JP2015033353A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業機の昇降応答性やエネルギー効率を向上できる作業車両を提供する。
【解決手段】トラクタ1の後部に作業機11を装着して昇降するための作業機装着装置20と、作業機装着装置20に連結して昇降回動する左右のリフトアーム25R・25Lと、左右のリフトアーム25R・25Lのアーム軸25a・25aに減速機31R・31Lを介して連結される左右の電動昇降モータ32R・32Lと、前記減速機31R・31Lに設けられるブレーキ33R・33Lと、ブレーキアクチュエータ36R・36Lと、左右のリフトアーム25R・25Lの回動角度を検知する角度センサ34R・34Lと、傾斜角度検知手段となる傾斜センサ44と、リフトアーム25R・25Lの回動角度設定手段となる作業機高さ設定手段45と、制御手段となる制御回路40とを備え、制御手段は前記電動昇降モータを作動して作業機11の高さと傾斜角度を同時に設定値に制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、作業車両としてのトラクタの後部に作業機装着装置を介して作業機を装着し、該作業機を電動モータの駆動により昇降可能とする技術に関する。
従来、トラクタの後部に作業機装着装置を介して作業機を装着しており、該作業機装着装置のリフトアームはアーム軸にウオームホイールを固設し、該ウオームホイールはウオームと歯合され、該ウオームは駆動モータの出力軸に固設されていた。そして、リフトアームの回動角度は角度センサにより検知されて、制御回路により設定角度となるように制御されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−43205号公報
前記従来の技術では、電動駆動モータの出力軸にウオーム歯車機構を連結していたので、上昇させるときも、下降させるときも、電動駆動モータを駆動しなければならず、電気エネルギーを消費し、エネルギー効率が悪くなっていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、作業機を下降させる場合には回生を行えるようにするとともに、左右のリフトアームを別々のモータで駆動できるようにして、傾斜シリンダをなくして、コンパクトな構成で、エネルギー効率を高くできる作業車両を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、トラクタの後部に作業機を装着して昇降するための作業機装着装置と、作業機装着装置に連結して昇降回動する左右のリフトアームと、左右のリフトアームのアーム軸に減速機を介して連結される左右の電動昇降モータと、前記減速機に設けられるブレーキと、ブレーキアクチュエータと、左右のリフトアームの回動角度を検知する回動角度検出手段と、傾斜角度検知手段と、リフトアームの回動角度設定手段と、制御手段とを備え、制御手段は前記電動昇降モータを作動して作業機の高さと傾斜角度を同時に設定値に制御するものである。
請求項2においては、前記電動昇降モータには電力変換部を介してバッテリと接続し、作業機の下降時には電力を回生するものである。
請求項3においては、前記制御手段は、作業機が設定高さに下がらないときは、電動昇降モータを下降側に駆動してリフトアームを下降回動させるものである。
以上のような手段を用いることにより、油圧シリンダや油圧切換バルブや油圧配管等をなくすことができて直接リフトアームを回動することができ、また、ウオーム歯車機構により作業機を昇降する場合にくらべて、エネルギー回生が可能となり、コンパクトでエネルギー効率のよい昇降装置を提供できる。
トラクタの全体側面図。 作業機の側面図。 同じく平面図。 作業機装着装置にプラウを装着した側面図。 リフトアーム昇降駆動部の制御ブロック図。 リフトアームを電動シリンダでアシストする実施例の側面図。 電動シリンダで作業機を左右スライドさせる実施形態の平面図。
まず、図1より作業車両の一例としてトラクタ1の全体構成について説明する。
