JP6575537B2 - インダクタ部品 - Google Patents

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Description

本発明は、インダクタ部品に関する。
従来、インダクタ部品としては、特開平5−36532号公報(特許文献1)に記載されたものがある。このインダクタ部品は、複数の誘電体層からなる素体と、各誘電体層上に設けられた複数のコイルパターンとを有し、複数のコイルパターンは、互いに接続して、ヘリカル状のコイルを構成する。
特開平5−36532号公報
ところで、前記従来のインダクタ部品では、インダクタ部品の製造時や使用時に熱を加えると、コイルと素体、または、素体の誘電体層同士のデラミネーションが発生することがあった。本願発明者は、鋭意検討の結果、素体内の中心領域において、そのようなデラミネーションが発生していることを見出した。
そこで、本発明の課題は、コイルと素体、または、素体を構成する複数層同士のデラミネーションを低減したインダクタ部品を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の一態様であるインダクタ部品は、
長さ、高さ、幅で規定される素体と、
前記素体内に設けられ、前記幅方向に螺旋状に巻き回されたコイルと、
前記素体に設けられ、前記コイルに電気的に接続された第1外部電極および第2外部電極と
を備え、
前記コイルは、前記幅方向に並んで配置される複数のコイル導体層を含み、前記複数のコイル導体層は、それぞれ、前記長さ方向および前記高さ方向を含む平面に平行に巻回され、
少なくとも1つの前記コイル導体層において、前記長さ方向および前記高さ方向の少なくとも1つの方向に関して、前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である。
本発明のインダクタ部品によれば、コイル導体層の少なくとも一部を素体の外面から一定の範囲内(以下、素体の外面領域という)に配置できる。インダクタ部品の製造の焼成工程において素体を脱脂する際、脱脂は素体の外面から中心に向かって進むが、コイル導体層を素体の外面領域に配置できるため、コイル導体層と素体の外面領域をともに脱脂状態とすることが容易となる。したがって、コイル導体層と素体の外面領域の収縮挙動の変化を低減でき、コイル導体層と素体、または、素体を構成する複数層同士のデラミネーションを低減できる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、前記長さ方向および前記高さ方向に関して、前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である。
前記実施形態によれば、デラミネーションを一層低減できる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、全ての前記コイル導体層において、前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である。
前記実施形態によれば、デラミネーションを一層低減できる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、
前記素体の長さは、0.6mmであり、前記素体の高さは、0.4mmであり、
前記長さ方向に関して、前記少なくとも1つのコイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離の前記素体の長さに対する割合は、24%以下であり、
前記高さ方向に関して、前記少なくとも1つのコイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離の前記素体の高さに対する割合は、36%以下である。
前記実施形態によれば、デラミネーションを一層低減できる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、前記長さ方向に関して前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、前記高さ方向に関して前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離と同じか、それよりも大きい。
前記実施形態によれば、コイル導体層をより真円に近い形状で形成することができるため、Q値を高くできる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、
前記素体の外面は、前記長さ方向に対向する第1端面および第2端面と、前記高さ方向に対向する天面および底面とを含み、
前記第1外部電極は、前記第1端面と前記底面とに渡って設けられ、
前記第2外部電極は、前記第2端面と前記底面とに渡って設けられる。
前記実施形態によれば、第1外部電極および第2外部電極は、L字電極となる。磁束方向(幅方向)を遮るように外部電極が対向しないので、渦電流損による損失を低減できる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、
