JP2015036831A - 画像表示装置、および画像表示装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記憶媒体に格納された画像ファイルのうち、観衆に見せたくない画像ファイルが表示されてしまうのを防止することができる画像表示装置を提供する。
【解決手段】プロジェクター1に記憶媒体Mが装着されたことが検出されると(ステップS100)、記憶媒体Mに格納された情報ファイルFに基づくファイル名一覧の投写画像を表示する(ステップS106)。
【選択図】図4
【解決手段】プロジェクター1に記憶媒体Mが装着されたことが検出されると(ステップS100)、記憶媒体Mに格納された情報ファイルFに基づくファイル名一覧の投写画像を表示する(ステップS106)。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像を表示する画像表示装置、および画像表示装置の制御方法に関する。
従来、画像を表示する画像表示装置(例えばプロジェクター)において、画像入力端子に入力される外部の画像機器の画像データの他に、メモリーカードスロットに装着されたメモリーカード等の記憶媒体に格納されている画像ファイルの画像データに対応する画像を表示する機能を備えたものが知られている。このような画像表示装置では、パソコン等の機器を接続しなくても、メモリーカード上に格納された画像データに対応する画像を表示することができるので、プレゼンテーションなどにおいて役に立つ。
このような画像表示装置では、メモリーカード上に格納された画像ファイルの一覧を表示し、表示させたい画像ファイルを選択して画像データに対応する画像を表示する。
このとき、プレゼンテーションでは使わず表示しない画像ファイルも一覧に表示されるので、メモリーカードに多くの種類の画像ファイルが存在する場合、表示する画像ファイルを選択するための操作が煩雑になる場合があった。また、観衆には見せない画像ファイルも一覧に表示されてしまうので、ファイル名からどのような画像データが記憶媒体に存在するかを推測されてしまう虞があった。
そこで、文書画像ファイルにインデックス情報を表示して、ファイルの内容をわかりやすくすることにより、ファイルを選択しやすくする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このような画像表示装置では、メモリーカード上に格納された画像ファイルの一覧を表示し、表示させたい画像ファイルを選択して画像データに対応する画像を表示する。
このとき、プレゼンテーションでは使わず表示しない画像ファイルも一覧に表示されるので、メモリーカードに多くの種類の画像ファイルが存在する場合、表示する画像ファイルを選択するための操作が煩雑になる場合があった。また、観衆には見せない画像ファイルも一覧に表示されてしまうので、ファイル名からどのような画像データが記憶媒体に存在するかを推測されてしまう虞があった。
そこで、文書画像ファイルにインデックス情報を表示して、ファイルの内容をわかりやすくすることにより、ファイルを選択しやすくする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1のような画像表示装置では、画像を表示させたい画像ファイルは選択しやすくなるものの、一覧表に表示させたくない画像ファイルが表示されてしまうという問題は解決されなかった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る画像表示装置は、記憶媒体に格納された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置であって、前記画像ファイルのうち、前記記憶媒体に格納された情報ファイルにより指定された画像ファイルのファイル名一覧を表示させ、前記ファイル名一覧の中から選択された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示させる制御手段、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、記憶媒体に格納された画像ファイルのうち、記憶媒体に格納された情報ファイルにより指定された画像ファイルをファイル名一覧の画像として表示する。これにより、画像データに対応する画像を表示させたい画像ファイルが選択しやすくなるとともに、表示させない、観衆に見せたくない画像ファイルをファイル名一覧に表示させないようにすることができる。
[適用例2]上記適用例に記載の画像表示装置において、前記制御手段は、前記記憶媒体に前記情報ファイルの作成、および前記記憶媒体に格納された前記情報ファイルのファイル名の変更を行うことが好ましい。
本適用例によれば、記憶媒体に情報ファイルが存在しない場合に情報ファイルを作成することや、記憶媒体上の情報ファイルの内容を変更することができるので、プレゼンテーションの準備のときなどに予め記憶媒体上の画像ファイルのうち、表示させたい画像ファイルの指定、および指定する画像ファイルの変更が可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載の画像表示装置において、前記制御手段は、前記情報ファイルが格納されていない前記記憶媒体が当該画像表示装置に装着されたとき、前記情報ファイルを作成するか否かの確認画面を表示させることが好ましい。
本適用例によれば、情報ファイルが格納されていない記憶媒体が装着されたときに情報ファイルを作成するかどうかの確認画面が表示されるので、ユーザーに記憶媒体の画像ファイルのうち所望の画像ファイルを指定する情報ファイルを作成するかどうか確認させることができる。
[適用例4]本適用例に係る画像表示装置の制御方法は、記憶媒体に格納された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置の制御方法であって、前記記憶媒体に格納された画像ファイルのうち、前記記憶媒体に格納された情報ファイルにより指定された画像ファイルのファイル名一覧を表示させる一覧表示ステップと、前記ファイル名一覧の中から選択された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示させる制御ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、記憶媒体に格納された画像ファイルのうち、記憶媒体に格納された情報ファイルにより指定された画像ファイルをファイル名一覧の画像として表示する。これにより、表示させたい画像に対応する画像ファイルが選択しやすくなるとともに、表示させない、観衆に見せたくない画像ファイルをファイル名一覧に表示させないようにすることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態である画像表示装置としてのプロジェクターについて説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本実施形態のプロジェクター1の回路構成を、図1のブロック図を用いて説明する。
図1に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、データ読取書込手段27、データ処理手段28、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらは図示しない筐体の内部または外面に配置されている。
図1に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、データ読取書込手段27、データ処理手段28、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらは図示しない筐体の内部または外面に配置されている。
画像投写手段10は、表示手段に相当するものであり、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、変調された画像を投写レンズ13から投写することによってスクリーンSC等の投写面に投写画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ対応する液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ対応する液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成され、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能に構成されている。
液晶駆動手段14が、入力される画像データに応じた駆動電圧を各画素に印加すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素は、画像データに応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像データに応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
本実施形態では、光源として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、光源としてLED(Light emitting diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
制御手段20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶手段21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、複数の画像入力端子6および記憶媒体Mから、画像信号の入力元を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、各種設定を決定するための決定キー、設定中の画面を戻すためのエスケープキー等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、および消灯を切り替える。
画像信号入力手段18は、複数の画像入力端子6より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像信号(画像情報ともいう)、が入力される。また、画像信号入力手段18には、データ読取書込手段27およびデータ処理手段28を介して記憶媒体Mに格納された画像ファイルの画像情報が入力される。画像信号入力手段18に入力された画像信号は、制御手段20の指示に基づき、画像信号処理手段17に出力される。
ユーザーが入力操作手段23の入力切替キーを操作して所望の画像入力端子6の画像情報、または記憶媒体Mの画像情報を指定すると、制御手段20は指定された画像情報が画像信号処理手段17に出力されるよう、画像信号入力手段18に指示をする。なお、画像信号入力手段18は、無線通信や光通信などの受信部を備え、外部機器から無線によって信号を入力する構成にしてもよい。
