JP2015029393A - 車両用回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常発生時に駆動力を継続的に取り出すことができる車両用回転電機を提供すること。
【解決手段】車両用回転電機100は、回転子20と、固定子巻線1A、1Bを有する固定子と、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して、対応する固定子巻線1A、1Bに印加する複数のインバータ装置としてのMOSモジュール群3A、3B、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4Bと、複数のインバータ装置のそれぞれの異常を検出する異常検出部81と、異常検出部81によって異常が検出されたインバータ装置の運転を停止するとともに、異常が検出されない残りのインバータ装置の運転を継続する異常処理部82とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用回転電機に関する。
従来から、モータ動作と発電動作とを選択的に実行可能であって、インバータ装置の異常の有無を検出するとともに、異常検出時にインテリジェントパワーモジュールIPMに対するゲート制御を切断し、それ以後のモータ動作を停止するようにしたフェイルセイフ機能付きのモータジェネレータのインバータ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。これにより、異常発生時に、モータジェネレータが不要な駆動力を発生し、ドライバの意志とそう反するような車両挙動を引き起こすことを確実に防止することができる。
特開2005−65389号公報
ところで、上述した特許文献1のモータジェネレータでは、異常発生時にモータ動作を停止するように制御されるため、エンジンが駆動力を発生している場合は走行継続可能だが、エンジンが不調で駆動力を発生できない場合はエンジンの駆動力を合わせ車両の駆動力が失陥してしまう。リンプホーム(非常時回避)の観点からは、車両走行時等において何らかの異常が発生しても、最低限の駆動力を取り出して安全な位置まで移動して停車ができる工夫が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、異常発生時に駆動力を継続的に取り出すことができる車両用回転電機を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用回転電機は、回転子、固定子、複数のインバータ装置、異常検出手段、異常処理手段を備える。固定子は、回転子と対向配置され、複数の固定子巻線を有する。複数のインバータ装置は、複数の固定子巻線のそれぞれに対応しており、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して、対応する固定子巻線に印加する。異常検出手段は、複数のインバータ装置のそれぞれの異常を検出する。異常処理手段は、異常検出手段によって異常が検出されたインバータ装置の運転を停止するとともに、異常が検出されない残りのインバータ装置の運転を継続する。
車両用回転電機は、固定子巻線とこれを駆動するインバータ装置の組み合わせを複数組備えており、いずれかのインバータ装置に異常が生じたときに、異常が生じたインバータ装置の運転を停止するとともに残りのインバータ装置の運転を継続している。このため、異常発生時であっても、駆動力の一部を継続的に発生して取り出すことができる。
一実施形態の車両用回転電機の構成を示す図ある。 MOSモジュールの構成を示す図である。 Hブリッジ回路の構成を示す図である。 回転角センサの具体的な配置例を示す図である。 異常発生時の検出動作および通知動作を行う構成を示す図である。 インバータ装置の異常検出に関する動作手順を示す流れ図である。 固定子巻線の各相に流れる電流を示す図である。 固定子巻線毎に電流検出を行う変形例を示す図である。 固定子巻線のそれぞれに流れる電流を示す図である。 停車時にインバータ装置の異常の有無を判定する動作手順を示す流れ図である。 他の電流検出素子を用いた変形例を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両用回転電機について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、一実施形態の車両用回転電機100は、2つの固定子巻線1A、1B、界磁巻線2、2つのMOSモジュール群3A、3B、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9、電源回路10、ダイオード11、コンデンサ12、切断スイッチ13A、13Bを含んで構成されている。この車両用回転電機100は、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と称されており、電動機の機能と発電機の機能を併せ持っている。
