JP2004054620A - 貸出品の返却日・返却状況を通知する通知システム、店舗サーバ、通知方法、及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】貸出品の返却予定日に顧客へ返却予定日であることを通知することにより貸出品毎に細かく返却期間を設定した営業ができるようにし、顧客の希望により指定した貸出品について返却状況が変わると即座に情報を通知すること。
【解決手段】貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部２４と、顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客の顧客端末に対して返却日の通知を行い、また返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出情報サービスの希望を登録した顧客の顧客端末１２に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部と２３とを有する。
【選択図】　　　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は貸出品の返却日・返却状況を通知する通知システム、店舗サーバ、通知方法、及びプログラムに関し、特にレンタルビデオ店における貸出品の返却に関する情報通知・提供の技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
携帯電話の普及により、電子メールやインターネットの利用環境は急速に広まりつつある。また、これらを利用した多種多様なサービスも出現している。一方で、メディアに関して言えば、衛星放送／ＣＳ／ケーブル・テレビ／デジタル放送とこれまでにない多くのソース・チャネルを一般消費者が嗜好に合わせ自由に選択可能となっている。こうした環境の中で、レンタルビデオ店における新規顧客の獲得や顧客の囲い込みは益々困難なものになっている。
【０００３】
このため、レンタルビデオ店では、貸出品、例えば作品を記録したビデオテープやＤＶＤ（ｄｉｇｉｔａｌ　ｖｅｒｓａｔｉｌｅ　ｄｉｓｃ）又は音楽を録音したＣＤ（ｃｏｍｐａｃｔ　ｄｉｓｃ）等、の新鮮度や貸出実績等から需要を推測して貸出品毎に貸出期間を１泊２日とか７泊８日とかに設定し、需要の高い貸出品の貸出期間を短くして回転率を高め、需要の低い貸出品の貸出期間を長くして貸出率を上げるような対策をしている。
【０００４】
顧客は、貸出品の貸出期間と顧客自身の都合を考えてどのように貸出品を借りるかを決める。顧客は受付を終わると貸出品とともに返却日が貸出品毎に印刷された印刷物を受け取り、この印刷物により返却日を確認できるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法では店舗が営業効率を上げるために貸出品毎に貸出期間を細かく設定すると、顧客は貸出品の返却日を忘れやすくなり顧客の立場からするとサービスの低下となってしまう問題があった。特に、一度に複数の貸出品を借りた場合は顧客は作品毎に返却日が異なることがあり返却日を忘れやすくなる。一方、店舗としては所有する貸出品を効率よく貸し出して営業効率を上げたいが、顧客に敬遠されるような営業方法は採用できないという問題があった。
【０００６】
また、従来の方法では、貸出品が何時返却されるのかといった情報を得ることができないため、顧客は所望の貸出品を借りるために何回も店舗まで出かけなければならないという問題があった。
【０００７】
本発明の目的は、貸出品の返却予定日に顧客へ返却予定日であることを通知したり、顧客が指定した貸出品について返却状況が変わると即座に情報を提供したりするための貸出品返却日・返却状況の通知システム、通知方法、及びプログラムを提供することにある。さらに、顧客への通知の際に顧客の希望によって広告情報を付加して通知することも目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１の通知システムは、顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
前記店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする。
【０００９】
本発明の第２の通知システムは、顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
前記店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする。
【００１０】
本発明の第３の通知システムは、顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
前記店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客の顧客端末に対して返却日の通知を行い、
返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする。
【００１１】
本発明の第４の通知システムは、第１、第２、又は第３の通知システムにおいて、貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部を有し、前記貸出処理部は、前記顧客端末への通知の際に、広告情報記憶部から取得した広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行うことを特徴とする。
【００１２】
