JP2015034624A - 歯車伝動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯車伝動装置のサイズをコンパクトにする。
【解決手段】歯車伝動装置100は、歯車構造体52と、複数のモータ36,60を備えている。歯車構造体52は、複数のクランクシャフト14と、偏心回転歯車と、自転歯車を備えている。各々のクランクシャフト14には、モータ36又はモータ60が取り付けられている。複数のモータ36,60のうちの少なくとも1個が第1モータ36であり、複数のモータ36,60のうちの少なくとも1個が第2モータ60である。第2モータ60は、軸方向の長さが第1モータ36より短い。
【選択図】図2

Description

本明細書は、歯車伝動装置に関する技術を開示する。特に、複数のクランクシャフトを備える歯車伝動装置に関する。
出力軸に対して偏心回転する偏心回転歯車を用いた歯車伝動装置が知られている。このような歯車伝動装置では、複数のクランクシャフトを偏心回転歯車に係合させることがある。特許文献1には、全てのクランクシャフトにモータが取り付けられている歯車伝動装置が開示されている。また、特許文献1の歯車伝動装置は、複数のクランクシャフトのうちの1個にエンコーダが取り付けられている。
特開2011−147223号公報
特許文献1の技術では、全てのクランクシャフトをモータで駆動することにより、外歯歯車とクランクシャフトとの間でバックラッシュが生じることを防止することができる。具体的には、クランクシャフト同士の間で位相差が生じることを防止することができる。しかしながら、全てのクランクシャフトにモータを取り付けるので、エンコーダを取り付けることにより、歯車伝動装置の軸方向の長さが長くなることが避けられない。本明細書は、複数のクランクシャフトを備える歯車伝動装置において、クランクシャフト同士の間で位相差が生じることを防止しながら、歯車伝動装置のサイズをコンパクトにする技術を提供する。
本明細書で開示する歯車伝動装置は、歯車構造体と、その歯車構造体を駆動する複数のモータを備えている。歯車構造体は、複数のクランクシャフトと、偏心回転歯車と、偏心回転歯車に対して相対的に回転する自転歯車を備えている。クランクシャフトは、偏心体を備えている。各々のクランクシャフトには、上記モータが取り付けられている。偏心回転歯車は、クランクシャフトに設けられている偏心体に係合している。自転歯車は、偏心回転歯車と異なる歯数を有しているとともに偏心回転歯車と噛み合っている。本明細書で開示する歯車伝動装置では、複数のモータのうちの少なくとも1個が第1モータであり、複数のモータのうちの少なくとも1個が第2モータである。第2モータは、軸方向の長さが第1モータより短い。
上記の歯車伝動装置によると、モータが全てのクランクシャフトに連結されているので、クランクシャフト同士の間で位相差が生じることを防止することができる。また、第2モータの軸方向の長さが第1モータの軸方向長さより短いので、第2モータとクランクシャフトの合計の長さが、第1モータとクランクシャフトの合計の長さより短い。第2モータを取り付けたクランクシャフトにエンコーダ等を取り付けることにより、第1モータを取り付けたクランクシャフトにエンコーダ等を取り付けるよりも歯車伝動装置の軸方向の長さを短くすることができる。
なお、本明細書で開示する技術は、単に軸方向長さの短いモータを用いることではない。軸方向長さの短いモータは、典型的に出力トルクが小さい。そのため、全てのモータの軸方向長さを短くすると、歯車伝動装置の出力トルクが低下する。本明細書で開示する技術は、1個の歯車伝動装置において、軸方向長さが異なる複数種類のモータ(少なくとも、第1モータ,第2モータ)を用いることである。それにより、歯車伝動装置の出力トルクが低下することを抑制しつつ、歯車伝動装置のサイズを小さくすることができる。
実施例の歯車伝動装置の断面図を示す。 実施例の歯車伝動装置の別の角度の断面図を示す。 クランクシャフト及びモータの配置状態を説明する図を示す。
以下、本明細書で開示する実施例の技術的特徴の幾つかを記す。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
複数のモータのうちの1個が第2モータ(第1モータより軸方向長さが短いモータ)であり、他のモータは第1モータであってもよい。典型的に、第1モータは、第2モータより出力トルクが大きい。第2モータの数を最小限に留めることによって、歯車伝動装置の出力トルクを、より大きくすることができる。
