JP2015036871A - 車両管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用車両の返却に関するユーザ間の情報の伝達を適切に行うことのできる車両管理システムを提供すること。【解決手段】利用車両を利用しているユーザの所有する端末に、利用車両の返却に関する情報を送信し、送信した情報を端末に表示させることで、利用車両を利用しているユーザに対して利用車両の返却予定についての回答を要求したにも拘わらず、利用車両を利用しているユーザから回答を得られない場合に、自動音声通信にて、利用車両を利用しているユーザに対して利用車両の返却予定についての回答を要求することを特徴とする車両管理システム。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のユーザに利用される車両を管理するための車両管理システムに関するものである。
従来、小型ブラウザ内蔵の携帯電話を用いて車両の貸出手続きを行うことができるようにして、車両貸出を行う施設を無人化できるようにする技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−123765号公報
しかしながら、上記従来技術のように、スマートフォンや携帯電話などの携帯端末の操作画面を介して、ユーザに対して連絡を行うシステムにおいては、車両の運転中など、画面操作を行うことができない場合があり、そのため、車両の返却が遅れた場合などに、返却予定時刻などの急ぎの連絡をすることができないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、利用車両の返却に関するユーザ間の情報の伝達を適切に行うことのできる車両管理システムを提供することにある。
本発明は、利用車両を利用しているユーザの所有する端末に、利用車両の返却に関する情報を送信し、送信した情報を端末に表示させることで、利用車両を利用しているユーザに対して利用車両の返却予定についての回答を要求したにも拘わらず、利用車両を利用しているユーザから回答を得られない場合に、自動音声通信にて、利用車両を利用しているユーザに対して利用車両の返却予定についての回答を要求することにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、自動音声通信にて、利用車両を利用しているユーザに対して利用車両の返却予定についての回答を要求することにより、車両の運転中であっても、利用車両を利用しているユーザから、利用車両の返却予定についての回答を適切に得ることができ、これにより、利用車両の返却に関する情報の伝達を適切に行うことができる。
図1は、本実施形態に係る車両共同利用システムの構成図である。 図2は、返却予定問合せ処理を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車両共同利用システムのブロック構成図である。図1に示すように、本実施形態の車両共同利用システムは、管理サーバ100と、共同利用に供される車両200と、インターネット300を介して車両管理サーバ100と通信可能な複数のユーザ端末400とから構成される。本実施形態の車両共同利用システムは、共同利用に供される車両200(以下、共用車両200とする。)を、特定多数のユーザに対して貸与するためのシステムである。なお、図1中においては、共用車両200が2台である場合を例示して示したが、本実施形態の車両共同利用システムは、共用車両が2台の場合に特に限定されるものではなく、1台でも、また3台以上でももちろんよい。
共用車両200は、車載装置210と、通信装置220とを備えている。車載装置210は、共用車両200を利用するユーザを認識し、共用車両200を利用したユーザの情報、および共用車両200に備えられたGPS(Global Positioning System)受信機により取得された現在位置の情報を、通信装置220を介して、無線通信により管理サーバ100に備えられた通信装置120に送信する。なお、たとえば、図1に示すように、共用車両200が複数ある場合には、複数の共用車両200には、それぞれ車両IDが割り振られ、これにより車両ごとに識別可能な状態とされている。また、車載装置210により、共用車両200を利用するユーザを識別する方法としては、各ユーザが所有するIDカードの情報に基づいて識別する方法などが挙げられる。