ボンネット2内にエンジン3が内設され、該ボンネット2の後部にステアリングハンドル4が設けられ、該ステアリングハンドル4後方に運転席5が配設されている。
前記エンジン3の後部にはクラッチハウジング19を介してミッションケース6と連設され、該ミッションケース6の両側にリアアクスルケース8・8が連設される。該リアアクスルケース8・8には車軸を介して後輪10・10が支承され、前記エンジン3を支持するフロントフレームにはフロントアクスルケース7が支持され、該フロントアクスルケース7の両側に前輪9・9が支承される。
また、トラクタ1の後部には、作業機装着装置20が配置され、該作業機装着装置20に作業機を装着して作業を可能としている。作業機装着装置20は本実施形態では3点リンク式としているが、2点リンク式であってもよく限定するものではない。
作業機装着装置20は、図2、図3に示すように、トップリンク21と左右のロアリンク22・22からなる。トップリンク21はその前端が前記ミッションケース6後面に固設したトップリンクブラケット23に枢支され、ロアリンク22・22の前端はミッションケース6(またはリアアクスルケース8・8)に枢支され、トップリンク21の後部およびロアリンク22・22の後部は簡易ヒッチ27に枢支される。簡易ヒッチ27は半円状に構成され、上部左右中央が作業機11のトップマスト12に係止され、簡易ヒッチ27の左右両側が作業機11の支持ステー60・60に枢支されている。なお、簡易ヒッチ27を取り付けることなく、トップリンク21の後部をトップマスト12に枢支し、ロアリンク22・22の後部を支持ステー60・60に枢支する構成とすることもできる。
前記トップリンク21は図4に示すように、電動シリンダ21aにより構成し伸縮可能とすることができる。つまり、作業機11の前後傾きを運転席の操縦部のスイッチ等の操作で調節することができる。例えば、作業機装着装置20に作業機としてプラウ29を装着した場合には、下降した作業時に電動シリンダ21aを縮小すると、後部が持ち上げられすき込み深さが深くなり、電動シリンダ21aを伸長させると、浅くすき込むことができる。更に、電動シリンダ21aを制御回路40と接続し、牽引力検知手段を制御回路40と接続することで、電動シリンダ21aを伸縮して牽引力を一定に制御することで、すき込み深さを一定に保持するように制御することができる。
また、作業機としてロータリ耕耘装置を装着した場合には、ロータリ耕耘装置を上昇させた状態で電動シリンダ21aを縮小すると、ロータリ耕耘装置の後端が更に上昇し、後端の位置は前方に移動し、全長を短くして旋回半径を小さくできる。逆に、電動シリンダ21aを伸長させると、ロータリ耕耘装置は略姿勢を変えずに略平行に昇降することができる。
作業機11を、図2、図3に示すように、ロータリ耕耘装置とした場合、ロータリ耕耘装置は前部の左右中央にギヤケース51が配置され、ギヤケース51の前面より入力軸を前方に突出し、ユニバーサルジョイントを介して、ミッションケース6の後面より突出したPTO軸13と連結して動力を作業機11に伝達可能としている。前記ギヤケース51の左右両側からビーム52R・52Lを側方に突設し、ビーム52Lの他端にチェーンケース53の上部が固設され、ビーム52Rの他端にサイドサポート54の上部が固設される。チェーンケース53とサイドサポート54の下部間に耕耘爪軸55が横架されて回転可能とし、該耕耘爪軸55上に複数の耕耘爪56・56・・・が稙設される。耕耘爪56.56・・・の先端回動軌跡の上方は耕耘カバー57により覆われている。耕耘カバー57は耕耘爪軸55を中心に前後回動自在に支持され、電動シリンダ63を伸縮させることにより耕耘カバー57を所望の位置に回動可能としている。耕耘カバー57の後部にはリヤカバー58が上下回動自在に支持され、該リヤカバー58は耕深制御するためのセンサとなっており、リヤカバー58の回動角はリヤカバーセンサ59により検知できるようにしている。