全てのモータが電気的に直列に接続されていてもよい。全てのモータを直列に接続することにより、いずれかのモータの配線(巻線)が断線したときに、全てのモータが停止する。いずれかのモータが断線して入力トルク(モータの出力トルク)が低下した状態で歯車伝動装置が駆動し続けることを防止することができる。なお、モータが多相モータの場合、「モータが電気的に直列に接続されている」とは、各相の巻線が直列に接続されていることを意味する。例えば、U相,V相及びW相を有する3相モータを3個直列に接続する場合、U相の巻線が3個のモータで直列に接続されており、V相の巻線が3個のモータで直列に接続されており、W相の巻線が3個のモータで直列に接続されている。この場合、1個目及び2個目のモータではU相,V相及びW相を結線しないで、3個目のモータでU相,V相及びW相を結線する。
実施例では、複数のクランクシャフトが外歯歯車に係合しており、外歯歯車が偏心回転する歯車伝動装置について説明する。実施例の歯車伝動装置では、内歯歯車が、外歯歯車と噛み合いながら外歯歯車に対して相対的に回転する。本明細書で開示する技術は、複数のクランクシャフトが内歯歯車に係合しており、内歯歯車が偏心回転するタイプの歯車伝動装置に適用することもできる。この場合、外歯歯車が、偏心回転する内歯歯車と噛み合っており、内歯歯車に対して相対的に回転する。また、実施例では、3個のクランクシャフトが外歯歯車に係合している例を説明する。しかしながら、クランクシャフトの数は、2個でもよいし、4個以上でもよい。
歯車伝動装置100について説明する。歯車伝動装置100は、3個のクランクシャフト14a、14b及び14cを備えている。図1は、クランクシャフト14aの断面が現れ、クランクシャフト14b及び14cの断面が現れない場所を示している。図2は、クランクシャフト14a及び14bの断面が現れ、クランクシャフト14cの断面が現れない場所を示している。なお、図2では、図面の明瞭化のために、図1に付した参照番号の幾つかを省略している。クランクシャフト14a、14b及び14cの軸線40a,40b及び40cは、歯車伝動装置100の軸線42からオフセットした位置で、軸線42に平行に延びている。
図3に示すように、クランクシャフト14a、14b及び14cは、軸線42の周りに等間隔に配置されている。すなわち、軸線40a−軸線42−軸線40bを結んだ角度,軸線40b−軸線42−軸線40cを結んだ角度及び軸線40c−軸線42−軸線40aを結んだ角度は、各々120°である。クランクシャフト14aにモータ36aが取り付けられており、クランクシャフト14bにモータ60が取り付けられており、クランクシャフト14cにモータ36cが取り付けられている。モータ36a、36cは第1モータの一例であり、モータ60は第2モータの一例である。なお、モータ36a、36cは、同一の構造である。
クランクシャフト14bには、エンコーダ70が取り付けられている。なお、エンコーダ70は、クランクシャフト14a及び14cには取り付けられていない。以下の説明では、モータ36a、36cを、単にモータ36と称することがある。また、クランクシャフト14a、14b及び14cを、単にクランクシャフト14と称することがある。
図1及び図2に示すように、歯車伝動装置100は、歯車構造体52と複数のモータ(第1モータ36a、36c,第2モータ60)を備えている。歯車構造体52は、クランクシャフト14と、2個の外歯歯車24と、内歯歯車22を備えている。クランクシャフト14aには第1モータ36が取り付けられており、クランクシャフト14bには第2モータ60が取り付けられており、クランクシャフト14cには第1モータ36が取り付けられている(図3を参照)。外歯歯車24は偏心回転歯車の一例であり、内歯歯車22は自転歯車の一例である。
図1を参照し、歯車伝動装置100の具体的な構造を説明する。クランクシャフト14は、2個の偏心体10を備えている。2個の偏心体10は、クランクシャフト14の軸線40に対して互いに反対方向に偏心している。外歯歯車24が、円筒ころ軸受26を介して、各々の偏心体10に係合している。そのため、クランクシャフト14が回転すると、偏心体10が軸線40の周りを偏心回転し、外歯歯車24が内歯歯車22と噛み合いながら偏心回転する。
クランクシャフト14は、一対の軸受16によって、キャリア4に回転可能に支持されている。歯車構造体52では、一対の軸受16として、円錐ころ軸受を用いている。一対の軸受16によって、クランクシャフト14は、キャリア4に対してアキシャル方向及びラジアル方向への移動が規制されている。また、キャリア4は、一対の軸受46によって、ケース20に支持されている。歯車構造体52では、一対の軸受46として、アンギュラ玉軸受が用いられている。一対の軸受46によって、キャリア4は、ケース20に対してアキシャル方向及びラジアル方向への移動が規制されている。
ケース20の内周面に、複数の内歯ピン18が配置されている。各々の内歯ピン18は、軸線42の周りに等間隔に配置されている。ケース20と内歯ピン18によって、内歯歯車22が形成されている。内歯歯車22には、外歯歯車24が噛み合っている。内歯歯車22の歯数(内歯ピン18の数)は、外歯歯車24の歯数と異なる。歯車構造体52では、内歯歯車22の歯数は、外歯歯車24の歯数より1個多い。