ユーザ端末400は、本実施形態の車両共同利用システムを利用する特定多数のユーザが所有する携帯型の端末であり、インターネット300を介して、管理サーバ100に備えられた通信装置120と通信可能となっている。本実施形態の車両共同利用システムにおいては、各ユーザは、ユーザ端末400により、共用車両200の利用予約を行うための利用予約の申込みや、共用車両200を利用時における各種連絡ができるようになっている。利用予約の申込みには、たとえば、利用開始時刻の情報、利用終了予定時刻の情報、目的地の情報および利用したい車両の情報が含まれる。また、共用車両200の利用時における各種連絡としては、たとえば、共用車両200の返却が遅延する旨の連絡等が挙げられる。なお、ユーザ端末400としては、たとえば、携帯型の端末であって、インターネット300やその他のネットワークに接続可能であり、かつ、ディスプレイなどの表示装置を備える端末であればよく特に限定されないが、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などが挙げられる。また、図1中においては、ユーザ端末400として4つの端末を例示して示したが、ユーザ端末400および本実施形態の車両共同利用システムを利用するユーザの数は、特に限定されるものではない。
また、管理サーバ100は、制御装置110と、通信装置120、自動音声通信装置130とを備えている。
通信装置120は、無線通信により、共用車両200に備えられた通信装置220と、また、インターネット300を介して、各ユーザの所有するユーザ端末400と通信するための装置である。通信装置120は、無線通信により、共用車両200に備えられた通信装置220から、共用車両200を利用しているユーザの情報および共用車両200の現在位置の情報を受信する。また、通信装置120は、ユーザ端末400から、共用車両200の利用予約の申込みを受信する。さらに、通信装置120は、後述するように、ユーザ端末400に対して、共用車両200の返却予定の回答を求める旨の情報を送信するとともに、ユーザ端末400から返却予定についての情報を受信する。
自動音声通信装置130は、通信装置120を介して、ユーザ端末400に対して、自動音声による通信を行う際における、自動音声通信を制御するための装置であり、ユーザ端末400に送信する自動音声を、自動音声通信装置130に備えられたメモリから取得し、取得した情報を、通信装置120を介して、ユーザ端末400に送信する。
制御装置110は、図1に示すように、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)112と、このROM112に格納されたプログラムを実行する動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)111と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)113と、を備えている。
そして、制御装置110は、本実施形態に係る車両共同利用システムを管理するために、利用予約管理機能と、車両返却検出機能と、後続予約判定機能と、返却予定問合機能とを備える。制御装置110は、上記各機能を実現するためのソフトウェアと、上述したハードウェアの協働により各機能を実行することができる。
以下に、制御装置110が実現する各機能についてそれぞれ説明する。
まず、制御装置110の利用予約管理機能について説明する。制御装置110は、ユーザ端末400からの共用車両200の利用予約の申込みを、通信装置120から受信した場合に、利用予約の申込みを受け付けて、該申込み内容を、利用予約情報としてRAM113に記憶させる。利用予約情報は、利用予約を行ったユーザの情報、利用開始時刻の情報、利用終了予定時刻の情報、目的地の情報、および利用に供される車両IDの情報などが含まれる。また、制御装置110は、ユーザ端末400からの共用車両200の利用予約の申込みを受け付けた際には、通信装置120を介して、送信元のユーザ端末400に、利用予約の申込みを受け付けた旨の情報を送信する。これにより、ユーザ端末400のユーザは、利用予約が完了したことを知ることができる。なお、本実施形態においては、制御装置110が、携帯型の端末としてのユーザ端末400の代わりに、パソコンなどを介して、利用予約の申込みを受け付けるような態様としてもよい。