本発明の第５の通知システムは、顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
前記店舗サーバは、顧客の氏名住所を含む個人情報、前記顧客端末のメールアドレス、返却日通知サービスの希望、広告情報サービスの希望、及び会員番号を含む会員情報を顧客毎に保持する会員情報記憶部と、
貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、貸し出した顧客の会員番号、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客の会員番号を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部と、
顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、該当する貸出情報に対して貸し出した顧客の会員番号と顧客の貸出品の貸出期間から計算した返却予定日とを登録するとともに貸出状態を貸出中に変更する手順と、
定期的に貸出情報記憶部を参照して返却予定日が当日となっている貸出情報を抽出し貸出情報の会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の返却日通知サービス希望と広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスを取得し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスを希望しない場合は返却日を通知する電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスも希望する場合は返却日の通知に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信する手順と、
返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望の登録があった場合は登録された会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスとを取得し、広告情報サービスを希望しない場合は更新された貸出状況を通知する電子メールを作成して顧客端末に送信し、広告情報サービスを希望する場合は更新された貸出状況に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して顧客端末に送信する手順とを有することを特徴とする通知システム。
【００１３】
本発明の第１の店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする。
【００１４】
本発明の第２の店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする。
【００１５】
本発明の第３の店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客の顧客端末に対して返却日の通知を行い、
返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする。
【００１６】
本発明の第４の店舗サーバは、第１、第２、又は第３の店舗サーバにおいて、貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部を有し、前記貸出処理部は、前記顧客端末への通知の際に、広告情報記憶部から取得した広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行うことを特徴とする。
【００１７】
本発明の第５の店舗サーバは、顧客の氏名住所を含む個人情報、前記顧客端末のメールアドレス、返却日通知サービスの希望、広告情報サービスの希望、及び会員番号を含む会員情報を顧客毎に保持する会員情報記憶部と、
貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、貸し出した顧客の会員番号、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客の会員番号を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部と、
顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、該当する貸出情報に対して貸し出した顧客の会員番号と顧客の貸出品の貸出期間から計算した返却予定日とを登録するとともに貸出状態を貸出中に変更する手順と、
定期的に貸出情報記憶部を参照して返却予定日が当日となっている貸出情報を抽出し貸出情報の会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の返却日通知サービス希望と広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスを取得し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスを希望しない場合は返却日を通知する電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスも希望する場合は返却日の通知に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信する手順と、