一方の固定子巻線1Aは、U相巻線、V相巻線、W相巻線からなる三相巻線であって、固定子鉄心(図示せず)に巻装されている。同様に、他方の固定子巻線1Bは、X相巻線、Y相巻線、Z相巻線からなる三相巻線であって、上述した固定子鉄心に、固定子巻線1Aに対して電気角で30度ずらした位置に巻装されている。本実施形態では、これら2つの固定子巻線1A、1Bと固定子鉄心によって固定子が構成されている。なお、固定子巻線1A、1Bのそれぞれの相数は3以外であってもよい。
界磁巻線2は、ベルトあるいはギアを介してエンジンとの間で駆動力の入出力を行う回転軸を有する回転子に磁界を発生させるためのものであり、界磁極(図示せず)に巻装されて回転子を構成している。
一方のMOSモジュール群3Aは、一方の固定子巻線1Aに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Aは、発電動作時に固定子巻線1Aに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Aに印加する電力変換器として動作する。MOSモジュール群3Aは、固定子巻線1Aの相数に対応する3個のMOSモジュール3AU、3AV、3AWを備えている。MOSモジュール3AUは、固定子巻線1Aに含まれるU相巻線に接続されている。MOSモジュール3AVは、固定子巻線1Aに含まれるV相巻線に接続されている。MOSモジュール3AWは、固定子巻線1Aに含まれるW相巻線に接続されている。
図2に示すように、MOSモジュール3AUは、2つのMOSトランジスタ30、31、電流検出用抵抗32を備えている。一方のMOSトランジスタ30は、ソースが固定子巻線1AのU相巻線に接続され、ドレインがパワー電源端子PBに接続された上アーム(ハイサイド側)のスイッチング素子である。パワー電源端子PBは、例えば定格48Vの高電圧バッテリ200(第1のバッテリ)や高電圧負荷210の正極端子に接続されている。他方のMOSトランジスタ31は、ドレインがU相巻線に接続され、ソースが電流検出用抵抗32を介してパワーグランド端子PGNDに接続された下アーム(ローサイド側)のスイッチング素子である。これら2つのMOSトランジスタ30、31からなる直列回路が高電圧バッテリ200の正極端子と負極端子の間に配置され、これら2つのMOSトランジスタ30、31の接続点にP端子を介してU相巻線が接続されている。また、MOSトランジスタ30のゲート、ソース、MOSトランジスタ31のゲート、電流検出用抵抗32の両端のそれぞれがUVW相ドライバ4Aに接続されている。
MOSトランジスタ30、31のそれぞれのソース・ドレイン間にはダイオードが並列接続されている。このダイオードはMOSトランジスタ30、31の寄生ダイオード(ボディダイオード)によって実現されるが、別部品としてのダイオードをさらに並列接続するようにしてもよい。上アームおよび下アームの少なくとも一方を、MOSトランジスタ以外のスイッチング素子を用いて構成するようにしてもよい。
なお、MOSモジュール3AU以外のMOSモジュール3AV、3AWや後述するMOSモジュール3BX、3BY、3BZも基本的に同じ構成を有しており、詳細な説明は省略する。
他方のMOSモジュール群3Bは、他方の固定子巻線1Bに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Bは、発電動作時に固定子巻線1Bに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Bに印加する電力変換器として動作する。MOSモジュール群3Bは、固定子巻線1Bの相数に対応する3個のMOSモジュール3BX、3BY、3BZを備えている。MOSモジュール3BXは、固定子巻線1Bに含まれるX相巻線に接続されている。MOSモジュール3BYは、固定子巻線1Bに含まれるY相巻線に接続されている。MOSモジュール3BZは、固定子巻線1Bに含まれるZ相巻線に接続されている。
UVW相ドライバ4Aは、3個のMOSモジュール3AU、3AV、3AWのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31を駆動するためにそれぞれのゲートに入力する制御信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を取り込んで増幅する。同様に、XYZ相ドライバ4Bは、3個のMOSモジュール3BX、3BY、3BZのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31を駆動するためにそれぞれのゲートに入力する制御信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を取り込んで増幅する。上述した一方のMOSモジュール群3AとUVW相ドライバ4Aによって第1のインバータ装置が構成されている。また、他方のMOSモジュール群3BとXYZ相ドライバ4Bによって第2のインバータ装置が構成されている。
Hブリッジ回路5は、界磁巻線2の両端に接続されており、界磁巻線2に励磁電流を供給する励磁回路である。図3に示すように、Hブリッジ回路5は、2つのMOSトランジスタ50、51、2つのダイオード52、53、電流検出用抵抗54を備えている。ハイサイド側のMOSトランジスタ50とローサイド側のダイオード52が直列に接続されており、この接続点に界磁巻線2の一方端が接続されている。また、ハイサイド側のダイオード53とローサイド側のMOSトランジスタ51と電流検出用抵抗54とが直列に接続されており、ダイオード53とMOSトランジスタ51の接続点に界磁巻線2の他方端が接続されている。このHブリッジ回路5は、パワー電源端子PBとパワーグランド端子PGNDのそれぞれに接続されている。MOSトランジスタ50、51をオンすることにより、Hブリッジ回路5から界磁巻線2に励磁電流が供給される。また、MOSトランジスタ50、51のいずれかをオフすることにより励磁電流の供給が停止されるとともに、ダイオード52、53のいずれかを介して界磁巻線2を流れる励磁電流を環流させることができる。
Hブリッジドライバ6は、Hブリッジ回路5に含まれるMOSトランジスタ50、51の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗54の両端電圧を検出する。
回転角センサ7は、回転子の回転角を検出する。例えば、永久磁石とホール素子を用いて回転角センサ7を構成することができる。具体的には、図4に示すように、回転子20の回転軸21先端に永久磁石22を固定するとともに、この永久磁石22と対向する位置にホール素子23、24を配置(例えば、永久磁石22の外周近傍であって互いに90°隔たった位置に配置されている)する。その出力を取り出すことにより、永久磁石22とともに回転する回転子20の回転角を検出することができる。なお、回転角センサ7は、ホール素子23、24以外を用いて構成するようにしてもよい。また、図4に示した永久磁石22の配置や取付方法は一例であって、回転軸21やその周辺構造に合わせて適宜変更するようにしてもよい。
制御回路8は、車両用回転電機100の全体を制御する。この制御回路8には、アナログ−デジタル変換器やデジタル−アナログ変換器が備わっており、他の構成との間で信号の入出力を行う。制御回路8は、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)によって構成されており、所定の制御プログラムを実行することにより、UVWドライバ4A、XYZドライバ4B、Hブリッジドライバ6を制御して車両用回転電機100を電動機や発電機として動作させたり、異常検出や通知などの各種処理を行う。
入出力回路9は、制御用ハーネス310を介して外部との間の信号の入出力や、高電圧バッテリ200の端子電圧やパワーグランド端子PGNDの電圧のレベル変換等を行う。入出力回路9は、入出力される信号や電圧を処理するための入出力インタフェースであって、例えばカスタムICによって必要な機能が実現されている。
電源回路10は、定格12Vの低電圧バッテリ202(第2のバッテリ)が接続されており、例えばスイッチング素子をオンオフしてその出力をコンデンサで平滑することにより、5Vの動作電圧を生成する。この動作電圧によって、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9が動作する。
コンデンサ12は、電動動作させるためにMOSモジュール3AU等のMOSトランジスタ30、31をオンオフする際に発生するスイッチングノイズを除去あるいは低減するためのものである。図1に示す例では1つのコンデンサ12が用いられているが、スイッチングノイズの大きさに応じて適宜その数を変更することができる。
切断スイッチ13Aは、UVW相ドライバ4AとMOSモジュール群3Aとの間に設けられており、制御回路8からの指示に応じて、UVW相ドライバ4AからMOSモジュール群3Aに向けて出力される制御信号を遮断する。切断スイッチ13Bは、XYZ相ドライバ4BとMOSモジュール群3Bとの間に設けられており、制御回路8からの指示に応じて、XYZ相ドライバ4BからMOSモジュール群3Bに向けて出力される制御信号を遮断する。
上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7(回転子に取り付けられた永久磁石を除く)、制御回路8、入出力回路9、電源回路10、切断スイッチ13A、13Bが1枚の制御基板102に搭載されている。
また、図1に示すように、車両用回転電機100には、パワー電源端子PB、パワーグランド端子PGNDや、制御グランド端子CGNDと制御電源端子CBと制御用ハーネス310などが取り付けられるコネクタ400が備わっている。パワー電源端子PBは、高電圧の正極側入出力端子であり、高電圧バッテリ200や高電圧負荷210が所定のケーブルを介して接続される。制御電源端子CBは、低電圧の正極側入力端子であり、低電圧バッテリ202や低電圧負荷204が所定のケーブルを介して接続される。
パワーグランド端子PGNDは、第1のグランド端子であって、パワー系回路を接地するためのものである。このパワーグランド端子PGNDは、第1の接続線としての接地用ハーネス320を介して車両フレーム500に接続されている。上述したMOSモジュール群3A、3B(電力変換器)およびHブリッジ回路5(励磁回路)がパワー系回路である。このパワー系回路には、固定子巻線1A、1Bや界磁巻線2と共通の電流が流れるパワー素子としてのMOSトランジスタ30、31、50、51が含まれている。
また、制御グランド端子CGNDは、パワーグランド端子PGNDとは別に設けられた第2のグランド端子であって、制御系回路を接地するためのものである。この制御グランド端子CGNDは、接地用ハーネス320とは別の接地用ケーブル330(第2の接続線)を介して接地されている。この制御グランド端子CGNDと車両用回転電機100のフレーム(以後、「ISGフレーム」と称する)110との間には、入出力回路9の内部配線を介してダイオード11が挿入されている。具体的には、ダイオード11のカソードがフレームグランド端子FLMGNDに接続されており、このフレームグランド端子FLMGNDがISGフレーム110に接続されている。上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9、切断スイッチ13A、13Bなどが制御系回路である。なお、この接地用ケーブル330の接続先は、車両側に用意されたグランド電位(0V)の部位であり、電圧変動がないものとする。また、図1では、ダイオード11は入出力回路9の外部に設けられているが、ダイオード11を入出力回路9に搭載するようにしてもよい。
コネクタ400は、パワー電源端子PB、パワーグランド端子PGND以外の端子(制御グランド端子CGNDや制御電源端子CBなど)に制御用ハーネス310や接地用ケーブル330、その他のケーブルを取り付けるためのものである。
上述した車両用回転電機100のISGフレーム110は、例えばアルミダイカストによって形成された導電体であり、このISGフレーム110がエンジン(E/G)ブロック510にボルトによって固定されている。さらに、エンジンブロック510は接地用ハーネス322によって車両フレーム500に接続されている。
電流検出用抵抗32が電流検出手段に、異常検出部81が異常検出手段に、異常処理部82が異常処理手段に、異常通知部83、CAN制御部84が通知手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の車両用回転電機100はこのような構成を有しており、次に、インバータ装置の異常を検出するとともに異常発生時にリンプホームの観点から行う非常時回避処理について説明する。本実施形態では、2つのインバータ装置の一方について異常を検出したときに、この異常が発生したインバータ装置の電動動作を停止し、他方のインバータ装置のみを用いて電動動作を行っている。これにより、車両走行時であっても、2つのインバータ装置が停止して直ちに駆動力が消失してしまうことを回避し、他方のインバータ装置を用いた電動動作による駆動力の継続的な取り出しが可能になる。このため、例えばこの継続的に取り出した駆動力を利用して、路肩等の所定位置まで車両を走らせることが可能となる。また、インバータ装置の異常発生時にその旨を外部(例えば、ECU600)に通知する通知手段(詳細は後述する)が備わっている。ECU600から運転者に異常発生を知らせることが可能になるため、運転者は、点検や修理、交換を含む早期の対策をとることができる。
上述した異常発生時の処理や通知動作を行うために、図5に示す構成が備わっている。図5に示すように、UVW相ドライバ4Aは、MOSモジュール3AU、3AV、3AW内の各電流検出用抵抗32の両端電圧を増幅する3つの増幅器40U、40V、40Wを備えている。同様に、XYZ相ドライバ4Bは、MOSモジュール3BX、3BY、3BZ内の各電流検出用抵抗32の両端電圧を増幅する3つの増幅器40X、40Y、40Zを備えている。
また、図5に示すように、制御回路8は、6つのアナログ−デジタル変換器(A/D)80U、80V、80W、80X、80Y、80Z、異常検出部81、異常処理部82、異常通知部83、CAN(Controller Area Network)制御部84を備えている。アナログ−デジタル変換器80U等のそれぞれは、UVW相ドライバ4AおよびXYZ相ドライバ4B内の増幅器40U等と1対1に対応しており、対応する増幅器40U等の出力電圧をデジタルデータ(電流データ)に変換する。異常検出部81は、8つのアナログ−デジタル変換器80U等から出力される電流データに基づいて、第1のインバータ装置(MOSモジュール群3A、UVW相ドライバ4A)と第2のインバータ装置(MOSモジュール群3B、XYZ相ドライバ4B)のそれぞれの異常を検出する。異常処理部82は、異常検出部81によって一方のインバータ装置の異常が検出されたときにこのインバータ装置の運転を停止するとともに、異常が検出されない他方のインバータ装置の運転を継続する処理を行う。例えば、第1のインバータ装置に対応して切断スイッチ13A(図5)が備わっており、異常処理部82によって切断スイッチ13Aをオフすることにより、異常が検出された第1のインバータ装置に含まれるUVW相ドライバ4AからMOSモジュール3AU、3AV、3AWに向けて出力された制御信号が遮断される。あるいは、第2のインバータ装置に対応して切断スイッチ13B(図5)が備わっており、異常処理部82によって切断スイッチ13Bをオフすることにより、異常が検出された第2のインバータ装置に含まれるXYW相ドライバ4BからMOSモジュール3BX、3BY、3BWに向けて出力された制御信号が遮断される。なお、異常が検出されない第1あるいは第2のインバータ装置に対応する切断スイッチ13A、13Bについてはオン状態が維持され、UVW相ドライバ4AあるいはXYZ相ドライバ4Bから出力される制御信号がMOSモジュール3AU等に入力される。
異常通知部83は、通知手段であって、異常検出部81によっていずれかのインバータ装置に異常がある旨の判定が行われたときに、その旨を知らせる通知をECU600に向けて送信する。例えば、CAN制御部84によって実現されるCANプロトコルを用いたCAN通信によってこの通知をECU600に送ることができる。なお、LIN(Local Interconnect Network)プロトコルを用いたLIN通信等のその他の通信方法を用いるようにしてもよい。
次に、異常検出部81によってインバータ装置の異常を検出して警告を行う動作について説明する。図6に示すインバータ装置の異常検出に関する一連の動作手順は、一定の時間間隔で繰り返し実施される。
動作開始後、異常検出部81は、電源投入直後か否かを判定する(ステップ100)。直後の場合には肯定判断が行われ、異常検出部81は異常有りの状態を示すリンプホームフラグを解除し(ステップ102)、異常処理部82は切断スイッチ13A、13Bに動作が有効(イネーブル)であることを示す導通指示を送る。これにより、UVW相ドライバ4AおよびXYZ相ドライバ4Bから出力される制御信号がMOSモジュール群3A、3Bに入力される(ステップ104)。また、異常通知部83は、ECU600に向けて出力される異常通知を解除し(ステップ106)、一連の処理を終了する。なお、それ以前に異常通知が出力されていない場合にはこの状態が維持される。
また、電源投入直後でない場合にはステップ100の判定において否定判断が行われる。次に、異常検出部81は、リンプホームフラグがセットされているか否かを判定する(ステップ108)。このフラグがセットされている場合には異常状態にあるということであり、肯定判断が行われる。この場合には、異常処理部82は切断スイッチ13A、13Bに動作が無効(ディセーブル)であることを示す遮断指示を送る。これにより、UVW相ドライバ4AおよびXYZ相ドライバ4BからMOSモジュール群3A、3Bへ入力される制御信号が遮断される(ステップ110)。また、異常通知部83は、ECU600に向けて異常通知を出力し(ステップ112)、一連の処理を終了する。
また、リンプホームフラグがセットされていない場合にはステップ108の判定において否定判断が行われる。次に、異常検出部81は、車両用回転電機100の回転数を検出する(ステップ114)。例えば、回転角センサ7の出力に基づいて回転数検出が行われる。次に、異常検出部81は、検出した回転数に基づいて、電流検出タイミングを算出する(ステップ116)。
本実施形態では、例えば、LR負荷としての固定子巻線1Aについて、180°通電で各相毎に120°位相をずらしてオンオフ駆動するものとすると、固定子巻線1Aの各相に流れる電流iU、iV、iWは図7に示すようになる。図7に示す電流波形の横軸方向の寸法は回転数に応じたものとなり、本実施形態では、一方のMOSトランジスタ30をオンした位置aから計測を開始して所定の電気角θに対応する位置bまでの時間が電流検出タイミングとして算出される。他の固定子巻線1Bについても同様である。
次に、異常検出部81は、固定子巻線1A、1Bの電流検出相に通電中か否かを判定する(ステップ118)。この判定および以下に示す電流検出までの動作は、固定子巻線1A、1Bのそれぞれの少なくとも一相について、望ましくは全相について行われる。通電中でない場合には否定判断が行われ、異常検出部81は、通電開始フラグを解除し(ステップ120)、一連の処理を終了する。
一方、通電中の場合にはステップ118の判定において肯定判断が行われ、異常検出部81は、通電開始フラグが既にセットされているか否かを判定する(ステップ122)。このフラグがセットされていない場合(通電開始直後の場合)には否定判断が行われ、異常検出部81は、このフラグをセットするとともに(ステップ124)、ステップ116で算出した電流検出タイミングをカウンタの初期値として設定する(ステップ126)。なお、本実施携帯では、カウンタの値を一定間隔で減少させていって値が0になったときに電流検出(測定)が実施される。
通電開始フラグが既にセットされている場合にはステップ122の判定において肯定判断が行われる。次に、異常検出部81は、カウンタの値が0か否かを判定し(ステップ128)、0の場合には肯定判断を行って一連の処理を終了する。
また、カウンタの値が0以外の場合にはステップ128の判定において否定判断が行われ、次に、異常検出部81は、カウンタの値を1減少させる(ステップ130)。その後、異常検出部81は、再びカウンタの値が0か否かを判定する(ステップ132)。カウンタの値が0以外の場合には否定判断が行われ、一連の処理が終了する。また、カウンタの値が0の場合(ステップ130において1を減じた結果0になった場合)にはステップ132の判定において肯定判断が行われ、次に、異常検出部81は、電流検出相に流れる電流値を検出する(ステップ134)。具体的には、対象となる電流検出相に対応するアナログ−デジタル変換器80U等の出力を取り込むことにより電流検出相の検出(算出)が行われる。
次に、異常検出部81は、検出した電流値がインバータ装置の異常の有無を判定するための閾値である所定値を超えているか否かを判定する(ステップ136)。所定値を超えている場合には肯定判断が行われ、一連の処理が終了する。また、検出した電流値が所定値を超えていない場合にはステップ136の判定において否定判断が行われる。この場合には、異常検出部81は、異常有りの状態を示すためにリンプホームフラグをセットし(ステップ138)、異常処理部82は、電流値が異常(不足)となった電流検出相に対応する切断スイッチ13Aあるいは13Bに対して、動作が無効(ディセーブル)であることを示す切断指示を送る。これにより、UVW相ドライバ4AからMOSモジュール群3Aに入力される制御信号、あるいは、XYZ相ドライバ4BからMOSモジュール群3Bに入力される制御信号のいずれかが遮断される(ステップ140)。また、異常通知部83は、ECU600に向けて異常通知を出力した後(ステップ142)、一連の処理を終了する。
このように、本実施形態の車両用回転電機100では、固定子巻線1A、1Bとこれを駆動するインバータ装置の組み合わせを2組備えており、いずれかのインバータ装置に異常が生じたときに、切断スイッチ13Aあるいは13Bのいずれかに切断指示を送って、異常が生じたインバータ装置の運転を停止するとともに、残りのインバータ装置の運転を継続している。このため、異常発生時であっても、車両用回転電機100による駆動力の一部を継続的に発生して取り出すことができる。
また、固定子巻線1A、1Bの各相に流れる電流をそれぞれの相に対応して備わっている電流検出用抵抗32を用いて検出し、この検出した電流値に基づいてインバータ装置の異常を検出している。インバータ装置に異常が発生すると、インバータ装置から固定子巻線1Aあるいは1Bに対する正常な電流の供給を行うことができなくなる。したがって、この電流を監視することにより、インバータ装置の異常を検出することが可能となる。特に、固定子巻線1A、1Bの各相毎に電流検出を行っているため、インバータ装置の各相毎に異常の有無を知ることができ、インバータ装置全体の異常を確実に検出することができる。また、電流検出用抵抗32に沿った電位差を測定することにより電流の検出が可能になり、電流検出に必要な構成の簡素化が可能となる。
また、インバータ装置は、固定子巻線1A、1Bに電流を供給する複数のスイッチング素子としてのMOSトランジスタ30、31を有している。そして、異常検出部81は、検出された電流値と、これらのMOSトランジスタ30、31を駆動する制御信号の位相(具体的には、MOSトランジスタ30をオンするタイミング)とに基づいて異常の有無を検出している。インバータ装置から固定子巻線1A、1Bに供給される電流は周期的に変化するため、電流の位相を考慮することにより、インバータ装置の異常を正確に検出することが可能となる。
また、異常処理部82は、スイッチング素子の制御端子としてのMOSトランジスタ30、31のゲートに対する制御信号の入力を遮断することにより、インバータ装置の運転停止を行っている。これにより、インバータ装置の運転を確実に停止させることができる。
また、異常が検出されたときに異常通知部83およびCAN制御部84によってその旨を外部(ECU600)に通知しているため、運転者に異常発生を知らせることが可能になり、点検や修理、交換を含む早期の対策をとることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、固定子巻線1A、1Bに含まれるそれぞれの相巻線について電流検出用抵抗32を用いて電流を検出したが、図8に示すように、固定子巻線1A、1Bのそれぞれ毎に電流検出抵抗32を用いて電流検出を行うようにしてもよい。検出される電流は、正常な場合には図9に示す波形A(実線)となるが、インバータ装置に異常が生じると少なくとも一部の相巻線に対する電流の供給が成城に行われなくため、波形B(波線)のようになる。したがって、図6に示す動作手順を用いて所定の位置bにおける電流値を測定してその値を所定の閾値と比較することにより、インバータ装置の異常の有無を判定することができる。このように、固定子巻線1A、1B毎に電流検出を行うことにより、電流の検出箇所を少なくすることができ、異常を検出する際の処理の簡略化が可能となる。
また、上述した実施形態では、車両用回転電機100の回転時(運転時)に電流検出を行ってインバータ装置の異常の有無を判定したが、回転停止時(停車時)に電流検出を行ってインバータ装置の異常の有無を判定するようにしてもよい。図10に示す停車時にインバータ装置の異常の有無を判定する一連の動作手順は、一定の時間間隔で繰り返し実施される。
動作開始後、異常検出部81は、回転角センサ7の出力に基づいて停車中(回転停止中)か否かを判定する(ステップ200)。停車中でない場合(走行中の場合)には否定判断が行われ、一連の処理が終了する。
また、停車中の場合にはステップ200の判定において肯定判断が行われ、次に、異常検出部81は、電流検出相に流れる電流値(あるいは固定子巻線1A、1B毎の電流値)を検出する(ステップ202)。具体的には、対象となる電流検出相に対応するアナログ−デジタル変換器80U等の出力を取り込むことにより電流検出相の検出(算出)が行われる。
次に、異常検出部81は、検出した電流値がインバータ装置の異常の有無を判定するための閾値である所定値を超えているか否かを判定する(ステップ204)。停車時には固定子巻線1A、1Bに対する通電は行われていないため、正常時であれば電流値は所定値以下となる。この場合には、否定判断が行われ、一連の処理が終了する。
また、電流値が所定値を超えている場合にはステップ204の判定において肯定判断が行われ、次に、異常検出部81は、電流値が所定値を超えている時間が所定時間を超えたか否かを判定する(ステップ206)。超えていない場合には否定判断が行われ、一連の処理が終了する。
また、電流値が所定値を超えている時間が所定時間を超えた場合にはステップ206の判定において肯定判断が行われる。次に、異常処理部82は、電流値が異常(過大)となった電流検出相に対応する切断スイッチ13Aあるいは13Bに対して、動作が無効(ディセーブル)であることを示す切断指示を送る。これにより、これ以降の運転時(回転時)にUVW相ドライバ4AからMOSモジュール群3Aに入力される制御信号、あるいは、XYZ相ドライバ4BからMOSモジュール群3Bに入力される制御信号のいずれかが遮断される(ステップ208)。また、異常通知部83は、ECU600に向けて異常通知を出力した後(ステップ210)、一連の処理を終了する。
このように、運転停止中に流れる電流を検出することにより、ショート故障やレアショート故障あるいはその他の動作異常が発生したインバータ装置を検出することができ、このインバータ装置の動作を無効にするとともに、その旨をECU600に通知することができる。
また、上述した実施形態では、電流検出を電流検出用抵抗32を用いて行ったが、その他の電流検出素子を用いるようにしてもよい。例えば、図11に示すように、磁界の強さに応じて出力電圧が変化する磁気抵抗(MP:magnetoresistive)素子32Aを電流検出用抵抗32の代わりに用い、MOSトランジスタ31のソース・ドレイン間に流れる電流の検出を行うようにしてもよい。磁気抵抗素子32Aを用いることにより、温度が変化した場合であっても安定した検出精度を維持することができる。
また、上述した実施形態では、2つの固定子巻線1A、1Bと2つのMOSモジュール群3A、3Bを備えるようにしたが、3つ以上の固定子巻線やMOSモジュールを備えた車両用回転電機についても本発明を適用することができる。
上述したように、本発明によれば、固定子巻線とこれを駆動するインバータ装置の組み合わせを複数組備えており、いずれかのインバータ装置に異常が生じたときに、異常が生じたインバータ装置の運転を停止するとともに残りのインバータ装置の運転を継続している。このため、異常発生時であっても、駆動力の一部を継続的に発生して取り出すことができる。
1A、1B 固定子巻線
3A、3B MOSモジュール群
4A UVW相ドライバ
4B XYZ相ドライバ
30、31 MOSトランジスタ
32 電流検出用抵抗
81 異常検出部
82 異常処理部
83 異常通知部
84 CAN制御部

Claims (11)

  1. 回転子(20)と、
    前記回転子と対向配置され、複数の固定子巻線(1A、1B)を有する固定子と、
    前記複数の固定子巻線のそれぞれに対応しており、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して、対応する前記固定子巻線に印加する複数のインバータ装置(3A、3B、4A、4B)と、
    前記複数のインバータ装置のそれぞれの異常を検出する異常検出手段(81)と、
    前記異常検出手段によって異常が検出された前記インバータ装置の運転を停止するとともに、異常が検出されない残りの前記インバータ装置の運転を継続する異常処理手段(82)と、
    を備えることを特徴とする車両用回転電機。
  2. 請求項1において、
    前記複数のインバータ装置のそれぞれに流れる電流を検出する電流検出手段(32、32A)を備え、
    前記異常検出手段は、前記電流検出手段によって検出される電流値に基づいて異常を検出することを特徴とする車両用回転電機。
  3. 請求項2において、
    前記インバータ装置は、前記固定子巻線に電流を供給する複数のスイッチング素子(30、31)を有し、
    前記異常検出手段は、前記電流検出手段によって検出される電流値と、前記スイッチング素子を駆動する制御信号の位相とに基づいて異常の有無を検出することを特徴とする車両用回転電機。
  4. 請求項3において、
    前記異常処理手段は、前記スイッチング素子の制御端子に対する信号の入力を遮断することにより、前記インバータ装置の運転停止を行うことを特徴とする車両用回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記異常検出手段は、運転停止中に、前記電流検出手段によって検出される電流値が、所定時間以上かつ所定値以上であるときに、異常発生を検出することを特徴とする車両用回転電機。
  6. 請求項2または3において、
    前記電流検出手段は、前記固定子巻線の各相毎に電流検出を行うことを特徴とする車両用回転電機。
  7. 請求項2または3において、
    前記電流検出手段は、前記固定子巻線毎に電流検出を行うことを特徴とする車両用回転電機。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、
    前記電流検出手段は、磁気抵抗素子(32A)を用いて電流検出を行うことを特徴とする車両用回転電機。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項において、
    前記電流検出手段は、電流検出用抵抗(32)を用いて電流検出を行うことを特徴とする車両用回転電機。
  10. 請求項3において、
    前記スイッチング素子は、MOSトランジスタ(30、31)であることを特徴とする車両用回転電機。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項において、
    前記異常検出手段によって異常が検出されたときにその旨を外部に通知する通知手段(83、84)を有することを特徴とする車両用回転電機。
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