前記素体の長さは、前記素体の高さよりも、大きく、
前記少なくとも1つのコイル導体層の前記高さ方向に延在する部分の線幅は、前記少なくとも1つのコイル導体層の前記長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さい。
前記実施形態によれば、コイル導体層の高さ方向に延在する部分の線幅は、コイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さいので、コイル導体層の高さ方向に延在する部分と第1、第2外部電極との距離を保つことができる。また、コイル導体層をより真円に近い形状で形成することができるため、Q値を高くできる。また、コイル導体層の高さ方向に延在する部分の線幅とコイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅とを変化させることで、L値を調整できる。例えば、コイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅を大きくすることで、L値を小さくできる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、
前記素体は、前記長さ方向および前記高さ方向を含むと共に前記少なくとも1つのコイル導体層に交差する第1平面を含み、前記第1平面は、その中心に、前記第1平面を縮小した相似形の中心領域を含み、前記中心領域の面積は、前記第1平面の面積の25%であり、
前記少なくとも1つのコイル導体層は、前記中心領域に重ならない。
前記実施形態によれば、コイル導体層を素体の外面領域に配置でき、コイル導体層と素体の外面領域の脱脂による収縮挙動の変化を低減でき、デラミネーションを低減できる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、
長さ、高さ、幅で規定される素体と、
前記素体内に設けられ、前記幅方向に螺旋状に巻き回されたコイルと、
前記素体に設けられ、前記コイルに電気的に接続された第1外部電極および第2外部電極と
を備え、
前記素体の長さは、前記素体の高さよりも、大きく、
前記コイルは、前記幅方向に並んで配置される複数のコイル導体層を含み、前記複数のコイル導体層は、それぞれ、前記長さ方向および前記高さ方向を含む平面に平行に巻回され、
少なくとも1つの前記コイル導体層において、前記コイル導体層の前記高さ方向に延在する部分の線幅は、前記コイル導体層の前記長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さい。
前記実施形態によれば、コイル導体層の高さ方向に延在する部分の線幅は、コイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さいので、コイル導体層の高さ方向に延在する部分、および、コイル導体層の長さ方向に延在する部分を、素体の外面領域に配置できる。したがって、コイル導体層と素体、または、素体を構成する複数層同士のデラミネーションを低減できる。
また、インダクタ部品の一実施形態では、
長さ、高さ、幅で規定される素体と、
前記素体内に設けられ、前記幅方向に螺旋状に巻き回されたコイルと、
前記素体に設けられ、前記コイルに電気的に接続された第1外部電極および第2外部電極と
を備え、
前記コイルは、前記幅方向に並んで配置される複数のコイル導体層を含み、前記複数のコイル導体層は、それぞれ、前記長さ方向および前記高さ方向を含む平面に平行に巻回され、
前記素体は、前記長さ方向および前記高さ方向を含むと共に少なくとも1つの前記コイル導体層に交差する第1平面を含み、前記第1平面は、その中心に、前記第1平面を縮小した相似形の中心領域を含み、前記中心領域の面積は、前記第1平面の面積の25%であり、
前記少なくとも1つのコイル導体層は、前記中心領域に重ならない。
前記実施形態によれば、コイル導体層は、素体の中心領域に重ならないので、コイル導体層を素体の外面領域に配置できる。したがって、コイル導体層と素体、または、素体を構成する複数層同士のデラミネーションを低減できる。
本発明のインダクタ部品によれば、コイルと素体、または、素体を構成する複数層同士のデラミネーションを低減できる。
本発明のインダクタ部品の第1実施形態を示す模式斜視図である。 インダクタ部品の分解斜視図である。 第1外部電極に接続されたコイル導体層を示す簡略平面図である。 第1外部電極に接続されたコイル導体層を示す簡略平面図である。 コイル導体層の内周面と素体の外面との間の最短距離と、デラミネーションの発生率との関係を示すグラフである。
以下、本発明の一態様であるインダクタ部品を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、インダクタ部品の第1実施形態を示す模式斜視図である。図2は、インダクタ部品の分解斜視図である。図1と図2に示すように、インダクタ部品1は、素体10と、素体10の内部に設けられた螺旋状のコイル20と、素体10に設けられコイル20に電気的に接続された第1外部電極30および第2外部電極40とを有する。図1では、コイル20を模式的に2つの重なる楕円で表現しており、詳細構造は図示していない。
インダクタ部品1は、第1、第2外部電極30,40を介して、図示しない回路基板の配線に電気的に接続される。インダクタ部品1は、例えば、高周波回路のインピーダンス整合用コイル(マッチングコイル)として用いられ、パソコン、DVDプレーヤー、デジカメ、TV、携帯電話、カーエレクトロニクス、医療用・産業用機械などの電子機器に用いられる。ただし、インダクタ部品1の用途はこれに限られず、例えば、同調回路、フィルタ回路や整流平滑回路などにも用いることもできる。
素体10は、長さ、高さ、幅で規定され、略直方体状に形成されている。長さ方向は、X方向であり、幅方向は、Y方向であり、高さ方向は、Z方向である。X方向、Y方向、Z方向は、互いに直交している。素体10の外面は、長さ方向(X方向)に対向する第1端面15および第2端面16と、高さ方向(Z方向)に対向する天面18および底面17とを含む。
素体10は、複数の絶縁層11を積層して構成される。複数の絶縁層11の積層方向は、幅方向(Y方向)となる。絶縁層11は、例えば、硼珪酸ガラスを主成分とする材料や、フェライト、樹脂などの材料からなる。なお、素体10は、焼成などによって、複数の絶縁層11同士の界面が明確となっていない場合がある。
第1外部電極30および第2外部電極40は、例えば、Ag、Cu、Auやこれらを主成分とする合金などの導電性材料から構成される。第1外部電極30は、第1端面15と底面17に渡って設けられたL字形状である。第2外部電極40は、第2端面16と底面17に渡って設けられたL字形状である。
第1外部電極30および第2外部電極40は、素体10の絶縁層11に埋め込まれた複数の外部電極導体層33,34が積層された構成を有している。外部電極導体層33は、第1端面15および底面17に沿って延在する部分を有するL字形状であり、外部電極導体層43は、第2端面16および底面17に沿って延在する部分を有するL字形状である。これにより、素体10内に外部電極30,40を埋め込むことができるため、素体10に外部電極を外付けする構成に比べて、インダクタ部品の小型化を図ることができる。また、コイル20と外部電極30,40を同一工程で形成することができ、コイル20と外部電極30,40との間の位置関係のばらつきを低減することで、インダクタ部品1の電気的特性のばらつきを低減することができる。
コイル20は、例えば第1、第2外部電極30,40と同様の導電性材料から構成される。コイル20は、Y方向に螺旋状に巻き回されている。コイル20の一端は、第1外部電極30に接触し、コイル20の他端は、第2外部電極40に接触している。L字形状の第1、第2外部電極30,40は、コイル20の磁束方向(幅方向)を遮るように対向していないので、渦電流損による損失を低減できる。
コイル20は、磁束の発生部分となる複数のコイル導体層25と、1つのコイル導体層25の一端と第1外部電極30の間に接続された第1引出導体層21と、他の1つのコイル導体層25の他端と第2外部電極40の間に接続された第2引出導体層22とを有する。コイル導体層25と第1、第2引出導体層21,22とは一体化されており、明確な境界は存在しないが、これに限られず、コイル導体層25と第1、第2引出導体層21,22とが異種材料や異種工法で形成されることにより、境界が存在していても良い。同様に、コイル20と第1、第2外部電極30,40とは一体化されており、明確な境界は存在しないが、これに限られず、境界が存在していても良い。
複数のコイル導体層25は、Y方向に並んで配置される。複数のコイル導体層25は、それぞれ、X方向およびZ方向を含む平面に平行に巻回される。このように、コイル20が微細加工可能なコイル導体層25で構成されることによりインダクタ部品1の小型化、低背化を図れる。
具体的に述べると、コイル導体層25は、2層あり、各コイル導体層25は、各絶縁層11上に巻回される。Y方向に隣り合うコイル導体層25は、絶縁層11を厚み方向に貫通するビア導体を介して、電気的に直列に接続される。2層のコイル導体層25は、互いに電気的に直列に接続されながら、螺旋を構成している。各コイル導体層25の巻回数は、1周未満であり、2層のコイル導体層25が、接続されて、コイル20の形状は、ヘリカル形状となる。このとき、コイル導体層25内で発生する寄生容量やコイル導体層25間で発生する寄生容量を低減でき、インダクタ部品1のQ値を向上させることができる。
図3は、第1外部電極30に接続されたコイル導体層25を示す簡略平面図である。図3に示すように、X方向(長さ方向)に関して、コイル導体層25の第2端面16側の内周面とこの内周面に対向する素体10の第2端面16との間の最短距離L1は、140μm以下である。Z方向(高さ方向)に関して、コイル導体層25の底面17側の内周面とこの内周面に対向する素体10の底面17との間の最短距離T1は、140μm以下である。Z方向(高さ方向)に関して、コイル導体層25の天面18側の内周面とこの内周面に対向する素体10の天面18との間の最短距離T2は、140μm以下である。
ここで、コイル導体層25の内周面の素体10の外面との測定箇所は、Y方向からみて、素体10の各面の中心線(図3の一点鎖線)上とする。なお、第2外部電極40に接続されたコイル導体層25の内周面と素体10の外面との関係についても、図3のコイル導体層25と同様とする。
したがって、コイル導体層25の少なくとも一部を素体10の外面から一定の範囲内(以下、素体10の外面領域という)に配置できる。インダクタ部品1の製造の焼成工程において素体10を脱脂する際、脱脂は素体10の外面から中心に向かって進むが、コイル導体層25を素体10の外面領域に配置できるため、コイル導体層25と素体10の外面領域をともに脱脂状態とすることが容易となる。したがって、コイル導体層25と素体10の外面領域の収縮挙動の変化を低減でき、コイル導体層25と素体10、または、素体10を構成する複数の絶縁層11同士のデラミネーションを低減できる。
要するに、脱脂は、熱エネルギーを与えることで、素体10の有機成分が素体10の外面から除去されることで進む。ところが、素体10の内部への熱エネルギーの伝わり方は、複次関数の反比例になっているため、現実的な脱脂時間において、確実に脱脂可能な範囲は、素体10の外面から素体10の内部に向かって一定の範囲までと考えられる。そして、本願発明者は、鋭意検討の結果、一定の範囲として、素体10の外面からの距離が140μm以下であることを見出した。
また、インダクタ部品1の製造時や使用時に素体10に熱が加わると、素体10は応力を受けるが、素体10の外面領域では、応力が逃げ易く、変形し難い。したがって、コイル導体層25を素体10の外面領域に配置できるため、デラミネーションを低減できる。
これに対して、素体10に熱が加わると、素体10は応力を受け、素体10の中心領域は、素体10の外面領域に比べて、応力が逃げ難く、応力が集中して、変形し易くなる。したがって、コイル導体層25が素体10の中心領域に存在すると、素体自体の応力による変形により、デラミネーションが発生するおそれがある。
図3に示すように、素体10の長さL0が、0.6mmであり、素体10の高さT0が、0.4mmであるとき、前記最短距離L1,T1,T2を長さL0または高さT0との割合で言い換える。X方向に関して、コイル導体層25の内周面とこの内周面に対向する素体10の外面16との間の最短距離L1の素体10の長さL0に対する割合は、24%以下である。Z方向に関して、コイル導体層25の内周面とこの内周面に対向する素体10の外面17,18との間の最短距離T1,T2の素体10の高さT0に対する割合は、36%以下である。これにより、デラミネーションを一層低減できる。
このとき、好ましくは、X方向に関してコイル導体層25の内周面とこの内周面に対向する素体10の外面16との間の最短距離L1は、Z方向に関してコイル導体層25の内周面とこの内周面に対向する素体10の外面17,18との間の最短距離T1,T2と同じか、それよりも大きい。これにより、X方向に関してコイル導体層25の内周面を素体10の中心に近づけることができ、コイル導体層25をより真円に近い形状で形成することができ、Q値を高くできる。また、好ましくは、最短距離T1は、最短距離T2と同じか、それよりも大きい。これにより、Z方向において、コイル導体層25を第1、第2外部電極30,40から離すことができる。
図3に示すように、素体10の長さL0は、素体10の高さT0よりも、大きい。コイル導体層25のZ方向に延在する部分の線幅bは、コイル導体層25のX方向に延在する部分の線幅aよりも、小さい。これにより、コイル導体層25のZ方向に延在する部分と第1、第2外部電極30,40との距離を確保することができる。また、コイル導体層25をより真円に近い形状で形成することができるため、Q値を高くできる。また、コイル導体層25のZ方向に延在する部分の線幅bとコイル導体層25のX方向に延在する部分の線幅aとを変化させることで、L値を調整できる。例えば、コイル導体層25のX方向に延在する部分の線幅aを大きくすることで、L値を小さくできる。
なお、第2外部電極40に接続されたコイル導体層25の線幅についても、図3のコイル導体層25と同様とする。
図4は、第1外部電極30に接続されたコイル導体層25を示す簡略平面図である。図4に示すように、素体10は、X方向およびZ方向を含むと共にコイル導体層25に交差する第1平面S1を含む。第1平面S1は、その中心に、第1平面S1を縮小した相似形の中心領域Cを含む。中心領域Cの面積は、第1平面S1の面積の25%である。コイル導体層25は、中心領域Cに重ならない。
これにより、コイル導体層25を素体10の外面領域に配置でき、コイル導体層25と素体10の外面領域の脱脂による収縮挙動の変化を低減でき、デラミネーションを低減できる。
なお、第2外部電極40に接続されたコイル導体層25と素体の中心領域との関係ついても、図4のコイル導体層25と同様とする。このとき、第1平面は、X方向およびZ方向を含むと共に第2外部電極40に接続されたコイル導体層25に交差する面である。
(第2実施形態)
次に、本発明のインダクタ部品の第2実施形態を説明する。第2実施形態では、第1実施形態の「コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である」という構成、「コイル導体層の高さ方向に延在する部分の線幅は、コイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さい」という構成、および、「コイル導体層は、素体の中心領域に重ならない」という構成のうち、「コイル導体層の高さ方向に延在する部分の線幅は、コイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さい」という構成を有する。
つまり、第2実施形態では、図3を参照して、少なくとも1つのコイル導体層25において、コイル導体層25のZ方向に延在する部分の線幅bは、コイル導体層25のX方向に延在する部分の線幅aよりも、小さい。これにより、コイル導体層25のZ方向に延在する部分、および、コイル導体層25のX方向に延在する部分を、素体10の外面領域に配置できる。そして、インダクタ部品1の製造時や使用時に素体10に熱が加わると、素体10は応力を受けるが、素体10の外面領域では、応力が逃げ易く、変形し難い。コイル導体層25を素体10の外面領域に配置できるため、コイル導体層25と素体10、または、素体10を構成する複数の絶縁層11同士のデラミネーションを低減できる。
なお、第2実施形態において、第1実施形態の「コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である」という構成、および、「コイル導体層は、素体の中心領域に重ならない」という構成の少なくとも一方を含んでいてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明のインダクタ部品の第3実施形態を説明する。第3実施形態では、第1実施形態の「コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である」という構成、「コイル導体層の高さ方向に延在する部分の線幅は、コイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さい」という構成、および、「コイル導体層は、素体の中心領域に重ならない」という構成のうち、「コイル導体層は、素体の中心領域に重ならない」という構成を有する。
つまり、第3実施形態では、図4を参照して、少なくとも1つのコイル導体層25は、素体10の第1平面S1の中心領域Cに重ならない。これにより、コイル導体層25を素体10の外面領域に配置できる。そして、インダクタ部品1の製造時や使用時に素体10に熱が加わると、素体10は応力を受けるが、素体10の外面領域では、応力が逃げ易く、変形し難い。コイル導体層25を素体10の外面領域に配置できるため、コイル導体層25と素体10、または、素体10を構成する複数の絶縁層11同士のデラミネーションを低減できる。
なお、第3実施形態において、第1実施形態の「コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である」という構成、および、「コイル導体層の高さ方向に延在する部分の線幅は、コイル導体層の長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さい」という構成の少なくとも一方を含んでいてもよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、第1から第3実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
前記実施形態では、コイル導体層は、2層であるが、3層以上あってもよい。前記実施形態では、外部電極は、2つであるが、3つ以上であってもよい。前記実施形態では、外部電極は、L字形状の電極であるが、素体の端面と、素体の両端面の間の4つの面とに渡って設けられた5面電極でもよい。
前記実施形態では、全てのコイル導体層において、長さ方向および高さ方向に関して、コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する素体の外面との間の最短距離が、140μm以下であるが、少なくとも1つのコイル導体層において、長さ方向および高さ方向の少なくとも1つの方向に関して、コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する素体の外面との間の最短距離が、140μm以下であればよく、この場合、該少なくとも1つのコイル導体層付近におけるデラミネーションを低減できる。