前記ギヤケース51の上部には前記トップマスト12の下部が枢支され、ギヤケース51の左右両側方に突出したビーム52R・52Lに支持ステー60・60が前後方向に固設されて、該支持ステー60・60の前部に前記簡易ヒッチ27の下部が支持される。このトップマスト12の前上部と支持ステー60・60前部は、簡易ヒッチ27により簡単に着脱できるようにしている。前記支持ステー60の後部にはデプスフレーム61の前部が枢支される。該デプスフレーム61と前記トップマスト12後部との間にはデプスフレーム61の高さ調節手段62が介装されている。
前記高さ調節手段62はハンドルを回す等の手動で伸縮させデプスフレーム61の高さを調節できるが、本実施形態では高さ調節手段62を電動シリンダにより構成しており、スイッチ等の操作で容易に高さを調節するように構成している。例えば、デプスフレーム61に畝立て機を装着した場合には、電動シリンダを伸縮することで、成形する畝の高さを調節することが可能となる。
前記ミッションケース6の上面には昇降駆動部30が設けられる。図5に示すように、昇降駆動部30は左右のリフトアーム25R・25Lと減速機31R・31Lと電動昇降モータ32R・32Lとブレーキ33R・33Lと回動角度検知手段となる角度センサ34R・34Lとを備える。減速機31R・31Lとブレーキ33R・33Lは減速ギヤケース35内に収納され、減速ギヤケース35の左右側面からリフトアーム25R・25Lのアーム軸25a・25aが突出され、該アーム軸25a・25aにリフトアーム25R・25Lの基部が固設されて後方に突出される。
減速機31R・31Lは複数段の減速歯車列からなり、電動昇降モータ32R・32Lの出力軸から複数段減速されてリフトアーム25R・25Lのアーム軸25a・25aに伝達され、リフトアーム25R・25Lを上下回動可能としている。なお、減速機31R・31Lは平歯車とベベルギヤにより構成しているが、遊星歯車機構を用いてもよく、段数も限定するものではない。
電動昇降モータ32R・32Lはモータジェネレータで構成してモータとしても発電機としても作動させることができるようにしている。電動昇降モータ32R・32Lは、電力変換部42と接続され、電力変換部42はバッテリ43と制御回路40と接続されている。作業機11を上昇させるときにはバッテリ43から電力を供給してモータとして作動し、作業機11を下降させる時には、発電機として発電電力をバッテリ43に供給して充電するようにしている。
前記アーム軸25a・25a上にはブレーキ33R・33Lが設けられている。ブレーキ33R・33Lはアーム軸25a・25a上に固設されるブレーキディスク37R・37Lと、ブレーキディスク37R・37Lの両側に配置される摩擦板38R・38Lと、摩擦板38R・38Lをブレーキディスク37R・37Lに押圧させて制動するブレーキアクチュエータ36R・36Lとからなる。アーム軸25a・25aの外側端に角度センサ34R・34Lが設けられ、リフトアーム25R・25Lの回動角を検知できるようにしている。
図2、図3に示すように、前記リフトアーム25R・25Lは後方に突出され、該リフトアーム25R・25Lの後部にリフトリンク26・26の上端が枢支されている。リフトリンク26・26の下端は前記ロアリンク22・22の前後中途部に枢支されている。
図5に示すように、前記電動昇降モータ32R・32Lとブレーキ33R・33Lを制動するブレーキアクチュエータ36R・36Lと角度センサ34R・34Lとトラクタ1本機(または作業機)に設けて傾斜角度を検知する傾斜センサ44と作業機高さ設定手段45と作業機傾斜角度設定手段46と昇降スイッチ48は、制御回路40と接続される。
このような構成において、運転席5の側部に設けた昇降スイッチ48を上昇操作すると、ブレーキアクチュエータ36R・36Lがオフとなり、電動昇降モータ32R・32Lが駆動されてリフトアーム25R・25Lが上昇回動される。リフトアーム25R・25Lが上昇回動されることにより、リフトリンク26・26を介してロアリンク22・22が上昇回動されて作業機11を上昇させることができる。
昇降スイッチ48を中立に戻すと、電動昇降モータ32R・32Lの駆動が停止され、ブレーキアクチュエータ36R・36Lがオンとなり、リフトアーム25R・25Lの回動が停止されて、作業機11はその高さ位置に保持される。
昇降スイッチ48を下降操作すると、ブレーキアクチュエータ36R・36Lがオフとなり、作業機11の自重によりリフトアーム25R・25Lが下降回動される。この時、電動昇降モータ32R・32Lは発電機として作動し回生され、バッテリ43に充電される。なお、作業機11の下降速度が速い場合はブレーキアクチュエータ36R・36Lを作動させるようにすることも可能である。
作業機11が地面に接地した後において、さらに、昇降スイッチ48を下降操作すると、ブレーキアクチュエータ36R・36Lはオフとなり、電動昇降モータ32R・32Lは下降回動され、リフトアーム25R・25Lが更に下降回動するようにしている。例えば、サブソイラを装着したときには、深く突き刺すことが可能となる。
また、ロータリ耕耘装置により耕耘作業するときに、耕深制御を行う場合、作業機高さ設定手段45により耕深を設定し、作業開始位置でロータリ耕耘装置を下降して耕耘作業を行う。この時作業機高さ設定手段45の値とリヤカバーセンサ59の検出値を比較し、一致しているとブレーキアクチュエータ36R・36Lを作動させてその深さを維持し、リヤカバーセンサ59の検出値(耕深)が設定高さよりも低い場合(耕深が深い場合)、ブレーキアクチュエータ36R・36Lをオフとして、電動昇降モータ32R・32Lを駆動して作業機11を設定高さまで上昇させる。また、リヤカバーセンサ59の検出値が設定高さより高い場合(耕深が浅い場合)には、ブレーキアクチュエータ36R・36Lをオフとして作業機11を自重により設定高さまで下降させる。但し、圃場が硬く自重で下降しない場合は電動昇降モータ32R・32Lを逆転駆動して作業機11を設定高さまで下降させる。
また、本実施形態では、傾斜制御(水平制御)を行うことも可能である。つまり、傾斜制御を行う場合には、傾斜センサ44をトラクタ1に装着する。但し、作業機11に傾斜センサ44を装着することも可能であり限定するものではない。傾斜制御時は、傾斜センサ44からの検出値と作業機傾斜角度設定手段46の設定値を比較し、トラクタ1が例えば左下がりに傾斜すると、左側のブレーキアクチュエータ36Lをオフとして電動昇降モータ32Lを上昇回動させる。左上がりに傾斜すると、左側のブレーキアクチュエータ36Lをオフとして電動昇降モータ32Lを下降回動させ、作業機11が設定角度となるようにする。但し、右側のブレーキアクチュエータ36Rをオフとして電動昇降モータ32Rを作動する構成とすることもできる。
更に、図6に示すように、リフトアーム25R・25Lと機体(ミッションケース6)との間に電動シリンダ47R・47Lを配置して、リフトアーム25R・25Lの昇降をアシストする構成とすることもできる。但し、電動シリンダ47R・47Lを主の作業機の昇降アクチュエータとし、電動昇降モータ32R・32Lをアシストアクチュエータとしてもよい。また、電動昇降モータ32R・32Lをなくして電動シリンダ47R・47Lのみで作業機を昇降するように構成することもできる。
電動シリンダ47R・47Lをアシストシリンダとする場合について説明すると、例えば、作業機11を上昇させるときに負荷が大きく電動昇降モータ32R・32Lに流れる電流が設定値よりも大きい場合、または、上昇に係る時間が設定時間よりも長くなった場合には、電動シリンダ47R・47Lを作動させて上昇アシストする。また、作業機の自重で下降させた高さよりも更に下降させる場合には、作業機11を自重で下降した位置でブレーキアクチュエータ36R・36Lを作動(オン)させて、リフトアーム25R・25Lを固定し、作業機11が設定高さとなるまで電動シリンダ47R・47Lを伸長させて下降させるのである。
また、図7に示すように、左右一側のロアリンク22とリアアクスルケース8(またはミッションケース6)との間にスライド用電動シリンダ49を設けてスライド制御可能に構成することもできる。この場合、スライド用電動シリンダ49と左右反対側の耕耘カバー57の側面に倣いセンサ64が配置される。倣いセンサ64は感知片が側方に突出され、感知片の回動角度を検知して、ロータリ耕耘装置と側方の壁等との間の距離を検出できるようにしている。但し、倣いセンサ64は角度センサに限定するものではなく超音波センサ等で距離を検出する構成であってもよく、限定するものではない。また、スライド用電動シリンダ49と倣いセンサ64の設置位置は左右逆であってもよい。
