JP2010170885A - 車両用燃料電池システム - Google Patents

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順司 上原
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Abstract

【課題】燃料電池のアイドル運転停止禁止からアイドル運転停止に移行可能する。
【解決手段】燃料電池2と水素タンク3との間に設けられた遮断弁6と、燃料電池2の運転状態に応じてエアポンプ12を制御しカソード極2cの空気圧を調整する制御装置20と、カソード極2cの空気圧に基づいてアノード極2bへの水素ガスの供給圧を調整するエゼクタ8と、燃料電池2の発電要求量が所定値以下の場合に燃料電池2のアイドル運転を停止をすべきと判定し発電を停止するアイドル停止手段と、アイドル停止手段がアイドル運転を停止すべきと判定したときであってアノード極2bのゲージ圧が所定値以上である場合にはアイドル運転の停止を禁止するアイドル停止禁止手段と、アイドル停止禁止手段がアイドル運転停止を禁止した場合に遮断弁6を閉弁し燃料電池2の発電を継続してアノード極2bの水素ガス供給圧を低下させる第1のアノード圧低下手段を、備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池の発電を停止するアイドル運転停止が可能な車両用燃料電池システムに関するものである。
PEM型燃料電池には、固体高分子電解質膜の両側にアノード極とカソード極とを備え、アノード極に燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード極に酸化剤ガスとして空気を供給し、これらガスの酸化還元反応にかかる化学エネルギーを直接電気エネルギーとして抽出するようにしたものがある。
このような燃料電池を搭載した燃料電池自動車には、燃料電池自動車の停止条件等が満たされる場合に燃料電池を駆動するための機器の動作を停止して、燃料電池での発電を停止するアイドル運転停止を行うことで燃費の向上を図るものが知られている。
しかしながら、このように燃料電池のアイドル運転の停止条件が満たされる場合であっても、燃料電池を保護する観点からアイドル運転を停止すべきでない場合がある。例えば、燃料電池のアイドル運転を停止して発電を停止する場合には、カソード極への空気の供給を停止するのでカソード極側の圧力は大気圧となるが、アノード極側はアノード極への水素ガスの供給は停止されるが残圧があるため、カソード極とアノード極との間に差圧が生じる。この差圧が大きいと固体高分子電解質膜に大きな負荷がかかるため好ましくない。
そこで、特許文献1では、燃料電池のアイドル運転の停止条件が満たされる場合であっても、アノード極への水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値(以下、アイドル停止禁止閾値という)以上であるときにはアイドル運転の停止を禁止するようにしている。
一方、燃料電池のアノード極への水素ガスの供給圧を調整する方法として、カソード極の空気圧を基準圧とし、この空気圧に基づいてアノード極への水素ガスの供給圧力を調整するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特許第3866187号公報 特開2005−183357号公報
ここで、カソード極の空気圧に基づいてアノード極への水素ガスの供給圧力を調整するように構成された燃料電池システムにおいて、前述した燃料電池のアイドル運転を停止する制御を行おうとした場合に次のような課題がある。
例えば、走行に必要な駆動モータや補機類等以外の電気負荷(例えば空調装置、ヘッドライト、オーディオなど、以下非駆動系電気負荷と称す)がある状態で走行していた車両を停止させた場合、燃料電池への発電要求量が燃料電池のアイドル運転を停止すべきと判定する閾値よりも小さくなっても、車両の停止直前までは前記非駆動系電気負荷の要求電力に応じた発電を行うためにカソード極への空気圧調整が行われており、このときに非駆動系電気負荷の要求電力が比較的に大きいと、カソード極への空気圧が比較的に高めに調整される場合がある。このようになると、カソード極の空気圧に基づいて調整されるアノード極への水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が前記アイドル停止禁止閾値以上となって、燃料電池のアイドル運転の停止が禁止されることが起こり得る。そしてこのアイドル運転停止禁止条件は、非駆動系電気負荷を低減しないと解除されないため、燃費向上を妨げるという課題がある。
また、車両にはバッテリ等の二次電池を搭載しているので、前述のような場合に二次電池の残容量が十分にあるときには二次電池から電気負荷に電気を供給して、燃料電池のアイドル運転を停止した方が燃費向上に貢献できるのであるが、アノード極への水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が前記アイドル停止禁止閾値以上となっていてはアイドル運転の停止が禁止されるため、それもできない。
そこで、この発明は、カソード極の空気圧に基づいてアノード極への水素ガスの供給圧力を調整する車両用燃料電池システムにおいて、燃料電池のアイドル運転停止禁止状態からアイドル運転停止可能に移行することができる車両用燃料電池システムを提供するものである。
この発明に係る車両用燃料電池システムでは、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、燃料電池(例えば、後述する実施例における燃料電池2)のカソード極(例えば、後述する実施例におけるカソード極2c)に加圧された空気を供給する空気供給手段(例えば、後述する実施例におけるエアポンプ12)と、前記燃料電池のアノード極(例えば、後述する実施例におけるアノード極2b)に加圧された水素ガスを供給する水素ガス供給手段(例えば、後述する実施例における水素タンク3)と、前記燃料電池のアノード極と前記水素ガス供給手段との間に設けられた遮断弁(例えば、後述する実施例における遮断弁6)と、前記燃料電池の運転状態に応じて前記空気供給手段を制御し前記カソード極の空気圧を調整するカソード圧調整手段(例えば、後述する実施例における制御装置20)と、前記カソード極の空気圧を基準圧として該空気圧に基づいて前記アノード極への水素ガスの供給圧を調整するアノード供給圧調整手段(例えば、後述する実施例におけるエゼクタ8)と、前記燃料電池の発電要求量が所定値以下の場合に該燃料電池のアイドル運転を停止をすべきと判定し該燃料電池の発電を停止するアイドル停止手段(例えば、後述する実施例におけるステップS101,S104)と、前記アイドル停止手段がアイドル運転を停止すべきと判定したときであって前記アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上である場合には前記アイドル運転の停止を禁止するアイドル停止禁止手段(例えば、後述する実施例におけるステップS102)と、を備えた車両用燃料電池システム(例えば、後述する実施例における車両用燃料電池システム1)において、前記アイドル停止禁止手段が前記燃料電池のアイドル運転の停止を禁止した場合に前記遮断弁を閉弁し前記燃料電池の発電を継続することにより前記アノード極の水素ガス供給圧を低下させる第1のアノード圧低下手段(例えば、後述する実施例におけるステップS103)を、さらに備えたことを特徴とする車両用燃料電池システムである。
このように構成することにより、アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上あってアイドル停止禁止手段が燃料電池のアイドル運転の停止を禁止したときに、遮断弁を閉じた状態で発電を継続することにより、遮断弁より下流の水素ガスが燃料電池で消費されて、アノード極の水素ガス供給圧を低下させることができる。
請求項2に係る発明は、燃料電池(例えば、後述する実施例における燃料電池2)のカソード極(例えば、後述する実施例におけるカソード極2c)に加圧された空気を供給する空気供給手段(例えば、後述する実施例におけるエアポンプ12)と、前記燃料電池のアノード極(例えば、後述する実施例におけるアノード極2b)に加圧された水素ガスを供給する水素ガス供給手段(例えば、後述する実施例における水素タンク3)と、前記燃料電池の運転状態に応じて前記空気供給手段を制御し前記カソード極の空気圧を調整するカソード圧調整手段(例えば、後述する実施例における制御装置20)と、前記カソード極の空気圧を基準圧として該空気圧に基づいて前記アノード極への水素ガスの供給圧を調整するアノード供給圧調整手段(例えば、後述する実施例におけるエゼクタ8)と、前記燃料電池の発電要求量が所定値以下の場合に該燃料電池のアイドル運転を停止をすべきと判定し該燃料電池の発電を停止するアイドル停止手段(例えば、後述する実施例におけるステップS201,S204)と、前記アイドル停止手段がアイドル運転を停止すべきと判定したときであって前記アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上である場合には前記アイドル運転の停止を禁止するアイドル停止禁止手段(例えば、後述する実施例におけるステップS202)と、備えた車両用燃料電池システムにおいて、前記アイドル停止禁止手段が前記燃料電池のアイドル運転の停止を禁止した場合に前記カソード極の空気圧を徐々に低下させながら前記燃料電池の発電を継続することにより前記アノード極の水素ガス供給圧を低下させる第2のアノード圧低下手段(例えば、後述する実施例におけるステップS203)を、さらに備えたことを特徴とする車両用燃料電池システムである。
このように構成することにより、アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上あってアイドル停止禁止手段が燃料電池のアイドル運転の停止を禁止したときに、カソード極の空気圧を徐々に低下させながら燃料電池の発電を継続することにより、アノード極の水素ガス供給圧を低下させることができる。
請求項1に係る発明によれば、アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上あってアイドル停止禁止手段が燃料電池のアイドル運転の停止を禁止したときに、遮断弁を閉じた状態で発電を継続することにより、遮断弁より下流の水素ガスが燃料電池で消費されて、アノード極の水素ガス供給圧を低下させることができる。これにより、カソード極の空気圧が低下しなくても、アノード極の水素ガス供給圧を低下させることができる。そして、アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値よりも小さくなり、アイドル停止手段が燃料電池のアイドル運転を停止をすべきと判定したときに、燃料電池のアイドル運転を停止することができる。その結果、燃料電池システムの効率が向上し、車両の燃費が向上する。
請求項2に係る発明によれば、アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上あってアイドル停止禁止手段が燃料電池のアイドル運転の停止を禁止したときに、カソード極の空気圧を徐々に低下させながら燃料電池の発電を継続することにより、アノード極の水素ガス供給圧を低下させることができる。そして、アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値よりも小さくなり、アイドル停止手段が燃料電池のアイドル運転を停止をすべきと判定したときに、燃料電池のアイドル運転を停止することができる。その結果、燃料電池システムの効率が向上し、車両の燃費が向上する。
この発明に係る車両用燃料電池システムの実施例1,2における構成図である。 前記燃料電池システムに使用される可変エゼクタの概略断面図である。 前記可変エゼクタの作用を説明する図(その1)である。 前記可変エゼクタの作用を説明する図(その2)である。 車両用燃料電池システムの実施例1におけるフローチャートである。 車両用燃料電池システムの実施例1におけるタイムチャートである。 車両用燃料電池システムの実施例2におけるフローチャートである。 車両用燃料電池システムの実施例2におけるタイムチャートである。
以下、この発明に係る車両用燃料電池システムの実施例を図1から図8の図面を参照して説明する。
<実施例1>
初めに、この発明に係る車両用燃料電池システムの実施例1を図1から図6の図面を参照して説明する。
図1は車両に搭載された車両用燃料電池システム1の概略構成図であり、燃料電池2は、固体高分子電解質膜2aをアノード極2bとカソード極2cとで両側から挟み込んで形成されたセルを複数積層して構成されたスタック(図1では単セルのみ示す)からなり、アノード極2bに燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード極2cに酸化剤ガスとしての酸素を含む空気を供給すると、アノード極2bで触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜2aを通過してカソード極2cまで移動し、カソード極2cで酸素と電気化学反応を起こして発電する。
燃料電池2には、水素ガス供給システムAと、空気供給システムBが接続されている。
水素ガス供給システムAは、高圧の水素ガスが収容された水素タンク(水素ガス供給手段)3を備え、水素タンク3の水素ガスが水素ガス供給路4を介して燃料電池2のアノード極2bに供給される。水素タンク3は電磁弁3aを備え、水素ガス供給路4には、上流側から順に、第1レギュレータ5、遮断弁6、第2レギュレータ7、エゼクタ(アノード供給圧調整手段)8、が設けられている。水素タンク3の高圧の水素ガスは第1レギュレータ5により所定圧力まで減圧され、第2レギュレータ7によりさらに減圧されてエゼクタ8に供給される。
燃料電池2のアノード極2bに供給された水素ガスのうち発電に供されなかった水素ガス、すなわち未反応の水素ガスは、燃料電池1からアノードオフガスとして排出され、アノードオフガス循環路9を通ってエゼクタ8に吸引され、水素タンク3から供給される新鮮な水素ガスと合流して再び燃料電池2のアノード極2bに供給される。
また、アノードオフガス循環路9は排出弁10を備えたアノードオフガス排出路11を介して希釈器11に接続されており、所定の条件が満たされたときに排出弁10が開き、アノードオフガス循環路9からアノードオフガスとともに不純物(水等)が希釈器11に排出される。
空気供給システムBはエアポンプ(空気供給手段)12を備え、エアポンプ12で加圧された空気が空気供給路13を介して燃料電池2のカソード極2cに供給される。
カソード極2cに供給された空気は発電に供された後、燃料電池2からカソードオフガスとしてカソードオフガス路14を介して希釈器11に排出される。そして、希釈器11において、アノードオフガス循環路9から排出されたアノードオフガスがカソードオフガスである空気で希釈され、水素の濃度を十分に低減した後、排出路15を介して大気へ排出される。
また、空気供給路13は分岐路16を介してエゼクタ8に接続されており、燃料電池2のカソード極2cに供給される空気の圧力が信号圧としてエゼクタ8に導入されるようになっている。
また、燃料電池システム1は制御装置20を備えており、この制御装置20によって、水素タンク3の電磁弁3a、遮断弁6、排出弁10の開閉が制御されるとともに、燃料電池2の運転状態に応じてエアポンプ12の運転が制御される。そして、エアポンプ12の運転制御によりカソード極2cの空気圧が調整される。そして、水素ガス供給路4においてエゼクタ8と燃料電池2のアノード極2bとの間には、燃料電池2のアノード極2bに供給される水素ガスの供給圧を検出するために、アノード圧センサ21が設けられており、アノード圧センサ21は検出した圧力に応じた電気信号を制御装置20に出力する。この実施例1において、制御装置20はカソード圧調整手段を構成する。
そして、燃料電池2の発電電力(出力)は、駆動系電機負荷や非駆動系電気負荷に供給される。ここで、駆動系電気負荷とは、走行用駆動モータや、エアポンプ駆動モータ等補機類など、車両の駆動に関係する電気負荷を言い、非駆動系電気負荷とは、空調装置、オーディオ装置、照明装置(いずれも図示略)など車両の駆動に直接関係しない電気負荷を言う。燃料電池2はキャパシタ等の二次電池にも接続されており、燃料電池2により二次電池を充電したり、二次電池に蓄えられている電力を前記駆動系電気負荷や非駆動系電気負荷に供給することができるように構成されている。
次に、図2から図4の図面を参照して、エゼクタ8について詳述する。
エゼクタ8は、円筒状のボディ30と、ボディ30の内部に固定されたニードル31と、内部にニードル31を収容しニードル31に対して相対移動可能にボディ30に支持されたノズル32と、を備えている。
ボディ30には、軸方向の先端に送出口33が設けられ、送出口33よりも基部側にアノードオフガス入口34が設けられ、アノードオフガス入口34よりもさらに基部側にアノードガス入口35が設けられ、アノードガス入口35よりもさらに基部側にカソードガス入口36が設けられている。ボディ30においてアノードオフガス入口34よりも軸方向先部側はディフューザ37となっていて、ディフューザ37の内径は送出口33に接近するにしたがって徐々に縮径している。
ニードル31は、ボディ30の軸方向略中央に配置され、ディフューザ37と同心上に設置されており、ボディ30の内面から延出した円板状の支持部38に支持されている。ニードル31は、その先端を送出口33に接近する方向に延ばし、先端部39は先細り形状となっている。
ノズル32は、ニードル31の支持部38よりもボディ30の基部側に配置される基部40と、支持部38よりもボディ30の先部側に配置される先部41と、支持部38の挿通孔38aを挿通して基部40と先部41とを連結する連結部42とを備え、基部40は第1ダイヤフラム43によってボディ30に支持され、先部41は第2ダイヤフラム44によってボディ30に支持されており、ボディ30およびニードル31に対して軸方向へ相対移動可能に取り付けられている。
ノズル32の先部41には、ディフューザ37と同心上に貫通孔45が設けられており、貫通孔45の先部は先細り形状になっていて、先端が吐出口46となっている。この貫通孔45にニードル31が径方向に隙間を有して収容されている。また、先部41の基部側の端面には支持部38に当接離反可能なシール材47が固定されている。
また、ボディ30の内部は、第1ダイヤフラム43と第2ダイヤフラム44によって軸方向に3つの部屋に仕切られており、第1ダイヤフラム43と第2ダイヤフラム44との間に位置する第1室51にアノードガス入口35が連通し、第2ダイヤフラム44よりも軸方向先部側に位置する第2室52にアノードオフガス入口34が連通し、第1ダイヤフラム43よりも軸方向基部側に位置する第3室53にカソードガス入口36が連通している。
そして、アノードガス入口35には水素ガス供給路4が接続され、第1室51にアノードガス(すなわち、水素タンク3の水素ガス)が導入される。また、アノードオフガス入口34にはアノードオフガス循環路9が接続され、燃料電池1から排出されるアノードオフガスが第2室52に導入される。また、カソードガス入口36には分岐路16が接続され、燃料電池2のカソード極2cに供給されるカソードガス(すなわち、空気)の圧力が第3室53に信号圧として導入される。
このように構成されたエゼクタ8によれば、第1室51に導入された水素ガスはノズル32の先部41とニードル31との間の隙間を流通して、吐出口46からディフューザ37に向かって吐出され、吐出口46から吐出された水素ガスはディフューザ37によって流速を高められて送出口33から送出される。このときにディフューザ37に発生した負圧によって、第2室52に導入されたアノードオフガスが吸引され、アノードオフガスは水素ガスと合流して送出口33から送出される。
また、ノズル32は、第1室51に導入される水素ガスの圧力と第3室53に導入される空気の圧力との差圧に基づいて、ボディ30およびニードル31に対する軸方向相対位置が変化し、その結果、吐出口46の実質的な開口面積が変化して、吐出口46から吐出される水素ガスの流量が調整される。
例えば、図2に示す状態で平衡しているときに、第3室53に導入する空気の圧力を低減すると、ノズル32をボディ30の基部側へ接近させる方向に第1室51の圧力と第3室53の圧力との差圧が増大するため、ノズル32がボディ30の基部側へ移動し、ニードル31の先端部39が相対的に吐出口46に接近することとなり、吐出口46の実質的な開口面積が減少し、吐出口46から吐出される水素ガスの流量および吐出圧が低減する。その結果、アノードオフガスの吸引量が低減し、送出口33から送出されるガスの流量および圧力が低減する。
そして、図3に示すように、ノズル32のシール材47がニードル31の支持部38に密接すると、第1室51に導入された水素ガスは吐出口46への流路を閉ざされるため、水素ガスが吐出口46から吐出されなくなり、第2室52に導入されたアノードオフガスは吸引されなくなり、送出口33からガスが送出されなくなる。
一方、図2に示す状態で平衡しているときに、第3室53に導入する空気の圧力を増大すると、ノズル32をボディ30の先部側へ接近させる方向に第1室51の圧力と第3室53の圧力との差圧が増大するため、図4に示すようにノズル32がボディ30の先部側へ移動し、ニードル31の先端部39が相対的に吐出口46から離間することとなり、吐出口46の実質的な開口面積が増大し、吐出口46から吐出される水素ガスの流量および吐出圧が増大する。その結果、アノードオフガスの吸引量が増大し、送出口33から送出されるガスの流量および圧力が増大する。
すなわち、このエゼクタ8は、アノードオフガスを吸引するポンプとしての機能と、カソード極2cの空気圧を基準圧として該空気圧に基づいてアノード極2bへの水素ガスの供給圧を調整するアノード供給圧調整手段としての機能を兼ね備えている。
このように構成された車両用燃料電池システム1では、燃料電池自動車の停止条件等が満たされる場合に燃料電池2への水素ガスおよび空気の供給を停止して、燃料電池2での発電を停止するアイドル運転停止を行うことで燃費の向上を図っている。
ここで、燃料電池2のアイドル運転を停止すべきとする条件(すなわち、アイドル運転停止条件)は、例えば、(1)車速が所定値以下、(2)燃料電池2の発電要求量が所定値以下、(3)二次電池の容量が所定値以上などであり、これらの条件が全て満たされた場合に制御装置20はアイドル停止要求ありと判断し、これら条件のいずれか1つでも満たされていない場合には制御装置20はアイドル停止要求なしと判断する。
ところで、アイドル運転停止条件が満たされてアイドル停止要求があっても、アノード極2bへの水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が所定圧P1以上であるときには、燃料電池2の停止中にアノード極2bとカソード極2cとの間の差圧が大きくなり、固体高分子電解質膜2aに大きな負荷がかかるため好ましくない。そこで、この車両用燃料電池システム1では、アイドル運転停止条件が満たされた場合であっても、アノード極2bへの水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が所定圧P1以上であるときにはアイドル運転の停止を禁止する。ここで、アノード極2bへの水素ガスの供給圧と大気圧との差圧とは、アノード極2bへの水素ガス供給圧のゲージ圧にほかならず、この実施例1ではアノード圧センサ21により検出する。
さらに、この実施例1の車両用燃料電池システム1では、アノード極2bへの水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が所定圧P1以上あるために燃料電池2のアイドル運転の停止が禁止された場合に、遮断弁6を閉じて燃料電池2のアノード極2bへの水素ガスの供給を停止して発電を継続し、遮断弁6よりも下流に残留する水素ガスを消費することによってアノード極2b側の圧力を低減し、アノード極2b側の水素ガスの圧力と大気圧との差圧を所定圧P1よりも小さくすることにより、燃料電池2のアイドル運転を停止可能にし、燃費の向上を図る。
以下、この実施例1における燃料電池2のアイドル運転停止制御を、図5のフローチャートと図6のタイムチャートを参照して説明する。
図5のフローチャートに示すアイドル運転停止制御ルーチンは、制御装置20によって繰り返し実行される。
まず、ステップS101において、アイドル停止要求があるか否かを判定する。すなわち、前述したアイドル運転停止条件が満たされたときはアイドル停止要求ありとなるので、ステップS101において肯定判定され、アイドル運転停止条件が満たされないときはアイドル停止要求なしとなるので、ステップS101において否定判定される。
ステップS101における判定結果が「NO」である場合には、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS101における判定結果が「YES」である場合には、ステップS102に進み、アノード圧センサ21により検出された水素ガスの圧力、すなわちアノード極2bへの水素ガス供給圧(ゲージ圧)が所定圧P1よりも小さいか否かを判定する。
ステップS102における判定結果が「NO」(≧P1)である場合には、燃料電池2の固体高分子電解質膜2aの保護のためアイドル運転停止を禁止して燃料電池2の発電を維持し、ステップS103に進んで遮断弁6を閉じ、ステップS102に戻る。これにより、燃料電池2のアノード極2bへの水素ガスの供給が停止され、その状態で発電を継続することで、遮断弁6よりも下流に残留する水素ガスが消費され、アノード極2bへの水素ガス供給圧が徐々に低下していく。
ステップS102における判定結果が「YES」(<P1)である場合には、ステップS104に進み、アイドル運転停止を許可し、エアポンプ12を停止して発電を停止する。これにより、車両用燃料電池システム1の効率が向上し、車両の燃費が向上する。また、アイドル運転停止中も燃料電池2のアノード極2bとカソード極2cとの極間差圧を許容範囲内に保持することができる。
次に、ステップS105に進み、アイドル運転停止してから所定時間t1が経過したか否かを判定する。ここで、所定時間t1は、系の遅れなどによりアノード極2b側の圧力が再上昇しない値に設定する。
ステップS105における判定結果が「NO」(<t1)である場合には、ステップS105に戻る。
ステップS105における判定結果が「YES」(≧t1)である場合には、ステップS106に進み、遮断弁6を開き、水素ガスをエゼクタ8に導入して、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ここで、遮断弁6を開き水素ガスをエゼクタ8に導入すると、エゼクタ8の第3室53の空気圧はエアポンプ12を停止しているため大気圧となり、第1室51の水素ガスの圧力の方が大きいので、この差圧によってノズル32が基部側に移動し、図3に示すように、ノズル32のシール材47がニードル31の支持部38に密接して、吐出口46への流路が閉ざされる。したがって、遮断弁6を開くことによって新たな水素ガスが燃料電池2のアノード極2bに導入されるわけではないが、アイドル運転停止期間中、エゼクタ8まで所定圧力の水素ガスを導いておくことにより、燃料電池2を再起動(発電再開)する際の応答遅れを最小限に抑えることができる。これにより、燃料電池2を再起動した時の出力応答性の向上を図っている。
この実施例1の車両用燃料電池システム1においては、アノード極2bへの水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が所定圧P1以上あるために燃料電池2のアイドル運転の停止が禁止された場合に、カソード極2cの空気圧が低下しなくても(あるいは低下させなくても)、アノード極2bの水素ガス供給圧を低下させることができ、燃料電池2のアイドル運転停止の禁止を解除することができる。
この実施例1においては、制御装置20がステップS101,ステップS104を実行することによりアイドル停止手段が実現され、ステップS102を実行することによりアイドル停止禁止手段が実現され、ステップS103を実行することにより第1のアノード圧低下手段が実現される。
<実施例2>
次に、この発明に係る車両用燃料電池システムの実施例2を図7、図8の図面を参照して説明する。
実施例2における車両用燃料電池システム1の構成が実施例1のものと相違する点は、図1において破線で示すように、空気供給路13から分岐した分岐管16にインジェクタ17が接続されている点だけである。インジェクタ17は、分岐管16内の空気を排出して空気圧を調整するものである。
前述した実施例1では、アノード極2bへの水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が所定圧P1以上あるために燃料電池2のアイドル運転の停止が禁止された場合に、遮断弁6を閉じ、燃料電池2の発電を継続することによりアノード極2b側の圧力を低減し、アイドル運転停止に移行させるようにしたが、実施例2では、アノード極2bへの水素ガスの供給圧と大気圧との差圧が所定圧P1以上あるために燃料電池2のアイドル運転の停止が禁止された場合に、遮断弁6は開いたままにして発電を継続させ、インジェクタ17からの空気の排出量を徐々に増大することによって、アノード極2b側の圧力を低減し、アイドル運転停止に移行させるようにする。
詳述すると、インジェクタ17からの空気の排出量を徐々に増大すると、分岐管16内の空気圧が徐々に低減し、これによりエゼクタ8の第3室53内の圧力が徐々に低減していく。これによりエゼクタ8のノズル32がボディ30の基部側へ徐々に移動し、吐出口46の実質的な開口面積が徐々に縮小し、送出口33から送出されるガスの圧力が徐々に低減する。その結果、燃料電池2のアノード極2b側の圧力が低減し、大気圧との差圧が所定圧P1よりも小さくなって、アイドル運転停止に移行させることができる。
以下、この実施例2における燃料電池2のアイドル運転停止制御を、図7のフローチャートと図8のタイムチャートを参照して説明する。
図7のフローチャートに示すアイドル運転停止制御ルーチンは、制御装置20によって繰り返し実行される。
まず、ステップS201において、アイドル停止要求があるか否かを判定する。すなわち、前述したアイドル運転停止条件が満たされたときはアイドル停止要求ありとなるので、ステップS201において肯定判定され、アイドル運転停止条件が満たされないときはアイドル停止要求なしとなるので、ステップS201において否定判定される。
ステップS201における判定結果が「NO」である場合には、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS201における判定結果が「YES」である場合には、ステップS202に進み、アノード圧センサ21により検出された水素ガスの圧力、すなわちアノード極2bへの水素ガス供給圧(ゲージ圧)が所定圧P1よりも小さいか否かを判定する。
ステップS202における判定結果が「NO」(≧P1)である場合には、燃料電池2の固体高分子電解質膜2aの保護のためアイドル運転停止を禁止して燃料電池2の発電を維持し、ステップS203に進んでインジェクタ17からの空気の排出量を徐々に増大することによりカソード極2cの空気圧を徐々に低下させ、ステップS202に戻る。これにより、前述したように、燃料電池2のアノード極2bへの水素ガス供給圧が徐々に低下していく。
ステップS202における判定結果が「YES」(<P1)である場合には、ステップS204に進み、アイドル運転停止を許可し、エアポンプ12を停止して発電を停止し本ルーチンの実行を一旦終了する。これにより、車両用燃料電池システム1の効率が向上し、車両の燃費が向上する。また、アイドル運転停止中も燃料電池2のアノード極2bとカソード極2cとの極間差圧を許容範囲内に保持することができる。
なお、実施例2では、アイドル運転停止の禁止期間中を含め遮断弁6を閉ざさず、開状態を保持する。このように遮断弁6の開状態を保持しても、アイドル運転停止となってエアポンプ12が停止されると、エゼクタ8の第3室53の空気圧が大気圧となるため、実施例1の場合と同様に、ノズル32のシール材47がニードル31の支持部38に密接して、吐出口46への流路が閉ざされる。そして、この実施例2においても、アイドル運転停止期間中、エゼクタ8までは所定圧力の水素ガスが導かれているので、燃料電池2を再起動(発電再開)する際の応答遅れを最小限に抑えることができる。これにより、燃料電池2を再起動した時の出力応答性の向上を図ることができる。
この実施例2においては、制御装置20がステップS201,ステップS204を実行することによりアイドル停止手段が実現され、ステップS202を実行することによりアイドル停止禁止手段が実現され、ステップS203を実行することにより第2のアノード圧低下手段が実現される。
前述した実施例2では、インジェクタ17からの空気の排出量を増大することによってカソード極2cへの空気圧を低減し、エゼクタ8への信号圧を低減させたが、インジェクタ17からの空気の排出量を変えずに、エアポンプ12の駆動モータの回転数を低減することによってカソード極2cへの空気の供給圧を低減し、エゼクタ8への信号圧を低減させるようにしてもよい。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した各実施例では、カソード極2cの空気圧を基準圧として該空気圧に基づいてアノード極2bへの水素ガスの供給圧を調整するアノード供給圧調整機能を備えたエゼクタ8を用いたが、このようなエゼクタを用いなくてもこの発明を実施することが可能である。すなわち、エゼクタは単なるポンプとしての機能だけを備えるものを用い、このエゼクタと遮断弁6との間の水素ガス供給路4に、燃料電池2のカソード極2cの空気圧を信号圧としてアノード極2bへの水素ガスの供給圧を調整する圧力調整弁を設けて、車両用燃料電池システム1を構成することもできる。
1 車両用燃料電池システム
2 燃料電池
2b アノード極
2c カソード極
3 水素タンク(水素ガス供給手段)
6 遮断弁
8 エゼクタ(アノード供給圧調整手段)
12 エアポンプ(空気供給手段)
20 制御装置(カソード圧調整手段)
S101,S104,S201,S204 アイドル停止手段
S102,S202 アイドル停止禁止手段
S103 第1のアノード圧低下手段
S203 第2のアノード圧低下手段

Claims (2)

  1. 燃料電池のカソード極に加圧された空気を供給する空気供給手段と、
    前記燃料電池のアノード極に加圧された水素ガスを供給する水素ガス供給手段と、
    前記燃料電池のアノード極と前記水素ガス供給手段との間に設けられた遮断弁と、
    前記燃料電池の運転状態に応じて前記空気供給手段を制御し前記カソード極の空気圧を調整するカソード圧調整手段と、
    前記カソード極の空気圧を基準圧として該空気圧に基づいて前記アノード極への水素ガスの供給圧を調整するアノード供給圧調整手段と、
    前記燃料電池の発電要求量が所定値以下の場合に該燃料電池のアイドル運転を停止をすべきと判定し該燃料電池の発電を停止するアイドル停止手段と、
    前記アイドル停止手段がアイドル運転を停止すべきと判定したときであって前記アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上である場合には前記アイドル運転の停止を禁止するアイドル停止禁止手段と、
    を備えた車両用燃料電池システムにおいて、
    前記アイドル停止禁止手段が前記燃料電池のアイドル運転の停止を禁止した場合に前記遮断弁を閉弁し前記燃料電池の発電を継続することにより前記アノード極の水素ガス供給圧を低下させる第1のアノード圧低下手段を、さらに備えたことを特徴とする車両用燃料電池システム。
  2. 燃料電池のカソード極に加圧された空気を供給する空気供給手段と、
    前記燃料電池のアノード極に加圧された水素ガスを供給する水素ガス供給手段と、
    前記燃料電池の運転状態に応じて前記空気供給手段を制御し前記カソード極の空気圧を調整するカソード圧調整手段と、
    前記カソード極の空気圧を基準圧として該空気圧に基づいて前記アノード極への水素ガスの供給圧を調整するアノード供給圧調整手段と、
    前記燃料電池の発電要求量が所定値以下の場合に該燃料電池のアイドル運転を停止をすべきと判定し該燃料電池の発電を停止するアイドル停止手段と、
    前記アイドル停止手段がアイドル運転を停止すべきと判定したときであって前記アノード極の水素ガス供給圧と大気圧との差圧が所定値以上である場合には前記アイドル運転の停止を禁止するアイドル停止禁止手段と、
    を備えた車両用燃料電池システムにおいて、
    前記アイドル停止禁止手段が前記燃料電池のアイドル運転の停止を禁止した場合に前記カソード極の空気圧を徐々に低下させながら前記燃料電池の発電を継続することにより前記アノード極の水素ガス供給圧を低下させる第2のアノード圧低下手段を、さらに備えたことを特徴とする車両用燃料電池システム。
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