前記実施形態では、全てのコイル導体層において、高さ方向に延在する部分の線幅が、長さ方向に延在する部分の線幅よりも小さいが、少なくとも1つのコイル導体層において、高さ方向に延在する部分の線幅が、長さ方向に延在する部分の線幅よりも小さければよく、この場合、該少なくとも1つのコイル導体層について、外部電極との距離を保ちつつ、真円に近い形状で形成できQを高くでき、L値を調整できる。
前記実施形態では、全てのコイル導体層が、素体の第1平面の中心領域に重ならないが、少なくとも1つのコイル導体層が、素体の第1平面の中心領域に重ならなければよく、この場合、該少なくとも1つのコイル導体層付近におけるデラミネーションを低減できる。
(実施例)
以下、第1実施形態のインダクタ部品1の製造方法の実施例を説明する。
まず、硼珪酸ガラスを主成分とする絶縁ペーストをスクリーン印刷により塗布することを繰り返して、絶縁ペースト層を形成する。該絶縁ペースト層は、コイル導体層よりも外側に位置する外層用絶縁体層である。そして、感光性導電ペースト層を塗布形成する。
その後、フォトリソグラフィ工程により、コイル導体層及び外部電極導体層を形成する。具体的には、Agを金属主成分とする感光性導電ペーストをスクリーン印刷により塗布して、感光性導電ペースト層を形成する。更に、感光性導電ペースト層にフォトマスクを介して紫外線等を照射し、アルカリ溶液等で現像する。これにより、コイル導体層が絶縁ペースト層上に形成される。この時、フォトマスクに所望のコイルパターンを描くことによって、本発明のコイル形状、コイル位置(素体外形からの距離)を得ることができる。
その後、フォトリソグラフィ工程により、開口及びビアホールが設けられた絶縁ペースト層を形成する。具体的には、感光性絶縁ペーストをスクリーン印刷により塗布して絶縁ペースト層上に形成する。更に、感光性絶縁ペースト層にフォトマスクを介して紫外線等を照射し、アルカリ溶液等で現像する。開口は、外部電極導体層が繋がった十字型の孔である。
その後、フォトリソグラフィ工程により、コイル導体層及び外部電極導体層を形成する。具体的には、Agを金属主成分とする感光性導電ペーストをスクリーン印刷により塗布して、感光性導電ペースト層を形成する。更に、感光性導電ペースト層にフォトマスクを介して紫外線等を照射し、アルカリ溶液等で現像する。これにより、外部電極導体層は開口内に形成され、ビアホール導体はビアホール内に形成され、コイル導体層は絶縁ペースト層上に形成される。
その後、上記工程を繰り返すことにより、絶縁ペースト層上にコイル導体層及び外部電極導体層が形成される。
その後、絶縁ペーストをスクリーン印刷により塗布することを繰り返して、絶縁ペースト層を形成する。該絶縁ペースト層は、コイル導体層部よりも外側に位置する外層用絶縁体層である。
以上の工程を経て、マザー積層体を得る。その後.ダイシング等によりマザー積層体を複数の未焼成の積層体にカットする。マザー積層体のカット工程では、カットにより形成されるカット面において外部電極を積層体から露出させる。
その後、未焼成の積層体を所定条件で焼成し、積層体を得る。積層体に対してバレル加工を施す。外部電極が積層体から露出している部分に、2μm〜10μmの厚さを有するSnめっき及び2μm〜10μmの厚さを有するNiめっきを施す。
以上の工程を経て、0.6mm×0.3mm×0.4mmのインダクタ部品が完成する。
なお、導体パターンの形成工法は上記に限定されるものではなく、例えば、導体パターン形状に開口したスクリーン版による導体ペーストの印刷積層工法でも良いし、スパッタ法や蒸着法、箔の圧着等により形成した導体膜をエッチングによりパターン形成する方法であっても良いし、セミアディティブ法のようにネガパターンを形成してめっき膜により導体パターンを形成した後、不要部を除去する方法であっても良い。
また、導体材料は上記のようなAgペーストに限定されるものではなく、スパッタ法や蒸着法、箔の圧着、めっき等により形成されるAg,Cu,Auといった良導体のものであれば良い。
また、絶縁層ならびに開口、ビアホールの形成方法は上記に限定されるものではなく、絶縁材料シートの圧着やスピンコート、スプレー塗布後、レーザーやドリル加工によって開口される方法でも良い。
また、絶縁材料は上記のようなガラス、セラミックス材料に限定されるものではなく、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリマー樹脂のような有機材料でも良いし、ガラスエポキシ樹脂のような複合材料でも良いが、誘電率、誘電損失の小さいものが望ましい。
また、インダクタ部品のサイズは上記に限定されるものではない。特に、脱脂しにくい素体の外面から140μm以上となる領域が存在するサイズのインダクタ部品で、上記開示は有用である。また、外部電極の形成方法について、カットにより露出させた外部導体にめっき加工を施す方法に限定されるものではなく、カット後にさらに導体ペーストのディップやスパッタ法等によって外部電極を形成し、その上にめっき加工を施す方法でもよい。
次に、第1実施形態のインダクタ部品1の実施例の効果を説明する。図5に、コイル導体層の内周面と素体の外面との間の最短距離を横軸とし、デラミネーションの発生率を縦軸としたグラフを示す。
表1に、図5の具体的な数値を示す。チップサイズは、長さ(L寸)が0.6mmであり、高さ(T寸)が0.4mmである。L寸比とは、長さ方向の最短距離のチップの長さ(0.6mm)に対する割合である。T寸比とは、高さ方向の最短距離のチップの高さ(0.4mm)に対する割合である。L寸比の片側とは、チップの長さ方向の片側において最短距離を設定していることをいい、T寸比の両側とは、チップの長さ方向の両側において最短距離を設定していることをいう。
Figure 0006575537
図5と表1に示すように、最短距離を140μm(L寸比が24.2%以下、T寸比が36.0%以下)とすることで、デラミネーションの発生率を0%とできることを確認した。なお、上記では特定のチップサイズにおける実施例を説明したが、前述の脱脂時間と脱脂領域との関係性から、本開示内容が上記以外のチップサイズにも適用できることは言うまでもない。
1 インダクタ部品
10 素体
11 絶縁層
15 第1端面
16 第2端面
17 底面
18 天面
20 コイル
21 第1引出導体層
22 第2引出導体層
25 コイル導体層
30 第1外部電極
33 第1外部電極導体層
40 第2外部電極
43 第2外部電極導体層
L1 長さ方向の最短距離
T1 高さ方向の最短距離
T2 高さ方向の最短距離
S1 第1平面
C 中心領域
X 長さ方向
Y 幅方向
Z 高さ方向

Claims (8)

  1. 長さ、高さ、幅で規定される素体と、
    前記素体内に設けられ、前記幅方向に螺旋状に巻き回されたコイルと、
    前記素体に設けられ、前記コイルに電気的に接続された第1外部電極および第2外部電極と
    を備え、
    前記素体の長さは、前記素体の高さよりも、大きく、
    前記コイルは、前記幅方向に並んで配置される複数のコイル導体層を含み、前記複数のコイル導体層は、それぞれ、前記長さ方向および前記高さ方向を含む平面に平行に巻回され、
    少なくとも1つの前記コイル導体層において、前記コイル導体層の前記高さ方向に延在する部分の線幅は、前記コイル導体層の前記長さ方向に延在する部分の線幅よりも、小さい、インダクタ部品。
  2. 少なくとも1つの前記コイル導体層において、前記長さ方向および前記高さ方向の少なくとも1つの方向に関して、前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である、請求項1に記載のインダクタ部品。
  3. 前記長さ方向および前記高さ方向に関して、前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である、請求項1または2に記載のインダクタ部品。
  4. 全ての前記コイル導体層において、前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、140μm以下である、請求項1から3の何れか一つに記載のインダクタ部品。
  5. 前記素体の長さは、0.6mmであり、前記素体の高さは、0.4mmであり、
    前記長さ方向に関して、前記少なくとも1つのコイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離の前記素体の長さに対する割合は、24%以下であり、
    前記高さ方向に関して、前記少なくとも1つのコイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離の前記素体の高さに対する割合は、36%以下である、請求項1からの何れか一つに記載のインダクタ部品。
  6. 前記長さ方向に関して前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離は、前記高さ方向に関して前記コイル導体層の内周面とこの内周面に対向する前記素体の外面との間の最短距離と同じか、それよりも大きい、請求項に記載のインダクタ部品。
  7. 前記素体の外面は、前記長さ方向に対向する第1端面および第2端面と、前記高さ方向に対向する天面および底面とを含み、
    前記第1外部電極は、前記第1端面と前記底面とに渡って設けられ、
    前記第2外部電極は、前記第2端面と前記底面とに渡って設けられる、請求項1からの何れか一つに記載のインダクタ部品。
  8. 前記素体は、前記長さ方向および前記高さ方向を含むと共に前記少なくとも1つのコイル導体層に交差する第1平面を含み、前記第1平面は、その中心に、前記第1平面を縮小した相似形の中心領域を含み、前記中心領域の面積は、前記第1平面の面積の25%であり、
    前記少なくとも1つのコイル導体層は、前記中心領域に重ならない、請求項1から7の何れか一つに記載のインダクタ部品。
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