このような構成において、ロータリ耕耘装置の側面と壁との間の距離を設定手段により設定し、耕耘作業を行うと、ロータリ耕耘装置の側面と壁との間の距離が設定値よりも短くなると、スライド用電動シリンダ49を縮小して、ロータリ耕耘装置を壁面から遠ざけ、ロータリ耕耘装置の側面と壁との間の距離が設定値よりも長くなると、スライド用電動シリンダ49を伸長させて、ロータリ耕耘装置を壁面に近づけるのである。
こうして、従来ビームにスライドシリンダを設けるような複雑な構成とする必要がなく、簡単な構成として、ハウスの壁や畦や道路や畝等に沿って、簡単に平行に進行して作業ができるようになる。
以上のように、トラクタ1の後部に作業機11を装着して昇降するための作業機装着装置20と、作業機装着装置20に連結して昇降回動する左右のリフトアーム25R・25Lと、左右のリフトアーム25R・25Lのアーム軸25a・25aに減速機31R・31Lを介して連結される左右の電動昇降モータ32R・32Lと、前記減速機31R・31Lに設けられるブレーキ33R・33Lと、ブレーキアクチュエータ36R・36Lと、左右のリフトアーム25R・25Lの回動角度を検知する回動角度検出手段となる角度センサ34R・34Lと、傾斜角度検知手段となる傾斜センサ44と、リフトアーム25R・25Lの回動角度設定手段となる作業機高さ設定手段45と、制御手段となる制御回路40とを備え、制御手段は前記電動昇降モータ32R・32Lを作動して作業機11の高さと傾斜角度を同時に設定値に制御するので、油圧シリンダや油圧切換バルブ等の油圧機器や油圧配管等をなくすことができて、直接リフトアーム25R・25Lを回動することができ、応答性が向上できる。
また、前記電動昇降モータ32R・32Lには電力変換部42を介してバッテリ43と接続し、作業機の下降時には電力を回生するので、ウオーム歯車機構により作業機11を昇降する場合に比べて、エネルギー回生が可能となり、コンパクトでエネルギー効率のよい昇降装置とすることができるのである。
また、前記制御回路40、作業機が設定高さに下がらないときは、電動昇降モータ32R・32Lを下降側に駆動してリフトアーム25R・25Lを下降回動させるので、圃場の土質が硬い場合であっても設定深さに耕耘したり、設定畝高さとしたりでき、作業精度を向上できる。
1 トラクタ
11 作業機
20 作業機装着装置
25R・25L リフトアーム
31R・31L 減速機
33R・33L ブレーキ
34R・34L 角度センサ
36R・36L ブレーキアクチュエータ
40 制御回路
42 電力変換部
43 バッテリ
44 傾斜センサ
45 作業機高さ設定手段

Claims (3)

  1. トラクタの後部に作業機を装着して昇降するための作業機装着装置と、作業機装着装置に連結して昇降回動する左右のリフトアームと、左右のリフトアームのアーム軸に減速機を介して連結される左右の電動昇降モータと、前記減速機に設けられるブレーキと、ブレーキアクチュエータと、左右のリフトアームの回動角度を検知する回動角度検出手段と、傾斜角度検知手段と、リフトアームの回動角度設定手段と、制御手段とを備え、制御手段は前記電動昇降モータを作動して作業機の高さと傾斜角度を同時に設定値に制御することを特徴とする作業車両。
  2. 前記電動昇降モータには電力変換部を介してバッテリと接続し、作業機の下降時には電力を回生することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 請求項3においては、前記制御手段は、作業機が設定高さに下がらないときは、電動昇降モータを下降側に駆動してリフトアームを下降回動させることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
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