、24、25の材質としては、通常のめっき材質である銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、錫(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pd)、またはこれらの合金などの導電性物質を使用することができる。
第1から第4ビア層41、42、43、44は、第1から第5導体層21、22、23、24、25が電気的に連結さえできれば、その断面状は特に限定されない。例えば、第1から第3ビア層41、42、43の形状は、下面にいくほど直径が小さくなるテーパー状、下面にいくほど直径が大きくなる逆テーパー状、円筒状等の当該技術分野に公知された全ての形状が適用可能である。第1から第4ビア層31、32、33、34も別途のシード層を有しない。即ち、後述する工程から分かるように、これらは、金属間化合物IMC(Inter Metallic Compound)で形成される。この場合、第1から第5導体層21、22、23、24、25の接続力を高めることができる。金属間化合物IMCは、公知の金属ペースト印刷で形成されることができ、例えば、銅Cu−錫Sn、銀Ag/錫Sn、銀Agがコーティングされた銅Cu/錫Sn、銅Cu/錫Sn−ビスマスBiを含むことができるが、これに限定されるものではない。金属間化合物IMCは、公知の金属めっきで形成されたものでもよく、例えば、錫Sn、または銅Cu−錫Snを含むものであるが、これに限定されるものではない。
第1から第4絶縁層31、32、33、34は、第1から第5導体層21、22、23、24、25を選択的に絶縁させる役割を行う。第1から第4絶縁層31、32、33、34の材質は、絶縁物質を含むものであれば何れも適用可能である。例えば、公知の感光性絶縁(Photo Imageble Dielectric、PID)樹脂などが使用されることができる。また、第1から第4絶縁層31、32、33、34は、絶縁樹脂及び磁性フィラーを含むものであることができる。この場合、層間磁場の抵抗をなくすことができる。第1から第4絶縁層31、32、33、34の厚さhは、薄いことが好ましく、例えば、第1から第5導体層21、22、23、24、25のそれぞれのパターンの厚さHより小さくてよい。これにより、コイル20をカバーする磁性物質の厚さを最大限確保することができ、その結果、インダクタンスを向上させることができる。また、第1から第4絶縁層31、32、33、34に形成される第1から第4ビア層41、42、43、44を微細に形成することができるため、電流が流れるコイル20の厚さを一定に維持することができる。
絶縁樹脂の例としては、エポキシ樹脂が挙げられる。エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビスフェノールAF型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、トリスフェノールエポキシ樹脂、ナフトールノボラックエポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、tert−ブチル−カテコール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、アントラセン型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、線状脂肪族エポキシ樹脂、ブタジエン構造を有するエポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂、スピロ環含有エポキシ樹脂、シクロヘキサンジメタノール型エポキシ樹脂、ナフチレンエーテル型エポキシ樹脂及びトリメチロール型エポキシ樹脂等が挙げられる。エポキシ樹脂は、1種単独で使用してもよく、または2種以上を併用してもよい。
磁性フィラーの材料は、特に限定されず、例えば、純鉄粉末、Fe−Si系合金粉末、Fe−Si−Al系合金粉末、Fe−Ni系合金粉末、Fe−Ni−Mo系合金粉末、Fe−Ni−Mo−Cu系合金粉末、Fe−Co系合金粉末、Fe−Ni−Co系合金粉末、Fe−Cr系合金粉末、Fe−Cr−Si系合金粉末、Fe−Ni−Cr系合金粉末、またはFe−Cr−Al系合金粉末等のFe合金類、Fe基非晶質、Co基非晶質等の非晶質合金類、Mg−Zn系フェライト、Mn−Zn系フェライト、Mn−Mg系フェライト、Cu−Zn系フェライト、Mg−Mn−Sr系フェライト、Ni−Zn系フェライト等のスピネル型フェライト類、Ba−Zn系フェライト、Ba−Mg系フェライト、Ba−Ni系フェライト、Ba−Co系フェライト、Ba−Ni−Co系フェライト等の六方晶形フェライト類、Y系フェライト等のガーネット型フェライト類が挙げられる。