次いで、制御装置110の車両返却検出機能について説明する。制御装置110は、共用車両200がユーザにより使用されている場合に、RAM113に記憶されている利用予約情報、および共用車両200の通信装置220から送信される共用車両の現在位置情報に基づいて、共用車両200が、所定の返却位置に返却されたか否かの検出を行う。具体的には、制御装置110は、共用車両200がユーザにより使用されている場合に、RAM113に記憶されている利用予約情報を参照し、当該ユーザによる利用予約の利用終了予定時刻が到来したか否かの判定を行う。そして、このような判定を行った結果、利用終了予定時刻が到来した場合には、共用車両200が、共用車両200の通信装置220から送信される共用車両の現在位置情報に基づいて、利用終了予定時刻までに、所定の返却位置に返却されたか否かの判定を行う。
次いで、制御装置110の後続予約判定機能について、説明する。制御装置110は、上述したように、共用車両200が、利用終了予定時刻までに、所定の返却位置に返却されなかったと判定した場合には、RAM113に記憶されている利用予約情報を参照し、共用車両200を現在利用しているユーザ(以下、適宜、「現在利用ユーザ」とする。)の次に、同一の共用車両200の利用予約を行っている他のユーザ(以下、適宜、「後続利用ユーザ」とする。)の利用予約情報を取得する。そして、後続利用ユーザの利用予約情報を参照し、現在利用ユーザの利用終了予定時刻から、第1所定時間t(たとえば、30分)以内に、後続利用ユーザによる利用予約がされているか否かの判定を行う。そして、利用終了予定時刻から、第1所定時間t以内に、このような後続利用ユーザによる利用予約がされている場合には、第1所定時間t内の後続予約有りと判定し、一方、このような利用予約がされていない場合には、第1所定時間t内の後続予約無しと判定する。
次いで、制御装置110の返却予定問合機能について、説明する。制御装置110は、上述したように、利用終了予定時刻から、第1所定時間t以内における、後続利用ユーザによる利用予約の有無を検出した結果、第1所定時間t内の後続予約有りと判断した場合には、現在利用ユーザに対して、共用車両200の返却予定について問合せを行う。なお、具体的な返却予定問合せ処理の方法については後述する動作例(特に、図2に示すフローチャートのステップS3〜S10)にて説明する。
次いで、本実施形態における動作を説明する。図2は、本実施形態における返却予定問合せ処理を示すフローチャートである。なお、以下においては、あるユーザにより共用車両200が利用され、かつ、該ユーザによる利用予約の利用終了予定時刻が到来した場合における動作例である。
まず、ステップS1では、制御装置110により、利用終了予定時刻が到来した共用車両200が、所定の返却位置に返却されているか否かの判定が行われる。具体的には、制御装置110は、共用車両200の通信装置220から送信される共用車両200の現在位置情報に基づいて、所定の返却位置に返却されているか否かの判定を行う。そして、その結果、共用車両200が、所定の返却位置に返却されていると判定された場合には、返却に遅延が生じていないため、本処理を終了する。一方、共用車両200が、所定の返却位置に返却されていないと判定された場合には、返却に遅延が生じていると判定し、ステップS2に進む。
なお、利用終了予定時刻が到来した共用車両200が、所定の返却位置に返却されているか否かを判定する方法としては、たとえば、共用車両200の現在位置情報に基づいて判定する方法の他、ユーザによりユーザ端末400や車載装置210を介して共用車両200の利用終了処理が行われたか否かに基づいて判定する方法を採用してもよい。