データ読取書込手段27は、制御手段20の指示に基づいて、記憶媒体Mに格納されている画像ファイルや情報ファイルの読み込み、および情報ファイルの記憶媒体Mへの書き込みを行う。情報ファイルとは、記憶媒体Mに格納された画像ファイルのうち、指定された画像ファイルのファイル名の情報が盛り込まれたファイルのことをいう。また、データ読取書込手段27は、図示しないスロットに記憶媒体Mが装着されたことを検出し、制御手段20に通知する。
制御手段20は、データ読取書込手段27によりスロットに記憶媒体Mが装着されたことが検出されると、データ読取書込手段27に指示をし、記憶媒体Mに格納された画像ファイルの一覧を取得し、画像投写手段10により、ファイル名一覧を表示させる。このとき、制御手段20は、記憶媒体M内に情報ファイルが存在する場合、情報ファイル内で指定されている画像ファイルのみを一覧表示させる。一方、制御手段20は、記憶媒体M内に情報ファイルが存在しない場合、記憶媒体M内の全画像ファイルのファイル名を一覧表示させる。
次に制御手段20は、ファイル名一覧において選択された画像ファイルをデータ読取書込手段27によって読み込ませ、データ処理手段28によって出力する。
制御手段20は、データ読取書込手段27によりスロットに記憶媒体Mが装着されたことが検出されると、データ読取書込手段27に指示をし、記憶媒体Mに格納された画像ファイルの一覧を取得し、画像投写手段10により、ファイル名一覧を表示させる。このとき、制御手段20は、記憶媒体M内に情報ファイルが存在する場合、情報ファイル内で指定されている画像ファイルのみを一覧表示させる。一方、制御手段20は、記憶媒体M内に情報ファイルが存在しない場合、記憶媒体M内の全画像ファイルのファイル名を一覧表示させる。
次に制御手段20は、ファイル名一覧において選択された画像ファイルをデータ読取書込手段27によって読み込ませ、データ処理手段28によって出力する。
データ処理手段28は、制御手段20の指示に基づいて、データ読取書込手段27から入力される画像ファイル内の画像データをデコード(復号化)し、画像信号入力手段18に出力する処理等を行う。例えば、画像ファイルがJPEGファイルの場合、画像データをデコードし、画像を表示するための処理を施す。また、画像ファイルがPPTファイル(プレゼンテーションファイル)の場合、制御手段20の指示により指定されたページデータをデコードし、表示データを生成する。
画像信号処理手段17は、制御手段20の指示に基づき、画像信号入力手段18から入力される画像信号を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像データに変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R),緑(G),青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像データをOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像データにこのOSD画像データを合成する。OSD画像データが合成された画像データは、液晶駆動手段14に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像データを、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像データを、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14が、OSD処理手段16より入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、画像データに応じた画像が投写レンズ13より投写され、スクリーンSCの投写面に投写画像が表示される。
電源部31には、電源端子30を介してAC100V等の電力が外部から供給される。電源部31は、入力した電力(交流電力)を所定の直流電力に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
ここで、記憶媒体Mに格納されたファイルの表示の仕方について、その一例を図2を用いて説明する。
図2(a)は記憶媒体Mに格納されたファイルの一覧、同図(b)は情報ファイルFの記録内容、同図(c)は投写画像、をそれぞれ示す図である。そして同図(d)は情報ファイルが記憶媒体Mに格納されていない場合の投写画像を示す図である。
図2(a)に示すように、記憶媒体Mには6つのファイル「2013年度新製品.ppt」、「サンプル画像A.jpg」、「サンプル画像B.jpg」、「詳細解析データ.pdf」、「デモ用テスト画像.jpg」、「一覧情報.txt」が記録されている。この6つのファイルのうち、「一覧情報.txt」が情報ファイルFであり、残りの5つは画像ファイルである。
図2(a)は記憶媒体Mに格納されたファイルの一覧、同図(b)は情報ファイルFの記録内容、同図(c)は投写画像、をそれぞれ示す図である。そして同図(d)は情報ファイルが記憶媒体Mに格納されていない場合の投写画像を示す図である。
図2(a)に示すように、記憶媒体Mには6つのファイル「2013年度新製品.ppt」、「サンプル画像A.jpg」、「サンプル画像B.jpg」、「詳細解析データ.pdf」、「デモ用テスト画像.jpg」、「一覧情報.txt」が記録されている。この6つのファイルのうち、「一覧情報.txt」が情報ファイルFであり、残りの5つは画像ファイルである。
図2(b)に示すように、情報ファイルFには「2013年度新製品.ppt」、「サンプル画像A.jpg」、「デモ用テスト画像.jpg」の3つの画像ファイルが記されている。図2(c)に示すように、記憶媒体Mに格納された画像ファイルのうち、情報ファイルFに記された画像ファイルのファイル名一覧が投写画像G1として表示される。
