JP4992258B2 - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP4992258B2
JP4992258B2 JP2006074424A JP2006074424A JP4992258B2 JP 4992258 B2 JP4992258 B2 JP 4992258B2 JP 2006074424 A JP2006074424 A JP 2006074424A JP 2006074424 A JP2006074424 A JP 2006074424A JP 4992258 B2 JP4992258 B2 JP 4992258B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power generation
fuel cell
mode
power
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006074424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007250427A (ja
Inventor
仁 五十嵐
伸孝 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2006074424A priority Critical patent/JP4992258B2/ja
Publication of JP2007250427A publication Critical patent/JP2007250427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4992258B2 publication Critical patent/JP4992258B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来、車両に搭載され、車両がアイドル停止状態である場合には、燃料電池で発電を行うために駆動させる機器の動作を停止して発電を休止し、不要な電力消費を抑えて燃費の向上を図る燃料電池システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかし、車両がアイドル停止状態で発電を休止した場合、燃料電池システムの状態(例えば燃料ガスの圧力が低すぎるなど)によっては、その後発電を再開するときに支障(燃料ガス圧力の上昇遅れなどの支障)が生じ、必要な発電電力が得られないことがあり得る。
そこで、発電を休止したときに燃料電池に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを封入するように制御を行う燃料電池システムが知られている。このシステムでは、クロスリークなどによって燃料ガスおよび酸化剤ガスが減少したとしても、新たに燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池に供給して、燃料電池に所定量のガスを常時封入するように調整している(例えば特許文献2参照)。
特開2001−359204号公報 特開2004−172028号公報
しかし、従来の燃料電池システムでは、温度などの要因によって封入するガス量に誤差が生じてしまう。例えば、燃料電池の燃料極側に供給する水素ガス量を制御可能な水素調圧弁は温度によって指令開度と実開度に誤差が生じる。このため、水素調圧弁の温度状態によって、燃料電池に封入するガス量に変化が生じてしまう。これにより、目標となる量のガスを燃料電池に封入することができず、発電再開時に必要な発電電力が得られないことがあり得る。なお、この問題は、他の機器等の温度、弁駆動時の電圧、燃料電池システムの周囲の大気圧、および燃料電池の目標圧力などの要因によっても同様に生じる問題である。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、発電再開時に発電性能の向上を図ることが可能な燃料電池システムを提供することにある。
本発明の燃料電池システムは、燃料電池と、蓄電手段と、制御手段とを備えている。燃料電池は、燃料ガスの供給を受ける燃料極と酸化剤ガスの供給を受ける酸化剤極とを有し、供給された燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電するものである。蓄電手段は、要求された電力量のうち前記燃料電池から供給できない不足分の電力量を供給するものである。制御手段は、要求された電力量を前記燃料電池又は前記燃料電池と前記蓄電手段とによって供給する通常発電モードと、要求された電力量を前記蓄電手段によって供給する発電休止モードとを切替可能なものである。さらに、制御手段は、発電休止モードにおいて所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池に封入すると共に、要求された電力量を蓄電手段によって供給可能であり、かつ、燃料電池極への燃料ガスの供給を制御する弁の温度が所定温度以上である場合に、通常発電モードから発電休止モードへの切替を行う構成となっている。
