JP2015032941A - 画像処理システム、及び、画像処理装置 - Google Patents
画像処理システム、及び、画像処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015032941A JP2015032941A JP2013160264A JP2013160264A JP2015032941A JP 2015032941 A JP2015032941 A JP 2015032941A JP 2013160264 A JP2013160264 A JP 2013160264A JP 2013160264 A JP2013160264 A JP 2013160264A JP 2015032941 A JP2015032941 A JP 2015032941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless communication
- image processing
- terminal
- call
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
本明細書では、通信距離が互いに異なる複数の無線通信方式を新たな用途に用いることが可能な技術を開示する。
実施形態1を図1ないし図8によって説明する。
(1)画像処理システムの構成
先ず、図1を参照して、本実施形態に係る画像処理システム1の構成について説明する。画像処理システム1は複合機2と携帯電話3とを備えて構成されている。複合機2は画像処理装置の一例である。また、携帯電話3は携帯端末の一例である。
WiFiとは、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)の802.11の規格、あるいはそれに準ずる規格(例えば802.11a,11b,11g,11n等)に基づいて行われる無線通信のことをいう。WiFiは第2無線通信方式の無線通信の一例である。
また、本実施形態に係る携帯電話3も、発呼元の電話機から携帯電話3に通話着信があったとき、複合機2との間でWiFiダイレクト方式の無線通信を行うことにより、発呼元の電話機と複合機2との間で通話を中継することができる。
NFCとは、ISO/IEC21481やISO/IEC18092などの国際標準規格に基づいて行われる近距離無線通信のことをいう。なお、NFCは国際標準規格に基づいて行われるものに限定されるものではない。
NFCの通信距離は10cm(センチメートル)などであり、WiFiに比べて通信距離が短い。逆にいうとWiFiはNFCより通信距離が長い通信方式である。また、NFCの通信速度はWiFiの通信速度よりも低速である。NFCは第1無線通信方式の無線通信の一例である。
先ず、NFC方式の無線通信機能を用いたWiFiダイレクト方式の無線通信の確立について説明する。WiFiダイレクト方式の無線通信では通信相手の通信規格や暗号化方式に関する情報を用いて通信が確立される。携帯電話3はNFC方式の無線通信によって複合機2から上述した通信規格や暗号化方式に関する情報を取得し、その情報を用いて複合機2との間でペアリングを行うことにより、WiFiダイレクト方式の無線通信を確立する。これによりNFC方式の無線通信からWiFiダイレクト方式の無線通信にハンドオーバーされる。ここで本実施形態においてハンドオーバーとは、NFC方式の無線通信からWiFiダイレクト方式の無線通信に切り替えることをいう。
また、ここでは携帯電話3が複合機2から通信規格や暗号化方式に関する情報を取得すると説明したが、複合機2が携帯電話3から通信規格や暗号化方式に関する情報を取得してもよいし、相互に情報を取得し合う構成であってもよい。
次に、図2を参照して、複合機2、及び、携帯電話3の電気的構成について説明する。
複合機2は、装置側制御部10、操作部15、印刷部16、画像読取部17、電話・FAX部18、装置側無線通信部19などを備えている。
装置側制御部10はCPU11、フラッシュメモリ12、RAM13、ASIC14などを備えて構成されている。CPU11はフラッシュメモリ12に記憶されている制御プログラムを実行することによって複合機2の各部を制御する。フラッシュメモリ12にはCPU11によって実行される制御プログラムや各種のデータなどが記憶されている。RAM13はCPU11が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
また、装置側制御部10はアナログ信号をデジタル信号に変換する図示しないA/D変換回路、及び、デジタル信号をアナログ信号に変換する図示しないD/A変換回路も備えている。
画像読取部17はCCDやCMOSなどの読取デバイス、原稿台ガラス、原稿カバー16A(図1参照)などを備えており、原稿台ガラスに載置されている原稿を読取デバイスによって読み取って画像データを生成する。また、原稿カバー16AにはADF(Auto Document Feeder)16B(図1参照)が設けられている。画像読取部17はADF16Bによって複数の原稿を1枚ずつ搬送しながら順に読み取ることもできる。