第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17は、コイル20の磁気特性を向上させる役割を行う。第1から第5磁性層11、12、13、14、15は、それぞれ第1から第5導体層21、22、23、24、25と同一平面に存在し、第1から第4絶縁層31、32、33、34によって離隔される。第1から第5磁性層11、12、13、14、15は、それぞれ第1から第5導体層21、22、23、24、25を取り囲むため、第1から第5導体層21、22、23、24、25の側面は、第1から第5磁性層11、12、13、14、15と接触する。第6及び第7磁性層16、17は、それぞれ第1導体層21及び第5導体層25の上部及び下部をカバーする。コイル部品100は、上述したように、第1から第4絶縁層31、32、33、34の厚さが薄いため、第6及び第7磁性層16、17の厚さを充分に確保することができ、その結果、高いインダクタンスの具現に有利である。第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17の材質は、磁性物質を含むものであれば何れも適用可能である。例えば、フェライトまたは金属磁性粒子が樹脂に充填されたものでもよい。また、第1から第4絶縁層31、32、33、34と同様に、第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17は、絶縁樹脂及び磁性フィラーを含むものでもよい。即ち、場合によっては、同一の物質を含むものでもよい。この場合、第1から第4絶縁層31、32、33、34及び第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17の境界が不明確なことがある。即ち、第1から第4絶縁層31、32、33、34及び第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17の全てが一体化することができる。これについては後述する。
図面では、第1から第5導体層21、22、23、24、25、第1から第4絶縁層31、32、33、34、第1から第4ビア層41、42、43、44、第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17のみを示したが、具現しようとするコイル20のアスペクト比やコイル部品100の厚さ等によって、それ以上の層を有してもよく、それより少ない層を有してもよい。追加される層には、上述した内容が同一に適用可能であるので、詳しい内容は省略する。
図5は、図2のコイル部品の他の概略的なI−I'面の切断断面図である。図6は、図5のコイル部品のQ2領域の概略的な拡大断面図である。図面を参照すると、本体10は、第1から第5導体層21、22、23、24、25、及び第1から第5導体層21、22、23、24、25を埋め込む電気絶縁性磁性体18を含む。電気絶縁性磁性体18には、第1から第5導体層21、22、23、24、25の間に配置され、第1から第5導体層21、22、23、24、25を連結する第1から第4ビア層41、42、43、44が形成される。同様に、第1から第4導体層21、22、23、24及び第1から第3ビア層41、42、43は、連結して同一方向に回転する一つのコイル20を構成し、第1から第4導体層21、22、23、24及び第1から第3ビア層41、42、43の一側部は、コイル20の第1端子27aを構成し、第5導体層25及び第4ビア層44は、コイル20の第2端子27bを構成する。以下では、上述した内容と重複する説明は省略し、電気絶縁性磁性体18についてより詳しく説明する。
電気絶縁性磁性体18は、第1から第4絶縁層31、32、33、34及び第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17が一体化したものである。即ち、上述したように、第1から第4絶縁層31、32、33、34及び第1から第7磁性層11、12、13、14、15、16、17が同一の材質、例えば、同一の絶縁樹脂及び磁性フィラーを含んでよいが、この場合、形成方法によっては、これらの境界が区分されないように一体化してよい。即ち、一つの電気絶縁性磁性体18を構成することができる。電気絶縁性磁性体18は、第1から第5導体層21、22、23、24、25を選択的に絶縁させ、磁気特性を向上させる。
図7から図10は、図2のコイル部品の概略的な製造工程の一例を示す。以下では、上述した内容と重複する説明は省略し、それぞれの段階についてより詳しく説明する。
図7を参照すると、コア基板200を準備する。コア基板200は、支持部材201、支持部材201の両面に配置された第1金属層202、及び第1金属層202上に配置された第2金属層203を含む。勿論、一面のみに第1金属層202及び第2金属層203が配置されたものでもよく、場合によっては、第2金属層203だけが配置されたものでもよい。支持部材201は、絶縁樹脂からなる絶縁基板であってよい。絶縁樹脂としては、エポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂、ポリイミドのような熱可塑性樹脂、またはこれらにガラス繊維または無機フィラーのような補強材が含浸された樹脂、例えば、プリプレグ(prepreg)、ABF(Ajinomoto Build−up Film)、FR−4、BT(Bismaleimide Triazine)樹脂、PID(Photo Imagable Dielectric)樹脂等が使用されることができる。第1金属層202及び第2金属層203は、薄い銅箔であることが一般的であるが、これに限定されるものではなく、他の金属層であってもよい。即ち、コア基板200は、当該技術分野によく知られた公知の銅箔積層板(CCL:Copper Clad Laminate)であるが、これに限定されるものではない。次に、コア基板200の第2金属層202上に第1及び第2導体層21、22を形成する。