返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望の登録があった場合は登録された会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスとを取得し、広告情報サービスを希望しない場合は更新された貸出状況を通知する電子メールを作成して顧客端末に送信し、広告情報サービスを希望する場合は更新された貸出状況に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して顧客端末に送信する手順とを有することを特徴とする。
【００１８】
本発明の第１の通知方法は、顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行う手順を有することを特徴とする。
【００１９】
本発明の第２の通知方法は、貸出情報記憶部に貸出品毎に保持され貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望登録した顧客の情報を含む貸出情報に対して返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定した顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う手順を有することを特徴とする。
【００２０】
本発明の第３の通知方法は、顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行い、
貸出情報に対して返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う手順を有することを特徴とする。
【００２１】
本発明の第４の通知方法は、第１、第２、又は第３のおいて、前記顧客端末への通知の際に、広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行う手順を有することを特徴とする。
【００２２】
本発明の第１のプログラムは、顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行う手順をコンピュータに実行させる。
【００２３】
本発明の第２のプログラムは、貸出情報記憶部に貸出品毎に保持され貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望登録した顧客の情報を含む貸出情報に対して返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定した顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う手順をコンピュータに実行させる。
【００２４】
本発明の第３のプログラムは、顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行い、
貸出情報に対して返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う手順をコンピュータに実行させる。
【００２５】
本発明の第４のプログラムは、第１、第２、又は第３のプログラムおいて、前記顧客端末への通知の際に、広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行う手順をコンピュータに実行させる。
【００２６】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の実施の形態の構成を示したブロック図である。図１を参照すると、本発明の返却日の通知システムは、顧客端末１１と顧客端末１２と店舗サーバ２０とこれらを接続するネットワーク３０とを含む。図１では顧客端末１１と顧客端末１２を示しているが、顧客によってはどちらか一方で以下に示す操作・機能を実行するようにしてもよい。また、ネットワーク３０はインターネットであるものとして説明する
顧客端末１１は、顧客の自宅等に設置されたパーソナルコンピュータのような情報処理装置であり、ネットワーク３０を介して店舗サーバ２０と通信し、会員登録の入力操作をする機能を備える。図１では１つのみ示しているが複数の顧客端末を代表して示している。ネットワーク３０との接続は、一般的に電話網からインターネット接続業者の接続装置を介してネットワーク３０に接続する。
【００２７】
顧客端末１２は、携帯端末、又は携帯電話のような顧客が通常携帯所持する携帯端末機器であり、無線電話網を介してネットワーク３０へ接続し、店舗サーバ２０との間で電子メールを送受信する手段を備える。図１では１つのみ示しているが複数の顧客端末を代表して示している。顧客端末１２は、主に、店舗サーバ２０から通知される返却日や広告情報等を受信する。
【００２８】
店舗サーバ２０は、ネットワーク３０との接続手段や記憶手段及び情報処理手段を備えた情報処理装置であり、レンタルビデオ店の経営者の管理下におかれ例えばレンタルビデオ店内に設置される。店舗サーバ２０は、会員処理部２１、会員情報記憶部２２、貸出処理部２３、貸出情報記憶部２４、広告処理部２５、広告情報記憶部２６とを含み、入出力装置２９を配下に接続する。
【００２９】
入出力装置２９は、ディスプレイ装置のような表示手段やプリンタのような印刷手段等の出力手段と、キーボードやマウスのような入力手段とを代表して示しており、具体的な手段は限定しない。
【００３０】
会員情報記憶部２２は、登録された会員情報を保持する記憶手段である。図２は、会員情報記憶部２２に登録する会員データの一例を示した図であり、登録される会員データは会員番号、パスワード、顧客の氏名・住所・電子メールアドレス等の個人情報、各種サービスの希望の有無と通知時間の指定情報等を含んでいる。会員処理部２１は、顧客端末１１からの登録要求を受けて会員データを会員情報記憶部２２へ登録・更新を管理するプログラムである。
【００３１】
貸出情報記憶部２４は、貸出品のタイトルや貸出状態を含む貸出情報を貸出品毎に保持する記憶手段である。図３に示すように、保持される貸出情報は、貸出品番号、貸出品のタイトル、ジャンル、貸出期間、貸出中か否かの貸出状態、返却予定日、貸し出した顧客の会員番号、返却日通知サービス希望者の会員番号等の情報を含む。このうち、貸出品番号、貸出品のタイトル、ジャンル、貸出期間は予め店舗で定義した情報であり、残りは運用とともに動的に変化する情報である。貸出処理部２３は、貸出情報記憶部２４に記憶する貸出情報の登録・更新等の実行やサービス希望者への情報配信の処理をするプログラムである。
【００３２】
広告情報記憶部２６は、レンタルビデオ店に関連する広告情報を保持する記憶手段であり、広告情報としては、例えば、レコード会社からの新譜ＣＤやＤＶＤの情報（試聴可能としてもよい）、ビデオ会社からの新作品情報（試聴可能としてもよい）、芸能プロダクションなどによる新人アーティストの紹介、写真集（サンプル閲覧可能としてもよい）等の店舗外部から提供される広告情報や、回転率の悪いビデオ・タイトルの貸出品を通常より安価に設定し貸し出すといった店舗自身の広告情報を含む。広告処理部２５は、広告情報記憶部２６に記憶する広告情報の登録・更新等の実行や、サービス希望者への情報配信の処理をするプログラムである。
【００３３】
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
まず、本発明において顧客は貸出品の借用や、貸出品の閲覧サービスや、返却日になると返却すべき貸出品の情報を顧客に通知する返却日通知サービスや、指定した貸出品についての返却状況が変わる度に顧客に情報を通知する返却情報サービスや、貸出業務に関連する広告情報を提供する広告情報サービスを受けるために会員登録を行う。
【００３４】
顧客は顧客端末１１から店舗サーバ２０にアクセスして会員情報を入力し店舗サーバ２０へ送信する。顧客端末１１から店舗サーバ２０へのアクセスは、例えば店舗サーバ２０の会員処理部２１がネットワーク３０上に開設した会員登録のためのウェブページに対して顧客端末１１からアクセスし図示しないがウェブページに表示される会員情報の入力・送信の案内に沿って図２に示すような会員情報（会員番号は除く）を入力して送信する。
【００３５】
会員処理部２１は顧客端末１１から送信された会員情報を受信して会員番号を発行し会員情報記憶部２２へ登録する。通常は送信された会員情報の内容について登録前に確認を行う。この確認方法については特に限定しないが、例えば送信された会員情報が顧客本人のものであり間違いがないかをレンタルビデオ店の担当者や確認のための支援プログラム等を用いて実行し、確認後に会員番号を発行して会員情報記憶部２２に登録する。なお、登録の際は会員番号を顧客端末１１に返却し、顧客が来店した際に会員番号を含んだ会員カードを顧客に渡すようにする。
【００３６】
以上のように会員登録が実行される。上記では顧客端末１１から会員登録する手順を示したが、顧客が携帯する顧客端末１２から店舗端末２０又は店舗端末２０が開設するウェブページにアクセスして会員登録を実行するようにしてもよいし、店舗に顧客端末１１を設置して不特定多数の顧客が会員登録の操作をするようにしてもよい。
【００３７】
顧客は返却日通知サービスを受けたい場合には会員登録の際に返却日通知サービス希望有りとして会員登録し、広告情報サービスを受けたい場合には広告情報サービス希望有りとして会員登録する。また、顧客は返却情報サービスを受けたい場合には返却情報サービス希望有りとして会員登録しておき、その後サービスの対象となる貸出品の指定を随時実行する。
【００３８】
次に、貸出品の閲覧サービスとこれに伴って実行される返却情報サービスの準備段階の動作について説明する。まず顧客は顧客端末１１或いは顧客端末１２から店舗サーバ２０にアクセスする。このアクセスとはネットワーク３０上に貸出処理部２３が開設した貸出品閲覧にために用意した貸出品閲覧ウェブページ（図示しない）とするが、この他の方法でもかまわない。
【００３９】
貸出品閲覧ウェブページは、貸出情報記憶部２４が保持する貸出情報の一部を閲覧・検索できるようになっており、例えば貸出品番号、タイトル名（作品名）、ジャンル名で索引することができる。貸出処理部２３は索引に対して貸出情報の内の貸出品番号、タイトル、ジャンル、貸出期間、貸出状態、貸出中の場合返却予定日、料金等の情報を顧客に提供する。顧客は、貸出品閲覧ウェブページを閲覧することによりどのようなタイトルの貸出品が準備されていて、貸出中か否かという情報を得ることができる。
【００４０】
借りたい貸出品が貸出中の場合は返却予定日を知ることができるが、返却予定日に返却されるとは限らず、顧客の都合によって返却予定日以前に返却されたり返却予定日以降に返却されたりすることがある。顧客が借りたいと思っているタイトルの貸出品或いはジャンルに対して、返却に関する状況が変わった場合に逐次それを通知する返却情報サービスを希望する場合は、貸出品閲覧ウェブページを閲覧の際に、目的の貸出品が貸出中であった場合に、その貸出品、タイトル、或いはジャンルに対して返却情報サービスを顧客端末１１或いは１２から要求する。要求は図示しないが貸出品閲覧ウェブページの案内に沿って操作すればよい。
【００４１】
貸出処理部２３は返却情報サービス要求を受けるとまず会員情報記憶部２２を参照して要求をした顧客が返却情報サービス希望として会員登録しているか否かを確認し登録されている場合は、貸出情報記憶部２４の該当する貸出品の貸出情報の返却情報サービス希望の会員番号の欄に、要求した顧客の会員番号を登録する。ただし、返却情報サービスを店舗が無料とする場合は、会員情報として返却情報サービス希望を登録したり要求の際に確認したりすることは必要としない。
【００４２】
なお、返却情報サービス要求は同じタイトルの貸出品が複数有る場合は顧客はタイトル指定で要求すると操作が簡単になり、貸出処理部２３は要求されたタイトルの貸出情報の全てについて要求した顧客の会員番号を返却情報サービス希望の会員番号として登録する。ジャンル指定での要求の際も同様である。
【００４３】
次に広告情報サービスの登録段階の動作について説明する。顧客は、広告情報サービスを希望する場合は会員登録の際に広告情報サービス希望として登録することにより広告情報のサービスを受けることができる。広告情報サービスは、例えば、興味のあるジャンルを指定することにより、興味の有るジャンルの広告のみを入手できる。また、広告処理部２５は、店舗が新たに入手した広告情報や店舗が作成した広告情報をジャンルに分類して広告情報記憶部２６に登録する。ジャンルの分類は店舗の担当者が登録する際に指定する。
【００４４】
以上のようにして、顧客は閲覧サービスを受け、また返却情報サービスの登録を行う。なお、ジャンルの分類方法については特に限定しないが、顧客が受ける情報の量や電子メール数が過多とならなうように分類すべきであり、運用状況の実績に基づいて分類方法を調整すればよい。また、登録された会員情報は顧客により変更できるものとする。その際は会員処理部２１は入力された会員番号とパスワードとを検証して正しければ会員情報の変更を許可するようにする。
【００４５】
次に、貸出・返却における各種サービスの動作について図４のフローチャートを用いて説明する。顧客は店舗にて借りたい貸出品を探すか或いは閲覧サービスにて予め借りたい貸出品の貸出品番号を決めておき店舗の窓口にて貸出の手続きを行い精算する。手続きは店舗サーバ２０の入出力装置２９にて行われ、店舗の担当者或いは顧客自身が貸出品番号を入力すると、貸出処理部２３は貸出情報記憶部２４の該当する貸出情報に対して、貸出状態を貸出中に更新し、借用した顧客の会員番号を登録し、貸出品に設定された貸出期間から返却期限日を計算し返却予定日として登録する（Ｓ６１）。
【００４６】
貸出処理部２３は定期的に、例えば毎日の営業終了後に、貸出情報記憶部２４を参照して、次の営業日が返却予定日となっている貸出情報を抽出する（Ｓ６２）。貸出処理部２３は貸出情報を抽出すると該当する会員番号をキーとして会員情報記憶部２２を参照して顧客の通知先のメールアドレスを取り出し、次の営業日が該当する貸出品の返却予定日であることを電子メールにて発信する（Ｓ６３）。ただし、顧客が返却日通知サービスを希望しない場合、貸出処理部２３は返却予定日の通知は実行せず、また、顧客が返却日通知を希望しかつ通知時刻を指定している場合、貸出処理部２３は電子メールを指定時刻になるまで保留しておき指定時刻になったら発信する。
【００４７】
顧客が複数の貸出品を借用している場合、貸出処理部２３は返却予定日が同じ場合は貸出品毎に電子メールを送信せずに１つの電子メールにまとめて送信するようにする。また、同じ日に借りていても返却予定日が異なる場合、貸出処理部２３は同じ返却予定日の貸出品毎に貸出品と返却予定日を通知する電子メールを発信する。
【００４８】
ただし、上記電子メールを作成する際に、貸出処理部２３は通知先の顧客が広告情報サービスを希望しているか否かを会員情報記憶部２２を参照して調べ、広告情報サービスを希望している場合は情報広告処理部２５を呼び出し顧客の希望する広告ジャンルの情報を渡す。広告処理部２５は顧客が希望するジャンルの広告情報を広告情報記憶部２６から抽出して貸出処理部２３へ渡す。貸出処理部２３は広告情報を受けると上記電子メールの内容に広告情報記憶部２６から取り出した広告情報を追加して広告付きの電子メールとして発信する。
【００４９】
顧客は顧客端末１２を用いて受信した電子メールを表示する（Ｓ６４）。顧客は上記電子メールにより貸出品毎に次の営業日が返却予定日となっていることを知ることができるので、貸出品の貸出期間が店舗側で複雑に設定されていても返却日を忘れずに返却できるし、店舗側はこの返却日通知サービスの導入により顧客に迷惑をかけずに返却期間を貸出品毎に細かく設定することができる。また、１つの電子メールの受信に要する費用で返却日の通知と広告情報との両方を得られるので経済的である。
【００５０】
顧客は、返却日の通知を受けた際に、該当する貸出品を返却できるかを判断する。例えば、顧客の都合により返却予定日に返却できないと判断した場合は返却できる日を新たな返却予定日として入力して返信操作する。顧客端末１２は入力された新たな返却予定日と貸出品番号とを含んだ返信メールを店舗サーバ２０に送信する（Ｓ６５）。ただし、予定通りに返却できる場合はステップＳ６５は実行されない。
【００５１】
店舗サーバ２０の貸出処理部２３は新たな返却予定日を知らせる電子メールを受信すると、該当する貸出情報記憶部２４の貸出情報の返却予定日を受信した新たな返却予定日に変更し（Ｓ６６）、さらに返却情報サービス希望する会員の登録が有るか否か該当する貸出情報から調べて登録がある場合は登録されている会員の顧客端末１２宛に貸出品番号、タイトル、新たな返却予定日の情報を含んだ電子メールを発信する（Ｓ６７）。ただし、通知先の顧客が広告情報サービスを希望している場合はステップＳ６３の場合と同様に、貸出処理部２３は顧客の希望するジャンルの広告情報を付加した電子メールを発信する。
【００５２】
該当貸出品の返却情報サービスを希望した会員は顧客端末１２を用いて受信した電子メールの内容を表示する（Ｓ６８）。これにより、返却情報サービスで実際に貸出品（或いはタイトル、ジャンル）を指定した顧客は、指定した貸出品の返却予定日が変更されたことを即座に知ることができる。
【００５３】
顧客は貸出品を返却する際に店舗の窓口で返却の手続きをする。返却の手続きは入出力装置２９によって実行され、貸出品番号が入力されると、貸出処理部２３は該当する貸出情報に対して、貸出状態を貸出中から在庫へと変更する（Ｓ６９）。
【００５４】
さらに返却情報サービス希望する会員の登録が有るか否か該当する貸出情報から調べて登録がある場合は登録されている会員の顧客端末１２宛に貸出品番号、タイトル、返却完了の情報を含んだ電子メールを発信する（Ｓ７０）。通知先の顧客が広告情報サービスを希望している場合はステップＳ６３の場合と同様に、貸出処理部２３は顧客の希望するジャンルの広告情報を付加した電子メールを発信する。この後貸出処理部２３は該当する貸出情報の返却予定日や貸出中の会員番号や返却情報サービス希望する会員番号の情報を消去するか無効化するよう処理する。
【００５５】
該当貸出品の返却情報サービスを希望した各会員は顧客端末１２を用いて受信した電子メールの内容を表示して（Ｓ７１）、指定した貸出品が返却されたことを即座に知ることができる。
【００５６】
図４では記載していないが、顧客が自ら返却予定日を変更するために新たな返却予定日を店舗サーバ２０に通知した場合、貸出処理部２３は図４のステップＳ６６からＳ６８を実行する。従って、この場合も、該当する貸出品に対して返却情報サービスを希望した顧客は顧客端末１２で返却日変更の通知を受けることができる。
【００５７】
以上のように、貸出から返却までの処理が実行され、顧客は返却日になると通知を受けられるので返却日を忘れて延滞することが回避できるようになる。これにより、店舗側は各貸出品の新鮮度、人気等から貸出期間を個々に細かく設定できるようになり、需要の高い貸出品の貸出期間を短くして回転率を向上させ、需要の低い貸出品の貸出期間を長くして貸出率を上げて売上向上を実現することが可能となる。
【００５８】
例えば、通常最新のビデオは一泊二日、古いビデオは七泊八日というように貸出期間を設定するようにしているが、古いけど人気のあるものは貸出期間を三泊四日とし新しいけど人気のないものは貸出期間を二泊三日といったように細かく日数を設定することにより回転率を上げることが可能になる。また、顧客の多くは週末に偏って貸出品の貸し出しをするので週末にはなるべく多くの貸出品をそろえておくことが営業上有利である。このため、月曜から木曜というウィーク・デー限定での三泊四日コースを特別料金で設定して木曜の午後には返却されるようにして貸出の回転率をあげることもできる。
【００５９】
また、貸出品閲覧サービスを全会員が利用するようになれば、レンタルビデオの店舗では貸出品の実物を顧客が閲覧するためのスペースが不要となるので店舗が必要とするスペースを大幅に削減することができるようになり、さらに効率的な営業が可能となる。
【００６０】
以上の説明は、本発明をレンタルビデオ店に実施した形態について説明してきたが、レンタルビデオ店以外のレンタル業に対して本発明を実施することができることは明らかである。
【００６１】
【発明の効果】
第１の効果は、店舗側は返却予定日になると顧客に返却すべき貸出品の情報を通知することができるため、貸出品の需要に応じて貸出品の貸出期間を細かく分けて設定した貸出サービスを実行することができ、貸出品の回転率や貸出率を改善し営業効率を上げることができることである。
【００６２】
第２の効果は、顧客は指定した貸出品の返却状況に関する最新情報を即座に入手することができるので、貸出中の貸出品を借りるために無駄に店舗まで行くことが回避でき、より確実に目的の貸出品を借りることができることである。
【００６３】
第３の効果は、店舗から顧客へ通知する情報に広告情報を付加して通知することにより、電子メールをより効率的に利用できるということである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の会員情報記憶部２２に保持される会員情報の一例を示す図である。
【図３】本発明の貸出情報記憶部２４に保持される貸出情報の一例を示す図である。
【図４】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１１　　顧客端末
１２　　顧客端末
２０　　店舗サーバ
２１　　会員処理部
２２　　会員情報記憶部
２３　　貸出処理部
２４　　貸出情報記憶部
２５　　広告処理部
２６　　広告情報記憶部
２９　　入出力装置
３０　　ネットワーク

Claims (18)

1. 顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
   前記店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
   顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする通知システム。
2. 顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
   前記店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
   返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする通知システム。
3. 顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
   前記店舗サーバは、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
   顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客の顧客端末に対して返却日の通知を行い、
   返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする通知システム。
4. 貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部を有し、前記貸出処理部は、前記顧客端末への通知の際に、広告情報記憶部から取得した広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行うことを特徴とする請求項１、２、又は３の通知システム。
5. 顧客が使用する顧客端末と店舗が使用する店舗サーバとこれらを接続するネットワークからなる通知システムであって、
   前記店舗サーバは、顧客の氏名住所を含む個人情報、前記顧客端末のメールアドレス、返却日通知サービスの希望、広告情報サービスの希望、及び会員番号を含む会員情報を顧客毎に保持する会員情報記憶部と、
   貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、貸し出した顧客の会員番号、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客の会員番号を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
   貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部と、
   顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、該当する貸出情報に対して貸し出した顧客の会員番号と顧客の貸出品の貸出期間から計算した返却予定日とを登録するとともに貸出状態を貸出中に変更する手順と、
   定期的に貸出情報記憶部を参照して返却予定日が当日となっている貸出情報を抽出し貸出情報の会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の返却日通知サービス希望と広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスを取得し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスを希望しない場合は返却日を通知する電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスも希望する場合は返却日の通知に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信する手順と、
   返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望の登録があった場合は登録された会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスとを取得し、広告情報サービスを希望しない場合は更新された貸出状況を通知する電子メールを作成して顧客端末に送信し、広告情報サービスを希望する場合は更新された貸出状況に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して顧客端末に送信する手順とを有することを特徴とする通知システム。
6. 貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
   顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする店舗サーバ。
7. 貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
   返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする店舗サーバ。
8. 貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
   顧客が貸出品の貸出手続きをした際に貸出品の貸出期間から返却予定日を計算し貸出状態を貸出中とし該当する貸出情報を更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客の顧客端末に対して返却日の通知を行い、
   返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報に該当する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う貸出処理部とを有することを特徴とする店舗サーバ。
9. 貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部を有し、前記貸出処理部は、前記顧客端末への通知の際に、広告情報記憶部から取得した広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行うことを特徴とする請求項６、７、又は８の店舗サーバ。
10. 顧客の氏名住所を含む個人情報、前記顧客端末のメールアドレス、返却日通知サービスの希望、広告情報サービスの希望、及び会員番号を含む会員情報を顧客毎に保持する会員情報記憶部と、
    貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、貸し出した顧客の会員番号、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客の会員番号を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部と、
    貸出品に関連する広告情報や店舗の営業に関する広告情報を保持する広告情報記憶部と、
    顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、該当する貸出情報に対して貸し出した顧客の会員番号と顧客の貸出品の貸出期間から計算した返却予定日とを登録するとともに貸出状態を貸出中に変更する手順と、
    定期的に貸出情報記憶部を参照して返却予定日が当日となっている貸出情報を抽出し貸出情報の会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の返却日通知サービス希望と広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスを取得し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスを希望しない場合は返却日を通知する電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信し、返却日通知サービスを希望して広告情報サービスも希望する場合は返却日の通知に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して該当する顧客端末へ送信する手順と、
    返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望の登録があった場合は登録された会員番号に基づいて会員情報記憶部を参照し該当する顧客の広告サービス希望と顧客端末のメールアドレスとを取得し、広告情報サービスを希望しない場合は更新された貸出状況を通知する電子メールを作成して顧客端末に送信し、広告情報サービスを希望する場合は更新された貸出状況に広告情報記憶部から取得した広告情報を付加した電子メールを作成して顧客端末に送信する手順とを有することを特徴とする店舗サーバ。
11. 顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行うことを特徴とする通知方法。
12. 貸出情報記憶部に貸出品毎に保持され貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望登録した顧客の情報を含む貸出情報に対して返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定した顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行うことを特徴とする通知方法。
13. 顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行い、
    貸出情報に対して返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行うことを特徴とする通知方法。
14. 前記顧客端末への通知の際に、広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行うことを特徴とする請求項１１、１２、又は１３の通知方法。
15. 顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、及び貸出中の場合の返却予定日を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行う手順をコンピュータに実行させるプログラム。
16. 貸出情報記憶部に貸出品毎に保持され貸出中か否かを示す貸出状態、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望登録した顧客の情報を含む貸出情報に対して返却予定日と貸出状態を含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定した顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う手順をコンピュータに実行させるプログラム。
17. 顧客が貸出品の貸出手続きをした際に、貸出中か否かを示す貸出状態、貸出期間、貸出中の場合の返却予定日、及び貸出情報サービスの希望を登録した顧客情報を含む貸出情報を貸出品毎に保持する貸出情報記憶部の該当する貸出情報を、貸出品の貸出期間から計算した返却予定日と貸出中とした貸出状態で更新し、返却日に貸出中の貸出品を借用している顧客が指定した顧客端末に対して返却日の通知を行い、
    貸出情報に対して返却予定日と貸出状態とを含む貸出状況が変更された際に、貸出状況が変更された貸出情報に貸出情報サービスの希望登録をした顧客が指定する顧客端末に対して更新後の貸出状況の通知を行う手順をコンピュータに実行させるプログラム。
18. 前記顧客端末への通知の際に、広告情報を前記通知の内容に付加して顧客が指定する顧客端末に付加後の通知を行う手順をコンピュータに実行させる請求項１５、１６、又は１７のプログラム。

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