本発明によれば、所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池内に封入するにあたり誤差となる要因が所定条件を満たす場合に通常発電モードから発電休止モードへの切替を行う。このため、温度などの誤差要因により封入するガス量に変化が生じてしまい、所望する量のガスを燃料電池に封入できなくなってしまう場合などには、そもそも発電休止モードに移行させなくすることができる。これにより、発電再開時に所望の電力が得られなくなってしまう頻度を抑制することができる。従って、発電再開時に発電性能の向上を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の本実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。同図に示すように、燃料電池システム1は、燃料電池10と、燃料ガス供給系20と、ガス循環系30と、ガス排出系40と、酸化剤ガス供給系50と、酸化剤ガス排出系60とを備えている。
燃料電池10は、燃料ガス(水素ガス)の供給を受ける燃料極と、酸化剤ガス(酸素)の供給を受ける酸化剤極とを有し、供給された燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電するものである。このとき、燃料電池10では、
燃料極 :H→2H+2e
酸化剤極:2H+2e+(1/2)O→H
なる反応により発電が行われることとなる。また、燃料極と酸化剤極とは電解質膜を挟んで重ね合わされて発電セルを構成しており、燃料電池10は、これら発電セルが複数層積層されたスタック構造となっている。
燃料ガス供給系20は、水素タンク21と、水素ガス導入配管22と、水素タンク元弁23と、減圧弁24と、水素調圧弁25とからなっている。水素タンク21は、燃料電池10の燃料極に供給する水素ガスを蓄えておくものである。水素ガス導入配管22は水素タンク21と燃料電池10の燃料極側入口とを接続し、水素タンク21からの水素ガスを燃料電池10の燃料極まで導くものである。水素タンク元弁23は、水素タンク21と水素ガス導入配管22との接続部分に設けられ、開閉動作することにより水素ガスを水素ガス導入配管22に流したり遮断したりするものである。減圧弁24は、水素ガス導入配管22に設けられ、開閉動作によって水素ガス圧力を減圧するものである。水素調圧弁25は、水素ガス導入配管22のうち減圧弁24から燃料電池10に至るまでの部分に設けられ、燃料電池10の燃料極側に供給される水素ガス量を制御するものである。また、水素調圧弁25は、水素ガスの供給量を制御することにより燃料電池10の燃料極側の圧力を調整可能となっている。この水素調圧弁25は、温度によって駆動コイルに流れる電流が変化したり、機械系の摩擦が変化したりするようになっている。このため、水素調圧弁25は、温度によって指令開度に対する実開度が変化する特性を持っている。特に、水素調圧弁25は、温度が高くなるほど、指令開度に対する実開度の誤差が小さくなる。
ガス循環系30は、発電に寄与することなく排出された燃料ガスを再利用するためのものであって、循環配管31とガス循環装置32とを備えている。循環配管31は、一端が燃料電池10の燃料極側出口に接続され、他端が水素調圧弁25と燃料電池10の燃料極側入口との間の水素ガス導入配管22に接続されており、燃料電池10の燃料極側から排出されたオフガスを循環させて再度燃料電池10の燃料極側に送り込む流路となるものである。ガス循環装置32は、循環配管31上に設けられ、燃料電池10の燃料極側から排出されたガスを循環させて再度燃料電池10の燃料極側に送り込む動力源となるものである。
ガス排出系40は、ガス循環装置32によって送り出されるガスが燃料電池10に至るまでの区間における循環配管31と外部とを連通させて、燃料電池10の燃料極側のガスを外部に排出するものである。このガス排出系40は、ガス排出配管41と、パージ弁42とを備えている。ガス排出配管41は、一端がガス循環装置32から燃料電池10に至るまでの循環配管31に接続され、他端が外部につながっている。パージ弁42は、開閉自在に制御されるものであり、開閉動作することにより流路を遮断したり開放したりしてガスの排出を制御するものである。
酸化剤ガス供給系50は、コンプレッサ51と、空気供給配管52とからなっている。コンプレッサ51は、外気を取り込み圧縮して燃料電池10の酸化剤極側に送り込むものである。このコンプレッサ51は、温度が上昇することで体積効率が悪化し、回転数に対する流量特性が悪化する。すなわち、コンプレッサ51は、温度が上昇すると指令した流量を送出でき難くなり、指令流量との誤差が大きくなる。また、コンプレッサ51は、大気圧力が低下すると吸入する空気密度が低下するため、回転数に対する流量特性が悪化する。すなわち、コンプレッサ51は、大気圧が1atmより低くなる高地などにおいて、指令した流量を送出でき難くなり、指令流量との誤差が大きくなってしまう。空気供給配管52は、コンプレッサ51と燃料電池10の酸化剤極側入口とを接続するものであり、コンプレッサ51により圧送される空気を燃料電池10の酸化剤極側に導くものである。