次いで、ステップS1において、共用車両200が、所定の返却位置に返却されておらず、返却に遅延が生じていると判定された場合には、ステップS2に進む。そして、ステップS2では、制御装置110は、RAM113に記憶されている利用予約情報を参照し、共用車両200を現在利用しているユーザ(現在利用ユーザ)の次に、同一の共用車両200の利用予約を行っている他のユーザ(後続利用ユーザ)の利用予約情報を取得する。そして、現在利用ユーザの利用終了予定時刻から、第1所定時間t(たとえば、30分)以内に、後続利用ユーザによる利用予約が存在するか否かの判定を行う。その結果、同一の共用車両200について、利用終了予定時刻から、第1所定時間t以内に、後続利用ユーザによる利用予約が存在しない場合(第1所定時間t以内の後続予約無しの場合)には、本処理を終了する。一方、共用車両200について、利用終了予定時刻から、第1所定時間t以内に、後続利用ユーザによる利用予約が存在する場合(第1所定時間t以内の後続予約有りの場合)には、ステップS3に進む。
次いで、第1所定時間t以内の後続予約有りの場合には、ステップS3に進み、ステップS3では、制御装置110により、通信装置120を介して、現在利用ユーザのユーザ端末400に対して、返却予定についての問合せメール(問合せ電子メール)を送信し、問合せ内容を、現在利用ユーザのユーザ端末400に備えられたディスプレイなどの表示装置に表示させる処理が行われる。なお、問合せメールの内容としては、たとえば、現在利用ユーザによる共用車両200の利用終了予定時刻を過ぎているという点を伝えるとともに、共用車両200の返却予定が何分後になるかの返送を要求するような内容とすることができる。具体的には、「返却予定時刻を過ぎています。何時に戻るか指定してください。」という内容のメッセージを、現在利用ユーザのユーザ端末400に備えられたディスプレイなどの表示装置に表示させるとともに、返却予定時刻を「5分後」、「10分後」、「15分後」、「20分後」の各選択肢の中から、現在利用ユーザに選択させて、送信させるような態様とすることができる。また、この際に、制御装置110は、後続利用ユーザのユーザ端末400に対して、共用車両200の返却が遅れている点、および返却の予定について、現在利用ユーザに対して確認中である点を内容とするメール(電子メール)を送信する。具体的には、制御装置110は、後続利用ユーザのユーザ端末400に備えられたディスプレイなどの表示装置に、「利用予定の車両の返却が遅れています。現在の利用者に確認中です。」を内容とするメッセージを表示させるような態様とすることができる。
次いで、ステップS4に進み、ステップS4では、制御装置110により、返却予定についての問合せメールに対して、現在利用ユーザからの返信があったか否かの判定が行われる。現在利用ユーザからの返信があった場合には、ステップS5に進み、ステップS5では、制御装置110は、現在利用ユーザからの返信の内容を、通信装置120を介して後続利用ユーザのユーザ端末400に送信し、本処理を終了する。たとえば、現在利用ユーザにより、返却予定時刻が「10分後」となるとい選択がされ、該情報を、通信装置120を介して制御装置110が受信した場合には、制御装置110は、後続利用ユーザのユーザ端末400に、たとえば、「利用予定の車両は、10分後に返却される予定です。」を内容とするメッセージを送信する。
一方、ステップS4において、返却予定についての問合せメールに対して、現在利用ユーザからの返信が無い場合には、ステップS6に進む。なお、現在利用ユーザからの返信が無いとの判断をする際には、たとえば、現在利用ユーザのユーザ端末400に、問合せメールを送信してから所定時間(たとえば、5分)経過した後においても、現在利用ユーザからの返信を得られない場合に、現在利用ユーザからの返信が無いと判断するような態様とすることができる。
そして、ステップS6では、返却予定についての問合せメールに対して、現在利用ユーザからの返信が無かったため、制御装置110は、現在利用ユーザに対して自動音声通信による問合せを行うために、まず、後続利用ユーザに対して、自動音声通信によって現在利用ユーザに問合せを行う際における、問合せ内容を選択させるために、問合せ内容選択メール(問合せ内容選択電子メール)を送信する。なお、本実施形態において、自動音声通信による問合せ方法としては、たとえば、ユーザ端末400の電話機能を介したボイスメールを利用する方法が挙げられる。また、問合せ内容選択メールの内容としては、現在利用ユーザから問合せメールに対する返信がなかった点を伝えるとともに、現在利用ユーザへの問合せ内容を選択し、返送させるような内容とすることができる。具体的には、「利用予定の車両の現在の利用者様にメールにて返却予定を問合せましたが、返答がありませんでした。ボイスメールにて、問合せを行いますので、問合せ内容を選択してください。」という内容のメッセージとともに、問合せ内容を「あと何分で戻れるかを問合せる。」、「現在位置はどこかを問合せる。」、「その他のメッセージを送る。」の各選択肢の中から、後続利用ユーザに選択させて、変身させるような態様とすることができる。なお、これらの選択肢のうち、「その他のメッセージを送る。」が選択された場合には、後続利用ユーザに、現在利用ユーザへのメッセージを録音させ、これを送信させるような態様とする。