第1及び第2導体層21、22は、第2金属層202上にドライフィルム210、220を形成した後、これを公知のフォトリソグラフィー工法で平面スパイラル状を有するようにパターニング21P、22Pした後、公知のめっき工法で満たして形成することができる。めっき工法は、電解銅めっきまたは無電解銅めっき等を利用することができる。より具体的には、CVD(chemical vapor deposition)、PVD(Physical Vapor Deposition)、スパッタリング(sputtering)、サブトラクティブ(Subtractive)、アディティブ(Additive)、SAP(Semi−Additive Process)、MSAP(Modified Semi−Additive Process)等の方法を利用するめっき工法であるが、これに限定されるものではない。
図8を参照すると、ドライフィルム210、220をストリップ(strip)する。ストリップには、公知のエッチング方法が適用されるが、これに限定されるものではない。その後、第1及び第2導体層21、22を取り囲むように第1及び第2磁性層11、12を形成する。第1及び第2磁性層11、12は、公知の積層方法、塗布方法などによって形成することができる。この時、第1及び第2磁性層11、12は、第1及び第2導体層21、22と同一平面に存在するように突出部位を公知のエッチング方法などで平坦化させる。その後、第1金属層202及び第2金属層203を分離する方法として、第1及び第2磁性層11、12が形成された第1及び第2導体層21、22を支持部材201からそれぞれ分離する。一連の過程はその順序に制限されるものではない。例えば、分離を先に行い、その後、ドライフィルム210、220をストリップし、磁性層11、12を形成してもよい。
図7及び図8では、第1及び第2導体層21、22及び第1及び第2磁性層11、12を形成することを示したが、第3から第5導体層23、24、25及び第3から第5磁性層13、14、15を形成する方法も同一の方法が使用されることができ、これに対する具体的な説明は省略する。
図9を参照すると、第2から第5導体層22、23、24、25上に第1から第4絶縁層31、32、33、34を形成する。第1から第4絶縁層31、32、33、34も、公知の積層方法、塗布方法等によって形成することができる。その後、第1から第4絶縁層31、32、33、34に第1から第4ビア層ホール41H、42H、43H、44Hを形成する。第1から第4ビア層ホール41H、42H、43H、44Hは、レーザー及び/または機械的ドリル加工や、フォトリソグラフィー工法などを利用して形成することができる。その後、第1から第4ビア層ホール41H、42H、43H、44Hに公知のペースト印刷工法またはめっき工法を利用して金属間化合物IMCを満たし、第1から第4ビア層41、42、43、44を形成する。ここでも、一連の過程はその順序に制限されるものではない。例えば、後述する第2金属層202を先にエッチングしてもよい。また、分離後に直ちに第2金属層202をエッチングしてもよい。
図10を参照すると、第1から第5導体層21、22、23、24、25に残存する第2金属層202を公知のエッチング方法で除去する。一連の過程を通じて形成された第1から第5導体層21、22、23、24、25、第1から第5磁性層11、12、13、14、15、第1から第4絶縁層31、32、33、34、第1から第3ビア層41、42、43 44、及び第1及び第5導体層21、25の上部及び下部にそれぞれ積層される第6及び第7磁性層16、17を一括積層して本体10を形成する。一括積層には整合積層方法が利用され、整合積層の高い温度条件で金属間化合物IMCが最終的に形成されるため、層間接続力を高めることができ、導通抵抗を低くして円滑な電子の流れを可能にする。また、整合積層により層間接続が精密に行われることができ、多数の層を一度に積層するため、順次積層に比べて工程の簡素化に有利である。本体10を形成した後は、第1及び第2電極51、52を形成する。第1及び第2電極51、52は、導電性に優れた金属を含むペーストを使用して形成することができ、ペースト層上に導体層をさらに形成することもできる。
図11は、異方めっき技術を適用したコイル部品の一例を概略的に示す。異方めっき技術を適用したコイル部品は、例えば、支持部材201'の両面に異方めっき技術で平面コイル状のパターン21a'、21b'、21c'、22a'、22b'、22c'及びビア層41'を形成した後、磁性物質でこれを埋め込んで本体10'を形成し、本体10'の外部にパターン21a'、21b'、21c'、22a'、22b'、22c'と電気的に連結する外部電極51'、52'を形成して製造することができる。ところが、異方めっき技術を適用する場合、高いアスペクト比は具現可能であるが、アスペクト比の増加によってめっき成長の均一度が低下し得て、めっき厚さの分散が大きいため、依然としてパターン間のショートが発生し易い。また、支持部材201'の厚さhが非常に厚いため、パターン21a'、21b'、21c'、22a'、22b'、22c'の上部及び下部に配置される磁性物質の厚さhに制約があることが分かる。