酸化剤ガス排出系60は、酸化剤ガス排出配管61と、空気調圧弁62とを備えている。酸化剤ガス排出配管61は、燃料電池10の酸化剤極側と外部とを接続し、燃料電池10の酸化剤極側から排出されたガスを外部に導くものである。空気調圧弁62は、酸化剤ガス排出配管61上に設けられ、外部に排出するガス量を制御するものである。
さらに、本実施形態に係る燃料電池システム1は、各種センサ71〜77、パワーマネージャー80、バッテリ(蓄電手段)90、バッテリコントローラ100、駆動モータ110、希釈装置120、およびコントローラ(制御手段)130を備えている。
各種センサ71〜77のうち、第1圧力センサ(燃料極側圧力検出手段)71は、水素調圧弁25から燃料電池10の燃料極側入口に至るまでの水素ガス導入配管22上に設けられ、設置個所のガス圧力を検出するようになっている。また、第2圧力センサ72は、循環配管31上に設けられ、設置個所のガス圧力を検出するようになっている。
第3圧力センサ73は、コンプレッサ51から燃料電池10の酸化剤極側入口に至るまでの空気供給配管52上に設けられ、燃料電池10の酸化剤極側の圧力を検出する構成となっている。大気圧センサ74は、周囲の気圧を検出するものである。電圧センサ75は、単セルごと、または複数セルごとに電圧を測定するものである。第1温度センサ76は、水素調圧弁25の代表温度を検出するものである。第2温度センサ77は、コンプレッサ51の代表温度を検出する。
パワーマネージャー80は、燃料電池10から電力を取り出して、バッテリ90や駆動モータ110へ電力を供給するものである。また、パワーマネージャー80は、電力取り出し制御のために、燃料電池10から取り出す電流の値を計測する機能を有している。
バッテリ90は、要求された電力量(駆動モータ110の駆動に必要な電力量)のうち燃料電池10から供給できない不足分の電力量を駆動モータ110に供給するものである。また、バッテリ90は、燃料電池システム1で発電を行うために必要な補機類を駆動させるために必要な電力を供給するようにもなっている。さらに、バッテリ90は、逆に燃料電池10の発電電力が余剰になったときに電力を蓄電し、且つ、駆動モータ110の回生電力についても蓄電するようになっている。
バッテリコントローラ100は、バッテリ90の残容量を検出するものであり、検出結果をコントローラ130に送信する構成となっている。希釈装置120は、ガス排出配管41上に設けられ、ガス排出系40から排出されるガスを希釈するものである。コントローラ130は、燃料電池システム1の運転状態(各種弁、ガス供給および排出、並びに電力の取出など)を制御するものである。例えばコントローラ130は、水素タンク21の高圧水素を減圧弁24で所定圧力まで減圧し、所望の水素供給量を満たすような水素圧にするべく第1圧力センサ71の検出値を参照しながら水素調圧弁25を制御する。また、コントローラ130は、所望の空気供給量を満たすような空気圧にするべく第2圧力センサ72の検出値を参照しながらコンプレッサ51の回転数を制御する。特にコントローラ130は、燃料電池10から大電流を取り出したい場合には、水素調圧弁25およびコンプレッサ51を制御して燃料極側および酸化剤極側を加圧し、燃料電池10内の化学反応効率を上げる。
さらに、コントローラ130は、要求された電力量を燃料電池10のみ又は燃料電池10とバッテリ90とによって供給する通常発電モードと、要求された電力量をバッテリ90のみによって供給する発電休止モードとを切替可能に構成されている。
ここで、コントローラ130についてより詳しく説明する。図2は、図1に示したコントローラ130の詳細を示す構成図である。同図に示すようにコントローラ130は、発電電力決定部131、発電休止モード切替部132、発電休止モード時制御部133、通常発電モード切替部134、通常発電モード時制御部135、および電力検出部(電力検出手段)136を有している。
発電電力決定部131は、移動体の運転者が要求する駆動力値を検知し、検出値とバッテリ90の供給可能電力などに応じて、燃料電池10の目標発電電力を決定するものである。発電休止モード切替部132は、燃料電池10の目標発電電力、車両の走行状況、バッテリ90の状態、ならびに燃料電池システム1の状態に基づいて、燃料電池の運転モードを、通常発電モードから発電休止モードの切り替えるか否かを決定するものである。
発電休止モード時制御部133は、発電休止モード中の燃料電池システム1の制御を行うものである。通常発電モード切替部134は、燃料電池システム1の運転モードを、発電休止モードから通常発電モードへの切り替えるか否かを決定するものである。通常発電モード時制御部135は、通常発電モード中の燃料電池システム1の制御を行うものである。
電力検出部136は、発電休止モードから通常発電モードへの切替を行って燃料電池10による発電を再開した結果、再開された発電が正常であったか否かを特定条件のもと判断するものである。この電力検出部136は、発電休止モードから通常発電モードへ切り替わる際に、燃料電池10での目標発電電力と実際の発電電力との差を計算したり、バッテリ90からの持ち出し電力の大きさを計測したりすることで、再開された発電が正常であったか否かを判断する。