次いで、ステップS7に進み、制御装置110は、現在利用ユーザに対して、音声自動通信により返却予定の問合せを行う。具体的には、まず、制御装置110は、ステップS6において後続利用ユーザにより選択された内容を、管理サーバ100に備えられた自動音声通信装置130に送信する。そして、自動音声通信装置130により、後続利用ユーザにより選択された内容に対応する自動音声の抽出が行われる。そして、自動音声通信装置130により、通信装置120を介して、現在利用ユーザのユーザ端末400に、自動音声通信による問合せ内容が、たとえば、電話機能を介したボイスメールの形態にて送信する処理が実行される。そして、これにより、現在利用ユーザは、ユーザ端末400を介して、後続利用ユーザからの問合せ内容を自動音声情報により確認することができる。
たとえば、ステップS6において、後続利用ユーザに「あと何分で戻れるかを問合せる。」の選択肢が選択された場合には、「車両貸出システムです。ご利用中の車両は返却予定時刻を過ぎております。次の利用予定者から、いつ戻れるか問合せがありますので、回答を録音して下さい。」というボイスメールによるメッセージを再生させ、現在利用ユーザに、回答内容を録音させるような態様とすることができる。あるいは、ステップS6において、後続利用ユーザに「現在位置はどこかを問合せる。」の選択肢が選択された場合には、「車両貸出システムです。ご利用中の車両は返却予定時刻を過ぎております。次の利用予定者から、いまどこにいるか問合せがありますので、回答を録音して下さい。」というボイスメールによるメッセージを再生させ、現在利用ユーザに、回答内容を録音させるような態様とすることができる。あるいは、ステップS6において、後続利用ユーザに「その他のメッセージを送る。」の選択肢が選択され、メッセージが録音されている場合には、「車両貸出システムです。ご利用中の車両は返却予定時刻を過ぎております。次の利用予定者からのメッセージを再生します。『○○○○○○○○○○○○○○○(後続利用ユーザからのメッセージ)』次の利用予定者へのメッセージを録音して下さい。」というボイスメールによるメッセージを再生させ、現在利用ユーザに、回答内容を録音させるような態様とすることができる。
次いで、ステップS8に進み、ステップS8では、制御装置110により、音声自動通信により返却予定の問合せに対して、現在利用ユーザからの応答があったか否かの判定が行われる。現在利用ユーザからの応答があった場合には、ステップS9に進み、ステップS9では、制御装置110は、現在利用ユーザからの応答の内容、具体的には、現在利用ユーザにより録音されたメッセージを、通信装置120を介して、後続利用ユーザのユーザ端末400に送信し、本処理を終了する。なお、この際において、自動音声通信装置130により、現在利用ユーザにより録音されたメッセージを音声認識によりデータ化し、これにより得られたデータを、電子メールの形式あるいは自動音声通信により、続利用ユーザのユーザ端末400に送信するような態様としてもよい。
一方、現在利用ユーザからの応答がなかった場合には、ステップS10に進み、制御装置110は、現在利用ユーザに音声自動通信による返却予定の問合せを行ったにもかかわらず、応答がなかった旨の情報を含むメールを、後続利用ユーザのユーザ端末400に対して送信する。なお、現在利用ユーザからの応答が無いとの判断をする際には、たとえば、現在利用ユーザのユーザ端末400に、音声自動通信による返却予定の問合せを送信してから所定時間(たとえば、5分)経過した後においても、現在利用ユーザからの応答を得られない場合に、現在利用ユーザからの返信が無いと判断するような態様とすることができる。
以上のようにして、本実施形態における返却予定問合せ処理は実行される。