なお、本発明で電気的に連結されるという意味は、物理的に連結された場合と、連結されていない場合の両方を含む概念である。また、第1、第2等の表現は、一つの構成要素と他の構成要素を区分するために用いられるもので、該当する構成要素の順序及び/または重要度等を限定しない。場合によっては、本発明の範囲を外れずに、第1構成要素が第2構成要素と命名されることもでき、類似して第2構成要素が第1構成要素と命名されることもできる。
また、本発明で用いられた一例という表現は、互いに同一の実施例を意味せず、それぞれ互いに異なる固有の特徴を強調して説明するために提供されるものである。しかし、上記提示された一例は、他の一例の特徴と結合して具現されることを排除しない。例えば、特定の一例で説明されていなくても、他の一例でその事項と反対であるか矛盾する説明がない限り、他の一例に関連する説明であると理解されることができる。
なお、本発明で用いられた用語は、一例を説明するために用いられたものであるだけで、本発明を限定しようとする意図ではない。このとき、単数の表現は文脈上明確に異なる意味でない限り、複数を含む。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
1 パワーインダクター
2 高周波インダクター
3 通常のビード
4 高周波用ビード
5 共通モードフィルター
100、100B コイル部品
10 本体
20 コイル
50 電極
11、12、13、14、15、16、17 第1から第7磁性層
18 電気絶縁性磁性体
21、22、23、24、25 第1から第5導体層
26 コイルパターンの一部
27a、27b 第1及び第2端子
31、32、33、34 第1から第4絶縁層
41、42、43、44 第1から第4ビア層
51、52 第1及び第2電極
200 コア基板
201 支持部材
202、203 金属層
210、220 ドライフィルム

Claims (15)

  1. 平面スパイラル状のパターンを有する複数の導体層と、
    前記複数の導体層間に配置された一つ以上の絶縁層と、
    前記絶縁層を貫通し、前記複数の導体層を連結し、平面スパイラル状のパターンを有する一つ以上のビア層とを含む本体、及び
    前記本体上に配置された電極を含むコイル部品。
  2. 前記複数の導体層及び前記ビア層が連結され、同一方向に回転する一つのコイルを構成する、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記コイルは、アスペクト比が2以上である、請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記コイルは、前記電極と連結された第1端子及び第2端子を有し、
    前記第1端子は、前記コイルの側部に配置され、
    前記第2端子は、前記コイルの上部または下部に配置された、請求項2または3に記載のコイル部品。
  5. 前記本体は、前記複数の導体層を取り囲む複数の磁性層をさらに含む、請求項1〜4の何れか1項に記載のコイル部品。
  6. 前記絶縁層及び磁性層は、絶縁樹脂及び磁性フィラーを含み、
    前記絶縁層及び前記磁性層は、全て一体化された、請求項5に記載のコイル部品。
  7. 前記複数の導体層は、シード層が除去されたものである、請求項1〜6の何れか1項に記載のコイル部品。
  8. 前記ビア層は、金属間化合物(IMC)を含む、請求項1〜7の何れか1項に記載のコイル部品。
  9. 各導体層の厚さは、前記絶縁層の厚さより厚い、請求項1〜8の何れか1項に記載のコイル部品。
  10. 平面スパイラル状のパターンを有する複数の導体層と、
    前記複数の導体層の間に配置され、前記複数の導体層を連結し、平面スパイラル状のパターンを有する一つ以上のビア層と、
    前記複数の導体層及び前記ビア層を埋め込む電気絶縁性磁性体とを含む本体、及び
    前記本体上に配置された電極を含むコイル部品。
  11. 前記複数の導体層及び前記ビア層が連結され、同一方向に回転する一つのコイルを構成する、請求項10に記載のコイル部品。
  12. 前記コイルは、アスペクト比が2以上である、請求項11に記載のコイル部品。
  13. 支持部材及び前記支持部材の少なくとも一面上に金属層が配置された一つ以上のコア基板を準備する段階と、
    前記コア基板の金属層上に平面スパイラル状のパターンを有する導体層を形成する段階と、
    前記支持部材から前記導体層を分離して複数の導体層を得る段階と、
    前記導体層に残存する金属層を除去する段階と、
    前記導体層のいずれか一つ以上に絶縁層を形成する段階と、
    前記絶縁層に平面スパイラル状のパターンを有するビア層を形成する段階と、
    前記段階を通じて形成された複数の導体層、一つ以上の絶縁層、及び一つ以上のビア層を含む本体前駆体を積層して本体を形成する段階と、
    前記本体上に電極を形成する段階とを含むコイル部品の製造方法。
  14. 前記絶縁層を積層する段階前に前記導体層を取り囲む磁性層を形成する段階をさらに含む、請求項13に記載のコイル部品の製造方法。
  15. 前記金属層は、前記支持部材の少なくとも一面上に配置された第1金属層及び前記第1金属層上に配置された第2金属層を含み、
    前記導体層を分離する段階は、前記第1金属層及び前記第2金属層を分離させることである、請求項13に記載のコイル部品の製造方法。
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