さらに、本実施形態においてコントローラ130の発電休止モード時制御部133は、発電休止モードにおいて所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入しておく構成となっている。すなわち、発電休止モード時制御部133は、水素調圧弁25、パージ弁42および空気調圧弁62を閉じ、且つコンプレッサ51を停止させて、所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入する。また、コントローラ130は、所定量のガスの封入した後、その封入状態を維持できるように、水素調圧弁25、パージ弁42および空気調圧弁62の開度を、およびコンプレッサ51の回転数を調整する。
また、発電休止モード切替部132は、所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10内に封入するにあたり誤差となる要因を、通常発電モードから発電休止モードへの切替条件として記憶している。また、発電休止モード切替部132は、この切替条件が所定条件を満たす場合に通常発電モードから発電休止モードへの切替を行うようになっている。
次に、本実施形態に係る燃料電池システム1の動作を説明する。図3は、本実施形態に係る燃料電池システム1の動作を示すフローチャートであり、通常発電モードから発電休止モードへ移行するか否かを判断する処理を示している。
図3に示すように、まず、発電休止モード切替部132は、発電電力決定部131により決定された目標となる発電電力が所定値以下であるか否かを判断する(ST1)。目標となる発電電力が所定値以下でないと判断した場合(ST1:NO)。所定値以下であると判断されるまで、この処理を繰り返すこととなる。一方、目標となる発電電力が所定値以下であると判断した場合(ST1:YES)、発電休止モード切替部132は、車速が所定車速以下であるか否かを判断する(ST2)。
車速が所定車速以下でないと判断した場合(ST2:NO)、処理はステップST1に移行する。車速が所定値以下であると判断した場合(ST2:YES)、発電休止モード切替部132は、バッテリ90の残容量が所定容量以上であるか否かを判断する(ST3)。
バッテリ90の残容量が所定容量以上でないと判断した場合(ST3:NO)、処理はステップST1に移行する。バッテリ90の残容量が所定容量以上であると判断した場合(ST3:YES)、発電休止モード切替部132は、発電休止モードに移行しその後通常発電モードに移行したとき、すなわち発電再開時に支障無く発電を行うことができるか否かを判断する(ST4)。例えば、燃料電池10の電圧が所定値以下のときに発電を休止してしまうと、発電再開時に安定した発電ができずに、移動体の駆動力に支障がでるため、発電休止モードへの移行を行わない。特に、本実施形態において発電休止モード切替部132は、水素調圧弁25の温度(切替条件)が第1所定温度T1℃以上(所定条件)であるか否か、および、コンプレッサ51の温度(切替条件)が第2所定温度T2℃以(所定条件)であるか否かを判断する。そして、発電休止モード切替部132は、温度条件のいずれか一方でも満たさない場合には、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入できず、発電再開時に安定した発電ができない可能性があると判断し、発電休止モードへの移行を行わない。
ここで、発電再開時に支障無く発電を行うことができないと判断した場合(ST5:YES)、処理はステップST1に移行する。一方、発電再開時に支障無く発電を行うことができると判断した場合(ST5:NO)、コントローラ130は、発電休止モードを開始する(ST5)。そして、図3に示す処理は終了する。
図4は、本実施形態に係る燃料電池システム1の動作を示すフローチャートであり、発電休止モードから通常発電モードへ移行するか否かを判断する処理を示している。まず、発電休止モードにおいて発電休止モード時制御部133は、パージ弁42を閉じる(ST11)。次いで、発電休止モード時制御部133は水素調圧弁25を全閉とする(ST12)。そして、発電休止モード時制御部133は、コンプレッサ51を停止させ(ST13)、パワーマネージャー80を制御して電流の取り出しを停止する(ST14)。
次に、通常発電モード切替部134は、通常発電モードに移行するか否かを判断する(ST15)。このとき、通常発電モード切替部134は、例えば運転者が要求する駆動力が増加し、燃料電池10での発電を再開しないと電力供給が満たされない場合や、バッテリ90残量が不足して、電力供給を満たすことができないなどの条件が成立した場合には、通常発電モードに移行すると判断する。
通常発電モードに移行しないと判断した場合(ST15:NO)、発電休止モード時制御部133は、燃料極側の残水素量と酸化剤極側の残酸素量とを制御する(ST16)。ここで、燃料電池10の燃料極側の水素ガスが電解質膜を通じてクロスリークし、酸化剤極側の酸素と反応する。これにより、燃料極側の残水素量は減少していくこととなる。このため、発電休止モード時制御部133は、燃料極側の残水素量を所定量に維持するように、パージ弁42を閉じ水素調圧弁25の開度を制御することとなる。また、同様に発電休止モード時制御部133は、酸化剤極側の残酸素量を所定量に維持するように、コンプレッサ51の回転数および空気調圧弁62の開度を制御することとなる。