本実施形態においては、現在利用ユーザによる共用車両200の返却が遅延した場合に、まず、現在利用ユーザのユーザ端末400に問合せメールを送信し、問合せ内容を現在利用ユーザのユーザ端末400に備えられたディスプレイなどの表示装置に表示させることで、返却予定についての問合せを行い、該メールに対して返信が無い場合に、自動音声通信による問合せを行う。そのため、本実施形態によれば、現在利用ユーザが共用車両200を運転中であり、ユーザ端末400に備えられたディスプレイなどの表示装置を確認できない状況であったとしても、自動音声通信を介して、返却予定についての回答を行うことができるため、返却予定についての回答を適切に得ることができる。そして、これにより、ユーザ間における、共用車両200の貸出・返却に関する情報伝達を適切に行うことができる。また、本実施形態によれば、自動音声通信を利用するものであるため、オペレータなどの人員が不要であるため、低コストにて上記作用を実現することができる。
また、本実施形態によれば、自動音声通信を介して現在利用ユーザから得られた回答を、後続利用ユーザに送信するものであるため、共用車両200の返却遅延が生じた場合に、後続利用ユーザは、共用車両200の現在の状況を適切に把握することができ、これにより、後続利用ユーザの利便性を向上させることができる。特に、現在利用ユーザから得られた回答、具体的には、現在利用ユーザにより録音された回答を、そのまま、後続利用ユーザに送信することで、簡便なシステムにより、上記作用を実現することができるものであり、これにより、小規模のカーシェアリングシステムにおけるコスト低減に寄与することが可能となる。
加えて、本実施系他によれば、音声自動通信により現在利用ユーザに返却予定について問合せをする際に、予め後続利用ユーザに問合せ内容を選択させ、これを現在利用ユーザに問合せるものであるため、共用車両200の返却遅延が生じた際に、後続利用ユーザが入手したい情報を的確に入手することが可能となる。さらに、音声自動通信により現在利用ユーザに返却予定について問合せをした結果、現在利用ユーザから回答がない場合に、現在利用ユーザから回答がないという情報を、後続利用ユーザに送信することで、後続利用ユーザは、利用予定の共用車両200の利用可能性が低いことを比較的早い段階で把握することができる。そして、これにより、後続利用ユーザは、他の手段の利用を比較的早い段階で検討することが可能となり、共用車両200の返却遅延による不都合を比較的早い段階で解消することが可能となる。
なお、上述した実施形態において、制御装置110の利用予約管理機能は本発明の利用予約管理手段に、制御装置110の車両返却検出機能は本発明の終了予定時刻判定手段および返却判定手段に、制御装置110の後続予約判定機能は本発明の後続予約判定手段に、制御装置110の返却予定問合機能は本発明の第1回答要求手段、第2回答要求手段、送信内容選択手段および未回答報知手段に、それぞれ相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
たとえば、上述した実施形態においては、共用車両200の利用終了予定時刻が到来した場合に、問合せメールによる返却予定の問合せ、および自動音声通信による返却予定の問合せを行うような構成としたが、たとえば、利用終了予定時刻よりも所定時間tだけ前の時刻(たとえば、利用終了予定時刻よりも30分早い時刻)において、問合せメールによる返却予定の問合せ、および自動音声通信による返却予定の問合せを行うような構成としてもよく、このような構成を採用することにより、後続利用ユーザの利便性をより高めることができる。
あるいは、上述した実施形態においては、現在利用ユーザに対して自動音声通信による返却予定の問合せを行う際に、予め後続利用ユーザに問合せ内容を選択させるような構成としたが、予め後続利用ユーザに問合せをせずに、自動音声通信による返却予定の問合せを行うような構成としてもよい。なお、この場合においては、現在利用ユーザに対する問合せ内容は、後続利用ユーザの問合せに応えるものではないため、自動音声通信により問合せを行う際には、たとえば、「車両貸出システムです。ご利用中の車両は返却予定時刻を過ぎております。次の利用予定者へメッセージを録音して下さい。」というボイスメールによるメッセージを再生させ、現在利用ユーザに、後続利用ユーザに伝えたい内容を自由に録音させるような態様とすることができる。