電話・FAX部18は装置側通信部の一例である。ハンドセット18Aは受話器の一例である。また、電話回線は通話回線の一例である。
WiFi通信部20は他の通信端末とWiFiダイレクト方式の無線通信を行うためのハードウェアインタフェースである。
NFC通信部21は図1に示すように複合機2の筐体5の上部に設けられている。NFC通信部21は他の通信端末とNFC方式の無線通信を行うためのハードウェアインタフェースである。NFC通信部21は第1無線通信部の一例である。
携帯電話3は、端末側制御部31、通話部36、電話部37、操作部38、端末側無線通信部39などを備えて構成されている。
端末側制御部31、操作部38、及び、端末側無線通信部39の構成は複合機2と実質的に同一であるので説明は省略する。
電話部37は携帯電話網の基地局と無線通信するためのアンテナや制御回路などを備えて構成されている。電話部37は基地局から受信した音声信号をスピーカに発音させる処理や、マイクを介して入力された音声信号を基地局に送信する処理などを行う。電話部37は端末側通信部の一例である。
複合機2は、電話・FAX部18に着信があったとき、電話・FAX部18でオフフックが行われた場合はハンドセット18Aを用いた通話を可能とする。これにより利用者は複合機2のハンドセット18Aを用いて通話することができる。
しかしながら、利用者が携帯電話3でオフフックキーを押下したりオフフックボタンにタッチしたりしなければならないとすると利用者にとって手間である。
そこで、複合機2は、携帯電話3でオフフックが行われたか否かを、携帯電話3とのNFC方式の無線通信が可能から不能に変化したか否かによって判断する。以下、具体的に説明する。
つまり、電話・FAX部18に着信があったときに携帯電話3とのNFC方式の無線通信が可能であり、その後にNFC方式の無線通信が不能に変化した場合は、携帯電話3を用いて通話するために利用者が携帯電話3でオフフックを行ったとみなすことができる。
携帯電話3は、電話部37に着信があったとき、携帯電話3でオフフックが行われた場合は携帯電話3を用いた通話を可能とする。これにより利用者は携帯電話3を用いて通話することができる。
ところで、携帯電話3の電話部37に着信があったとき、携帯電話3は複合機2とNFC方式の無線通信を行うために複合機2のNFC通信部21の上に置かれている、あるいはNFC通信部21の近くに位置している場合がある。その場合、その後にNFC方式の無線通信が不能に変化した場合は、携帯電話3を用いて通話するために利用者が携帯電話3でオフフックを行ったとみなすことができる。
そこで、携帯電話3は、発呼元の電話機から電話部37に着信があったときに複合機2とNFC方式の無線通信が可能であり、その後に電話・FAX部18でハンドセット18Aのオフフックが行われた場合は、WiFiダイレクト方式の無線通信によって発呼元の電話機と複合機2との間で通話を中継する。これにより利用者は複合機2のハンドセット18Aを用いて通話することができる。
次に、複合機2による通話の中継処理、及び、携帯電話3による通話の中継処理についてより具体的に説明する。
ここで、電話・FAX部18には通話のための通話着信のみでなくFAX送信のためのFAX着信がある場合もある。理解を容易にするため、以降の説明において着信とは通話着信のことであるとする。FAX着信があった場合は、複合機2は通話を可能にしたり通話を中継したりせず、FAXデータを受信するものとする。
先ず、図3を参照して、複合機2による通話の中継処理について説明する。本処理は発呼元の電話機から電話回線を介して電話・FAX部18に着信があると開始される。
なお、携帯電話3とNFC方式の無線通信が可能であるか不能であるかを判断する方法はこれに限られるものではない。例えばCPU11はNFC通信部21を制御して所定のコマンドをNFC方式の無線通信によって送信し、そのコマンドに対する応答を一定時間以内に受信した場合はNFC方式の無線通信が可能であると判断してもよい。
S103では、CPU11は複合機2のハンドセット18Aを用いて通話するための処理を実行する。
次に、図4を参照して、S102で実行される第1制御処理について説明する。
S201では、CPU11は携帯電話3とWiFiダイレクト方式の無線通信が可能であるか否かを判断する。
この判断は例えば通信ステータスから判断することができる。具体的には例えば、CPU11は携帯電話3とWiFiダイレクト方式の無線通信を確立した場合は通信ステータスを通信中に変更するものとする。この場合、CPU11は通信ステータスが通信中であればWiFiダイレクト方式の無線通信が可能であると判断し、通信中でなければ可能ではないと判断する。
CPU11は、WiFiダイレクト方式の無線通信が可能ではないと判断した場合(S201:No)はS202に進み,可能であると判断した場合(S201:Yes)はS202をスキップしてS203に進む。
S203では、CPU11は第2制御処理を実行する。第2制御処理の詳細については後述する。
S204では、CPU11は電話・FAX部18を制御して発呼元の電話機との回線を切断する。
次に、図5を参照して、S203で実行される第2制御処理について説明する。
S301では、CPU11は予め設定されている呼出回数だけ着信音を鳴らしたか否かを判断する。CPU11は、呼出回数だけ鳴らした場合(S301:Yes)は利用者が電話に出なかったとしてS302に進み、鳴らしていない場合(S301:No)はS304に進む。
S302では、CPU11は電話・FAX部18を制御して発呼元の電話機との回線を確立する。
S303では、CPU11は電話に出られない旨の音声メッセージを発呼元の電話機に送信し、発呼元の電話機からの音声メッセージを録音する。録音とは、音声メッセージをデジタルの音声信号に変換してフラッシュメモリ12に記憶させることをいう。S303は録音処理の一例である。
前述したS101でNFC方式の無線通信が可能であると判断されているので、S304で不能であると判断した場合はNFC方式の無線通信が可能から不能に変化したことになる。つまり、NFC方式の無線通信が不能である場合は携帯電話3でオフフックが行われたとみなすことができる。
S305では、CPU11は電話・FAX部18を制御して発呼元の電話機との回線を確立する。
具体的には、CPU11は発呼元の電話機から電話回線を介して受信したアナログの音声信号をA/D変換回路によってデジタの音声信号に変換し、変換した音声信号をWiFiダイレクト方式の無線通信によって携帯電話3に送信する。また、CPU11は携帯電話3からWiFiダイレクト方式の無線通信によって受信したデジタルの音声信号をD/A変換回路によってアナログの音声信号に変換し、変換した音声信号を、電話回線を介して発呼元の電話機に送信する。
前述したS101、及び、S304〜S306は装置側中継処理の一例である。
前述したS304でNFC方式の無線通信が不能であると判断されているので、S307で可能であると判断した場合はNFC方式の無線通信が不能から可能に変化したことになる。NFC方式の無線通信が不能から可能に変化したということは、携帯電話3が複合機2のNFC通信部21の近くに位置しているということである。前述したように複合機2のNFC通信部21の近くは利用者の耳元から離れているため、携帯電話3が複合機2のNFC通信部21の近くに位置している状態で利用者が通話を行っている可能性は低いといえる。つまり、NFC方式の無線通信が不能から可能に変化した場合は、オンフックが行われたとみなすことができる。
S309では、CPU11は着信音を鳴らす。CPU11は着信音を鳴らした後にS301に戻って処理を繰り返す。
S311では、CPU11は複合機2のハンドセット18Aを用いて通話するための処理を実行することにより、ハンドセット18Aを用いた通話を可能にする。
次に、図6を参照して、携帯電話3による通話の中継処理について説明する。本処理は携帯電話3の電話部37に着信があると開始される。
S401では、携帯電話3のCPU32は複合機2とNFC方式の無線通信が可能であるか不能であるかを判断する。本実施形態では端末側判断処理をサブルーチンとして呼び出すことによってこの判断を行うものとする。端末側判断処理は前述した装置側判断処理と実質的に同じ処理である。
CPU32は、複合機2とNFC方式の無線通信が不能である場合(S401:No)はS402に進み、可能である場合(S401:Yes)はS403に進む。S401は端末側判断処理の一例である。
S403では、CPU32は第3制御処理を実行する。第3制御処理の詳細については後述する。
次に、図7を参照して、S403で実行される第3制御処理について説明する。ここでは第1制御処理と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
第3制御処理は第1制御処理のS203に替えてS501が実行される。S501では、CPU32は第4制御処理を実行する。第4制御処理の詳細については後述する。第3制御処理はその他の点において第1制御処理と実質的に同一である。
次に、図8を参照して、S501で実行される第4制御処理について説明する。
S601では、CPU32は予め設定されている呼出回数だけ着信音を鳴らしたか否かを判断する。CPU32は、呼出回数だけ鳴らした場合(S601:Yes)は利用者が電話に出なかったとしてS602に進み、鳴らしていない場合(S601:No)はS604に進む。
S602では、CPU32は電話部37を制御して発呼元の電話機との回線を確立する。
S603では、CPU32は発呼元の電話機からの音声メッセージを録音する。
前述したS401で複合機2とNFC方式の無線通信が可能であると判断されているので、S604で不能であると判断した場合はNFC方式の無線通信が可能から不能に変化したことになる。つまり、NFC方式の無線通信が不能である場合は携帯電話3でオフフックが行われたとみなすことができる。
S605では、CPU32は電話部37を制御して発呼元の電話機との回線を確立する。
CPU32は、NFC方式の無線通信が可能である場合(S607:Yes)は携帯電話3でオンフックが行われたとみなして第3制御処理のS204に進む。これにより発呼元の電話機との回線が切断される。一方、NFC方式の無線通信が不能である場合(S607:No)は、CPU32は携帯電話3でオンフックが行われていないとみなし、NFC方式の無線通信が可能になるまでS607の処理を繰り返す。
具体的には例えば、複合機2は電話・FAX部18でオフフックが行われるとWiFiダイレクト方式の無線通信によって携帯電話3にオフフック信号を送信する。CPU32は複合機2からオフフック信号を受信した場合は電話・FAX部18でオフフックが行われたと判断する。
CPU32は、オフフックが行われていないと判断した場合(S608:No)はS609に進み、オフフックが行われたと判断した場合(S608:Yes)はS610に進む。S608はオフフック判断処理の一例である。
S609では、CPU32は着信音を鳴らす。CPU32は着信音を鳴らした後にS601に戻って処理を繰り返す。
S611では、CPU32はWiFiダイレクト方式の無線通信によって発呼元の電話機と複合機2との間で通話を中継する。S611は端末側中継処理の一例である。
具体的には例えば、複合機2は電話・FAX部18でオンフックが行われるとWiFiダイレクト方式の無線通信によって携帯電話3にオンフック信号を送信する。CPU32は複合機2からオンフック信号を受信した場合は電話・FAX部18でオンフックが行われたと判断する。
CPU32は、電話・FAX部18でオンフックが行われたと判断した場合(S612:Yes)は前述した第3制御処理のS204に進んで発呼元の電話機との回線を切断し、オンフックが行われていないと判断した場合(S312:No)はオンフックが行われるまでS612の処理を繰り返す。
以上説明した実施形態1に係る画像処理システム1によると、通信距離が互いに異なる複数の無線通信方式であるNFC方式とWiFiダイレクト方式とを、発呼元の電話機と携帯電話3との通話を中継するという新たな用途に用いることができる。
次に、実施形態2を図9によって説明する。
前述した実施形態1に係る携帯電話3は、携帯電話3に着信があったとき、複合機2とNFC方式の無線通信が可能であるか否かを判断し、NFC方式の無線通信が可能である場合は発呼元の電話機と複合機2との間で通話を中継する。
これに対し、実施形態2に係る携帯電話3は、携帯電話3に着信があったとき、複合機2とWiFiダイレクト方式の無線通信が可能であるか否かを判断し、WiFiダイレクト方式の無線通信が可能である場合は発呼元の電話機と複合機2との間で通話を中継する。
S701では、携帯電話3のCPU32は複合機2とWiFiダイレクト方式の無線通信が可能であるか否かを判断し、可能ではない場合(S701:No)はS702に進み、可能である場合(S701:Yes)はS703に進む。S701は端末側判断処理の一例である。
S703では、CPU32は第5制御処理を実行する。第5制御処理は、前述した第4制御処理のS604〜S607が実行されない。第5制御処理では、CPU32はS601で呼出回数だけ着信音を鳴らしていないと判断した場合はS608を実行する。第5制御処理はその他の点において第4制御処理と実質的に同一であるのでは説明は省略する。
S704では、CPU11は電話部37を制御して発呼元の電話機との回線を切断する。
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
具体的には例えば、NFC通信部21は導線が巻き回された充電コイルを有し、その充電コイルに電流を供給してもよい。充電コイルに電流を供給すると、携帯電話3が充電コイルの近くに位置しているとき、電磁誘導の原理によって携帯電話3側に誘導電流が生じ、その誘導電流によって携帯電話3の二次電池を充電することができる。
なお、充電コイルへの電流の供給は、携帯電話3がNFC通信部21の近くにあるか否かによらず常に行ってもよいし、携帯電話3とNFC方式の無線通信が可能であるか否かを判断し、可能である間のみ行ってもよい。
また、NFC通信部21が携帯電話3の二次電池を充電すると、充電のために携帯電話3が複合機2とNFC方式の無線通信が可能な位置にある時間が長くなる。このため、携帯電話3が複合機2とNFC方式の無線通信が可能なときに複合機2に着信がある可能性も高くなる。つまり、NFC通信部21が携帯電話3の二次電池を充電すると、上記実施形態で開示した技術の有用性がより高くなる。
なお、NFC通信部21は携帯電話3の二次電池を非接触で充電してもよいし、携帯電話3の二次電池と電気的に接続されて充電するものであってもよい。
Claims (8)
- 画像処理装置と、携帯端末とを備える画像処理システムであって、
前記画像処理装置は、
通話回線が接続される装置側通信部と、
第1無線通信方式の無線通信と、前記第1無線通信方式よりも通信距離が長い第2無線通信方式の無線通信とを行う装置側無線通信部と、
装置側制御部と、を有し、
前記携帯端末は、
前記第1無線通信方式の無線通信と、前記第2無線通信方式の無線通信とを行う端末側無線通信部と、
マイク、及び、スピーカを有する通話部と、を有し、
前記装置側制御部は、
前記携帯端末と前記第1無線通信方式の無線通信が可能であるか不能であるかを判断する装置側判断処理と、
発呼元の外部装置から前記装置側通信部に着信があり、その後に前記装置側判断処理の判断結果が可能から不能に変化した場合に、前記第2無線通信方式の無線通信によって前記携帯端末と前記外部装置との間で通話を中継する装置側中継処理と、
を実行する、画像処理システム。 - 請求項1に記載の画像処理システムであって、
前記装置側制御部は、前記装置側中継処理による通話の中継中に前記装置側判断処理の判断結果が不能から可能に変化した場合に、前記装置側中継処理による前記中継を終了させる終了処理を実行する、画像処理システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像処理システムであって、
前記装置側制御部は、前記通話の中継を開始する前に、前記第2無線通信方式の無線通信を開始する開始処理を実行する、画像処理システム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像処理システムあって、
前記装置側制御部は、前記外部装置から前記装置側通信部に着信があったときに前記装置側判断処理の判断結果が不能である場合は、前記外部装置から受信した音声信号を録音する録音処理を実行する、画像処理システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
前記画像処理装置は受話器を有し、
前記携帯端末は、
通話回線が接続される端末側通信部と、
端末側制御部と、を有し、
前記端末側制御部は、
発呼元の外部装置から前記端末側通信部に着信があった場合に、前記画像処理装置と前記第1無線通信方式の無線通信が可能であるか否かを判断する端末側判断処理と、
前記端末側判断処理で前記第1無線通信方式の無線通信が可能であると判断した場合に、前記画像処理装置で前記受話器がオフフックされたか否かを判断するオフフック判断処理と、
前記オフフック判断処理でオフフックされたと判断した場合に、前記第2無線通信方式によって前記画像処理装置と前記外部装置との間で通話を中継する端末側中継処理と、
を実行する、画像処理システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
前記画像処理装置は受話器を有し、
前記携帯端末は、
通話回線が接続される端末側通信部と、
端末側制御部と、を有し、
前記端末側制御部は、
発呼元の外部装置から前記端末側通信部に着信があった場合に、前記画像処理装置と前記第2無線通信方式の無線通信が可能であるか否かを判断する端末側判断処理と、
前記端末側判断処理で前記第2無線通信方式の無線通信が可能であると判断した場合に、前記画像処理装置で前記受話器がオフフックされたか否かを判断するオフフック判断処理と、
前記オフフック判断処理でオフフックされたと判断した場合に、前記第2無線通信方式によって前記画像処理装置と前記外部装置との間で通話を中継する端末側中継処理と、
を実行する、画像処理システム。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
前記端末装置は二次電池を有し、
前記装置側無線通信部は前記第1無線通信方式の無線通信を行うための第1無線通信部を有し、前記第1無線通信部は前記二次電池を充電する、画像処理システム。 - 通話回線が接続される装置側通信部と、
第1無線通信方式の無線通信と、前記第1無線通信方式よりも通信距離が長い第2無線通信方式の無線通信とを行う装置側無線通信部と、
装置側制御部と、
を備え、
前記装置側制御部は、
携帯端末と前記第1無線通信方式の無線通信が可能であるか不能であるかを判断する装置側判断処理と、
発呼元の外部装置から前記装置側通信部に着信があり、その後に前記装置側判断処理の判断結果が可能から不能に変化した場合に、前記第2無線通信方式の無線通信によって前記携帯端末と前記外部装置との間で通話を中継する装置側中継処理と、
を実行する、画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160264A JP6330267B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 画像処理システム、及び、画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160264A JP6330267B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 画像処理システム、及び、画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015032941A true JP2015032941A (ja) | 2015-02-16 |
JP6330267B2 JP6330267B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=52517939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013160264A Active JP6330267B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 画像処理システム、及び、画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6330267B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007079639A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像形成装置及び携帯端末及びそれらの制御方法 |
JP2012204845A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Denso Corp | ハンズフリー通話装置 |
US20120311176A1 (en) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Apple Inc. | Method for optimizing transport channels of devices |
-
2013
- 2013-08-01 JP JP2013160264A patent/JP6330267B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007079639A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像形成装置及び携帯端末及びそれらの制御方法 |
JP2012204845A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Denso Corp | ハンズフリー通話装置 |
US20120311176A1 (en) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Apple Inc. | Method for optimizing transport channels of devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6330267B2 (ja) | 2018-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4274240B2 (ja) | 通信装置 | |
JP4821878B2 (ja) | 通信システム、通信装置、及び端末装置 | |
JP5974773B2 (ja) | 通信装置及びコンピュータプログラム | |
JP2014162222A (ja) | 機能実行装置 | |
JP2011049649A (ja) | ファクシミリ装置、画像形成装置、通信システムおよびプログラム | |
JP5494327B2 (ja) | 無線通信装置 | |
JP6197587B2 (ja) | 通信装置、通信システム、及び、プログラム | |
JP5381654B2 (ja) | 通信装置および通信システム | |
JP2009290634A (ja) | コードレス電話装置 | |
JP6330267B2 (ja) | 画像処理システム、及び、画像処理装置 | |
JP3927738B2 (ja) | 通信システム | |
JP2015161992A (ja) | 情報処理プログラムおよび情報処理装置 | |
JP6393129B2 (ja) | 通信装置、携帯端末、通信システム及び通信プログラム | |
JP5609432B2 (ja) | 親機 | |
JP5231751B2 (ja) | 通信装置及びその制御方法 | |
JP5920113B2 (ja) | 通信装置および回線制御装置 | |
JP2011114745A (ja) | 通信装置および通信システム | |
JP6048037B2 (ja) | 回線制御装置 | |
JP3201366B2 (ja) | 電話機 | |
JP6183117B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2008278428A (ja) | 通信装置及びその制御方法 | |
JP2009005300A (ja) | 子機載置台および通信システム | |
JP4421572B2 (ja) | 電話装置 | |
JP4650462B2 (ja) | 電話装置 | |
JP5998802B2 (ja) | 回線制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170627 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180327 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6330267 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |