JP2015028251A - 建具 - Google Patents

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JP2015028251A
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内藤 茂樹
Shigeki Naito
茂樹 内藤
一哲 梅岡
Kazuaki Umeoka
一哲 梅岡
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Abstract

【課題】芯材の吸湿による反りの発生が確実に抑制された建具を提供すること。【解決手段】長尺枠部材21と短尺枠部材22とを含む芯材2の表裏面に表面板3が接着されて形成される建具1であって、少なくとも前記長尺枠部材の長手方向の全周面に防湿シートが装着されている。【選択図】図1

Description

本発明は、建具に関する。
従来より、芯材の表裏面に表面板を接着して作製される建具が知られている。例えば、特許文献1には、芯材の接着面に防湿シートを接着して設け、この防湿シートを介して表面板を接着することで、建具(ドア)の反りを抑制できることが記載されている。また、例えば、特許文献2には、芯材の表裏面に、裏面に防湿シートが貼り付けられた化粧材(表面板)を貼着することで、建具(ドア)の反りを抑制できることが記載されている。
特開2003-27851号公報 特開2005-200858号公報
しかしながら、特許文献1、2の建具においても、芯材の吸湿によって建具の反りが生じる場合があり、特に縦方向の長さが2mを超えるような大きな場合に、大きな反りが生じる場合があることが改善すべき点として挙げられる。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、芯材の吸湿による反りの発生が確実に抑制された建具を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の建具は、長尺枠部材と短尺枠部材とを含む芯材の表裏面に表面板が固定されて形成される建具であって、少なくとも前記長尺枠部材の長手方向の全周面に防湿シートが装着されていることを特徴としている。
この建具では、前記長尺枠部材の上端面および下端面に、防湿シートが装着されていることが好ましい。
この建具では、前記長尺枠部材の長さが、240cm〜400cmであることがより好ましい。
本発明の建具によれば、芯材の吸湿による反りの発生を確実に抑制することできる。
本発明の建具の一実施形態を例示した分解斜視図である。 本発明の建具の芯材の長尺枠部材の一実施形態を例示した透視図である。
図1は、本発明の建具の一実施形態を例示した分解斜視図である。図2は、本発明の建具の芯材の長尺枠部材の一実施形態を例示した透視図である。
建具1は、芯材2の表裏面に表面板3が固定されて形成される。
芯材2は、縦方向に配置された長尺枠部材21と横方向に配置された短尺枠部材22とによって縦長の方形状に枠組みされており、その内側に左右の長尺枠部材21の中央付近を連結する桟材23が格子状に配設されている。
長尺枠部材21は、角柱状であり、長手方向(縦方向)長さは160cm〜400cm程度に設計することができる。また、短尺枠部材22および桟材23も角柱状であり、長手方向(横方向)長さは50cm〜150cm程度に設計することができる。
長尺枠部材21、短尺枠部材22および桟23の材料は、無垢材、集成材、LVL(Laminated Vaneer Lumber:単板積層板)、合板、木質繊維板、パーティクルボードなどのうち1種または2種以上を適宜選択することができる。
長尺枠部材21は、長手方向の全周面(長尺枠部材21の周面を構成する4面)および両端面(上端面、下端面)に防湿シート4が装着されている。防湿シート4は、装着される長尺枠部材21の各面の全てを覆うように装着することができるが、例えば、短尺枠部材22と接合する部分などは、装着を省略することができる。また、長尺枠部材21の上端面と下端面についても、防湿シート4の装着を省略することができるが、上端面と下端面にも防湿シート4を装着することで、長尺枠部材21の吸湿がより抑制され、建具1の反りの発生がより確実に抑制されるため、好ましい。
防湿シート4は、水分の透過を防止できるシートであれば特に限定されない。具体的には、防湿シート4は、例えば、プラスチックシートを例示することができ、より具体的には、ポリ塩化ビニルシート、ポリエチレンシートなどを例示することができる。また、防湿シート4は、複数のプラスチックシートを積層したシート、例えば、ポリ塩化ビニルシート、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシート、フッ素樹脂シートなどを積層した多層構造のシートであってもよい。さらに、防湿シート4は、プラスチックシートの間にアルミニウム箔などの金属箔を積層して接着しているシートであってもよい。防湿シート4は、プラスチックシートの片面もしくは両面に紙間強化紙を貼着することもできる。
防湿シート4の厚さは、例えば、50μm〜2mm、好ましくは100μm〜1mmの範囲で適宜設計することができる。防湿シート4の厚さがこの範囲であると、水分透過をより効果的に抑制することができる。
防湿シート4は、非水溶性接着剤を用いて芯材2に接着することが好ましい。防湿シート4を芯材2に接着するときに、接着剤に含まれる水分を芯材2に含浸させないためである。非水溶性接着剤としては、例えば、溶液型のアクリル共重合体、合成ゴム系の接着剤、熱可塑性合成樹脂であるホットメルト系の接着剤、エポキシ樹脂系、ウレタン系、塩化ビニル系の接着剤などを例示することができる。また、例えば、接着剤を用いずに、熱収縮性を有する防湿シート4と芯材2とを密着させることにより、防湿シート4を芯材2に装着することもできる。
表面板3は、縦長の方形状であり、芯材2の大きさ、形状と対応している。表面板3の材料は、例えば、合板、MDF(Medium Density Fiberboard:中密度繊維板)、ガラスなどを例示することができる。表面板3を、防湿シート4を介して芯材2の表裏面に接着することで建具1が形成される。なお、表面板3を芯材2に接着するための接着剤としては、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合体、エポキシ樹脂系、ウレタン系の接着剤などを例示することができる。なお、接着剤を使用せず、釘や金具を用いて表面板3と芯材2とを固定することもできる。
従来、建具1の反りは、表裏面の環境に温湿度差がある場合に生じると考えられている。特に、木製の芯材2が吸湿し、表裏面の環境に温度差が生じると、芯材2では冷たい側に含水が移動して厚み方向に含水率の傾斜ができ、この含水率の傾斜によって芯材2に反りが生じる。
これに対し、本発明の建具1は、長尺枠部材21と短尺枠部材22とを含む芯材2の表裏面に表面板3が固定されて形成される建具1であって、長尺枠部材21の長手方向の全周面に防湿シート4が装着されている。すなわち、長尺枠部材21は、表面板3との接着面のみならず、長手方向の全周面に防湿シート4が接着されているため、低コストで簡便かつ確実に長尺枠部材21の吸湿が抑制され、含水率の移動が生じ難いため、建具1の反りの発生が確実に抑制される。さらに、長尺枠部材21の長さが240cm〜400cmと大きな場合であっても、確実に吸湿が抑制されて建具1の反りが生じ難いため、様々な用途、設置場所に対応した建具1とすることができる。
本発明の木質建具は、以上の形態に限定されることはない。例えば、芯材は、縦桟などを含むこともできる。
1 建具
2 芯材
21 長尺枠部材
22 短尺枠部材
23 桟材
3 表面板
4 防湿シート

Claims (3)

  1. 長尺枠部材と、短尺枠部材とを含む芯材の表裏面に表面板が固定されて形成される建具であって、少なくとも前記長尺枠部材の長手方向の全周面に防湿シートが装着されていることを特徴とする建具。
  2. 前記長尺枠部材の長手方向の両端面に、防湿シートが装着されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記長尺枠部材の長さが、240cm〜400cmであることを特徴とする請求項1または2に記載の建具。



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