100…管理サーバ
110…制御装置
120…通信装置
130…自動音声通信装置
200…共用車両
210…車載装置
300…インターネット
400…ユーザ端末

Claims (5)

  1. 複数のユーザに利用される車両を管理するための車両管理システムであって、
    ユーザからの車両の利用予約を管理する利用予約管理手段と、
    ユーザにより車両が利用されている場合に、該車両を利用車両として検出し、前記利用予約管理手段により管理されている前記利用車両の利用予約の情報を参照することで、前記利用車両の利用終了予定時刻が到来したか否かを判定する終了予定時刻判定手段と、
    前記終了予定時刻判定手段により、前記利用車両の利用終了予定時刻が到来したと判定された場合に、前記利用車両が返却予定位置に返却されているかを判定する返却判定手段と、
    前記返却判定手段により、前記利用車両が、利用終了予定時刻になっても、前記返却予定位置に返却されていないと判定された場合に、前記利用予約管理手段により管理されている前記利用車両の利用予約の情報を参照することで、前記利用車両の利用終了予定時刻以降、第1の所定時間内に、他のユーザにより前記利用車両の利用予約がされているか否かを判断し、該利用予約がされている場合には、後続予約有りと判定し、該利用予約がされていない場合に、後続予約無しと判定する後続予約判定手段と、
    前記後続予約判定手段により、後続予約有りと判定された場合に、前記利用車両を利用しているユーザの所有する端末に、前記利用車両の返却に関する情報を送信し、送信した情報を前記端末に表示させることで、前記利用車両を利用しているユーザに対して前記利用車両の返却予定についての回答を要求する第1回答要求手段と、
    前記第1回答要求手段による回答の要求を行った後、前記利用車両を利用しているユーザから回答を得られない場合に、前記利用車両を利用しているユーザの所有する端末に、前記利用車両の返却に関する情報を、自動音声通信にて送信することで、前記利用車両を利用しているユーザに対して前記利用車両の返却予定についての回答を要求する第2回答要求手段と、を備えることを特徴とする車両管理システム。
  2. 請求項1に記載の車両管理システムにおいて、
    前記第1回答要求手段または前記第2回答要求手段により、前記利用車両を利用しているユーザに対して前記利用車両の返却予定についての回答を得た場合に、前記回答の内容を、後続予約を行っているユーザに提供する回答提供手段をさらに備えることを特徴とする車両管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の車両管理システムにおいて、
    前記第1回答要求手段による回答の要求を行った後、前記利用車両を利用しているユーザから回答を得られない場合に、前記利用車両を利用しているユーザに対して、前記第2回答要求手段によって自動音声通信にて送信すべき内容を、後続予約を行っているユーザに選択させる送信内容選択手段をさらに備え、
    前記第2回答要求手段は、前記送信内容選択手段を介して、後続予約を行っているユーザにより選択された内容を、自動音声通信にて、前記利用車両を利用しているユーザの所有する端末に送信することを特徴とする車両管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両管理システムにおいて、
    前記第2回答要求手段による回答の要求を行った後、前記利用車両を利用しているユーザから回答を得られない場合に、前記利用車両を利用しているユーザから回答が得られなかった旨の情報を、後続予約を行っているユーザに送信する未回答報知手段をさらに備えることを特徴とする車両管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の車両管理システムにおいて、
    前記終了予定時刻判定手段は、前記利用車両の実際の利用終了予定時刻が到来した場合、または、前記利用車両の利用終了予定時刻よりも予め定められた所定時間前の時刻が到来した場合に、前記利用車両の利用終了予定時刻が到来したと判定することを特徴とする車両管理システム。
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