一方、記憶媒体Mに情報ファイルFが存在しない場合、つまり指定された画像ファイルがない場合には、図2(d)に示すように、記憶媒体Mに格納された全画像ファイルのファイル名の一覧が投写画像G2として表示される。
一方、記憶媒体Mに情報ファイルFが存在しない場合、つまり指定された画像ファイルがない場合には、図2(d)に示すように、記憶媒体Mに格納された全画像ファイルのファイル名の一覧が投写画像G2として表示される。
図2(c)、および同図(d)に示すように、ファイル名一覧の投写画像G1,G2には画像ファイルのアイコンとファイル名とが表示される。ユーザーはこの投写画像G1,G2から入力操作手段23のカーソルキー、決定キー等を使って画像データを表示させたい画像ファイルを選択する。
そして、例えば、「2013年度新製品.ppt」が選択されると、この画像ファイルの画像データに対応する画像が投写される。
次に情報ファイルの作成、変更の手順について、図3を用いて説明する。
図3は、記憶媒体Mに格納された全画像ファイルのファイル名が表示された投写画像M2を示す図である。そして、図3において、ファイル名の前についている「○」または「●」は情報ファイルに保存するかどうかを示す記号であり、「○」は保存しない、「●」は保存する、ことを示す。また、ファイル名の先頭についている「→」は選択中のファイルを示す。
ユーザーはファイル名の一覧からカーソル上下キーにより「→」を移動させ、選択するファイルに対応する記号を「●」に反転させ、情報ファイルに保存させるファイルを決定する。
これらの操作を繰り返すことで、情報ファイルが作成される。また、「●」から「○」に反転させることで、選択したファイルを選択しないファイルに変更することができる。なお、図3で示された選択されたファイル一覧(「●」になっているファイル一覧)が図2(c)で示す投写画像G1として表示される。
図3は、記憶媒体Mに格納された全画像ファイルのファイル名が表示された投写画像M2を示す図である。そして、図3において、ファイル名の前についている「○」または「●」は情報ファイルに保存するかどうかを示す記号であり、「○」は保存しない、「●」は保存する、ことを示す。また、ファイル名の先頭についている「→」は選択中のファイルを示す。
ユーザーはファイル名の一覧からカーソル上下キーにより「→」を移動させ、選択するファイルに対応する記号を「●」に反転させ、情報ファイルに保存させるファイルを決定する。
これらの操作を繰り返すことで、情報ファイルが作成される。また、「●」から「○」に反転させることで、選択したファイルを選択しないファイルに変更することができる。なお、図3で示された選択されたファイル一覧(「●」になっているファイル一覧)が図2(c)で示す投写画像G1として表示される。
次に、本実施形態のプロジェクター1の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
図4に示すように、プロジェクター1に記憶媒体Mが装着されたことが検出されると(ステップS100)、制御手段20は、データ読取書込手段27に指示し、記憶媒体Mに格納されているファイルの情報を取得し(ステップS101)、ステップS102に遷移する。
図4に示すように、プロジェクター1に記憶媒体Mが装着されたことが検出されると(ステップS100)、制御手段20は、データ読取書込手段27に指示し、記憶媒体Mに格納されているファイルの情報を取得し(ステップS101)、ステップS102に遷移する。
ステップS102において制御手段20は、ステップS101において取得したファイルの情報に基づき、記憶媒体Mに情報ファイルFが格納されているか否かを調べる。情報ファイルFが格納されている場合(ステップS102:Y)にはステップS106に遷移する。情報ファイルFが格納されていない場合(ステップS102:N)には、ステップS103に遷移する。
ステップS103において、制御手段20は、図5に示す、情報ファイルFを作成するか否かをユーザーに問い合わせる確認の投写画像M1を表示させ、ステップS104に遷移する。
ステップS104において、制御手段20は、ステップS103において表示した投写画像M1に対して、情報ファイルFを作成する操作を受け付けたか、情報ファイルFを作成しない操作を受け付けたかを調べる。情報ファイルFを作成する操作を受け付けた場合(ステップS104:Y)にはステップS105に遷移する。情報ファイルFを作成しない操作を受け付けた場合(ステップS104:N)には、ステップS107に遷移する。
ステップS105において、制御手段20は、図3に示すように、記憶媒体Mに格納された全画像ファイルのファイル名が表示される投写画像M2を表示させる。そして、制御手段20は、ユーザーの入力操作手段23による指示に応じて情報ファイルFを作成し、ステップS106に遷移する。
ステップS106において、制御手段20は、情報ファイルFの記録内容に基づくファイル名一覧の投写画像G1(図2(c)参照)を画像投写手段10により表示させ、ステップS108に遷移する。ステップS106が一覧表示ステップに相当する。
ステップS107において、制御手段20は、記憶媒体Mに格納された全画像ファイルのファイル名一覧の投写画像G2(図2(d)参照)を画像投写手段10により表示させ、ステップS108に遷移する。
ステップS108において、制御手段20は、ファイル名一覧の投写画像から画像を表示させる画像ファイルをユーザーの入力操作によって選択し、ステップS109に遷移する。
ステップS109において、制御手段20は、ステップS108において選択した画像ファイルの画像データに対応する画像を画像投写手段10によって表示させ、ステップS110に遷移する。ステップS109が制御ステップに相当する。
ステップS110において、本動作フローを終了する。
上述した実施形態によれば、以下の効果を得られる。
本実施形態のプロジェクター1によれば、記憶媒体Mに格納された画像ファイルのうち、記憶媒体Mに格納された情報ファイルFにより指定された画像ファイルのファイル名一覧を投写画像G1として表示する。これにより、表示させたい画像に対応する画像ファイルを選択しやすくなるとともに、表示させない、観衆に見せたくない画像に対応する画像ファイルをファイル名一覧の投写画像G1に表示させないようにすることができる。
本実施形態のプロジェクター1によれば、記憶媒体Mに格納された画像ファイルのうち、記憶媒体Mに格納された情報ファイルFにより指定された画像ファイルのファイル名一覧を投写画像G1として表示する。これにより、表示させたい画像に対応する画像ファイルを選択しやすくなるとともに、表示させない、観衆に見せたくない画像に対応する画像ファイルをファイル名一覧の投写画像G1に表示させないようにすることができる。
また、制御手段20は、記憶媒体Mに情報ファイルFが存在しない場合に作成する、また記憶媒体M上の情報ファイルFの内容を変更することができるので、プレゼンテーションの準備のときなどに予め記憶媒体M上の画像ファイルのうち、表示させたい画像ファイルを指定、または指定する画像ファイルを変更することが可能となる。
また、情報ファイルFが格納されていない記憶媒体Mが装着されたときに情報ファイルFを作成するかどうかの投写画像M1が表示されるので、ユーザーに記憶媒体Mの画像ファイルのうち所望の画像ファイルを指定する情報ファイルFを作成するかどうか確認させることができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上述した実施形態において、複数の記憶媒体Mを識別する識別情報と、それぞれの記憶媒体Mに対応する情報ファイルFをプロジェクター1の記憶手段21に保存しておくようにしてもよい。これにより、記憶媒体Mに情報ファイルがなくても、記憶媒体Mを識別し、対応する情報ファイルFに基づく、ファイル名一覧の投写画像G1を表示させることができる。
(変形例1)
上述した実施形態において、複数の記憶媒体Mを識別する識別情報と、それぞれの記憶媒体Mに対応する情報ファイルFをプロジェクター1の記憶手段21に保存しておくようにしてもよい。これにより、記憶媒体Mに情報ファイルがなくても、記憶媒体Mを識別し、対応する情報ファイルFに基づく、ファイル名一覧の投写画像G1を表示させることができる。
(変形例2)
上述した実施形態では、プロジェクター1を画像表示装置として構成しているが、プロジェクター1に限らず、液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイのように、画像を表示する表示面そのものを備える装置を画像表示装置として構成してもよい。この構成の場合、表示面が表示手段に相当する。
上述した実施形態では、プロジェクター1を画像表示装置として構成しているが、プロジェクター1に限らず、液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイのように、画像を表示する表示面そのものを備える装置を画像表示装置として構成してもよい。この構成の場合、表示面が表示手段に相当する。
1…プロジェクター、6…画像入力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、20…制御手段、21…記憶手段、22…光源制御手段、23…入力操作手段、27…データ読取書込手段、28…データ処理手段、30…電源端子、31…電源部、M…記憶媒体、F…情報ファイル、SC…スクリーン。
Claims (4)
- 記憶媒体に格納された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置であって、
前記画像ファイルのうち、前記記憶媒体に格納された情報ファイルにより指定された画像ファイルのファイル名一覧を表示させ、前記ファイル名一覧の中から選択された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示させる制御手段、を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記制御手段は、前記記憶媒体に前記情報ファイルの作成、および前記記憶媒体に格納された前記情報ファイルのファイル名の変更を行うことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像表示装置において、
前記制御手段は、前記情報ファイルが格納されていない前記記憶媒体が当該画像表示装置に装着されたとき、前記情報ファイルを作成するか否かの確認画面を表示させることを特徴とする画像表示装置。 - 記憶媒体に格納された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示する表示手段を備えた画像表示装置の制御方法であって、
前記記憶媒体に格納された画像ファイルのうち、前記記憶媒体に格納された情報ファイルにより指定された画像ファイルのファイル名一覧を表示させる一覧表示ステップと、
前記ファイル名一覧の中から選択された画像ファイルの画像データに対応する画像を表示させる制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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