ところが、温度条件によっては水素調圧弁25の開度にズレが生じて残水素量が少なくなってしまうことがあり得る。同様に、温度条件によって空気調圧弁62の開度にもズレが生じ、残酸素量が少なくなってしまうことがあり得る。さらに、大気圧によってコンプレッサ51から供給される酸素量に変化が生じる。
そこで、通常発電モード切替部134は、残水素量が第1所定値以上であるか否かを判断する(ST17)。残水素量が第1所定値以上でないと判断した場合(ST17:NO)、処理はステップST1に移行する。一方、残水素量が第1所定値以上であると判断した場合(ST17:YES)、通常発電モード切替部134は、残酸素量が第2所定値以上であるか否かを判断する(ST18)。残酸素量が第2所定値以上でないと判断した場合(ST18:NO)、処理はステップST1に移行する。一方、残酸素量が第2所定値以上であると判断した場合(ST18:YES)、処理はステップST15に移行する。このように、通常発電モード切替部134は、ステップST17およびST18の処理によって、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入できているか否かを判断している。
ところで、ステップST15において、発電休止モード時制御部133が通常発電モードに移行すると判断した場合(ST15:YES)、コントローラ130は、通常発電モードを開始する(ST19)。そして、図4に示す処理は終了する。
図5は、本実施形態に係る燃料電池システム1の動作を示すフローチャートであり、通常発電モード時に実行される処理を示している。図5に示すように、まず、コントローラ130は、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを封入できたか否かを判断する(ST21)。すなわち、コントローラ130は、図4に示したステップST17またはST18の処理で「NO」となったか否かを判断することとなる。
ここで、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを封入できたと判断した場合(ST21:YES)、コントローラ130は、前回の発電再開時の発電が正常であったか否かを判断する(ST22)。このとき、コントローラ130は、目標発電電力量と実際の発電電力量との差が一定値以下であるか否かに基づいて発電再開時の発電が正常であったか否かを判断する。また、コントローラ130は、燃料電池10の発電不足によってバッテリ90の最大放電電流以上の電流がバッテリ90から放電されたか否かに基づいて発電再開時の発電が正常であったか否かを判断する。
前回の発電再開時の発電が正常であったと判断した場合(ST22:YES)、図5に示す処理は終了する。他方、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを封入できなかったと判断した場合(ST21:NO)、または前回の発電再開時の発電が正常でなかったと判断した場合(ST22:NO)、コントローラ130は、発電休止モードへの移行を禁止する(ST23)。
次いで、コントローラ130は、通常発電モードから発電休止モードへの切替判断を行う際の所定条件を変更する(ST24)。このとき、コントローラ130は、通常発電モードから発電休止モードへの切替頻度が現在の頻度よりも減少するように所定条件を変更する。これにより、通常発電モードから発電休止モードへ移行しにくくなり、発電再開時に所望の電力が得られなくなってしまう事態を防止することができる。
図6は、図5に示したステップST24の具体例を示す図である。例えば、コントローラ130は、水素調圧弁25の温度を通常発電モードから発電休止モードへの切替条件として記憶しているものとする。まず、初期状態でコントローラ130は、水素調圧弁25の温度がT度以上であるか否かを判断し、T度以上である場合に発電休止モードへ移行するものとする。図5に示したステップST24では、この温度T度以上という条件を、温度Tをより高い温度T’という条件に変更する。これにより、水素調圧弁25の温度がT’度以上でなければ、発電休止モードに移行しないこととなる。特に、水素調圧弁25は温度が高い方が指令開度と実開度との差が少なくなり誤差が小さくなる。このため、条件変更後に発電休止モードへ切り替えられた場合、封入するガス量が不足することが少なくなり、その後発電が再開されたときには、所望の電力が得られなくなってしまう頻度が減少することとなる。
再度、図5を参照する。コントローラ130は、発電休止モードにおいて燃料電池10に封入すべき燃料ガス量および酸化剤ガス量の目標値を増加させる(ST25)。なお、ステップST25の処理はステップST21において「NO」と判断された場合には実行されず、ステップST22において「NO」と判断された場合のみに実行されてもよい。このように、ステップST25において封入すべき燃料ガス量および酸化剤ガス量の目標値を増加させることで、次回以降の発電再開時には多量の燃料ガス等が燃料電池に封入されることとなり、発電再開時の電力の取り出しをスムーズに行うことができる。
