JP7409210B2 - 情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システムに関する。
従来、企業がリース会社からリースされたリース車両を従業員に社用車として貸与して個人利用を許容し、企業と従業員間でカーシェアするための企業と従業員との間のカーシェアシステムがある(例えば、特許文献1)。
特開2019-61575号公報
本開示は、企業の従業員が出勤に用いた自家用車の有効利用を図ることが可能な情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システムを提供することを目的とする。
本開示の態様の一つは、情報処理方法である。この情報処理方法は、情報処理装置が、企業の業務に使用される社用車の貸与要求を取得することと、前記貸与要求に応じた社用車を、前記企業の従業員が出勤に用いた自家用車であって、前記社用車として使用可能な自家用車の中から選択することと、前記貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が前記社用車として貸与される場合に、前記貸与要求の要求元に前記選択された自家用車を利用可能にする可用化情報を供給することと、を含む。
本開示の態様は、情報処理方法と同様の特徴を有する、情報処理装置、プログラム、及びプログラムを記録した記録媒体の少なくとも一つを含んでもよい。また、本開示の態様は、情報処理装置と、情報処理装置とネットワークを介して接続された端末とを含む情報処理システムを含んでもよく、情報処理システムにおけるサーバ及び端末の夫々を含んでもよい。
本開示によれば、企業の従業員が出勤に用いた自家用車の有効利用を図ることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要図である。 図2は、サーバの構成例を示す。 図3は、図1に示す端末の夫々として使用可能な端末装置の構成例を示す。 図4は、情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である。 図5は、車両情報のフォーマット例を示す。 図6は、車両データベースのデータ構造例を示す。 図7は、貸与要求のフォーマット例を示す。 図8は、社用車データベースの作成処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、社用車データベースのデータ構造例を示す。 図10は、車両検索処理の例を示すフローチャートである。 図11は、施解錠システムの構成例を示す図である。 図12は、実施形態の変形例の説明図である。 図13は、実施形態の変形例の説明図である。
企業の中には、従業員に自家用車での通勤を認めている企業がある。出勤の際に、自家用車は、企業の定めた駐車スペースに駐車され、退勤まで駐車状態が維持される。一方、企業は、営業、配達、及び出張等の業務に使用する車両を社用車として保持し、従業員に貸与している。従業員の出先が多い日には、社用車が不足する場合が起こり得る。このような場合を考慮して、社用車の数を増やすことは、企業にとって固定費の増加となるため、必ずしも好ましいことではない。
ここで、出勤に使用され、駐車中の自家用車を、従業員が退勤するまでの間、社用車として使用することができれば、企業は無駄な社用車を保持することを回避できる。また、社用車として使用される自家用車を提供する従業員に対し、社用車の維持費用より低い何らかのインセンティブを与えることで、自家用車の貸与を促進し、社用車を確保することができる。自家用車を提供する従業員は、自身が何らかの行動をしなくても、貸与によるインセンティブを受け取ることができる。実施形態では、従業員が出勤に用いた自家用車を社用車として貸与することを支援する情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システムについて説明する。
実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置が以下を行うことを含む。
(1)企業の業務に使用される社用車の貸与要求を取得する。
(2)貸与要求に応じた社用車を、企業の従業員が出勤に用いた自家用車であって、社用車として使用可能な自家用車の中から選択する。
(3)貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が社用車として貸与される場合に、貸与要求の要求元に選択された自家用車を利用可能にする可用化情報を供給する。
情報処理方法によれば、従業員が出勤に用いた自家用車を、貸与要求の要求元(例えば、他の従業員)に社用車として貸与することができる。これによって、従業員の勤務中は使用されない自家用車の有効利用を図り、企業が保有する社用車の数を減らすことができる。企業が社用車としての提供を条件に、従業員の自家用車の購入代金を支援してもよい。
ここに、企業は、法上の「会社」を含む。会社以外に、営利を目的とした団体を含み得る。従業員は、企業において何らかの業務を行う者である。また、他企業からの出向者のような、従業員と同等に扱われる人員も、従業員に含まれ得る。自家用車は、従業員が支配する車両を意味し、従業員が所有する車両、及び従業員が占有又は専有する車両を含む。
情報処理方法において、以下の構成が採用されてもよい。すなわち、情報処理装置は、貸与要求に応じた社用車を、企業の従業員が出勤に用いた自家用車のうち、社用車として利用可能な自家用車を駐車する駐車スペースに駐車中の自家用車の中から選択する。このような構成によれば、駐車スペースへの駐車は、自家用車を社用車として提供する従業員の意思を示す。これにより、従業員の個々に意思を確認する処理が不要となる。また、自家用車の貸与を受ける者が、直感的に自身が貸与を受ける車両の駐車場所を認識することができる。
情報処理方法に関して、情報処理装置は、駐車スペースに設けられたセンサの出力に基
づいて特定された、駐車スペースに駐車中の自家用車を、貸与要求に応じた社用車の選択に使用する、構成を採用してもよい。
また、情報処理方法に関して、以下の構成が採用されてもよい。すなわち、情報処理装置は、貸与要求に応じた社用車の選択において、貸与要求に含まれた、車種、乗員数、色、及び動力タイプのうちの少なくとも1つに関する貸与要求の要求元の希望と合致する自家用車を選択する。このようにすれば、貸与を受ける者の、用途、目的及び嗜好の少なくとも一つに合致する自家用車を社用車として貸与することが可能となる。
また、情報処理方法に関して、以下の構成が採用されてもよい。すなわち、情報処理装置は、貸与要求に応じた社用車の選択において、社用車として使用可能な自家用車であって、貸与要求に含まれた社用車の返却予定時刻より退勤時刻が遅い従業員の自家用車を選択する。このようにすれば、従業員の退勤に影響のない、又は影響の少ない貸与を行うことができる。
また、情報処理方法に関して、情報処理装置が、貸与要求の要求元が有する携帯端末に可用化情報を送信する構成が採用されてもよい。この場合、携帯端末は、貸与要求の送信に用いた端末と同じ端末であっても、異なる端末であってもよい。また、可用化情報は、携帯端末を社用車として貸与された自家用車の電子キーとして動作させる情報を含むのが好ましい。携帯端末を電子キーとして動作させることで、従業員間のキーの受け渡し、及びキーの紛失時の対応のような煩雑な手続きを回避することができる。
また、情報処理方法に関して、以下の構成が採用されてもよい。すなわち、情報処理装置が、貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が社用車として貸与される場合に、選択された自家用車の所有者たる従業員に、貸与を示す情報を供給する。これによって、従業員に、自家用車が貸与されたことを知らせることができる。
また、情報処理方法に関して、以下の構成が採用されてもよい。すなわち、情報処理装置は、社用車として貸与された自家用車の所有者たる従業員の退勤時刻以前の所定時刻までに、社用車として貸与された自家用車の返却を示す情報を取得した場合には、返却を示す情報を所有者たる従業員に供給する。そうでない場合には、返却の遅延又は返却の遅延の可能性を示す情報を所有者たる従業員に供給する。これによって、従業員は、車両の返却、遅延または遅延可能性を知ることができ、これらに応じた行動を採ることができる。
〔実施形態〕
以下、図面を参照して実施形態に係る情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システムについて説明する。実施形態の構成は例示であり、実施形態の構成に限定されない。
<システム構成>
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要図である。情報処理システムは、企業の従業員が出勤に用いた車両を社用車として貸与することを支援する。図1において、情報処理システムは、ネットワーク1と、ネットワーク1に接続されたサーバ2と、サーバ2と通信可能な端末3及び4を含む。端末3は、出勤に用いた自家用車を社用車として提供する従業員Xの操作する端末装置である。端末4は、社用車の使用を所望する従業員Yの操作する端末装置である。
また、情報処理システムは、社用車として使用可能な自家用車(車両10と表記)の駐車スペース11に設けられたセンサ5を有する。センサ5の出力は、サーバ2に入力される。
図1に示す例では、駐車スペース11は、企業の敷地8内に設けられている。但し、駐車スペース11として使用される場所に制限はなく、敷地8外の土地、建物又は駐車場などに設けてもよい。駐車スペースは、屋外の平置きのスペースでも、建物内、建物の地下または屋上に設けられたスペースでもよい。
敷地8には、社用車としての利用を望まない従業員の自家用車の駐車スペース12が設けられている。自家用車が社用車に供されることを望む、又は許容する従業員は、出勤した際に自家用車を駐車スペース11に駐車する。例えば、従業員Xは、自身の自家用車(車両10A)を社用車として提供する場合には、出勤時に車両10Aを駐車スペース11に置く。これに対し、自家用車が社用車として使用されることを望まない従業員は、出勤の際に自家用車を駐車スペース12に駐車する。
図1に示す例では、駐車スペース12は、駐車スペース11から離れた位置に設けられている。このため、社用車の貸与を所望する従業員Yは、駐車スペース11に駐車された車両10を、社用車として利用可能な自家用車として直感的に把握することができる。また、駐車スペース11を、駐車スペース12よりも社屋に近い位置に設けて、駐車スペース11に駐車することが自家用車の提供に対するインセンティブとなるようにしてもよい。
なお、駐車スペース11及び12の夫々を規定する枠線の色を変えるなど、従業員が区別可能であれば、駐車スペース11と駐車スペース12とは混在していてもよい。駐車スペース11の数は単数又は複数の適宜の数である。駐車スペース11の数の操作により、社用車として使用される自家用車の数に制限を加えることができる。複数の駐車スペース11には、識別情報(ID)の一例である番号を割り当てることができる。
複数の駐車スペース11の夫々には、車両10の有無の判定と車両10の識別とを行うセンサ5が設けられている。センサ5は、駐車スペース11に置かれた物体を検知する検知センサ6と、駐車スペース11に置かれた物体を撮像するカメラ7とを含む。
検知センサ6は、例えば、光(例えば可視光又は赤外光)の照射装置と受光装置とを有する。照射装置は、駐車スペース11に向かって光を照射し、受光装置は、照射装置から発せられた光の反射光を受光する。駐車スペース11に車両10が駐車されると、照射装置から照射され、車両10によって反射された光の反射光を受光装置が受光することによって、車両10の駐車を示す検知信号が出力される。
カメラ7は、駐車スペース11に正常に駐車された車両10のナンバープレートが撮像される画角を有するように設置されている。カメラ7は、検知信号を受けたときにナンバープレートを含む画像を撮像する。車両の撮像画像のデータは、例えば、センサ5の識別情報であるセンサIDとともにサーバ2に送信される。
サーバ2では、撮像画像を用いた駐車スペース11に駐車された車両10の有無の判定処理、及び撮像画像の解析による車両10の識別処理が行われる。また、サーバ2の記憶装置22などに、センサIDと駐車スペース11の番号との対応関係を示す情報が記憶されている場合には、プロセッサ21は、センサIDから駐車スペース11の番号を割り出すことができる。
検知センサ6の車両10を検知する原理及び方法は、上記に制限されない。検知センサ6は、駐車スペース11に置かれ、車両10の底面に当たって跳ね返る反射光を検知するセンサであってもよい。或いは、検知センサ6は、車両10に踏まれることで、車両10の検知信号を発する機械式のスイッチであってもよい。また、検知センサ6は、駐車スペ
ース11への車両10の駐車による電界又は磁界の変化を検知するセンサであってもよい。また、図1に示す例では、駐車スペース11とセンサ5との比は、n:1でも1:nでもよい(nは1以上の自然数)。
ネットワーク1は、例えば、インターネット等の公衆通信網である。公衆無線網として、例えば、WAN(Wide Area Network)及びその他の通信網が例示される。ネットワー
ク1は無線網を含んでもよい。無線網は、例えば、LTE(Long Term Evolution)など
のセルラー網、或いは無線LAN(Local Area Network:Wi-Fi含む)である。
サーバ2は、「情報処理装置」の一例である。サーバ2は、端末3との通信によって、従業員が社用車として使用可能な自家用車(車両10)をサーバ2に登録する処理を行う。端末3は、自家用車を社用車として提供する従業員(例えば従業員X)が操作する端末装置である。また、サーバ2は、端末4との通信によって、社用車として貸与する車両10を検索する。
サーバ2は、貸与の要求に応じた社用車の検索を、センサ5によって検知された、駐車スペース11に駐車されている車両10の中から行う。また、サーバ2は、車両10のいずれかの貸与を決定した場合に、端末4に貸与する車両10を利用可能とする情報(可用化情報)を供給する。従業員は、可用化情報を用いて車両10を利用することができる。
なお、図1には、従業員Xが操作する端末3と、従業員Yが操作する端末4を例示しているが、端末3及び4は、自家用車の登録を所望する従業員毎に存在する端末であっても、複数の従業員間で共用される端末であってもよい。また、端末3及び4は、個人所有の端末であっても、企業から貸与される端末であってもよい。
<サーバの構成>
図2は、サーバ2の構成例を示す。サーバ2は、企業において、従業員に社用車を貸与するためのシステムの管理に使用される。サーバ2は、パーソナルコンピュータ(PC)、又はワークステーション(WS)のような汎用の情報処理装置(コンピュータ)、或いはサーバマシンのような専用の情報処理装置を用いて構成することができる。サーバ2は、通信機能を有し、有線通信又は無線通信によって、ネットワーク1と接続可能である。
サーバ2は、バス26を介して相互に接続された、処理部又は制御部(コントローラ)としてのプロセッサ21と、記憶装置22と、通信インタフェース(通信IF)23と、入力装置24と、ディスプレイ25とを含む。サーバ2は、1台の情報処理装置でも、2以上の情報処理装置の集合(クラウド)でもよい。
記憶装置22は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、プログラム及びデータの記憶領域、プログラムの展開領域、プログラムの作業領域、及び通信データのバッファ領域などとして使用される。主記憶装置はRAM(Random Access Memory)、又はRAMとROM(Read Only Memory)との組み合わせによって構成される。補助記憶装置は、データ及びプログラムの記憶領域として使用される。補助記憶装置は、例えば、ハードディスク、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ、及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性記憶媒体を含む。
通信IF23は、通信処理を行う回路である。例えば、通信IF23は、ネットワークインタフェースカード(NIC)である。また、通信IF23は、無線通信(LTE、無線LAN(Wi-Fi)など)を行う回路であっても、NIC及び無線通信回路であって
もよい。
入力装置24は、キー、ボタン、ポインティングデバイス、及びタッチパネル等の少なくとも一つを含み、情報の入力に使用される。ディスプレイ25は例えば液晶ディスプレイなどであり、情報及びデータを表示する。
プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit)などである。プロセッ
サ21は、記憶装置22に記憶された各種のプログラムを実行することによって、様々な処理を行う。
例えば、プロセッサ21は、社用車として使用可能な自家用車を登録する処理を行う。また、プロセッサ21は、社用車の貸与要求に応じて、貸与する車両10を検索し、貸与する車両10を決定する処理を行う。また、プロセッサ21は、車両10の貸与を決定した場合に、車両10の可用化情報を供給する処理を行う。さらに、プロセッサ21は、貸与された車両10の返却を監視する処理を行う。
<端末の構成>
図3は、図1に示す端末3及び4の夫々として使用可能な端末装置30の構成例を示す。端末3及び4の夫々は、移動端末であっても固定端末であってもよい。また、端末3及び4の夫々は、無線端末であっても有線端末であってもよい。端末3及び4の夫々が無線端末である場合、端末装置30は、ラップトップPC、スマートデバイス(スマートフォン及びタブレット端末などを含む)、Personal Digital Assistant(PDA)、及びウェアラブルコンピュータ等の携帯端末(可搬性を有する通信端末)であってもよい。端末3及び4が有線端末である場合、端末3及び4の夫々は、PC又はWSであってもよい。端末装置30は、汎用の情報処理装置でも専用の情報処理装置でもよい。
端末装置30は、プロセッサ31と、記憶装置32と、通信インタフェース(通信IF)33aと、近距離無線通信回路33bと、入力装置34と、ディスプレイ35とを含む。プロセッサ31、記憶装置32、通信IF33、入力装置34、ディスプレイ35の夫々は、プロセッサ21、記憶装置22、通信IF23、入力装置24、及びディスプレイ25について説明したものと同様のものを適用可能である。但し、用途及び使用目的等の違いに応じて、サーバ2に適用されるものと性能の異なるものが適用される。
近距離無線通信回路33bは、近距離無線通信規格に従った無線通信を行う。近距離無線通信規格は、例えば、BLE、NFC、及びUWB等である。プロセッサ31は、記憶装置32に記憶された各種のプログラムを実行することによって、端末装置30を、端末3及び4の夫々として動作させる。
なお、プロセッサ21及びプロセッサ31の夫々として、複数個のCPUを適用しても、マルチコア型のCPUを適用してもよい。CPUによって行われる処理の少なくとも一部が、DSP(Digital Signal Processor)又はGPU(Graphical Processing Unit)
のようなCPU以外のプロセッサによって行われてもよい。また、CPUによって行われる処理の少なくとも一部が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及
びFPGA(Field Programmable Gate Array)などの専用又は汎用の集積回路、或いは
プロセッサと集積回路との組み合わせにより実行されてもよい。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラ(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。また、プロセッサ21で行われる処理の一部がプロセッサ31で行われるようにしてもよい。
<動作例>
以下、情報処理システムの動作例について説明する。図4は、情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である。図4において、自家用車を社用車に提供することを希望す
る従業員Xは、端末3を用いて、サーバ2に、車両10Aを登録する処理を行う(ステップS1)。
例えば、サーバ2は、プロセッサ21がプログラムを実行することによって、社用車を管理するためのウェブサイトを提供する。端末3は、端末3にインストールされた専用のアプリケーション、又はウェブブラウザを用いて、ネットワーク1経由でウェブサイトにアクセスし、社用車として使用可能な自家用車を登録するためのユーザインタフェース(UI)の提供を受ける。従業員は端末3のディスプレイ35に表示されるUI画面(車両情報の入力画面)を参照し、入力装置34を用いて車両情報を入力する。端末3は、車両情報を含むメッセージをサーバ2へ送信する。
図5は、車両情報のフォーマット例を示す。図5において、車両情報は、従業員情報、従業員の退勤時刻、車両関連情報、車両画像(写真)、貸出条件、及びその他を含む。退勤時刻は、曜日毎に変更可能にしてもよい。
従業員情報は、従業員の属性を示す情報であり、従業員の識別情報(従業員ID)、氏名、所属部署、役職及び連絡先などを含む。車両関連情報は、車両10の車両ナンバーを示す情報と、車両10の属性を示す情報とを含む。車両10の属性を示す情報は、車両の車種(セダン、ワゴン、バン、又はミニバンなど)、色、乗員数、及び動力タイプ(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリット、又はEVなどの別)などを含む。車両画像は、車両10の外観、又は外観及び車内を示す写真であり、車両10のキズや備品の状態を示す。
貸与条件は、貸与を許可する用途又は目的を示す情報を含む。さらに、貸与条件は、使用に当たっての禁止事項及び注意事項を含んでもよい。例えば、禁止事項は、喫煙の不可、飲食の不可、トランクスペース及び後部座席などの使用不可、備品の持ち出し不可、或いは舗装道路以外の走行不可などである。注意事項は、靴の泥を落とす、或いはゴミは持ち帰る、などである。その他は、例えば、登録に当たっての注意事項及び免責事項の承認などを含む。
サーバ2では、通信IF23によって受信される車両情報をプロセッサ21が受け取る。プロセッサ21は、車両情報を、車両データベース(車両DB)23に記憶(登録)する(ステップS2)。車両DBは、記憶装置22又はプロセッサ21がアクセス可能な記憶装置22以外の記憶装置に記憶可能である。
図6は、車両DBのデータ構造例を示す。車両DBは、1以上のエントリからなる。エントリには、項番と関連付けられた、車両10の識別情報(車両ID)、車両ナンバーを含む車両関連情報、車両画像、従業員情報、退勤時刻及び貸出条件が登録される。プロセッサ21は、車両情報を受け取ると、車両情報と関連付ける車両IDを生成し、車両ID及び車両情報を車両DBの空き状態のエントリに登録する。
その後、社用車の利用を望む従業員Yが、端末4を用いて、社用車の貸与要求をサーバ2へ送信したと仮定する(ステップS3)。本動作例では、端末4がスマートフォン(携帯端末の一例)である場合を仮定する。
端末4も、端末3と同様に、ウェブブラウザ又は専用のアプリケーションを用いて、社用車の管理用のウェブサイトにアクセスすることができ、貸与要求に関する情報を入力するUI(入力画面)の提供を受けることができる。従業員Yは、端末4の入力画面を用いて貸与要求に係る情報を入力する。端末4は、貸与要求を含むメッセージをサーバ2へ送信することができる。
図7は、貸与要求のフォーマット例を示す。貸与要求は、従業員情報と、希望車両情報と、返却予定時刻と、その他とを含む。従業員情報は、車両情報に含まれる従業員情報と同内容を有する。
なお、以下の構成を採用してもよい。サーバ2の記憶装置22には、従業員情報が登録された従業員データベース(DB)が記憶される。車両情報及び貸与要求には、従業員情報の代わりに従業員IDが含められる。プロセッサ21は、車両情報及び貸与要求の夫々に含まれる従業員IDに対応する従業員情報を従業員DBから取得する。
希望車両情報は、貸与を希望する車両の車種、色、動力タイプ、乗員数、並びに社用車の用途又は目的などから選ばれる少なくとも一つを含む。用途又は目的は、単なる移動(出張先への訪問)、荷物の搬送、及び人の送り迎えなどを含む。例えば、人の送り迎えであればセダンが希望され、荷物の搬送であればバン又はワゴンが希望される。
サーバ2では、通信IF23によって受信される貸与要求のメッセージを、プロセッサ21が受け取る。プロセッサ21は、貸与要求の取得を契機に、社用車データベース(社用車DB)の作成処理を行う(ステップS4)。社用車DBの作成処理において、サーバ2は、駐車スペース11における車両10の駐車状況を示す情報を取得する(ステップS5)。
図8は、社用車DBの作成処理の一例を示すフローチャートである。プロセッサ21は、複数の駐車スペース11を対象に、以下の処理を行う。ステップS101では、プロセッサ21は、複数の駐車スペース11のうちの一つを特定する。
ステップS102では、プロセッサ21は、ステップS101で特定した駐車スペース11を監視するセンサ5に制御信号を送信する。制御信号を受けたセンサ5では、検知センサ6の照射装置が駐車スペース11に光を照射する。車両が駐車されている場合には、受光装置が反射光を受光し、駐車されていない場合には、反射光は受光されない。受光装置が反射光を受光すると、カメラ7が駐車されている車両を撮像する。撮像画像のデータは、サーバ2に送信される。撮像画像のデータとともに、センサ5のIDが送信されるようにしてもよい。さらに、駐車スペースの番号が送信されるようにしてもよい。
なお、センサ5がサーバ2からの制御信号がなくとも周期的に動作し、車両10が検知された場合に自動的に撮像画像及びセンサIDをサーバ2に送信する構成を採用してもよい。この場合、撮像画像のデータが記憶装置22等の所定の記憶領域に記憶され、プロセッサ21がステップS102で記憶領域内に記憶された撮像画像のデータを解析し、駐車スペース11に駐車された車両10を特定する。なお、本動作例では、制御信号を送った場合にセンサ5が動作することで、センサ5が周期的に動作する場合よりも動作電力を節約することができる。
プロセッサ21は、制御信号に対する応答、すなわち、撮像画像を待ち受け、所定時間内に撮像画像が受信できた場合には(ステップS103のY)、処理をステップS104に進め、そうでない場合には、処理をステップS107に進める。
ステップS104では、プロセッサ21は、センサ5から受信した撮像画像の解析処理を行い、撮像画像中に含まれているナンバープレートの画像から車両ナンバーを取得する。
ステップS105では、プロセッサ21は、車両DBを参照し、撮像画像から取得した
車両ナンバーと一致する車両ナンバーを含む車両関連情報を有する車両DBのエントリを特定し、特定したエントリ中の車両IDを取得する。
ステップS106では、プロセッサ21は、取得した車両IDについてのエントリを社用車データベース(社用車DB)に登録する。ステップS107では、プロセッサ21は、対象の駐車スペース11の全てについてのステップS102~S106の処理が終了したかを判定する。このとき、処理が終了したと判定される場合には、社用車DB作成処理が終了して処理がステップS6に進み、そうでないと判定される場合には、処理がステップS101に戻る。
図9は、社用車DBのデータ構造例を示す。社用車DBは、プロセッサ21がアクセス可能な記憶装置22又は記憶装置22以外に記憶されている。社用車DBは、駐車スペース11に駐車されている車両10の夫々に対応する1以上のエントリからなる。エントリには、車両IDと関連付けて、ステータス(例えば貸与中又は未使用)、車両10が駐車された駐車スペース11の番号(駐車スペース11のID)、借用者(被貸与者)、返却予定時刻、実際の返却時刻、遅延の有無、及び遅延理由が登録される。但し、実際の返却時刻、遅延の有無、及び遅延理由の登録はオプションである。
社用車DBの作成(S4)に続いて、サーバ2は、貸与要求の送信元である従業員に貸与する車両10の検索処理を行う(ステップS6)。図10は、車両検索処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS111では、プロセッサ21は、車両DBを参照し、貸与要求に合致するエントリを車両DBから抽出する。すなわち、プロセッサ21は、貸与要求中の希望車両情報を満たす車両関連情報を有し、且つ貸与要求中の返却予定時刻より退勤時刻が遅いエントリを、車両DBから抽出する。例えば、車両10の有する属性(車種、色、乗員数、及び動力タイプなど)の少なくとも一つが、要求元の希望を満たす車両10を、希望と合致する車両10として抽出することができる。合致するエントリが複数存在する場合には、プロセッサ21は複数のエントリを抽出する。
ステップS112では、プロセッサ21は、抽出したエントリ中の車両関連情報及び退勤時刻を含む検索結果のメッセージを生成して送信する処理を行う。検索結果のメッセージは、通信IF23を介して端末4へ送信される(図4のステップS7)。
端末4では、プロセッサ31が、通信IF33aを介して検索結果(単数又は複数の貸与車両の候補)のメッセージを受け取る。プロセッサ31は、検索結果(各車両の車両関連情報及び退勤時刻)をディスプレイ35に表示する。従業員Yは、ディスプレイ35に表示された車両10の候補の中から、貸与を受ける(借用する)車両10(例えば、従業員Xの車両10A)を選択し、選択した車両10Aについての貸与の確定入力を行う。
すると、プロセッサ31は、貸与を受けることを承認するメッセージ(車両の選択結果及び貸与の確定入力を含む)を生成し、サーバ2へ送信する処理を行う。メッセージは、通信IF33aからサーバ2へ送信される(図4のステップS8)。
ステップS113では、プロセッサ21は、承認のメッセージを受け取る。ステップS114では、プロセッサ21は、社用車DBの更新を行う。すなわち、貸与が確定された車両10Aの車両IDが登録されたエントリに、借用者(従業員Y)の従業員IDと、返却予定時刻とを登録する。このとき、候補として挙げたが、選択されなかった車両のエントリは削除されてもよい。
ステップS115では、プロセッサ21は、車両10Aに対する車両保険を、企業が契約者の社用車の保険へ切り替える処理を行う。例えば、企業は、社用車として提供される車両に関する車両保険を保険会社と契約しておく。この契約には、保険の対象の車両を、適宜のタイミングで、社用車として提供される自家用車に切り替えることができる特約が含まれる。
この場合、プロセッサ21は、企業と保険会社との合意に従って社用車に適用される車両保険の対象車両を、貸与が決定された車両10Aに対し、貸与から返却までの間に設定する処理を行う(第1の方法)。
或いは、プロセッサ21は、貸与の都度、保険会社から保険の適用に承認を得るようにしてもよい。例えば、プロセッサ21は、貸与の決定時に、ネットワーク1を介して、保険会社のコンピュータに、貸与する車両10Aに対する保険適用の依頼を送信し、保険会社のコンピュータから保険適用の旨を受信するようにしてもよい(第2の方法)。
なお、第1及び第2の方法の夫々において、社用車としての保険の適用が適宜のタイミングで解除される。例えば、車両10Aの返却時に、プロセッサ21が、車両10Aに適用される保険を元に戻す処理を行う。或いは、保険適用の期限が返却予定時刻に応じて定められ、期限が到来すると自動的に保険の適用が切れるようにする。
ステップS116では、従業員Yについて車両10を可用化するための情報の一例である認証情報をプロセッサ21は記憶装置22から取得する。認証情報は、従業員Yが所持する携帯端末(端末4)を認証する情報である。認証情報は記憶装置22から読み出してもよく、所定のアルゴリズムに従って生成してもよく、ネットワーク1から取得してもよい。認証情報として、例えば、従業員Xの生体情報(指紋、光彩、及び掌の静脈のいずれかを数値化した情報)を用いてもよい。
ステップS117では、プロセッサ21は、認証情報を端末4に送信する処理を行い、車両検索処理を終了する。認証情報を含むメッセージは、端末4に送信される(図4のステップS9)。ステップS118では、プロセッサ21は、車両10Aの貸与を知らせる連絡情報(貸与連絡)を生成し、端末3へ送信する処理を行う(図4のステップS10)。
認証情報を含むメッセージを受信した端末4は、記憶装置32に認証情報を記憶する。これにより、端末4は、認証情報を記憶している間、車両10Aの電子キーとして動作可能な状態となる。
図11は、端末4を含む車両10Aの施解錠システムの構成例を示す。施解錠システムは、端末4を車両10の電子キーとして動作させる。図11において、施解錠システムは、サーバ2と、端末4と、車両10(例えば車両10A)に搭載された車載装置40とを含む。車載装置40は、キーユニット50及び施解錠装置60を含む。キーユニット50は、低周波受信機(LF-R)51、高周波送信機(RF-T)52、近距離無線通信部53、及び制御部(コントローラ)54を含む。
LF-R51は、施解錠装置60から、LF(Low Frequency)帯の電波を介して送信
されたポーリング信号を受信する。RF-R52は、RF(Radio Frequency)帯の電波を
介して、キーユニット50に施解錠信号を送信する。施解錠信号は、車両10のドアを解錠する信号(解錠信号)又は施錠する信号(施錠信号)である。
ここに、端末4では、入力装置34の操作によって、車両10を施解錠するための施解
錠画面をディスプレイ35に呼び出すことができる。施解錠画面は、車両10のドアを解錠するための解錠ボタンと、ドアを施錠するための施錠ボタンとを有する。解錠ボタンが押されると、端末4にて解錠信号が生成される。これに対し、施錠ボタンが押されると、端末4にて施錠信号が生成される。解錠信号及び施錠信号の夫々は、サーバ2から得られた認証情報とともに、近距離無線通信回路33bから、近距離無線規格(例えばBLE)の電波として送信される。
キーユニット50は、車両10の車内の所定位置に置かれる。近距離無線通信部53は、近距離無線通信によって、認証情報及び施解錠信号を受信する。制御部54は、LF-R51によって受信されるポーリング信号によって、施解錠装置60の存在を認識する。また、制御部54は、近距離無線通信部53が端末4から受信した認証情報と、制御部54が備える記憶装置に記憶されている認証情報とを比較する。比較の結果、認証情報同士が一致する場合には、認証成功と判定し、そうでない場合には、認証失敗と判定する。認証が成功した場合、制御部54は、施解錠信号を生成し、施解錠信号と電子キーのID(キーID)を、RF-T52から施解錠装置60に送信する制御を行う。なお、端末4の認証方法は、上記例に限られない。
施解錠装置60は、高周波送信機(LF-T)61と、低周波受信機(RF-R)62と、制御部(コントローラ)63と、ドアロックモータ64とを含む。LR-T61は、ポーリング信号を周期的に送信する。RF-R62は、キーユニット50から送信された施解錠信号及びキーIDを制御部63に渡す。制御部63は、例えば、ECUである。制御部63は、RF-R62からのキーIDと制御部63が有しているキーIDとが一致するか否かを以て、キーIDが正当か否かを判定する。キーIDが正当でない場合、制御部63は特に処理を行わない。キーIDが正当である場合、制御部63は、施解錠信号を用いてドアロックモータ64の動作を制御し、ドアの解錠又は施錠を行う。すなわち、施解錠信号が解錠信号であれば、車両10のドアが解錠され、施錠信号であれば、ドアが施錠される。
なお、キーIDの正当性の処理と、ドアロックモータ64の処理とは異なる二つの制御部(例えば、照合ECU及びボディECU)によって行われてもよい。キーIDの正当性の判定は上記例に限られない。また、暗号化されたキーIDを受信し、キーIDの復号処理の後に正当性の判定が行われるようにしてもよい。
従業員Xの車両10Aが社用車として提供される場合、キーユニット50が車両10Aの車内に置かれる。キーユニット50は、例えば、従業員Xが企業から貸与を受けて車内に置く。このため、従業員Xが、キーユニット50を所有していない場合でも、企業から提供されたキーユニット50を車両10Aの車内に置き、従業員Y(借用者)の端末4を用いて車両10Aのドアの施解錠を行うことが可能となる。このとき、従業員Xと従業員Yとの直接のやりとりは生じない。これに対し、車両10Aがキーユニット50と施解錠装置60とが一体となった装置を具備している場合、キーユニット50の設置は不要である。
車両10の貸与を受けた従業員Yは、端末4を所持して車両10Aの駐車スペース11へ行き、施解錠画面をディスプレイ35に呼び出して、解錠ボタンを押す。すると、解錠信号及び認証情報が車両10Aのキーユニット50に受信され(ステップS11)、ドアの解錠が行われる(ステップS12)。
これによって、従業員Yは、車両10Aの車内に入り、運転席に座って、車内に設けられたスタートボタンを押すことができる。スタートボタンが押されることによって、車両10Aのエンジンが起動し、従業員Yが車両10Aを運転可能な状態となる。従業員Yは
、駐車スペース11から車両10Aを出して、目的地(業務を行う場所)へ移動する。
従業員Yは、出先で用事を済ませると、帰社して駐車スペース11に車両10Aを駐車する。返却時に車両10Aを駐車する駐車スペース11は、貸与時の駐車スペース11と同じであっても異なっていてもよい。従業員Yは降車の後、施解錠画面を端末4のディスプレイ35に呼び出して施錠ボタンを押す。すると、施錠信号及び認証情報が車両10Aのキーユニット50に送られ(ステップS13)、車両10Aのドアが施錠される。当然ながら、従業員Yは、貸与から返却までの間に、端末4を用いて何度でも車両10Aのドアの解錠及び施錠を行うことができる。また、車両10Aがトランクルームを有する場合、ドアの解錠又は施錠とともに、トランクルームの解錠又は施錠が行われるようにしてもよい。
なお、認証情報は、端末4に受信されてから所定時間が経過すると、自動的に消去される。または、キーユニット50が認証情報を変更して、端末4からの認証情報を無効化してもよい。或いは、サーバ2から、所定のタイミングで認証情報の消去または無効化の指示が端末4に送信されるようにしてもよい。
ところで、サーバ2のプロセッサ21は、認証情報を送信した後、貸与連絡の送信(ステップS10)と前後して、タイマの設定を行う(ステップS15)。タイマは、退勤時刻以前の所定時間、例えば車両10Aを貸し出した従業員Xの退勤時刻から所定時間(例えば10分)遡った時刻に設定される。プロセッサ21は、車両10Aの車両IDを用いて、従業員Xの退勤時刻を車両DBから取得することができる。所定時間の10分は一例であり、30分より長くても短くてもよい。
タイマが満了すると(ステップS16のY)、プロセッサ21は、返却確認の処理を行う(ステップS17)。すなわち、プロセッサ21は、複数の駐車スペース11の夫々に対応するセンサ5に制御信号を送信し、複数のセンサ5のいずれかから車両10Aの撮像画像が送信されてくるのを待つ。このとき、車両10Aの撮像画像が受信された場合には、サーバ2は、車両10Aが返却されたと判定し(ステップS18のY)、端末3に返却連絡のメッセージを送信する(ステップS19)。
メッセージを受信した端末3は、返却連絡をディスプレイ35に表示する。これによって、従業員Xに車両10Aが返却されたことが報知される。返却連絡は、プッシュ通知でも電子メールでもよく、従業員Xが車両10Aの返却を認識できればよい。
また、センサ5が撮像画像とともにセンサ5のIDを送信し、サーバ2がセンサ5のIDから駐車スペース11の番号を割り出すことができる構成である場合がある。また、センサ5が撮像画像ともに駐車スペース11の番号をサーバ2に送信する構成である場合がある。或いは、サーバ2が撮像画像の解析によって、撮像画像中にある駐車スペース11の番号を取得する構成である場合がある。これらの場合に、センサ5からサーバ2が返却連絡とともに、車両10Aが駐車された駐車スペース11の番号を報知する構成を採用し、従業員Xが退社時に車両10を見つけやすくしてもよい。
また、車両10Aが返却されたと判定される場合、プロセッサ21は、社用車DBの車両10Aのエントリに実際の返却時刻を登録し、このエントリを、記憶装置22などに設けられた社用車の貸出履歴に保存する。この時点で、社用車DBの登録内容はクリアされてもよい。社用車の貸出履歴は、例えば、自家用車を提供した従業員Xへの対価の計算等に用いられる。
ステップS18にて、いずれのセンサ5からも応答がなかった場合には、プロセッサ2
1は、車両10Aの返却が遅延する、又は遅延の可能性を示す連絡を含むメッセージ(遅延可能性連絡)を生成し、従業員Xの端末3に送信する(ステップS20)。遅延可能性連絡を受信した端末3は、ディスプレイ35に遅延可能性連絡を表示する。このように、返却が退勤時刻より遅れる可能性がある場合には、その旨が従業員に報知される。これによって、退勤時刻を迎えた従業員が駐車スペース11に向かわず自席で返却を待つなど、よりよい行動をとることができる。
図4に示すステップS21~S25は、ステップS18で車両10Aが返却されていない場合の動作である。ステップS21において、サーバ2のプロセッサ21は、定期的に(例えば、5~10分毎に)、駐車スペース11の駐車状況を監視し、センサ5からの応答に基づいて車両10の返却Aを判定する(ステップS22)。
ステップS22において、車両10Aが返却されたと判定される場合(S22のY)、プロセッサ21は、返却の連絡を含むメッセージを生成し、端末3に送信する(ステップS23)。このとき、遅延に対するお詫びの旨を含めてもよい。お詫びに代えて、又はお詫びとともに、従業員Xに対して何らかの補填(社員食堂の割引券など)を提供してもよい。
また、ステップS22にて、車両10Aが返却されたと判定される場合、プロセッサ21は、社用車DBにおける車両10Aのエントリに実際の返却時刻を登録し、遅延“有”を記録する。さらに、プロセッサ21は、従業員Yに遅延の理由を報告する依頼を含むメッセージを生成し、端末4へ送信する(ステップS24)。
従業員Yは、端末4が受信した報告依頼に応じて、遅延の理由を端末4に入力する。端末4は、遅延の理由を含むメッセージをサーバ2へ送信する。サーバ2では、メッセージを受信すると、メッセージ中の遅延の理由を社用車DBの対応するエントリに記録する。その後、エントリは、社用車の貸出履歴に保存される。 遅延の理由は、自家用車を社用車として貸与するサービスの向上のための資料として使用される。
なお、自家用車(車両10)の利用に伴うエネルギーの補充(給油又は充電など)は、自家用車の供給者(従業員Xなど)が行う。但し、給油のように補充に要する時間が短時間で済む場合、借用者(従業員Yなど)が返却前に行うようにしてもよい。エネルギーに対する代金は、企業が負担しても、自家用車を提供する従業員に企業が支払う対価と相殺してもよい。また、貸与から返却までの間に、キズ等が車両10に生じていた場合に、その修理代金を企業が補償するようにしてもよい。
<実施形態の作用効果>
実施形態に係る情報処理システムによれば、サーバ2による支援によって、木企業は、従業員Xが通勤に用い、駐車スペース11に駐車した車両10を従業員Yに社用車として貸与することができる。これによって、企業が無駄な社用車を保有することを回避することができる。従業員は、自家用車を社用車として提供することで、企業から対価を得ることができる。
<変形例>
なお、上述した実施形態では、サーバ2のプロセッサ21が、貸与要求の受信を契機にセンサ5に制御信号を送り、応答を受信して社用車DBを更新する構成を採用した。これに対し、貸与要求とは無関係に、センサ5が周期的に動作を行い、その結果に基づく社用車DBが構築され、貸与要求に応じて、その次点の社用車DBが車両検索のために参照される構成を採用してもよい。或いは、サーバ2にセンサ5からのデータが到来した場合に、割込処理によって、社用車DBが更新されてもよい。
また、実施形態で説明した構成に変えて、図12及び図13に示す変形例の構成を採用してもよい。すなわち、図12に示すように、社用車の貸与を希望する従業員Yに関して、貸与要求の送信に用いる端末4と、認証情報を受信する携帯端末4A(端末4と異なる端末)とを使い分けてもよい。携帯端末4Aは、サーバ2とネットワーク1を介して通信可能である。
例えば、端末3及び端末4は、企業内で従業員間の連絡に用いられるグループウェアの操作に使用される固定端末である。これに対し、携帯端末4Aは、従業員Yが所持するスマートフォンである。貸与要求には、携帯端末4Aのネットワークアドレス(例えば、「その他」の情報に含まれる)が含まれ、従業員Yに車両10の貸与が決定された場合に、サーバ2は、ネットワークアドレスを用いて、携帯端末4Aに認証情報を送信する(図13のS9A参照)。従業員Yは、実施形態における端末4の代わりに、携帯端末4Aを車両10の電子キーとして動作させることができる。
なお、実施形態では、端末3は、車両情報の登録と、貸与の連絡、返却の連絡、及び返却の遅延又は遅延可能性を示す連絡の夫々の受信とを行う。これに対し、端末3の代わりに、従業員Xが車両情報の登録に用いる端末と、貸与の連絡、返却の連絡、返却の遅延又は遅延可能性を示す連絡を受信する端末とを使い分けてもよい。例えば、車両情報の登録に用いる端末は、企業が従業員Xに貸与する業務用の端末で、連絡を受ける端末は、従業員Xの個人所有の携帯端末であってもよい。
<その他>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、及びブルーレイディスク等)などから選ばれる、任意のタイプのディスクである。また、非一時的なコンピュータ可読媒体には、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、及び光学式カードなどから選ばれる、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・・ネットワーク
2・・・サーバ
3,4・・・端末
5・・・センサ
10・・・車両
11・・・駐車スペース
21・・・プロセッサ
22・・・記憶装置
23・・・通信インタフェース
24・・・入力装置
25・・・ディスプレイ

Claims (18)

  1. 情報処理装置が、
    企業の業務に使用される社用車の貸与要求を取得することと、
    前記貸与要求に応じた社用車を、前記企業の従業員が出勤に用いた自家用車であって、前記社用車として使用可能な自家用車の中から前記貸与要求に含まれた社用車の返却予定時刻より退勤時刻が遅い従業員の自家用車を選択することと、
    前記貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が前記社用車として貸与される場合に、前記貸与要求の要求元に前記選択された自家用車を利用可能にする可用化情報を供給することと、
    を含む情報処理方法。
  2. 前記情報処理装置は、前記貸与要求に応じた社用車を、前記企業の従業員が出勤に用いた自家用車のうち、前記社用車として利用可能な自家用車を駐車する駐車スペースに駐車中の自家用車の中から選択する、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記情報処理装置は、前記駐車スペースに設けられたセンサの出力に基づいて特定された前記駐車スペースに駐車中の自家用車を、前記貸与要求に応じた社用車の選択に使用する
    請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記情報処理装置は、前記貸与要求に応じた社用車の選択において、前記貸与要求に含まれた、車種、乗員数、色、及び動力タイプのうちの少なくとも1つに関する前記貸与要求の要求元の希望と合致する自家用車を選択する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記情報処理装置が、前記貸与要求の要求元が有する携帯端末に前記可用化情報を送信する
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記情報処理装置が、前記貸与要求の送信に用いた端末と異なる前記携帯端末に前記可
    用化情報を送信する
    請求項に記載の情報処理方法。
  7. 前記可用化情報は、前記携帯端末を前記社用車として貸与された自家用車の電子キーとして動作させる情報を含む
    請求項又はに記載の情報処理方法。
  8. 前記情報処理装置は、前記貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が前記社用車として貸与される場合に、前記選択された自家用車の所有者たる従業員に、貸与を示す情報を供給する
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  9. 前記情報処理装置は、前記社用車として貸与された自家用車の所有者たる従業員の退勤時刻以前の所定時刻までに、前記社用車として貸与された自家用車の返却を示す情報を取得した場合には、返却を示す情報を前記所有者たる従業員に供給し、そうでない場合には、返却の遅延又は返却の遅延の可能性を示す情報を前記所有者たる従業員に供給する
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  10. 情報処理装置が、
    企業の業務に使用される社用車の貸与要求を取得することと、
    前記貸与要求に応じた社用車を、前記企業の従業員が出勤に用いた自家用車であって、前記社用車として使用可能な自家用車の中から選択することと、
    前記貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が前記社用車として貸与される場合に、前記貸与要求の要求元に前記選択された自家用車を利用可能にする可用化情報を供給することと、
    を含み、
    前記情報処理装置は、前記社用車として貸与された自家用車の所有者たる従業員の退勤時刻以前の所定時刻までに、前記社用車として貸与された自家用車の返却を示す情報を取得した場合には、返却を示す情報を前記所有者たる従業員に供給し、そうでない場合には、返却の遅延又は返却の遅延の可能性を示す情報を前記所有者たる従業員に供給する
    情報処理方法。
  11. 企業の業務に使用される社用車の貸与要求を取得する処理と、前記貸与要求に応じた社用車を、前記企業の従業員が出勤に用いた自家用車であって、前記社用車として使用可能な自家用車の中から前記貸与要求に含まれた社用車の返却予定時刻より退勤時刻が遅い従業員の自家用車を選択する処理と、前記貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が前記社用車として貸与される場合に、前記貸与要求の要求元に前記選択された自家用車を利用可能にする可用化情報を供給する処理とを実行する処理部、
    を含む情報処理装置。
  12. 前記処理部は、前記貸与要求に応じた社用車を、前記企業の従業員が出勤に用いた自家用車のうち、前記社用車として利用可能な自家用車を駐車する駐車スペースに駐車中の自家用車の中から選択する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記処理部は、前記駐車スペースに設けられたセンサの出力に基づいて特定された前記駐車スペースに駐車中の自家用車を、前記貸与要求に応じた社用車の選択に使用する
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記処理部は、前記貸与要求に応じた社用車の選択において、前記貸与要求に含まれた
    、車種、乗員数、色、及び動力タイプのうちの少なくとも1つに関する前記貸与要求の要求元の希望と合致する自家用車を選択する
    請求項11から13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 企業の業務に使用される社用車の貸与要求を取得する処理と、前記貸与要求に応じた社用車を、前記企業の従業員が出勤に用いた自家用車であって、前記社用車として使用可能な自家用車の中から選択する処理と、前記貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が前記社用車として貸与される場合に、前記貸与要求の要求元に前記選択された自家用車を利用可能にする可用化情報を供給する処理と、を含む情報処理装置と、
    ネットワークを介して前記可用化情報を受信する前記貸与要求の要求元の携帯端末と、
    前記選択された自家用車の所有者たる従業員の端末であって、前記社用車として貸与された自家用車の所有者たる従業員の退勤時刻以前の所定時刻までに、前記社用車として貸与された自家用車の返却を示す情報を前記情報処理装置が取得した場合に、返却を示す情報を、ネットワークを介して前記情報処理装置から受信し、そうでない場合に、返却の遅延又は返却の遅延の可能性を示す情報を、前記ネットワークを介して前記情報処理装置から受信する端末と、
    を備える情報処理システム。
  16. 前記携帯端末は、前記貸与要求を前記情報処理装置に送信した端末と異なる
    請求項15に記載の情報処理システム。
  17. 前記可用化情報は、前記携帯端末を前記選択された自家用車の電子キーとして動作させる情報を含む
    請求項15又は16に記載の情報処理システム。
  18. 前記選択された自家用車の所有者たる従業員の端末であって、前記貸与要求に応じた社用車の選択において選択された自家用車が前記社用車として貸与される場合に、前記情報処理装置から送信された、貸与を示す情報を、ネットワークを介して受信する端末
    をさらに備える請求項15から17のいずれか一項に記載の情報処理システム。
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