JP6089942B2 - 車両用回転電機 - Google Patents

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本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用回転電機に関する。
従来から、パワートランジスタの過熱や過電流を論理的に検出してその動作を制限する保護回路を備える駆動回路が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この保護回路では、駆動回路に接続される負荷を駆動するパワートランジスタの過熱や過電流を検出したときに、パワートランジスタのターンオンが禁止される。
特開平7−84655号公報
上述した特許文献1の構成では、異常発生時にパワートランジスタをオフすることでパワートランジスタから負荷に対する電流の供給を停止している。ところで、電動動作と発電動作とを行う車両用回転電機の電力変換器に含まれるパワートランジスタについては、上述した特許文献1の保護回路を適用しても、パワートランジスタをオフした場合に寄生ダイオードを介して電流が流れてしまう。このため、接地端子が外れた場合には、寄生ダイオードを介して流れた電流が制御回路やさらには制御回路を介してその他の電気負荷に流れ込むおそれがあるという問題があった。特に、パワー系回路から48Vの高電圧バッテリに対して充電を行うとともに、制御系回路ついては12Vの低電圧バッテリに接続して動作させる場合には、接地端子が外れた場合であってもパワー系回路から制御系回路への電流の回り込みを確実に防止する必要がある。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、パワー系回路から制御系回路への電流の回り込みを確実に防止することができる車両用回転電機を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用回転電機は、パワー系回路および制御系回路とダイオードを備えている。パワー系回路は、パワー素子を有し、第1のグランド端子および第1の接続線を介して接地されている。制御系回路は、パワー系回路を制御し、第1のグランド端子とは別の第2のグランド端子および第2の接続線を介して接地されている。ダイオードは、第1のグランド端子から第2のグランド端子に向けて流れる電流を遮断する向きに配置されている。第1のグランド端子と第2のグランド端子は、ダイオードを介して接続されている。
また、制御系回路は、接続線外れ検出部と通知手段とを有する。接続線外れ検出部は、第2のグランド端子の電位を基準にしたときの第1のグランド端子の電位を監視することにより、第1の接続線が第1のグランド端子から外れたこと、あるいは、第2の接続線が第2のグランド端子から外れたことを検出する。通知手段は、接続線外れ検出部によって第1の接続線あるいは第2の接続線が外れたことが検出されたときに、CANプロトコルまたはLINプロトコルを用いた通信によって外部に通知する。
パワー系回路を接地する第1のグランド端子と制御系回路を接地する第2のグランド端子とを分けているため、第1のグランド端子や第2のグランド端子が外れた場合であっても、パワー系回路から制御系回路への電流の回り込みを確実に防止することができる。
一実施形態の車両用回転電機の構成を示す図ある。 MOSモジュールの構成を示す図である。 Hブリッジ回路の構成を示す図である。 検出動作および通知動作を行う構成を示す図である。 入力保護回路およびレベルシフト回路の具体例を示す図である。 制御グランド端子の電位を基準にしたパワーグランド端子の電圧変動を示す図である。 制御グランド端子が外れた際のパワーグランド端子電圧の変化を説明する図である。 パワーグランド端子周りの接続形態の変形例を示す図である。 パワーグランド端子周りの接続形態のその他の変形例を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両用回転電機について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、一実施形態の車両用回転電機100は、2つの固定子巻線1A、1B、界磁巻線2、2つのMOSモジュール群3A、3B、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9、電源回路10、ダイオード11、コンデンサ12を含んで構成されている。この車両用回転電機100は、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と称されており、電動機の機能と発電機の機能を併せ持っている。
一方の固定子巻線1Aは、U相巻線、V相巻線、W相巻線からなる三相巻線であって、固定子鉄心(図示せず)に巻装されている。同様に、他方の固定子巻線1Bは、X相巻線、Y相巻線、Z相巻線からなる三相巻線であって、上述した固定子鉄心に、固定子巻線1Aに対して電気角で30度ずらした位置に巻装されている。本実施形態では、これら2つの固定子巻線1A、1Bと固定子鉄心によって固定子が構成されている。なお、固定子巻線1A、1Bのそれぞれの相数は3以外であってもよい。
界磁巻線2は、ベルトあるいはギアを介してエンジンとの間で駆動力の入出力を行う回転軸を有する回転子に磁界を発生させるためのものであり、界磁極(図示せず)に巻装されて回転子を構成している。
一方のMOSモジュール群3Aは、一方の固定子巻線1Aに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Aは、発電動作時に固定子巻線1Aに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Aに印加する電力変換器として動作する。MOSモジュール群3Aは、固定子巻線1Aの相数に対応する3個のMOSモジュール3AU、3AV、3AWを備えている。MOSモジュール3AUは、固定子巻線1Aに含まれるU相巻線に接続されている。MOSモジュール3AVは、固定子巻線1Aに含まれるV相巻線に接続されている。MOSモジュール3AWは、固定子巻線1Aに含まれるW相巻線に接続されている。
図2に示すように、MOSモジュール3AUは、2つのMOSトランジスタ30、31、電流検出用抵抗32を備えている。一方のMOSトランジスタ30は、ソースが固定子巻線1AのU相巻線に接続され、ドレインがパワー電源端子PBに接続された上アーム(ハイサイド側)のスイッチング素子である。パワー電源端子PBは、例えば定格48Vの高電圧バッテリ200(第1のバッテリ)や高電圧負荷210の正極端子に接続されている。他方のMOSトランジスタ31は、ドレインがU相巻線に接続され、ソースが電流検出用抵抗32を介してパワーグランド端子PGNDに接続された下アーム(ローサイド側)のスイッチング素子である。これら2つのMOSトランジスタ30、31からなる直列回路が高電圧バッテリ200の正極端子と負極端子の間に配置され、これら2つのMOSトランジスタ30、31の接続点にP端子を介してU相巻線が接続されている。また、MOSトランジスタ30のゲート、ソース、MOSトランジスタ31のゲート、電流検出用抵抗32の両端のそれぞれがUVW相ドライバ4Aに接続されている。
MOSトランジスタ30、31のそれぞれのソース・ドレイン間にはダイオードが並列接続されている。このダイオードはMOSトランジスタ30、31の寄生ダイオード(ボディダイオード)によって実現されるが、別部品としてのダイオードをさらに並列接続するようにしてもよい。上アームおよび下アームの少なくとも一方を、MOSトランジスタ以外のスイッチング素子を用いて構成するようにしてもよい。
なお、MOSモジュール3AU以外のMOSモジュール3AV、3AWや後述するMOSモジュール3BX、3BY、3BZも基本的に同じ構成を有しており、詳細な説明は省略する。
他方のMOSモジュール群3Bは、他方の固定子巻線1Bに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Bは、発電動作時に固定子巻線1Bに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Bに印加する電力変換器として動作する。MOSモジュール群3Bは、固定子巻線1Bの相数に対応する3個のMOSモジュール3BX、3BY、3BZを備えている。MOSモジュール3BXは、固定子巻線1Bに含まれるX相巻線に接続されている。MOSモジュール3BYは、固定子巻線1Bに含まれるY相巻線に接続されている。MOSモジュール3BZは、固定子巻線1Bに含まれるZ相巻線に接続されている。
UVW相ドライバ4Aは、3個のMOSモジュール3AU、3AV、3AWのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を検出する。同様に、XYZ相ドライバ4Bは、3個のMOSモジュール3BX、3BY、3BZのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を検出する。
Hブリッジ回路5は、界磁巻線2の両端に接続されており、界磁巻線2に励磁電流を供給する励磁回路である。図3に示すように、Hブリッジ回路5は、2つのMOSトランジスタ50、51、2つのダイオード52、53、電流検出用抵抗54を備えている。ハイサイド側のMOSトランジスタ50とローサイド側のダイオード52が直列に接続されており、この接続点に界磁巻線2の一方端が接続されている。また、ハイサイド側のダイオード53とローサイド側のMOSトランジスタ51と電流検出用抵抗54とが直列に接続されており、ダイオード53とMOSトランジスタ51の接続点に界磁巻線2の他方端が接続されている。このHブリッジ回路5は、パワー電源端子PBとパワーグランド端子PGNDのそれぞれに接続されている。MOSトランジスタ50、51をオンすることにより、Hブリッジ回路5から界磁巻線2に励磁電流が供給される。また、MOSトランジスタ50、51のいずれかをオフすることにより励磁電流の供給が停止されるとともに、ダイオード52、53のいずれかを介して界磁巻線2を流れる励磁電流を環流させることができる。
Hブリッジドライバ6は、Hブリッジ回路5に含まれるMOSトランジスタ50、51の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗54の両端電圧を検出する。
回転角センサ7は、回転子の回転角を検出する。例えば、永久磁石とホール素子を用いて回転角センサ7を構成することができる。具体的には、回転子の回転軸先端に永久磁石を固定するとともに、この永久磁石と対向する位置にホール素子を配置してその出力を取り出すことにより、永久磁石とともに回転する回転子の回転角を検出することができる。なお、回転角センサ7は、ホール素子以外を用いて構成するようにしてもよい。
制御回路8は、車両用回転電機100の全体を制御する。この制御回路8には、アナログ−デジタル変換器やデジタル−アナログ変換器が備わっており、他の構成との間で信号の入出力を行う。制御回路8は、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)によって構成されており、所定の制御プログラムを実行することにより、UVWドライバ4A、XYZドライバ4B、Hブリッジドライバ6を制御して車両用回転電機100を電動機や発電機として動作させたり、異常検出や通知などの各種処理を行う。
入出力回路9は、制御用ハーネス310を介して外部との間の信号の入出力や、高電圧バッテリ200の端子電圧やパワーグランド端子PGNDの電圧のレベル変換等を行う。入出力回路9は、入出力される信号や電圧を処理するための入出力インタフェースであって、例えばカスタムICによって必要な機能が実現されている。
電源回路10は、定格12Vの低電圧バッテリ202(第2のバッテリ)が接続されており、例えばスイッチング素子をオンオフしてその出力をコンデンサで平滑することにより、5Vの動作電圧を生成する。この動作電圧によって、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9が動作する。
コンデンサ12は、電動動作させるためにMOSモジュール3AU等のMOSトランジスタ30、31をオンオフする際に発生するスイッチングノイズを除去あるいは低減するためのものである。図1に示す例では1つのコンデンサ12が用いられているが、スイッチングノイズの大きさに応じて適宜その数を変更することができる。
上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7(回転子に取り付けられた永久磁石を除く)、制御回路8、入出力回路9、電源回路10が1枚の制御基板102に搭載されている。
また、図1に示すように、車両用回転電機100には、パワー電源端子PB、制御電源端子CB、パワーグランド端子PGND、制御グランド端子CGNDや制御用ハーネス310などが取り付けられるコネクタ400が備わっている。パワー電源端子PBは、高電圧の正極側入出力端子であり、高電圧バッテリ200や高電圧負荷210が所定のケーブルを介して接続される。制御電源端子CBは、低電圧の正極側入力端子であり、低電圧バッテリ202や低電圧負荷204が所定のケーブルを介して接続される。
パワーグランド端子PGNDは、第1のグランド端子であって、パワー系回路を接地するためのものである。このパワーグランド端子PGNDは、第1の接続線としての接地用ハーネス320を介して車両フレーム500に接続されている。上述したMOSモジュール群3A、3B(電力変換器)およびHブリッジ回路5(励磁回路)がパワー系回路である。このパワー系回路には、固定子巻線1A、1Bや界磁巻線2と共通の電流が流れるパワー素子としてのMOSトランジスタ30、31、50、51が含まれている。
また、制御グランド端子CGNDは、パワーグランド端子PGNDとは別に設けられた第2のグランド端子であって、制御系回路を接地するためのものである。この制御グランド端子CGNDは、接地用ハーネス320とは別の接地用ケーブル330(第2の接続線)を介して接地されている。この制御グランド端子CGNDと車両用回転電機100のフレーム(以後、「ISGフレーム」と称する)110との間には、入出力回路9の内部配線を介してダイオード11が挿入されている。具体的には、ダイオード11のカソードがフレームグランド端子FLMGNDに接続されており、このフレームグランド端子FLMGNDがISGフレーム110に接続されている。上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9などが制御系回路である。なお、この接地用ケーブル330の接続先は、車両側に用意されたグランド電位(0V)の部位であり、電圧変動がないものとする。また、図1では、ダイオード11は制御基板102の外部に設けられているが、ダイオード11を制御基板102に搭載するようにしてもよい。
コネクタ400は、パワー電源端子PB、パワーグランド端子PGND以外の端子(制御用グランド端子CGNDや制御電源端子CBなど)に制御用ハーネス310や接地用ケーブル330、その他のケーブルを取り付けるためのものである。
上述した車両用回転電機100のISGフレーム110は、例えばアルミダイカストによって形成された導電体であり、このISGフレーム110がエンジン(E/G)ブロック510にボルトによって固定されている。さらに、エンジンブロック510は接地用ハーネス322によって車両フレーム500に接続されている。
本実施形態の車両用回転電機100はこのような構成を有しており、次に、制御グランド端子CGNDに接続された接地用ケーブル330が外れた場合の検出動作と保護動作について説明する。
本実施形態の車両用回転電機100では、制御回路8などの制御系回路は制御グランド端子CGNDを介して接地されており、この制御グランド端子CGNDの電位は接地用ケーブル330を介して接地電位に固定されている。制御系回路は、この制御グランド端子CGNDの接地電位を基準に各種の動作を行っている。したがって、振動等によって接地用ケーブル330が制御グランド端子CGNDから外れると、制御系回路の接地電位が不安定になる事態が生じ、制御系回路の動作が不安定になる。
このような事態を回避するために、本実施形態では制御グランド端子CGNDと車両用回転電機100のISGフレーム110との間にダイオード11が挿入されている。上述したように、ISGフレーム110はエンジンブロック510にボルトによって固定されており、エンジンブロック510は車両フレーム500に接地用ハーネス322を介して接続されている。したがって、制御グランド端子CGNDから接地用ケーブル330が外れても、ダイオード11を介したISGフレーム110への接地経路は確保されており、制御系回路による暫定的な動作が維持される。また、ダイオード11のカソード側がISGフレーム110に接続されているため、車両フレーム500を介してパワー系回路から制御系回路に電流が流れることを防止することができる。
ところで、ダイオード11を介した接地経路が確保されているとはいっても、接地用ケーブル330が外れてしまうと、ダイオード11の順方向電圧分(例えば0.7V)制御グランド端子CGNDの電位が高くなる。この制御グランド端子CGNDの電位上昇に伴って制御系回路の動作マージンが少なくなるため、制御グランド端子CGNDから接地用ケーブル330が外れる異常発生を運転者に通知して、検査や修理、交換等の早期の対策を促すことが望ましい。また、その前提として接地用ケーブル330が外れたことを検出する必要がある。このために、制御回路8には、接地用ケーブル330の外れ検出時にその旨を外部(例えば、ECU600)に通知する通知手段が備わっている。
なお、「接地用ケーブル330が外れる」とは、制御グランド端子CGNDから接地用ハーネス330の一方端が完全に離れた場合の他、接続を行うナット等の締め付けが緩んで接触抵抗が想定している許容値よりも高くなる場合を含んでいる。また、制御グランド端子CGND側だけでなく、車両側の接地用ケーブル330の他方端が完全に離れた場合の他、接続を行うナット等の締め付けが緩んで接触抵抗が想定している許容値よりも高くなる場合を含んでいる。
上述した検出動作および通知動作を行うために、本実施形態の車両用回転電機100には、図4に示す構成が備わっている。すなわち、入出力回路9は、パワーグランド端子PGNDに接続される入力保護回路90およびレベルシフト回路91と、ISGフレーム110に接続される入力保護回路92およびレベルシフト回路93とを備えている。図5には、入力保護回路90、92およびレベルシフト回路91、93の具体例が示されている。
入力保護回路90は、パワーグランド端子PGNDの電圧変動が大きくなったときにこの変動幅を一定に抑制する。例えば、図5に示すように、入力保護回路90は、パワーグランド端子PGND側にカソードが配置されたツェナーダイオードと、制御グランド端子CGND側にカソードが配置されたツェナーダイオードとを有し、これらを直列に接続することにより構成されている。なお、入力保護回路90は、所定の電圧範囲にパワーグランドPGNDの電位の変動を抑えるために必要な数のツェナーダイオードが組み合わされる。例えば、所定の電圧範囲を0V±2.1Vとすると、それぞれの向きに3個、合計で6個のツェナーダイオードを直列接続して用いればよい。
レベルシフト回路91は、制御グランド端子CGNDの電位を基準にしてパワーグランド端子PGNDの電位を監視する際に、パワーグランド端子PGNDの電位の監視に適した電位に変換する。本実施形態では、少なくとも−1.3V〜+0.6Vの電圧範囲(この電圧範囲の根拠については後述する)に含まれるパワーグランド端子PGNDの電位を監視するために、制御系回路で用いられている動作電圧が5Vであることを考慮して、この電圧範囲が例えば2.5V±1.0Vになるようにレベルシフトが行われる。例えば、図5に示すように、レベルシフト回路91は、オペアンプと複数の抵抗を組み合わせることで構成されている。
同様に、入力保護回路92は、ISGフレーム110の電圧変動(正確には、ISGフレーム110に接続するための端子の電圧変動)が大きくなったときにこの変動幅を一定に抑制する。例えば、図5に示すように、入力保護回路92は、パワーグランド端子PGND側にカソードが配置されたツェナーダイオードと、制御グランド端子CGND側にカソードが配置されたツェナーダイオードとを有し、これらを直列に接続することにより構成されている。
レベルシフト回路92は、制御グランド端子CGNDの電位を基準にしてISGフレーム110の電位を監視する際に、ISGフレーム110の電位の監視に適した電位に変換する。本実施形態では、少なくとも−0.7V〜+0Vの電圧範囲(この電圧範囲の根拠については後述する)に含まれるISGフレーム110の電位を監視するために、制御系回路で用いられている動作電圧が5Vであることを考慮して、この電圧範囲が例えば2.5V±1.0Vになるようにレベルシフトが行われる。例えば、図5に示すように、レベルシフト回路92は、オペアンプと複数の抵抗を組み合わせることで構成されている。
また、制御回路8は、アナログ−デジタル変換器(A/D)80、81、CGND外れ検出部82、CGND外れ通知部83、CAN(Controller Area Network)制御部84を備えている。
アナログ−デジタル変換器80は、レベルシフト回路91の出力電圧をデジタルデータに変換する。アナログ−デジタル変換器81は、レベルシフト回路93の出力電圧をデジタルデータに変換する。CGND外れ検出部82は、アナログ−デジタル変換器80、81から出力されるデータに基づいて、制御グランド端子CGNDやISGフレーム110の電圧(制御グランド端子CGNDの電位を基準としたときのパワーグランド端子PGNDやISGフレーム110の電位)を監視し、所定の電圧条件を満たした場合に、制御グランド端子CGNDに接続された接地用ケーブル330が外れたことを検出する。
CGND外れ通知部83は、通知手段であって、CGND外れ検出部82によって接地用ケーブル330が外れたことが検出されたときに、その旨を知らせる通知をECU600に向けて送信する。例えば、CAN制御部84によって実現されるCANプロトコルを用いたCAN通信によってこの通知をECU600に送ることができる。なお、LIN(Local Interconnect Network)プロトコルを用いたLIN通信等のその他の通信方法を用いるようにしてもよい。
次に、制御グランド端子CGNDから接地用ケーブル330が外れたことを検出する具体的な動作について説明する。例えば、本実施形態では、車両用回転電機100の電動動作時と発電動作時のそれぞれに流れる入出力電流の最大値を200Aとする。また、パワーグランド端子PGNDの接触抵抗(接地用ハーネス320の抵抗値等も含まれる)の最大値を3mΩとする。なお、上述した入手力電流の最大値やパワーグランド端子PGNDの接触抵抗の最大値は一例であって、実際の製品において適宜変更される。
車両用回転電機100の停止時のパワーグランド端子PGNDの電圧(制御グランド端子CGNDの電位を基準にした場合の電圧)を0V、電動動作時のパワーグランド端子PGNDに流れる電流を正側に設定するものとする。この場合のパワーグランド端子PGNDの電圧変動は図6に示すようになる。
すなわち、パワーグランド端子PGNDと制御グランド端子CGNDの両方が外れていない正常時には、電動動作時の電流0〜200Aに対応してパワーグランド端子PGNDの電圧が0〜+0.6Vの範囲で変動する。また、発電動作時の電流0〜200Aに対応してパワーグランド端子PGNDの電圧が−0.6〜0Vの範囲で変動する。
一方、制御グランド端子CGNDから接地用ケーブル330が外れる異常時には、制御グランド端子CGNDの電位は、ダイオード11の順方向電圧である0.7V分上昇して+0.7Vとなる。この場合には、制御グランド端子CGNDの電位を基準にしたISGフレーム110の電圧は正常時の0Vから−0.7Vに変化する。また、この+0.7Vとなった制御グランド端子CGNDの電位を基準にしてパワーグランド端子PGNDの電圧検出を行っているため、この異常時には、電動動作時の電流0〜200Aに対応してパワーグランド端子PGNDの電圧が−0.7〜−0.1Vの範囲で変動する。また、発電動作時の電流0〜200Aに対応してパワーグランド端子PGNDの電圧が−1.3〜−0.7Vの範囲で変動する。
このように、制御グランド端子CGNDから接地用ケーブル330が外れると、(A)ISGフレーム110の電圧が0Vから−0.7Vに変化するとともに、(B)電動動作時および発電動作時のパワーグランド端子PGNDの電圧が正常時に比べて0.7V低い側にずれる。CGND外れ検出部82は、これら(A)、(B)のいずれか一方あるいは両方を制御グランド端子CGND外れ検出の条件として用いている。
ところで、(B)については、パワーグランド端子PGNDの電圧が正常時に比べて0.7V低い側に変化するための工夫が必要になる。図7において、Nは正常時のパワーグランド端子PGNDの電圧範囲(−0.6〜+0.6V)を、Uは制御グランド端子CGND外れが発生した異常時のパワーグランド端子PGNDの電圧範囲(−1.3〜−0.6V)をそれぞれ示している。図7から明らかなように、異常発生時には、パワーグランド端子PGNDの電圧は、(B1)範囲aで示される−0.1〜+0.6Vまで上昇することはなく、(B2)範囲bで示される−1.3〜−0.6Vまで低下することがある。
CGND外れ検出部82は、(B1)については、例えば−0.1Vを基準電圧V1としたときに、パワーグランド端子PGNDの電圧が電動動作時にこの基準電圧V1を超えないことを確認すればよい。なお、電動動作時にパワーグランド端子PGNDを介して流れる電流が多いほど、この確認を容易かつ正確に行うことが可能となる。例えば、車両用回転電機100によって車両の車輪を駆動するような場合には電動動作時にフルパワーに近い状態となるため、このような電動動作時に上記の確認を行うことが望ましい。また、基準電圧V1は、必ずしも−0.1Vである必要はなく、−0.1Vよりも高い値を用いてもよい。
また、CGND外れ検出部82は、(B2)については、例えば−0.6Vを基準電圧V2としたときに、パワーグランド端子PGNDの電圧が発電動作時にこの基準電圧V2よりも低下したことを確認すればよい。なお、発電動作時にパワーグランド端子PGNDを介して流れる電流が多いほど、この確認を容易かつ正確に行うことが可能となる。例えば、車両用回転電機100による発電動作によって回生制動を行うような場合には比較的大電流が流れるため、このような発電動作時に上記の確認を行うことが望ましい。あるいは、発電電流(各MOSモジュールに流れる電流を合計することで全体の発電電流を検出することができる)が多いことや、発電動作時の調整電圧を高いことを確認したときに上記の確認を行うようにしてもよい。また、基準電圧V2は、必ずしも−0.6Vである必要はなく、−0.6Vよりも低い値を用いてもよい。なお、上述した(B1)と(B2)は、必ずしも両方の成立を確認する必要はなく、いずれか一方のみを確認したり、両方を確認するがいずれか一方が成立した時点で端子外れが発生した旨の判定を行うようにしてもよい。
このように、本実施形態の車両用回転電機100では、パワー系回路を接地するパワーグランド端子PGNDと制御系回路を接地する制御グランド端子CGNDとを分けているため、パワーグランド端子PGNDや制御グランド端子CGNDが外れた場合であっても、パワー系回路から制御系回路への電流の回り込みを確実に防止することができる。
また、フレームグランド端子FLMGND(パワーグランド端子PGND)と制御グランド端子CGNDは、フレームグランド端子FLMGNDから制御グランド端子CGNDに向けて流れる電流を遮断する向きに配置されたダイオード11を介して接続されている。これにより、制御グランド端子CGNDが外れた際に、パワーグランド端子PGNDおよびフレームグランド端子FLMGNDを介してパワー系回路から制御系回路に流れる電流を阻止することができる。また、制御グランド端子CGNDをダイオード11を介してフレームグランド端子FLMGNDに接続することにより、制御グランド端子CGNDが外れた際にその電位が不安定になることを防止することができる。
また、パワーグランド端子PGNDは、車両フレーム500に接続されており、制御グランド端子CGNDは、ダイオード11およびフレームグランド端子FLMGNDを介してISGフレーム110に接続されている。さらに具体的には、ダイオード11は、ISGフレーム110およびエンジンブロック510を介して車両フレーム500に接続されている。これにより、車両用回転電機100においてパワーグランド端子PGNDと制御グランド端子CGNDを完全に分離することによりこれらのグランド端子を別々に接地することができるとともに、制御グランド端子CGNDが外れた際に制御グランド端子CGNDをダイオード11およびフレームグランド端子FLMGNDを介して間接的に車両フレーム500に接続して制御系回路の動作を継続することが可能となる。
また、パワー系回路は、高電圧バッテリ200および高電圧負荷210に接続され、制御系回路は、低電圧バッテリ202および低電圧負荷204に接続されている。これにより、パワーグランド端子PGNDや制御グランド端子CGND子が外れた場合に、制御系回路だけでなく低電圧負荷への電流の回り込みを確実に防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、ISGとして動作する車両用回転電機100について説明したが、電動動作および発電動作のいずれかのみを行う車両用回転電機についても本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、制御グランド端子CGNDに接続された接地用ケーブル330が外れたことを検出して通知を行う場合について説明したが、並行して、パワーグランド端子PGNDに接続された接地用ハーネス320が外れたことを検出して所定の保護動作や通知動作を行うことが望ましい。このために、例えば、制御回路8にPGND外れ検出部、固定子巻線短絡制御部、Hブリッジオフ制御部、PGND外れ通知部を追加する。
PGND外れ検出部は、パワーグランド端子PGNDの電圧(制御グランド端子CGNDの電位を基準としたときのパワーグランド端子PGNDの電位)を監視し、例えば0V±1.4Vの範囲から外れる場合に、接地用ハーネス320が外れたことを検出する。
固定子巻線短絡制御部は、PGND外れ検出部によって接地用ハーネス320が外れたことが検出されたときに、UVW相ドライバ4AとXYZ相ドライバ4Bに指示を送って、固定子巻線1A、1Bのそれぞれに含まれる相巻線を短絡させる保護動作を行う。具体的には、保護動作として、UVW相ドライバ4AとXYZ相ドライバ4Bによって全てのMOSモジュール3AU等のハイサイド側のMOSトランジスタ30がオフされ、ローサイド側のMOSトランジスタ31がオンされる。なお、回転角センサ7によって検出された回転子の位置に基づいて、MOSトランジスタ30、31に電流が流れていないタイミングで、これらのMOSトランジスタ30、31をオン/オフすることが望ましい。
Hブリッジオフ制御部は、PGND外れ検出部によって接地用ハーネス320が外れたことが検出されたときに、Hブリッジドライバ6に指示を送って、界磁巻線2に対する励磁電流の供給を停止させる保護動作を行う。具体的には、保護動作として、Hブリッジドライバ6によってHブリッジ回路5のMOSトランジスタ50、51の少なくとも一方がオフされ、界磁巻線2に対する励磁電流の供給が遮断される。
PGND外れ通知部は、PGND外れ検出部によって接地用ハーネス320が外れたことが検出されたときに、その旨を知らせる通知をECU600に向けて送信する。車両用回転電機100と高電圧バッテリー200との間に遮断機構としてのリレー201が設けられている場合には、この通知を受信したECU600によってリレー201を動作させて電力供給路を遮断することが可能となる。これにより、パワーグランド端子PGNDに接続された素子を高電圧印加による損傷や破損から確実に保護することができる。また、ECU600から運転者に異常発生を知らせることができるため、運転者は、点検や修理、交換を含む早期の対策をとることが可能となる。
また、上述した実施形態では、パワーグランド端子PGNDが接地用ハーネス320を介して車両フレーム500に接続された場合について説明したが、図8に示すように、車両フレーム500と高電圧バッテリ200の負極端子とを接続する接地用ハーネスを分岐してパワーグランド端子PGNDに接続するようにしてもよい。
あるいは、車両用回転電機100の外部に露出するパワーグランド端子PGNDを設ける代わりに、図9に示すように、パワーグランド端子PGNDに接続されていた内部配線をフレームグランド端子FLMGNDに接続するようにしてもよい。このフレームグランド端子FLMGNDは、エンジンブロック510等を介して間接的に車両フレーム500に接続されているため、パワーグランド端子PGNDを設けた場合と同様に各種のパワー系回路を接地することができる。
上述したように、本発明によれば、パワー系回路を接地する第1のグランド端子と制御系回路を接地する第2のグランド端子とを分けているため、第1のグランド端子や第2のグランド端子が外れた場合であっても、パワー系回路から制御系回路への電流の回り込みを確実に防止することができる。
1A、1B 固定子巻線
2 界磁巻線
3A、3B MOSモジュール群
5 Hブリッジ回路
8 制御回路
9 入出力回路
30、31、50、51 MOSトランジスタ
320 接地用ハーネス
330 接地用ケーブル

Claims (7)

  1. パワー素子(30、31、50、51)を有し、第1のグランド端子および第1の接続線(320)を介して接地されたパワー系回路(3A、3B、5)と、
    前記パワー系回路を制御し、前記第1のグランド端子とは別の第2のグランド端子および第2の接続線(330)を介して接地された制御系回路(4A、4B、6、7、8、9)と、
    前記第1のグランド端子から前記第2のグランド端子に向けて流れる電流を遮断する向きに配置されたダイオード(11)と、
    を備え、前記第1のグランド端子と前記第2のグランド端子は、前記ダイオードを介して接続されており、
    前記制御系回路は、
    前記第2のグランド端子の電位を基準にしたときの前記第1のグランド端子の電位を監視することにより、前記第1の接続線が前記第1のグランド端子から外れたことと、前記第2の接続線が前記第2のグランド端子から外れたこととを検出する接続線外れ検出部(82)と、
    前記接続線外れ検出部によって前記第1の接続線あるいは前記第2の接続線が外れたことが検出されたときに、CANプロトコルまたはLINプロトコルを用いた通信によって外部に通知する通知手段(83、84)と、
    を有することを特徴とする車両用回転電機。
  2. 請求項1において、
    前記ダイオードは、一方端が前記第2のグランド端子に接続され、他方端がフレームグランド端子を介して前記第1のグランド端子に間接的に接続されていることを特徴とする車両用回転電機。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1のグランド端子は、車両フレーム(500)に接続されており、
    前記第2のグランド端子は、前記ダイオードを介して前記車両フレームに接続されていることを特徴とする車両用回転電機。
  4. 請求項3において、
    前記ダイオードは、車両用回転電機フレーム(110)およびエンジンブロック(510)を介して前記車両フレームに接続されていることを特徴とする車両用回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記パワー素子は、固定子巻線(1A、1B)あるいは界磁巻線(2)と共通の電流が流れることを特徴とする車両用回転電機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、
    固定子に含まれる固定子巻線(1A、1B)に誘起される交流電圧を直流電圧に変換、または、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して前記固定子巻線に印加する電力変換器(3A、3B)と、
    回転子に含まれる界磁巻線(2)に励磁電流を供給する励磁回路(5)と、
    を備え、前記電力変換器と前記励磁回路が前記第1のグランド端子および前記第1の接続線を介して接地されていることを特徴とする車両用回転電機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、
    前記パワー系回路は、高電圧バッテリ(200)および高電圧負荷(210)に接続され、
    前記制御系回路は、低電圧バッテリ(202)および低電圧負荷(204)に接続されていることを特徴とする車両用回転電機。
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