その後、コントローラ130は、移動体運転者から要求される発電電力量が所定電力以上か否かを判断する(ST26)。ここで、移動体運転者から要求される発電電力量が所定電力以上でないと判断した場合(ST26:NO)、所定電力以上であると判断されるまで、この処理が繰り返される。一方、システム利用者によってアクセルペダルが踏み込まれたなどの所定操作がされて、要求される発電電力量が所定電力以上となった場合(ST26:YES)、コントローラ130は、通常発電モードから発電休止モードへの移行禁止を解除する(ST27)。そして、図5に示す処理は終了することとなる。
このようにして、本実施形態に係る燃料電池システム1によれば、所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10内に封入するにあたり誤差となる要因が所定条件を満たす場合に通常発電モードから発電休止モードへの切替を行う。このため、温度などの誤差要因により封入するガス量に変化が生じてしまい、所望する量のガスを燃料電池10に封入できなくなってしまう場合などには、そもそも発電休止モードに移行させなくすることができる。これにより、発電再開時に所望の電力が得られなくなってしまう頻度を抑制することができる。従って、発電再開時に発電性能の向上を図ることができる。
また、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入できなかったと判断した場合、通常発電モードから発電休止モードへの切替頻度が現在の頻度よりも減少するように所定条件を変更する。これにより、通常発電モードから発電休止モードへ移行しにくくなり、発電再開時に所望の電力が得られなくなってしまう頻度を減少させることができる。特に、水素調圧弁25は温度が高い方が指令開度と実開度との差が少なくなり誤差が小さくなる。このため、水素調圧弁25の温度がT度以上であるか否かがモード切替の所定条件である場合、この温度Tをより高い温度T’に変更することにより、指令開度と実開度との差を少なくし、燃料電池10に封入するガス量を正確なものにすることができる。これにより、発電休止モードへ切り替えられ、その後発電が再開された場合、所望の電力が得られなくなってしまう頻度が減少することとなる。従って、発電再開時に発電性能の向上を図ることができる。
また、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入できなかったと判断した場合、通常発電モードから発電休止モードへの移行を禁止し、その後システム利用者による所定操作を検出したときに、通常発電モードから発電休止モードへの移行禁止を解除する。ここで、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入できずに通常発電モードに移行した場合、移動体運転者の要求する発電電力量が小さいまま場合があり、即座に発電休止モードに移行してしまうことがある。すなわち、発電休止モードへの移行条件の1つには運転者の要求する発電電力量が小さいことがあり、発電休止モードへ移行したときには要求発電電力量は小さい。このような場合で、所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池10に封入できずに通常発電モードに移行した場合、要求発電電力量は小さいままであることがあり、発電休止モードへの移行条件の1つを満たし、即座に発電休止モードに移行してしまうことがある。しかし、本実施形態のように、通常発電モードから発電休止モードへの移行を禁止することで、短時間でモード切替が起こってしまうことを防止することができる。
また、システム利用者によって、燃料電池に要求する発電電力量が所定電力以上となる操作を検出したときに、通常発電モードから発電休止モードへの移行禁止を解除する。このため、一旦要求する発電電力量が高くなってから発電休止モードへの移行禁止を解除することとなり、要求する発電電力量が小さいまま発電休止モードへの移行禁止が解除されて、即座に発電休止モードに移行してしまうことを防止することができる。従って、短時間でモード切替が起こってしまうことを防止することができる。
また、発電休止モードから通常発電モードへの切替を行って燃料電池10による発電を再開した結果、再開された発電が正常であったか否かを特定条件のもと判断する電力検出部136を有する。このため、再開後の発電について診断することができる。
また、再開された発電が正常でなかったと判断された場合、通常発電モードから発電休止モードへの切替頻度が現在の頻度よりも減少するように所定条件を変更する。このように、再開された発電が正常でない場合に、発電休止モードへ移行し難くすることで、次回以降の発電再開時に正常でない発電を行ってしまう頻度を少なくすることができる。
また、再開された発電が正常でなかったと判断された場合、発電休止モードにおいて燃料電池10に封入すべき燃料ガス量および酸化剤ガス量の目標値を増加させる。これにより、次回以降の発電再開時には多量の燃料ガス等が燃料電池10に封入されることとなり、発電再開時の電力の取り出しをスムーズに行うことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態を組み合わせるようにしてもよい。
本発明の本実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。 図1に示したコントローラの詳細を示す構成図である。 本実施形態に係る燃料電池システムの動作を示すフローチャートであり、通常発電モードから発電休止モードへ移行するか否かを判断する処理を示している。 本実施形態に係る燃料電池システムの動作を示すフローチャートであり、発電休止モードから通常発電モードへ移行するか否かを判断する処理を示している。 本実施形態に係る燃料電池システムの動作を示すフローチャートであり、通常発電モード時に実行される処理を示している。 図5に示したステップST24の具体例を示す図である。
符号の説明
1…燃料電池システム
10…燃料電池
20…燃料ガス供給系
21…水素タンク
22…水素ガス導入配管
23…水素タンク元弁
24…減圧弁
25…水素調圧弁
30…ガス循環系
31…循環配管
32…ガス循環装置
40…ガス排出系
41…ガス排出配管
42…パージ弁
50…酸化剤ガス供給系
51…コンプレッサ
52…空気供給配管
60…酸化剤ガス排出系
61…酸化剤ガス排出配管
62…空気調圧弁
71…第1圧力センサ
72…第2圧力センサ
73…第3圧力センサ
74…大気圧センサ
75…電圧センサ
76…第1温度センサ
77…第2温度センサ
80…パワーマネージャー
90…バッテリ(蓄電手段)
100…バッテリコントローラ
110…駆動モータ
120…希釈装置
130…コントローラ(制御手段)
131…発電電力決定部
132…発電休止モード切替部
133…発電休止モード時制御部
134…通常発電モード切替部
135…通常発電モード時制御部
136…電力検出部(電力検出手段)

Claims (6)

  1. 燃料ガスの供給を受ける燃料極と酸化剤ガスの供給を受ける酸化剤極とを有し、供給された燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電する燃料電池と、
    要求された電力量のうち前記燃料電池から供給できない不足分の電力量を供給する蓄電手段と、
    要求された電力量を前記燃料電池又は前記燃料電池と前記蓄電手段とによって供給する通常発電モードと、要求された電力量を前記蓄電手段によって供給する発電休止モードとを切替可能な制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、発電休止モードにおいて所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池に封入すると共に、要求された電力量を前記蓄電手段によって供給可能であり、かつ、前記燃料電池極への燃料ガスの供給を制御する弁の温度が所定温度以上である場合に、通常発電モードから発電休止モードへの切替を行う
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制御手段は、発電休止モード中に所定量の燃料ガスを燃料電池に封入できなかったと判断した場合、通常発電モードから発電休止モードへの切替頻度が現在の頻度よりも減少するように前記所定温度をより高い温度に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記制御手段は、発電休止モード中に所定量の燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池に封入できなかったと判断した場合、通常発電モードから発電休止モードへの移行を禁止し、その後システム利用者によって燃料電池に要求する発電電力量が所定電力以上となる操作を検出したときに、通常発電モードから発電休止モードへの移行禁止を解除する
    ことを特徴とする請求項に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御手段は、発電休止モードから通常発電モードへの切替を行って燃料電池による発電を再開した結果、再開された発電が正常であったか否かを特定条件のもと判断する電力検出手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御手段は、前記電力検出手段により再開された発電が正常でなかったと判断された場合、通常発電モードから発電休止モードへの切替頻度が現在の頻度よりも減少するように前記所定温度をより高い温度に変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記制御手段は、前記電力検出手段により再開された発電が正常でなかったと判断された場合、発電休止モードにおいて燃料電池に封入すべき燃料ガス量および酸化剤ガス量の目標値を増加させ
    ことを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の燃料電池システム。
JP2006074424A 2006-03-17 2006-03-17 燃料電池システム Expired - Fee Related JP4992258B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006074424A JP4992258B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006074424A JP4992258B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007250427A JP2007250427A (ja) 2007-09-27
JP4992258B2 true JP4992258B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=38594478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006074424A Expired - Fee Related JP4992258B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4992258B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199940A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP5651531B2 (ja) * 2011-05-18 2015-01-14 本田技研工業株式会社 燃料電池車両

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3858799B2 (ja) * 2002-10-04 2006-12-20 日産自動車株式会社 燃料電池車両及びその制御方法
JP3866187B2 (ja) * 2002-11-21 2007-01-10 本田技研工業株式会社 燃料電池自動車

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007250427A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8071249B2 (en) Fuel cell system and mobile article
JP5105223B2 (ja) 燃料電池システム
JP5224082B2 (ja) 燃料電池システム及びその排水制御方法
US8192884B2 (en) Fuel cell system and mobile object
US10177390B2 (en) Fuel cell system and method for controlling the same
US20100216045A1 (en) Fuel cell system and control method thereof
JP4883360B2 (ja) 燃料電池システム
US9450257B2 (en) Fuel cell system and its control method
JPWO2013157488A1 (ja) 燃料電池システム
JP2008047353A (ja) 燃料電池システム
JP2008130442A (ja) 燃料電池システム
US7442458B2 (en) Fuel cell system and activation system thereof
JP4353296B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池の起動方法
JP4992258B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007280801A (ja) 燃料電池システムとオフガスパージ方法
JP2009021025A (ja) 燃料電池システム及び移動体
JP2008010188A (ja) 燃料電池システム
JP2009158268A (ja) 燃料電池システム
JP2010146788A (ja) 燃料電池システム、およびその起動時における開弁動作の制御方法
JP4992255B2 (ja) 燃料電池システム
JP4998695B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007323873A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2006309977A (ja) 燃料電池システム
JP5170529B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2008218034A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090204

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20110907

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120410

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees