JP2015026521A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の出力の変化時における電圧の安定性を向上させる燃料電池システムを提供する。【解決手段】水素ガスタンク11から供給される水素ガスと空気中の酸素とを反応させて電気エネルギーを生成する燃料電池10を備える燃料電池システム101は、燃料電池10に空気を送るコンプレッサ12と、燃料電池10が生成する電気エネルギーを制御して出力する燃料電池ECU13とを備える。燃料電池ECU13は、水素ガスタンク11からの水素ガスの供給が停止した状態の燃料電池10に対して、電気エネルギーの出力を開始させる際、燃料電池10から出力する電気エネルギーに対する目標出力電圧を設定し、燃料電池10に対して、出力電圧を目標出力電圧に維持させつつ、燃料電池10に送られる空気の流量に対応する電気エネルギーを出力させる。【選択図】図2

Description

この発明は、燃料電池システムに関する。
近年、エネルギー供給源として燃料電池を使用した燃料電池システムの開発が行われている。燃料電池システムでは、積層された複数の燃料電池セルによって構成される燃料電池において、各セルのアノードに水素ガス等の燃料ガスが供給され、各セルのカソードに酸素を含む空気等の酸化剤ガスが供給され、各セルで水素及び酸素を酸化還元反応(電気化学反応)させて電気エネルギーが生成される。そして、燃料電池システムの様々な制御方法が開発されている。
例えば、特許文献1には、燃料電池(燃料電池スタック)への要求発電量が変化した際の燃料電池システムの制御方法が記載されている。この制御方法では、燃料電池への要求発電量が高い状態から低い状態に遷移する場合、燃料電池へ供給する酸化剤ガスの圧力が下げられ、このとき、酸化剤ガスの圧力値の変化量に応じて、燃料電池から取り出す電流値を変化させる。つまり、酸化剤ガス圧力の変化分の燃料ガス(水素ガス)圧力を落とすために消費すべき水素量が計算され、この消費すべき水素量に対応した電流値を燃料電池から取り出す電流値とされる。そして、圧力が落とされた燃料ガス圧力が目標とする圧力以下になると、燃料電池から取り出す電流値が要求発電量に対応する電流値に設定される。
特開2006−156165号公報
しかしながら、特許文献1の燃料電池システムの制御方法では、酸化剤ガスの圧力値の変化量に応じて、燃料電池から取り出す電流値を変化させているため、燃料電池のセルの電圧が不安定になり、出力が不安定になるおそれがある。特に、燃料電池の要求発電量が低い状態で電圧が不安定になると、出力の安定性に与える影響が大きくなる。
この発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、燃料電池の出力の変化時における電圧の安定性を向上させる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る燃料電池システムは、燃料ガス供給源から供給される燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて電気エネルギーを生成する燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池に酸化剤ガスを送る酸化剤ガスポンプと、燃料電池が生成する電気エネルギーを制御して出力する制御手段とを備え、制御手段は、燃料ガス供給源からの燃料ガスの供給が停止した状態の燃料電池に対して、電気エネルギーの出力を開始させる際、燃料電池から出力する電気エネルギーに対して目標出力電圧を設定し、燃料電池に対して、出力電圧を目標出力電圧に維持させつつ、燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量に対応する電気エネルギーを出力させる。
上記燃料電池システムは、燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量を検出する酸化剤ガス流量検出手段をさらに備え、制御手段は、酸化剤ガス流量検出手段による検出値を使用してもよい。
制御手段は、燃料電池への酸化剤ガス流量に対応する燃料電池の電気エネルギーにおける出力電圧及び出力電流の相関関係に基づき、燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量に対応する電気エネルギーに対する目標出力電圧に対応する出力電流を算出し、算出した出力電流及び目標出力電圧で燃料電池に電気エネルギーを出力させてもよい。
制御手段は、目標出力電圧を設定する際に、燃料電池に供給する目標酸化剤ガス流量を設定し、目標酸化剤ガス流量に対応する電気エネルギーにおける出力電圧及び出力電流の相関関係に基づき、目標出力電圧を、出力電流を伴う出力電圧から設定してもよい。
制御手段は、燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量が目標酸化剤ガス流量以上になると、目標出力電流を設定し、設定した目標出力電流で燃料電池に電気エネルギーを出力させてもよい。
酸化剤ガス流量検出手段は、酸化剤ガスポンプの回転数を検知して、燃料電池への酸化剤ガス流量を検出してもよい。
この発明に係る燃料電池システムによれば、燃料電池の出力の変化時における電圧の安定性を向上させることが可能になる。
この発明の実施の形態に係る燃料電池システムを搭載するフォークリフトの概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態に係る燃料電池システムにおける燃料電池の発電動作に関連する装置の概略構成を示す図である。 図2の燃料電池システムにおける燃料電池による発電電力を扱う電気部品の概略構成を示す図である。 燃料電池における空気流量に対する電圧−電流の特性を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態
まず、この発明の実施の形態に係る燃料電池システム101及びその周辺の概略的な構成を説明する。なお、本実施の形態では、燃料電池システム101は、車両、特にフォークリフト1に搭載されるものとして説明する。
図1を参照すると、フォークリフト1は、フォークリフト1に走行等の動作をさせるための走行モータ2と、荷役作業を行うためのフォーク、マスト等の荷役作業装置4を駆動するための荷役モータ3と、その他フォークリフト1が駆動する上で必要な補機7(ディスプレイ、ライトなど)と、燃料電池システム101とを備えている。荷役作業装置4は、油圧機構5が動作することによって動作し、油圧機構5は、荷役モータ3に一体に回転するように連結された油圧ポンプ6が生成する油圧によって動作する。
そして、走行モータ2、荷役モータ3及び補機7は、燃料電池システム101が備える燃料電池10(図2参照)が生成する電力を使用して動作する。なお、燃料電池10は、多数の高分子型の単セルが積層されたスタック構造を有しており、各セルにおいて供給される水素及び酸素を電気化学反応させることによって、高い出力の電力(電気エネルギー)を生成することができる。
図2を参照すると、燃料電池システム101は、燃料電池10の他に、燃料電池10に供給する水素ガスを貯蔵するための水素ガスタンク11と、燃料電池10に酸素を含む空気を圧送するための電動式のコンプレッサ12と、燃料電池システム101に関する各装置の動作を制御する燃料電池ECU13とを備えている。
コンプレッサ12は、モータ12aを一体に備え、このモータ12aによって駆動される電動式の構成を有している。コンプレッサ12からは空気供給管16が延び、空気供給管16は、燃料電池10のカソード側に接続している。これにより、燃料電池10の各セルのカソードには、コンプレッサ12によって圧縮された空気が供給される。
なお、コンプレッサ12のモータ12aは、インバータ12bに電気的に接続されており、燃料電池ECU13は、インバータ12bを制御して供給電力を調節することによって、モータ12aの動作(回転数)を制御する。具体的には、燃料電池ECU13は、インバータ12bにモータ12aの回転数指令を送信し、インバータ12bは、指令された回転数となるようにモータ12aに制御信号つまり電力を供給する。さらに、燃料電池ECU13は、モータ12aに設けられた回転数センサ12cから回転数情報を受信する。そして、燃料電池ECU13は、受信した回転数情報に基づき、インバータ12bに送信する回転数指令を調節する。
ここで、水素ガス及び空気はそれぞれ燃料ガス及び酸化剤ガスを構成している。さらに、水素ガスタンク11は燃料ガス供給源を構成し、コンプレッサ12は酸化剤ガス供給源を構成し、燃料電池ECU13は制御手段を構成している。
水素ガスタンク11は、水素供給管14を介して燃料電池10のアノード側に接続され、水素ガスタンク11から送り出される水素ガスは、燃料電池10の各セルのアノードに供給される。さらに、水素供給管14の途中には、水素供給管14を開放又は閉鎖して水素ガスの流量を調節する電磁弁式の水素供給制御弁14aが設けられている。水素供給制御弁14aは、その動作の制御を受けるように、燃料電池ECU13に電気的に接続されている。なお、水素供給制御弁14aは、水素ガスタンク11と水素供給管14との接続部に設けられてもよい。
また、燃料電池10のアノード側からは、気液分離器21への排気管17が延在している。気液分離器21からは、燃料電池10内で使用されなかった水素(未反応で排出された水素)を含むガスを排出するための水素循環路を構成する水素循環管15が延び、水素循環管15は、燃料電池10と水素供給制御弁14aとの間で、水素供給管14に接続している。さらに、水素循環管15の途中には、燃料電池10から排出された水素を含むガスを水素供給管14に圧送するための電動式の水素循環ポンプ19が設けられている。
なお、気液分離器21は、水素を含むガス中の燃料電池10内の反応で生成した水(反応生成水)を分離するものである。
また、電動式の水素循環ポンプ19のモータ19aは、インバータ19bに電気的に接続されており、燃料電池ECU13は、インバータ19bを制御して供給電力を調節することによって、水素循環ポンプ19のモータ19aの動作(回転数)を制御する。そして、燃料電池ECU13によるインバータ19bの制御、及び、インバータ19bによるモータ19aの制御は、コンプレッサ12における燃料電池ECU13及びインバータ12bによる制御と同様にして行われる。
また、水素供給管14における水素循環管15の接続部と水素供給制御弁14aとの間には、水素供給管14内の水素ガスの圧力、つまり燃料電池10への水素ガスの供給圧力を検出する圧力センサ14bが設けられている。圧力センサ14bは、検出した圧力情報を送信するように燃料電池ECU13に電気的に接続されている。
また、燃料電池10のカソード側からは、燃料電池10内で使用されなかった空気や燃料電池10内の反応で生成した水(反応生成水)を排出するための排気管18が延びている。
そして、排気管18の途中には、希釈器20及びマフラー22が上流から下流に向かって設けられている。なお、希釈器20へは気液分離器21から図示しないバルブを有する管路が延びており、気液分離器21からのアノード側の排気は、カソード側から排気管18に排出される空気を多く含む排気によって希釈されて、外部に排出される。
また、コンプレッサ12のモータ12aに設けられた回転数センサ12cは、モータ12aの回転数、つまりコンプレッサ12の回転数を検出する。回転数センサ12cは、検出したコンプレッサ12の回転数情報を送信するように燃料電池ECU13に電気的に接続されており、燃料電池ECU13は、受け取ったコンプレッサ12の回転数情報からコンプレッサ12の吐出流量を算出する。
ここで、回転数センサ12cは、酸化剤ガス流量検出手段を構成している。
さらに、図3を参照すると、燃料電池システム101における電気部品の構成が示されている。
燃料電池システム101は、燃料電池10の他に、燃料電池10が生成した電力を昇圧又は降圧するコンバータ(DC−DCコンバータ)31と、燃料電池10が生成した電力を蓄電するための蓄電装置(Liイオンキャパシタ等)32と、インバータ12b及び19bと、燃料電池システム101を稼動させるための燃料電池補機33と、燃料電池ECU13とを備えている。
燃料電池10のアノード及びカソードは、DC−DCコンバータ31に電気的に接続され、燃料電池10が生成した電力がDC−DCコンバータ31に供給されるようになっている。
燃料電池10とDC−DCコンバータ31との間には、電圧計34が設けられており、電圧計34は、燃料電池10のセルの電圧(セル電圧)を検出し、検出結果を送信するように燃料電池ECU13に電気的に接続されている。なお、電圧計34は、燃料電池10の全てのセルの電圧を検出するようにしてもよく、全てのセルのうちの幾つかの電圧を検出するようにしてもよい。
さらに、DC−DCコンバータ31、蓄電装置32、インバータ12b及び19b、燃料電池補機33、並びに、車両負荷35は、相互に電気的に接続されている。蓄電装置32、インバータ12b及び19b、燃料電池補機33、並びに、車両負荷35には、DC−DCコンバータ31によって昇圧又は降圧された電力が供給されるようになっている。そして、DC−DCコンバータ31は、その動作の制御を受けるように、燃料電池ECU13に電気的に接続されている。
なお、車両負荷35とは、燃料電池システム101の外部に位置し、走行モータ2、荷役モータ3、その他フォークリフト1が駆動する上で必要な補機7等を含むものである(図1参照)。そして、車両負荷35は、燃料電池システム101と別個に位置してフォークリフト1全体を制御する車両コントローラ30によって制御されるように構成されている。
さらに、車両コントローラ30は、燃料電池ECU13との間で指令及び情報を送信及び受信するように構成されている。
また、燃料電池ECU13は、燃料電池補機33の動作を制御し、インバータ12b及び19bの動作を制御するように構成されている。
次に、この発明の実施の形態に係る燃料電池システム101及びその周辺の動作を説明する。
図1〜図3をあわせて参照すると、フォークリフト1を駆動する走行モータ2、荷役モータ3又は補機7などの車両負荷35を稼動させるために燃料電池10による発電が必要である場合、燃料電池システム101の燃料電池ECU13は、燃料電池10を以下のように通常運転させる。
すなわち、燃料電池ECU13は、水素供給制御弁14aを開放して水素ガスタンク11から燃料電池10に水素ガスを供給すると共に、燃料電池10で発電した電力や蓄電装置32の電力を使用してコンプレッサ12を稼動させて空気を燃料電池10に圧送する。同時に、燃料電池ECU13は、水素循環ポンプ19を稼動させ、燃料電池10で使用されなかった水素ガスを水素循環管15を通じて循環させて燃料電池10に再び送る。つまり、燃料電池ECU13は、各装置に対して、燃料電池10による出力を実行させる指令を発し、燃料電池10を通常運転させる。このとき、燃料電池ECU13は、電圧計34から受信する燃料電池10のセル電圧と圧力センサ14bから受信する水素ガスの圧力とに基づき、水素供給制御弁14aの開度を調節して水素ガスの供給流量を調節することによって、燃料電池10の出力(発電量)を調節する。そして、燃料電池ECU13は、燃料電池10で生成された電力をDC−DCコンバータ31で昇圧又は降圧し、車両負荷35、インバータ12b及び19b、燃料電池補機33、並びに蓄電装置32に供給する。
また、フォークリフト1の荷役作業が終了し、アイドリング状態となり車両負荷35が低下して燃料電池10による発電が不要になると、燃料電池ECU13は、水素供給制御弁14aを閉鎖して水素ガスタンク11からの水素ガスの供給を停止させ、その場合にコンプレッサ12及び水素循環ポンプ19への電力供給を停止してこれらを停止させる。つまり、燃料電池ECU13は、各装置に対して燃料電池10による出力を停止させる指令を発し、燃料電池10の通常運転を停止させる。
なお、燃料電池ECU13は、燃料電池10の通常運転停止時、コンプレッサ12及び水素循環ポンプ19を停止させる制御のほか、以下のような制御を実施する。つまり、燃料電池10の通常運転停止中、電圧計34から受信する燃料電池10のセル電圧が所定電圧値を上回るとき、燃料電池ECU13は、コンプレッサ12への電力供給を停止し且つ水素供給制御弁14aを閉鎖した状態で、水素循環ポンプ19を稼動させて燃料電池10への水素ガスの再循環を実施する。このとき、燃料電池10内に残留する空気に含まれる酸素が、燃料電池10並びに各配管14及び15内に残留する水素と電気化学反応を起こして消費されるため、燃料電池10内で酸素及び水素が生成する電位が低下する。
よって、燃料電池10の通常運転停止状態とは、上述の2つの制御のいずれかが行われている状態のことである。
そして、上述のような通常運転停止状態の燃料電池10に通常運転を開始させる際の燃料電池ECU13による制御の詳細を、以下に説明する。
燃料電池ECU13は、フォークリフト1の図示しない操作部から車両負荷35を稼動させるために燃料電池10の通常運転を開始する指令を受けると、燃料電池10の状態が通常運転停止状態にあるかを判定する。なお、燃料電池ECU13は、通常運転停止状態を、燃料電池10の出力電圧、車両負荷35の状態、水素循環ポンプ19の回転数、水素供給制御弁14aの開閉状態等から、判定する。
燃料電池10の状態が通常運転停止状態でない場合、燃料電池ECU13は、水素供給制御弁14aを開放すると共に水素循環ポンプ19の回転数を増加させて水素ガスの供給量を増加させ、同時に、コンプレッサ12の回転数を増加させて空気の供給量を増加させ、燃料電池10の発電出力を上昇させる。
一方、燃料電池10の状態が通常運転停止状態である場合、燃料電池ECU13は、車両負荷35へ出力すべき電気エネルギーの生成に必要な燃料電池10への空気供給流量(目標空気流量と呼ぶ)と、車両負荷35へ出力すべき電気エネルギーにおいて目標とする電圧(目標出力電圧と呼ぶ)とを設定する。
図4を参照すると、所定の流量の空気とこの空気量に対応する流量の水素ガスとが燃料電池10に供給された場合の、燃料電池10が生成する電気エネルギーが取り得る電圧及び電流の相関図が示されている。図4では、縦軸に燃料電池10の電圧をとり、横軸に燃料電池10の電流をとっている。
図4において、燃料電池10に供給される空気流量がF1のとき、燃料電池10が生成する電気エネルギーが取り得る電圧及び電流の関係は、相関曲線LF1(実線表示)で示される。例えば、燃料電池10で生成する電気エネルギーの電圧値がV1のとき、燃料電池10では電流値A1以下の電流を生成することができる。そして、燃料電池10で生成する電気エネルギーの電圧値が最大値Vmaxとなるとき、燃料電池10では電流は生成されない。一方、燃料電池10で生成する電気エネルギーの電流値が大きくなると、燃料電池10で生成する電圧値は、最小値Vminに収束する。
相関曲線は、燃料電池10に供給される空気流量によって変化し、空気流量がF2(F2>F1)のときの相関曲線は、相関曲線LF1よりも上方の相関曲線LF2(一点鎖線表示)で示され、空気流量がF3(F3<F1)のときの相関曲線は、相関曲線LF1よりも下方の相関曲線LF3(二点鎖線表示)で示される。
そして、燃料電池ECU13には、空気流量F1、F2及びF3のほか各空気流量に対応する相関曲線がマップとして記憶されている。
そこで、燃料電池ECU13は、上述した目標空気流量をF1に設定し、さらに相関曲線LF1のマップから目標出力電圧値をV1に設定する。なお、目標出力電圧値V1は、相関曲線LF1における最大電圧値Vmaxよりも小さく、最小電圧値Vminよりも大きい値で選定される。さらに、目標出力電圧値V1は、燃料電池10のセルの特性によって変わり、セルの耐久性を低下させるような高電位とされる電圧値よりも低い値に設定される。
次いで、図4に図1〜図3をあわせて参照すると、燃料電池ECU13は、目標空気流量及び目標出力電圧の設定後、目標空気流量F1の空気供給流量となるようにコンプレッサ12を起動させて、その回転数を上昇させる。同時に、燃料電池ECU13は、目標空気流量F1に対応する流量の水素ガスを供給するように、水素供給制御弁14aの開放度及び水素循環ポンプ19の回転数を制御する。
このとき、燃料電池ECU13は、回転数センサ12cから受信する回転数情報から、コンプレッサ12によって燃料電池10に供給されている実際の空気流量を算出し、算出した空気流量から実際の空気流量を目標空気流量F1とするようにコンプレッサ12の回転数を制御する。また、燃料電池ECU13は、圧力センサ14bから受信する圧力情報から、燃料電池10に供給されている実際の水素ガス流量を算出し、算出した水素ガス流量から実際の水素ガス流量を目標空気流量F1に対応する水素ガス流量とするように水素供給制御弁14aの開放度及び水素循環ポンプ19の回転数を制御する。
そして、燃料電池ECU13は、算出した実際の空気流量に対応する相関曲線をマップから読み取り、さらに読み取った相関曲線上の目標出力電圧値V1での電流値を読み取る。例えば、算出した実際の空気流量がF3である場合、燃料電池ECU13は、相関曲線LF3上における目標出力電圧値V1に対応する電流値A3をマップから読み取る。さらに、燃料電池ECU13は、DC−DCコンバータ31を制御して、燃料電池10から電流値A3の電流を引き出し、車両負荷35に供給する。これにより、燃料電池10からは実際の空気流量F3に対応した電気エネルギーの出力がなされつつ、燃料電池10の電圧が目標出力電圧値V1の状態で維持される。さらに、燃料電池ECU13は、経時的に算出する実際の空気流量についても、この実際の空気流量に対応する相関曲線上における目標出力電圧値V1での電流値の電流を、燃料電池10から引き出して車両負荷35に供給するように動作する。このため、燃料電池ECU13は、燃料電池10に対して各空気流量に対応した電気エネルギーの出力を発生させつつその電圧を目標出力電圧値V1に維持させる。
その後、燃料電池ECU13は、実際の空気流量が目標空気流量F1に到達して燃料電池10に十分な空気が供給されるようになると、相関曲線LF1上での目標出力電圧値V1に対応する電流値A1の電流を、燃料電池10から引き出して車両負荷35に供給するように、DC−DCコンバータ31を制御する。さらにその後は、燃料電池ECU13は、DC−DCコンバータ31の制御を、燃料電池10の電圧を一定に維持する電圧に基づく制御から電流に基づく制御に切り替え、電流値A1の電流を燃料電池10から車両負荷35に供給し続けるように、DC−DCコンバータ31を制御する。
燃料電池ECU13は、上述のような制御を行うことによって、通常運転停止状態での燃料電池10から車両負荷35への出力開始の際、コンプレッサ12が十分に回転して目標回転数に達し、燃料電池10に十分な空気が供給されるようになるまで、実際の空気流量に応じた燃料電池10の電気エネルギーの出力を確保しつつ、燃料電池10の電圧を一定に維持して安定化させる。
一方、燃料電池10に十分な空気が供給されないうちに、DC−DCコンバータ31によって燃料電池10から車両負荷35の所望出力に対応する電流を引き出すと、燃料電池10に電圧降下が発生し、燃料電池10の一時的な過度な出力低下を招いてしまう。
また、燃料電池10に十分な空気が供給されるようになるまで、DC−DCコンバータ31を作動させずに燃料電池10から電流を引き出さずにいると、電流を引き出す時点までに燃料電池10が高電位になり、燃料電池10のセルの耐久性が低下する。
本願の燃料電池システム101は、上述のような問題も回避することができる。
このように、この発明の実施の形態に係る燃料電池システム101は、水素ガスタンク11から供給される水素ガスと空気中の酸素とを反応させて電気エネルギーを生成する燃料電池10を備える。さらに、燃料電池システム101は、燃料電池10に空気を送るコンプレッサ12と、燃料電池10が生成する電気エネルギーを制御して出力する燃料電池ECU13とを備える。燃料電池ECU13は、水素ガスタンク11からの水素ガスの供給が停止した状態の燃料電池10に対して、電気エネルギーの出力を開始させる際、燃料電池10から出力する電気エネルギーに対して目標出力電圧を設定し、燃料電池10に対して、出力電圧を目標出力電圧に維持する電圧制御を行い、燃料電池10に送られる空気の流量に対応する電気エネルギーを出力させる。さらに、燃料電池システム101は、燃料電池10に送られる空気の流量を検出するための回転数センサ12cを備え、燃料電池ECU13は、燃料電池10に送られる空気の流量の検出に回転数センサ12cによる検出値を使用する。
このとき、燃料電池10は、その出力電圧を目標出力電圧に維持しつつ、燃料電池10に送られる空気の流量に対応する電気エネルギーを出力させることができる。これにより、燃料電池10において、電圧の降下による出力低下を防ぐと共に、高電位になることによる耐久性低下を防ぐことができる。さらに、燃料電池10では、生成した電気エネルギーが出力されて使用されるため、電圧の上昇をより効果的に防ぐことができる。
さらに、上記の燃料電池システム101において、燃料電池ECU13は、燃料電池10への空気流量に対応する燃料電池10の電気エネルギーにおける出力電圧及び出力電流の相関関係に基づき、燃料電池10に送られる空気の流量に対応する電気エネルギーに対する目標出力電圧に対応する出力電流を算出し、算出した出力電流及び目標出力電圧で燃料電池10に電気エネルギーを出力させる。これにより、燃料電池ECU13は、目標出力電圧と、燃料電池10への空気流量に対応する電気エネルギーとに基づき、出力電流を算出し、この出力電流で燃料電池10に出力させる。よって、燃料電池10は、その電圧を目標出力電圧に維持しつつ、燃料電池10への空気流量に対応した最大の電気エネルギーを出力することができる。
また、上記の燃料電池システム101において、燃料電池ECU13は、目標出力電圧を設定する際に、燃料電池10に供給する目標空気流量を設定し、目標空気流量に対応する電気エネルギーにおける出力電圧及び出力電流の相関関係に基づき、目標出力電圧を、出力電流を伴う出力電圧から設定する。これにより、燃料電池10への空気流量が目標空気流量よりも低い場合における目標出力電圧での燃料電池10の出力電流は、燃料電池10への空気流量が目標空気流量である場合における目標出力電圧での燃料電池10の出力電流よりも低くなり且つ0にはならない。よって、燃料電池10への空気流量が目標空気流量よりも低い場合に、目標出力電圧での燃料電池10から電流を出力させることができる。
さらに、上記の燃料電池システム101において、燃料電池ECU13は、燃料電池10に送られる空気の流量が目標空気流量以上になると、目標出力電流を設定し、設定した目標出力電流で燃料電池10に電気エネルギーを出力させる。このとき、燃料電池10に送られる空気の流量が目標空気流量以上の場合、空気流量に対応する電気エネルギーにおける出力電圧及び出力電流の相関関係から、燃料電池10から引き出す出力電流を変化させても、出力電圧は所定の電圧値以上に維持され、過度な電圧降下を起こさない。よって、出力電流による燃料電池10の出力制御が可能になり、所望の出力を得るのが容易になる。
また、燃料電池システム101は、燃料電池10が生成する電気エネルギーの電圧及び電流を制御して出力するDC−DCコンバータ31をさらに備え、燃料電池ECU13は、DC−DCコンバータ31を通じて燃料電池10が生成する電気エネルギーを出力する。これにより、燃料電池10から出力する電圧及び電流の制御が容易になる。
また、実施の形態の燃料電池システム101では、燃料電池10に供給される水素ガス及び空気の流量を、圧力センサ14bが検出する水素ガス圧力及びコンプレッサ12の回転数から算出していたが、これに限定されるものでない。水素供給管14及び空気供給管16のそれぞれに設けた流量センサによって、燃料電池10に供給される水素ガス及び空気の流量を検出するようにしてもよい。
また、実施の形態の燃料電池システム101では、水素循環ポンプ19は、水素循環管15に設けられていたが、これに限定されるものでない。水素循環管15が設けられない場合、水素循環ポンプ19は、水素供給管14に設けられてもよい。
また、実施の形態の燃料電池システム101で用いられる燃料ガスは、水素ガスに限定されるものでなく、水素等の還元剤を含有するガスであればよい。さらに、燃料電池システム101で用いられる酸化剤ガスは、空気に限定されるものでなく、酸素等の酸化剤を含有するガスであればよい。
また、実施の形態では、燃料電池システム101は、フォークリフト等の車両に搭載されるとしていたが、これに限定されるものでなく、燃料電池と、DC−DCコンバータ31のような燃料電池から出力される電気エネルギーの電圧及び電流を制御可能な装置とを備える全てのシステムに搭載することができる。
10 燃料電池、11 水素ガスタンク(燃料ガス供給源)、12 コンプレッサ(酸化剤ガスポンプ)、12c 回転数センサ(酸化剤ガス流量検出手段)、13 ECU(制御手段)、101 燃料電池システム。

Claims (6)

  1. 燃料ガス供給源から供給される燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて電気エネルギーを生成する燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池に酸化剤ガスを送る酸化剤ガスポンプと、
    前記燃料電池が生成する電気エネルギーを制御して出力する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記燃料ガス供給源からの燃料ガスの供給が停止した状態の前記燃料電池に対して、電気エネルギーの出力を開始させる際、
    前記燃料電池から出力する電気エネルギーに対して目標出力電圧を設定し、
    前記燃料電池に対して、出力電圧を前記目標出力電圧に維持させつつ、前記燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量に対応する電気エネルギーを出力させる燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量を検出する酸化剤ガス流量検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記酸化剤ガス流量検出手段による検出値を使用する請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記制御手段は、
    前記燃料電池への酸化剤ガス流量に対応する前記燃料電池の電気エネルギーにおける出力電圧及び出力電流の相関関係に基づき、
    前記燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量に対応する電気エネルギーに対する前記目標出力電圧に対応する出力電流を算出し、
    前記算出した出力電流及び前記目標出力電圧で前記燃料電池に電気エネルギーを出力させる請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御手段は、前記目標出力電圧を設定する際に、前記燃料電池に供給する目標酸化剤ガス流量を設定し、
    前記目標酸化剤ガス流量に対応する電気エネルギーにおける出力電圧及び出力電流の相関関係に基づき、前記目標出力電圧を、出力電流を伴う出力電圧から設定する請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御手段は、前記燃料電池に送られる酸化剤ガスの流量が前記目標酸化剤ガス流量以上になると、目標出力電流を設定し、設定した前記目標出力電流で前記燃料電池に電気エネルギーを出力させる請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記酸化剤ガス流量検出手段は、前記酸化剤ガスポンプの回転数を検知して、前記燃料電池への酸化剤ガス流量を検出する請求項2に記載の燃料電池システム。
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