外歯歯車24は、内歯歯車22と噛み合いながら偏心回転する。外歯歯車24が偏心回転すると、外歯歯車24と内歯歯車22の歯数差に応じて、外歯歯車24が内歯歯車22に対して相対的に回転する。キャリア4はクランクシャフト14を介して外歯歯車24を支持しており、ケース20は内歯歯車22の一部を構成している。そのため、外歯歯車24が内歯歯車22に対して相対的に回転すると、キャリア4がケース20に対して相対的に回転する。歯車構造体52では、キャリア4をベース(図示省略)に固定し、被回転部材2をケース20に固定する。そのため、外歯歯車24が偏心回転する(クランクシャフト14が回転する)と、被回転部材2がベースに対して回転する。なお、軸線42は、ケース20(内歯歯車22)の回転軸ということもできる。
キャリア4は、第1部材4aと第2部材4cを備えている。第1部材4aは、柱状部4bを備えている。柱状部4bは、第1部材4aから第2部材4cに向けて延びており、外歯歯車24に形成されている貫通孔を通過している。柱状部4bは、ボルトによって、第2部材4cに固定されている。テーパーピン48によって、第1部材4aと第2部材4cが位置決めされている。
キャリア4(第1部材4a,第2部材4c)の中央部に、軸線42に沿って延びている貫通孔が形成されている。キャリア4の貫通孔内に、筒体6が配置されている。筒体6の一端は第1部材4aに固定されており、他端は第2部材4cに固定されている。筒体6に形成されている貫通孔8は、キャリア4の貫通孔に連通している。すなわち、歯車伝動装置100の中央部に、軸線42に沿って延びている貫通孔が設けられている。
第2部材4cには、モータ36、60が固定されている(図2も参照)。第1モータ36は、ロータ34とステータ30を備えている。ロータ34は、クランクシャフト14に固定されている。ロータ34の表面には、永久磁石32が取り付けられている。ステータ30は、キャリア4の第2部材4cに固定されている。ステータ30は巻線を備えており、巻線には電源(図示省略)からの電流が流れる。第2モータ60は、ロータ66とステータ62を備えている。ロータ66は、クランクシャフト14に固定されている。ロータ66の表面には、永久磁石64が取り付けられている。ステータ62は、キャリア4の第2部材4cに固定されている。ステータ62は巻線を備えており、巻線には電源(からの電流が流れる。
歯車伝動装置100では、第1モータ36と第2モータ60が直列に接続されている。具体的には、第1モータ36の巻線と、第2モータ60の巻線が繋がっている。そのため、1個の電源から供給された電流が、第1モータ36及び第2モータ60を流れる。
図2及び図3に示すように、3個のクランクシャフト14(14a,14b及び14c)のうち、第2モータ60は、クランクシャフト14bにだけ取り付けられている。他のクランクシャフト14(14a及び14c)には、第1モータ36が取り付けられている。また、クランクシャフト14bにはエンコーダ70が取り付けられており、クランクシャフト14a及び14cにはエンコーダ70が取り付けられていない。
図2に示すように、軸線42方向において、第2モータ60の長さL60は、第1モータ36の長さL36より短い。そのため、クランクシャフト14bにエンコーダ70を取り付けることによって、クランクシャフト14a(又はクランクシャフト14c)にエンコーダ70を取り付けるよりも、歯車伝動装置100の軸線42方向の長さを短くすることができる。すなわち、第2モータ60が取り付けられるクランクシャフト14bに選択的にエンコーダ70を取り付けることにより、歯車伝動装置100の軸線42方向の長さが長くなることを防止することができる。
歯車伝動装置100の利点を説明する。上記したように、歯車伝動装置100では、軸方向長さの異なる2種のモータ(第1モータ36,第2モータ60)を用意し、軸方向長さの短いモータ(第2モータ60)が取り付けられるクランクシャフト(クランクシャフト14b)にエンコーダ70を取り付ける。その結果、コンパクトな歯車伝動装置を実現することができる。また、歯車伝動装置100では、全てのクランクシャフト14にモータ(第1モータ36,第2モータ60)が取り付けられている。そのため、歯車伝動装置100を駆動しているときに、クランクシャフト14と外歯歯車24の間でバックラッシュが生じることを防止することができる。換言すると、全てクランクシャフト14の位相を揃えることができる。
歯車伝動装置100では、2個の第1モータ36と1個の第2モータ60が用いられている。上記したように、第1モータ36の軸方向長さL36は、第2モータ60の軸方向長さL60より長い。すなわち、第1モータ36は、第2モータ60よりサイズが大きい。典型的に、サイズが大きいモータは、出力トルクが大きい。歯車伝動装置100では、出力トルクが大きなモータ(第1モータ36)を、出力トルクが小さなモータ(第2モータ60)よりも多く用いている。より具体的には、歯車伝動装置100では、出力トルクが小さなモータ(第2モータ60)の数を最小(1個)にしている。それにより、コンパクトでありながら出力トルクが大きな歯車伝動装置を実現している。
歯車伝動装置100では、第1モータ36及び第2モータ60が、1個の電源に直列に接続されている。そのため、モータ36,60の間で位相差が生じることを防止することができる。また、歯車伝動装置100は、1個のコントローラで複数のモータを駆動することができる。なお、全てのクランクシャフト14の位相が揃っているので、1個のクランクシャフト14(クランクシャフト14b)にエンコーダ70を取り付けるだけで、全てのクランクシャフト14の回転角を検出することができる。
オイルシール44,50が、一対の軸受46の外側で、ケース20とキャリア4の間に配置されている。オイルシール44がケースと20と第1部材4aの間に配置されており、オイルシール50がケースと20と第2部材4cの間に配置されている。また、オイルシール28及びキャップ12が、一対の軸受16の外側で、クランクシャフト14とキャリアの間に配置されている。オイルシール28がクランクシャフト14と第2部材4cの間に配置されており、キャップ12が、第1部材4aに設けられている孔(軸受16によってクランクシャフト14を支持するための孔)に取り付けられている。オイルシール44,50,28及びキャップ12によって、歯車伝動装置100の内部の潤滑剤が歯車伝動装置100の外部に漏れることを防止している。なお、第1部材4aと筒体6,及び第2部材4cと筒体6の間にはOリングが配置されており、歯車伝動装置100の内部の潤滑剤が歯車伝動装置100の中央の貫通孔内に漏れることを防止している。
上記実施例では、3個のクランクシャフト14と3個のモータ(第1モータ36,第2モータ60)を備える歯車伝動装置100について説明した。クランクシャフト及びモータの数は、上記実施例に限定されない。本明細書で開示する技術は、複数のクランクシャフトを備え、各々のクランクシャフトにモータが取り付けられている全ての歯車伝動装置に適用することができる。重要なことは、複数のモータのうちの少なくとも1個のモータとして、他のモータより軸方向長さが短いモータを用いることである。
上記実施例では軸方向長さが短いモータ(第2モータ)を取り付けたクランクシャフトに、エンコーダを取り付ける例について説明した。しかしながら、第2モータ用いることによって生じたスペースに他の部品(例えば、ブレーキ)を取り付けてもよい。また、第1モータ及び第2モータに加え、軸方向長さが第1モータ及び第2モータと異なる第3モータを用いてもよい。例えば、第1モータより軸方向長さが短く、第2モータより軸方向長さが長い第3モータを用いてもよい。この場合、第3モータを取り付けたクランクシャフトに、エンコーダとは異なる部品を取り付けてもよい。
上記実施例では、第1モータ及び第2モータの双方がラジアルギャップモータである。しかしながら、第1モータ及び第2モータとして、アキシャルギャップモータを用いてもよい。あるいは、第1モータはラジアルギャップモータとして、第2モータはアキシャルギャップモータとしてもよい。アキシャルギャップモータは、ラジアルギャップモータよりも軸方向長さを短くしやすい。歯車伝動装置の軸方向長さが長くなることを一層抑制することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:偏心体
14:クランクシャフト
22:自転歯車(内歯歯車)
24:偏心回転歯車(外歯歯車)
36:第1モータ
52:歯車構造体
60:第2モータ
100:歯車伝動装置

Claims (3)

  1. 歯車構造体と、その歯車構造体を駆動する複数のモータと、を備えている歯車伝動装置であり、
    歯車構造体は、
    偏心体が設けられているとともに、前記モータが取り付けられている複数のクランクシャフトと、
    前記偏心体に係合している偏心回転歯車と、
    偏心回転歯車と異なる歯数を有しているとともに偏心回転歯車と噛み合っており、偏心回転歯車に対して相対的に回転する自転歯車と、を備えており、
    複数のモータのうちの少なくとも1個が第1モータであり、
    複数のモータのうちの少なくとも1個が第2モータであり、
    第2モータは、軸方向の長さが第1モータより短い歯車伝動装置。
  2. 複数のモータのうちの1個が第2モータであり、他のモータは第1モータである請求項1に記載の歯車伝動装置。
  3. 全てのモータが電気的に直列に接続されている請求項1又は2に記載の歯車伝動装置。
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