JP2015030131A - 印刷装置 - Google Patents
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Description
図6(a)に、用紙Pの給紙直後の反転機構の状態を示す。このときの中間ローラー50及び紙送りローラー51は、いずれも正転される。同図に示すように、給紙された用紙Pは、まず、正転する中間ローラー50によって下流側に搬送され、その後、同じく正転する紙送りローラー51によって更にその下流の印刷エリアへと搬送される。そして、その印刷エリアにて、用紙Pの表面の印刷が行われる。
図1に、本実施形態の印刷装置の内部構造の側面断面構造を示す。印刷装置は、四角箱状の本体フレーム10を備える。なお、以下では、同図における右方を印刷装置の前方とし、同図における左方を印刷装置の後方とする。
図2に、本実施形態の印刷装置の動力伝達系の構成を示す。なお、同図には、本実施形態の印刷装置の制御系の構成も併せ示されている。
一方、印刷装置は、同印刷装置の各種制御を司る制御部の一例としてのコントローラー38を備えている。コントローラー38は、操作パネル11に接続され、その操作パネル11に設けられた操作スイッチの操作状況を確認するとともに、同操作パネル11に設けられた液晶パネルの表示制御を実施する。また、コントローラー38は、例えばパーソナルコンピューターのような、外部のホスト装置39と通信可能に接続されている。さらに、コントローラー38には、上述のPEセンサー40を始めとする、印刷装置に設けられた各種センサーが接続されてもいる。そして、コントローラー38は、CRモーター30、PFモーター31、印刷ヘッド28などを制御することで、印刷装置の各種動作を行わせる。
図3に、保守機構35の構成を示す。保守機構35は、キャリッジ27の移動範囲における印刷エリアの外側に設定された規定の位置(以下、ホーム位置と記載する)の直下に設けられている。
本実施形態の印刷装置では、印刷待ち時間が長くなったときや、電源をオフするときに、印刷ヘッド28を保守状態とするための保守動作が行われる。この保守動作に際しては、まずキャリッジ27がホーム位置に移動される。また、PFモーター31の動力が保守機構35に、より詳しくはその昇降機構41に伝達可能となるように、動力伝達切換機構33が駆動される。続いて、PFモーター31を逆転させて、ロック部材42及びスライダー43を上昇させる。これにより、キャリッジ27のロック溝48にロック部材42が係合されて、キャリッジ27をロックする、いわゆるキャリッジロックが行われる。また、これとともに、キャリッジ27の印刷ヘッド28にキャップ44を被せる、いわゆる印刷ヘッド28のキャッピングが行われるようにもなる。この印刷装置では、こうしたキャリッジロック及びキャッピングが行われた状態が、印刷ヘッド28の保守状態となっている。
続いて、本実施形態の印刷装置における印刷動作の詳細を説明する。
コントローラー38は、ホスト装置39から印刷ジョブデータを受信すると、その印刷ジョブデータのヘッダに含まれる印刷条件情報から印刷条件を決定する。例えば、印刷条件情報に含まれる給紙方式の情報からは、手差し給紙を行うかトレイ給紙を行うかが決定される。また、印刷条件情報に含まれる用紙種や印刷品質などの情報からは、印刷時の印刷ヘッド28、支持台29間のギャップの大きさが決定される。
ここで、トレイ給紙を行う場合には、コントローラー38は、ギャップ調整の完了後、PFモーター31からフィード機構34への動力伝達経路が接続されるように動力伝達切換機構33を動作させる。そして、コントローラー38は、PFモーター31を正転させて、ピックアップローラー15を回転させることで、用紙トレイ13内のスタックから用紙Pを送り出させる。送り出された用紙Pは、中間ローラー17及び紙送りローラー20により、その前端が印刷開始位置に達するまで、搬送経路C1を通って給送される。
保守機構35の保守動作が開始されると、ステップS110において、PEセンサー40による用紙Pの監視が開始される。その後、保守機構35の保守動作が完了するまで(S160:YES)、PEセンサー40により用紙Pが検出されない(S120:NO)状態が維持されれば、今回の本ルーチンの処理が終了される。一方、保守動作の完了前(S160:NO)にPEセンサー40により用紙Pが検出されると(S120:YES)、ステップS130に処理が進められる。
本実施形態の印刷装置では、印刷ヘッド28を保守状態(キャリッジロック、及びキャッピングが行われた状態)とするための保守機構35の保守動作がPFモーター31の逆転により行われ、このときのPFモーター31の逆転に連動して、紙送りローラー20が逆転方向に、中間ローラー17が正転方向にそれぞれ回転される。そのため、保守機構35の保守動作の実行中に手差し給紙が行われ、正転中の中間ローラー17によって、前端が紙送りローラー20に達するまで、用紙Pが搬送されると、それらの間の部分で用紙Pが折れ曲り、紙詰まりを招く虞がある。
(1)紙送りローラー20の正転、逆転のいずれに対しても、中間ローラー17は常に正転されるようになっているため、用紙Pの印刷面の反転、ひいては両面印刷を、簡易な構成で実現できる。
(5)保守動作の実行中の搬送経路C2における用紙Pの存在の確認を、搬送経路C2における中間ローラー17、紙送りローラー20の間の区間で行っている。ここで、より手差し給紙口22に近い位置で用紙Pの存在確認を行えば、手差し給紙後のより早い時期に保守動作の中断が可能とはなる。ただし、保守動作の実行中に給紙がなされても、用紙Pは紙送りローラー20にニップされる前に保守動作が完了すれば、紙詰まりは生じない。そのため、保守動作の中断があまり早い段階で行われると、不要な中断がなされる頻度が高くなる。これに対して、本実施形態では、紙送りローラー20に近い位置で用紙Pの確認を行っているため、保守動作が不必要に中断される頻度を減らして、より適切に紙詰まりを回避できる。
・上記実施形態では、保守機構35の保守動作を中断し、用紙Pを排出した後に、中断した保守動作を再開していたが、その再開後に再び手差し給紙が行われる懸念があるのであれば、保守動作の再開後も用紙Pの監視を続け、用紙Pが確認されたら、保守動作を再び中断するようにしても良い。
・上記実施形態では、紙送りローラー20の上流側の近傍に設けられたPEセンサー40を用いて保守動作中の用紙Pの監視を行うようにしていたが、例えば手差し給紙口22の近傍などの別の位置でその監視を行うようにしても良い。
・上記実施形態の印刷装置では、手差し、トレイの2つの方式での給紙が行えるようになっていたが、選択可能な給紙方式の種類や数を変更しても良い。
・上記実施形態の印刷装置は、用紙Pの幅方向に印刷ヘッドを走査させながら印刷を行うシリアル型の印刷装置として構成されていたが、用紙Pの幅分の印刷ヘッドを有するライン型の印刷装置として構成しても良い。
Claims (8)
- 印刷ヘッドによりシート状の印刷媒体に印刷を行う印刷装置であって、
当該印刷装置内の前記印刷媒体の搬送経路における同印刷媒体の供給側を該搬送経路の上流とし、同印刷媒体の排出側を該搬送経路の下流としたとき、
前記印刷媒体を前記搬送経路の下流側に搬送する正転方向、及び同印刷媒体を前記搬送経路の上流側に搬送する逆転方向の双方に回転駆動される第1搬送ローラーと、
前記搬送経路における前記第1搬送ローラーの上流に設けられて、同第1搬送ローラーの正転方向及び逆転方向の双方の回転に連動して、前記印刷媒体を前記搬送経路の下流側に搬送する正転方向に回転駆動される第2搬送ローラーと、
前記第1搬送ローラーの正転方向の回転及び逆転方向の回転の一方に連動して、前記印刷ヘッドを保守状態とするための動作を行うとともに、それら回転の他方に連動して、その保守状態を解除するための動作を行う保守機構と、
前記第1搬送ローラーの逆転方向の回転に連動した前記保守機構の動作の実行中に、前記印刷媒体が前記搬送経路に存在することが確認されたときには、該動作を中断させる制御部と、
を備える印刷装置。 - 前記制御部は、前記保守機構の動作の中断後、前記搬送経路に存在する前記印刷媒体を当該印刷装置から排出させる、
請求項1に記載の印刷装置。 - 前記印刷ヘッドを保守状態とするための動作として、印刷ヘッドが設けられたキャリッジを規定の動作位置にロックする動作を行う、
請求項1又は2に記載の印刷装置。 - 前記印刷ヘッドを保守状態とするための動作として、同印刷ヘッドにキャップを被せる動作を行う、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記保守機構の動作は、規定の準備動作の前又は後に行われる、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記準備動作として、印刷開始前における、前記印刷媒体を支持する支持台と前記印刷ヘッドとのギャップ調整を行う、
請求項5に記載の印刷装置。 - 前記準備動作として、当該印刷装置の電源オフ時における、前記印刷媒体を支持する支持台と前記印刷ヘッドとのギャップの縮小を行う、
請求項5に記載の印刷装置。 - 前記搬送経路における前記印刷媒体の存在の確認は、同搬送経路における前記第1搬送ローラーと前記第2搬送ローラーとの間の区間にて行われる、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の印刷装置。
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